【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年10月30日(火) 洞察



あ。



トイレに入っている時にここ数年来の疑問がすっと解けた。





昔から、馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(そくじょう)といって、ひらめく場所があるという。

馬に揺られているとき、寝る前や目覚めのとき、トイレ。

これを三上(さんじょう)という。


ビバ!!三上!!!




忘れないうちにメモ帳に入力しておいた。

ま、解けたといっても専門的な問題なのでここでは書かないが、こういう「ひらめきの瞬間」は久しぶりである。



2001年10月28日(日) 一息

昨日の調査と今日の試験とでちょっと一息。


明日は用事があるので大学へ行かなければならないが、約束が午後3時なので切迫感はない。


で、この間に、ブルースス・プリングスティーンのオリジナルCDを作る。


アルバム未収録と収録が半々ぐらいのものを作った。
一枚は車載用である。


今、早速聴きながら書いているが、やっぱりすばらしい。



以前、BSで深夜やっていたCNNかどこかがやったインタビューを思い出す。
詳しい内容は忘れたが、次のようなことを言っていた。


「誰もが経験したことを描くのが大切だ。
夕暮れの道で、風が吹き、落ち葉やほこりを巻き上げて通り過ぎてゆく。
そうした何の変哲もない光景は、個別な体験ではあるけれど、誰もが経験しているという意味で普遍的だ。
そういった曲を書くんだ。」


確かに、彼の歌う「川」とか「山」とか「車」とかは、どこにでもあり、誰にでもリアリティをもって想像できる光景である。
そうした確かで、普遍的なイメージを土台として、その上に、彼の独自な世界を構築するのであろう。



そういう仕事がしたい。






2001年10月27日(土) 番組

『ダーマ&グレッグ』を観るついでに、直前の『爆笑オンエアバトル』をたまに観る。

ちっとも爆笑できない。

これは芸人が面白くないのか、ジャッジが悪いのか。

こういうのを観ると、衆愚政治とか思い浮かぶ。




『ダーマ〜』は好きである。

つうか、NHKは海外作品に対する選択眼がいい。


いっそ、受信料を下げて、海外番組の比重をふやしたらどうか?


自作の番組はカネの無駄遣いである。

官僚組織に自作の番組を作るセンスも気概もないのだから。





しかし、朝の6時には起きたのだが、8時台の電車に乗り遅れるのはどういう訳なんだろう(笑)。>オレ



・・・・。


土曜日って、平日ダイヤではなかったんだね。



これからまだまだ寝られないのです。


2001年10月26日(金) 添付




え?

ゴルゴ松本って、埼玉県、しかも県北の出身なの?





どこかの誰か。

少なくともオレのメールアドレスをアドレス帳に入れている人がコンピュータウイルスに感染したらしい。

昨日、添付ファイル付の無記名メールが送られてきて、その添付ファイルはウイルスに感染していた。
Hybris系の亜種。
いわゆるトロイの木馬のワームである。

とろいじゃん・ぷろぐらむ。

無害なファイルにみせかけて、システムの中にはいって来るところからそう名づけられたという。


まったく、忙しいときに限って、このようなハプニングが、得てしておこるものである。


これを読んでいる人で、オレのメルアドをしっていて、なおかつattのアカウントを利用している人、要チェックです。







とろいじゃんが送られてきたのはこれで4回目である。


そこで、雑誌の付録に入っていたノートン・インターネット・セキュリティ2001をインストールしてみた。

体験版である。


30日と、使用日数に期限があるが、機能的には制限なく使える。


最近のウイルスソフトは結構すぐれものである。

ファイヤーウォールの機能なども持たせてあるし、メールも、ダウンロードの段階ですべてチェックしてくれる。



たのもしいっす。



今、コタツでノートPCでアクセスしている。

このノート、スペックは非力であるが、プロクシもapacheもperlもファイヤーウォールも入れてある。

さらにこの体験版で、さらなるセキュリティ強化がなされたことになる。


はりねずみノートと命名しよう。




などと、昨夜、命名したりしていたので、今日はすっかり不調です。



脳の、前頭葉がはたらいていないかんじである。



気分もぶるー。



いろいろと読まなくてはならないことや書かなければならないことや考えなければならないことや覚えなければならないことなどが山積みになっているので頭が働かないとマズイのである。


