comfortable diary



憎い肉。

一気に冬になりました。

寒いっての。

寒いから脂肪を蓄えようとしてるのでしょうか、
食欲が留まることを知りません。

欲しています、脂肪。

ギブミー脂肪ってな具合に。

女性は子宮を守るために下腹部に肉がつくと言われてますが。

今のところ、子宮を守る予定がございませんので(爆)
お願いですから、頬とかについてもらえませんか。

下半身に集中してつくのだけはやめて、肉っ!(*`Д´)ノ



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2004年11月29日(月)

なごり雪。

『チルソクの夏』を観た。
佐々部監督が好きなのと、巷では何気に評判がよいので。

70年代の高校生女子4人組の話なのだけど、これがまたヒジョーに
恥ずかしいのだ!ひゃー!こんな恥ずかしい台詞をよくも!とか
思いつつも、ラストとか号泣してるんだけど。

「親友と友達は一体どう違うの」という台詞があって、ドキリとする。
この映画は恋愛映画であるけれども、わたしにとっては女子の友情
物語だったんだよなぁ。彼女らの一喜一憂に一緒になって泣いたり
笑ったりしてた。上野樹里ちゃんてやっぱりいいなぁ。

その映画の核となっている歌が「なごり雪」
女子4人でそれを歌うシーンがまたコテコテで、あんな恥ずかしいこと
できなーい!とか思っていたのだけど、げげ、わたしにもあるじゃん!
「なごり雪」の思ひ出!…そういう時代だったのかな。

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札幌に住んでるHちゃん。彼女は高校に編入してきた転校生だった。
彼女の類稀なる純粋さゆえ、彼女を天使のように思っていたひとも
たくさんいたはず。彼女は高校んときも、そして今も変わらない。
いつもぽわぽわとしている。

人に気を遣いすぎるところは、たぶん転校ばかりしてたから。
そんな彼女は高校3年のとき、また東京へ行くことになる。

ウマが合ってたかどうかはわからない。
四六時中一緒にいたわけでもない。
けれど一度だけ彼女が私の家に遊びにきたことがある。
冬の寒い日だった。

いろんなことを話した。たぶん人生のこととか。
18歳の語る人生なんて可愛いものだったけれど、わたしたちには
大きな問題だった。たくさん話した。話すというより語ったという
感じ。お互いを分かり合えた気がしたのもそのときだった。

高校生だったので、夕暮れ時に彼女をバス停まで送っていった。
たぶん彼女とこうして話すのも最後という日だった。

バス停までの15分もの距離を、わたしたちは他愛のない会話で
やり過ごした。やっと親友になれた気がしたのに、彼女はもういなく
なるのだ。今のように携帯やメールのない時代。次に会えるのは
年単位だということもわかっていた。

バス停に着いた。雪の日だからバスも遅れているらしい。
どっちから歌い始めたかは覚えてない。バスを待っていたからふと
口ずさんだ…その程度だったんだろう。

♪汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる 
 季節外れの雪が降ってる〜

2人で静かに歌ってた。

♪動き始めた汽車の窓に 顔をつけて君は何か言おうとしている
 君のくちびるがさようならと動くことが怖くて下を向いてた

泣きそうだった。でも泣かなかった。
でも彼女が「バイバイ」と何回も言い、バスに乗って去って行った
瞬間、ぶわっと涙が出た。涙を拭きながら歩いた帰り道。
火照った頬に、雪が冷たかったことを今も覚えてる。

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なんだか今思うとちょっと恥ずかしい。青い思い出。
でもあの頃は、いろんなことにヒタムキだったなぁと思う。
文字や映像にすれば恥ずかしいことだろう。
うわ、こんなことやってたのかよ!みたいなそんな出来事。

だけど、それをいい思い出だなーと思える自分もちょっと好き。
彼女とは今も変わらずいろんなことを話せる相手。
この間も、電話で少女のような悩みを打ち明けてきた。
一喝しておきましたがね。きみ、もう少しスレたほうがいいよと(笑)

『チルソクの夏』、恥ずかしい青春を送った人にはオススメです。
感想はいずれ映画のコーナーで。(今日は無理。寝る。)



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2004年11月28日(日)

カラオケの友。

カラオケしたーい。

たまにそういう欲求がふつふつと沸く。

わたしがカラオケしたいとき。それはただひとつ。

イライラが募ったとき。発散したいとき。暴れたいとき。

昔はカラオケ友達という専属の友人がいた。
わたしがまだシングルCD(マキシシングルではない時代・汗)を
しこたま借りて、流行の曲をテープやMDに編集するというマメな
ことを苦もなくやってたときの頃だ。>恐ろしい。

昔、1曲100円というカラオケ時代があったのをご存知か。
カラオケの番号を間違った日にゃー、100円まるごと損するのだ。
1時間でほぼ10曲。1曲ごとにチャリーンと100円を投入して
カラオケ。いま考えるとかなり貧乏くさい。

1000円を両替して、乗り込むのだ。
そして相手の歌なぞ聴かずに、自分の歌いたい曲のみを熱唱。
気が向けばそのあとゴハンなんぞ食べて帰る。

かなり通ったなぁ。

男子のカラオケの友もいた。
カラオケの友というのは、相手の歌を真剣に聴いちゃいけない。
そういう人(真剣に聴く人)とカラオケに行くと恥ずかしい。
わたしが歌っている間は、どうぞカラオケ本で次の曲でも選んでてと
思う。私の曲を聴くのは、次の曲が早く決まったときだけでいい。

その男子のカラオケの友はそのへんを心得ていた。
聴いていないわけじゃなく。好きな曲をわたしが入れたときは、
「わー、オレこれ好きなんだよ〜!」と言ってくれる。
だけど手を止めて真剣には聴かない。いや、聴いているのだけど、
かぶりつくように聴くフリはしないのだ。

さりげなく聴いている。
わたしの声が裏返ったら、ゲラゲラ笑う。
歌い終わって、彼の曲がすぐ入ったそのイントロ中に、わずかな
会話をする。その距離感がお互いに心地よかった。

なんにしてもそうだけど、カラオケにも相性はあるのだ。

彼はもう結婚しちゃったけど「カラオケ行くか?」って電話したら
絶対出てくる自信あり。

たまにそういうのもいいじゃないか。



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2004年11月26日(金)

ラヂオ出演。

本日、地元FM局の収録ですた。映画祭のPRです。

たぶん29日に放送になるだろうと思われ。

今回は収録とゆーことで、いつもの生放送とは違い幾分リラックス。
っが、放送時間が8分30秒という長い時間ですわよ。
なにをそんなに話すことがあるんですかね。>他人事。

でも一応、原稿を作っていきましたよ。エライなぁ、わし。
月曜日にやっておいてヨカッタ。

電話での収録ということで、相手の顔も見えない。逆にキンチョー。

「加藤さーん?」

わざとらしくパーソナリティが呼びかける。
さっきまで打ち合わせの話をしていたのに(≧m≦)

しかもわたしもいい気になって、

「はーい♪」なんてヤケにハイトーンな返しをしてみたり。

しかも「おはようございます!」だって(笑)
事前の打ち合わせはなかったけれど「おはようございます!」と
元気に返してみた。お互い演技者よのぅ。

でもさすが相手はプロ。うまく言葉を引き出してくれます。

カミカミながらも、ラストか!ということろで、みっちゃん大ポカ。
ちょっと録り直し。

でもそれを原稿ナシでアドリブで話せという。
無理だじょー。わしゃそゆの苦手なんだじょー。

頭グルグルになりながらもなんとか終了。ふぃ〜(´Д⊂

事務所に戻ったら、脇の下から背中からお尻まで汗びっしょり!
わたしの制服のブラウスって水色なんですがね、脇下が青く変色
してましたからっ。緊張のアラワレですなぁ。



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2004年11月25日(木)

手帳についての雑記。

今日、手帳のレフィルを買いにいったんですよ。
どうしてああもダサいものしか売ってないんでしょうね。
田舎だからでしょーかねぇ。

昔は、彼とデイトしたときにはちょこっとマーキングしたりなんか
してましたがね、最近そーゆーのに枯渇してるとゆーか(汗)、いや
そうとまではいかなくてもWebでニッキ書いてるしってなもんで、
手帳もあまり活用しなくなりまして。

しかも、わたしの場合、手帳にスケジュールを書き込むと8割がた
キャンセルになるというイヤ〜なジンクスもありまして、もっぱら
映画を観たメモがわり。最近はそれも面倒で、今年の5月位から
スケジュール帳もマッシロ。あちゃー。

あ、それでも全然困らないんですわ。
振り返りたい過去なんてないですし(≧m≦)

でも困ったのが、年末も近くなってきて、今年観た映画が一目で
わからないってのが困りどころ。年間ベストも決められない(笑)

ってことで。
来年こそは真面目につけようと思って買いに行ったワケですが。

なんで犬とか猫とか、プーさんとかミッキーとかそんなんばっか
なんですかね。なんていうんですか、シンプルだけどちょっと
可愛げがあって、機能的で、5週あるときもきちんと5週目が
記載されてるようなのって皆無ですわよ。

わし、大嫌いなの。
5週目が4週目と2行に分割されてるヤツあるでしょ。アレ、アレ。
スケジュール帳なんやから、スケジュールきちんと書けるようで
いて欲しいねん。←なぜに関西弁。

結局気に入ったのがなかったので、今年は初めてマンスリーでは
なくウィークリーのを買ってみました。

書くとこイッパイ。なんだかちょっとだけ追い詰められた気分。



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2004年11月22日(月)

