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2004年02月25日(水)


「いつも大切にしたいものはなんですか?」
立ち読みをしていた雑誌の隅っこにあった問いかけ。
さらっと流してしまったけれど、本屋を出てから少し考えた。



「大切にしたいもの」はいくつかあるけど
「いつも」がつくと考えてしまう。
ぱっと思いつかない。




家族も友達も恋人も、今のワタシにはとても大切で
いつもいつも大切にしたいと思うけれど
そういうものじゃないのかもしれないとも思った。



こういう問いかけに丸一日かけて答えを探すのも悪くないかも。


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今年の春は派手可愛が流行るそうです。
流行に敏感になったのは就職が決まってから。
歩く人たちをもっと見るようになった。
コーディネートの仕方や色の組み合わせなんかを意識する。



都心に行くと就職先のショップの服を着ている人を多く見かけるようになった。
雑誌に載っていたスカートを履いている人やバッグを持っている人
全身コーディネートで着ている人。
嬉しくなって、1人でニヤニヤする。
いつかワタシのお勧めコーディネートで胸張って歩く女の子を
たくさん見かけられたらいいなと思ってます。



ファッション誌を勉強のために買ったのは生まれて初めて。
こういうのが教科書だと楽ちん。
楽しめてわくわく出来る教科書。




不安と期待とが入り混じってとても不思議な気分。
大変なのはわかってる。
でも好きな仕事が出来る嬉しさ。
この微妙な感じが今はとても心地よい。



頑張れるのは好きだから。
おしゃれを提供しながら、ワタシ自身もおしゃれっこになるんだ。




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引越しの準備が滞っています。
進まない。進まない。
あんまり計画的に出来なくて、週末にやってしまおうかと考えています。
土日が勝負。
シェルフをもらってくれる人がいないか探し回っているけれど
なかなかいなくて、捨てるにはもったいなくて、でも必要なくて。
少し大きめのコタツもそう。
今年の冬に出番の無かったコタツは持っていってもきっと使わない。
リサイクルショップも季節的にもう売れないからって断られてばっかり。



持って行くしかないかなぁ。
あぁーどうしよう。



潔く捨てられない。
捨てるにもお金がかかるなんて嫌だぁー。



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2004年02月22日(日)



ワタシのために涙を流してくれる人を
初めて目の当たりにして、どうしようもなく胸がキュンとなった。




頭を抱え込んでギュッと抱きしめてあげるしか出来なくて
「ごねんね。ありがとう」ということが精一杯だった。
胸が一杯で、何も考えられなかった。






必要としている人、必要とされる人。
ワタシには涙を流してくれた人が必要で
涙を流してくれた人もワタシを必要としてくれていて
2人が一緒にいられたら
きっと頑張っていけるんだと思う。






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サヨナラをしても、それが一方的なものだったとしても
言う方も言われる方も切なくて苦しい想いをする。
ワタシはあの光景を見て
「そんな風にしても戻ってこないよ。
 逆にもっと嫌われてしまうだけだよ。」と
残酷にもそんなことしか思えなかった。




必死になってすがりつくほど気持ちが大きくなるのはワタシにもわかる。
でもね、でも、、、でもこればっかりは仕方ないのかもしれない。
いろんなことを吐き出してしまおうと思ったけど
「経験と時間が必要なんだ」と結局はこれしか言えない。





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2004年02月21日(土)



誰も傷つけたくない。
誰も悲しい想いをしなければいいのに。
そういう方法があればいいのに。





どんどん悪い方向へ引っ張っていくのはワタシで
「やっぱり出来てない」と思うときはもう手遅れで。





進まなくちゃいけないとか
前を見なくちゃいけないとか
そういうことがはっきり言って重荷で考えたくなくて
だけど、頭の中をぐるぐるしてしまうのは止められなくて。







ココロと反対なことを、思ってもいないことを言ってしまうのを
仕方ないことと思いたくない。
ココロのどこかで、わかってほしいって気持ちがあるから
どこかしらにあるから、口にしてしまうものだと、思う。







相手を思いやるあまりに失敗してしまうことほど悲しいことはないと感じています。
思ったことは正直に口にする方がいいです。
不安とか悲しいとか怖いとか嬉しいとか幸せとか楽しいとか。
ありのままの自分でいることがこんなに難しいことだとは思いませんでした。





いろんなことがありすぎて
時間があっという間に過ぎていって
振り返る暇も無くて、あり得ないくらいに見失っていくばかりで
しんどいです。
寄りかかったり頼ったり出来なくて
1人でふんばっているのが、苦しいです。




