DAY
私の日々の下らない日常。
最近はマンガばなし。


*web拍手*

2004年02月28日(土) 幸ちゃん…

前に日記で語ったこともあるスマスマの韓国語ミニドラマが今日の昼に再放送してまして(「ホテルビーナス」の絡みですね)、朝新聞見てそれを知って「やったあ!」と思ってたんですが、ビデオ録れてなかった…(泣)予約はしてあったのに…デッキ動かなかったよ!
まあリアルタイムでは見れたのでマシでしたが。やっぱり良かったですー。どっかで再々放送などありましたら(ハイビジョンでとか!)教えて下さい。


最近のプロモーションラッシュでジャニーズアイドル嵐がやっと全員顔と名前が一致したのでちょっと考察してみる。(良く考えれば私TOKIOとV6全員は分からないも知れん…)(名字くらいは分かると思うけど)(多分)

嵐→やっぱり可能性を感じる。時期的にもポストSMAPになり得るんじゃないかな。まあ歌もダンスはSMAPよりずっと上手(笑)まだまだオーラが足りないけど。固まっちゃってる感じするけど。上手いこと行って欲しいですね。

櫻井翔→「木更津キャッツアイ」を見たらきっと印象変わるんだろうけど。この人が一番ふつうーに『格好良い』。ホント普通に。あんまりアイドルっぽくない気がするんだよなー。あんまりSMAPと比べるのもどうかと思うんですが、この人はキムタクタイプだと思う。まあ櫻井氏にキムタク程の魅力があるのかは知りませんが(でもキムタクは好きじゃないんだ、私…)。
幼稚舎から慶応で父親が官僚って聞いたんですけどホントですか?学部にもよるけど、アイドルやりながら慶応卒業するのは大変だったろうなあ。大学って案外サボれないんですよ、本当に。休みは長いけど。だからその点は素直に凄いなと思いますね。
でもあの顔で家が金持ちで(そうなんだろ多分)慶応だったらさぞやもてたろう…なんでアイドルやってるんだろ。もっと堅実で優雅な生活いくらでも送れたろうに。それだけ仕事にプライド持ってるのかな。それなら凄いと思う。
ラップ歌ってますけど、アレって上手いの…?普段ラップとか聞かないから分からん。でも声自体は歌うためのものじゃないと思います。中居くんと一緒だね。ノドが歌うように出来てないの。伸びない。

大野智→コレで「さとし」って読むのかー。知らなかったなー。この人ドラマとか出てます?全然見た覚えないんですけど。確かにジャニーズにしては歌上手い。ジャニーズで上手いのは堂本剛だけだと思ってたけど、この人もそれなり。まあでも堂本剛と違って歌手でやってける程じゃないけどなー。
何か不思議なキャラですね。嫌いじゃないけど。リーダーにも色々あるんだなあ…。

相葉雅紀→漢字コレで合ってる?顔が小さくて細くて足が長くて。一番アイドルっぽいですね。一昔前の。
今のアイドルってそれでいいのかなあ。トークであんまりキャラが出て来なかったので彼の可能性が分からないのですが、どうなんでしょう。歌もあんまり上手くないし。天然ではありそうだけど。でもみんなに愛されそうだなあと思いました。嫌われないタイプ。
アイドルっぽいけど一番身近にいそう…ミスター○○高校とかそんな感じ。…まあコレからなのかな。

松本潤→この人の武器は圧倒的にルックスですねー!格好イイって言うか色っぽい。一番最初に目が行きます。引き付けられる。何となくドキドキさせられる。芸能人として得難い資質なんじゃないでしょうか。HEY3でエリートとか言われてましたけど、やっぱりジャニーズって凄いんですねえ。見る目あるよ。
演技の方は知らないんですけど。でもあのルックスなら色々使い勝手はありそうだ…。歌はあんまり上手くないけど華があるからアイドルとしては上ランクだと。

二宮和也→この人は私役者として好きなの。アイドルとしてはどうなのかなあ、割と顔は個性的ですかね。5人で並ぶと一番顔がでかい…(笑)背もあんまり高くないし。
あーでも雰囲気があるし、表情が魅力的だな。大人と子どもと、もちろん子どもの比重の方が重いんだけどそのシーソーを上手い感じで操ってる感じ。
頭も良さそうですね。でもやっぱりいちいち子どもっぽい。
歌はまあまあかなー。でも声が良い。役者としては強力な武器ですよ!特に舞台だと!草ナギタイプですね。草ナギよりも自分の色があるけど、美形の役も情けない役も両方出来る顔だちだし、やっぱり役者として精進して行って欲しいです。
でも嵐で見るとやっぱアイドルっぽいー(笑)



