ニッキ ゆり 【HOME

My追加

2003年03月31日(月)


昼食を食べてタバコを吸っているとき
あまりに天気が良くてポカポカしていたから
携帯を開いてメールを打った。
躊躇うことなくそのまま送信ボタンを押した。
美容院で働いているあの人に。



外にでれなくても天気がいいことは知っていたはずだし
お客さんを見送る時、何度かドアの外に少しは出たはずだと思って
本当にどうでもいいことを書いてメールを打った。
天気が良くてポカポカしているっていうことを共有したかった。
ただ、それだけだった。



明日は仮免の試験で、教習所のHPで問題を解いたりしていた。
多分、一発合格は無理だろうなと思った。
でも、お金がかかるの嫌だし、これからがんばらなくちゃ。
明日に向けて何度も問題を解くつもり。
頑張れば一発合格できた時すごく嬉しいはずだし
やれば出来るんだから。


それは一番自分が知っていること。
やれば出来る。頑張らなくちゃ。
自分が欲しいモノは頑張ればいつかは手に入るんだと、ワタシは思ってる。





『忘れたのは温もりさ 少しずつ冷えていった
 どんなふうに夜を過ごしたら 思い出せるのかなぁ

 
 強く手を振って 君の背中に サヨナラを 叫んだよ 
 そして現在地 夢の設計図 開く時は どんな顔


 これが僕の望んだ世界だ そして今も歩き続ける 
 不器用な 旅路の果てに 正しさを祈りながら』


好きな歌詞。なんか前を向ける気がする。
大好きだったあの人を思い出した。
あの人とサヨナラをしてから、ワタシはあの人を踏み台にしてやってきた。
見下したり、卑下したり、そういう意味合いではなくて
ワタシはワタシの道を不器用でも進んで行くんだっていう意味で。


応援されている気がした。
大丈夫。ワタシ、サヨナラしても後悔はしてないから。




つまづいても諦めず歩いて行きたいんだ。
前を向いて歩いてく。難しいことじゃない。


まだまだ頑張れる。





2003年03月30日(日)


特にやりたい事があったわけでもないけど
昨日からずっと起きてた。
眠らないで何をしていたのか、あんまり覚えてない。
くだらない深夜番組をぼけっと眺めながら
色んな事を考えていたのかもしれないけど
ほとんど覚えてない。



朝5時半から洗濯機を回して、掃除をしてコタツを片付けた。
掃除機をかけて、フローリングを磨いて、お風呂を掃除して
夕方スーパーに行ってパンを買った。
眠くならない。なんだか悔しい。
本当は眠りたかったはずなのに。


スーパーに行った帰り、本屋に立ち寄って1時間ぐらい立ち読み。
偶然友達に会った。


「わぁー久しぶり」
「おぉーお?何やってんの?」
「何も(笑)立ち読み?」
「なんかすっげークマはってんじゃん」
「智ちゃんも疲れてない?」


2人して疲れていた顔をしていたので
うちでコーヒーを飲むことになった。
智ちゃんは女の子だけど、男の子口調で話す。
ワタシは智ちゃんのそういう所がいいなぁと思って
1年の時から密かに憧れていた。


「美容師とはどうなってんの?」
「何にもあるわけないじゃんか。メールもしてないよ。」
「メールぐらいしろって。なんでもいいからさぁ」
「何でもって言うけど!!出来ないの!」
「逆ギレかよ(笑)何でもいいじゃん。今日気がついたこととか。
 例えば、教習で嫌な教官だったーとか、そんなことでいいんだよ」
「迷惑とかかなって思っちゃうよ。」
「お前バカじゃないの?好きな気持ち気がついて欲しいから
 怖いけど頑張るんじゃないの?引け目感じすぎなんだよお前は!!」


智ちゃんの言う通りだと思った。
特別な存在になりたいなら、怖くても勇気を出すべきだったんだ。
相手からメールが来ることなんて期待しないで
自分から送ってしまえばいいんだ。
少しでも「友達」に近づけるように。
最後に智ちゃんはこう言ってった。
「お前は弱くなんてないよ。番号知ってアドレス交換しただけでもさ
 すっげーことって思わないの?それだけ出来りゃ、上等だよ。
 あたしには出来ないけどね。美容師なんてさ。すげーと思うよ?」