でも、立ち上がれることを知っています。今までがそうだったように。
ワタシ自身を信じていけば大丈夫だと信じたい。






2004年02月11日(水)



テスト中に祝日が入ると余裕が出来て嬉しい。
頑張って勉強したかいがあって、思った以上にテストは出来た。
自己採点では、とりあえず再試は免れるかなぁ。
いつも出来なかった法学、今回は大丈夫かもしれない。
再試発表の日が少し楽しみになってきてて、そんな自分に少しビックリ。



テストが終わって、タエコの用事に付き合って、ワタシの用事にも付き合ってもらった後、
路面の八百屋さんの前を通った。
「にんじん100円」の文字に引かれて、ちょこっと覗いていたら
いつもスーパーで3本100円くらいのにんじんが
なんと!6本も入って(しかも大きい!)100円で
タエコは思わず「買おうー」と行って二袋も買っていった。
ワタシは友達と会う約束があったし、欲しかったけれど
にんじん片手に行ったら笑われそうだなぁと思って
実家にも帰るし!と勝手に言い訳して、買うのはお預け。


久しぶりに八百屋さんってものを見かけた気がする。
優しいおじさんの手はごつごつしていたけど
おつりをもらうときに触れたらしく
「暖かい手をしていたよ」とタエコが教えてくれた。
庶民的な八百屋さんの雰囲気がとても気に入った。




隣の駅までタエコと歩いて、タエコは家へ、ワタシは友達の待ち合わせ先へ行く。



友達2人とミスドでおやつ。
ハニーオールドファッションとココナッツをむしゃむしゃ食べて
タバコを吸って、今日のテストの話なんかをして
1時間くらいのんびり過ごした。
ふわふわした空気が流れていて、暖かくて、とても幸せな時間だった。
「こうやって放課後話すのもなくなるのは寂しいなぁ」と1人が言った。
しみじみ「卒業」をかみしめた一瞬だった。
しんみりする前にミスドを出たら、外はもう真っ暗だった。








それぞれが家に帰って行く。
大きなバスロータリーで「バイバイ」と手を振る。
電車で帰る人、歩いて帰る人、自転車で帰る人。
それぞれが解散していく様はやっぱりどこか寂しさを感じる。


家についてさっきドーナツを食べたばかりだっていうのに
お腹がグゥとなってしまって、スパゲッティーを茹でて
玉葱や人参、柔らかくなってしまったやる気のないレタスと一緒に食べた。
お腹いっぱいになって、後片付けをしていると携帯が鳴った。
「呑みに行かない?」
さっき手を振ってバイバイと言った友達からだった。





23時ごろ、迎えの車がワタシの家の前についた。
突然「ついたよー!」と電話が来て、あわてて身支度をして車に乗り込んだ。
「呑みなのに車で平気なの?」と聞くと
「あー、だよね(笑)」
呑む、というよりもただ遊びに行きたかったらしい。
車で少しドライブをしながらコンビニでビールを買って
友達の家で飲むことにした。





ちらかった部屋でビデオを発見!
ロードオブザリングの続きのビデオだった。
この前一緒に第1話を観ていたので、今回もまた一緒に続きを見ることにした。
少しお酒が入って、字幕を読むのが辛かった。



やっぱり面白い!
これはもう映画館で完結編を見なくちゃ!






観終わったのは夜中の3時ごろで、お酒と眠気で見終わった後すぐに寝てしまった。






何にも気にしないで、いつものワタシでいられる。
これは最近ずっと続いてる。
ワタシの中で「受け入れる」と「受け止める」の違いがわかったからかもしれない。
あの日の夜、タエコが言ってくれた一言でワタシはいろんなものが楽になった。
だからかな。
今日だって何も怖がらずにワタシでいられた。
いろんなことをやっぱり話してしまった。
それは、家族の話が一番多かった。




ぼさぼさの頭で朝タバコを吸っていると友達が起き出して
お昼までのんびりしてテスト勉強しなくちゃね、と言って
また「バイバイ」と行って今度は車から降りて
角を曲がるまで見送った。




どんな所でも「バイバイ」と言って手を振るのは
やっぱり寂しい。


ワタシが一番苦手なのは「バイバイ」かもしれない。
「サヨウナラ」よりも「バイバイ」の方。





2004年02月09日(月)


テスト期間中は授業時間と違って、休憩時間がやたらとある。
余るくらい。もういいよっていうぐらい。
今日の昼休みは1時間30分もあった。
テスト開始から30分後には退室出来るから
ワタシはもっぱら30分で退室してしまうので、休み時間が多くなる。
どうあがいてもわからないなら、もういい!出てしまえ!がいつものパターン。
決して、すぐに解けるからじゃぁないんだなぁ。
そうだったらいいんだけど。




