comfortable diary



おフレンチ。

今日は同じ課の女性職員たちと、フランス料理を満喫してきました。
割と仲はいいんだけど、去年ちゃんこ鍋を食べに行ったっきり、みんなでワイワイ
することがなかったので、若い子たちからまたやりましょー!って声があがった
のがきっかけ。そういうのって、とても嬉しい。
嬉しいから幹事なんかもやっちゃったりして(笑)

本日は「唐草館」というフランス料理のお店。昔ながらの洋館がアレンジされた
お店で、なんともいい雰囲気だった。
最初はみんななんだか緊張してたみたいで、ソワソワ、モジモジしてて、とても
面白かった。こんなお店初めて〜!っていう子が4人もいた^^;(全部で7人)

アミューズ、スープ、メイン。
そこまでは味も質もまぁまぁ…ってとこかな。
でもここのすごいところは、デザートだった。

「ガラガラガラガラ」

な、なんだ?この音?
みると10種類ものデザートがワゴンで運ばれてきた。
全てを説明したのち、「この中からお好きなもの3点をお選びくださいませ」と
きた!みんなきゃーきゃー☆うるさいよ、あなたたち!(ミチヨ、お前もだ^^;)

*バナナのケーキ
*焼きプリン
*ココナツのムース
*ガトーショコラ
*抹茶のムースケーキ仕立て
*グレープフルーツとカンパリのムース
*洋酒のきいたパンとキウイのデザート
*ベイクドチーズケーキ
*2種類のクリーム、シュー包み
*しっとりチョコレートケーキ

悩んだね。人一倍悩んだね。
死ぬ思いで、ミチヨの選んだものは。

*ガトーショコラ
*焼きプリン(バーナーでお砂糖を焼くというサービス付き)
*洋酒のパンとキウイのデザート

うまかった。うまかった!シアワセでした(*^-^*)

お腹いっぱいになったところで、みんなお口も軽やかになり(最初の緊張は
どこにいったんだ?え?)、なんだかお下品な話ばかりしてた(笑)
「毛」の話とか、「昨日の鼻○ソがいかにすごかったか」とか。
女ばっかりってのは、これだからやめられない^^;

でもね、本当はうちの課の女性は11人いるのね。
もちろんこの会は強制ではないし、パートさんもいれば、派遣さんもいる。
でもできるなら勢ぞろいしたかったなぁっていうのが本音。
たったこれだけの会だけど、もうひとりの幹事さんとお知らせの文書を作ったり、
都合のいい日のアンケートの回覧も作った。親睦会のつもりだったの。
女性特有の「群れ意識」というのは嫌いだけど、たまに男性抜きで息抜きする
のもいいじゃない?そうそううまくはゆかないのかなぁ…と思ったりもした。

でも今日は楽しかった。
またやろうねって解散しました。
今日は「初体験」の日だったので、寄り道はせず一斉に帰宅しました(笑)
このあたりが、女性でしょ?ふふ。


2002年02月26日(火)

トレイに付着していた物体。

今日も会計窓口の子がお休みだったので、引き続き会計窓口に立ったワシ。

受付カウンターには、お金を受け渡しするためのトレイがふたつ置いてある。
底に「お大事に」と書かれているブルーグレーの透明のトレイ。

「ん?」

何かついている。何じゃこりゃ。
さっきまで何も付いてなかったよなぁ。
手でとってみる。乾いた感触。なんだろう、これ。前にも触ったことある感じ。
間近でよーくよーく観察してみる。
色は薄い緑色。赤い色もちょっと混じっている。
大きさは5mm×7mmってとこ。

嗚呼、これってひょっとして…。
アレですか?アレですか?アレなんですかっ!?(>o<)

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午後からの外来は比較的ヒマだった。患者さんの観察なんかもできるくらい。
私の目の前に座っていた患者さん(女性)は、とにかく声がでかかった。
多分お孫さんだと思うんだけど、彼らを呼ぶときも周りの迷惑も考えず、
とにかく大声で叫ぶ。怒っているわけじゃない。単なるそういう人なのだ。

彼女の会計ができてきた。名前を呼ぶ。
もちろんデカい声で、返事をしつつやってくる。

「△△さま、本日は○○○円になります」

「あ?いくらだって?!」←デカい。

「○○○円です」

「あ?○○○円ね。わかった、わかった。」←デカい。

お金を用意して、トレイに乗せてくれる。
レジを打ち、処方箋の説明をする。

っが。みっちーその患者さんに目が釘付け!(@_@)

「(アナタ、左第二指が、スッポリと、鼻の穴に、埋マッテマスヨ。)」

処方箋の説明のあいだ、彼女の人差し指は、第一関節を通り越して、彼女の鼻の
もっと奥深くまで達していた。俗に言う「鼻○そをほじっていた」のだ!
可笑しくて可笑しくて、わなわなした。

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もうわかった?わかった?!
トレイについていたうす緑色のカピカピした物体は、彼女の鼻○ソだったのだ!
しかも大きさは5mm×7mm。デカっ。もしも私の鼻からそんなものを発掘したら、

「おかあさーん!こんなおっきいのとれたよー!」

って走って見せに行くくらいの(笑)
しかも血混じってるし。

それだとわかるまで時間がかかった。もしや…とは思った。
違うだろうと言い聞かせようとした。トレイに鼻○ソがつくはずないじゃんって。
でも近くを通りかかった後輩にみせたら、それが本物だという鑑定結果がでた。

うぅ、人の巨大鼻○ソ、手でつかんじゃった…(T_T)

しかもその患者さんの会計を終えてから、約15分後に発覚したこの事件。
何人の患者さんの手を、彼女の鼻○ソは通りすぎたのだろう…。
なのにもかかわらずトレイの淵に、しっかりと根を下ろしていた鼻○ソちゃん。

ショックと衝撃でまったりとした午後を過ごしてしまったおかげで、今日は仕事が
終わらず、8時まで残業してきてしまいました…。うぅ。踏んだり蹴ったりの巻。


2002年02月25日(月)

テキ屋のお兄ちゃん。

もう職場ではおばさん系なので、窓口にはたっていないワタシ。
だけどこの間のワタシのように、代休で窓口の子が午後からお休みをとるときは
ヘルプとして窓口でにこやかに応対なんかしてる。

今日がその日だった。

会計窓口のためお金の管理を任されるので、かなり緊張したりもする。
今日も、「お大事にどうぞー」なんてめっちゃキモい笑顔を作っていたりして。
だけど頭はフル回転。おつりを間違わないように、ピリピリしてるのだ。

そんなとき。
会計を行うべきカルテが回ってきた。

「○×、△□さまー」なんて普段は絶対に出さない声色を使ってみたりして。

さっきからワタシの視界の一番隅っこに、ちょっとガラの悪そうなお兄ちゃん
たちが映っていた。(でもガラの悪い兄ちゃんって、どうしてジャージ着てる
んでしょう?しかも白が多い。サングラスしてるし。)
でも外来の患者さんだと思っていないので、気にもとめていなかったのね。