羞恥のレベル。

ちょっと遅れて、今日はわたしのお誕生会でした。
なんか照れる。

たまこさん、こずえ嬢、Y嬢、ミニーちゃん、シーちゃん(年齢順)
というメンバー。楽しかった。昼から集まって、気が付いたら7時
だった。慌てて帰ってきた次第。

そんときわたしがふいに漏らしたひとつの事実。
「え====@@」と言われたその事実。

書こうか書くまいか悩んだけど、やっぱり書こう。ネタだし。

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群馬のトイレの鍵って、北海道のソレとはちょっと形状が違って
ビックリ。北海道の鍵は、右から左へレバーをスライドして鍵を
かけるタイプが圧倒的。でも群馬で入ったトイレって、下から上へ
グルリとレバーを廻してかけるタイプが多かった。

そのトイレの鍵に慣れていないためか、みっちゃん失態。
伊参で頻尿だったことはニッキにも書いた。
本当に何度もトイレに入ったのだ。

そのとき鍵がしっかりかかっていなかったらしく、用をたしている
最中に、ぐわっ!っとドアを開けられたのだ!しかもおっちゃんに。

ぎゃっ!っと思ったけど後の祭り。
すぐに閉められたけど、本当に恥ずかしかった。

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わたしは今日、これをニッキに書き忘れたということを話したのだ。
すると「それは書かなくてもいいことじゃない?」とか、「わたし
だったら書けない〜!」とかそういう話なワケなのですよ。

でも恥ずかしいけれど、それは私にとって「ネタ」だった(笑)
「やっぱりみっちーねぇ、ただでは帰って来ないわね」というような
反応さえ楽しんじゃうくらいの余裕もあった。

わたしはコレをニッキに書ける。でも友人たちは書けない。
するとY嬢がいいことを言った。


「羞恥のレベルは人それぞれってことね」


全くその通り(・∀・)

わたしの書けないことはなんだろう。

いろいろあるな。書けないこと、たくさんあったものなぁ(苦笑)

あんなことやこんなこと。わたしの私生活は、実は羞恥に満ちている。



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2004年11月20日(土)

月とキャベツと湯気と星。vol.7

11月15日(月)

朝8:30、伊参スタッフの車に乗って、中之条まで。
お土産も頂いて、恐縮しきり。本当にお世話になりました…。
駅はことさら寒かった。思わずKIOSKでカイロを買う。
伊参スタジオ映画祭、万歳。また来るよ。さよなら伊参スタジオ

電車に揺られて高崎まで。高崎には某Dサイトマスターがいるのだ!
昨日逢っているから顔は大丈夫。一番の心配は、新幹線の乗換までの
時間が6分しかないことだ!大丈夫なのか、みっちゃん!

改札を抜けると、そこにはDちゃんが。
あぁ、これでもう大丈夫!Dちゃんは「お茶でいいですかっ!」と
言うので、「うんうん」と答える。自販でお茶を買うDちゃん。

新幹線に乗り込むとDちゃんは「お饅頭を買ってきたの」とバッグの
なかからお饅頭を取り出す。そのためのお茶だったのカっ!
お土産なんかをいただいて(これマジ美味いっす!毎日3袋までと
決めて食べてます。もうすぐ無くなります…。あぁ…。あぁ…。)
オタノシミなお土産もまたもらい、あっという間の50分。

車中、「わたしの印象は想像してたのとどうだった??」と聞くと
「全然違った!」という答えが帰ってきてオドロイタ。
わたし偽ってますかね?(・∀・)
聞くと「ミチヨさんは、もっとぽわ〜んとした人かと思ってた」と
言うのだ!もっとふくよかで(体ではなく気持ち的にという意味で)
もっと穏やかな感じかと。ってことはナンデスカ?わしは弾丸系?
「いやいや、思ってたよりもシャキシャキしてたというだけで」
…と細かい描写は忘れたけれど、こんな答え。まぢでーーーー?
わたしってこのまんまじゃないのーーー?ビックリ。

そんな2人がなぜ東京まで一緒に出かけたかとゆーと、某Tマダムと
ランチをする予定だから!Tマダムは、前日まで旅行に出かけていて
かなりお疲れのはずなのに私達のために時間を割いてくれたのだー。

前日マダムから『東京駅では南通路口。京葉線側』というメールを
もらっていた。なぜに出口が2つもあるのか東京駅っ!(*`Д´)ノ
わたしは北海道から出てきたオドオドしたヒグマのよう。
Dちゃんも「東京駅はわからないっすよー」って感じでオロオロ。
「八重洲口のほうだよ、きっと」と見当をつけて改札を出たら
マダムTが、おしとやかに駆け寄ってきた。
どこぞの奥さまがいらしたかと思った。>よいしょっと(笑)

こっそりDちゃんに「Tマダムの印象は?」って聞いたら、
「想像通り!」と帰ってきた。マヂですか====!\(゜ロ\)
ワタシだけ違うんですね…。他の皆さんはいかがでしたかっ?
わしはイメージと違った?聞きたいから教えてっ!BBSで!(笑)

そんでもって、ランチ場へ。そこはマダムTが予約をしてくれた
イタリア〜ン。あー、久し振りの洋食ぅ!うれすぃ〜(T_T)
マダムもそこは初めてのお店らしく、そこに辿り着くのに薬屋サンに
道を聞いたりしていた。頼もすぃ〜。

お店はねー、オサレなとこだった。味もね、美味しかった。
でも私とDちゃんはさっきの饅頭がきいて、たくさん食べられない。
マダムはどこまでもマダムで、メインの4種の肉のお料理に対して
「これは何のお肉なのかしら?」などと言って、お店のお姉さんを
泣かせて困らせていた。

マダムが「そうそう旅行先での某M♪さんと同じところにいたかも
しれなかったのー!」などという報告をフムフムと聞いたり、
「絶倫の倫」再びな会話をしたり、札幌のサイトマスターと私などを
称して「北海道サークル」と呼称し喜んだり、ふかふか博士の旦那様
は素敵だったとか、前回私と会ったときは静かなイメージがあったら
しく、今回とは雰囲気が全然違うと言われてみたり、「北海道勢の
中では私が一番大人しいのよ!」と力説してみたり(あら、なにか
間違いがございまして?(・∀・))、合間に本の話、映画の話、
トニーさんの話、「2046」の話、そしてネットのいろいろな問題点、
わたしたちが出会ったのは一体どこでどうやって?とか、誰が先か
とかどこですれ違ったかとか、そんな話を飽きることなくベラベラ!

x・)ぷっ。

途中、暴言吐きーの、お互い褒めあいーの、和気藹々と過ごしました。

楽しい時間とゆーのはどうしてこんなに過ぎるのが早いんでしょう!
あっと言う間に2時間経過。
それではそろそろ、今日のお楽しみ企画である「丸の内OAZO」にでも
行きましょうかということで、本好きサイトマスターズは喜々として
大型ブックセンターに向かうのである。

そこでは「これ面白い?」「まあまあよ」「これは?」「オススメ!」
「これ面白いって2人で言ってたよね?買おうかな?」「いや、そう
言われると自信なくなるし(-"-;)」「これは?」「買ったけどまだ
読んでいないのよ」「じゃ、買う(笑)」「あとで感想言い合いま
しょうね」「さっき話してたのコレよ」「あー、いい装丁ねぇ」

かしましいったらありゃしない。
そうこうしているうちに、Dちゃんの新幹線の時間。
泣きながら別れる。(嘘)

残された2人まだ物色。自分の本探しに余念がない。会話激減(笑)

そうこうしているうちにタイムアップ。時間なのだ。
マダムのお帰りの時間。
みっちーってば、トランクをロッカーに預けたのだけれど、もはや
そこへ帰れない…。ということで、マダムについて東京駅まで戻る。
でもハタと気づく。切符買わないと構内に入れないぢゃん…。
時間はまだ早い。結局マダムをハンカチを振り振り(嘘)見送って、
すごすごOAZOへ戻る。そこで自分用の本を数冊買ってまた東京駅へ。

あー、全くわかんない。まずは上越新幹線の降り場に行くのだ!
なんとなくこの辺ってとこに着いた。駅員さん発見!
「上越新幹線の降り口はここでいいですか?」
「いいですよー。でも2箇所あるからねー。ここと、あそこ。」
えーーーー。どっちもすっげー似てるぢゃん(´Д⊂

鍵を取り出し、この辺りと目星をつけ行ってみるとハズレ。
泣きたい。
じゃ、あっちか?小走りで向かう。時間は刻々と迫ってくる。
なんか違う。あ、でもあそこっぽい!えー、違うぅぅ!( ̄□ ̄#
ふと振り向くと…。あった…。きっとアソコだ…!