長い昼休み、今日はモスへ行った。
北のコロッケフォカッチャ。友達はバーベキューフォカッチャ。
くっだらない話ばかりしながら、大笑いしながらモスで過ごす時間は
周りから見れば、長い春休みを過ごしている大学生に見えたかもしれない。
どう見たってテスト中の学生には見えなかったはず。





ごはんメモが使えないから、最近写真を撮らなくなってしまって。
撮ろうと思っても食べた後に思い出してしまう。






午後のテストが終わってから、少しだけ明日の勉強をして
なーんだか散歩したい気分だったから
電車に乗って隣りの街のスタバまで行った。
散歩にしては遠出。
スタバは混んでいて、座れなくて、この前座った外のテラスしか空いてなかった。
しかたなくドトールに行って、スタバで飲みたかったカフェモカMを注文。




携帯にメールが入ってきて、駅近くのドトールにいると返信したら
30分くらいたった頃に友達がやってきた。
思い切り地元着な格好に笑った。
赤いジャージに紺の上着。黄色のニットって、信号じゃない!
そう言ったらあるものをとりあえず着てきたと言ってタバコを吸った。








遠出の散歩を少し早めに切り上げて駅に降りると
「今駅にいた?」とメールが来た。
「いました。何故?」「見かけたから。」
なら声かけてよー!と返信したかったけど、それ以上返信はしなかった。
ワタシもメールの送信者を見かけていたから。
楽しそうに、嬉しそうに笑っている姿を見て、
ワタシは少し、ほんの少し立ち止まってしまった。
それは誰なのか確認するくらいのほんのちょっとの動作。
誰なのかわかって、その隣りに誰かがいるのがわかって
一瞬、食い入るように見つめて、足早に歩いて家に戻った。
いつもより早足だった。
息を切らしながら必死に歩いていた。




知るには早すぎたし、見かけるのにも早かった。








家に戻って法学と医学と介護概論っていう小難しいテキストを広げて
ひたすら頭に叩き込んだ。
アンダーラインを引いて、引いて引いて。
いつも見ていたテレビもドラマもバラエティーも見ないで
無音の中で、ただ、ひたすら覚えた。




真剣になることで、何かに集中することで
頭の中は勉強でいっぱいになってくれた。
安心したらお腹がすいて、温めた豆乳にココアを入れて飲んだら
思いのほか美味しくて、あっという間にからっぽになった。
一服してからまたテキストとにらめっこ。








気まぐれな時間にルーズな友達からは相変わらず連絡が来ない。
気になってメールして、1時間後に電話して。
無反応なので、今日はもういいや。
明日は何もなかったかのように普通に話すだろうし
友達もそういう人だ。
はっきりしないことを待っている間に出来る事はたくさんある。
やるべき事をしながら時間が過ぎていけばいい。
「待つ」ことを意識しないでいたい。意識したくはない。
ドトールの時もそう。
待つことはしていなかった。
ほんの少しの休憩。
飲み終わったら帰る、そう決めていた。











朝からホットケーキを食べて少し胃がもたれてしまったので
朝からホットケーキはやめよう。
もたれたうえにモスだ。
今日は胃に悪いことばっかりだったかな。コーヒーも飲んだしね。
朝は豆乳バナナジュースがいい。今のところ一番いい。


2004年02月08日(日)


いろんな音楽を聴いてみたい。浴びるように。浸ってみたい。
最近、これといってドッカーンとくる音楽が無くて
毎日の生活の中に音楽が欠かせないワタシはちょっと寂しい。



いつからCDを買わなくなったかなぁ。
1人暮らしを初めてからかな。
生活に困ってからはいつもCDが犠牲になった。
気がつけば手元にはお気に入りの絶対に手放さないからね、といったものだけで
新しい音楽にはついてゆけなくて。
レンタルが専らの情報源。





歌番組も観なくなったし。
これは一体どういうことなんだろなぁ。





パンク。ロック。コア。ヒップホップ。なんでもござれ。
ブルハに出会ったときのような衝撃をもう一度味わいたい。
スティックアウトのMDをなくしてかなり凹んでいます。


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スーパーに行った。
すっぴんで髪の毛もぼさぼさだったので
赤に白の水玉のキャスケットを深くかぶって行ったら
すれ違うおばさんたちが何人も振り返ってワタシを見ていた。
万引きなんかしないってばー。