それが、「おう」なんて窓口にきたから大変。しかも3人で。
しかも「ミチヨちゃん元気?」なんて声かけられた。

「(ワタシ、アナタト、オシリアイデシタッケ?)」心の中でこっそりと
叫んだつもりが、

「へっ!?」

って声にでてた。あまりにスットンキョウな声だしたので、お兄ちゃんたちは
面白がり、げらげら笑っている。謎は解けた。私の名札を見ただけだった(笑)
服装や人相の割には、明るく気さくなお兄ちゃんたちだった。
私はホッとするあまり調子にのって、

「お知り合いなのに、お顔を忘れてしまったのかと思いましたよ〜!」

ってつっこみ笑顔を作った途端、あるものが目に飛び込んできた。

このお兄ちゃん小指にグルグル巻きの包帯してる。
そしてなんということに、絶対に短い。他の指に対する比率からして絶対に。

そっと領収書を確認してみる。あ、今日は手術料を算定してる。外科的手術。
も、も、もしかして、アレかい?
これが俗に言う「落とし前」ってヤツかいっ?

でも気づかない振りをして、穏やかにニコヤカにおつりを返し、丁寧に応対し
お兄ちゃんたちは上機嫌で帰っていった。

すぐに後ろのYくんが、「コレかい?」って頬に傷をつける仕草をした。
カルテを確認。興味津々。カルテの第1行目にはこう書いてあった。

「右第5指、包丁にてつめる」

…やっぱり。
でもその人は、テキ屋だったのだ。そういえば、今年函館公園にお花見に
言ったとき、ヤキソバ作ってたのがその人だったらしい。その人の奥さんが
うちの患者さんだったので、受付の子が覚えていた。
(しかもそこのヤキソバ、食べてたりもする^^;)

確かに包丁は使う職業。業務上の事故なのか?
それとも違う意味での労災なのか?
……事実は闇の中なのである(苦笑)


2002年02月22日(金)

ぷるぷるの力持ち。

今年度から、給料体系が変わった。
今までは基本給があって、経験を積んでいくにつれて、昇給があるという感じ。
ま、だまっててもあがっていくのですが。
それが、「年齢給」と「職能給」という2本立てになったのだ。
「年齢給」は、毎年一定の割合で増えていくのだけど、「職能給」に至っては、
仕事に対する姿勢、生活態度、達成度などを上司から評価されて、より多く
成果をあげた人には、もう少しお給料をあげますよ、でも基準よりも悪かった
場合は、容赦しませんよっていう制度。

しかも「ステップアップシート」なるものを作成しなければならない。
これは何かというと、今年の私の目標を掲げて、達成すればそれなりの評価を
しますよ、というやつ。もちろん、上司との面接だってあるのだ〜。

書きましたよ、目標。3つも。
すごく簡単なことを、もっともらしく専門用語使って(笑)
そして面接しましたよ、課長と。

「あのね、この目標ね、わかるんだけど、やって当たり前のことなんだよね」

って言われてしまった。しまった。バレた。
やっぱり課長の目は節穴じゃないんだ。

「これもね、いいんだけど、これってすごく評価しづらいんだよね」

確かに。「課のレベルアップを図る」っていうのは、漠然としすぎたか。
「いついつまでに、これこれこういうことをやり遂げます」っていうものが
欲しいらしいのだ。でもなぁ、そんなこと言ってもなぁ。
でもとりあえず、書き上げて提出する。一応通った。良かった〜。

その目標のなかのひとつに。
「4月の医療法改正とコンピューターの新規導入に伴い、積極的にサポートを行う」
というのをあげた。「サポート」というのがミソ。
「言われたことはもちろん一生懸命やりますよ、でも任せられると困ります」って
いう自己の表れが滲み出ている^^;→ 全然ダメじゃんっ

そうなのだ。
4月から医療法改正があるので、そのいろいろな準備と(それだけでいつもはヒーヒー
言うのだっ!)、なおかつコンピューターが変わるのだ。しかも思いっきり。
今月の中くらいから、デモ機でいろいろレクチャーされているんだけど、はっきり
言って、慣れるまでめちゃくちゃ大変。訳わかんねー。
まず今のコンピューターの操作方法を、まず一度頭の中でリセットしてからじゃないと
無理、無理。30歳超えたこの筋肉のような脳みそで、新しいことなど覚えられない。
…でも、そうは言っていられないので少しずつ頑張っているところ。
MacとWindowsくらいの差があるように思える。慣れるまでは大変だぁ…。

私の課には、同期のYくんってのがいる。アタシと同窓生で、卒業してから殆ど一緒に
仕事している。(でも恋愛感情もったことお互いに一度もなし。どうして?^^;)
彼がまたキレモノで。ミチヨは完全に置いてけぼり状態。
でも今回、そういう目標を掲げたからには私にだって意地はある。>サポートだけど。
「落ちこぼれ」の烙印だけは押されたくないのよねぇ。

っちゅーわけで、がんばってるワケです。
怒涛の年度末、さぁこの不整脈の心臓で、無事乗り越えられるのか?!
課長、見ててください。アタシ縁の下で、柱、支えてます。ぷるぷるしてるけど^^;



2002年02月21日(木)

イライラ日。

今日は午後から代休だったので、朝から「映画をみにゆこう!」と張り切って
おりました。午前中しか時間がないので、自分なりのプランをたてて、じゃか
じゃか頑張りました。そんなときに限って、どーゆーわけか「あれやって、これ
やって」とイレギュラーなことを頼まれるもんです。12時で仕事が終わるという
のに、11時55分に仕事を頼まれてちょっとだけピクっときたけど、でも仕方ない。
私がきちんと仕事を教えていないのがいけないんだ。

結局全ての仕事を終えたのは、12時25分だった。
仕事のイライラを解消するためにも、お気に入りの喫茶店で本なんか読んで、
おいしいフレンチトーストを食べて、ゆったりと過ごし、2:10からの映画を
見に行く予定だった。駐車場の都合もあり、1:40には駅前にゆかなくちゃ
間に合わない。これじゃゆったり本を読む時間がないなぁ…って少し悲しく
なった。

っが、大変なこと発見。本を家に忘れてきた。私は本がないと喫茶店に行けない
のだー!急遽本屋さんに向かって、ずっと買おうと思っていた「模倣犯」をこの
機会に購入しようと思ったら、なんだか薄汚れた1冊しかなかった。でも欲しい
モードは炸裂していたので、躊躇するも購入。…なんかついてない。

本を持って喫茶店にいざ出陣。いつもは車が止まっているのに、今日は一台もない。
でも定休日は木曜日だし。恐る恐る入り口に回ると、「本日貸切」の文字。
ついてねー!私のイライラはこの場所が開放してくれると思ってたのにぃ。

でも気分をとりなおして、そこから車で5分くらいのメキシカンのお店にいくこと
にする。そこもまだ行ったことがないけど、美味いと評判のお店だから迷わずGO!

