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2004年04月28日(水)


暖かい空気はもう少しで戻ってくるのだ。
それまでの、あと少しの我慢。
苦しくなった時、ココロの中に浮かんでくるコトバは
いつも決まって友達のコトバ。



「友達がね、ワタシの大好きな友達がね
80%かもしれないし、90%ゆりだったかもしれないってね
そう言ってくれたの。」
涙声になりながら、そのときの話をした。





そして、また、ココロが強くなっていくのを感じた。









少しお腹が痛くて、ご飯が上手く食べられなかった。
夕食の時、恋人が両親に「お腹の調子よくないみたいなんだ」と話してしまって
恋人のお母様は「あんたのストレスのせいよ。まったく!」と言った。
「そんなことないです。」と言うのが精一杯だった。
応援されているんだなぁ、としみじみ感じた。
こんなにも暖かい食卓にワタシを招き入れてもらえて
そして、今のワタシたち、これからのワタシたちを見てもらえるのだと思うと
ココロの中のトゲがほんの少しまあるくなった。











信じてみようとしている、今のワタシが好きだ。
大丈夫だよ。あなたは出来る人よ。
そう言ってあげる事でワタシ自身にも力がわいてくる。









今はまだ100%ではなくて。
見たくないものを見てしまったので、頭の中には焼きついてしまったけれど
それでも、ワタシはワタシを信じようと思う。
100%に少しでも近づくように、気がつけばそうなっているように。
頑張ることを諦めたくなんか無いし、無理だと決め付けることもしたくない。


ワタシはワタシを信じていこう。大丈夫。ちゃんと笑えるから。













光をみつけよう。キラキラを。
ワタシならみつけられる、そう信じている。

























きっとね、きっと「怖い」とか「不安」とかそういう気持ちは
いつか必ずものっすごい前向きパワーに変わっていくんだって思う。
そして、精一杯の愛情を家族同様にそそぐことが出来るんだ。
ごく自然に。













2004年04月27日(火)


ワタシの大好きな大切な友達の前で(電話で)ワタシは思いっきり泣いた。
遠く離れている大切な友達の声を聞いたら
ココロの中にあったつっかえていた物がするりと取れて
涙が一気にこぼれてきた。もう、泣きじゃくるしかなかった。



冷静になろうとしても、難しかった。
でも、ゆっくりと話を聞いてもらって、あったかいコトバをもらって
だんだんと落ち着いてきて。




「1人じゃないよ。」そのコトバがね、本当に嬉しかったの。






「80%かもしれないし、90%かもしれない。98%がゆりかもしれないよ」



「ゆりなら乗り越えられるよ。二人で」





頭の中でワタシを強くしてくれるコトバは日が変わってもワタシの中にあった。








我慢しない。無理に我慢なんかしない。










「嘘」は嫌いだけど、相手を思えばついてしまう「嘘」もあるのだと
きちんと理解することができた。
そしてワタシは待つということを選べたし、信じようということをしようとしている。







ありがとう。ありがとう。
いつか2人で会いにゆくよ。






今抱えている問題が解決したら、電話をかけるよ。
そうしたら、ワタシとワタシの大切な人ともお話をしてほしいよ。
落ち着いたら、電話をかけるよ。




大切な友達だからこそ、そうしたいと思った。
ワタシを助けてくれた、元気をくれた、今のワタシがいるのは
本当に大切な友達のおかげだと、ワタシは心底本気で思った。








かっこ悪くたって、それが本当のワタシなら、誰からも「かっこ悪い」なんていわれたくないよ。言いたいなら勝手に言えばいい。
必死になって涙をこらえて、恋人を見つめようとするワタシは
可愛そうな人でもないし、みじめな人でもない。
今のワタシは可愛そうな人じゃないし、みじめな人じゃない。
ねぇ、涙を流したら誰かに優しくしたくなったんだ。
優しくされたいんじゃなくて、優しくしてあげたかったの。





だから、ワタシは恋人を受け入れられたのかな。
小さな小さな嘘は大きな傷となって誰かを傷つけるの。
でもね、その傷を治せるのは自分自身なんだよね。
思ってた以上に自分って、強かったりするんだよね。






もちろん、自分だけの力じゃないよ。
傷つけられた相手の力もあるし、話を聞いてくれた人の力もある。
「どうしてワタシばっかり」って思いたくない。
そう思ったところで何にも先には進めないもの。ね。