とりあえず、さっき風呂に入ったので、ちょっとすっきりしたが、気付けに飲み始めた日本酒のせいで、ちょっといい気持ちになりつつもある。

酒はアッパー系のドラッグなので、気分が落ち込む時には適量を飲むのはいいことだそうである。




明日は調査でまた靖国神社へいってくる。




電車やだにゃ〜。








2001年10月25日(木) 嘔吐

いやー。
高田がついにミルコとやるんですなあ。




昨夜は、上司と飲みに行ったのだったが。


生牡蠣に始まり、刺盛り、焼き鳥などと食うわ飲むわ。


で、帰りにコンビに入る。

急にアイスが食いたくなり、アイスとカレーパンとヨーグルトなどを買った。


宿で食った。




うう。





しばらくするとなんだか気持ち悪くなった。



いったい何が悪かったのか?


牡蠣か?

それともレアっぽかった焼き鳥か?


いや。さっきのバニラアイスか?

カレーパンだったのか?



ゾクゾクと寒気とかもしてきた。

ベッドに入ったが、寝ようと思っても眠れず、とりあえず、身体をあたためようと風呂に入る。






うう。





風呂から上がると、やっぱ気持ち悪い。


この時点で夜中の3時ごろである。


大田胃散を飲んでみた。







うう。





やっぱり気持ち悪い。

つうか、さらに気持ち悪くなってきた。


で、トイレに行って吐くことにした。


吐いたのは、この日記にも書いたが、半年ほど前の入院事件以来である。


久しぶりである。


苦しさもなんとなく懐かしかったり(オイ)。


で、うがいをして、ベッドにもどり、いつのまにか気絶するように眠ったらしい。


管理人さんからの電話で起こされる。


「あのう。何時ごろ出られますか?」


「?」


時計を見ると11時であった。

チェックアウトの時間も過ぎている。



それにしても、しっかり寝たせいか、身体はすっかり回復しているようだ。

睡眠は大切である。



朝食兼昼食には、牡蠣とほうれん草のクリーム・スパゲティを食べる。





ぜんぜん懲りてないのさ(爆)。






2001年10月24日(水) 監視

うまい棒のキャラクターはドラえもんに激似である。

パクリというか、バッタもん系だ。

B級テイスト漂う、隠れたマスコットである。



昨日、石川県で銀行強盗が発生した。

この強盗、カウンターにあった麻袋と千円札一枚を奪って、現在も逃走中である。

麻袋の中には1円玉が千枚入っていたという。
合計二千円だ。

逃走中の犯人は、どんな心境なのだろう。

これだけでもB級映画のネタになりそうなシチュエーションである。


B級といえば、二千円でもうまい棒なら200個買える。

逃走中、コンビニでうまい棒を買うシーンを入れたい(笑)。





Nシステムというものがある。

これは高速道路や主要幹線道路などに設置されている、自動で車のナンバープレートを読み取り、膨大なデータベース化をしている機械のネットワークである。

高性能の赤外線CCDカメラと高速・大容量のコンピュータ・ネットワークによって実現した、国民監視装置である。

現在、日本には、なんと600台を越えるこの装置が稼動している。

いつの間にこんな数になったのであろう。


日本全国にくまなく設置されているらしいが、特に首都圏には多い。

また、自衛隊の駐屯地周辺、米軍基地周辺、成田空港周辺等、国防上の重点地域などを通る車のナンバープレートはすべて記録されている。

形状は速度違反取締りのオービスに似ているので、素人であるオレには区別がつかない。

高速道路にもある。

まず、入り口の通行券が発行される時、入り口で撮影されている。

これは、通行券の上部に印刷されている一連の数字の最後の2桁がその車のナンバーの下二桁と同じ事からも確認できる。

その後、関越道鶴ヶ島付近、圏央道入間付近、そして所沢出口で通行券は回収され、国道16号米軍横田基地と、職場へ来るまでに知らない間に5回もナンバーが記録されちゃっているのである。

犯罪捜査だけではなく、過激派やオウム対策として、90年代後半に知らぬうちに徐々に広まっていったらしい。

国民の同意など全くなく進行しているのである。

このシステムはプライバシー上、かなり問題があるという。
つまり、国民を潜在的な犯罪者、あるいは国家の治安をみだすものという発想が根底にあるからである。


すでに盗聴法も出来てしまっている。

これは電話、FAX,電子メールの傍受まででき、さらに、潜在的に犯罪者とみなされた者の「事前盗聴」も可能にしている悪法である。


さらに、住民登録や戸籍、納税者リスト、健康保険、年金等の情報のICカード化などが進められていて、これにクレジット・カードの情報などをあわせると、国家に対し、個人は丸裸であるに等しい。


