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指輪物語関連ファイル

YUKI


2004年04月30日(金)
 <映画>『王の帰還』四回目


指輪の魔力もさすがにこのごろ薄れてきたのか、今日はすこし引いたところから見ていました。スクリーンが小さくて、CGの場面はCGだとわかってしまうので、のめりこめなかったのかな。役者も素晴らしい、画面も素晴らしいのに、小さな場面のいろいろが「あれ?」と思うことが多くて、お話の中に入りきれないようでした。たとえば、ピピンがデネソールに忠誠を申し出る場面。ガンダルフは杖でピピンをどついて自分の言いたいことを言い始めます。原作では、真心から出た行動は尊いものだと言っているんですから別人のようです。ゴンドールは援軍をよこさなかったのに、なぜローハンが助けなければいけないんだ、と行っていたセオデン王が、烽火が上がったとたん、兵を出すのは何故?とか。自分で援軍を要請したわけでもないのに、ローハンが来ない。裏切った。というデネソールとか。もういろんなところで言われてることですが、ガンダルフが勝手に烽火を上げてしまうことの理不尽さ。私はあの場面は、いつもそんないいかげんな援軍要請でいいのか?と思いながらみてしまいます。サムとフロドの場面はもう、心の行き違いがあまりに浅薄で、情けなくなってしまう・・・もっと細部を丁寧に仕上げてあったら、もっとお話に身をまかせることができるんだけれどな。
そして戦いの場面も、久々に見て、あまりにたくさんの人や馬が踏みつけにされるので、しんどくなってしまったのですが、最後に、戴冠式の場面、シャイアにかえって行く場面、灰色港の場面が、今までで一番心に素直に受け止めることができました。なんででしょうね。最後の場面のイライジャの表情がなんともいえない。ないているような笑顔。で、サムとメリーとピピンはちゃんと笑い返すんですよね。これもいろんな感情がこもった笑顔。このシーンがあるからこそ、映画の指輪もバランスを保っているのかもしれません。
何回も書いていますが、私はショーンアスティンのサムがどうしても受け入れられなくて、今回もそのことばかり感じていました。ファラミアと同じように、指輪に影響されなかったサム。それがキャストの中では一番指輪を欲しがりそうな人が演じている皮肉。パズルのあちこちが、ずれていて、微妙にゆがんでいるのですが、バラバラになる寸前のところでなんとかまとまっている。それだけでもすごいことだとは思うんですけれど、完璧な作品だったらどんなに素晴らしいだろうと思ったりもします。

さて、今日アランリーのキャストの似顔絵を見て思ったこと。彼は女の人は実際よりも何割か増しできれいに描いているのに、男優さんにはあんまり思いいれはないのね。特にオーランドブルームの絵が面白い。彼のファンに見えている顔とアランリーに見えている顔は全く違うものだとわかります。デネソールやセオデンには共感のようなものも感じるんですが。アンディ・サーキスのことはすごく好きなんだろうなあと思いました。彼の絵から指輪の世界を起こして映画を作り、映画で演じた俳優達が彼のイラストに納まってる。このタイトルバックは本当に素晴らしいと見るたびに思います。


2004年04月13日(火)
 英語でしゃべらナイトにヴィゴが出演


番組予約をしておいて朝見ました。短い時間でしたがらしいというか(笑)

幼い頃にいろいろな国で暮らした経験から、文化は違っても人はわかりあえる部分が多い
と、ヴィゴは言います。考え方次第で、違いを嘆くことよりも、自分の個性を生かすことができる、と。
他言語を学ぶことは異文化への理解の第一歩。勉強してくれてありがとう!だって。

ほんとに素敵な人ですよね。
今日のインタビュアーの子はよく準備してあったなあ。
だからこそ、短いけれどヴィゴらしい言葉を引き出すことができたんでしょうね。



2004年04月06日(火)
 メリピピの壁紙!


お久しぶりの書き込みです。
うちのパソのスクリーンセイバーがダサいと娘が言うので、
LOTRなんかどうでしょう。と覗きに行きました。
二つの塔のSEEのスクリーンセイバーが素敵でした。
ボロミアもファラミアもデネパパもいました。
それから壁紙コーナーなんてのを初めて見て、
そこで見つけたこの写真に感動しました。私。

http://www.lotr.jp/media/desktops/dvd_hobbitfeast_1280.jpg

映像では一瞬、しかもSEEにしか収録されなかったのに、
この細部の豊かさはどうでしょう。
おいしそう〜!