悲しみから逃げたくて
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2000年12月30日(土) 今年の総括

今年もいろんなことがあった
ひとことでまとめると
「女に振り回された一年」
これに尽きる


それはまさに1月1日からはじまった
1月から8月まではメグミ(以前の彼女)と
そして8月から12月まではミヤコ(元カノ)と
それぞれ本当にいろんなことがあった・・・


メグミとは付き合う前からいろんなことがあって
つきあってからもいろんなことがあって
最後別れるときは大モメにモメた

「恋愛には何でもアリ」
「結局友情なんて存在しない」

これがメグミと別れる時に勉強になったこと


ミヤコとは・・・
悪い言い方をさせてもらえば
「そっちから誘ってきて、こっちが本気になったらそれがイヤで振られた」
って感じ
まったくなんなんだか

しかも、付き合うときに俺が心配した事
(もし別れてしまったあと、同じゼミの仲間としてうまくやっていけるか)
が、別れた今現実に起こってるし・・・



結局今年も、いいことがなかったとは言わないけど
特段いい年ではなかったような気がする
悪いことの方が多かったと思う、絶対に

ほんとに・・・
来年はいい年でありますように


2000年12月29日(金) なんだかね〜

もういいかげんにしてよ

なんで俺ばっか「いい人」の役でいなきゃいけないのさ
いつまでも他人の幸せを喜んでいられるほど俺はバカじゃないよ

まったくどいつもこいつもさ・・・

今年は本当に、女に振り回された年だった
最初っから最後まで
このことは明日にでも書こう
今年のまとめとして

そのぶんいい勉強にもなったけどね



なんとなく昔の彼女に会いたくなっちゃった
一ヶ月前まではあんなに会いたくないって言ってたのに

心が寂しいから、優しくしてくれたあの頃のあの子を追い求めてるのかな・・・?
「好きだから会いたい」ってわけじゃないのはハッキリしてるからいいんだけど

・・・でも今はそういうことできるほど時間経ってないし
 またそういうことできる関係でもないもんね・・・


2000年12月26日(火) 誕生日

今日は12月26日、俺の誕生日



実は誰からも「誕生日おめでとう」を言われなかったらどうしようかと思っていたんだけど・・・
人間とは優しいものです
こんな僕にもちゃんと「おめでとう♪」の声をかけてくれる人がいました
それも一人や二人ではなく!

ミヤコには振られるし
ここ数ヶ月ちょっと悲しいこと、寂しいことばかりだったけど
それだけにこの「おめでとう」の言葉が素直にすっごく嬉しくて
「俺は一人じゃないなぁ・・・」と分かって少し救われた気持ちになった
今までこんなに素直に誕生日が嬉しいって感じたことはなかった

『When it is dark, We can see stars.』この言葉の意味を、実感した
つらい時に気づく幸せもあるんだな・・・


2000年12月20日(水) なんでミヤコがいるの!?

今までミヤコとの間にあったこと、
そしてこれからミヤコとどう接していったらいいか、
そんなことを話してみようかなと思って、同じゼミのヨウコと会う約束をした
学校の授業の空き時間に
もちろん俺とミヤコの間のことはみんなには内緒だから、
ヨウコに話すときも実名と状況は伏せたままで相談するつもりだったんだけど・・・

俺との約束の時間まで、ヨウコはミヤコと一緒にご飯を食べるとのこと
「会うときはヨウコ一人のほうがいいな」と伝えておいたのに・・・

待ち合わせの時間になって「もうちょっとで着くから」
そう電話したとき
「ゴメン、ミヤちゃんもいるんだけどいいかな?」

聞けばミヤコは俺が今から行くと知っていて、その場に残りたいらしい

つまり、俺とヨウコが会うその場に加わりたいってことなのかな?・・・

・・・・・


なんで?
俺がヨウコに話したいことがあるって言ったら、普通その場ははずさない?
俺が話したいことあるって言ったらミヤコの事に決まってるんだからさ、
それがわからないミヤコじゃないんだから、そういう場なら絶対はずすでしょ?

それなのになんでそこにいるの?
ヨウコには聞かれたくないの?
俺がヨウコに話せないように監視してるの?
・・・ナンナノ!?


結局3人で会って、俺がしようと思ってた話は当然全くできず。
それどころか、ヨウコの「ミヤちゃんはクリスマスどうするの?」との問いに

「二人で河口湖にクルマで行って、ロッジ借りて一泊するの♪」

・・・・・
俺はその発言にただ黙って笑うことしかできず・・・
・・・・・

まぁ、ミヤコに新しい彼氏ができたっぽいってことは前から知ってたし
ある意味、自分が予想してたよりは実感したショックが少なかったけど、、さ・・・

普通元カレの前でどうどうとそんなこと言うか!?