着いた。休みだった。ついてねー!

どんどん映画の時間は押し迫る。うわうわ、どこにしよう。イライライライラっ!
ここでファーストフードとかには意地でも行きたくないっ。どこにしよう?!

あっ。最近話題の美味しいラーメン屋。この間行ったら、終わってた。(スープ
なくなり次第終了)だけど今日は平日。行っちゃおう!そんで、あまった時間は
近くの喫茶店で珈琲なんぞ飲もうっ。決まった。

着いた。休みだった。ついてねー、ついてねー、ついてねーーーー!(怒り100%)

もうこうなったらどこでもいい。そこから車で5分くらいのイタリアンにいく。
旗がひらひらしているのが見える。イタリアカラーの旗がっ。

着いた…。………やってたぁぁぁぁ…(へなへな)
バジルとアンチョビのパスタと、1人でなんて絶対に頼まないワインなんかも
頼んでしまった。これが飲まずにいられるかってんだっ!

ワインなんて1杯180円だって!でもめちゃうまだった。どして?
どして180円なのにこんなにウマいの?幸せ。怒りが少しだけ収まった。
赤ワイン効果テキメン。店員さんの感じがめちゃくちゃよくて、少しだけ復活。
食べるだけ食べて、すぐ映画に向かう。

今日の映画は「ソウル」(笑)
そういう気分じゃなかったんだけど、なんとなくそれにしてみた。
「B級踊る大走査線」という評判はぴったりだった。しかも途中寝てるし。
ここでも赤ワイン効果テキメン。

映画を観終わって、デパートに寄る。
商品券があったので、DVDか春の服でも買おうかと思って。
そこのデパートのDVDは、函館の今まで見たどこよりもたくさん品数が揃っていた。
欲しいものが山盛りで、悩む。
「月とキャベツ」置いてあるのも初めてみたし、「司祭」とかビデオ屋において
いないものもたくさんあった。悩む。
でも絶対に「ないだろう」と諦めていたものが、あった。あった。あった!
そりは。「及川光博の世界」(照)
欲しいけど、ミッチーに4800円もつぎこんでよいものか。他に「BVSC」とか「ギャラ
クエ」とか「ラブソング」とか「夏至」とか買わなくてはいけないものがたくさん
あるじゃないのよぅ!だけどこんなツイテないときに買ったものは、絶対に後悔する
もんと相場は決まっているので「いつでも買えるさ〜、るるる〜」とばかりに何も
買わずに帰ってきた。ちょっとエライ、私。

あとは泌尿器にいって、もう1回採尿して、菌があるか検査するばかり。
ハタと気づく。今日、わたし、ズボンじゃん。下着をとってあの台に乗るのに、
下半身すっぽんぽんかい?しまったー、スカートはいてくるべきだった。がっくん。
でもしゃーない。それで採尿して(結局つかの間のすっぽんぽん)、診察。

「血液も混じってなければ、細菌もキレイに消えましたよー」

とキリギリス先生(かってにあだ名とつけてみた)はおっしゃった。
やったー、完治!恐るべし、抗生物質。恐るべし、治癒力!

…とこんな感じで、今日を過ごしました。ついてなかったり、イライラしたりした
けど、なんとか持ち直しました。やっぱり映画の力はすごいっすね。束の間忘れた
もん、いろんなこと。

明日はいいことばかりだといいなぁ。ふぅ…。

2002年02月20日(水)

とりたい。とりたい。とりたい。

わたし、今、キカイダーです。(これ知ってたら30歳超えてます^^;)

胸に電極を5コ固定されて、24時間の心電図とってます。
身体から何本もコードが飛び出ていて、キモいです。
電極を固定している絆創膏を貼ったところが痒くて、バリバリ剥がしたい
衝動にかられています。寝ている間も、トイレにいくときも、運動する
ときもいつだって一緒です。肩からぶら下げているから、左肩がいやに
凝ってます。自分の生活を、細かに記さなければなりません。
トイレにいった時間や、階段を上った時間まで。そうすることによって、
脈が早くなったりしたときの目安になるからです。めちゃくちゃ面倒デス。
(だから全然書いてません。先生、許して。でも苦しくないからいいの♪)
それもこれも明日の10時までの辛抱。がまん、ガマン〜!

先週から不整脈が頻発していて、とても気持ち悪かったの。
細い血管の中を、ゼリーみたいな固形物の粒がドュルって一瞬通り過ぎた
ような。うわぁ、不快。

金曜日に受診して、今日ホルター心電図をやることになったのだけど、
日曜日からその気持ちの悪い不整脈がピタリと止まったの。土曜日なんかは
たぶん50回以上はあったはずなのに。
不整脈ってのは、不整脈がでているときに波形をみないと、心室性か上室性か
判断できないのよ。したがって、不整脈が全くおこらない今の状態では、
つけている心電図はまったく意味のない検査だってことになる(笑)

そんな検査に¥3000もかけていいのか、ミチヨ!
くぅ、お給料日前だっていうのに〜…。

でもさっき、一度だけ小さな不整脈がでた。

「おしっ!」

ってガッツポーズしちゃった。
いくら高いお金をかけてやっても意味がない検査だからって、不整脈がでて
コブシ握り締めるワタシって、一体…。

昔からそうだったの。アタシ。
熱がでて氷枕してもらったり、ちょっと切ったりしただけなのに包帯まいて
もらうのが大好きだったの。
「ワタシって病気〜…(ふぅ)」ってのが好きだったのかもしれない…。

ま、それはさておき。
まだなんとなく胸の息苦しさはとれないのだけど(悩みがあるときって胸が
ずっしりするでしょう?呼吸が苦しくなるでしょう?そんな感じなの)、
日々回復しているので、心配はご無用よん。

まずは早くコレとりたい。今はただそれだけだあああ☆

2002年02月19日(火)

こんな本を待っていた!

