【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年12月30日(日) 紹介

やっぱノゲイラってつえーなー。






河目悌二という画家がいた。
有名な画家ではないので知らなくても、それが普通だ。

この画家は戦前、といっても関東大震災が起こった頃の東京で雑誌の挿絵などを描いていた画家である。


この作家は、関東大震災で虐殺された朝鮮人なども描いており、現在、近代史の専門家が研究している。
いくつかの作品はオレも現物を見たことがある。

さて、この人は関東大震災復興双六というのを描いている。
そこには携帯電話が描かれているのである。
なんとストラップもついているという。


これはインターネットでも紹介されている。


こちら




作家的霊感が時空を超えたのか、はたまた誰が考えても人間のアイデアなんてえものは同じ道を通るからなのか、いずれにしても興味深い事例ではある。




オーパーツというのがある。
オーパーツというのはOut of Place Artifactsの略で、歴史の発展段階とはズレた技術の存在を示す遺跡だそうである。


くわしくは次のURLをご参照ください。

こちら




さて、昨日から書斎の大掃除を始めた。
今日はその延長でPCのファイルのバックアップや再構成などをやっていた。
最近、ワームウイルスに感染している人が多いが、もう一つ、個人情報を盗むものにスパイウエアがある。


これを検索して削除する専用のソフトがある。
Ad-aware 5.62 というのがそれで、フリーソフトである。
これで検索したら、オレのPCの中にスパイウエアが20コぐらい入っていた。
むう。要注意である。

以下のサイトからDLできるので、この機会にPC内部の大掃除をしてみてはいかがだろうか。


こちら


また、ウイルス検索ソフトにもフリーのものがある。体験版ではなく、ウイルス情報のアップデートなど機能的にも遜色がない。これは以下の場所からDLできる。


こちら







などと、いろいろなサイトを紹介してお茶をにごした今日の日記である。



いや。石は投げないでくれ。


2001年12月28日(金) 看板

この日記サイトenpitu.ne.jpでは、my機能を使えるようにすると、my refererという簡易アクセス解析機能も使えるようになる。

自分の日記にアクセスした人の経路が分かるのである。

特にサーチエンジンから来た場合、その検索語が分かるので面白い。



昨日、この日記に「ダイエット 背中」という検索キーワードで来てくれた人がいたらしい。
おそらく、背中の部分痩せ情報などを探していたのだと思われる。





さぞやガッカリしたことであろう。




すまん。



このように、この日記、看板に偽りありなのであるが、ダイエットは生活習慣と密接に関係しており、また、あまり神経質に思いつめても成功するものではない。
だから、というわけではないが、これからも気晴らしや暇つぶしにでも読んでいただければ幸いである。


サイト自体にとっても、サーバースペースとCGIを使わせる代わりに広告収入を得ているわけで、そのコンテンツは我々日記作成者が担当しているわけであるからギブ・アンド・テイクの共生状態が成立している。






2001年12月27日(木) 蓑笠

飯島直子が発泡酒を飲んだり、ヨーグルトを食ったりした後に「あ゛〜」ってやる。

CFに流れるたびにゲンナリする。


小池栄子(?)も、巨乳グラビアクイーンというよりも、最近は単なるデブになりつつある。







印刷所からゲラが届いた。

この締め切りは11日である。





年賀状が足りなくなったので書き損じを郵便局へ持っていった。
ついでに去年のものも大量に発見されたので持っていった。

しかし、なんと今年の年賀状しか今年の年賀状に取り替えてくれない、という。

仕方がないので十枚ほど購入した。

古いやつは切手に換えてもらった。



先日のロケのデジカメ写真を見てみた。
CD-Rに焼いて関係者へ送るためだ。

蓑笠姿のオレも写っている。


ヤベ!


なんかダイエットをサボっているのが如実に画面にあらわれているカンジだ。

ううむ。




なんかどんどん夜更かしになっている。

「TRICK」の再放送を毎晩観ているからだ。


一回目が1時40分から、二回目が1時50分から、3回目が1時55分から・・・。

回を増す毎にだんだんと遅くなって行く。

そして今夜は、2時10分からの予定である。







なんだか今日はネガティヴである。






2001年12月26日(水) 伝説

今日のハラの調子は一日二回です。





さっきまでフジテレビ系の「ルーツ・オブ・ミュージック」という深夜番組を観ていた。

ブルースの歴史をたどる番組だ。




ブルースの三人の伝説的な先駆者の一人に、ロバート・ジョンソンがいる。

女好きで、ある人妻に手を出し、嫉妬にかられた夫に毒を盛られ、4日間苦しんだ後、27歳で他界した。

ジョンソンには、いろいろな伝説があり、彼の墓も三つあったりして、どこで死んだかの公式な記録さえない。

また彼には、夜中、十字路に立って悪魔に魂を売り渡してギターを教わったという伝説がある。





十字路、つまり四つ辻は、日本でも古来から魔の出るところとされていた。

四つの方向からの道が集まり、また分かれていく点が四つ辻であり交差点である。

アメリカ南部の黒人の民俗的世界観にも同様なものが見られるのは興味深い。







「TRICK」の再放送を録画しているのだが、昨日は失敗した。
今日確認したら、なんか延々と高校生のバスケットの試合が録画されている。
その直前にやっていた番組だ。
どうやらGコードをまちがえたらしひ。

だいたい、深夜番組は新聞のテレビ欄でもスペースが小さいので間違いやすいのだ。


というわけで「TRICK」録画計画は二日目にしていきなり破綻した(笑)。

ま、レンタルで出てるからいいんだけどな。





今日は、家人が書棚を買うというので家具屋を5軒も回った。

ドライバーはオレである。


隣の市まで足を伸ばしたが、結局最初行った店で買った。



それから自分の年末年始用の食料品などを買いに行った。
この年末年始はウイスキーで過ごす予定だ。





なんか休みに突入すると猫と遊ぶ時間が増えるので、その分手が傷だらけになっている。






2001年12月25日(火) 貴族

喉が痛い。

ちょっと熱っぽいかも。

で、カリン酒なんぞを飲んでいる。






友人のインド人女性から電話があった。


クリスマスを京都で過ごし、明日帰るという。


クリスマスと新年の挨拶を電話でしてくれたのである。



彼女とは留学先で知り合ったのであるが、久しぶりである。








インドではいまだに身分制度がしっかりとある。

いわゆるカースト制度で、バラモン、クシャトリア、ヴァイシャ、スードラなどの四つの身分は有名である。


彼女は学部をカリフォルニア大学バークレイ校で卒業し、大学院がイギリスだったそうだ。


海外で高等教育を受けることができるのは身分が高い階級だけである。




彼女の出身はバラモン階級である。


古代には僧侶階級であったらしいが、現代はいわゆる知識人階級である。


インドの下層階級ではもう3世代もホームレスだという人々がたくさんいる。




もっとも彼女はそういった身分制度に反対の立場をとっており、学費も自分の奨学金でまかない、親からの援助は受けていない。

大学院で博士号取得の後は、インドに帰り、現地のNGOで子供の人権を保護する活動に身を投じるそうである。

自分の国のために貢献しようと学び、実際の活動に参加してゆく。


なんか、エライなあ。



毎日酒ばかり飲んで、ビリヤードをして、タバコをすって、昼間はテニスばかりしていたオレとは大違いである。




日本の大学院にはもう彼女のような人はいまい。

せいぜい自分の研究や有利な就職のことぐらいしか考えていないだろう。




戦後日本は、貴族制度を廃止した。

その割には天皇制だけ残したが、これはものすごくアンバランスなシステムである。

国王だけいて貴族がいない国などヨーロッパにはないのではないだろうか。



一億総中流時代などといわれて久しいが、平等になった分だけ高貴な動機は失われてしまった。




平等はいいことであるし、そうした社会構造がなければオレなども留学したり高い教育を受けたりすることはなかったろうが、しかし、貴族の存在が無私の社会貢献をする(あるいはできる)階級であったことも確かである。