つ、つ、着いた…。(´□`。)。°゜。ワ〜ン。

へなへなへな…。腰砕けている場合じゃない。羽田にゆかなくては!
でも羽田には何度も行ってるので楽勝だったわ…。
それにしてもあの魔物のような東京駅。きらいだーーー(*`Д´)ノ

ってことで、サクっと帰って来ました。
帰りのヒコーキでは爆睡。飲み物はかろうじてもらえましたが、
危うく付箋を貼られるところでした。

この3日間の平均睡眠時間は3.5時間。もっと少ないかも。
でもジュージツしてましたね。思いっきり抵抗力が落ちて、風邪を
引いてしまいましたがね。だけど行ったことに後悔なし!
思い出深い旅になりましたー。伊参映画祭の時期はバースディ割引が
きくので、お徳感丸出し!(え、出しちゃうの?・笑)
来年も遊びに行っちゃうかもしれません。
もちろんダーが参加というのを前提に。
今度はチミも一緒に行くかい?楽しいぞーーー(・∀・)

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ってことで、長いですねー。スミマセン。
要約して書くということができないのデス。思ったことを思ったまま
書いてるので、意味が通じないとことか、説明の足りないところが
たくさんあると思いますが、どうぞご容赦を^^

いろいろ感想もいただきたいです。
こんなに長いのに、ここまで読んでくれてありがとう(涙)



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2004年11月19日(金)

月とキャベツと湯気と星。vol.6

撤収に思いのほか時間がかかった。うちの映画祭は恵まれているなぁ。
撤収し終わると、スタッフ全員が集まり、連絡事項と簡単なMTG。
わたしとダーはちょっと離れたところでそれを見つめていた。
するとスタッフが「加藤さーん!来てくれてありがとーう!」と
手を振ってくれた。わたしもダーも手を振って、最期の別れをした。

帰宅組のスタッフはみんなでラーメンを食べに、私たち温泉組は
それぞれの車にアイノリし、ちょっとだけお腹を満たしに。
ただ中之条とゆーところはヤル気がないのか、お店がほっとんど
閉まっている。唯一やっていたラーメン屋に入って、みんなで
ラーメンをすする。ミチヨはやきそばでお腹一杯だったのでビール
のみ。ダーと水戸さん、豊島さん、Mさん、Oさんというメンバー。
Eさんは「ラーメンに徹します」と1人カウンター。

そこで「ん?」という話題が出た。「こ、これは…?」と思ったら
本当にそうで、ダーの次回作の話だった。するとダーがわたしの目を
見て「アノ話だよ」と言い、メインキャストを教えてくれた。

「えーー!@@」と驚いたら、「だ、ダメか?」とダーがオロオロ。
「ダメじゃないけど、考えもしなかったーーー!」と叫んでしまう。
「あとは?あとは???男はダレ?男!」「〇ッ〇ーはダメだった」
「やっぱしー。がくー。」「でも今候補に上がっててスケジュール
 OKなのは〇〇〇〇、××××、△△△△」「ぎゃ==!ぜったい
 〇〇〇〇!」「僕もソレがいいかなーと思うんですよ」「〇〇のね
 母性本能をくすぐる感じがたまらないっ!」「くすぐるんだ(笑)」
「あい、くすぐります(*`Д´)ノ」「あと、誰かいないかねぇ」
「あー、若い頃の西〇秀俊とかー」「〇瀬とかねー。」「あー、ソレ
 は私も考えたっ!」「でもちょっと無理あるよなぁ」「**は?」
「おお、あいつもいいよね。」「でもちょっと主役向ではないかな。」
「そうですよねぇー」などという会話をしてとても興奮した。
周りは完全に蚊帳の外。ふふふん、原作を読んでると広がるのよ(笑)

ビールのお金を払おうと思ったらダーが払ってくれた。
「遠くから来てるんだからこのくらいいいよ」とガンとして受付け
なかった。ありがとう。ご馳走になります。スミマセン…。

それから宿に直行。
女性スタッフと温泉に行って、ぬくぬくと温まった。露天風呂最高。
お風呂から戻ったらもう1時近かった。
1時から豊島さん脚本のドラマがテレビで放映されるのだった!
急がないと!ということで、お部屋に戻ったらダーから着信履歴。
たぶん「早く来い」とのことだろう。ウフフとなりつつ、スッピンで
男子部屋へ向かう。旅館組は男子は4人、女子は3人。
こじんまりとしてて良い。ヒジョーに良い(笑)

部屋につくと真っ暗。そうか、ギョーカイの人は部屋を暗くして
ドラマを観るのだな?わたしのスッピンも隠れて、しかも心なしか
ムーディでいいぢゃないの!B級スリラーコメディのようなドラマを
見てゲラゲラ笑う。毎週観よう、コレ!

ドラマが終わると電気がついた。ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!!

ま、もうどうでもいいかっつーことで、それから深夜の飲み会。
ダーは少し酔っ払っていて舌が軽やか。わたしはそんなダーが好きだ。
いつもはあまり喋らないけど、お酒が入ると爆弾発言などが聞けて
面白いから。今回も、いろいろと問題発言をしていて可笑しかった。

ダーが記憶力がいいという話をしていたら、水戸さんが、
「でもとんでもない記憶違いもありますよね」と言い出したので、
「ナニナニ?」と聞いてみると、「例えばトミーズ雅のことを
トミーズみやびって言ったりとか」っつーことろで大爆笑!
可愛いなぁー。ダーはそれを聞いて照れながら笑っていた。

浴衣の前ははだけ、胸毛や乳毛も見てしもた。
あー、胸毛あったのかぁ…。←ない方が嬉しいヒト。

あとはいろんな話をして午前4時、そろそろ寝るかという話になる。
部屋の出口まで見送ってくれる。

「それじゃあ、監督、また。」
「あぁ、明日は早いんですよね、確か」
「うん、8時半には発ちます」
「そうか。たぶん起きられないので、ここでお別れだね(笑)」
「そうですね(笑) それじゃ2日間いろいろお世話になりました」
「いえいえ、遠いところご苦労サマ。気をつけてね」
「はい、ありがとうございます。監督も明日気をつけて」
「ありがとう。じゃ、来月またね」
「はい、よろしくお願いします(ペコリ)」
「それじゃ、おやすみなさい。」
「はい、おやすみなさい。」

…終わった。

これで全てが。今回はハグハグはナシかぁ。そりゃそうだよなぁ。
…などと悪あがきをしつつ、部屋に戻って速攻寝た^^;

スッピンも見られたし、もう怖いものはないなー(笑)
個人的は話はちょっぴりだったけど、探せば絶対近くにダーがいる
という環境はとてもシアワセだった。ダーの車に乗れなかったのは
残念だったけど、でもいいや。こんなにこんなにたくさん時間を
過ごせたし。

だけどね、本当に本当にワガママで自分でもイヤんなるんだけど。
私たちの映画祭と同等、もしくはそれ以上のつながりの映画祭が
他にもたくさんあるってことにプチジェラシー。
わたし程度の知り合いなんてゴマンといるんだってことにも。

当たり前。単なるヤキモチだってことも判ってる。
だけど私なんかよりずっと前からダーを知っているヒトがたくさん
いるんだよなーって。たった4年前に知り合ったわたしが知りようも
ない歴史を、たくさん持っている。

ヒバナが花火と距離を縮めていったように、わたしもダーと距離を
縮めてこれた。だけどそれはもう普通の世の中では考えられないほど
スゴいことなんだってことを自覚しなきゃって思った。だけど逆に、
ハコダテときくと、わたしの顔がポンと浮かんでくるような、そんな私にも
なりたいと思った。歴史はわたしが作る(笑)

これは悪く言えば欲。だけど私にとっては夢なんだ。

伊参のグランドに降り落ちた地上の星(キャンドル)のように、
もしかすると頑張って手を伸ばせば届きそうな、そんな夢なんだ。

ふくふくとした優しい気持ちを胸に、深い深い眠りに落ちた。
堕ちる一瞬、あの星をみた気がした。



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2004年11月18日(木)

月とキャベツと湯気と星。vol.5

さていよいよ大本命の『月キャベ』上映だ。
伊参までやってきて、これを観ずして帰れるか!と決起、職場では
ヒンシュクをかいつつ、はるばる北海道からやってきたのだ!

ダーの舞台挨拶。
彼がこれを撮ったときは、まだこんな顔(月キャベ資料室より拝借)
だったのに、よくぞここまで大きくなられた、立派になられた!
みっちゃん感慨深い。それにしても笑える画像だ(≧m≦)
ちなみに使用後。<現在>

ダーは毎年ここで上映されることに感謝しつつ、どうぞゆっくり
楽しんでご覧下さいというようなことを言い、満面の笑みで舞台を
降りた。ミチヨは姿勢を正し、月キャベが始まるその瞬間を神聖な
気持ちで待つ。

実はわたし、この映画を最初に観たときはフツーだと思っていた。
ヘタクソな踊りだなぁ。もっと可愛いヒロイン使えばいいのに。
あー、こういう展開かぁ…。今考えれば失礼極まりない。

わたしがコレを見直したのは、『オー・〇・ヴィ』を撮っている最中
だった。クランクアップを目前に控えた慌しい中、ぽっかりと時間が
空いたのだ。そのときはもうダーにメロメロンだったので温故知新!
などと言いつつ見直したのだった。

観ている最中ずっとドキドキしていた。
あー、コレってこんなに切なかったっけ?こんなに優しかったっけ?
1度目に観たときに感じた些細な違和感はすべて吹っ飛んだ。

例えば月の満ち欠け、例えば野に咲く小さな花が枯れていくところ、
例えば小鳥の羽ばたきのようなキャベツの音や、ヒバナを追いかける
ハナビのガニ股、窓に貼られた一枚のキャベツ、とにかくいろんな
ところがわたしを捉えた。彼はこういう作品を作る人なんだと。

彼の視線が好きだった。
たぶん彼と直接知り合わなければ、この映画を見直すことはなかった
かもしれない。彼を知ったからこそ、彼の人柄を好きになったからこそ
響いてきたのだ。共鳴したのだ。