調整豆乳が少し高くて悔しかった!
158円で買ったキャベツは今日は78円!ショック!
なに、これは。
午前中に買いに行くと安いっていうことなのかな。
チョコチップメロンパンをとりあえず胃の中に押し込んで
バナナジュースを飲んでもなんか足りなくて
スパゲッティをゆでて炒めてサラダと一緒に食べたけど
ココアを飲んでもまだ足りない。
あーどうしたんだぁー。
何もしない日に限ってお腹が減る。
くだらないテレビ番組のせいにしておいた。



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そろそろ髪の毛を染めに行かないと。
ものっすごいプリン。
ほったらかしにしすぎたせいかな。
魔法使いに会ったら助けてぇーと言ってみよう。
この髪の毛を生き返らせてくれるのは魔法使いしかいないと思っていて
卒業式のヘアメイクもお願いをした。
髪の毛を生き返らせてくれるのとワタシを生き返らせてくれるのと
魔法使いは最近ますます魔法が上手くなったのかな。
にっこり笑顔をまた見たくなった。




チョコチップメロンパンを食べながらそんなことを思った。



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昨日は5時まで無駄に起きていた。
朝10時はまだ眠たかった。
メールの着信音で目が覚めて、とりあえず返信したら
そのままずるずると短いメールのやり取りが続いた。
ベッドからは意地でも出ないぞ!と思ってたけど
トイレに行きたくなってしまって泣く泣く起きました。



何にもしない日曜日。
うちにくればいいのに、と言ったら照れちゃうと言われた日曜日。



13日はディズニーランドへ行こう。
温泉旅行に行こう、これは3月にね。
映画に行こう。これはテストが終わったらね。
ストラップ買うんでしょ?いつでも付き合うよ。
こういう何気ない会話がとても心地よいと感じれるワタシが好きです。






「ハナミズキ」の歌詞をトップに載せています。
気がついたかな?
ごはんメモ、ヤプースのサーバーダウンで見れません。ショック!


2004年02月07日(土)


朝4時までいつもの居酒屋。
外はまだ暗かった。
交差点まで歩いて、「おやすみー」と言ってそれぞれの家へ向かう。
冷たい空気の中を歩いていても背筋を伸ばして歩く。
気持ちがどんどん上を向いていくのがわかった。



本当のことを言ってもらえる事がうれしかった。
ワタシのことを「うらやましい」と言った友達。
ワタシにとっては「うらやましい」と思う部分がある友達。



そっか、ワタシも誰かにとっては「うらやましい」と思われる部分があるんだ。
ワタシらしくいることで、ワタシのいい部分は大きくなっていく。
「そんなに無理しなくていいんだよ」と言ってもらえたことで
少し無理していたワタシを許すことができた。





ワタシのキラキラはすぐそこにあったんだ。
気が付かないで踏み潰すところだったよ。




いつもより呑み過ぎたのに気持ちはスッキリしていた。
お化粧も落とさずにそのままベッドに入って眠った。
そうしたい気分だった。




昨日のお話。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

6時くらいにベッドに入ったからまだまだ眠っていたかった土曜日。
朝9時ごろ電話で起こされた。
何かを話したけど覚えていなくて、電話を切った直後、すぐに眠った。




待ち合わせの確認電話だったらしく
朝11時ごろ、また電話が鳴った。
その間にもメールが何件か着ていたけど、まったく気がつかないでいた。



寝たりないだるい体を無理やり起こして
いつもより熱いシャワーで体を温めて
ゆっくりと起こしていった。
体がだんだん温かくなって、ようやく目が覚めた。



パパパっと身支度を整えて、隣りの街まで電車に揺られてガッタンゴットン。




ワタシの街にはないスタバに行った。
店内でタバコが吸えないから、「寒い寒い」と言いながら外のテラス。



カフェモカのショートサイズとキャラメルドーナツを。
友達のガトーショコラも味見して。







少し遅い朝ごはん。








歩いていく人たちを眺めながらカフェモカを飲む。
のんびりした土曜日が始まった。
なんだかこういうのんびりした一日は久しぶりで
嬉しくて「ふふ」と笑ってしまった。
笑ったらカフェモカの生クリームが鼻について、また笑った。