ワタシはすごくなんかない。
あの時は必死だった。必死で何にも考えてなかった。
チャンスだ!チャンスだ!って自分に言い聞かせて、それだけで頭いっぱいだった。


智ちゃんに元気をもらったはずなのに
いざ、1人になって携帯を開いてメールを打とうとしても
何にもコトバが浮かんでこない。
何を話したらいいのかよくわからない。


15分くらい何度も書き直したりしたけど
結局、そのまま携帯を閉じた。


何やってんだろう。



眩しいと思ったら窓の外から夕日が射していた。
洗濯物を部屋の中に入れてそのまま雨戸も閉めた。
桜はもう咲いているんだね。
お花見に行きたいな。







2003年03月29日(土)


「そんなつまんないことウジウジ悩んでも仕方ないじゃん」
そんな声が聞こえてきそうだった。
他の誰かのココロの声。


「そうかもしれないね。でも、ワタシにも大問題なんだ」
そう言い返す力もなく、黙って流れて行く文字を見ていた。



定義なんてものに縛られている自分がバカバカしい。
白か黒か、はっきりしないと気持ち悪い。
中途半端に何かをして投げ出すのが嫌。
こんな性格だから、愛とか恋にまで定義を欲しがってしまう。


人それぞれなんだけど
たまに自分の意見がわからなくなる。
「愛ってなに?恋ってなに?好きってなんなの?」
必死にもがいて誰かに答えを求めてしまう。


結局そうやって答えばかり求めているから
気が付いた時には自分の答えがわからなくなってしまう。



誰かを思って幸せな気持ちになれる。
ワタシの中では「居心地がいい」とか「安心する」という気持ち。
自分にない何かを持っていて、そこに惹かれていく。
結果、その人が気になる→気になって気になってどうしようもない→好き


愛なんてものはもっとわからない。
好きの延長線上?
異性にしか感じないモノ?
両親からもらっているモノは一体なに?
友達にはありえない気持ち?



ぐだぐだ文字を並べても、答えなんてわからない。
わからなくていいんだろう。でも、なんだかもどかしい。


「疲れたんじゃないの?」
特別これといって疲れていることはない。
なのにどうしてこんなに自暴自棄になってしまうんだろう。



全てどうでもいい気がしてくる。
全てをぐちゃぐちゃにしてやりたい気がしてくる。



ワタシは小さな恋をいっぱいなんて出来ない。
好きな人をころころなんて変えられない。


ワタシは好きな人にしか「愛してる」なんて言えない。
軽々しく友達になんて言えない。
友達はどこまでいっても「LIKE」でしかない。
「あんたが好きだ」って言えても「愛してる」なんて言えっこない。



ワタシはそういう人なんだ。









2003年03月28日(金)


目を覚ましたら、とっくに教習の時間は終わってた。
違約金を払わなくては。
明日こそ、修了検定の申し込みをしなくては。



結局3時までベッドの中でウダウダ。
目をつぶればそこはキラキラの世界で
ワタシはずっとそこにいたかった。



でも、そうはいかなかった。



目の前にスコーンがあります。
ワタシの大好きなチョコチップの入ったスコーン。
ヨーグルトと食べると最高に美味しい。
さっきメロンパンを食べたばっかりなのに
もうほしがってる。欲張り。食欲旺盛。食べちゃいなよ。


スコーンはWGPを見ながら食べるんです。そう決めました。







2003年03月27日(木)


安全確認が出来てない。
こんなんだから自分の進むべき道の安全確認も出来ないんだ。


運転しながらそんなことを考えた。



「何がしたい?」って聞かれても
「今はなにもないかもしれない。あるのかもしれないけど、わからない。」
ワタシ、今どこに進もうとしているんだろう。





きっとこの道の先は輝いてるんだ。
そう思ってた。
でも違うのかな。




今日っていう日を早く忘れてしまいたい。


目をつぶればあの日の思い出がいっぱい浮かんできて
そのたびに胸の奥がキュンってなって
切なくて悲しくて、どうしようもないやるせなさで何も出来なくなる。
楽しかったことを思い出しても、行き着くところはあの絶望感。
思い出したって切なくならなかったはずなのに。
どうしてワタシはいつもこうなんだろう。




