叔父の入院。
叔父が脳梗塞で倒れた。 今日お見舞いに行ってきたんだけど、話していることが聞き取れず、言っている ことも支離滅裂で、なんだかとーっても落込んでしまった…。 ベッドの上で、意味不明なことをつぶやいている叔父がまるで赤ちゃんみたいで じわじわ…と涙が出てきてしまった。なのに口からでる言葉は子供に向かって 話す言葉と同じになってしまう…。そんな言葉遣いだけは絶対に使いたくなかっ たのに〜。
それに加え、叔母までもが少し様子がおかしい。軽い痴呆が入っているようだ。 同じことを何度も聞き返す、5分前のことを覚えていない、叔父の入院先の病院 がわからなくなる、探し物をしているうちになにを探しているか判らなくなる…。 見ていて心が苦しくなった。少しまえまでは2人ともとても元気だったのに。 こうやって周りの人々が老いていき、それは裏をかえせば自分も同じだけ歳を とっているということで…。世代交代の時期なのかと思うと、とてもさみしく 思う。
お見舞い中に叔父のところに看護婦がきた。
看護婦「○○さーん、お名前はなんといいますかぁ?」 叔父「○○です…」(ちゃんと名前を言う) 看護婦「お年はいくつですかぁ?」 叔父「大正12年…」 看護婦「それは生年月日でしょ?歳だよ、歳!」 叔父「大正12年…」 看護婦「(絶句^^;)それじゃー、ここどこかわかる?」 叔父「大正12年…」
まるでコントのようなやりとり。見ていてとても切なくなっちゃって、でも その切なさを隠すように無理に笑ってしまった。もう笑うしかなかった。 でもね、同室の患者さんに笑われるととてもムカついた〜。なんだか叔父を 笑われているようで、とても悲しかった…。
これから良くなっていくのかな。絶対に良くなって欲しい。 落込んでいるうちの母のためにも、早く元気になって欲しいって心からそう 思いました。まる。
|