日々の生活に追われているばかりでは見えないものがある。

単に金があるというのでは成り金にしか過ぎないが、数世代、厳しい教育を受け、騎士道精神を学んできたエリート階級には、気高さがあったと思う。


ガンジーだって、やせた乞食坊主みたいな格好の写真ばかりが有名であるが、もともとは身分の高い階級のエリートで、弁護士になるために留学していたのである。

その果てにたどり着いたのが、非暴力主義、断食による生命をかけた抵抗であり、それが事実、イギリスからのインド独立を勝ち取ったのである。

その抵抗はキング牧師にも受け継がれ、黒人の公民権獲得、反差別の運動を導き出したのだ。



ガンジーもキングも最後には暗殺されてしまったが、彼らの奇跡は歴史に残っている。

彼らが切り開いた舞台の上に、インドの人々やアメリカの黒人たちが現在いるのである。


闘いはまだ終わってはいないが、彼らの植えた種は確実に世界に広がりつつある。





「一粒の麦、もし死なずば、それは一粒のままだろう」



オレはキリスト教徒ではないし、この言葉を最初に知ったのも『男組』(雁屋哲・池上遼一)だったが(笑)、やはり含蓄のある言葉である。


彼女のような人たちと同じ時代の人類史の中に今自分も生きていると思う。




クリスマスは、日本では恋人たちのための日であるらしいが、キリスト教国では家族や、近所の人々、あるいは手の届くところにいる不幸な人たちのための日である。

神の子であるキリストの生誕を祝い、思いをはせ、感謝する日である。






うんこや睾丸の話ばかりが続いたが、クリスマスらしく、ちょっと高尚な話にしてみました。


2001年12月24日(月) 無為

どうも。キンイチです。





今日の『巨人の星』


飛雄馬は、港で荷物を運ぶ人になっていた。

「フッ。何の資格も取り柄もないオレには、この身体しかない。沖仲師の方が向いているのかもしれないゼ」

などと、またも夕日をみながらいぢけている。








さて、昨日の日記の題名をつけることさえ忘れているあたり、オレの無為徒食っぷりが如実にあらわれている(笑)。


無為といえば今日もそうだった。


今日は、そろそろ家族のも含めて年賀状を作成してしまおうと作業をしていた。

作業といっても、住所録はすでに一昨年から入力済みであり、あとは喪中の挨拶をもらった分を削除するぐらいなのである。

すでに毎年新しいヴァージョンが出される年賀状ソフトに見切りをつけ、WordとExcelで年賀状や暑中見舞いを作るようになって久しい。
このふたつのOfficeソフトは仕事でも使うので、かなり操作に習熟している。

だから、住所録はExcelファイルで管理しているし、本文は干支や背景などの版権フリー画像をインターネットからダウンロードし、Wordで操作して作るだけである。

もちろん今年もファイルの作成自体はスムーズにいった。

で、問題は印刷である。


インクジェットのカラープリンタはCanonとHPと二つあるのだが、めったに使うことがない。

いつもは文字原稿ばかりなのでモノクロのレーザー・プリンタしか使わない。

ひょっとするとインクジェットは年賀状の作成にしか使わないのではないだろうか。

久しぶりに出してきたCanonのプリンタを接続したところ、なんか異常動作をする。

電源を入れるとクリーニング動作をするのであるが、これが止まらない。

延々とクリーニングしつづけるのである。

インクヘッドを交換しても、インクヘッドを取り外した状態でも、いつまでもいつまでもクリーニング状態である。


どうみても壊れている。


精神に変調をきたすと、いつまでもいつまでも手を洗いつづける人がいるというが、その状態に似ている。

あまりにも使わずに寂しい思いをさせていたからだろうか?


そう思わせる壊れっぷりである。



しかもソフト的にではなく、ハード的に壊れているようなのでお手上げである。


いまから修理に出したとしても到底年賀状には間に合わないし、そもそも保証期間などとっくに過ぎ去っている型番である。


HP(ヒューレット・パッカード)の方を使うことにした。


HPは去年買ったものだから、まだそれほど古くはない。

接続もUSBだ。

ただ、前面給排紙システムだから、はがきなどの小さなものを大量に印刷するのには構造上あまり適していない。

だから今までもCanonの方を使い続けてきたのである。


また、インクも問題である。

Canonの方は大量にカラーインクカートリッジの買い置きがあるのだが、HPのは全然ない。
今入っているのがなくなればそれで終わりである。

これはイカン、と思ってさっそく車で買いに行った。


これが売ってない。


まあ、田舎町ということもあるが、三軒まわって、どこにもなかった。

CanonやEpsonは置いてあるのだが、HPのは全然ないのである。

プリンタは売っているくせにカートリッジは置いていないという理解に苦しむ店さえある。


すぐに帰るつもりだったので猫にえさもあげなくてはならない。
で、すごすご帰って来た。


ネコにえさをあげ、少し遊んでやってから、とりあえず、インクのもつ分だけを印刷してみようと思い、やってみた。


やってみると、いきなり宛名を書く面に本文を刷ってしまったりした。
前面給紙なので、裏面に印刷するのである。


慣れない機器なのでなんどかのミスプリの後、やっと一枚うまくいった。


さて、これから大量に、と思って、本格的に印刷する準備を整えたら、なんか印刷できない。

しかも「プリンタの準備ができていません」とか、メッセージが出ている。


なんだか良く分からんがUSBの接続エラーのようだ。

なんなんだ?いったい?