雨を含んでいるような雲の間から太陽が顔をだした。
散歩したい気分になって、ワタシの街まで、歩く事にした。
電車で3分。歩くと30分。
来た道を逆戻り。




急な坂道の途中で休憩をして、のんびり歩く。
「海きれいだぁー」と言ったら
「タラちゃんみたいな言い方」と笑って言われて、2人で笑った。






1人では入りにくかった古着屋を2軒まわって
ひたすら歩いて話し続けて小腹が減って、寒かったのもあって近くのロイホへ。




ホットケーキを半分コして、ドリンクバーでコーヒーを。

たくさん話をした。
それはどうでもいい話ばっかりだった。
ワタシの家族の話や、姉の結婚式の話や友達の話。
話さなくてもいいことばかりがどんどんコトバになって出てきて
マシンガンのように話し続けた。
ゆっくりとした口調で、1人で呟いているような感じで。
ただ頷いて聞いてくれていることが、話し続けた理由だった。



でも、話したかった。
知ってもらっても知ってもらわなくても、どちらでもよかった。
ただ、コトバにして出したかった。




友達が今抱えている悩みを話してくれた。
ワタシは何も出来なかった。
助言することも出来なかったし、聞くだけしか出来なかった。
それなのにいつものように「無力な自分」を感じることはなかった。




コトバにすることで楽になる事がある。
ワタシがここに書き出すことで楽になることの様に
それと似たような感覚で、ただ、話すだけで、書くだけで
スーッと楽になることがある。
そういうことと同じだったんだと思う。



頷いて話を聞いてあげるだけでいい。
自分を許すかのように、ココロの中に沢山の余裕が出来始めてる。







シロップのたっぷりかかったホットケーキを食べたのに
何時間も話して話疲れてお腹がぺこぺこだった。





歩いて来た道を逆戻り。夕方の散歩。








お好み焼き屋さんに行って、久しぶりに鉄板の上で焼くお好み焼きを食べた。
タネを空気を含むようにゆっくり混ぜて
熱い鉄板の上に流し込むとジュワっと美味しそうな音をたてた。
たっぷりのソースとマヨネーズ。
かつおぶしを乗せるとやる気なさそうにゆらゆらと踊った。
美味しそうな匂いに包まれた出来たてのお好み焼きを
「熱い」といいながら食べた。



昨日も飲んだから今日は2杯だけ、と決めてサワーを注文。



でも、熱い鉄板を目の前にしていると
体がポカポカしてきて、思った以上に酔いが早く回ってしまった。



2種類のお好み焼きを食べて、壁によりかかってサワーを飲んで
指輪の話をしていた。
突然「今日映画!ロードオブザリング!!!」と言い出す友達。
すっかり忘れていた夜の映画。
ワタシも観たかったんだぁー、もうビデオだねぇ。途中からだし、と思っていたら
始まってそんなにたっていないこともあって
どうしても観たい気持ちが大きくなっていって
お腹もいっぱいだったから、友達の家へ行って観ることにした。





思った以上に真剣に見入ってしまって
CMが入るたびに「うー」とか「はぁー」とか会話の代わりに声が出た。
観終わってどうしても続きが観たくなってしまって
レンタルビデオ屋に行ったけど、貸し出し中の札があるだけで
全部なかった。








東京湾の見えるきれいな場所がある、と言うので
ドライブがてら連れて行ってもらった。
工場地帯で人もいなくて、真っ暗で静かで
突然鳴り出す携帯の着信音にびっくりした。



立ち入り禁止の堤防を上ってひたすら歩く。






空を見上げると満月とたくさんの星が見えた。
真っ暗だったから、小さな星まで良く見えた。
上を見上げていて、自然と口が開いてしまっていたらしく
間抜けな顔を見て友達が笑った。
笑い声が海いっぱいに広がっていく。







何も求めずに、ただ、同じ時間を過ごすことがこんなにステキだとは思わなかった。
のんびりした休日だけど、何かが違った。
それは昨日があったから。
ワタシを受け入れてあげることで、今日のワタシを大好きになれた。




なんでもない普通の今日だけど
どうしても書き記しておきたかった。








話すこと、話を聞くことにとても夢中すぎて
メールの返信も忘れていた。
話している間に返信をするのが嫌だし、そうされることも苦手。
明日はメールの返信をしよう。
ひとつひとつ、ゆっくりと返信をしていこう。







いつもと同じようでどこかが違う土曜日。
充実しすぎていて眠るのが惜しいくらいだった。
知ってもらおうとして話をしたわけじゃないのに
家まで送ってもらう車中で
「お互いにいろんなこと知ったね。なんか面白いね」と言われて
何気ない会話が人と人との距離を縮めるんだと知った。



今まで自分がどれだけ「知ってもらおう」として話しているかが良くわかった。





自然でいられる、ワタシがワタシらしく居られる人と一緒にいることが
こんなにステキな一日を作り出すんだ。








昨日と今日。
繋がっているようで繋がっていなくて
でも実は繋がってる毎日。
眠って起きるまでの間にココロの中では何かが芽生えて育っていく。
見逃さないようにしていると、ワタシらしくいられる栄養になってくれる。