「ワタシ」を選んでくれた恋人に自信を持ってもらいたい。
だから、ワタシは全身全霊をこめて、愛情を注いでいこうと思った。
すべてを信じていこうと思った。
「信じられるように行動してよ」なんて思ったいたけど
でも、優しすぎる恋人はワタシが傷つかないようにそっとまた小さな嘘をついたんです。



優しすぎるのね。本当に。
人が良すぎるわ。










もう少しの辛抱だよ。
もう少しで絶対に終わる。だから、あと少しだから。
あと、少しで本当の二人になれるよ。二人っきりに。










色々あって、ちょこっと疲れていました。
ご飯も食べる気力もなく、丸2日何も食べれずにいた。
今は少しずつ、食べ始めてる。
仕事に支障が無いように、少し無理してでも食べなくちゃ。










2004年04月23日(金)


ワタシの悪いところ。
すぐに怒るところ。イライラして八つ当たりするところ。
頼れないところ。



ワタシの良いところ。
素直なところ。真っ直ぐなところ。「大好き」が言えるところ。







良いところが行き過ぎて悪いところに変化する。







有頂天にならないように。
わがままにならないように。
すぐに怒らないように。
イライラも八つ当たりも、しないように。





無理だったらやらない。
出来ると思ったから、そうする。

















恋人も泣いてワタシも泣いて
だけどやるべきことが待っていて二人にはあまりにも時間が無かった。
そわそわする気持ちを抑えて、仕事に熱中した。
足が震えようが、声が裏返りようが、仕事に、お客様に私情は関係ない。
笑顔で売って、笑顔で洋服をたたんだ。










暖かい空気ばかりが流れるわけじゃない。
お互いに嫌なことをしたことは事実で、もう戻れないこと。




それでもお互いが必要なら、割り切るしかないと思った。
受け入れよう。
素直にそう思った瞬間、さっきよりも愛しくなってた。











ここ2日いろんなことがありました。
苦しかった。寂しかった。怖かった。










ワタシは乗り越えたと思っています。
2人で一歩、進めた気がします。





どうでもいいとか、もういやだ、と思ったなら、ワタシはサヨウナラを言います。
サヨウナラの「サ」の字も浮かんでこなかったのは
恋人を大切にしたいと思う気持ちがそこにあったからです。
















自分が変わらないと人なんて変わらないよ。
解っていたけれど、これほど痛感する日はありませんでした。







「これから」があります。
「これから」を見つめて、一緒に歩いていきます。























仕事は順調です。
夏に向けて華やかな柄物が大量に入ってきて、てんてこ舞いでした。
検品をこなして、売り場に出して、ディスプレイをして接客をして。
あっという間に過ぎていきました。
さっそく売れていく洋服たちをたたみながら、おしゃれに着てもらうんだよ、と
ココロの中で思いました。






デニムのリメイクスカートに黒地に白の水玉のスパッツ。
黄色いポロシャツの下にはボーダーのタートルネック。
裾にレースがついているから、ポロシャツから少し見せて。
スカーフを腰に巻いたら出来上がり。





ショップの店員は「普通の着こなし」ではダメということ。
必死に考えるのが楽しいです。
毎日がおしゃれDAY。




2004年04月20日(火)


すっかり元気になりました。
ワタシはココロの底から仕事を楽しんでこなしていくことが出来るようになりました。


毎日顔を合わせている店長にも「なんかいいことあったの?」なんて言われて
売り上げも、ほんのちょっとだけど、じわじわと上がってきました。





今日は蒸し暑くて、風も少し強くて、お店の中で花粉やほこりが多く舞って
くしゃみが止まらず、接客中に何度もくしゃみをしてしまって
「失礼しました」と何十回も言った気がする。
しまいには、洋服をたたんでいる時にくしゃみをしたら
鼻水までたれてしまって、慌ててストックルームへ行って
マイティッシュボックス(家からの持参品)で鼻をかむ始末。



この時期が一番辛い。涙目にもなってしまうし。
花粉症の予防する漢方薬を飲んでいるけれど、今年は追いつけない。
じわじわと効いて来る漢方薬は去年と同じじゃ効かないのかな。
早くすっきりしたいです。












恋人はゲームをやっていて、ワタシは漫画を読んでいて
休憩にしようとおやつを持ってくるのはワタシで
コーヒーを入れてくれるのは恋人です。
同じ空間にいてそれぞれが違うことをやっている、という時間が
この上なく幸せです。
いつも同じことをしていなくちゃ嫌だった今までのワタシには
とても考え付かない今の状況に、とても安定した安らぎを感じています。