ボロボロだった。ラストのまさやんには本当に泣かされた。
ますますダーが好きになった。
月キャベは、そういう思い出の作品だったのだ。

そしてわたしは今回、初めてフィルムで月キャベを観た。
集中していたせいもあるし、聖地で見ているという昂りもあった。
けれどこの緊張感は一体なんだろう。何度も何度も観ているはずで
storyはほぼ完璧に頭に入っている。けれど花火やヒバナの息遣いが
いちいち胸を打ち、一緒に近づき、一緒に離れていった。

泣けて泣けて仕方がなかった。胸までたくし上げてたひざ掛けを
鼻の下まで持っていき、うーうー泣いた。月キャベでこんなに泣いたのは
初めて!いったいわたしに何が起こったの!(笑)

涙を押し込めて会場の外に出た。
昨日と同じように、グランドには星が散りばめられていた。
玄関にダーがいた。

「監督ぅ、フィルムで初めて観ましたぁ…」
「あ、そうでしたか。それでどうでした?」
「泣けちゃった。」
「あれのどこで泣くの(笑)」
「最後のねー、花火の歌でねー、号泣よ、もう(T-T)」
「じゃぁ、映画じゃなくてヤマザキの歌にやられたんじゃん(笑)」
「それもあるけどー、いろんなことで泣けちゃった」
「あとどこで?」
「なんでもないとこなんだけどね、あの原っぱのところでね、
 花火がハーモニカ吹いて、ヒバナが踊るとこね、あそことか、
 シアワセで泣けたよぅ。好きな人の演奏する音楽で、一番好きな
 ことをするシアワセ。なんでこんなとこで泣いてんだ、わし!って
 思いながらもジワーっときた。」「ふんふん。(嬉しそう)」

「あとね、オー・〇・ヴィのクランクアップのときにね、偶然私の
 車にヤマザキのCDがかかっててね"one more time〜"が流れてね。」
「うん。」
「♪いつでも探しているよ、どっかにキミの姿を〜ってとこでね
 実は泣いたんですよ。今日まではこの街のどこかに監督とか
 スタッフとか絶対にいたのに、明日からは誰もいなくて、大森浜
 とか漁火とか電車とか観るたびに泣けてきてね。太田さんに
 ナニ泣いてんだ、終わったんじゃなくて始まるんだよって肩を
 抱かれながら松風町を歩いたんだよ。
 そういうのを思い出しちゃってまた泣けちゃって(T_T)」

ダーはちょっと困った顔をして笑ってた。
でもイヤそうではなかった。ほんのちょっぴり嬉しそうだった。
いや、それはわたしの贔屓目か(笑)

偶然、MIYUが最近コレを観たとメールをくれていたので早速メール
をしてみた。「憧れの人と距離が縮まっていく感じが私とダブる」と。
「わかるよ、その気持ち」と返信をくれた。そしてある1文が私を
狼狽させた。わ、わたしがデスカっ!あわあわ、オロオロした(笑)
その名台詞はヒ・ミ・ツ☆ MIYU、チミは大人な女性よのぅ…。

それから伊参のスタッフの皆さんにお礼を言いにいった。
みなさん本当に温かくて、みんなで何かをしようという気持ちが
溢れていて、それが直に伝わってきた。去年遊びにきてくれた年配の
女性のスタッフが、「加藤さんに皆さんお礼を言いたがってますので
キャンドルのところへどうぞ」と促されたので、何のことか判らない
まま、地上の星が瞬くグランドへ降りた。

するとキャンドルの合間合間にスタッフが立ち並び、観客全員に
「ありがとうございました」「またのご来場をお待ちしています」
などと温かい言葉で見送ってくれているのだ。私たちの映画祭でも
それはやってる。だけど、実行委員さんがみんな笑顔で、
「加藤さん、遠いところありがとう!また来て下さい!」とか
「1人で来てくれて本当に嬉しかった。また絶対逢いましょう」とか
「こうやって映画祭同士の繋がりができるって素晴らしいです、また
函館にも絶対に行きますよ!」とか、とにかく泣ける言葉をくれるのだ。
ミチヨ、そこでも涙。うっかり「うわーん」とやっちゃいそうだったので、
お礼もそこそこに逃げ出してこっそり涙を拭いた。

猫の手さんがおっしゃっていたけど、「伊参は気温以外は、暖かい
思い出でいっぱいだった」というのが身に沁みて分かった。
映画祭というよりも、どのイベントでも、人の心に届いてこそ意味が
あるのだなぁと思った。夕飯は無料でやきそばと温かいコーンスープ。
帰りには観客全員にキャベツのお土産までついていた。
本当に何もないところだったけど、人の心が溢れていたよ。

それから撤収。ダーも一生懸命お手伝いしてた。
わたしもキャンドルを片付けたり、ちょろっとお手伝いをした。
あー、終わったなぁ…。ちょっぴり淋しく思ったりもした。

伊参の夜は更けて、そしていよいよダーとのラスト温泉旅館篇に突入。
…長いって。えぇ、えぇ、重々わかっております(-"-;)



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2004年11月17日(水)

月とキャベツと湯気と星。vol.4

朝、7:00起床。マヂですか…。だって寝たの3時半過ぎてたよ…。
喉痛い。心なしか腫れてる気が。まずは温泉に浸かって、たくさん
米を食べて、薬を飲んで、温かくするぞー!と思い、温泉の用意。
するとEさんが「ミチヨさん、新館のお風呂行きます?絶対辿り
つけないと思うので、案内しますよ!」と連れて行ってくれた。

もう迷路なんちゅーもんじゃないよ。絶対ひとりじゃ行けない。
増築増築の爪あと。あー、行くよりも帰れない。方向音痴なのよ!
新館というだけあって、キレイだしすこぶるよい泉質で大満足。
まったりと湯に浸かり、露天風呂にも入って、さてと部屋に戻るか
と思ったけれど、呆然。わかんねー…。帰れない…。(´Д⊂

すると昨日一緒にゴハンを食べたショートフィルムの監督クンと
バッタリ!一緒に迷路を潜り抜け、無事帰還。良かった(T-T)
それからみんなで朝ごはんを食べ(ダーはいなかった)映画祭の
スタッフは一足先に宿を出発、私たちは10:00に出発することに
する。『洗濯機〜』では脚本を手がけ、ダーとは深く繋がっている
M岡Pは、二日酔いでグロッキーだった。自分の車も運転できない程。

ダーの車で伊参へ!と思ったけれど、なぜかワタスはM岡Pの車。
解せない。ワタスもダーの車に乗りたかった!
ダーの車のトランクを覗いたらね、サッカーボールとバドミントンが
あった。あー、人の親なんだよなぁとしみじみ思った。
ヤヴァイ、不倫みたいぢゃないか!…と、必死に打ち消す自分が
いたり。我ながら面白かった(笑)

伊参とうちゃーく。暖かいじゃん!
それもそのはず。まずババシャツ。ニットのアンサンブル。
その上にニットのジャケット。その上に厚手ニットのケープ。
そしてパンスト。黒のピタピタスパッツ。厚手ソックス。
黒のパンツ。そしパンツの下には長ブーツ!
そんでもって背中とお腹に貼るカイロ。手には持つカイロ。完璧!
あ、忘れてた、それに厚手の大判ひざ掛け。エクセレント☆

着いてまずしようと思ったことは、月キャベの資料室を見学する
こと。そこに行こうと思ったらダーとすれ違う。
「あれ、どこ行くの?」「月キャベの資料室でーす!」
「あ、まだだったんだ。」「うん」「でも水戸の映画始まるよ!」
「えーーー?」ってことで、急遽映画を見ることに。

水戸というのは、ダーの弟子。俳優もやってるし、一番笑ったのは
「アミノレンジャーの黄色」の人だ。9月に函館にいらしたときに
一緒にお酒を飲んだので、それは見なくては!ということで鑑賞。
結果。ぐっすり寝てました。スミマセン、スミマセン!
睡眠不足がたたってるんですっ!

うつらうつらしながら、水戸さんと豊島さん(『張り込み』の脚本
書いた人ね)の作品を鑑賞。そしてそのコーナーのラストは、
『学校の階段』と称して、ダー、谷口正晃、ウスイヒロシ3人の
オムニバス映画が公開。これがまたすごく良かったんですよ!
ダーのはなぜか2〜3分の短いので物足りなかったけど、全てとても
優しくてよい作品ばかり。一気に目が覚めたね。

これが終わったと同時に、今日のオタノシミのひとつである、かの
お方が着いた!との連絡が!ま、知る人ぞ知る群馬に咲く一輪の
花(≧m≦)、Dサイトマスターが子連れで登場!