何をそんなに甘ったれてんだ。
情けない。


こんな自分が大嫌いで、一番見たくない。
側に置いておくのも勘弁してほしい。


「ワタシ」をもっとリアルに。



ワタシはワタシをもっと知りたい。
自分で思ってる以上に自分のことって知らないのかもしれない。


8時くらいからサオと呑みに行った。
いつもの居酒屋。久しぶりに2人で。
サオといると「頑張ろう」って思える。
サオは前向きな子。なんでも1人で出来ちゃう子。
ワタシが一番頼ってしまう、大好きな友達。


でも、サオはサオなりにいろんな悩みがあるはずなのに
周りにはそんなこと解らせない。
そんなサオがすごく羨ましいなと思った。
サオは強いんだなって、でも弱いんだよね?って思った。


ワタシは現実を知ろうともしないで
嫌なことがあればいつも空想の世界に逃げ込んでいく。
現実逃避が得意で何時間でも、何日でも現実を見ないでいける。


それだから現実に戻ってきた途端、一気に落ち込んでどうしようもなくなるんだ。



ワタシ強くなりたい。
知りたいことがたくさんあるのに
無理だよってひと言で済ましてしまう弱虫な自分をどうにかしたい。


小さな耳たぶに3個のピアスが並んでいます。
左の耳たぶは少し重くなった気がした。
新しいボディーピアスをぐいぐいと押し込んだ。
おまじない。







2003年03月26日(水)


1時間だけ技能講習を受けてタバコを吸って気持ちを落ち着かせた。
頭の中は学科のことしかない。
標識やいろんなルール。頭の中でいっぱいぐるぐるしてた。


もういいや。
半ば諦め半分で仮効果測定を受けに行こうと歩き出した。


受付の前を歩いていたら
長いすにダランと座っているモトキがいた。
「あ。モトキ!」
「おぉー。今日は何?もう乗ったの?」
「うん。今乗ってきた。今から仮効果受けるの。」
「まじかー。早いなぁー。」
「絶対落ちるけどね」
「大丈夫だよ。簡単だって!」
「まぁいいさ。落ちてくるよ」


モトキに会った途端、緊張していた気持ちが一気になくなった。
「落ちてくるよ」なんて冗談を言えただけですごく頑張れそうな気がした。


試験場に入ってパソコンの前で問題を解き始める。
「あーだめだ。全然わかんない」
50問の試験の半分以上は「どっちだったっけ?」
受かる自信なんてこれっぽっちもなかった。
結果を受け取る時は怒られるんだろうなぁ。
やだなぁ。まいったなぁ。


そんなことを思いながら結果を受け取りに行くと
「ギリギリ合格ですよ」
50点満点中、43点で合格。
みごとに43点だった。


はっきりいって、ものすごく嬉しかった。
一発合格なんて、信じられなかった。


軽く走りながら試験場を出てモトキの所へ行く。
「受かっちゃった!」
「はー?!まじで?すごいじゃん!!」
一緒に喜んでくれる人がいてよかった。
嬉しさも倍増した。


あと3回、技能講習を受ければ仮免の試験が受けられる。
今月中には仮免に受かるといいな。必死に思った。




あの人のいる美容院から道路をはさんだ反対側に
いつもいくTSUTAYAがある。
久しぶりにレンタルでもしようと思って中に入る。


ぼけーっと新曲を眺めて洋楽のコーナーへ歩いていく。
「オススメ!」なんて書いてある棚から
ジャケットのかっこいいCDを手に取った。


次の瞬間ワタシの行動はそのまま止まってしまった。


CDを取るとその向こうは窓ガラスで
道路をはさんだ反対側には美容院が真正面に見えたのだ。
本当に偶然。
あの人をみつけてしまった。



一番窓側に座るお客さんのカラーリングをしている最中だった。
「あ。」
かすかな声を出してワタシはそのまま立ち止まったまま
何十秒かじっと見つめてしまった。
CDの棚越しに。
しかも手は棚のCDを取ろうとしていて、そのままだっていうのに。