最近、ビデオ屋さんに行っても、「これ、観たーい!」って映画にあまり巡りあわなく
なった。観たい作品は、ほとんど見尽くしたからだ。←かっくいー♪
でも未見のビデオを手元においておかないと情緒不安定になる私としては、何か借りて
おかなければならない。そんなときはどうするか。
ひとつは新作。こちらで公開のなかった作品をテグスネひいて待ってる。
でも新作って、1泊しか借りられないし高いでしょう?ちょっと躊躇するのよねー。

そんなとき。
1週間レンタル可能であって、なおかつ「ぎょえー、こんないい作品見逃してたんだ!」
っていうのを見つけたいわけよ。でもなかなかその日の気分にあう作品って、見つけら
れないのよねー。30分とかウロウロしても、1本も見つけられないときだってあるし。

そんな私にぴったりな本を発見っ。
これはお気に入りの喫茶店に置いてあった本なんだけど、あまりに感動したので、本屋
さんで取り寄せてもらったのだ〜。

マンガ家「吉野朔美」サンといえば、ちょっとマンガが好きならピンとくるはず。
個性的ではないけど、とても丁寧でキレイな絵を書くヒト。
代表作はなんだろう?(笑)「少年は荒野をめざす」とか「恋愛的瞬間」とかかな。
(読んでないけど^^;)

その人が出版した本で、その名も「こんな映画が、」。
副題というか、帯には「いい映画見逃していませんか?」って書いてある。

おおー!こういうのが欲しかったんだよっ。見逃してるのたくさんあるんだよ、きっと。
ちらっとビデオの裏を読んで、「こーゆーのキラーイ」って観ていない名作が山ほど
あると思うんだよぉー。

パラパラと開いてみると、吉野さんのあの絵でも映画を紹介。ネタバレもごくごく
控えめで、全体の雰囲気や印象的なシーン、そして見終わったときの感想なんかが
カラーで描かれている。100本くらいはあるね。しかも未見の映画がたっくさん!
ゾクゾクしちゃうわ。(でも俳優の似顔絵は、あんまり似てないの^^;)

明日ビデオを返しにいく日なので、一緒になにか借りてこようと思うのね。
今日、その本で紹介されている映画のなかから、ピックアップしたものは。

「フラート」3つのオムニバスなんだけど、3つとも脚本、設定、台詞は同じ。
舞台がNY、ベルリン、東京。お国柄が違うと全然違う作品にみてるんだって。
「ラン・ローラ・ラン」みたいな感じかな。好きなんだよ、こーゆーの。

「ビューティフル・ピープル」「フェリシアの旅」「ミフネ」(これは絶対に
借りない自信があったのにもかかわらず)、「ハズバンズ」(ジョン・カサヴェ
テスって実はあまり観ていない)あたりかな。

本屋さんでもたまに見かけるので、手にとってみてはいかが?
映画好きなら買いたくなるぞー。

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出版社---株式会社PARCO事業部
著者-----吉野朔美
題名-----「こんな映画が、吉野朔美のシネマガイド」
価格-----¥1300+tax 

2002年02月18日(月)

海外へいきたいのー。

海外に行きたいっ。
これはアレですね。俗に言う現実逃避ってヤツですね。
でも行きたいんだもん。精神を開放したいっちゅーか。
いやいや、病んでるわけではないのよ(笑)
リフレッシュしたいんだよね。ただ単に。羽を伸ばしたいっていうかね。

今まで海外は2度行った。
ミーハー旅行の頂点ともいえる、ハワイとグアム(笑)

最初はグアムで、職場の5歳年下の女の子と行った。
雨季だったせいもあって、雨とか曇りばかりだったけど、初めての海外
ってこともあって、めちゃくちゃはしゃいでた。
観光客のいないお店へ行こう!なんて言って、危ない真似もしたなー。
でもナマコうようよだけど綺麗な海と、ハイグレードのホテルのおかげで
見事にかぶれて帰ってきました。タクシーのおっちゃんに、射撃の店へ
断りもなく連れて行かれそうになった(いや、断ってはいたと思うんだ
けど、通じなかったんだと思う^^;)ことを除けば、トラブルなく帰って
これた。楽しい気持ちだけを残して。

次はハワイ。グアムへ一緒に行った女の子と、もうひとり職場の一緒の子
とともに。これも楽しかった。
グアムとは違う都会的な雰囲気と、開放的な空気と。
毎晩ちょっとだけオーシャンビューのベランダで、酒盛りしたっけなぁ。
本当に毎晩飲んでた。寝る前に、月をみながら日本の友達に手紙を書いたり。
潜水艦に乗って具合悪くなってゲ○袋抱えて降りてきたっけ…。
浮き輪につかまっていたら、どんどん沖に流されて、サーファーたちに
叱られるほどすごい波のところまで行ってたのは怖かった。
泳いでも泳いでも岸から遠ざかる。死んでしまうかと思った(笑)
でもとても楽しかった。夢みたいだった。

そのときのメンバーで昨日、映画を観てきた。
あの雰囲気は健在。ひとりはもう2児のお母さんになってるので、なかなか
会う機会が作れない。でも子供たちを実家のお母さんに預けて、つかの間の
休息。気を遣わない人たちってのは、やっぱり楽だなぁ。
彼女といると、自分がお姉さんだということを忘れさせてくれるし。

またいつか3人で海外に行きたいねって話しをしてた。
下の子はまだ0歳だから、その子が3歳くらいになったら絶対に行こう!と
約束。韓国もいいね、「オーシャンズ11」のあとだからラスベガスもいいね、
などと思いをめぐらせながら帰宅。
いやん、かなり行きたくなってきたぞー!

でもそんな私の今一番行きたいところはバリ。日がな一日、ビーチで本を読ん
だり、ぶらりぶらりと散歩をしたり、そーゆーことをしたい。
今、私に必要なのは目標。それを実現させるために、いっちょがんばって
みるとするか。お金を溜めてみたり。ガイドブックを買ってイメージトレーニ
ングしてみたり。一緒にいく彼氏をみつけてみたり(笑)


2002年02月17日(日)

バージン喪失。

昨日行って来ましたよ、泌尿器科。こわかったぁ。

検尿カップを持った看護婦さんがいきなりきて、「今日はどうなさいま
したか?」と怖い顔で言ってきたので、ことの次第を説明した。
「それでは採尿しますね」と言ったので、トイレに案内されると思いきや、
ベッドのある部屋に案内された。なんかみたことある。この部屋。

「女性は尿道が短いため、どうしても細菌が検出されやすいのです。だから
尿道に管を通して、膀胱から直接採尿しますねー。」

え?えええ?
アタシの勘は的中した。この部屋、産婦人科の病室に似てるんだぁ〜!
しかも管?管だってー?私さえも見たことないその道に(ごめんなさい^^;)
管を通すですと?私を誰だと思ってるのよ〜(T-T)

「あぅ、あぅぅ…(イヤだと言っている)」としか声のでない私を全く無視して、
看護婦さんはもう準備万端。有無を言わせぬ凄みが、その看護婦さんにはあった。
ミチヨ、観念。だって怖いんだものー、その看護婦さん…。

ちゃちゃちゃと処置は終わった。少し痛かった。
尿道バージンを捧げてしまった。(kー、このフレーズもらったよ。)
返せ、このやろう。←これは負け惜しみとゆーやつです。お下品でごめん…。

結果はたぶん「膀胱炎」。
でも自覚症状(残尿感、排尿時の痛み)が全くないので、いまいち信用できん。
まずは抗生剤を服用して、来週再検することになったのさ。
またアレ、やるのかぁ。うぅぅ、あれって本当に屈辱的なのよお…。くすん。