で、パラレル・ポートにつなぎ直して印刷をしようと思ったが、ハラも減ってきたし、めんどくさくなったので、もう明日にすることにした。



明日はちょっと遠出して、ちゃんとした(?)パソコンショップへ行ってこよう。

衝動買いには注意しなければならないなあ。




で、今夜は1時40分から『TRICK』の再放送が始まる。
テレビ朝日系。
未見の方、要チェックです。








2001年12月23日(日) 一日

はい。キンイチです。







ラーメン茶漬けってうまいのだろうか?
ラーメンもご飯もどちらも炭水化物で、少なくともダイエットには悪そうである。







ここ数日の疲れがたまっていたせいか、今日は起きたらすでに午後1時。

部屋の片づけを始めたが途中で挫折。

ほとんど何もしないうちにもう今日は終わってしまう。

猫と遊んだぐらいか。



世間はクリスマスイブまで3連休だ。

しかし、オレにはまったく関係がない。


困ったものである。



いや。ぢつはそれほど困っていないところが、困ったものなのだ。


連休でクリスマスで何の予定もないのに寂しくとも何ともなくなっている。

この傾向は年々加速されている気がする。

イカン!
このままでは結婚とかしなくても平気になってしまいそうだ。






そして特にオチも展開もなく、今日の日記はこれで終わる(笑)。







2001年12月22日(土) 撮影

夕べから間違い電話が多い。

しかもどこかのオヤジからである。





トゥルルルルルルルル。

「もしもし」

「ああ。キンイチかあ?あのなな・・・」

「どちらへおかけですか?」

「え?」

「ここはちがいますが」

「ええと、キンイチに・・・」


時間は夜の11時半である。

どうやら、少し酔っ払っている様子。


なんなんだあのオヤジは?



で、今度は夜中の2時ごろ。


トゥルルルルルルルルルルルル。

「もしもし」

「ああ。キンイチかあ?あのなあ」







・・・・・・だんだん自分がキンイチに思えてきた。


アイデンティティの揺らいだ夜。








で、揺らいだ翌日はロケに行ってきた。
今日のことだ。


場所は埼玉県は秩父の某町。
山間にある小さな町である。


ここに明治に起こった秩父事件の資料館がオープンするのであるが、そこに常設展示されるビデオの撮影である。


秩父事件とは自由民権運動の最高にして最後の形態であるといわれる明治政府に対する一大反政府武闘闘争である。

当時の明治政府の支配を覆し、「自由自治元年」を宣言し、数日間ではあるが、独立を勝ち取った事件である。


当時の明治政府は一個師団の近代軍隊を投入し、これを徹底的に鎮圧した。



で、当時の再現をするビデオなのであるが、TBS-ViSIONのSディレクターの撮影チームが撮ることになった。


竹槍や猟銃を持った農民たちが野山を駆け巡るのが主なシーン。
夜は神社境内での集会のシーン。
夜なので当然、かがり火や松明を焚く。
これがまた雰囲気満点で良かった。


そしてオレは夕べからハラが痛かった(笑)。



標高も高く、冷え込みの厳しい冬の秩父である。


幸い、地元の村民の方々の全面協力を得る事ができ、オレはデジカメで撮影の様子を撮影するといういてもいなくてもいい記録係の役で済んだのだが。


しかし、この冷え込みの中、オレは5回もトイレに行ってしまった。


近くの町役場とかのトイレを借りまくりだった。


それでも、山の中でのっぴきならないことにならないでよかった。




それにしてもなんでこんなにハラが痛いのか?

特に悪いものを食った覚えはない。

あのキンイチおやじがの呪いだろうか。

アイデンティティの揺らぎは大腸まで揺らすのだろうか?



そう自問自答していると、その訳が夕方、山間にあった食堂で分かった。

正確にいうと食堂のトイレである。

洋式なのでズボンをおろし、「はぁ。またかよ・・・」と、ため息をつきながら便座に座り、よく見るとトランクスを後ろ前さかさまに履いていたのである。

つまり、マドがある方が後ろ向きになっている。



ここから冷えたのだ。そうに違いない。

そう、オレは確信した。

しかし、この食堂のトイレは狭かった。

身体の向きを変えられないほどだ。

しかも、今日は編み上げ式のトレッキングブーツを履いてきているので、靴を脱ぐ事もままならない。


で、結局そのままにしてしまったが、あれが原因なのに違いない。







海上保安庁は、ついに不審船を奄美大島沖で沈没した。
負傷者もでている。

これを機に、いっそう国境警備や自衛権、交戦権の議論が高まるであろう。

アフガンは終わりそうであるが、きな臭い匂いは絶える事がない。


そうした世の中の動きに比べると、オレのパンツがさかさまだったことなど、ひどく小さなニュースである。


つうか比べること自体、間違っている(笑)。



2001年12月21日(金) 渋滞

♪ちゃ〜ら へっちゃら〜









『巨人の星』はついにヤグザを交えた刃傷沙汰に。


もうこんな「少年」マンガって作る事はできないだろうなあ。







昨日(木曜日)は上司と秋葉原へ行った。

前日、職場に泊りだったので、生田から直行だ。

秋葉原に11時の約束であったが、目が覚めたのが9時50分(!)。
支度をして、宿を出たのが10時半頃である。





なんかいつもこんなカンジだ。





川崎インターから東名に乗り、首都高渋谷線、首都高湾岸線と乗り継ぎ「神田橋」でおりる・・・予定だった。

しかし、乗った川崎インターからいきなり渋滞。
やっと用賀インターまでたどり着き、そこから先は首都高になるのだが、そこからはさらなる渋滞。



一体オレはいつになったら着くのだろうか。



大型トラックの谷間をつらなっていると、はるか彼方に電光掲示板が見えてきた。交通状況を知らせるアレである。

この渋滞が一体どのくらいなのかを知りたい。


しかし、渋滞だからなかなか近づかない。

やきもきしながらも、だんだん近づいてきた。


なんと25kmの大渋滞だ。


まだ渋谷にさえ着いていない。

しかも、車の時計によると、10時55分である(爆)。





(爆)ぢゃねーって。




携帯から上司の携帯へ電話を入れ、あくまでも渋滞を原因に、遅れる旨を伝えた。

結局、渋谷までもたどり着けず、手前の池尻で高速をおり、あとは下の道を行く事にした。

これなら少なくとも流れている。


渋谷を抜け、三宅坂、桜田門、日比谷、小川町、淡路町と抜けて、やっと秋葉原へ。


到着し、車をとめて、上司と会ったのは12時半近かった。






今日は、昨日疲れたのでやたら眠かった。

それでも昼間はガソリンを入れに行ったり、ジャンパーを買いに行ったり、銀行へ行ったりした。

後はまったりと過ごした。


何故、ジャンパーを買ったのかといえば、これは作業着として買ったのである。

ホームセンターの作業着売り場のようなところで買ったMA−1タイプのやつである。

なんと980円だ(笑)。




何故、作業着代わりかというと、ぢつは明日、某所でビデオ撮影があり、それのお手伝いをすることになっているのである。

ビデオといってもホームビデオではなく、TBSが来て作るのである。

詳しくは明日また書くと思うが、スタッフのみならず、エキストラ出演もしちゃう予定である。










2001年12月19日(水) 円周

猫は元気になったようだ。


しかし、オレが出掛けに、物干しに頭をぶつけた。
正確にいうと、物干し竿。
もっと正確にいうと、物干し竿にしている長い鉄パイプ。
さらに正確にいうなら、それは昔TVのアンテナを立てるのに使った、アンテナ用の長い鉄パイプである。


本物の物干し竿とは違い、両端にプラスチックのカーバーがついていない。
つまり両端には、鉄の円周が剥き出しになっている。
おまけに古いのでところどころ錆びている。



出掛けに探し物をしていて、下を向いて歩いていたら、この先端に頭をぶつけた。





ガスッ!!