「お客様?何かお探しですか?」
「え?あ。いえ、違います」
店員に声をかけられて我に返った。



ワタシ何やってんだろう。
ストーカーみたい。格好だけは。



TSUTAYAを出てそのまま自転車に乗り家に帰った。
美容院の前を通ろうなんて、そんな勇気はなくて
そんなことしたくもなくて。


小さなラッキーを見つけたような気分だった。



すごく単純。
だけど、今はこんなワタシがすごく好きだと思った。



家に着いてからレンタルCDをMDに録音しながらメールを打つ。
「仮効果測定、一発合格しましたよ」
なんてそんなような内容。
もちろん、宛先はあの人に。
いちいち報告なんかしてるワタシに
もう1人のワタシが「何やってんの」って言ってたけど
そんなもう1人のワタシにはパンチをしてやるんだ。
ドキドキしながら送信ボタンを押す。
あっという間にメールはあの人の携帯へ受信されたはず。


こういう小さなことに喜びを感じてしまう。



そうえいば、モトキにアドレスを教えるのをまた忘れてしまった。
この前送ったショートメールは一番肝心な部分が送信できていなくて
中途半端なメールが送信済みフォルダーに残ってたっけ。






2003年03月25日(火)


喫煙所へ行こうと思って、4階の非常階段に向かって歩いていた。
自動販売機が並んだ横を通った時、マサノリ君がジュースを買おうとしていた。
パチっと目が合った。
「何か飲む?」
「へ?いいの?!」
「いいよ。」
「じゃぁ、ホットココア!」
朝から何も食べていなかったのと
お昼ご飯も節約で食べていなかったのを知っていたらしい。



マサノリ君が買ってくれたホットココアは
自分で買うのよりも何倍も暖かくて何倍もおいしかった。



朝から雨で憂鬱で、天気予報を見てその日の服を決めるワタシは
天気予報を見た途端、すぐにハイネックと決めた。
お気に入りの黄色のハイネックに水玉のシフォンブラウスを重ねた。
いつものデニムパンツに白のとんがり靴。
MILKのバックもたいぶくたびれてきた。
でも、どれもお気に入り。手放すなんて到底無理。


傘も可愛いのが欲しいな。
白のビニール傘をさしながら思った。


中学生の頃、成績が上がったというご褒美に
母親からその時大好きだったマリクワの傘を買ってもらった。
傘に5000円なんて!でも、ずっと欲しかった傘だった。
「早く雨降らないかなぁー」
雨が降ったのはそれから1週間後だった。
嬉しくて嬉しくて、かわいいお花のマークを内側からずっと眺めてた。


でも、それから3ヶ月もしないうちに傘は壊れてしまった。
傘の骨が錆びて、そこからポキリと折れてしまったのだ。


あの時の悔しさ。
どうして?という歯がゆさ。
なんで折れてしまったのかわからなかった。
錆びるなんてなんで?!
恨む相手なんかいなかった。
自業自得だったんだ、と思った。


それから傘はビニール傘でいいや。と思うようになった。
どうせ壊れちゃうんだ。安いのでいいよ。
いつからか、そう言うようになってた。


安いくせして全然壊れないの。
しまいには、どんどんたまっていくの。
狭い玄関に白いビニール傘が6本も出番を待っています。


世の中やっぱり上手いこといかないなぁ。
今朝、傘を手にとってそんなことを思った。


そのうち、お気に入りの傘を買おう。
いつかヴィヴィアンウエストウッドの傘を買うんだ。
赤い取っ手に黄色のロゴが入ったヴィヴィアンの傘。
MILKの店員さんが持っていたのを覚えてる。
いつか絶対!