でもやっぱりどうしても不整脈の症状がとれないので、自分の病院に帰って
循環器も受診してみた。症状を聞いて、心電図とって(異常なし)、心音聞いて
(異常なし)なんでもないよって言われるはずだったのに、いきなり、
「よし、ホルター(24時間心電図)やろっ」とにっこり微笑まれた。

ま、マジですか…。
あれ、3000円もかかる検査なんですけどっ。
「いやだーーー!」って言ったら、「じゃ、エコーやるか?」ってまたにっこり。
心エコーなんてやったら、おっぱい丸見えじゃないのよー。
死んでもアナタには見せないわって思ったら、「ホルターやります…」と返答
してしまった。うぅむ、来週の火曜日はお弁当箱みたいなの肩からぶらさげて
仕事しなくちゃだわ…。かっちょわる。

ってなわけで、あんまり調子の良くないワタシ。
それなのに昨日は友達んちでチゲ鍋パーティ、今日は「オーシャンズ11」2度目
を観てきてしまった。約束だもん、ショウガナイ。(人のせい^^;)
明日は家でビデオ鑑賞でもしてよーっと。

……………。
…もしかしてこれが大殺界ですか?(。>_<。)ぶるぶる。


2002年02月16日(土)

菌保持者。

明日泌尿器科を受診することになってしまいましたー。
こわいー(>_<。)

一昨日からなんだか胸が苦しくて、ドキドキするとゆーよりも重苦しくて
この症状は持病の貧血がまた再発したに違いないと思い、自分の病院で
採血をすることにしたのね。そのときに、なんとなーく「甲状腺の検査と
検尿もお願いします」と言ってしまった。なんでだろう。

そういえば検診で潜血(+)だったんだ。痛くも痒くもないけど、とりあえず
やってみようって思ったのが強いてあげれば理由だったのかも。
その検診だって6ヶ月以上も前だぜー。いえーい。

結果。
貧血は大丈夫だったの。貧血は。
問題は「検尿」。まったく心配していなかった検尿。

「潜血++」…うっ、マジで?

しかも。

「細菌++」…げっ、菌?キン?きんーーーー?(>0<)おー、脳!(NO)

そういえば。
朝、起きがけの排尿時、右の背中がチリチリするなぁーって思ってたんだ。
きっと石かなんかあるんだろうなぁって思ってたんだ。
今更気づくな、ミチヨ。もっとことの重大さに気づけ、ばか。あほ。

血尿ってのは、尿が真っ赤に染まることだと思ってた。
それって真っ赤なウソだ。(うまいっ!)
だって私のそれはいたって普通の色だから。しかも自分のそれの色なんて
通常みないじゃーん。洋式だしさぁ。和式のときは水を流しながらするしさぁ。

とりあえず、ナニか絶対にありそうなので、泌尿器受診してきます(T-T)
受診したことのない病院ってのは怖いよー。
歯医者さんも怖いけど、経験あるからわかるでしょ。こんなことされるなぁって。
でも泌尿器とか耳鼻科とか肛門科とか(おいおい)って普通あまりいかない類の
病院だから、非常に勇気がいるのよぉ…。ふぅ。

きっとあんなこと(エコー)や、こんなこと(造影)されちゃうんだろうなぁ。
膀胱鏡だけはやめてね。痛そうだし、痛そうだし、恥ずかしそうだし。(爆)
仕事も忙しくて休める状態じゃないのだけど、身体のほうが大事なので、朝イチ
で受診してそのまま仕事にゆきます…。

虫の知らせってあるんだなぁ。いままで自分の職場で、検診以外に検尿なんて
しようと思ったことなんて一度もなかったんだもん。今日、急に思い立ったん
だよなー。すげー、アタシ。もしかして甲状腺もひっかかったりしてー(ToT)

結果がでてから(笑)、右の背中がチクチクする。気のせいじゃなく。
さっきロキソニン飲んだ。あう、あう、あうぅぅ。

巷はバレンタインなんだってな。ちっ、全くついてねーぜ。

2002年02月14日(木)

「命」捧げます。

みなさま、各スポーツ新聞見た?見たーー?
特にスポニチ!あなたはエライ!素晴らしい!
なんて素敵なお姿なのかしら♪
オリンピック選手じゃないわよー?及川みっちーでもないわよー?
といえば、ただ1人!my篠原監督の艶姿〜!きゅ〜♪

昨日は監督の新作「命」の製作発表だったのだ。
いやいや、もちろん私は次回作が柳美里原作の「命」だということも、12日が
製作発表だとゆーことも、主演が江角マキコだとゆーことも、豊川悦司の出演
が決まったとゆーことも監督から直に聞いて知っていたけれども(さりげなく
自慢)、監督LOVEな私は、朝から早々職場の売店にスポーツ新聞を買いに走った
わけなのよ(笑)←2社購入したの^^;

なんだか当たり前なんだろうけど、江角マキコと柳美里にばかりスポットが
当たっていて、ミッチーちょっと不満だったけど、スポニチのあのショット
には満足だね、満足っ。赤い薔薇を背負った、赤いシャツの監督っ!
ヒゲも素敵。なにもかも素敵っ。うきゃーーー、らぶぅぅ!
(愛してるーと言いたいところだけど、遠慮してみた^^;)

こほん。ここからはまじめに書く。

「命」という作品は、私にとってちょっと因縁めいた作品だったの。
誰に薦められたわけじゃなく、なんとなく、ただなんとなく手が出た類の本。
今まで、柳美里は読まず嫌いというか、どうも苦手なオーラが出ていて、
読もうともしたことがなかったくせにもかかわらず。
フィクションだったならば「けっ、こんなことあるわけないじゃないのよー」
と文句のひとつやふたつ投げつけたくなるほど、あまりに凄惨で(本人達は
そうは思っていないだろうけど)衝撃的で、想像を絶するノンフィクション。

読み出したら止まらなかった。一気に読みあげた。
父が同じ種類の病気だったからかもしれない。不器用な彼女の恋愛に共通点を
見出したからかもしれない。とにかく恐ろしい勢いで読了した。

そのあと、何の気なしにテレビをつけたら、彼女のドキュメンタリーをやって
いた。文字の世界にしかいなかった彼女が、そして東由多加氏が、一気に実在の
人物として目に飛び込んできた。ガツンと脳天かちわられた気分だった。

そのあともなぜか仕事が休みだった日のワイドショやー、「知ってるつもり」
なんかで、彼女たちを目の当たりにすることが多発した。偶然にしてはすごい
確立だったと思う。

まるで何かに導かれていたようだった。
どうしてこんなに気になるのだろう。どうしてこんなに。

1月に篠原監督からメールをいただいたときに、それは私の中で一気に繋がった。
これはまさしく伏線だったんだ。あそこまであの作品に魅せられた訳。
彼女のことが好きだったわけじゃない私が、そこまで固執した訳が。