暖かい。
まるで家族のように当たり前に側にいる。




背伸びしたり、我慢しなくていい。
家族といる時のような本当のワタシをありのままに受け止めてもらえる。
一番の親友で一番の大切な人。
いつも一緒にいるから、好きでいること、その大切さがすごくわかる。
一緒にいすぎるとわからなくなる、と良く聞くけれど
今のワタシたちにはあまり感じることはない。





これから別々の仕事先へでかけても、帰り着く場所は同じ。
向上しあえることがこんなに前向きになれる。
今のワタシは多分、今までの中で一番明るい「ゆり」だと思った。









お店のビルを出て横断歩道を渡ると
土曜日にはたまにフリマが開催されたり
夜はスケボーをやってるお兄さんたちがいたり
昼下がりには親子連れがのんびりお散歩したり
涼しげな噴水が中央にあるとてもステキな広場があります。




ワタシは最近よくこの広場で遅い昼ご飯を食べるようになりました。
噴水を眺めながら、お買い物をしにビルへ入っていく人や
大きな紙袋をかかえたお買い物帰りの人たちを観察しています。






今日はとても天気が良くて、スタバでドーナツを買って
フラペチーノを飲んで、タバコを吸ったりしていました。





久しぶりに見上げる空はとてもきれいでした。
新しい葉っぱの間からキラキラと太陽の光が差し込んできて
風が吹くとザワザワと音をたてて揺れる。
まるで休日のようなその時間をワタシはゆっくりとした気持ちで過ごすことが出来ました。






平日の昼下がりはなんでこんなにのんびりしているんだろう。
さっきまでお店の中を走り回っていたのに
ここはまるで別世界です。








ささやかな幸せとはこういうことを言うんだなぁ、とぼんやり思って
空ってこんなに青かったんだねと思ったら自然と笑顔になりました。






きっと明日も頑張れる。
大丈夫。



2004年04月18日(日)


気持ちの入れ替え終了。

明日のワタシは今日までのワタシとは絶対に違うって言い切れる。


いっぱい泣いた。すっきりした。




大丈夫だ。






2004年04月16日(金)


こうもゆっくり時間が流れていると「このまま何もしないでいたいなぁ」とか
「何もなくていいや」とか思います。


暖かい日差しのせい。窓から入り込んでくる柔らかい風のせい。




明日が来ることが少し怖い。
常に動いていなくちゃいけなかったり、笑顔でいなくちゃいけなかったり
当たり前のことなんだけど、矛盾が多くて、本当に多くて。
やなことばっかりじゃないんだけど
いいことがほんの少し見つけにくくなっていて
こんなんじゃだめだって思って、本屋さんに行ってミスドで読もうと思ったけど
昼下がりのミスドはおばちゃんや子供連れが多くてワイワイガヤガヤ。
いつもは気にせずワタシワールドへ入り込めたのに
一体どうしたんだろう。
イライラしてすぐに出てきた。
キラキラがなくなってる。早く集めなくちゃ。



弱気になんてなりたくない。ちきしょうめ!!
予定通りに進まない仕事。
未来を想像して頑張ることしか出来ない今のワタシに少しうんざりする。



想像してもキラキラしてないんだ。
もやがかかったみたいな感じで、最終的にはため息が出る。



どうしたんだろ。
大好きな仕事なのにね。内定もらったときはあんなに嬉しかったのにね。
どうしたんだろう。
歯を食いしばってでも、点滴打ってでも、這い蹲ってでも行かなきゃならない。
そう考えると苗字で呼び捨てで呼ばれることや他のすべてのことが
投げ出したくなるくらい、ぐっちゃぐちゃに丸め込みたいくらい嫌になる。




だけど、嫌になることは簡単だ。
「嫌い」って言ってしまえばいいんだから。



好きになる方が難しいって最近良くわかった。





1枚のカットソーをどれだけ可愛く見せて、好きになってもらえるか。
これが毎日の仕事。
1枚売れたって意味ないって言われ始めちゃ
「じゃぁ押し付けてでも2枚売れってことですか!」ってココロの中で言うしかない。