魔法をかけられた髪の毛は今日も綺麗にセットしました。
グイッと持ち上げてかわいくおだんご。
耳元が寒かったけど、へっちゃら。
あの人のことを思ったら耳まで暖かくなった。



早く仮免がほしい。
そうしたらメールを送る理由が見つかるのにな。





2003年03月24日(月)


あの日からあの人の綺麗な笑顔やすらっと伸びた身長や
華奢だけの大きな手のひらなんかが忘れられないでいる。
そうして毎日ワタシをとっても切なくさせたり、軽く苦しめたりする。


辛いなんて感情はなくて、もしかしたらあるのかもしれない。
あるのかもしれないけど、気がつかないだけなのか
気がつかないほど今のワタシは幸せに満ちているのか。


とにかく、今までのたくさんの辛かった恋を
少しずつ「思い出しても悲しくならない」モノへと変えてくれる新しい恋は
今のワタシにとって、前向きにさせてくれるとても大切なモノ。
気がつけただけ、とても満足。



大丈夫。今、ここにワタシがいるだけで
あの人との距離は変らない。


気持ちはつかめなくても、この距離は変らない。
だから、それだけでいい。



それだけでいい。だからお願い。
これ以上ワタシの「欲張り」が出てこないようにしてください。




教習は相変わらずS字カーブが出来なくてクランクも下手くそ。
でも、はんこはもらえているので、このまま1段階はすぐにクリア出来そう。
一番の問題は学科試験だけど・・・
授業中こっそり教本を開いて勉強するようになるのかな。
早く免許証がほしい今日この頃。






2003年03月23日(日)


「じゃ、これから魔法をかけていきますね」
ワタシのくだらないメールの一文を覚えててくれたこと。
すごくすごく嬉しかった。


必死に目をそらしてしまった。
ぎくしゃくしてるのを見透かされないように
「平気だよ」って顔、一所懸命作ってた。


お気に入りのピンク系の茶色。
やっぱりあの人は魔法使いだ。



シャンプーもブローもセットも
3時間あの人を独り占め出来た気がして
すごく満足してるワタシがいた。
独り占めなんかじゃないけど、そんな気がしたのは本当で
いつもはカラーリングは他の人が手伝ってたけど
今日は全部あの人がやってくれた。


なんだか嬉しくて、でも恥ずかしくて
だけど、鏡越しにそっと顔を伺った。


真正面から目を見るなんてことは出来なくて
下を向きつつヘアーカタログを見て話をした。



その笑顔とか、ふいに出る素のコトバ使いとか。
それらを1個1個見つけた時、なんかホッとした。



浅い眠りの中で夢を見た。
でも、何の夢だったか思い出せない。
なんとなく覚えているのは旅行に行っている夢だったということ。
目が覚めたときすごく幸せな気持ちでいっぱいだったのは
きっと楽しかったのかな。
一緒に行った人があの人だったのかな。

覚えてないのがもったいない気がした。



結局ワタシは何にもしない。
『普通』とか『当たり前』のことしか出来てなくて。
そんな自分に呆れてしまうけど
それでも自分を好きになれたらと思う。















2003年03月22日(土)


友達や好きな人との距離。
ワタシだけが見えない境界線が貼られている様で。
それに気がついていなくて
近づこうとして、でも出来ないであたふたしている間抜けなワタシを想像した。



ワタシはいつもそんな感じなんだろうな、と思った。


1年前のワタシに比べると
選ぶ洋服も生活スタイルも、だいぶ変った。
でも、それを1年間会っていなかった友達に見せることが出来ない。
久々に会った友達に、恥ずかしくなって声もかけられない。


変ったことを見せることが少しはずかしい。いや、かなりかもしれない。



自分が思っているより他人は気にしない。
だけど、それでもとワタシは思う。



食事という食事をきちんととっていない。
そんなことはどうでもよくて。


4月からの新しいクラスにはきっとまた馴染めないんだろうな、と思う。
どうしても人と違うことをしたがる性格はどうしようもない。
それらを受け止めてくれる人がいるだけで
ワタシは幸せなんだと思うけれど。
でも、あの重苦しい空気。ワタシは苦手。