というカンジでだ。



一瞬何が起こったのか分からず、うずくまる。


経験された方は分かるだろうが、あの「ガスッ!!」は非常に痛い。

これはたとえば、風呂場で頭を洗っている時に、シャワーヘッドをかけておくところの金具に無防備な頭をぶつけた時などの「ガスッ!!」である。



そして職場へ来た今も痛い。

急いでいたので、消毒もしなかったが、悪い菌が入っていないことを祈ろう。


そんなこんなで、一日中気分がわるいっす。





今日は職場で3台のPCにWindowsとOffice、それぞれXPの認証などをやっていた。

明日は朝から上司と秋葉原へ行く予定だ。

一体、オレは何屋さんなのか?





2001年12月18日(火) 一騎





やっぱり『巨人の星』である。




しばらく観ないうちに、なんかすごいことに。


大リーグボール2号、いわゆる消える魔球がやぶられちゃった飛雄馬
毎日あてどもなく夜の街をさまよう。
一方、大リーグボール打倒の宿願を果たした花形満は、晴れて意中の女性であり飛雄馬の姉である、明子にアプローチをすることが可能となった。
花形は花形モータース次期社長である。

しかし花形と明子がうまく行ってしまうと困るのが、今は中日へ行ってしまった飛雄馬の親友、伴宙太である。

伴は飛雄馬に再起してくれないと困るので、飛雄馬をなじり、「うおおおお」というカンジで叱咤激励する。
しかも泣きながらである。

さて、夜の街で飛雄馬は、スケバンのお京さんこと、京子と出会う。
京子はパツキン娘である。
京子は飛雄馬に関心を寄せるが、飛雄馬はすでに他界した永遠の恋人、美奈の面影を追うのである。

さらに、その京子に一目惚れしてしまったのが、左門豊作だ。

京子といっしょにゴーゴーを踊ってしまう左門豊作。
昼間も、金髪の娘をみるとみんな京子に見えてしまう左門豊作である。
三振とエラーばかりでさっぱり成績も振るわない。
心配する幼い弟妹たち。

「いっそのこと、この苦しか胸のうちば、京子さんに打ち明けてしまうたい」

そんな悩める男、左門豊作を中心に今日のストーリーは展開する。



それにしても、ねちっこい三角関係、しかもデュアルな三角関係だ。
まるでどこかのTVドラマのようである。
その原点もぢつは梶原一騎にあるのかもしれない。
おそるべし。梶原一騎ワールド。





先日買った『BS fan』に加え、今日はまた『テレパル』を買ってしまった。
で、今日は熟読してみた(笑)。



1月11日から堤の『TRICK 2』が始まる。
要チェックです。
新番組に伴い、24日から前作も一挙に再放送される。


その他にも、大晦日の猪木軍 VS K-1とか、1月4日の藤田 VS 永田、小川 VS 佐々木とかがあってこれもチェックですなあ。


そしてテレビ埼玉。
『あらいぐまラスカル』があるところなど、さすがポイントを外さない(笑)。







今日の体重 65.8kg。
今日の体脂肪率 25%。


なんだかどんどん増えているよ。おい。



今日は家でPCに向かって仕事をしていた。
正確にいうなら仕事の準備であるが。





話は変わるが、いつもうちの白猫を襲いにくる黒猫がいる。
こいつが気が荒い。
野良猫らしいが、丸々と太っている。
そして縄張り意識が強いらしい。

今日は、追われたうちの猫が、庭の木を伝って二階の屋根へ逃げた。
それを追う黒猫も屋根へ。
うちの猫の悲鳴。
そして屋根からもつれ合うようにして二匹とも庭に落ちた。
白黒の大きな球が屋根から庭へ落ちてきたようだった。
散乱するうちの猫の白い毛。


外傷はないようだが、身体や脚を地面に叩き付けているらしい。
動けるところをみると大丈夫らしいが、しばらく様子を見る事に。

その後、エサを食べ水を飲んで、あとはひたすら寝ている。
こうやって怪我の回復を待つのであろう。

定期的に様々なワクチンを注射っているから病気は大丈夫だろうが、しばらくは心配である。



2001年12月17日(月) 去勢

♪ミスタサマタ〜イ〜ム さがさないで〜




東テレで何か昔の歌をやる番組。
トシがばれるが、あまりにも懐かしかったのでちょっと観てしまった。
すでにオレは懐メロ世代に突入か?そうなのか?
うおおおおお!





どうやら構造改革は、天下りなどを防ぐ形にはできないらしい。
構造改革はできずに、国民の痛みだけが残る、ということになりそうだ。





きょうもウォーキングへ行った。
昨日と同じコースだから一万歩ほどだ。

今日の体重 66.0kg。
今日の体脂肪率 24%。




なんと体重が増えている!
昨日からのウォーキングはなんなのか?
うおおおおおお!





い、いや。体脂肪率は変わってない。体脂肪率が変わっていないので、これは筋肉が増えたのだろう。
きっとそうだ。そうに違いない。







話は変わるが、アンドリュー・ヴァクスの読者であるオレは児童ポルノや児童売春、児童虐待を許せない。



テレ朝のニュースで東南アジアのストリートチルドレンを目当てに買春ツアーをやっていた。
客は日本人とアメリカ人が圧倒的に多いらしい。
日本でも国内法、つまり日本の法律で罰せられる事になったらしいが、一体どのくらいの罪なのだろう。


テレ朝のインタビューでは、少女たちには妊娠の心配がないといっていた。
なぜならまだ初潮さえ来ていないのだから。



・・・・。



被害者の事を考えると、国内法で裁かれたとしてもおそらく大した罪ではあるまい。


こうした性犯罪は再犯率が高い。
それは人間の欲望に基づいているからだ。


そうした欲望を押さえさせるために、アメリカでは女性ホルモンの大量投与とかする場合があるらしい。
しかし、再発は防げないらしい。


こうしたヤツラは男性器を切除すべきである。
つまり、ちょん切ってしまったほうがいいと思うがどうだろうか。


強姦とかもちょん切った方がいいと思う。


フロイトによると去勢恐怖というのは心理学的にも根強いらしいから、きっと効果があると思う。



こいつらには心にも身体にも「痛み」を残してやることが必要である。


2001年12月16日(日) 書店

♪ラーメンを食わせろ〜




久しぶりにウォーキングに行った。
途中で本屋に寄ったりしたので二時間ぐらいかかったが、歩数としては約一万歩のコースである。
運動するとけっこうすがすがしい。

マウスの実験によると、適度な運動による刺激で神経細胞が新たに増殖するらしい。
脳の損傷からくる後遺症のリハビリなどに、運動を取り入れて効果があるのも、やはり新しい神経細胞が作られる事によるのではないだろうか。