今日という日はもう戻ってこないから
ひとつひとつを忘れないように、書き記します。





2004年02月06日(金)

今日の日記は7日へ。


2004年02月05日(木)


ワタシの好きな街でワタシが被写体となって、今日は撮影の日。
どうしてもレンズを見てしまうし、恥ずかしくって横ばっかり見てた。
「これでいいのかなぁ」何度もそう思ったけど
でも、楽しかった。
とっても、嬉しかった。



憧れてた東京で生活してきて3年目。
思い出をずっと残しておきたくて、今のワタシを、忘れたくなくて。





行きたかったカフェにもいけて、ご馳走にまでなって
もう、今日はハナマル3つつくくらいに楽しい日だった。


出来上がりが楽しみ。




GO☆GO☆CAFEには1人でも行けそうかな。
窓際の席に座ってのんびりしたい。
ホットサンドイッチもおいしくって、かなりお勧めカフェ。
代官山にも似たようなカフェがあったけど
GO☆〜の方が好きかな。
店員さんの表情とか、バリバリやる気です!っていう感じじゃないのもいい。








GO☆〜でワタシたちの大分後に入ってきた女の子が
就職先のショップの袋を持っていて、思わず嬉しくなってしまった。
こういうところで見かけられるとは思っていなくて。
きっとワタシ、嬉しい顔してたかな。
可愛い洋服を沢山の人に知ってもらうんだ。
そういう店員さんになろう。
コーヒーを飲みながら強く思った。









帰りの電車の中で「飲みに行こう」と誘いのメールが来たけど
撮影されたことで、もう気持ちがいっぱいで充実しすぎていて
「はちゃめちゃになるからやめとく」と断りのメールを入れた。




被写体になるって、緊張したけれど、ワタシ、好きかもしれない。
癖になる、っていうやつに似てる。
こんなワタシでよければいつでも撮ってください。と言いたいくらいだったなぁ。




楽しくて素敵な時間になりました。
ありがとうございます!!


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
キラキラの人から、あの見覚えのあるメールアドレスから
ワタシの携帯にメールが届いた。朝の出来事。



キラキラの人は今ワタシではない他の女の子が側にいてくれる。
だから、大丈夫だね。
ご飯も、洗濯も、一人の時間も、もう寂しくないね。
どうしようもないことをただ受け止めるしか出来なくて
少しめいってしまった。
大丈夫だね、良かったね、と無理に言わないと駄目になってしまいそうだった。



まだ知るには早すぎた。
まだ知りたくは無かった。




何も出来なかったけど、ワタシはキラキラの人と一緒にいた時間が
幸せだったし楽しかったし、
色々な想いを、忘れかけていた気持ちを思い出すことが出来たから
よかったと思ってる。



「思うのは勝手。誰にも迷惑かからないじゃない」
そう思ってたけど、実はそうじゃないみたい。


表情に出てくる。
小さな行動に出てくる。
目に見えないくらいのスピードで
それらはココロの中からじんわりとにじみ出てくる。



もう「思うのは勝手じゃない」なんて言いたくない。
気がつけばその勝手を押し付けてしまうから。
満足が出来なくなってしまうから。





キラキラの人が幸せを感じているなら、いいんだ。
良かったね、と言うしかワタシには出来ないけど
ワタシは、泣かないよ。


2004年02月04日(水)


映画に行くはずが、ドライブに変わって
ドライブが20時待ち合わせだったのが、23時になった。
予定は未定というけれど、ここまで変わるのも疲れる。


気の許せる友達だから、ここは仕方ないのです。
気長にマニキュアを塗りながら待つことにしました。



こういう日もありだと思う。













あんまり短期になりたくない。
怒ってる自分が好きじゃないし、そういうところを見せたくない。
出来たら、嘘っぱちの自分だけを見せてもいいとも思う。
特定の人、見せたいと思う人だけに本当のワタシを見せればいいと思う。
だけど、そんなこと出来ないのがワタシの性格。
なんというか、とても難しい。












話さなくなっていたトミーからテストのことでメールが来た。
メールだと上手く伝わらない、めんどくさいと電話になった。
用件を終えて切るのだろうと思っていたらトミーから
「最近調子はどう?」と雑談のような話をもちかけられたので
お気に入りの場所には最近行っていないことや
いろんなことがちょこっとずつ変わっていって楽しいけど不安なことなど
卒研で話が脱線した時みたいな感じで話をした。