伊参の特徴としてね、伊参ドームっちゅーのがある。
食べ物の炊き出しをしてるのだ〜!古代米のおにぎり、パン、
お雑煮、きのこ汁、おまんじゅう、ロールケーキ、丼ものなど、
良心的な価格で、スタッフが振舞っている。
素晴らしい映画祭だなぁ!と思わず拍手を送りたくなるくらい
温かいのだ!お互い顔を知らないので、メールで「いま火燃やして
います」とかそんなメールをやりとり。だって携帯繋がらないん
だもー。AUのバカ。(ひひ、私のはdocomo)

きっとこの人だ!と目星をつけ「〇んで〇さん?」と声をかける。
彼女は子供の前でそのHNは呼んでほしくなかったらしい。
けれど仕方ないじゃーん、そうとしか呼べないんだから(笑)

どもども、はじめましてー、なんかの挨拶をする。
Dサイトマスターは、思っていたよりも髪が長くて細かったっ!
初めて会うので、どうなるかドキドキしてたけど全然大丈夫だった。
ひょんなことから『倫』という字の話になり、Dさんは『不倫の倫』
『倫理の倫』などの例を挙げたが、わたしは『あ、絶倫の倫ね!』
と思わず口から出てしまい、一気にその場を和ませた。…ような
気がする。(本当は引かれたかもしれない。もはや藪の中)

それから外であれやこれやと話し始め、気が付いたら2時間以上が
経過。札幌のふかふか博士からもナニかを嗅ぎつけたかメールが
きたりして、わーわー盛り上がった。一番笑ったのは、Dさんが
子供に向かって「焼け死ぬよっ!」というようなことを叫んだこと
だった。他人事ながら怖かった。本当に焼け焦げてしまいそうな
ドスのきいた声だったから(笑)←かなりウケている(≧m≦)

するとトークを終えたダーが私たちの前を通り過ぎた。
これは仲良しなところをDさんに見せなければ!と思い、ミチヨ、
「こちら私のネットのお友達です」と紹介してみた。
「あ、どうも^^」とダーリンにっこり。
「この間『月キャベ』も見たんですよ」と私が言うと、
「あ、今日はご覧になるんですか?」とダーがDさんへ。
「いえ、今日は観ずに帰ります」と…これは私が言ったのか@@
ダーはまた人なつっこい笑顔で微笑んでいた。可愛い。

素敵でしょう!!!!と連呼してみたら、「クマさんみたい」と
Dさんが言った。やっぱり彼はクマちゃんのイメージなんだなぁ。
一緒に月キャベ資料館を観て、さよならした。
明日も会えるので、気楽にバイバイって感じで。

Dさんはまた1時間30分かけて自宅へ帰るのだ。
わざわざ来てくれてありがとう。「ばかうけ」持ってきてくれて
どうもありがとう。また明日ねーーー!ということでお別れする。

ミチヨはそれからまた映画。ほぼ寝てた。なんていうヤツ。
後を振り向くと、松竹のN氏も爆睡してた。
「爆睡でしたね」というと「だって昨日はM岡Pのいびきで一睡も
できなかったんですよぅ」と気の毒な程うつろな目で答えてた(笑)

それからシナリオ大賞の審査結果の発表。
ダーが一番力を入れてたのがコレ。昨日もこのことでソワソワ
してた。でもさすがダー。うまくまとめてた。この人は話すのが
上手だなぁと思った。時折ダーと目が合う。絶対わたしを見てる。
…という妄想を抱きつつ、眠気と格闘しながら時間を過ごす。

さてさて次は待ちに待った『月とキャベツ』の上映!
伊参まできてこれを観ずに帰るなんざ素人のすることよ!
真っ暗になってからの体育館は一気に気温を落とし、あぁ、これが
伊参というところかぁ…と感慨深げに『月キャベ』に臨むのだ。



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2004年11月16日(火)

月とキャベツと湯気と星。vol.3

2日目vol.3。お楽しみダーと温泉旅館編( ̄m ̄*
参りますよー。うししししし。

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温泉宿は鄙びたいい感じの旅館。土足で上がるという不思議な宿。
着くや否や、まずは「夕飯を食べてください!」というので、
周りに全く知らない人がいる状況下で、夕ご飯。ま、味は普通だな。
これは飲みではなくて、夕飯ね。8:00から打ち上げがあるので。

部屋に荷物を置きに行くと、そこは女6人部屋だった。
スタッフの方々、ア〇ューズのプロデューサー、その他モロモロの
相部屋。うまく立ち振る舞えるかとても不安だったけど、みなさん
とてもよい方々だった。そうこうしてるうちに、もはや8時!
ダーや、スタッフの方々とぽてぽて温泉街を歩きながら二次会場へ
移動する。

着いたところはカフェ。
だって他のお店はもう全部閉まってるんだよ!全くヤル気nothingな
温泉街。『独立〜』の緒方監督の隣が空いていたので、思い切って
座ってみる。緒方監督は我が映画祭にもお越しいただいたことがある
のだ。私はまだその時は実行委員じゃなかったけれど、まずはご挨拶
しとこーと思って、名刺を差し出しがてらご挨拶。
どうもどうも〜とやっていたら、いきなり、

「あなた30代?」「はい」「後半?」「(ナニをぅ?と思いつつ) ハイ。」
「独身?」「はいっ!(`□´#)」←心なしか怒ってる。
「来年公開になる新作『いつか読書する日』あなたのような女性
 には痛いくらい刺さると思うよ。是非見てください」

というのだ。そういえば、今年の上映リスト候補作にこの作品は
挙がっていた。そのことを伝えると、おたくの映画祭はちょっと
あっさりしすぎてるよねー」といきなりの指摘。ま、いいんです
けど。結局、かなりの長い間、緒方監督とお話をする。彼のあの
自信は一体どこから来るんだろう。自信を持っている男性は素敵
だけれど。結局はその新作は今年の映画祭ではかけられないので、
とても残念。ぜひもう一度お会いしたかったなぁ。

緒方監督と話をし終わると、もう誰と話していいかわからない。
こういうとき、単身で乗り込むのはツラいなぁ。
すると「どうもー」とか言って、映画の助監督の「木村タケヤ」
通称「キムタケ」がやってきた。彼もまたヒジョーに面白いヒトで
今年函館の映画祭で上映する『MASKED41』がいかに面白かったかを
力説していた。彼の視点は面白い。結局かなり長い間話しこむ。
途中ダーが乱入!沖縄に行きたい!という話をしたような気がする。
「行くなら宮古がいいよ、やっぱり」と教えてもらった。

2時間という制限つきの二次会だったので、終わり次第旅館に戻る。
またダーと一緒に宿まで戻った。でも会話は殆どナッシング。

部屋に戻り、少しまったりしたあと、男子部屋に乱入を試みる。
ダー、緒方監督、もろもろのギョーカイ人がいる部屋だ。
ドアを開けるや否や、真っ白ケ!煙草の煙でモウモウだった@@
この部屋に入るのか!と躊躇したものの、お土産(六花亭詰合せ)
もあったので、エイヤーと乗り込む。

最初は「ん?」と思っただけだったが、明らかに部屋の雰囲気が
オカシイ。若い人たちは壁側に、大物たちは炬燵に陣取り、
なにやら小難しい話をしている。ダーも楽しくなさそうな顔。
エキサイトしてる人もいる。どうやっても私たちは場違いだ。
どうやって抜け出そうか…と思っていたら、ダーが私に向かって

「加藤さん、温泉入ってないんでしょ?入ってきたら?」

そう言ってくれた。これはもしかしてキッカケを作ってくれたのか?
有難や!と思いつつ、数本のビールを拝借して女子部屋に戻る。

「なんかねー、異様な雰囲気だった。凄く感じ悪かった!」
などと報告しつつ、今度は女子部で炬燵を囲み大盛り上がり。
あーだこーだと喋っていたら、「トントン」とドアをノックする音。

するとダーリンだった!
「あー、なんで部屋に来ないのー?みんなで飲もうよ」
「だって、さっき難しい話してたし、いけないですよぅ」
「もう大丈夫だって!今は楽しい話してるからおいでよ」
「でもー」
「加藤さんなんてせっかく遠くから来てるんだから、早くおいで!」

なんて気遣いの人なんだろう!
気を遣って迎えにきてくれたのだ(T-T)
他の女子部は行きたがらなかったけど、私は彼の意向のために
行く決心。ウダウダしてたらまたダーが迎えにきてくれたので、
一緒に部屋に行く。部屋はさっきと一転し、和やかな談笑ムード
だった。ダーの後に陣取り、ビールをチビチビ飲んでみたり。

ダーは緒方監督たちや他のみんなとギョーカイの話。
ミチヨは入っていけないので、側にいた松竹の方(ナイスガイ)に
話しかけてみた。彼のことはダーから少し聞いていたのだ。

彼は本が好きで、ダーとも懇意にしてるので、共通の話題が多い。
かなり長い間、本の話題や、今年見た映画の話、今まで一番影響を
受けた映画、本などの話をガンガンした。楽しかった!

ダーとは殆ど話せなかったけど、楽しい一夜でゴザイマシタ。
結局アレですね、3時ですか。3時ですね。
それからお風呂に入りましてね。それがまたすごいお風呂でしてね。
お風呂から上がったところで、ダーとバッタリ。
しまった!眉毛ないとこ見られた!爆死。

…とゆーわけで、伊参の夜はこうやって更けていったのだった。



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2004年11月15日(月)

月とキャベツと湯気と星。vol.2

てへへ。思いのほか、1日目が長くなってしもた。
こりゃ先が思いやられるな。でもま、2日目、行ってみよー!

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11月13日(土)

なんてことはなく、あっとゆー間に高崎到着。
「からくりからくさ」も読了。うーん、順調な滑り出し!

高崎で吾妻線に乗り換えるのだけど「あづま線」ではなく、コレ
「あがつま線」って読むのね!ぜーんぜん知らなかった。
間違って違うのに乗らないように、じーーくりアナウンスを聞く。
すごい集中力。あたしにもこんな力があったのかっ!

地元のオバちゃんたちと一緒に、中之条へ。
持っていった2冊目の本を読んでいたら、時間なんてあっという間。
中之条に着いちゃった。

ミチヨ、ナニを隠そうその日はもの凄い頻尿で、高崎駅ですっかり
出してきたのにもかかわらず中之条ではチビリ寸前!
けれども画像は撮らないと!とゆーことで、モジモジしながら駅の
様子などをデジカメ、携帯、LOMOなどで撮影。膀胱は破裂寸前!