年末年始のTV番組を紹介している雑誌を買う。
『BS fan』という雑誌である。
年末年始はいい番組がねーなー。

なぜこんな雑誌を買ったかというと、これからは資料になるような映像をこまめに録画しようと思ったからである。


それにしては、チェックしたのは映画欄だけなのだが(笑)。




それからアーノルド・トインビーの『現代が受けている挑戦』(新潮文庫)を買う。
これは長らく絶版していたものの復刻及び文庫化である。

同時多発テロ以来、文明を問うという趣旨の書籍がどんどん出版・増刷されているが、そうした中でもこれは良心的な復刻であろう。

トインビーは知っている方もいるかもしれないが、有名なオックスフォードの歴史家である。

もう25年も前に亡くなっているが。



岩村忍『暗殺者教国:イスラム異端派の歴史』(ちくま学芸文庫)も最近入手した。

イスラムのニザリ派を紹介した数少ない日本語文献のひとつだ。

これが面白い。


ニザリ派は、暗殺教団として知られる歴史上実在した教団である。
英語で暗殺というのはアサシンというが、これはアラビア語でいうハシーシュやハッシッシュとかいわれる麻薬の名前からついたものである。

なんで麻薬と暗殺が結びつくのかといえば、ニザリ派は教団の若者にこの麻薬で快楽を教え、こうした快楽が楽園の入り口だと教える。
その楽園に入るために暗殺を平気で行うようになるらしい。

いわゆる元寇の頃の蒙古(元)によって滅ぼされたといわれるが、西洋へはマルコポーロの『東方見聞録』などによって紹介されたらしい。
またデュマの『モンテクリスト伯』などにも紹介されている。



こうして、オレは日夜、いつ役に立つのかも分からない知識を大量に集めているのである(笑)。




う。
本当にラーメンが食いたくなってきちゃた・・・・。


2001年12月15日(土) 議員

♪愛し合ってるかーーい?





狂牛病関連の文献を読んだので、ずいぶん詳しくなった。
それはいいが、こういうものを読むと、なんとなくすでにオレの脳もスポンジ化が進んでいるようなカンジがしてイヤだ。


睾丸の方は元気である。





さて、今日の夕方のニュース。



「田中真紀子外相、英語でスピーチ」




笑ってしまうというよりも、しばし呆然としてしまう。



講演の内容よりも「英語でしゃべった」ことにポイントがあり、しかもそのことだけしか報道されないのである。


こんなニュースは欧米では、あるいは他のアジア諸国においても信じられないだろう。


愚かすぎである。



愚かといえば、あの北海道に無駄な道路を作りまくり、まだ作ろうとしている張本人の鈴木宗男がいる。
これは北海道に地盤があるクセに日本は単一民族であるなどと最近でも公言しているバカ議員である。


アイヌ(ウタリ)や沖縄の人々、それに在日の人々が、明治以降現在までどんなに差別され、いじめられ、苦労してきたのか。
こうした今では常識でさえある歴史や反省を無駄にしてしまう発言である。
よくクビにならないものである。


さらに一連の会議妨害。
特殊法人などの構造改革のための会議なのに、冒頭から彼が問題にしたのは、


「北海道には車とヒグマのどっちが多いか、はっきりさせてもらおう」



ということである。

こんな本題とはまったく関係ない糞のような論題を堂々と展開して議事の進行を妨害し、恥じる事もないあのパーソナリティは犯罪的ですらある。
しかも確信犯である。
あんな人間の議員資格は剥奪するべきである。
日本のためにはならないし、自民党のためにもならないと思うゾ。
橋本サン。
橋本派のためにもならないから、どうにかした方がいいゾ。


大体、マスコミはあのような人間をもっと叩くべきである。



「いいかげんにしろ鈴木宗男!!」


とか、


「恥を知れ!!鈴木宗男!!」


とか、見出しで叩くべきである。


こういう点ではスポーツ新聞を見習うべきである。


つうか恥知らずでないと国会議員になれないところが現代民主政治の最大の問題である。実はこいつらがいなくなれば構造改革なんか必要なくなるかもしれない。


医師の人格テストが検討されているが、国会議員にも課すべきである。
知能テストもな。








元兵士の人の話がまだであるが、これは書けないかも。

この人は戦後某防衛産業で活躍した人なので機密に属する話がたくさんあって、どこまで書いていいのやら。




今日の体重 64.8kg
今日の体脂肪率 24%


原稿ばかりやっていたせいか、そして体力維持のために飲んだり食ったりだけは日ごろよりもしているせいか、やはり増えているなあ。





NO FEARは勝ったようだ。
猪木軍 VS K-1もどうなるか。
そして大リーグボール3号はいつ?

これがオレの最近の関心事(笑)。
バカ議員などどうでもいい。


2001年12月14日(金) 忠臣

♪そらみみア〜ワ〜。






忠臣蔵のシーズンだ。



街を歩けば忠臣蔵皮ジャンを着ている若者やカップル。
そしてデパートやスーパーでは忠臣蔵大売り出しが目に付く。
いや。もちろん嘘である。




この話は、歴史上の事件の後、すぐに歌舞伎の題材として取り上げられた。
しかし、これは当時の国法を破るものであったことから江戸時代には幕府によって禁止されていた。

禁止されてはいたが、やはり当時の娯楽としての歌舞伎や芝居の格好な題材のひとつであった。

そこで蔵介を由良之介とかと名前を変えたりして、引き続き人気を博していたらしい。

また落語「淀五郎」の題材にも取り上げられている。



時代は下って、戦時中にもこの芝居は当時の軍部によって禁止されていた。
この時代の「忠」とは、すでに武士道のものではなく、天皇に対するものになっていたからである。





今日は原稿とかを休んで、買い物に行ったりした。
資料を送らなければならない用事があったので宅急便の集配所や郵便局などにも行った。
本屋では狂牛病関連の本などを買ってみる。

睾丸をうった人のためにという本はなかった。



職場へ泊りで行っている間に、消える魔球は破られていた。

すっかり落ち込んでいる飛雄馬である。


そんな彼を観ながら夕方から夜の10時ごろまで寝てしまった。



明日からはまた原稿をやる。




2001年12月12日(水) 感染

厚生省の協議の結果が出た。
これによると、狂牛病発生以後、イギリスやフランスなどヨーロッパ10ヶ国に半年以上滞在していた人は臓器移植の臓器提供者にはなれない。献血もやばいらしい。
オレもこれに該当する。


http://www.asahi.com/national/update/1212/021.html


死んだ後切り刻まれなくていいのは安心であるが、なんだかすでに感染者扱いされているようで、ちょっといやである。






風呂上りに勢いよくバスタオルを体に巻きつけるクセがある。
湯上りの背中へ、たたきつけるようにバスタオルを巻くのである。



先日のことであるが、同じことをやっていたら、バスタオルが思っていたよりも長かったらしく、股の間を通ったタオルの先端が、裏側から巻き込むように右睾丸に命中した。



う!