誰かに監視されている気がする、というのは妄想性分裂症の典型的な症例のひとつであるが、これを妄想であるとは言い切れない世の中になってきた。



社会派ぶって、ダイエットの話題をごまかしているわけではない。

いや。ホントだって。


2001年10月22日(月) 蜜柑




静岡県は清水に親戚がいる。

ここから蜜柑とかお茶とかが送られてきた。


蜜柑を食ってみたのだが、これがうまい!!!


家でこんな美味しいミカンを食べられるなんて、


あ〜〜。あたしゃ〜幸せだよ(まるちゃん風)。



すっかりコタツでミカンである。
さらに今日はダウンベストまで出した。





NHKのドラマで陣内が主演している『Heart』というのがある。

第一回だけ観てあとは観なかったが、さっきやっていた。

「まだやってんのか。よせよせ」などと言いながらすぐに別のチャンネルへ。

第一回がくそ面白くなかったからである。


新しいっぽい画像を作ろうとしているみたいでもあったが、堤の真似というかパクリですっかり空回り。

DondokoDonの山口なども出ていたが、これが関西人の役ではなく、なんと、どっかの外人の役。

外人に化けている関西人ならアヤシクていいのだが、本当に外人という設定らしいのである。

「おいおい。どうみたって日本人ぢゃねーかよ」などというツッコミすら入れる気にすらならない。

こんなところにも監督のセンスのなさが明らかである。

こういう番組が、俺たちのカネで作られるているかと思うとハラがたつ!!!


腕のARMSが発現しそうなくらいである。


バカヤロウ!!NHK!!ふざけんな!!!





介助犬の番組を日テレ系でやっていた。

脊髄性筋萎縮症の12歳の少女のドキュメンタリーだ。

日本では、介護犬を使うのに12歳がもっとも若い例だという。

アメリカでは5歳の障害者から使うことができる。

そればかりか、なんと日本には介助犬が、まだ19匹しかいないらしい。

たった19匹である。

人口は1億2千もいるのである。

ぜんぜん足りない。

つうか、ふざけてるのか!!!と言ってもいい。

福祉後進国であるとは思っていたが、これほどとは思わなかった。

厚生労働省も官僚も政治家も政党もなにをやっているのか?

つうかヤル気なんかないのである。

そうとしか思えん!!

福祉などをうたっている政党は早急になんとかすべきである。

あ〜〜くそハラたつ!!!