夏には、俺とクルマで京都まで旅行に行って
冬には、そいつとクルマで河口湖まで旅行・・・・ですか・・・

まったく幸せなご身分で・・・




でもあとになってから気づいたんだけど、
その場にミヤコがいたってことは、俺と一緒にいるのを嫌がってはいない、
ということの証明になるのかな・・・って
イヤだったら、少人数(3人)で話そうなんて、思わないよね?

事実、いちおう普通に話はできてたし、
こうやってちょっとづつ回復していくのかな?

していけたら・・いいな・・・。

んーでもやっぱり今日ミヤコのとった行動は全く理解できなかった・・・


2000年12月15日(金) すき

やっぱりやっぱりやっぱり、ミヤコのこと好き
自分を抑えていないと、ヨリを戻そうとして告っちゃいそうなくらい・・・

好き・・・


2000年12月13日(水) 他者分析

ゼミのみんなで、就職活動に向けて「他者分析」というものをした
直接一人一枚の紙に、その人の印象・長所・短所などを書き込んでいく
その人に向けて書いたものはその本人以外は見れない


俺は他人を分析する以前に、自分のことが全然わかっていない人だ
自分のことがなにもわからない
他の人と話していると、いかに自分のことをわかっていないかいつも痛感する

だからミヤコが俺に向けてどんなことを書いてくるか、
どんな分析をしてくるのか
少し期待していた

言うまでもなく俺とミヤコは特別だった関係
ゼミの他のどの人よりも、お互いをよく知っている
その上ミヤコは他人の観察が得意
性格とか考え方とか当てるのがうまい

だからミヤコはその気になれば俺のこといろいろ書けるはず
でも別れた手前遠慮してうわべだけの事しか書いてこないか
それとも本気で全てを書いてきてくれるか
どっちなんだろう?って思ってた
できれば、本気でいろいろ書いて自分でも分かっていない自分を
発見させて欲しかった


逆に俺もミヤコに対してどういうことを書こうかちょっと迷った

  うわべのことだけ書くか
  俺にしか分からないことを書くか

でもうわべだけのことならきっと他の誰かが書く
それなら俺は俺にしかわからないことを書くのが本当に
ミヤコのためになるんじゃないかと思って、本気で書く事にした
「元カレ面」はしたくはないという思いはあったけどね・・・


今更長所をいっぱい書くのも気が引けたから
短所のほうが多くなってしまったのだけど・・・


・・・・・・・


結局、ミヤコはあまり本気では書いてくれなかった
確かに他の人とは違う視線で書かれてはいたのだけど
「こう書いてあるだろうなぁ」という予想の範囲内だった

ちょっとがっかり

文量も少なかったし
やっぱり遠慮していたのかな?
ミヤコが本気で俺のこと書こうと思えば、
もっといっぱい書くことあるはずなのに・・・


ただ一つだけミヤコの分析でショックを受けたことがあって

俺は大学に入るまではとてもとても偉そうにしていて
基本的に他人を見下していたのだけど
それをできるだけ直そうと努力して、
最近はほとんど直ったと思っていたのに

ミヤコはしっかりと「短所」のところにそれを書いていた

さすがに付き合うほど深い関係になるとバレちゃうのかなぁ
つきあっている間もそれを感じつつ、だったのかなと思うと、
必死で表に出さないようにして、
改善しようと思ってた部分だけに余計にショック・・・



ミヤコとは逆に俺が本気でめいっぱい書いてしまったことは
ちょっとマイナスだったかな?
ミヤコあれ読んでどう思ったかな?・・・・


なーんて小さいこと気にしたって、今となってはどうなってもいいことだし
どうでもいいんだけど・・・

どうでもいい「はず」なんだけど・・・ね・・


2000年12月12日(火) 会いたいの? 会いたくないの?

最近全くこの日記を書いてない

それだけ日常の中でミヤコのことを考える時間が減ったり
深く考え込まなくなったのかな?

どうなんだろう?