1枚のカットソーのいいところを10個言いなさい。
店内にあるすべての商品に対してです。



ため息が出るさ。




10個言えなくったって、感動的な組み合わせで可愛くなっちゃうときだってあるよ。



おしゃれってそうじゃないのかなぁ。






「話し込め」って言われて、仲良くなったはいいけれど
買ってもらえなかったら「何やってんの!」と言われる始末。
「でも来週来るって言ってました。」そう言えば「今日の予算どうすんのよ!」



おいおい。ワタシはどうすりゃいいんだ。









実家に電話をかけた。
「年功序列じゃないからねぇ、出来ない人はずっとそのまま。」
そういうと父親はびっくりしていた。
「ボーナス?出ないよ。何年たってもね。そういう仕事なんだって。」
そういうと母親はもっとびっくりしていた。



優しいコトバをかけてくれてありがとう。
泣きそうになったけど、泣かなかったよ。
すっきりするかもしれないけど、泣いたら今以上に駄目になる気がして
泣けなかったんだ。




泣きたくない。でも、涙はあふれてくる。
お父さんやお母さんやおばあちゃんに会いたい。すごく会いたい。




泣いたってどうしようもないんだ。
自分で選んだ仕事だから。3年は四の五の言わずに耐え抜かなくちゃ。





大丈夫かな。








疲れてるのかな。寂しいのかな。物足りないのかな。お腹すいてるのかな。







恋人も仕事を頑張っているし、夜勤だの徹夜だのワタシよりハードだし
シフトも狂いまくりだったりして予定通りに終わらない。
でも、頑張ってるんだよなぁ。
弱音言っちゃ駄目だな。




近くにいる人が頑張っているとワタシも!って奮い立たせなくちゃ。









だけど、本当に限界がきたら泣いてもいいかな。







現実がこんなに重たいものだとは思わなかった。
未来を信じているよ。失敗するけど、恥ずかしいなんて思わないから。
笑って歩いていきたい。






考えが甘かったのね。きっとそうなんだ。
社会人って耐え忍ぶことから始めるのかな。
この業界だから、なのかな。






現実は甘くは無いってことなんだね。






甘くないのはわかった。よくわかったよ。





でも、今月末までにマイナス4キロ出来ないと「あんた意味ない」って言われるのは
仕事なのでしょうか。
これも、社会人の厳しさなのでしょうか。
ワタシは芸能人でもないしモデルでもないしましてやグラビアアイドルでもない。
それでも、4キロ痩せなくちゃいけないのですか。




それで体調が崩れでもしたら「健康管理が出来てない」と言われるんだ。




おいおい。気が狂うのも時間の問題だ。


2004年04月15日(木)


困難と呼びたくはない。今の現状。
大丈夫だよ。本当に嫌だったらちゃんと考えるから。
今は負けたくない気持ちが強いし、絶対に出来ると信じているから
まだまだ大丈夫。


無理はしない。
仕事が終わればワタシは「ゆり」
ショップの店員じゃない「ゆり」
本当のワタシに戻る時間は穏やかに過ごしたい。






ワタシの家の近くには2つの高校があって
毎朝、出勤する時は登校する学生達とは逆に駅まで歩く。
制服が懐かしいとは思わないけど、なんだか優しい気持ちになる。
この子たちは今何を考えて何を思って毎日を生きているんだろう?
そんなことを思ったりもする。
そして、あの時ワタシは何を考えて何を思って生きていたかな?と振り返る。


振り返っているとすぐに駅までつく。
少し長い駅までの距離を毎朝色んなことを考えて歩く。
たまに何も考えず無心に歩いて、「あ、もう駅だ。」なんてことも。



無心になると顔が怖い。
駅にある鏡にうつる自分を見て「はっ」とする。




営業スマイルをたまに恋人の前でやってしまう。
普段の笑顔が営業スマイルと変らないものなんだ、と思ったりする。
お客さんと話が盛り上がると、そこにある笑顔はもう普通の笑顔だし
仕事なんて考えないで雑談をしたりするし。


笑ってるとハッピーは行列作っていっぱいくっついてくるんだ。







明日は何をしよう。
せっかくの休みだ、と思うとうかうか昼まで寝てるのがもったいなくて
結局いつもと同じ時間に起きたりしちゃうんだ。















2004年04月14日(水)


出勤するなり「○○!(苗字です)ちょっと私に言うことあるんじゃないの?!」


怖すぎて目が点。本当に点。


「え…」
「え、じゃなくて、無いの?!」
「申し訳ありません。わかりません。」
「なんなの?!もう帰れば?」



えぇーーーー!!なにそれ?!わけわかんねぇー!!