しかも!小さな駅なのでエスカレーターなんてものはなく、あの
重いトランクを抱え、破裂寸前の膀胱をなだめつつ階段を昇降。
死ぬかと思った。

半ば放心状態でタクスィーに乗り込む。
さて、いよいよ『月とキャベツ』の聖地、伊参スタジオに乗り込む
わよー!事前にダーリンには「タクシーだとどのくらいですかね」
と探りを入れていた。「うーん、1500〜1600円位じゃないかなぁ」
というので、そのつもりで乗車したら2200円くらいかかった!
案外遠い伊参スタジオ!けれどあの校舎が見えたときには思わず
「わーー!」と声がでた。想像してたのよりもかなり大きかった。

まずは映画祭の実行委員であり、今回とてもお世話になったEさんに
連絡を入れてみた。連絡つかず。ナニをぅ?
でっかいトランクをガラガラ引きながら、誰も知らないところに
単身で乗り込むというのは、やはり無謀だったのか?とチラと
考えてみる。すると「もしかしたら北海道からいらした映画祭の?」
と全然知らない人に声をかけられる。「あ、ハイ、そうです」と
言うと、「あ、どうぞ2階に!Eさんもいますよ!」と優しくして
いただいた。廃校になった校舎を使っているので、まずはブーツを
脱ぎスリッパに履き替え2階に上がっていった。Eさんが、爽やかな
笑顔で迎えてくださった。わーい!到着だーーー!

Eさんは「あ、隣にS監督がいますよ!」というので、案内して
いただく。このS監督は去年の伊参映画祭のシナリオ大賞でグランプリ
を獲得し、その作品を今年映画化した方だ。じつは私達の映画祭でも
去年準グランプリを獲っているので、少し顔見知りだったのだ。
(私は全く覚えていなかったけど、あちらが記憶していた^^;)

ひと通りのご挨拶をして、映画祭会場へ移動する。
『独立少年合唱団』の上映が終わり、トークが始まるらしいのだ。
香川照之さんがゲスト。鼻息も荒く乗り込む。するとEさんが
「ミチヨさんの彼も会場ですよ♪」と教えてくれる。ぶひー!

香川照之さんは、軽快なトークで観客を魅了していた。
さすが東大卒!という回転の速い切り返しで、観客は始終笑ったり
頷いたりしていた。いいなぁ、魅力的なヒトだなー。
トークが終わると、伊参恒例の写真撮影!
観客、ゲストとともに記念撮影をするのだー!ミチヨもチラと参加
していたら、目の前に、あ、あ、あ、あのお方がーーーー!


だーりーーーーん!(*≧□≦)ノ


あまりにもミチヨの目の前にいるので、ミチヨしばしうっとり。
でも思い切って、背中にポンと手を置いてみた。
ゆっくり振り向くダーリン。

「来ちゃいました(*^-^*)」

びっくりした顔で会釈された。なんだよー、笑顔ナシかよぅ…(淋)
それからすぐに『天国の本屋〜恋火〜』が上映になるので、席を
確保しちんまりと1人で鑑賞。途中旅の疲れで少し眠くなったけど
初めて観るフィルムの美しさに酔いながら(函館ではビデオ上映
だったのだ!)堪能する。その間、2度ほどトイレに。
上映中は行かなかったけど、こりゃまたたまらないほど頻尿。
結局午後だけで6回くらいトイレに行ったんじゃないかな。

『天国〜』の後も記念撮影をして、今日のスケジュールは無事終了。
ダーはファンの方々全員にサインをしてあげて、私にくれるのと
同じ笑顔で全員に接していた。彼のいいところはこーゆーところ
だなぁと惚れ惚れする。わたしも記念にサイン!と思ったけど、
やはりアレですよね、一般のファンの方々と1人でも多く触れ合う
べきだし、わたしはあと1日あるので、ガマンして外に出る。

すると!


わーーーーーーー!(〃゜口゜)


校庭に星が光ってた。空じゃないよ、校庭にだよ!
スタッフ手作りのキャンドルが、校庭いっぱいに散りばめられていて
まるで地上の星だった。物凄くキレイだった!
夜をこうやって彩っているのだ。とてもとても温かい光だったよ。

感動して突っ立っていたら、ダーがやってきて話しかけてきた。

「加藤さん、フィルムで見たの初めてでしょ。どうだった?」
「全然違いました。奥行きがあるというか、深みがあるというか」
「でしょー?しっかしシネマ〇〇なっとらんなっ!」
「本当に。アイリスでもやればよかったのに」
「僕もそうやってS氏に言ったんだよ。S氏なんて見てないんだよ、
 天国。」「え、本当に?」「うん」

…というような雑談をした。松竹のプロデューサーのN氏も紹介
していただいた。ナイスガイ。
ある程度の片づけをして、今晩の宿へ移動。私はEさんの車で。
ダーは、自分の車で!わー!車を運転するダーを初めて見た!
わたしも乗りたい!助手席、助手席ぃぃ!(*`Д´)ノ

…ま、心のなかで叫びましたが所詮叶うわけもなく、スタッフさんの
車で宿に向かうのであった。車で約30分。絶対1人じゃ行けない。
着いたところは、楽しみにしていたアノ旅館!



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2004年11月14日(日)

月とキャベツと湯気と星。vol.1

行って参りました、関東縦断3泊4日の旅!
楽しかったー。出会いと笑いと恥じらいの旅だった。むふ。

まずは行程表。

11月12日(金) 函館発最終便で東京--親友Hと密会。
11月13日(土) 新幹線--高崎--吾妻線--中之条--タクシー--伊参
11月14日(日) 1日伊参映画祭に参加。Dサイトマスターと密会。
11月15日(月) 新幹線にて東京。D&Tサイトマスターとランチ。
          最終便で一路函館。

ということで始まり始まり〜。

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11月12日(金)

めっさ大騒ぎして荷造りをして、意気揚々と迎えたこの佳き日。
「そんな薄着していくの、アンタ!」というママの罵声を適当に
あしらって、家から車で5分の飛行場へ。

手荷物で持ち込めるか!と思ったトランクは、一目で却下され、
機内持ち込みはならず。ヤバイぞー!もしかするとリムジンバスに
間に合わないかもしれぬ。しょっぱなからアクシデント!

実は飛行機大嫌いなミチヨ、ドキドキしながら搭乗。
「大丈夫、死ぬときはこの全員と一緒、一緒、一緒…」と念仏を
唱えるがごとく乗り込んだ。全員が運命共同体のような気持ち。

無事、羽田到着!荷物はなかなか出てこないし、リムジンバスの
チケット売り場は混雑してるし、久々みっちゃん泣きたくなった。
でもなんとか間に合って、錦糸町行きのリムジンバスに乗りこむ。

なぜリムジンバスなのかというと、その降り場である「ホテル
イースト21」というところが、その夜泊まる予定である親友Hの
官舎の隣だから。ヘタに電車に乗るよりもずっと良いのだ。

その「ホテルイースト21」に到着ぅ。すっげー豪華なホテル。
親友ステージママHは、満面の笑みで迎えてくれた。
そして「ちょっとミチヨ、こっちに来て」と荷物を半分持ちながら
エレベーターへ。何なのっ?と思ってついて行ったら、なんと
ツインの部屋をとっていてくれたのだっ!

「うちの官舎でもいいんだけどさー、たまにはこういうところで
 ゆっくりくつろぎたいじゃん。しかもさ、地震の影響で、うち
 明日断水なのよー!(笑)」と。

たぶん1泊1万以上は確実にするホテルだけれど、こんな機会も
滅多にないので、甘えることにする。半年以上逢っていなかった
ので、ベラベラと話しまくる。部屋で1時間以上も話した末、
「あのー、お腹空いたんですけどー」と切り出し、友人Hの勧める
お寿司屋さんに行った。そこでも爆裂トーク。

それにしてもあいつは本当にアホだ。お金の遣い方がなっとらん!
娘に対して、お金かけまくり!

*ピアノのお稽古は某有名音大卒業のえらーーーい先生。
 お月謝は5万オーヴァー。アホっ!

*次の日着てきた娘のジャケット、セオリーで54000円。
 コートはセリーヌで40000円。アホっ!

*官舎のくせにグランドピアノ。サイレント機能をつけて170万円。
 でも官舎で匿名の「ピアノ弾くな」文書が舞い込み、ただいま
 スタジオを借りて練習中。バカっ!アホっ!

携帯に録音されていた愛娘のピアノ演奏を聴いたけれど、全然
上手じゃなかった。あ。あの金の掛け方は尋常じゃない。
英語はカナダ人とテレフォン授業だそうだ。8歳の娘に!
あの程度の演奏で留学させるとか言ってるのが笑える。

もちろんそれらを全部言っても、彼女はケロリとしている。
自分達のやりたいこと、娘がやりたいことをして何が悪いと開き
なおる。だけど、あの人のそういうところがいいところだと実は
思ってる。私にはできないけれど、あの人は、ああいうふうにしか
生きられないし、ああでなくちゃあの人じゃないし。
あれができなくなったらあの人じゃなくなるし。

午前3時まで語り明かした。
どちらからともなく眠りに落ちた。きっといい夢をみた。
この人とはずっとトモダチでいるだろうなと思いながら眠った。

朝!