官僚制というのが現代社会の大きな問題のひとつである。

これは自由主義でも社会主義でも避けられない問題である。

あらゆる組織は、巨大になればなるほど人間性を失っていく。

自衛隊の海外派遣も、官僚のトップにのぼりつめた者たちと、おろかな政治化どもによって始まってしまった。



マックス・ウェーバーというドイツの社会学者は、これを現代人の逃れられない「鉄の檻」であると言ったが、
この檻をなんとか砕きたい。


国家論をもっと勉強しちゃお。



せっかくの蜜柑による幸せは、あっという間に消え去ってしまった。






2001年10月20日(土) 無題

昨日忘れる話を書いたが、題名を書くのをすっかり忘れてしまった(笑)。


先週、あまり更新がなかったが、この間に久しぶりにホームページを作成したりしていた。


自分のホームページではなく、以来を受けてやったのだが、CGIとかJAVAとかをカスタマイズしたり、様々な無料ホスティングのアカウントをとったりもしていた。


このように機械ばかりいぢっているから落ち込むのかもしれない。


それとも「秋」だからかも。


いや。石は投げないでくれ。




いずれにしても更新をサボっている間にもアクセスカウンタがまわっているのでちょっと責任を感じてしまったり、しまわなかったり。



昨日のことになるが、友人と食事に行った。


平日の昼間で、友人は失業中である。


行ったのは、関東地方の街道沿いに店舗展開をしている「山田うどん」である。

これは関東各地にはあるが、23区内にはないという、ローカル色濃厚な外食チェーンである。

店は食堂といったカンジで、看板も、巨大なヤジロベエという素敵な垢抜けなさである。


店名とは関係ないかのように、うどん専門というわけではぜんぜんなく、そばもカレーもある。

ここの売りは様々なセットメニューである。

特に「パンチ・セット」というのがお気に入りである。

これは、うどん、ごはんに、モツ煮がついてくるものである。

モツ煮定食なのであるが、なぜか名称は「パンチ・セット」なのである。

厨房ではなんか普通のおかあさんがつくっている。

味も、家庭料理の域をでていない。



しかし、なんか好きなのである。

マックへ行くぐらいなら、ためらいなく「山田うどん」である。


客は、トラックの運ちゃんや、車での外回りのサラリーマンが多い。

国道沿いに店舗があるので、こうした労働者向けの営業形態になっているのであろう。

若い女性などほとんど来ないから、ジャージとかでも全然平気である。



そしてその後本屋へ行って、帰ってきた。


今日またその友人から電話があった。

どうやらその友人の車にサイフを忘れてきたらしい(笑)。



また忘れ物である。

なんか、海馬のあたりがスポンジ化してきたのかもしれない。


2001年10月19日(金)

精神的に、ちょっと復活。


一時間ほど自転車に乗った。


ジャージ姿にヘルメットの女子中学生の一団と遭遇。

あいつらの方が体力がある・・・。






ズボンの前のチャックをあげ忘れることある。


しかもめちゃくちゃ多い。


トイレに行って、いざ用を足そうとして、はじめて、「あ!すでに開いているっ!」と気づくのである。


それが昼頃だと、それまで「ずっと開いたまま」だったことになる。


夕方気づいた場合は最低である。


難しい話や国際情勢などを人にさんざん語っておいて、実は「あの人、チャックが開けっぱなし」などと思われているのである(笑)。



なぜ、いつも開けっぱなしなのだろう?


心理学的にいえば、なんとなく意味がありそうで、フロイト学派であるならば「リビドー」とかなんとかいいだすだろうが、実は原因は明らかである。


それは家にいることが多く、そして家では「ジャージ」派だからであろう。

あるいは「スウェット」でもある(笑)。


当然、これらの衣類にはチャックがついていない。

用を足す時には、ジャージごと、ちょっとずり下ろし、用を済ませば、ジャージごと上げる。

この感覚で、まだ脳がよく働いていない朝、用を足し、ズボンであることを忘れて、すっかり安心してしまうのであろう。


ジャージをはく習慣は、日本の義務教育で培われたのに違いない。

中学生時代の体力はすでに失われてしまったが、ジャージの習慣だけは残った、のである。



2001年10月16日(火) 迷走

なんか最近空回りしているカンジだ。


いろいろとやっているのであるが、なんか迷走しているみたいだ。


気分も低迷気味だ。


季節の変わり目だからかもしれない。



グルーミーである。


まあ、蓄積の時期ととらえて、ひそかに力をつけよう。



というかそれしかない道を選んだはずだし。



距離は遠くても自分なりに歩き続けるしか。






2001年10月14日(日) 進歩

コペンハーゲンでは、タイソン復活、である。


いやあ。タイソンはやっぱつえーなー。

ガードとか関係ないすごいパンチだ。





今日は自転車で出かけた。

往復に1時間ぐらいである。


機会をとらえてキョクリョク体を動かそうとしているあたりがエライ。




帰りがけに買ったパソコン雑誌の付録にTurbo Linux 7が収録されていた。

暇をみてLinux環境でも構築しようと思う。

少しいぢってみたが、unix系のコマンドすらほとんど必要ないかの感がある。

GUIの進歩がイチジルシイのである。


イチジルシイはカタカナで書くとちょとイヤラシイ。


しかし、GUIが進歩したのであるが、それはその分マシン・スペックを要求することになる。


CPUがpentium以上。
ハードディスクの空きが2G以上。
メモリが128MB以上。
などなどが推奨される環境だ。


これぢゃあ、今にWinとかわらなくなってしまいそうである。


しかし、LinuxはOSでありながら、一種のフリーソフトであって、再配布、改造などが自由である。

この点がゲイツのところとはまったく違う点である。


資本主義以外の原理が勝つのなら、それはそれですごいことである。





2001年10月13日(土) 炬燵

今、TV画面ではまるでUFOのような米軍のステルス機が爆弾をばら撒いている映像が流れている。


爆撃を受ける側は、悪魔使者のように見えることだろう。






今日は晴れだった。


絶好の洗濯日和なので布団を干した。

その後、炬燵(こたつ)布団も干した。

いよいよ炬燵始動である。


ノートPCも職場から持ち込み、電話線も分岐・延長して二階へ引き込んだ。


座椅子も買った。


さらに充電式の卓上クリーナー(掃除機)も買ったので、炬燵周辺から動かずにいろいろなことができる。


炬燵なのにインターネットを通して世界とつながるのである。


炬燵なのに買い物もできるし、「Webやぎの目」もチェックできる。


ビバ!!炬燵!!