タオルとはいえ、これはカンフーの達人が使うと十分に武器になる。
さらに、バスタオルは普通のタオルよりも長いので、つまりムチの要領で、ビシッ!っと直撃した。





そのときは、それほど痛みを感じなかったが、後でだんだん痛くなってきた。

しかも下腹全体に広がるニブイ痛みである。








睾丸ほど無防備なところはない。

俗に金的といわれるが、目玉と睾丸は鍛えようがないのである。

しかも、入浴後のいっそう無防備な状態であった。





さらによく考えて見ると、この痛みは、いってみれば弾性衝突の法則にのっとっている。

正方向から直撃したエネルギーは保存されるから、そのまま被衝突物へ移ってしまう。

よく、車の追突事故などで、追突した側よりもされた側の方が被害が大きい。
これは衝突した側のエネルギーがされた側に移ってしまうからである。


つまり、タオルの繊維自体はやわらかいものであるが、それを勢いよく振ったときにタオルの先端にこめられたエネルギーがすべて睾丸へ移行したのである。



幸い翌日、翌々日と痛みは引いていったのであるが、いったいどのくらいの損傷を受けたのだろうか。


それがちょっとコワイ。


ついでにいえば、睾丸が陰嚢(いんのう)につつまれ、身体の外にぶら下がっているのには理由がある。

それは精子の製造は体温よりも低い温度でなければうまくいかないからである。
女性の卵子が生まれた時から身体内部にすでにあるのとちがい、男性の精子は後から製造される必要がある。

これが若い時には次から次から作られる。


この前、TONIGHT2でチョコボール向井の半生を特集していいたが、多いときには一日に18回もの性交をしたらしい。
最後には透明な液体しか出なくなったという。

これは、精子の製造が追いつかなかったからである。



何がいいたいかというと、睾丸は精子を製造するところであり、狂牛病が臓器や血液の提供さえ危険視されるのであるならば、オレの精子ももうだめなのかも!!

さらにタオルで直撃したのである。



薄れたとはいえ、まだちょっと痛む睾丸に、この狂牛病関連のニュースがあって、いっそう意識してしまい、今もちょっとうずいている。


い、いや。ちょっとだけ。ちょっとだけサ。




今、職場なので、元兵士の人の話は今度書く。

つうか、職場で睾丸の話題を書き込んでいること自体も、けっこうイタイ(笑)。




2001年12月11日(火) 遺失

田代さんは、今度は覚醒剤まで見つかってしまった。







さてさてインタビューへ行ってきた。



朝。


オレは急いでいた。


札幌は観測史上初の記録的な大雪らしいが、ここ埼玉も朝の冷え込みはすごかった。

一応9時前に目覚ましはかけておいたが、寒いので布団から出たくない。


30分ぐらい、布団の中でぐずぐずしていたのである。

ああいう時間は麻薬的である。


もちろんオレはつのだじろう作画の『空手バカ一代』を知っているほどの大人である。

で、しぶしぶ起床し、急いで食事、洗面、着替え、トイレなどを済ませ、取材に必要なものをリュックに入れて家を出た。





10時の約束だったが、すでに9時50分である。


先方の家は、ここから一時間弱はかかるはずである。


そしてこんな時に限ってガソリンが入っていない。




さらに、どうしたわけか、車には埼玉県の地図がない。

あまり行った事のない街を、相手の住所だけを頼り訪問するので、地図は思いっきり必要である。



そして朝のコーヒーも飲みたいし、そしてオレはリュックには常にミネラルウォーターが入っていないとダメな人間である。


で、コンビニでコーヒーと水と地図を買い、その後、GSに寄ったりして、ますます時間をロスする。




高速に乗り、そこで一度先方に電話をし、少し(?)遅れる旨を告げた。

これでよし。

あとは高速を飛ばすだけだ。


オレは缶コーヒーを開け、タバコに火をつけた。


インタビューの戦略などを考えながら、20分ほど走ると、なんとなく違和感を感じた。





う!




それは腹腔内にある不随意筋の微妙な痙攣を感知して分泌された微量の化学物質が微弱な電気信号として脊髄から脳細胞へ走り、脳内で再び微量な化学物質として分泌され受容体によって感知された刺激である。




なんかハラいてえ・・・・・?



い、いや気のせいだろう。
だって、家出る前にしてきたぢゃん。




でも、そういえば、ちょっとしかでなかった気がする。


しかも、出口周辺の水分が大腸で吸収されきったように硬くなっているところだけ出たような気がする。


そこだけ出た、つうことは、つまり、逆さまにして栓を抜いたビンのような状態なのかも。


どうしようか迷ったが、オレは過去に高速でのっぴきならない目にあったことがある。


ここは学習機能のあるところをみせて、すぐ前に迫ってきたサービスエリアへ入った。


交通量を反映してか、トイレの規模はやたら大きかった。


なにしろ男性用だけでふたつのエリアがある。

ひとつのエリアがコンビニなら2軒入りそうな敷地面積があるから、二つで4軒分。

女性用を合わせるとなんとコンビニ8軒分だ。

内部はタイル張りだから、音なども反響するので、まるでクアハウスのようである。

もっとも男性用のひとつのエリアは清掃中の立て看板があり使えなかった。

つまり清掃中にも不便がないように、二つのエリアに分けているのだった。

そして朝のこの時間は清掃タイムなのである。

で、オレは当然空いているエリアに入る。

洋式の便座も空いている。

ラッキー。

そこへ入ったが、なんか汚い。

オレは悟った。


片方のエリアが清掃中ってことは、こっちのエリアはまだ掃除してないってことを意味するのであった。


いや!そんな事を言っている場合ぢゃねえ!!


そう気力を奮い起こしたが、どうしても座る気になれなかった。


で、他の人の匂いとタバコの匂いとかも交じり合っているので長居する事もできず、すごすごとまた外へ出た。


そうしている間にも、ハラの方はどんどん信号を送ってくる。


どうしよう・・・・。ああ。一体、オレはどうすればよいのか・・・?


しばし呆然としていたが、そこでオレの目はあるものを発見した。


なんと、清掃のおばさんが、壁の中からでてきたのである。


そう思ったのはメタファー的表現で、実際には、おばさんは障害者用のトイレから出てきたのである。

障害者用トイレは、車椅子でも入れるようにドアが大きな引き戸になっている。

そしてドアの上にあるマークは三つあり、それぞれ車椅子の絵と老人の絵と妊婦の絵になっている。

つまり、障害者以外でも使っていいのである。

さらに、そうしたトイレは3つも並んでいるのだった。


その瞬間オレは決断した。


こっちを使っちゃおう。



で、障害者・老人・妊婦用トイレに初の潜入。


広い。

やたら広い。

そこは4畳半はあるであろう個室である。


何のために使うのか、ベッドのような長椅子のようなものまである。

物を置くための棚もある。

しかも清潔そうだ。



便器は洋式で、自動センサー式だ。

違うのは、手すりがあることと、非常呼び出しボタンがいろいろな高さで、いろいろな場所にあることだけである。


そして新しくて、きれいである。

まるで別世界のようである。


ビバ!!