隣の官舎から織田裕二似のダンナと愛娘がわたしに逢いにきた。
娘はやはりバレエを習わせていただけあって、痩身で足の長さが
ほぼ私と同じだった。8歳のくせに。ダンナは相変わらず顔色が
悪かった。でも幸せそうな家族の図。

結局ホテルの料金は受け取ってもらえなかった。
「気持ちだから受け取って」と微笑まれたから、ありがとうと素直に言った。
新幹線のホームまで一緒に行って、さよならまたねと手を振った。
やっぱりなんだか泣きそうになった。
幸せそうな家族の図が、雑踏のなかに消えていった。

ミチヨ、キッと顔を上げる。そこには新幹線の電光掲示板。
 


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2004年11月13日(土)

出発前夜。

いよいよ明日ですわよっ!

いつもダーリンに逢うときは、ダーリンしか見えない!という
シチュエーションなわけで、必然的に、こうなんていうんですかね、
魂全てがダーリンに向かっているワケで。

ですが今回の旅は、着いた日は親友と飲み明かすだとか、
新幹線1人旅だとか、寒さ対策の不安だとか、月曜日に会う
某Dサイトマスターと某Tサイトマスターとの懇親会だとか
不安だったり楽しみだったりすることが山積みなわけで

ってことは、いつもは直球勝負なダーリンへの気持ちが、
あっちこっちに分散されていて、いまいち実感がわかないので
ゴザイマスよ。

しかも2日間、寝食を共にするとなると、部屋着の果てまで
気にしなくてはいけないことであり、でもま、それは浴衣で
悩殺するとゆーことにして、買うのは止めました(笑)

ということで、大騒ぎした割りには、買ったものと言えば
大判のストールぐらいなもんで、あとは自前。
ババシャツは何年か前のネズミーランドに行ったときに購入済
ですしね。ズボンの下にはく黒いスパッツまで持ちました。

カイロも貼るやつと持つやつを、二種類持ちました。
これはたまこさんが口を酸っぱくして忠告してくれたので。
手袋も持ちました。ひざ掛けも。万全っ。

あとは航空チケと、お金さえあればなんとかなりますね。
名刺も持ったし。

とゆーことで、明日フツーに仕事をして、19:40の飛行機で
旅立ちますー。今はデジカメの充電をしてたところ。
あ、LOMOも持ったよ。フィルムを装填するときに誤って1本
ダメにしました。あー、もったいねー。

でわ、みなさま、行ってきますです。
健闘を祈っていて下さい。
ま、祈られなくても思い切りはしゃいじゃうけどね(≧m≦)



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2004年11月11日(木)

あたふた。

全くもって忙しいです。余裕がないとゆーか。

仕事もキツキツ、肩はコリコリで頭痛はするは吐き気はするは。
しかも昨日も用事、今日は映画祭のミーティング。
いつ私はいろんな準備をすればよいのでしょうか?

体が疲れているので、毎日眠いし、イライラするから珈琲飲んで
それでギラギラして今度は眠れなくなるし、空回りとゆーのは
こういうことか!と自らをポカポカ殴りたくなる始末。

「ダーリンにもうすぐ逢えるの☆」というデレ〜ンとした気持ちは
全くなくって、ただただ仕事は間に合うか、準備は大丈夫か、
洋服は何を着ていけばいいか、乗り継ぎはうまくいくのかなどと
色んなことがグルグル@@してます。

でも久し振りの一人旅。(札幌は私の中で一人旅とは言わない)
本を読み、飽きたら外の景色を眺めて、愛しいお方に会えるという
ワクワクな気持ちを堪能し、食べたいものを食べたりしながら
贅沢な時間を過ごしてみたいと思います。

ということで、寝るわ。
全ては明日に賭ける。BBSでは引き続き、関東地方の気温、洋服
などの情報を受付中。「あ、北海道から来たでしょう?」って
言われるような服装にはしたくないんだけど(笑)



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2004年11月10日(水)

さようなら。

昨日、ある方が亡くなった。
とあるBarのマスターで、とてもとてもダンディな方だった。
粋な方だった。優しい方だった。

職場の先生たちがよく通っていたので、わたしも連れて行って
もらう機会が増え、それでマスターと仲良くなった。
行くとボックス席ではなく必ずカウンターに座り、マスターや
ママと話すのが楽しみのひとつになった。

お店以外でも一緒に焼肉に行ったり、職場に遊びに来てくれたり
そのたびに差し入れを持ってきて下さったりした。
いつも笑顔の方だった。

マスターはわたしを気に入ってくれていて、是非とも幸せに
なって欲しいと、ある男性を紹介してくださった。
「あなたには真面目な年上の人がいいね」とマスターが紹介して
下さった方は、物静かで優しい男性だった。読書好きで、特に
『検死官』シリーズを全部読んでいたことで話は盛り上がった
ものの、私とは縁がなく2回会っただけで終わってしまった。

それがちょっとだけ心苦しく、お店に行く回数が減った。
だけどたまに顔を出すと、いつも笑顔で迎えてくれた。
わたしの体調に合わせて、ときに優しく、ときに攻撃的で、
ときに爽快で、ときに泣きたくなるような切ないカクテルで
いつもいつもわたしをホロホロと酔わせてくれた。

何年か前、パソコンで年賀状を作るのが難しいと嘆いていたので
いろいろ教えたことがあった。つい先日も、本屋さんで今年の
年賀状のデザイン集を見て、「そういやマスター元気かなぁ」と
思い出していたのだ。まさか、まさか、入院されていたなんて。

なんだかとても寂しい。
あの笑顔にもう逢えないのかと思うと胸が痛い。
わたしの携帯の電話帳に登録されている人が、この世からいなく
なるなんて。信じられないよ…。

どうかどうか安らかにお眠り下さい。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

マスター今までありがとね。大好きだったよ。


2004年11月08日(月)

いよいよ今週末!

今週末、とうとう伊参スタジオ映画祭でゴザイマス!

去年の映画祭に伊参映画祭の方々が遊びにいらしてくれて、
色々お話させていただいたときに「来年こそは行きますよ!」と
うっかり言っちゃったのが運のつき。まさか実現するとは!

伊参スタジオということろは、ダーリンの『月とキャベツ』が
撮影された記念すべき場所。ダーリン好きにとっては、憧れの
地ですよ!たまたまバースデー割引を使える期間だというのも
あって、決めちゃったワケですよ。いひひ。

そして宿は、映画祭のスタッフの方々のご尽力により、ゲスト
もろもろと同じ宿!ってーことは、アレですよ、ダーリンと
同じ宿。しかも温泉宿ですよ!しかも『命』のロケも行われた
あの宿ですよ!(今日DVDで復習しました☆)

…ということで、なにやら慌しくなってきました。
まずは忙しい時期に休みを取るので、仕事の段取り。
荷造りやら持って行くものの整理。←全くやってねー!
その間に映画祭のミーティングやら、会食の予定やら、木曜日
まではビッチリです。どうしましょう、どうしましょう!

一番困っているのは洋服。
伊参映画祭は体育館で行われるので、暖かい服装でお越し
下さいという。スタッフにメールをしたら、ダウン系とかニット系、
カイロは必須、とにかく寒いですので暖かく!という返事。
でも気温を見たら20℃とかあるじゃないですか!
一体ナニを着ていけばいいのでしょう…(T-T)
アンタどこから来たの?っていうエスキモーみたいな格好では
東京の街を歩きたくないし…。

2番目に困っているのは電車。
函館駅って終着駅じゃないですか。乗り継ぎとか全くしたことが
ないんですよ。しかもあなた、行きは東京駅から新幹線ですよ。
東京駅!怖いぃぃ…(´Д⊂

しかも高崎駅で乗り継ぎ。怖いぃぃ…(´Д⊂

でも日本語通じるしね、なんとかなるよね、きっと…。

すっごい大きいトランク持って行きます。
ガラガラ引いて歩くのじゃないと無理そうだし。
アンタもしかすると海外に行くの?って荷物になりそうだわ…。
だって韓国に行ったときと同じ鞄だもの。あぅあぅ…。
ひざ掛けとかさ、セーターとかさ、持って行くつもりなので。
3泊だし…。笑わないでね、私に会う予定の皆さま…。



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2004年11月07日(日)

開院記念日なのに。

本日、開院記念日で午後から休みだって。
なんか他人事でしょ。だって残業だったんだもん(T-T)
しかもなんだかイヤーなメンバーで残業。
イライラ最高潮。

終わったと同時に「お先にっ!」と事務所を去り、買い物に
出かけた。何が欲しいわけでもなく、このむしゃくしゃを
晴らすには何か安いものでいいからお気に入りのものを買う
しかない!と決め込み、エイヤーとデパートへ。

でもそうゆーときに限ってなーんにも見つからないものなのね。

んで、ちょっと遠出して、デカいスーパーへ。
着いて5分で可愛いスカート発見。しかも安っ!
買います、買います!

あら?可愛いキャミソール。えぇぇ、これが1980円?
買う!買う!