炬燵。


しかし、こんなになまけものでぬくぬくしているくせに、漢字で書くとずいぶんいかつい字面である。


先日、バビル12巻を買ったのであるが、なんと「人造人間キカイダー」も秋田書店版が手に入ることを発見!!

すごいぞ!秋田書店!!


すでに文庫化もされているものが、今でもオリジナルの形で手に入るとは。

おそらく不況対策で、過去の売れ筋のものを復刻したのだろうが。

これもJunk堂で注文してしまった。


で、送料がもったいないので、またも専門書をついでに注文。


またも数万の買い物になってしまった。


人は炬燵にいながら貧乏になることもできる。

ネットで株式とかやっている人は、炬燵にいながら破産することもできるのである。



さっそく猫が嗅ぎ付けたらしく、ぬくぬくして寝ている。


生まれて初めての炬燵体験なのだろう。


猫は炬燵の中で長〜くなって寝ている(笑)。


きっと「ビバ・・・」とか思っているのだろう。
















2001年10月11日(木) 帰宅

バビル2世が、いつのまにか全12巻になっていた!!!!

しかも12巻目は平成7年に初版が出ているのでアル。


さっそく注文した。

今回はJUNK堂を利用。

紀伊国屋BookWebには在庫がなかったからである。


送料がかかるので、他の専門書なども一挙に注文。
バビルを一冊買うために数万円の買い物である。

ネットの恐ろしさよ。


で、バビルは超つまんねーのよ。

続編である『その名は101(ワンゼロワン)』まで含めても、せっかく傑作で終わっていたのに、これでは台無しである。


大体、ヨミは生き返りすぎ。

「あの包帯の男は、まさか・・・」とかいって、もうバレバレである。

しかも、ロプロスはムダに壊れちゃうし。

ロデムにいたっては登場さえしない。

さらに、クライマックスでは、主人公と敵役は「闘いもしない」のである。


老人の嘆きとあきらめ感ただよう作品となっている。


著者近影の横山光輝氏はものすごく老人の写真になっていた。


とすると、あのヨミは作者自身の投影っだったのか・・・。





などと、冒頭からマニアックな話であるが、疲れているので許してたもれ。




久しぶりに職場へ行ったのだが、仕事が山のようにたまっていた。


で、夜は夜で飲みに行き、仕上げにラーメン屋へ。


これが激マズ。


宿では、何故か季節外れの蚊が二匹迷い込んでいたらしく、腕を数箇所さされ、痒くて安眠できず。


夜中の3時ごろに蚊をつぶそうと格闘し、朝は二日酔いと風邪と睡眠不足のトリプルショックで気分はメチャワル。


今にも吐きそうだったが、コンビニのソルマックで峠を越す。

ビバ!!ソルマック!!


「ビバ!!」はVivaだから、正確には「ヴィヴァ!!」だが、そんなことはどうでもいい。


ソルマックはソフマップに似ている。


激似である。



さて、壊れかけの頭脳のままに脱線したが、ソルマックで気分の悪さを抑え、出勤すると、また山のように仕事が!!



で、8時ごろ仕事を終えて、上司と食事をし、ちょっとビールを飲んで、高速を飛ばして返って来た。

職場は川崎市の生田なので、ここ埼玉までは3時間ぐらいかかる。


途中で便意をもよおしたらどうしよう・・・・。

いつかの悪夢がちらりと脳裏をよぎったが、なんか大丈夫だった。

なぜならソルマックは胃腸薬だったからである。



ビバ!!ソルマック!!