…っていえばかっこいいよなぁ(笑)単なる話題作で、その監督を篠原監督が
やることになっただけなのかもしれないのに^^;
だけど、ただの話題性だけでヒットするような作品にはなってほしくないの。
本当はひっそりと、ただひっそりと彼を好きな人たちの間で語り継がれるような
作品であって欲しい。でもそれは無理だよなぁ、ここまでもう大々的に報道され
ているもんなぁ…。なんだかちょっと寂しい…。

でもね、きっと彼はワイドショー的な撮り方は絶対にしない人だっていうのは
「オー・ド・ヴィー」でしっかりと心得たから、私は平気。信じてる。
(彼の映画に対する姿勢や取り組み方を知っているのだもの。>自信。)

ということで、私は遠い北海道から応援するんだっ。
トヨエツなんて私の5本指に入るくらい好きな俳優さんだし。
もう今から観てもいないのにドキドキしてる。クラクラしてユラユラしてる(笑)

もしまだ未読の方がいたら、ぜひ読んでみて。
これをどうやって映像化するか、知りたくなるよ。絶対に観たくなるよ。

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こちらにその赤いシャツの監督がっ(≧▽≦)
「オー・ド・ヴィー」のことも書いてるよ♪(そこに私がいるのだっ!)
http://www.shinotetsu.com/note/index.html


2002年02月13日(水)

悪夢。

この2日間、誰とも口をきかずに、家から一歩も出ずに過ごしてみた。
これは自分に対するチャレンジでもなんでもなくて、ただ単に用事もなければ
したいこともなかったから。身体も疲れていたし。

なんだかアメる。(これは方言で、腐るという意味だよん)
誰かと話したいとは思うけど、なんだかちょっと気分が落ち込み気味らしく
たぶんうまく話せないかも。そういうことがたまーにある。

お昼にビデオをみていたら、急に眠気が襲ってきて、2時間くらいお昼寝を
してしまった。夢をみた。

今晩はキムチ鍋にしようと思って、材料を買いにいくところから始まる。
車に乗り込もうとすると、若い男女があたしの車のドアをこじ開け、私の
財布からお金を盗み出そうとしているところだった。
私はひどく怒っていた。その女の子(ショートヘアーで、めちゃくちゃ
可愛い顔をしていた)を、なじっていた。っていうか説教をしている。
そんなことしても自分を傷つけるだけなんだよとか、そんな短絡的にお金を
得ようと思ってもダメだとか。それでもその女の子は開き直ったり、自分を
正当化しようとするので、アタシ、殴ってた。平手打ち。ぱーんって。
怒鳴りながら、2回、平手打ちしてた。

うっそ。
私、今まで人を殴ったことなんて一度もない。冗談で頭をこずいたりって
いうのはあるけど、怒りの鉄拳なんていままに振りかざしたことなんて
一度もないよ。しかも怒りを、本人に対してあそこまでストレートにぶつけた
こともない。自分の気持ちを隠して裏で悪口を言うのはキライだから、
大切な人に対しては、何か気になることがあったら本人にはなるべく伝える
ようにしてたけど、そのときもあそこまで感情をぶつけたことはない。

起きてびっくりした。アタシ、あそこまで凶暴になれるんだ。
ストレスでも溜まっているんだろうか。
外に放出したい何かがあるんだろうか。
自分をおさえすぎてるだろうか。

最近、浮き沈みが激しいなぁ。
今日は監督からメールがきたから、一日happyでいられるはずだったのに。
落ち込む出来事など全くないはずなのに、自分の夢に少しだけへこんでいる。

むむむ。マンガでも読んで、寝よ。(昼寝のせいで眠くないんだけども^^;)
そうだ、昨日今日とビデオを4本も観たのに、どれもこれもイマイチだった。
これも不機嫌のひとつだわ。まったくもう(笑)



2002年02月11日(月)

1人でできる?できない?

映画を一人で観にいく。→はい、観にいけます。

喫茶店に一人で入る。→はい、入れます。

一人でランチを食べる。→はい、食べられます。

一人で飛行機に乗って旅行に行く。→はい、行けます。(ぶらり旅は除く)

一人で飲みいく。→……いいえ、できません。

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30歳を超えると、一緒に行動してくれる女友達が極端に減る。
ダーリンができたり、ダーリンよりももっと大事な子供が産まれちゃったり
するから。今までしてきたいろんなことを、独身女は一人でしなくちゃ
いけなくなるんだなぁ、これが。だから若いころにはできなかったことも、
難なくクリアできるようになった今日この頃。

いやいや、一人で行動するのは、嫌ではないの。
自分の好きなように、したいときだけ、時間の許す限りできるわけだし。
学生時代から、休み時間のトイレに一緒に行くのも抵抗あったくらいだし。
(したいときには一緒にいくよ、そりゃ^^;。そこまで1匹狼ではないの。)

でも今まで一度もしたことがないのが「ひとりで飲みにいく」ことなのだ。
っていうか、したいと思ったことがないの。お酒を飲みに行くって言うのは、
いい仲間と、いい会話を共有してこそ楽しいものだと思っているから。
「会話」なしでお酒を飲むのなら、わざわざ飲み屋に行かなくても、家で
ワイン空けても同じじゃんって思うから。というよりも、1人で時間を潰せ
ないから。これが本音。

それがこの間、ちょっと目からウロコなことがあった。
先週「穴場なバー」に一緒に行ったYちゃんが、こんなことを言っていた。

「私?一人で飲みにいきますよー。え?ナニしてるのかって?読書とか
してますよ。知ってます?お酒を飲みながらサリンジャーなんて読むと、
もうボロボロ泣けちゃうんですよ。感情入りまくりですよ。ほんと、
嗚咽って感じで。」

えー、Barで本を読むの?って聞いたら、「うん。」って極々当たり前って
いうような返事が返ってきた。なぜわざわざBarで本を?って聞いたら、
「お酒も飲みたいし、本も読みたいから」ってさらっと言ってのけた。

そーかー。それでいいんだ。

私はどこに行くにも、本がなければ行動できない。一人で食事をするときも
手元に本がなければお店に入れない。映画の待ち時間でさえ、本を読んで
いる。結局本がなければ、臆病でなにもできないのだ。ヒマつぶしっていう
のも確かにある。旅行に持っていく本なんていうのは、その類。
だけど1人でなんだか寂しいなぁ、そうだ本を読んでいれば寂しくないや。
知らないうちにそんな気持ちが働いていたのかもしれない。

でも彼女はそんな風に本を利用したりなんかしないんだ。
読みたいから読む。飲みたいから飲む。家で読むより、今日はこのBarで本を
読みたいからわざわざ出かける。

なんかこういうのっていいなぁって思った。
Barで本を読むことじゃなく。ひとりで飲みにいくことができるからじゃなく。
「なんであの人、飲み屋で本を読んでるの?」って他の知らないお客さんに
言われることや、「女1人で、Barで本読んで、それでお前楽しいか?」って
言われることを全く気にせずに、「したいからしてる、それでいいじゃん」
って胸張って言えることなんかが。