その他、チョロチョロと細かく購入。
珈琲豆とか。油とり紙とか。本とか。
ふぃー、満足、満足☆

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そういや今日、仕事中に元同僚から電話が入った。

「加藤さん、ミニーちゃんいます?」
「いま接客中だよ。どうした?」
「今TSUTAYAにいるんですけど、ミニーちゃんが観たがってた
 ビョン様のDVDが今誰にも借りられずにあるんですけど、
 どうするか聞いてもらえますー?」

ビョン様言うなーーーー!(*`Д´)ノ

・・・と電話口で叫びたくなったけど、生憎わたくし仕事ちぅ!
まだヨン様とかならわかる。>絶対イヤだけど。
でもビョン様て。イッタイ何様やねん。…と大声で言ってやりたかった。
あとで注意してやろう(≧m≦)

うちに帰ってきたらうちのママンが。

「お姉ちゃんシネマ大門ってどこにあるの?」って聞いてきた。
「なんで?」って聞いたら、
「あのね、11月から韓国映画4本立て続けにやるんだって♪」

…ときたもんだ。どこまでハマってるんだ、うちのおかん。
でも明日『オールドボーイ』観に行くよ、一緒に行く?とは
言わない愚娘。だってあの人、怖いシーンでしがみつくんだも。



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2004年11月05日(金)

お札の話。

新札、もうご覧になりまして?
うちの窓口、もう全て新札。なんだかニセ札みたいですよ。

野田くんに至っては、新1000円札を見て、

「夏目さん、ずんぶ髪伸びたなー」

それ夏目さんじゃありませんからー。野口サンデスヨ。

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それはそうと、この間といってもかなり前だけどニセ札疑惑勃発。

会計担当のIちゃんが「このお札、変じゃないですか?」と1000円札を
持ってきた。「え、どこが?」ときくと「ホラ、比べて見て下さい」と
2枚のお札を取り出した。疑惑のお金と、普通のお金。

ん?んんん?

小さいのだ!どうやってもひと回り小さい。
って言っても、周りをチョキチョキ切ったというワケではなく、
99%くらいで縮小コピーかけましたってな感じの小ささ。

紙の質感、匂い、手触りはなんら変わらない。
だけど夏目さんの顔が、小顔なのだ。シェイプしてるのだ。

すぐさま経理課に報告。

「課長!ニセ札かもしれないですっ!」
「なんだと!どれ見せてみろ!>興味津々」
「ホントだ。小さい。」「ね、小さいでしょう。」
「でも透かしはちゃんと入ってるな。」「そうなんですよぅ。」

いろいろと調査した結果、本物のお札であると判定。
課長が言うには、うっかりお札を丸洗いなんかしちゃうと、あのように
縮んでしまうことがあるらしいのだ。ホントか…?イマイチ胡散臭い。
銀行に行って交換してくるって言ってた。
へー、そんなことあるんだなぁ。でも考えてみれば繊維だからね、
ないとは言えないよね。

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今日も窓口で新札をあげたら、殆どの人が凄く嬉しそうな顔をした。
やっぱり嬉しいもんでしょーかね?
さすがに500円玉が出来たときは、子供だったからか嬉しかったケド。
大きさといい重さといい、小銭キングって感じで。
そういや2000円札ってのもあったなぁ。>私のなかでは過去の遺物。
あれもなんだか特別みたいで、嫌いじゃなかったけどね^^



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2004年11月04日(木)

『父と暮らせば』号泣物語。

昨夜の『2046』の余韻さめやらぬまま、時間を無駄にするなと
ばかりに、『父と暮らせば』を観てきた。
予告がね、とても良かったので。宮沢りえちゃん、好きだしね。

映画館着いてびっくりですわ。なんなの、この年齢層の高さ!
間違いなく私が一番若かったね(笑)

んで、結果。

もう、もう、大号泣(T□T)

周りからもすすり泣きの大合唱。
となりのおばちゃんがティッシュをゴソゴソ探し出したりなんか
して、一瞬集中力が途切れたけれど、でも仕方ないよ、これじゃ。
…と、わしの気持ちも慈悲に満ちてしまうほど泣けちゃった。

いやね、今日ね、予告でもう1滴涙が流れてたの、実は。
「天国の青い蝶」と「みなさん、さようなら」で、もはやウルウル。
今日は泣きたい気分だったのかもしれない。

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井上ひさしさんの戯曲の映画化だけあって、登場人物はたった3人。
宮沢りえちゃんと、原田芳雄さんと、浅野忠信さん。
ほとんどが宮沢りえちゃんと原田さんの2人芝居。

23歳の娘役の宮沢りえちゃん。彼女どうやってももう30歳超えてる
のに、これがまた違和感ないほどの透明感。この子はある意味、
いろんなものを捨てたり奪われたりしながらも、自分の力でこの
位置を築いてきたんだろう。いいなぁ、巧くなったなぁ。
この子だからこそ、この映画は成功したんだろうなぁと思う。
でも浴衣の帯が、かなり上の位置。あのプロポーションじゃ仕方
ないよね…。足が長すぎるんだよね…。羨ましいね…。

そして原田芳雄さん。
いいねぇ、いいよ、いいよ。
ちょっとトボけた感じもいいし、あのエプロン劇場の迫力は観る者
の心をがしりと掴む。娘を想う気持ちが伝わりすぎて痛い。
けれども決してあざとく見えなくて。これは彼の実力があってこその
なせる技だ。好きだ、原田さん。心の底から。

脚本がまた完璧だった。無駄がひとつもない。
ここまで全てを忘れて見入った映画も久し振りだった。

「おとったん」

この言葉を聞くだけで、今は涙が出てくる。
劇場を後にしても、思い出し泣きしたりなんかして大変だった。
どうしてこういう映画が、もっともっと公開にならないのか。
年配の人だけじゃなく、広島の原爆を知らない若い人にこそ見て
欲しいのに。美術が木村威夫さんで、なるほどなぁと思った。
映画祭のときにお会いできると思うので、このあたりもゆっくり
お聞きしたいところ。

函館にいる皆さま!いい映画ですよ。観ないと損するぞ。
あ、オフィシャルサイトなどは観ずに、まっさらな気持ちで観たほうが
絶対いいです。あらすじを読んじゃうと「あ、こんな話か」で終わって
しまうので。父娘の関係、原爆の恐ろしさ、理不尽さ、人を愛すると
いうこと、全てが詰まっているよ。あらすじより数十倍よいことは確か。



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2004年11月03日(水)

「2046」観てきたゼ。


トニーーーーーーー!(*`Д´)ノ

もうどうにでもしてちょーだい!
あなたがそんなになってしまっても、私は花様年華のアナタを
知っているのよ!こんなに色気のある俳優って日本にいる?
片方しかないヒゲだってキュートだし、
あなたならランニングシャツ着てたって許せるの!

時折、仔犬のような瞳をするあなた。
「くぅ〜ん」って泣いてそうな濡れた瞳。

しかもトニー、そんなに無防備にタクシーの中で眠らないで。

かと思えば、どこまでも柔らかく、だけど完璧なるその拒絶。

あなたの手の、青く浮き出た血管さえも愛しくて。>血管フェチ。

乳首から生える毛だってトニーなら平気。

10ドル払うから。払うからーーーーーー(T□T)/

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彼の色気に気絶寸前。どうしてこうも私好みなのっ!

ウォン・ビン?ガキでしょ、ガキ!
カシババラ?最近姿見てないしなぁ…。
オダジョ?実は最近、ちょっと汚らしくて嫌い。

花様年華から歳月を経て、新たな出逢いと別れを繰り返し、全てが
現在の彼を形成していて、その現在の彼を欲している女性がいて、
過去に確かに存在していたはずの、だけどもはや幻影と化している
女性が彼の頭や身体を支配していて、あの濃密な時間を反芻するに
充分な「2046」というキーワードがそこにあり…。
そして果てのない旅をするのだ、トニーは。

あー、この映画はあとから来るなぁ…。
『欲望の翼』もDVD持ってる。
「足のない鳥」の下りが作中に出てきたときは鳥肌が立った。
「木の穴」の下りでも同様。
『花様年華』の中でもあの穴のシーンのトニーに何度も泣ける。
あの静謐さが好きだ。どうしよう、もう一度観なくては!
そして吸い尽くされるのだ、もう一度。>あのシーンは爆死寸前。

…と、このように興奮していたのですが、うちのシーちゃん、
途中から爆睡。寝息も立ててた。
その気持ちもわかるよ。確かに眠くなる人もいるよ、あれなら。

だけど、起きてすぐ彼女は暴言を吐きやがった。



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お前のことは一生許さんっ!(*`Д´)ノ

2004年11月02日(火)

ブルーな気持ちを吹き飛ばすもの。

またいつものように、ブルーな月曜日。
どうして月曜日というのはテンションがこうも低いのだろう。

誰から意地悪されたわけでもなく、それなりにフツーに時間は通り
過ぎているのにわたしだけが取り残されているような気持ちになる。

それに気づかない振りをしながら仕事をする。
女子のなかで年が一番上というのもたぶん影響してる。
誰もが私にほんの少し遠慮してるのがわかる。

別にそれを取っ払いたいだなんて思ってやしない。
所詮無理だもの。
10歳以上年が離れている子たちと、同じ話題で盛り上がり、
同じ目線でものごとを考えるだなんて。

だけど。

今日の仕事の帰り。
ミニーちゃんとシーちゃんと駐車場へ向かう途中、本当に他愛の
ないことで大爆笑。お腹がよじれるくらい笑った。

ミニーちゃんとは5歳、シーちゃんに至っては10歳年が離れてる。

たぶん私がいまの職場で辞めずに頑張っていられるのは、きっと彼女
たちのおかげ。ぐらぐらな私を下から支えてくれるのは、間違いなく
彼女たち。不思議だな、年齢なんて本当は関係ないんだな。

今日の大爆笑がどれほど私を救ったか、彼女たちはたぶん知らない。

だけど「しゃーないなぁ、明日も頑張るか」って思えたんだ。
ほんと自分でも単純だなーと思うけど、たったそれだけでブルーが
ひらひらと飛んでいったんだよ。

感謝してもしきれない。彼女たちに対して、今はそんな気持ち。



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2004年11月01日(月)




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