「ビバ」といえば、そもそもはじめて「ビバ!!」なる言葉を知ったのは、小学生のときに読んだ小林信彦の『怪人オヨヨ大統領』(角川文庫版)だった。

オヨヨシリーズは傑作である。

近年、どこかから復刻しているので興味のある方は読まれたい。




そういうわけで帰宅したオレはヘロヘロに疲れているのである。










2001年10月09日(火) 展開

空爆開始にともない、アフガンではアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの特殊部隊が展開を始めたようだ。


一方、アメリカのフロリダでは炭疽菌感染者が確認された。

これはもともと家畜の病気であり、人間から人間への感染はありえないことから、生物化学兵器によるテロの可能性もあるという。

発症後、二日以内に死亡する。



タリバンは200万人の殉教者を覚悟していると公言している。


ロシアとイギリスは、タリバン政権崩壊後の、次期政権について早くも相談を始めた。

アフガニスタンが今後、どこの領地になり、だれが統治・支配するのか。利権はどこが握るのか。

にこやかに、お茶を飲みながらそんな話をしているのだろう。






2001年10月08日(月) 空爆

・・・・・・。


今、午前1時40分。


唇をかみしめながら、これを書いている。

TVのニュース速報が入った。

ついに米軍のカブール空爆が始まったらしい。



世界はどこへ行くのか。










2001年10月07日(日) 一気

力が欲しいか?



皆川亮ニ『ARMS』(1〜18巻)が届いた。


yahooオークションで落札したのである。



今日はちょっと熱っぽかった。

風邪のひき始めのようなカンジだ。

で、今日は家にいることにし、一気に読んだ。


熱っぽいのは風邪ではなく、共振か?(そんな訳ないって!)





物語の中でルイス・キャロルのアリスを下敷きにしている設定が多く出てくる。

スナーク・ハントとかも出てくるのでかなりのマニアである。



しかし、後半はそれが返って足枷となってしまっている感がある。


『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』は、オックスフォードのクライスト・チャーチの数学者であったルイス・キャロルことチャールズ・ドジスンが、学長の娘であるアリス・リドゥルのために書いた童話である。

いまや聖書とならぶ西洋的教養のひとつでさえある。


この物語はとても魅力的で、多くの作品に、様々な形で使われてきた。

オレも以前、自分の脚本の中で使ったことがある。

全集も原書で手に入れている。



その結果、使うのがどうにも難しくなってしまった作品でもある。


例えば有名なチェシャ猫など、よほど工夫しないと使うのは難しくなっている。

作者には、もっと自由に創造の羽根を伸ばして欲しかったところである。



また、この「ARMS」は、過去の漫画のいろいろな要素を、それ自体がジャバウォックであるかのように採り入れている。


明白なのは、「デビルマン」や「うしおととら」や「ジョジョ」などの影響である。
また、舞台をニューヨークへ移してからは、「バナナフィッシュ」のような展開である。

妖怪や悪魔とかいう設定を、ナノマシンという設定で実現しようとしているが、このようにいろいろな要素を取り込んだものとして、アリスの物語で支えきれるのだろうか、という危惧がある。

ラストにいたるまでにあまり哲学的にならないことを期待したい。


TVアニメの方が画像に説得力がある気がする。

それにしても最近のテレ東。
アニメへの力の入れ具合がすごい。

「バビル2世」が始まり、「サイボーグ009」まで始まる勢いである。


テレ東は、経済とアニメに明確に戦力を固めているようだ。

その意味で非常に戦略的である。

これらは、戦後日本で世界に進出しえた二つの分野でもあるのだ。


同じローカル局でも、テレビ埼玉にはこのような戦略はないであろう。

でもそこがまた魅力だったりもするから、企業の生存競争は意のままにはならない。

果たして、進化の鍵を握るものは何か?


こんなことを書いているのは、いかにもARMSの影響なのかもしれない(笑)。


2001年10月06日(土) 始動

今日から少しトレーニングを再開。


今、風呂上りであるが、ビールも飲まない。

何を飲んでいるかといえば父親特製のスギナ茶である。


これを一年飲み続けてリウマチを治してしまったと言う。


飲んでみると、これがめちゃマズ(笑)。


しかし、飲みなれてくると妙に癖になる味である。


麦茶とかもブレンドしているらしい。


明日からはずいぶんサボったが、ウォーキングも再開する予定だ。


とりあえず50キロ台を目標にしよう。



始動。


まず、気持から、である。


2001年10月05日(金) 反省

ドキンちゃんはいつ観ても可愛い。





国会中継を毎日観ている。


もういいかげん政党政治なんかやめるべきである。


他にもいろいろと言いたいことはあるが、最近政治ネタが続いたので自粛(笑)。




そろそろ運動を再開しないとやばそうである。

今週は酒も毎日飲んでいる。


やべ。

このままでは一人暮らし当時の身体に戻ってしまう。



ダイエットで始めたウォーキングの初日で出会った高橋尚子は、やがて金メダルを取り、今や世界新記録保持者になっている。


この差は何なのか?(笑)