「変わることはいいことだよ。
お前は平気だと思うよ。
卒研の時、悪いこと言っちゃったけど、でも、それをプラスにしたのはお前だよ。
それに、最近お洒落になったね。女の子らしくなってきたじゃん。」
嬉しかったから全部の会話を覚えてしまった。
トミーはこっそり見ててくれた。
嬉しかった。


ひどく怖がっていた自分に苦笑い。
簡単にぷっつり切れるような関係で卒研を続けてきたわけじゃなかった。
ちゃんと伝わってたんだね。
ありがとうという気持ちでいっぱいになった。









今日はいい日だ。
だって窓際の席に座れたんだから。


ドトールでソイラテを1時間かけてゆっくり飲んだ。
窓際の席で、駅から出てくる人たちを眺めたり
仕事をしている人を眺めたり、本を読んでいる人を眺めたり。
何をしてきたのかな?とかどんな仕事かな?とか何の本かな?とか。
待ち合わせの友達を待ちながら、沢山のことを思った。
どうでもいいことばかりだったけど、実はそうじゃない。
ドトールに入った時のワタシと出た時のワタシは
確実に何かが違った。



階段を下りる足が軽やかだった。
外の空気が全身を包んでくれる気がした。



「エ」で始まるコトバにやけに敏感になっていたけど
最大級に気にしていた時よりも今は大分気にならなくなってきた。
「エ」で始まるあのコトバあの文字を見なければいいのに
嫌なもの、必ず苦しくなるってわかっているものに限って
凝視したり、探したりして、自分で自分を追い込んでた。
どうしてだろう。



気持ち悪いと思ったりすることを凝視してしまう。
嫌だとわかっているのに、考えてしまう。



へんてこな癖は大分治ってきた。良かった。











ラーラララーララ♪

食器を洗いながら鼻歌を歌ってしまった。




楽しい。自然に湧き出てくる気持ちをすんなり受け止めよう。








2004年02月03日(火)


「あと1週間ちょっとしか学校ないのってさみしくねぇ?」
喫煙所でそんな声が聞こえた。
ついうっかり「嬉しいよね!」と言ってしまった。
どつかれたのは言うまでもなく…でも、本音だったりしますので。


寂しいとかそういうのがない。
泣かないだろうなぁー卒業式は。













こんなもんです。ワタシにとっては。
もちろん、大切な出会いもあったわけだけど
しんみりすることでもないし、そうなりたくないし
笑顔で「単位足りてよかった!担任、ありがとう!」と言えればそれでいい。




































卒業モードに入っている人たちを見てもワタシは一緒にその世界には入らない。




























嬉しいのが隠せないから。























−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


帰り道、駅前のマツモトキヨシのセールに惹かれて覗いてみたら
エモリカ198円!レニュー(コンタクトの洗浄液)980円!
サランラップ78円!
激安に負けて買ってしまいました。





でも、今朝で丁度ラップもなくなってたし、洗浄液もそろそろ買わなくちゃいけなかったし
エモリカはニットの洗濯したかったし、必要なものだったので良し。
でも薬局でサランラップって…。
マツキヨの袋から飛び出たラップ。
TSUTAYAに寄って帰ろうと思ったけど、恥ずかしくて止めた。



エモリカでニットの洗濯をしたら、ふんわりふわふわ。いい匂い。
大成功だった。
今は洗濯機でもニットが洗えるから楽。
クリーニングは高くなるからね。
家で洗えるのは大助かり。節約。











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授業中に「クラス会のお知らせ」の回覧板が回ってきた。
出席者の名前をじーっと見て、不参加の名前と未定の名前も見て
しばらく考えて、何も書かずに次の人に回してしまった。



主催者の名前もなければ、場所の指定もない。
何をするのかも書いていないのに参加も不参加もないから。




呑み会なら、いつものメンツだろうと思った。
それなら行かなくてもいいかな、と感じてるところで
タエコから「ゆりも行くよね?」とメールを貰ったけど
「わかんない」とひと言だけで返信した。



















































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出る釘は打たれます。
だったらもっと出てしまえばいいんです。
打たれても、打たれても、刺さっていかない釘になればいいんです。





昔、手帳にこんなことを書きとめていた。
「試練は何のために与えられると思う?
もっと強く大きくなるためだろう。
(井上雄彦)」


大切なことを忘れないように、といつも見ていた気がする。
その手帳が今日、押入れの奥のバッグの中から出てきて
なんでこんな時に調子よく出てきてくれるんだ、と思ったら
涙が出てきてどうしようもなかった。




本当は強くなんてなれっこない。
でも、強くなろうとしてしまう。
強がりと強いは違う。
でも、それを同じ様にしようと無理やりに頑張ろうとしてしまう。
ワタシは強くなった?