オレは、清潔で広々とした空間でのびのびと用を足した。


それにしてもなんという違いであろうか。


オレは、優越感にひたりながら、下界を見下ろすように、一般の方のトイレを思い返していた。


一般の方はなんと汚くて臭いのであろうか。


一般の方は、タイル張りと先ほど書いたが、2ミリぐらいしかないそうしたタイルの目地は落書きがたくさんしてある。


オ○コしたい。オ○コなめたいよー。



とか、


○○子のフェ○はキモチよかった。


とか、

090−××××−××××へ電話してね。

とか書いてある。


そうか、駅のトイレの落書きを集めたサイトはあるが、高速のトイレの落書きを集めたサイトでも作ろうかなあ、などと、考えていた。


で、気持ちよく用を足したオレは車へ戻り、るんるん気分(死語?)で走り出した。


10分ほど快調に走り、そろそろ降りる予定のインターチェンジが近づいてきた。


そこで、突然オレは思い出した。





あれ?財布は?





そうなのである。あまりにも広く清潔で居心地がいいトイレだったので、ポケットに入れておいた財布も安心して棚に置いたのである。


その後、用を足す快感と、落書きサイトのことなどを考えていて、すっかり忘れてしまったのである。



ガーン(爆)。


しかも、高速なので、戻れない!!(爆死)






仕方なく、オレは予定のインターで降り、料金所で事情を話した。


「未納の手続きをしますから」といって事務所へ連れて行かれる。


高速道路公団は経費節約のためか、老人ばかり雇っている。


なによりはやくサービスエリアに連絡してもらわないと、オレの財布があぶない。

現金はたいしたことはないが、なかにはクレジットカードや免許がびっしり入っている。
なのに、老人たちはのろのろと書類なんか書こうとしている!

で、オレはちょっとキレた!


早く電話しろ!!そっちの方が優先だ!!


その一言で、優先順位に気づいたらしく、所長のような人が出てきて、電話し、対応した。


結論から言えば、財布はあった。

障害者用トイレを使ったのが幸いしたのである。


オレの後使った人はいなかったらしく、探しに行ったインフォメーションの人が発見した。


現金の場合は本人が取りに行かないと遺失物扱いで一度最寄りの警察署へまわされてしまうらしい。

で、それからまた高速に乗り、高速の上下線は別なので、そのサービスエリアを越えて戻り、さらにまた高速に乗って、そのサービスエリアにたどり着き、財布を受け取り、書類を書き、またさっきのインターチェンジで降りて未納分を支払い、書類を書きとかしていたら、お昼を過ぎてしまっていた。


大遅刻である。


車で携帯から電話し、事情を話し、遅刻を詫びた。


それから20分後、先方の家に辿り着いた。

元兵士の老人と、奥さんらしい上品そうな老婦人にあたたかく迎えられた。

彼らは寿司をとっていてくれた。

ネタからして特上のようである。


このハラ具合で生モノはちょっと、とも思ったが、断るのは失礼なので、いただいた。


さらに、年寄りはあまり食べられないからもっと食べなさい、とか言われ、断るのは失礼なのでその人の分まで寿司を食った。

その人は巻きだけを食っている。



帰りに、みかんをひと箱(!)もらい、さらにゴルフをしなさいとか言われて、断ったのだが、半ば無理矢理にその人が使っていたらしいクラブをバッグごともらった。



つうことで、インタビューの内容についてはまた次回である。




なんなだかなあ・・・・。




2001年12月10日(月) 未来

うわ!
もう12月ぢゃんっ!!!!


つうかもう10日だが。


とりあえず日記を書く。
しかも意味もなく読点を入れないで書いてみようと思う。

今日も原稿の直しを終えて出校した。
これだけ頻繁に郵便局で書類封筒をだすのであるから少しは郵便料金ぐらいは覚えていても良さそうなものなのであるがこれがちっとも覚えられていない。
今日も机の上に放置してあった80円切手が二枚あったのでとりあえずそれを貼って持っていき足りない分を払おうと思っていたのだがこれが実は貼り過ぎだった。




などと遊んでいる場合ではない。

最近忙しかったので、そしてこの忙しさはまだまだ続いちゃうのであるが、今日、改めて師走を実感した。


なんというか、最近というか、ここ数年、遊びにも行っていない。

何をもって遊びというのか、それさえもはっきりしてはいないのであるが。

酒は毎週家でも外でも飲んでいるが。


そういうわけで遊んでくれる人大募集


遊びといえば、猫が寒いのにもかかわらず遊びまくっている。
元気である。
たまに草を食べて吐いたりもするが、元気である。


長田弘という詩人のエッセイに『ネコに未来はない』(角川文庫)という傑作がある。

その本で知ったのであるが、ネコは前頭葉が発達していない。

なので、少し先のこと、たとえば、獲物の行動の先を予測することぐらいはできるが、明日の事や将来自分はどうするか、とかは考えない。

というか考えることができないそうだ。


彼らには、「未来」などという概念はないのである。




だが、これは不幸な事だろうか?



彼らは、常に今を、今だけを生きている。

今の、この一瞬を、それだけを生きているのである。

不治の病を宣告された人間は、その時になって初めて今を生きる事の大切さを知るという。

そんなことは、猫には当たり前の事なのである。

象も死期を悟ると死に場所を求めてひっそりと群れから離れて行くという。




今を生き、自分の死を生きるのである。


哲学的にいえば、猫とか動物の方が人間よりも、よっぽど高い次元にいるのかもしれない。



さて、この忙しいときに、といっては不謹慎であるが、お世話になっている先生のお父さんが緊急入院した。

高齢なので予断を許さない状況だそうである。

お会いした事はないが、戦争に二回も行っている人なのである。


オレの周辺では、さらに忙しくなりそうな雰囲気が漂いまくりである。

今日は別の原稿のゲラが届いたので、これもやらねばならない。


が、シーズンの初めに風邪をひいちゃったようで、またなるべく電車などには乗らないようにしている(すでに一ヶ月乗っていない)ので、体調は結構万全で、脳力も気力も結構ある。

明日は取材と調査を兼ねてまた出かけなくてはならない。


これも元兵士の人のお宅訪問である。




明日はこの人の事を書いちゃおう(笑)。


2001年12月09日(日) 休日

タイの市場では亀を売っている。


これは食べるためではなくて、買った人が逃がしてやるために売っているという。

仏教国タイでは、生き物のいのちを救うことは、自分が徳を積むことになるらしい。


これは、要するに、「徳を積む機会」を売っているのである。


人間は何でも「売る」ものである。



確か中島らものエッセイだったか、アフリカのセールスマンの話があった。


靴を売るセールスマンが、アフリカのある部族のところへ視察に行ったらしい。

誰も靴など履いていないのを見て、落胆するセールスマンはダメなセールスマンである。


誰も靴を履いていないのを見て、これからどんどん靴を売ることができる、と、狂喜し、燃え上がるのが、良いセールスマンだそうだ。





今日は発表に行ってきた。
会場は西巣鴨にある某大学。


それは無事に終わってひと安心である。



車で行ったのだが、休日の首都高はトラックがいないため、嘘のようにスムーズだ。


東池袋I.C.で降り、大塚のあたりに車を止める。

休日の都内へ車で行くもうひとつの利点は、パーキングエリアが無料であるということである。

しかも大塚に車を止め、一駅半ぐらい歩いたという点にオレのダイエット魂が如実にあらわれている。
ええ。あらわれていますとも!