でも特にそんな気はしないよ
だって今でもちょっとボーっとしたすきにミヤコのコト考えてるもん
・・・アホみたいに
もうすぐ2ヶ月たつのにね


もうすぐ2ヶ月たつのに、どうやら「好き」って気持ちは消えない
もちろん、消そうとして消えるものではないことは分かってるけど
だからほっといてあるんだけど

でもそろそろ、薄れてきてもいいと思うんだけどな・・・
そんな気配ナシ・・・

でも別にミヤコ一筋ってわけじゃなくて、
いくらでもほかに彼女作りたいと思うし
たぶん好きな人ができればミヤコへの気持ちは消えると思う
ただ今は、そういう対象がいないから

いないから、ミヤコを好きなままでいるだけだよ・・・
たぶん・・・



できれば顔見たくない 声聞きたくない
なんかつらいから
できればこのまま半年くらい会いたくない
そうすればどんなに楽なことか・・・

会って、顔見たり声聞いたりすると、またいろいろと考えちゃうじゃん
それがつらいの
そうやって悩むのがいやで
そうやって悩ませるミヤコがウザイの

・・・でも、(みんなと一緒に)会ってるときは
できるだけ近くにいたいと思ってしまう
そういう自分もいる・・・

自分で自分の気持ちがわからない


俺、いつまでこんなことで悩むんだろう・・・


2000年12月06日(水) ミヤコに彼氏が!・・・


前々からそんな予感はしてたんだけど・・・
そんなカンジのこと言ってたし
クリスマスイブに旅行行くとか言ってたし
頻繁に携帯のメールいじってるし・・・



昼休み、ミヤコがゼミの女の子と話している話が聞こえてしまった
やっぱり、彼氏できたみたい

・・・・・・・・・

うーん・・・

前々からそんな感じはしてたから、ある程度心の準備はできてたから
ショックって言うほどのショックはないと思ったんだけど・・・

やっぱり本人の口から聞くのは、かなりショックだった
ヘコんだ
別れたときに受けそこなったショックが、今遅れて届いた
って感じで・・・



それに、ミヤコが他の子にしゃべってる話から
なんで俺が振られたか(別れたときに教えてくれなかったんだけど)
もだいたいハッキリした

いつかこの日記にも、何で振られたのか予想を書こうと思ってたんだけど、
やっぱりその予想通りだった


  俺の ”ガンバリ” があの子にとっては重かったみたい
  疲れちゃったみたい・・・


・・・がんばった・・・よ。確かに
ミヤコのこと好きになればなるほど
ミヤコのこと知れば知るほど
ミヤコと、二人で幸せになりたくて・・・

・・・でも、それがいけなかったなんて・・・


「彼氏のこと」と「別れた原因」
この二つをイチドキに知った
ある程度自分の中でおさまりかけていたミヤコに関することが、
またほじくりかえされてしまった
彼氏いるんだろうなーってわかってはいても、
やっぱ実際に言われるとすごいショックを受ける
ゼミの友達の目の前だったけど、
明らかに動揺してショックを隠し切れなかった
さすがに一日中ヘコみっぱなしだった・・・

おさまった気にはなってても、やっぱりまだまだみたい・・・



・・・でも、
ミヤコに彼氏ができたことと、別れた原因が分かったこととで、
これでやっと正式に振られた感じがした
正式に振られるなんて変な話で、とっくの昔にキッパリと
振られてはいるんだけど、なんか俺の中ではっきりと決着がついた感じ



・・・一人だけ勝手に幸せになりやがって・・・

・・・俺は? 俺には幸せはないの?・・・


2000年12月01日(金) 29日の日記の「その後」

29日の日記に書いたことの続きというか、「その後」というか・・・

【よっつめ】のこと
あれはなんだったんだろう?
今日は別にその子と普通に話せたんだけど・・・

まっいっか、どっちでも

重要なのは、
「誰かを好きと思いかけた」
ってところだよ

つまり心の中に占めるミヤコの領域が減ってきた
ってことだもんね

このまま誰かを好きになれるかな・・・?
好きな人・・・欲しいな



【ひとつめ】のこと
やっぱ今日も、顔見ても大丈夫だった
うん♪

今までみたいに「やっぱ好きだなぁ・・・」とか、思うこともないし、
顔自体も、以前ほど「かわいい」と思うこともなくなって
・・・・・きたかな?

まだそう思うこともあるけどさ、つきあってるときに
感じたような無条件のかわいらしさではなくて、
今までそう見せていた「魔法のヴェール」がとれてきたというか・・・
「なーんだ、よーく見ればそこまでかわいくもないじゃん」
と思ったというか・・・

うん、そうだよ
付き合う瞬間まで、ミヤコのこと「かわいい」って思ったこと自体
実はないんだし・・・

でもやっぱり彼女はオシャレさんだ
(他のゼミの子もそうだけど)
その点だけは素直に、いいなぁ、と思うし
そういう全体を見ればやっぱり「かわいいな」って思っちゃうけどね


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