2004年02月20日(金) 第27回日本アカデミー賞

個人的に非ッ常に不満の残る結果でした。
…実は「座頭市」「阿修羅のごとく」「壬生義士伝」を観ていないのが痛いのですが(痛過ぎる)それでも納得行かないよ。
とどの詰まり新人賞に二宮和也が入ってないってどういうことだよ!上戸彩入れるんなら入るはずだろうが!上戸彩全然大したことなくて私映画館で落胆したんだからさあ…(でもオダギリジョーは凄かった)。長澤まさみだって可愛くはあったけどアレは演技力とは違うだろ!
さらに主演で竹内結子が入ってるのに草ナギが入ってないってどういうこと。ジャニーズはダメか?ダメなのか?!(まあ気持ちは分からんでもないのだが)(おい)
草ナギは諦めるとしても新人賞に二宮は絶対いれて欲しかったなあ…。つーか入れるべきだと思う。

今回の賞の対象になっているだろう作品のうち私が(劇場で)観たものでランキングを作れば
(0.INTERSTELLA5555 多分対象外)
1.青の炎
2.ゲロッパ!
3.BORDER LINE
4.黄泉がえり
4.ジョゼと虎と魚たち(来年?)
6.昭和歌謡大全集
7.踊る大捜査線THE MOVIE2
8.あずみ
9.ロボコン
ですね。「INTERSTELLA5555」はダントツに凄かったけど対象外だろうからやっぱり作品賞は「青の炎」だなあ。
監督賞は「ゲロッパ!」、撮影と照明と音楽は「青の炎」で美術は「ロボコン」、録音は「踊る大捜査線THE MOVIE2」。編集は「ジョゼと虎と魚たち」で脚本は「黄泉がえり」。
主演男優は西田敏行(「ゲロッパ!」)、主演女優は該当者ナシで助演男優はオダギリジョー(「あずみ」)、助演女優は深津絵里(「踊る大捜査線THE MOVIE2」)。そして新人賞はもちろん二宮和也(「青の炎」)。外国作品賞は「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」だな。あと話題賞で「踊る大捜査線THE MOVIE2」とか(前にあったパターン)。
まあ新人賞以外はそれなりに分かる結果ではあったけどさー「青の炎」が完全に無視されたのには驚いたよ…蜷川だからかなあ。でも良かったのに「青の炎」。普段違うフィールドにいる人だからこそ映画に対して純粋な敬意を抱いているように感じた。

そう言えばこの間「ピカ☆ンチ」を観てから「青の炎」観直したら二宮和也熱が上がっちゃってついでに今嵐が新曲出して色々プロモーションで姿見るもんだから(昨日のうたばんは面白かった…音楽番組ならアレがダントツで好き)(二宮が雰囲気あるのはもちろんだけど、松本も雰囲気あると思った)熱が煽られちゃって今日嵐のアルバム借りて来ちゃったよ(痛)
でも聞いてみたら「さすがアイドル…」って感じだった。何かテンション高過ぎ。疲れる。ダビングしたはいいけど結局あっと言う間に消すことになりそうだなあ。
何でこんなに疲れるのか考えてみたんだけど。曲調とかはもちろんとして、全体的に彼らの声ってキーが高過ぎるんだ。SMAPのベスト聞いた時はこんなに疲れなかったもの。まあ年齢的なものもあったんだろうけど、それでもみんな声高い。それで5人揃って歌うんだもん。そりゃあ疲れるっつーの。
個々人は決して下手じゃないんだけどなあ。SMAPとかに比べれば全然マシかと。

まあやっぱりジャニーズアイドル嵐は私には敷居が高過ぎるようです。地道に役者・二宮和也のファンで入るのが身の丈にあっているようです。「シブヤから遠く離れて」観に行くの楽しみー。



2004年02月05日(木) 「王の帰還」

いつになくテレビドラマを見ている今クールですが(いつもはひとつも見ない)、「砂の器」「僕と彼女と彼女の生きる道」「相棒」みんなそれぞれ面白くていい感じです。それから映画もたくさん観てる。

実は私年末にタイに行った時、「王の帰還」を観たのです。タイって日本より全然公開が早いんですよ、びっくりしました。
当然オリジナル音声ですがそんなに難しくなかったので問題ありませんでした。今度の土曜日に先行に行く予定なので、それを前に一応第一回目視聴時の感想を書いておきます。
当然ネタバレ全開です。