ワタシはワタシなんだって胸張って言えなくなるあの視線。
奇異な物を見ているかのような、あの痛い視線。



ワタシのどこが変ですか。
ワタシのどこが可笑しいですか。
ワタシのどこを変えればいいんですか。


ワタシはそんなに変ですか。



「気にしないけど」
前みたいなワタシにはなれない。今はまだ。


開き直ってしまえばいいんだろうけど
「だからなに?これがワタシなんだけど」
そんなこと思う勇気もない。



みんな同じような髪型で同じ洋服を着て同じ靴を履いて
同じカバンを持って、同じように歩く。
そんな生活はもう懲り懲り。戻りたくない。
きちんと並べられたドーナツやおにぎりのように
一目見ただけじゃ個性なんて欠片もないようなものに
ワタシはもうなりたくない。


味わってみなくちゃわからないのに。
ぶかっこうでもおいしいのに。



明日、再度チャレンジ。
唇にピアス。







2003年03月21日(金)


午後一で技能教習の予約があった。
11時ごろ起きだして身支度をした。
この前買ったロングカーディガンを着て髪の毛はおだんご。
少し肌寒かったけど、自転車を飛ばした。


教習所前の交差点でモトキに会った。
横断歩道の反対側から「モトキ!」と大きな声で呼んだ。


学校でしか会わない友達にこうやって会えるとなんだか嬉しくなる。


「教習?」
「うん。今日も乗るよ。」
「今どこらへんなの?」
「まだ1段階だよぉヘボヘボなのさ。」


お互いどこまで進んだのか話しながら
ワタシは自転車を押しながら歩いた。


同じ時間に技能教習が入っていた。
モトキは二輪。ワタシは普通自動車。
走るコースは一緒だった。
車の中からモトキを見つけて必死な顔してるのを見て
やっぱり緊張するのは同じなんだって少し安心した。


いつも話し相手もいない教習所の喫煙所。
でも、今日はモトキがいてくれたおかげで楽しかった。
いつもよりリラックスしてる自分に気がついて
やっぱり友達っていいなぁ。そんなことを思った。


キャンセル待ちを2時間したけど
諦めて帰ってきた。


おだんご頭が影に映って角が生えたみたい。
自転車から降りて押して歩いた。
なんか、そうして歩きたい気分だった。


1個だけ1番大事なモノを選んでも
きっとワタシあれも、これも、あ、やっぱりこれもってなるんだろうな。
1個に絞り込むことは容易いことなんかじゃなくて
2時間悩んでも決められないことだと思う。
なのにどうして?
そんなに容易く決められるの?
ワタシは全てのモノが愛しくて、愛着があって
「どうしますか?」って聞かれて「じゃこれ」なんて決められない。


捨てなくちゃいけないモノはだいぶ捨てられるようになってきた。
でも、それでも捨てたくないモノがいっぱいあって
だからこんなになってしまうんだろうな。


思い出もそうやって整理できたらいいのに。







2003年03月19日(水)


美容院に行こうと思って、朝早く起きた。
カードはお財布に入れた。
大丈夫。準備は出来ている。


予約を取ろうと思って美容院のカードを取り出して
朝一の電話をかける。


担当の美容師さんはお休みだった。
休みなら今日はカードも渡せない。少し寂しくなった。
「どうしますか?他の美容師でよければ出来ますが」
「直してもらいたいので…同じ人の方が…」
「そうですか。わかりました。では、後ほど連絡を差し上げますね」


そう言われれば美容院から電話が来ると思う。  思ってた。
携帯の画面に映し出された番号は知らない携帯番号だった。


その前に非通知の電話が3件もあったから
もしかして、非通知の本人?と思って出てみた。



電話越しに聞こえた声は担当の美容師だった。
「ごめんなさい。肺に穴開いちゃって会社休んでるんです」
「肺?穴?大丈夫なんですか?」
「はい。今週には復帰できると思うんで、また連絡します。
 あ、ちなみにこれ僕の携帯なんで」


メールアドレスを添えたカードを渡す必要がなくなってしまった。


こんなに早く、しかも思いもかけない所でハッピーが待ってるなんて。



昼間、教習所に着いてからショートメールでメールを送った。
夕方その返事が来た。


少し会話をした後メールアドレスを交換することになった。


今日は無理だと思っていたことがこんなに早く叶ってしまうなんて
3か月分のハッピーを使い果たしてしまったようなそんな気持ちになった。


営業なのはわかっているけれど
自分にとってプラスに考えてしまう。
営業はどっかに飛んで行って頭の中に残っているのは空想の世界だけ。



営業でもかまわないなんて思ったワタシは
やっぱり単純なんだなぁと身に染みてわかった。
そういうワタシを好きだと思った。







2003年03月18日(火)