発表の後には、食事兼飲み会があるのであるが、帰り道も、日曜には検問もないので安心だ。
これも休日の利点の三つ目である。

もっとも、すぐに高速に乗れてしまうので、いっそう安心である。


で、平均130キロぐらいで飛ばして、なんと電波少年に間に合う時間に帰ってきた。

すげー。





明日はまた違う原稿のゲラが届く予定なので、仕事はまだまだ終わらないのであるが。




2001年12月08日(土) 謝罪

原稿は終わった。


つうか、K-1を観るために終わらせた(爆)。

魔人ブーこと、マーク・ハントはつよい。






明日はこの終わった原稿を発表する。

都内なので、あと心配なのは下痢だけである(笑)。







この前、高校生のように性欲やまもりである、とか書いた。



すんません。ちょっと、見栄はってました。


そんな強くないっス。


2001年12月07日(金) 冷却

書いても書いても原稿は終わらず。



今日は、昨日ウイスキーを飲み過ぎたためか、頭が痛く、風呂に入ったりして、夕方一度寝た。


冷却ジェルシートを額に貼って寝たので、今はすっきり、頭脳明晰である。


このシート、ここ数年、多用している。

最近は、100円ショップや88円ショップなどでも手に入る。

人間の頭脳は、一定の温度以上になると生理的にうまく機能しないので、そういう時は冷やすのである。

ちなみに蛋白質は42度から分解が始まるから、40以上の熱が出ると危ないというのは本当だ。




で、今もまたウイスキーなど舐めながら、ネットに出ている。

明日中に仕上げて、日曜には某大学へ発表にいかなくてはならない。



・・・・・ダイエットはそれからだな。


2001年12月06日(木) 分裂

牛丼、ついに250円かぁ。

250円といえば、オレのすっているセブンスターと同じである。

これは牛丼が安いのか、タバコが高いのか?

牛丼は本体に税金が含まれていないが、タバコはほとんどが税金である。




発泡酒のダイエット生はくそまずい。
このまえ試しに6本セットを買ってみたが、もう買わん。
CFでみせられる小泉Jr.のしまりのない口がよりいっそうそう思わせる。



ホンダがついにトヨタの販売台数を抜いたそうだ。
やったね、ホンダくん。



看護婦が看護師になるそうだ。
なんだかちがうサービスをされそうな名称だ(笑)。




ここ数週間ロンリ的生活ばかり送っている。

ずっと専門書を読んだり書いたりしている。
知的作業であるが、学術系なので頭脳の論理サイドばかり使っている。
同じ知的作業でも、小説を書いたり戯曲を書いたり絵を描いたりする時とはちがう。
右脳と左脳というのは本当らしい。


こういう時は人格もかなりちがう。
論理的生活を送っている時にはかなり物静かで冷静である。
感情の起伏もあまりなく、性欲もない。
EDかと思うほどである。
TVもほとんどみないし、マンガなどその存在すら忘れてしまう。


これが、創造的生活の時には、よくしゃべるし、笑う。感情の起伏のあるお祭り大好き人間となる。
TVも観るし買い物もするし映画も観るしマンガも小説も読む。
高校生のように性欲もやまもりである。



たとえば、こう書いていても、TVや映画など、動くものを「みる」のはwatchなので「観る」という字を冷静に変換している自分がいる。
「野球の試合をみる」なども、watch the baseball gameであるから「観戦」なのである。



・・・・・。





これは分裂症の症状なのかどうなのか。




仕事の状況から考えると、ロンリ的生活は今年いっぱい続きそうである。





2001年12月04日(火)

あ、ディライト。


あのCFに出てくる男の人は、いつになったらタバコが吸えるのだろう。


「ぷっすま」観てるが面白れー。



今日も一日中原稿をやっていた。

父親の髪の毛を切ってやった。
若干とら刈りである(笑)。



明日はまた生田である。
泊りである。

そろそろ居酒屋とか小料理屋とかではなくてちゃんとしたレストランで食事をしたい。

イタリアンのちょっとよさそうな店があった。

そこへ行きたい。


2001年12月03日(月) 敬称

小泉さん。
流行語大賞受賞おめでとう!
だが、授賞式などに参加している場合ぢゃないゼ。


総理大臣や社会的に重要なポストにいる人間は、その決断が人の生命や生活に関わってくる。
芸能人のような振る舞いはすべきではないと思う。

自衛隊は海外へ行っているし、この不況で3万人も自殺者が出ているんだから。




雅子さんの母親は、会見で「新宮様は」とか言っているが、自分の孫なのにおかしくないか。
娘に対しても「雅子様」とか言っているんだろうか。


気持ち悪いゼ。




今日も原稿をやる。

その後、髪の毛を切った。
久しぶりである。
短くした。



最近、面白いものが書けないが、心に余裕がないからである。

すまん。


2001年12月02日(日) 地震

ガクトくん。
♪砕け散るTaxi
って何なんだ(笑)。


今日はBSのWOWOWが無料放送だったので「ピッチ・ブラック」を観た。
村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』に出てくる「やみくろ」というのに似ている。
状況こそ違え、設定がそっくりである。
映画は2000年だから、これは春樹がパクられたのかもしれない。


原稿を一つ終えて添付ファイルで送信した。
あとはゲラの段階でなおせばいい。


で、まだまだ仕事は残っている。



う!地震だ。



東北地方が震源らしいが、埼玉県でも結構揺れたようだ。




2001年12月01日(土) 誕生

新宮様ご誕生である。


いまだにちょうちん行列や号外に殺到する人がいるのをTVでやっていたが、見るのがつらい。




TVもすっかり特番である。



テレ朝とかTBSとか、批判勢力の装いをしているが、そんなものが嘘でしかないことがあきらかである。




昨日ダッタンそばが届いた。


注文したのはそばとお茶である。


さっそく「ダッタンそば茶」を飲んでみた。

きれいな黄色のお茶で、炒ったそばの実の香りもこうばしい。

そして、これは効いた。


午後9時前に寝てしまい、朝の3時に目が覚めた。

一時間ばかりネットをやったりしていたが、その後また爆睡。

午前10時ごろまでまた寝た。



爽快である。



血圧は決して高くなく、むしろ低いぐらいであるが、なんか健康に良さそうである。




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