第一部のタイトルバックみたいな綺麗な場所から始まる。
小さなボートに乗って釣りをしているのがスメアゴルとその友達。うっかり池に落ちてしまったその友達が見つけた指輪に一目で魅入られたスメアゴルは抵抗する彼を絞め殺してしまう。
つまりゴラムはその初めから殺人者だった。一時は回復の兆しを見せたものの、今でも彼は指輪の奴隷でしかない。虎視眈々と指輪を狙い、それに気が付いているサムと敵対する日々。ここでフロドがさー同じ指輪を手にした者として下手にゴラムに同情的だから不味いんだよなー。もうこの第三部は『サムの受難』というサブタイトルを付けたい気分だ(死)
この最初のシーンとかほとんどスリラーの域なんだよね…全体的にピータージャクソンの我慢が効かなくなって来た感じしたな(笑)それと、指輪の力の恐ろしさを凄く強調してた。

アラゴルンとアルウェンの再会シーンは良かったなあ…今まで見たラブシーンの中でも指折りだと思う。
エルロンドに「彼と居てもその先にあるのは死だけだ」と言われて一度はアラゴルンと別れたアルウェンだけど、父譲りなのか森の中で年老いたアラゴルンと彼と戯れる男の子の姿を見て引き返してしまう。
それで親父さんに「残るのは『死』だけっていったわよね?私の息子のことは黙ってたの?!」と詰め寄るわけです。まあ親父さんの気持ちも分からんでもないんだけどね…。
でも本気で恋する女は強かった。「そこに生があるのなら。今ここで彼を諦めたら、私は永遠に後悔する」と言ってとうとうエルロンドを説得してしまうのです。そのままでいれば永遠に生きられるエルフたる彼女だからこそ、"forever"という言葉にも重みがあるよね。
ここで「娘が選んだ男ならば…」とばかりにアラゴルンを手助けしちゃうエルロンド様が好き(笑)
再会はずっと後。このまま終わっちゃうのかと思ったよ。アラゴルンが歌ってた曲って、エクステンデットバージョンで歌ってた人間に恋したエルフの歌?王の即位式、アラゴルンはアルウェンは行ってしまったとずっと思ってるんだよね。(それでもちゃんとエオウィンは振ってるけど)共に戦った人たちを顔を合わせる中、久しぶりの正装を見せるレゴラスの後から、エルロンドに付き添われて、旗で顔を隠していたアルウェンがアラゴルンの前に姿を現わす。
アラゴルンは思っても居なかったことに驚いていて、そして多分今此処に彼女に居て欲しいと思ったことが現実になって信じられない。彼は確かめるようにアルウェンの顎に手をやって顔を見ようとする。アルウェンは多分、アラゴルンに拒否されるのが怖いんだろうな、顔を背けようとするけど、アラゴルンはさせない。じっと彼女の顔を見つめて…そして彼女にキスをした。腕とか回す前にいきなりキスなんだよね。何かもう、本当に想いが『溢れ出て』しまったのが凄く分かってぐっときたなあ。その後のアルウェンの嬉しそうな顔!もちろん周りも大歓声だし(笑)。あー早くもう一回観たい。ヴィゴ・モーテンセンて本当に演技上手だなあ…。


最後のフロドとサムの別れのシーン。
あの額へのキスに2人の万感の想いが込められていたんだと思う。
なんだろう、敬意とか感謝とか友情とか信頼とか哀しさとか絶望とか。本当に色々な感情をあの2人は共有していて、それなのにもうそれを過去にするしか道がなくて。
いっそマウス・トゥ・マウスのキスだったとしても、セクシャルな感じや違和感はなかったんじゃないかとすら思う。それだけあの2人の間にあるものって色々なものを超越している。そして乗り越えたその先に辿り着いた場所は、ただ純粋な『愛』だったじゃないだろうか。何かもう、凄いきれいだと思ったもの。前のアラゴルンとアルウェンのキス、アレは完全に『恋人』のキスで、それはそれでとても美しいんだけど、フロドとサムのこの額へのキスも世界で一番うつくしいもののひとつだったんじゃないだろうか。


誰かと何かの形で繋がっていたい。
観終わって、そういうことを強く感じた。
ロード・オブ・ザ・リングの一番いいところは、あのバランス感覚の良さだったと思っていて、正直それは今回損なわれていた気がする。でも三部作のクライマックスって言うエネルギーがそのマイナスをカバーして有り余っている感じ。全体的に演出がドラマチック過ぎた気はするけど。後フロドのマトリョーシカは正直笑ったわ(笑)
個人的にはアカデミーアワードをサム役のショーン・アスティンに捧げたい。


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黒沢マキ [MAIL] [HOMEPAGE]