彼女のそういうところ、とても好き。ちょっと影響うけちゃった。

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そうそう、今年の彼女の年賀状も面白かった。
「昨年は本当にお疲れ様でした」って書いてあった「疲」という字が、「波」
のような字になっていた。(微妙に間違っている)
だけど彼女のすごいところは、間違いに気づいても修正液で消したり、黒く塗り
つぶしたりなんかしないのだ。

「昨年は本当にお波れ様でした。多分今漢字を間違えたと思うけれど気にしない。」

って書いてすぐに次の話題に移ってた。もちろん訂正はなし。
私は正月早々、腹を抱えて笑っちゃったよ。彼女のそういうところ、とても好き。


2002年02月10日(日)

満足をありがとう。

毎日毎日、「今日こそは仕事の帰りに観にいくんだ」って思って、観たいドラマは
録画予約なんてしながら出勤していたのに、眠かったり、ブルーだったりとなかなか
行けなかった「オー・ブラザー!」。
だけど公開も今日まで。どうしよう、1週間の疲れがどっと出ちゃったよ。疲れたよ。
行く気分がすっかり失せてしまったよ。ビデオになるの待っちゃおうかなぁって
本気で悩んでた。6時くらいまで。

でも仕事がちょっと長引いて、7時くらいになった。しかも今日の夕刊に織り込んで
あったモスバーガーのチラシ。今日から発売、グラタンドッグ!
よしよし、モスで時間を潰してから行こう!…心が決まった。

モスでグラタンドッグを食しながら(まぁまぁだったけど、2度は食べないかな^^)
なぜか今更「ノルウェーの森」なんか読んで、どっぷりと春樹ってしまった。
コレ、いいですねぇ。読まず嫌いだったのだけど、友人が持ってきてくれたので
半ば渋々読んだのに。めちゃくちゃハマる。しかもとてもわかりやすい文章を書く
ヒトだったのね、春樹って。私は本を読むのが遅いヒトなんだけど、こればかりは
うおおおおおおって感じで、目が文字を追っている。早い、早い。

まだ上巻なんだけど、上映時間が迫ってきたのでなくなく本を閉じ、映画館に向かう。

そんでもって「オー・ブラザー!」。
いやー、かなり好き。っていうかマジ好き。
予告を見たときは全然そそられなかったのに、なぜここまで!っていうくらい私好み
の映画だった〜!黄色な映像もいいし、なんてたって脚本がいい。無駄が無い。
キャラがいい。音楽がいい。カメラワークがいい。ハナマルをあげちゃうっ。

たまーに、「映画よ、終わらないで!」って思う作品に出会えるんだけど、今回が
そんな感じだったなぁ。「ロック・ストック〜」以来かな。
顔はずっとしまらぬまま、ホゲっと口開いてるし、しかも「ぶっ」とかって笑って
るし。だってツボだったんだもー。ヒキガエルとかー。

帰りは車を停めてあるところまで15分くらい徒歩だったんだけど、ずっとニヤニヤ
してた不気味なアタシ。仕事の疲れも、日常のイヤなことも吹っ飛んだなー。
「グラタンドック」と「ノルウェーの森」と「オー・ブラザー!」に助けられた。
明日からまたガシガシがんばるぞー。

なんて単純なんでしょ、ワタシ。でもいい映画と、いい本にめぐり合えたときは、
みんなそうなるよね?意味も無いのに「ありがとう、人生!」とか叫びたくなる
よね?>そりゃアタシだけか^^;

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そうそう、映画と映画のあいだって、普通次の作品のサントラなんかが流れてる
場合が多いんだけど。今日はびっくりした。なにやら男性の声が。しかも
「…ら、落語?」って感じ。
よくよく聞いてたら、大泉洋ちゃんだった!「パコダテ人」公開のコマーシャル
なんだけど、延々パコダテ人の素晴らしさを語っているテープが流れていた^^;

やりすぎ、シネマアイリス(笑)

でも函館ではすごい売れ行きらしいからなぁ。これでガッポリ稼いで、レアな
作品どんどん呼んでほしいと切に願うアイリス会員ミチヨでした〜♪

2002年02月08日(金)

酒くれ、酒〜〜!

の、飲みたい…。
浴びるほど、呑まれるほど、飲みたい、酒。
アル中みたいじゃん、アタシ。
でも、深津ちゃんの飲みっぷりと、酔っ払いっぷり(ニンニン)を見ていたら、
車を置いて、心ゆくまでワインとかー、カクテルとかー、飲みたくなってきた。
何もかもを忘れたいのか、あたし?
いんにゃ、そんなことはなし。もう迷いはふっとんだ。

ただ酔っ払いたーい!
にゃはにゃは笑ったりー、しっとりと語ってみたりー、ぷぃってスネてみたりー。
そんでもって赤ワインくるくるして。
「あ、さっきと味が変わった〜」って知ったかぶってみたり(笑)

あ、わかった。
今週ずっと「ソムリエ」と「瞬のワイン」を読んでたからだ!
寝る前のお楽しみ。

…げ。

いま深津ちゃんと堤くんがチューしてたっ。
酔った勢いチュー。むふ、楽しいだろうなぁ、さぞや。←トゲがあるか?^^;

なんだかわからないけど、無性に飲みたい。でも酒は無し。
あっても飲めぬ、こんな時間から。
だってー、今日はゴハンをたらふく食べたあとにエンゼルパイ食べちゃったの
だものー(T-T)←166kcalなり。

ちくしょー、飲みてー。
パジャマ脱いで着替えてコンビニ行っちゃおうかなぁ。
…だめだめ、今日は。エンゼルパイ、エンゼルパイ。


2002年02月07日(木)

すき*きらい。

窪塚洋介くんの「な行」と「ら行」の発音の仕方がすき。
淹れたての珈琲の香りがすき。
メールが届いたことを知らせる「ぴこん」という音がすき。
映画が始まる直前の真っ暗がすき。
雨の上がったときの大地のような匂いがすき。
海に降りおちる大粒の雪がすき。
「耳をすませば」いつも同じところで泣いている私がすき。
あのひとの書く力の抜けた文字がすき。

花火の終わった静かな夜がきらい。
じゅくじゅく言わないグラタンがきらい。
苺にうまったつぶつぶの種がきらい。
「私なんか」っていうひとがきらい。
「毛穴すっきりパック」の全然とれなかった瞬間がきらい。
手帳の空欄がきらい。
髪の色と同じ色に染めた眉毛がきらい。

いつも自信満々なひとが苦手。
自信がなさすぎておどおどしてるひとも苦手。

自分の位置をしっかり見極めてる人がすき。
自分の位置をしっかり見つけようともがいてる人がすき。

スキなこと、キライなこと、どっちでもないこと、どうでもいいこと。
世の中なんて、きっとそういうのの寄せ集めでできてるんだろうな。
今日キライでも、明日スキになってしまったり。

むむ。なんだか哲学的な今日のアタシ。…あまりスキじゃない(笑)

2002年02月06日(水)

グチなのだ。

なんだかなぁ。
女の子って難しい。男の子だったら、そんなのちょちょいのちょいって
片付けられる話なのに。ちょっとブルーです。

そんでもって私は事務の中では一番年上で。
なんとかまとめてゆかなくっちゃって気ばっかりあせって。
こんなんでいいのかなぁ、もっと何かしなくちゃいけないのかなぁって
いっぱい考えて。仕事を辞めたくなるのは、忙しいときよりもこんな
とき。

でも人間関係がうまくいっていないわけじゃない。
きっと他の職場に比べると、うまくいっているほうだと思う。
だけど、やっぱりお姉さんを演じるのはすごく疲れる。
実は人一倍甘えたなのに、アタシ。

うぅぅぅぅぅ。まったりと甘えたい。甘えて過ごしたいんだよぉう!