2001年10月04日(木) 倦怠

寝違えたらしく、右側に振り返れない、とにです。



家人が日曜からいないのですっかり猫との二人暮しが板についてきた。






『モルグ街の殺人』(新潮文庫)を読んでいる。



もちろんエドガーもアランも出てこない。



二十面相も明智君も出てこない。



エドガー・アラン・ポゥである。


西欧大衆文学上、記念すべき史上初めての「探偵小説」である。



子供の頃に図書館でジュヴナイル化されたものを読んでいたが、大分、というかかなり印象が違う。

探偵役のデュパンも、その友人である語り手も、世の中に飽きた知識人と没落貴族のようなアンニュイなカンジだ。

パリでであった二人はフランスの郊外に家を借り、そこで隠遁的で瞑想的な世間とは隔絶した生活をする。

彼らにとっては人生が退屈なのである。


モルグ街で起こった残虐で謎に満ちた殺人事件に、主人公のデュパンは「退屈」だから解決に乗り出す。

正確に言えば、解決ではなく、謎の解明がしたいだけなのである。

あくまでも正義感とかは無縁だ。

謎が解けた時点で探偵は事件からまったく興味を失う。


こうした退廃的で倦怠感たっぷりの、アンニュイな部分は、当然のことながらジュヴナイルからはカットされていたのであろう。


今回のこの新潮文庫版はデュパン物の三つの短編を含む短編集だ。

デュパンはこの短編集に収められた三作にしか登場しない。



笠井潔が4作目を書いている。

『群衆の悪魔:デュパン第4の事件』(講談社文庫)である。

これを読むために、本家の3作を読んでいるのである。





とくにオチはない。












2001年10月03日(水) 名誉

昨日のことになるが、国会中継を観た。


首相の所信表明演説で、国際社会で名誉ある位置をしめることが大事だとか言っていた。


身の毛がよだつ。


名誉という耳ざわりのいい抽象的な言葉にである。


国家などというものが名誉とか正義とか誇りとか偉大なとか言い出すとろくなことはない。


そんなもののために国民の金を使い、労働を強い、さらには生命までも危険にさらされる。


個人が名誉とか正義とか誇りとか偉大なとかいうのは自由である。

というか、そもそもこれらは個人の心情や信念や感性の問題であるからだ。

国家なんていうものは一種の必要悪としての機関にすぎない。



最近、『時局雑誌』という戦中期の雑誌を調べていたが、なんとまあ「聖戦」や「名誉」や「誇り」や「アジアの指導者」などという言葉の多いことか。

沢山の人が死んでいる。

彼らは「平和」のために「名誉」の戦死を遂げたのである。

与党も野党も愚かである。


そんな抽象的な言葉で人は生きているのではない。

大国意識など捨てるべきである。

金もないし、資源もないアジアの小国でいいじゃないか。

けれど文化水準は非常に高くて、教育レベルも、福祉も充実している。

猫が殺されることもない。

そんな国なら誇りをもてるのであるが。







2001年10月02日(火) 中指

満月が美しい。




右手の中指の指先が痛い。
数日前に爪をきったのだが、中指が深爪状態だったらしく、そこからばい菌でも入ったのか。

今さらながら消毒液を吹きかけたりもしたが、なんか後の祭りっぽい。

ヒョウソウになったらどうしよう。



中指抜きでタイピングはむずかしい。

人差し指でキーボードを打つオヤジ連中は、ぢつはすごいのではないだろうか?