その後、普通に荷物を置いていつもどおりに仕事を始めようとしたら
またしても呼び止められ、延々とお説教をもらいました。
売り上げが取れないことが原因だったそうで。


他の店舗の新人はあんたより倍以上も売ってんのよ!!
あんたは何やってんのよ!




朝からテンション下がりっぱなし。
いきなりそんなこと言われても、売り上げ取れなくてごめんなさいって
そう謝ればよかったのかなぁ。






「ねぇ、接客する気あるの?」って言われたときは泣きそうだった。
「あんたの接客受けてるお客様って笑ってる?」
「つまんなそうだよ」




こう言われるにはちゃんとわけがあるんだ。
朝のお説教で確かに元気は無かった。
笑顔で接客していても、どこかいつもと違った。
ワタシ自身が一番わかってた。
頭の回転も悪かったし。



天気が良くなくてお客様が少なかったこともプラスして
今日は本当に駄目だった。




それでも必死にお客様を可愛くしてあげたくて接客していたんだけど
結果的には「×」だったんだ。




そう、全部結果なの。




「今泣きたいんでしょ?」そう言われて涙がウルウルと滲んできたけど
「そんなことありません。」ときっぱり言い切った。
負けたくなかった。
できていなかったのはワタシだし、それがあからさまに結果で出てた。
できていなかったのはワタシ。
泣いたら今までの我慢が全部水の泡になってしまう。



他の人はみんな頑張ってるんだ。ワタシだけがこんなに辛いわけじゃない。




そうやって言い訳することで、涙は流れなくて済んだ。







もっと自分の接客に自信を持ちたい。
















「ゆりちゃん変わったね。前のゆりちゃんだったら落ち込んでたろうし
 泣いてただろうし。話し方も変わったね。」
そう言ってもらえたことが嬉しかった。
久しぶりのメールに思わず電話をかけてしまって
近況を話したりして。



今のワタシがここで立ってられるのは
恋人のおかげ、でもあって、ワタシ自身が強くなったのもあって
一緒にいて向上出来ることがこんなに嬉しいとは思わなかった。
初めて感じる気持ちです。











2004年04月12日(月)


毎日、仕事の日記は書きたくないっ。
仕事中心の生活だとどうしてもそのことばっかりになるけど
読み返してつまらない時がある。


仕事は仕事で、今は考えたくは無い。だって明日は休みだもん♪




ストックルームに閉じ込められたり、「デブ!」と言われたり
出勤してそうそう「帰れば」と言われても、ワタシは負けないぞ!!















今週末から、恋人と一緒に住む、と決めてから
慌しい毎日がさらに慌しくなった。
1ヶ月も前から決めていたのに、計画的に出来ない日の方が多くて
どたばたしすぎて、平日に動けるワタシの方がやることが多くなった。
だけど、応援してくれる相手方のご両親には感謝。
住民票やら不動産屋の契約変更やら、七面倒なことはいっぱいだけど
これからは楽しいことがきっと待ってるはずなんだ。




何事にも一生懸命になろう。
毎日がハッピーでいっぱいになるから。







2004年04月10日(土)


通し勤務、思ってたよりも疲れなかった。
少し早めに終わって、10時にはお店を出れたから
気持ち的に楽だったのかな。




仕事してて一番嬉しいときは
ワタシが着ている洋服を欲しいと言ってもらえること。
「このワンピースまだありますか?」
少し不安そうに聞いてきた女の子に「ありますよ」と笑顔で言うと
にっこり笑って「見せてください!」と言ってくれた。
試着して買ってくれて、「今度はこれ来てまた来るね」と帰っていった。



こういうやりとりが一番楽しくて嬉しくて、何よりも励みになる。




「苦しい」ってコトバだけは言いたくない。




仕事、楽しいから。

















休憩中にしていた友達とのメールのやり取り。
卒業してから仲良くなった女の子。
「運命って信じる?」
突然そんなメールが入ってきた。
「運命って、あると思うんだ。」ワタシはそう返信した。




少なからず、この仕事に就けたのも運命だと思うし
今こうしてそこはかとなく幸せを感じられることも運命だと思う。




だけど、すべてが運任せではないと思っている。
そこには必ず自分の頑張りが含まれているはず。





微妙なラインで確実に結ばれている気がするんだ。運命って。
















今年の春は明るい原色系が流行るみたい。
お店に入ってくる新しい商品はどれも色鮮やかで可愛い。
ダンボールを明けてビニール袋を破りながら「これも欲しい」「あれも欲しい」


でも、新人はお金もないので、到底買えません。
社割があるっていっても、やっぱりイタイ。
早く着たいなぁーかわいいタンクトップ。白いコットンシャツを合わせたら絶対可愛い!