強くなったら今度は怖いって言われてね、ちょっと悲しかったんだ。




きっとどこかで何かを履き違えてしまったんだろうな。
強がりと強いを履き違えて、でも気がつかないふりしてそのままにしてたから
あんな風に涙が出ちゃったんだろうな。




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無駄に空白が多い今日の日記。



2004年02月02日(月)


気が付けば2月です。
授業はあと1週間、テストを受けたらほとんど学校がなくなる。
嬉しい。嬉しい!嬉しすぎる!!


やっと学校に行かないで済む!卒業できる!(のかなぁ?)



早く切り離してしまいたい。
「学校」からワタシを。
そうしたらきっともっと楽に先のことを考えられるんだ。
怖い怖いばっかりだったけど、大分、落ち着いてきた。
きっと最近は好きな事が出来ているからだと思う。
お菓子を作ったりご飯を作ったり、絵本を書いたり、出かけたり。
そういう毎日のことがワタシを前に押しやってくれる。
そう思う。これはいいこと。とってもステキなこと。
大切な時間。







水色のワンピースを明日は着ていこう。
コートのボタンを全部閉めてマフラーを巻いて
さむーぃ朝だけど原付で登校予定!
こっそり近くに隠しておく。場所は決まってる。
初!原付登校!楽しみー!!







雨の日です。
ワタシは傘を持っていません。
雨が降るとどこへも出かけられなくて、
出かけた先で雨が降ったら買おうと思っても
そういう時に限って雨は降らなくて。



朝から雨が降ると困る。相当困る。
小走りで学校へ向かい、ダッシュで帰宅。
たまにはこんな感じで雨を楽しみます。



2004年02月01日(日)


バイトが無いので、今日はジーンズを買いに出かけました。
電車に乗ってちょっと行ったお店。
2年前にバイトしていた店の支店で、この街にはもうないから。
いつの間にかつぶれていて、ちょっとショックだったなぁ。




レディースのパンツコーナーをウロウロ。
美脚マジック!なんて書かれたお勧めジーンズを広げてみていると
声をかけてくれた店員がいたので、振り返ると…。



つぶれた先でバイトしていた同じ年の友達で。



開口一番「何やってんの?!」
何やってるって、買い物よ?と言いたいところだったけど
久々すぎて、嬉しくて声が出なくて、「何してるの?」
何してるってバイトよねぇと思いながらも、嬉しさでいっぱいで
そういえば、この店で社員になるって言ってたなぁーと思い出して
「ワタシも就職先はアパレルなんだよ」と近況を話した。



友達は久しぶりにワタシを見て「服装変わったね」と言ってくれて
「痩せたよな?」と付け加えて言ってくれた。
そういえば、2年前はメンズものばかりだったし
スカートなんて絶対履かない人だったからなぁ。
顔もプニプ二だったし。



ジーンズについて詳しく解らないからいろいろ説明してもらって
薄いブルーのストレートとブラックのブーツカットを
4回くらい試着して購入。



アウターも見たい!と言ったら春物を奥から出してくれて
デニムジャケットをこれは取り置きで。月末購入予定!





久しぶりの友達は少し大人になっていた気がする。
同じ年で、誕生日が一ヶ月違いで、不思議と気が合って
バイト後に遊んだりしていたけれど
ワタシが辞めてからは連絡もあんまりしなくなって
しまいには、ワタシがアドレスオールクリアしてからは
連絡さえもつかなくなってしまった友達。



それなのに!せっかく会えたっていうのに!
アドレスを聞き忘れたぁ。



取り置きの紙に電話番号を記入していたので
電話くればいいなぁーとは思うけれど
そういえば、彼女が厳しい人だったよなぁーとか
変にいろいろ考えすぎてしまって
ワタシがお店へ行かない限り、もう会うことは出来ないと思った。





月末に会えるだろうから、その時は忘れなかったら番号を聞こうかな。











久しぶりに会えたのに、なんだか物寂しい気持ちになったのは
多分、あの時の思い出をほんの少し思い出したから。



でも、乗り越えて今、ここにいるワタシは
あの時よりもキラキラしていると確かに感じ取れた。






何も変わっていないと思っていても
毎日ちゃんと変わっているんだって感じる。



小さな小さな積み重ねで、毎日感じ取れないくらいのスピードで
確かにワタシはどんどん変わってゆく。
時にはマイナスにもプラスにも。
プラマイゼロだと思っても、それはゼロじゃない。






大丈夫だ。




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