つうことで、ここらで限界である。


2001年10月01日(月) 座席



背骨は大分復活してきた。


妹の引越しで子守りをするため両親は一週間ぐらい留守にしている。


猫の世話をする人がいないので、今週はずっと家にいる予定である。



国家のためなんかに死ぬよりも、家族や恋人のために死ぬほうがずっといい。
猫のために死ぬのだって、狂信のために死ぬよりはよっぽどマシである。
(byとに)


さて、11月の四国行きのために国内線の予約をJALのサイトからやってみた。

これが結構使いにくい。

アルファベットで名前を入力する欄なのに、姓、名の順になっていたりする。


おまけに自由化の波を受けて、運賃が細分化しすぎてどれがどれやらよくわからない。

インターネットで予約すると「e割り」とかいってお得なのである。


で、その料金で予約した。


これはあくまでも予約に過ぎないので、実際に購入手続きをする必要がある。

購入するには実際に窓口で払うということもできるが、クレジット・カードを利用しネットで払い、当日窓口でチケットを受け取るという、いわゆる「チケットレス」にすると、さらに数パーセント割り引かれるらしい。


で、その手続きもやった。


しかし、あとから運賃表をよくみると、「e割り」よりも「前売り21」というヤツの方が安いのである。


つまり「e割り」の料金は、「前売り21」プラス「スーパーシート」の料金とほぼ同じなのである。



なにっ?!!



取り消そうと思ったが、すでに購入手続きを済ませてしまっているので、ネットからはキャンセルできない。

しかもキャンセルの場合には払い戻し手数料などがかかってしまう。


これが5千円近いのである。



な、なにぃっ?!!



で、翌日(つまり今日)、さっそく予約センターへ電話した。

案の定電話に出た女の子はマニュアル通りの対応しか出来ない。

つまり、購入手続きが終わってしまった場合には払い戻し手数料がどうしてもかかってしまうのである。


ねばると「上司に相談してきます」とのことである。


約5分ほど待たされる。



で、返って来た結果は「申し訳ありませんが、やはり・・・」とのこと。


で、この辺りで、オレもキレかかってくる。

「では、あなたの上司に代わってください」


ここで、また数分待たされる。



で、やっと出たと思ったら、またさっきの女の子である。

「あの、只今、上司のほうへつなぎます」


やっと上司につながったらしい。


上司は中高年らしい女性である。


で、JALを利用しようと思っていること、同じ便の、値段的には同等な「前割り21」プラス「スーパーシート」を利用するつもりであること、ホームページのデザインが分かりにくく、誤りを招きやすいシステムであることなどなどを話し合う。

いろいろ交渉の末、「私の一存ではどうにも出来ませんので、もう少し時間を下さい」とのこと。


で、一度電話を切ったあとに、20分ほどでまたかかってきた。


結局、JAL側が折れ、基本的にオレの主張を認め、手数料無しで払い戻すことを了承。


だが、交換条件があり、新しい予約をネット上からオレが行い、それが確認できた時点で以前の予約をキャンセルし、クレジットも払い戻すことならできるという。


電話の後、ネットで予約をやり直し、座席の予約もした。
スーパーシートなので、機内前方のいい席である。


しばらくすると確認した旨の電話が入った。
お互いに礼を言い、少し世間話をして電話を切った。



役所やマイラインセンターとの戦い(笑)で痛感したのだが、こうした組織は、基本的にうるさいことを最末端の受付にやらせようとする。

受付はマニュアルどおりの対応しか出来ない。
そう教育されているし、またそれ以外の対応をする権限もない。

肝心なのは、ここを突破し、その上司、さらにはその上司にいたるまで、権限を持っている者にたどりつくことである。


また、必ず個人名を聞く。

これは相手に責任の感覚を呼び戻すためである。

同時に、自分が人間であり、相手も人間であることを思い出させるためである。

そうして初めて「話し合い」や「交渉」の余地が出来るのである。

相手と、世間話や冗談まで言えるようになるのが大事である。


それから、こちらの目的というか勝ち取るべきものをはっきり決めておくことである。



こうしたネゴシエイションは基本的にはイギリスで覚えたものである。


向こうのシステムは、よく言えば人間的であるが、悪く言えば主張し交渉しなければなかなか物事が前に進まないのである。

長い会話の合間には、ジョークのひとつも入れなければならない。


一番すごかったのは、ある朝突然、オレの部屋の電話番号が他の人の電話番号になってしまったことである。


めちゃくちゃ長くなってしまうので書かないが、これを回復するのはものすごく大変だった。


ともあれ、前回の国際線ビジネス・クラスに続き、国内線スーパー・シートの獲得である。






でも、スーパー・シートって、一体、何だろう(爆)。


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