チェーンベルトやキャスケットにキャップ、ネックレス。
小物使いでいろんなおしゃれが出来ちゃう春はやっぱりいいなぁ。








2004年04月09日(金)


今日は仕事が休みだったので、昼間で寝てるだろうなぁーと思っていたけど
午前中に目が覚めたので、美容院へ行こう!魔法使いのところだ!と意気込んで
レンタカーを半日借りて、前に住んでいた街へドライブしながら行きました。


高速以外は運転しました。
小回りのきく小さな車だったので、順調なドライブ!
でも、まだ運転中にタバコは吸えません。


魔法使いとは新しい仕事の話や社会人としての心得なんかを
いっぱい話してもらって、遊びに来てもらう約束をしました。
「7時間くらいたちっぱなしだよ〜」と言ったら
「俺たちの仕事も12時間くらいたちっぱなしだよ〜」と言われて
仕事ってものは本当に大変なんだなぁと実感しました。


今回ももちろん、可愛く魔法をかけてもらいました。
キャップの似合うヘアースタイル。
後ろの長さは少し残して、サイドはあごのラインで。
前から見るとおかっぱみたいな感じです。
新しい髪形って新鮮っ!









ワタシに出来ることをいっぱいしたい。
「出来てない」なんていわせない!!




どこの職場にも上司の見ていないところで部下をいじめる人っているから
そこら辺ってこっちがむきになっちゃいけないんだよなぁって思う。
ワタシ自身、負けず嫌いだから、むきになっちゃうけど
明日はむきにならずに頑張るのだ。



ニキビも増えて、手あれも少しひどくなってきたけど
仕事に慣れればきっと大丈夫。









不安になることがなくなりました。
ゼロになったわけじゃないけど
これからの未来がきっと楽しくて幸せでキラキラしたものが待ってるって
そう考えると不安なんて感じなくなります。
楽しいことをいっぱい見つけられるようになったからかな。
今、そんなワタシが大好きです。





明日は通し勤務。
8時から23時まで働いてきます。






2004年04月07日(水)


長い間、留守にしていました。
先日やっとネットが復活した所です。


1ヶ月以上も日記がかけなくて、寂しかったです。
毎日書いていたものが書けなくなるっていうのは
かなり苦しいものがありました。





今日までの間にワタシは学生から社会人になりました。








引越し当日、ここは雪が降っていました。
朝早く、掃除をするために一度アパートへ行き、東京へ戻り荷物を積んで
ワタシは電車で、トラックは高速で新しい部屋へと移動。



ワタシの新しいお城は2DKの広いお城です。
お風呂もトイレも別、キッチンには窓。
ベランダからは今桜が見えます。
住み心地はとてもいいです。
たまに圏外になるけど…。
ワタシはこのお城にこれから2年間住んで、沢山の時間をここで過ごします。
お気に入りのものを少しずつ揃えて行きたい!!


今、林檎のかわいい時計が部屋にかけてあります。
ディズニーのポスターを貼ったりして、可愛くしてたり。




この部屋は普通のアパートよりも天井が高いんです。
アメリカサイズっていうのかな?
カーテンも別注しました。
色んなものが大きくて、高くて、余計に広く感じます。
そうそう!隣人は外国人でした!


ステキなお城のお話はこれからゆっくりと書いて行きたいです。






今は、ここに書きたいことがいっぱいあります。







3月18日は卒業式でした。
朝6時に魔法使いのいる美容院へ袴持参でヘアメイクをしに行って
電車に乗ってディズニーリゾートラインへ乗り継いで、ホテルでの卒業式でした。
泣きませんでした。
ただ、ひたすらに嬉しい。それだけでいっぱいでした。
「学生最後だぁー!」「やだー!」と言い合っている人たちを横目に
ワタシはにっこり笑顔で2時間の式を終えて、すぐに帰って来ました。
呑み会へは行きませんでした。
「最後なんだし行こうよ」と言われたけど、最後なので行きませんでした。