2002年02月05日(火)

愛のためならできること。

先週の金曜日、同じ職場の子が「荷造りしなくちゃ」と言っていた。
「アレ、週末どこか行くの?」と尋ねたら、「来週の週末、札幌に行くん
ですよー」と答えた。あ、そういや雪祭りに行くって言ってたな。
でも来週だよ?なんで1週間も前から、荷造りぃ?

その子は仕事もしっかりしていて、一緒に海外に行ったときも用意周到で、
ぬかりがないっちゅーか、だけど荷物が多いっちゅーか(笑)

うちの母もそうだ。この間、九州に旅行に行くときには、全身コーディネート
で服を買占め(年金暮らしのくせに、どこにそんなお金が…?)、5日ぐらい
前にはもう荷造りは全て終わっていた。なぜそんな早くに…?

その点、私ってやつは、荷造りは前の日と勝手に決めている。
さすがに海外になると、2日くらい前からウロウロはしてるんだけど、結局
詰め始めるのは前日。そーゆーヤツなのだ。
だってシワになるじゃん。服。
洗面道具とかドライヤーとかは、バッグの底に詰めたいじゃん。
でも出かける当日の朝まで使うじゃん。
一応頭の中では、アレ用意してー、これやってー、あれを買ってー…と考えて
るのよ。んで、一気に詰める。で、テレビ見ながら詰める。だからいつも寝る
のが遅くなってしまうのは…仕方ない^^;。

でも、だからといって何日も前から準備をするというのができないタチらしい。
学生のときだって、一夜漬け派だったし。
仕事も結構そうかも。イヤなことは後回し派。でも間に合う派(笑)

そんな私なのだけど。
昨日こんなことをやってのけた。
2月9日は愛する監督のお誕生日。もはやWeb cardを日付指定で送ってしまいま
したのよー♪お誕生日の6日も前。わおー、サスガー。

愛のためなら、こんなこともできるのね☆
たまにはこんな用意周到もよいな。可愛い私にちょっとだけ満足。おほほーv(^0^)v
(笑え、笑え、思う存分笑うがいいさっ^^;)


2002年02月04日(月)

ビデオなSunday。

久し振りにビデオを3本も観ちゃった。ふぃ〜、満足、満足!
どれもこれもお気に入りばかりだと、気持ちが充実するね。世の中には、素晴らしい
映画監督、脚本家、役者、そして優秀なスタッフがたくさんいるんだなぁと実感した。
よく「すげー駄作」とか、「つまらなかった」とか言うよね。私も言ってた。
でもさ、どの作品にも「思い入れ」とか、「情熱」とか、「表現したいこと」とかが
込められているんだよね。お金のために、撮りたくない作品を撮らされた場合を除いては。

今日観た3本は、そういう作り手の思いがガシガシ伝わってくるものばかりだった。
派手さはない。だけど沁みる。枯れた心に水分がゆきわたり、湖ができました。
ちょっとだけご紹介。このような作品を、函館で観られないのが心から残念に思ったよ。

■夏至(監督トラン・アン・ユン/2000年ベトナム)

あ、コレは函館でやったんだ。私が忙しくて観られないだけだった(笑)
コレ、乾ききった私の心に半分くらい水を溜めてくれたの。
「青いパパイヤの香り」はあまりよくわからなかった。映像の美しさだけが瞼に残った
だけで。私には退屈だった。若かったからかもしれない。

3姉妹のそれぞれの生き方や、男女の関係が淡く、だけど色濃く映し出されている。
そしてやっぱり緑と陽の光が印象的な作品だった。
ゆったりと流れる時間の粒がやけに心地よかった。心が苛々したり、ざわざわが止まら
ないときに、また観るだろうな。観終わったとき、大きく息を吐いてそれでまた歩き
だせるような気がする。決して爽快な作品じゃないのに、この感覚は不思議。

■ニュー・イヤーズ・デイ(監督スリ・クリシュナーマ/1999年イギリス)

ずっと観たかったの。コレを観るために旅に出ようと思ったくらい(笑)
雪崩事故の生存者2人の若者が、一年後のニューイヤーズデイ(元旦)に自殺を約束
する話。心に傷を負い、生きる力を失い、だけど「約束の日」までもがきながらも
生き続ける彼らがめちゃくちゃ痛々しかった。誰にも救えない。それを超えることが
できるのは彼ら本人の意思だけ。ふ〜む。ここまで痛かったか。
ラスト、「ビデオで良かったか〜」と安堵したのもつかの間、「うわー、こんな終わり
方があったんだ!」とびつくり。ラストで私のこの作品に対する評価が、グッと
あがった。大好きな「秘密と嘘」に出てきてた人も素晴らしく良かった。名前、忘れた。

■イルマーレ(監督イ・ソンヒョン/2001年?韓国)

だんだん韓国も日本化してきたなぁと言ったら失礼かもしれないけど、そんな印象を
受けてしまった。流行ものならなんでも…という浅ましさだ。
だけどその流行ものを鼻で笑ってみていながら、実はめっぽう弱い私の心を見透かす
ような作品だったわ。>お恥ずかしい…。

インターネットが急速に発達した昨今、この手紙というシチュエーションのなんと新鮮
なこと!しかもかなり無理のある設定にもかかわらず見入っちゃうのは、恋の行方のみ
ならず「私ならどうするだろう?」って考えちゃうところがあるから。随所に。
やっぱりハングル文字、勉強しようかなぁ。あの文字は、とても美しいと思う。

それにしても「この秋あなたに最高のラブストーリーを届けます」ってコピー、止めた
ほうがいいよ。いい作品なのに、ものすごく安っぽく感じるもの。


さーて、明日からまた元気に仕事だ。がんばらないと。
その前に「連弾」観よう。だってミッチーが出てるから(笑)

(***30分経過***)
…うふふ、少し観ました。ピアノの先生、みょ〜に似合ってるんですけど!
こんな先生なら、ワシもエレクトーン辞めなかったのに…。

2002年02月03日(日)




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