3月20日から新人研修が始まって、朝5時起きで新宿まで通いました。
満員電車には座れなくて、押しつぶされて、ひたすら眠気に絶えて
色んなことを勉強しました。
「笑顔研修」「メイク研修」「接客研修」
メインはこの3つ。
4日間かけて、みっちり朝9時から6時まで。
5日目は入社式。
入社式後はすぐに店舗へ行ってお仕事でした。





ワタシ、社会人になったんだ。
実感はありません。
でも、色んな責任が重く圧し掛かってきています。



「出来ない」なんて言えない。
売上の数字が全ての世界です。




女の子だけの職場だから怖いかな?と思っていたけど
そんなことはまったくありませんでした。




ワタシの店舗は店長は20歳で、他2人の社員は21歳。
とっても働きやすいお店です。
それだけが救い。




最初は店長や社員に苗字を呼び捨てにされるのに違和感を感じたけれど
周りがそうなっているので、今は慣れました。







弱音は言いたくない。言わないと決めて書き出したのに
やっぱり苦しいことは書かないと駄目。




言い訳になるんだろうけど、でも、ここは好きなだけ書いていい場所。



そう思って書きます。








ワタシの勤務はだいたいが朝10時45分から夜の10時まで。
休憩は60分。




6時間以上立ちっ放しは当たり前になりました。
どうしようもなく疲れて、笑顔が作れなくなると「顔が怖いよ」と言われたり
「同じ場所にいすぎだよ」と言われたりします。
常に動いていないといけない、それが洋服の販売員なんです。




華やかな仕事に見えるけど、過酷過ぎる仕事です。





1人のお客さんに3点以上洋服を見せてはいけない、だとか
かならずフルセットで鏡の前で合わせてあげる、だとか
ジーンズは走って取りにいく、だとか
1枚じゃなくて2枚、3枚とセットで売れ、だとか




正直、想像以上に矛盾が多い世界です。





売上が全て。
結果が全て。




仕事ってものはそういうものなんだ。
学生の時とは違う。


とてもとても心細くなります。








昔、社会人に憧れた。
お金があっていいなぁーとか、楽しそうでいいなぁーとか
テストがなくていいなぁーとか。




ワタシは今誰に、何に憧れてるんだろう?








おしゃれを楽しむことが大事。
でも、それだけじゃ駄目。
おしゃれの楽しさを伝える事が大事。
でも、売れなきゃ駄目。





こんなに「売上」ばかりになるとは思ってもいませんでした。
毎日落ち込んで帰宅しています。
「明日こそは!」と何度も思っても、やっぱり帰りは落ち込みます。
始めたばかりだから仕方ないよ、とは思いたくなくて。
そう思ったら全部が言い訳で、全部に力が入らなくなってしまう気がして。





出来る。ワタシはきっと出来るよ。
そう思って朝を迎えます。
店長がこっそり言ってたよ、と社員の1人が教えてくれました。

「売れる人になるね。今度の新人は。」


それを聞いた瞬間、ワタシはきっと出来る。大丈夫。
落ち込む事もあるけれど、きっと出来るようになるよ。
出来るんだ!出来る!出来る!



何度もそう思いました。






落ち込む事もあるけれど、嬉しい事だってもちろんあります。
オススメしたジージャンにスカーフを合わせたら気に入ってくれて買ってくれたり
「また来るね」って言って帰って行かれたり
毎日の仕事の中で、小さな小さな「いいこと」を見つけていっています。






ワタシは小さな幸せを見つけるのが得意だから。
そう信じているから。










左足の薬指に感覚がなくて、歩くたびにポキポキ言います。
疲労骨折?昔にも経験があるこの感覚。
つねってもひっぱっても叩いても痛くない。
変な感覚。




ヒールは履いていないし、転んでもいない。
立ち仕事ではつき物なのかな。
ほったらかしにしています。
ちょこっと気になるけど。




足の指を広げたり、足を高くして眠ったり
むくみと疲れを取る方法を一生懸命考えています。













大好きなショップの店員になったんだよ!
頑張らなくっちゃ。
見たくない部分もいっぱい見ちゃったけど、
それらはどれもおしゃれを伝えるための方法。
おしゃれを楽しむための方法なんだ。




もっともーっとポジティブに行きたい。



誰だって失敗はするんだから。
そこから学んで行く事を見落とさずに行きたい。






明日1日頑張ったら明後日はお休み。
頑張るんだ。









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