トレーチャーで初めて模擬運転。
あんなに緊張したのは専門の入学試験以来だった。


こんなんで明日から本当に車なんか運転出来るのか
かなり自信がなくなって、喫煙所でタバコを吸っていても
緊張が解けていなくて手が震えてた。


教習所ごときでこんなに緊張してたまるかぁ!


カツを入れてみたけど、やっぱり自信が無い。
学科よりも楽しいかもしれないけど
ワタシ、運転には絶対に不向きだと思った。



名刺サイズのカード。
これからコトバを書き込みます。
ペンは黒。
お気に入りの書きやすいいつものペンで。
四葉のクローバーがどうか幸せをもたらしてくれます様に。
その、つまり、ワタシに。


きっと今日の教習以上に緊張するんだろうな。
手も絶対に震えちゃうんだろうな。


告白するみたいに、きっと絶対。



白地に黄色や黄緑の星が書いてあるコンバースを今日、箱から出した。
新しい靴はやっぱりいい。
白が太陽に反射してまぶしかった。
汚れないように気を使うのは最初だけ。
自転車のペダルでしょっぱなから汚れてしまって
それからはもう、何も気にしなかった。
ハイカットは久々だったから足首が少しくすぐったかった。


新しいものは何でも気持ちがいい。
洋服も靴も鞄も生活も出会いも恋も。
なんでも新しいのって気分も明るくなる。
ただ、忘れちゃいけないのは
今までのものも大切にしなくちゃいけないってこと。





2003年03月17日(月)


進級発表の日。
朝から学校の掲示板を見に行った。


「保留。特別補講にて進級」
名前の横にはそんな文字があった。


ワタシこのまま3年になっていいのかな。
もっとちゃんと勉強し直したほうがいいよな気がした。

とりあえず、3年になったら休まず毎日学校に行かなくちゃ。
のんびりしすぎてると、あっという間に就職の時期が過ぎてしまいそう。



やりたい事とか今手にしたいモノとか
本当にたくさんあって、だけどそれに見合うほどの時間やお金はなくて
どうしたらいいんだろうって一生懸命考えるけど
時間は1日24時間で、それ以上増えることがないから
その中で上手くやっていかなくちゃいけないんだけど
どんなに上手くやったって、やっぱり24時間じゃ足りなくて。


寝る間を惜しんで何かをしても
結局次の日眠くなるから、意味がなくて。


もっと時間が欲しい。


カードに添えるコトバもまだ見つからない。
頭の中は空想の世界でいっぱいになる。
現実に戻りたくない。






2003年03月16日(日)


今もまだカードに添えるコトバが見つからないんです。

見つからなくても、そのことを考えているだけで
不思議と幸せな気分になってくるんです。
とっても暖かくて柔らかい気持ち。
すごく居心地がいいから出てくることが出来ないんです。


本当はワタシ気がついてるんだ。
でも、気が付かない振りしてる。
意味のないことだけど
もうちょっと、ちゃんと見極めたい。ワタシ自身のこと。



早く美容院に行きたい。
髪の毛の色、もうちょっと明るくしたい。
「もう少し明るくしたかったら遠慮なく来てくださいね」
そのコトバに甘えてしまいそう。
早く行きたくてうずうずしてる。
でも、来週までがまんしなくちゃ。


うんと我慢してお気に入りの美容院に行くんです。
ハッピーになるために。










2003年03月13日(木)


知らない人たちの中に入り込んでいくのは
ただそこに座っているだけでも、とても、とても、息苦しかった。
自分で選んでそこにいるのだけれど
「早く終わらないかな。」と5分に1回時計を見てた。


教習所に通い始めたのはいいけれど
春休みもあって、高校生がたくさんいた。
たいして年もかわらないけど、あの雰囲気、ワタシには苦手だった。
同じ空間にいても、特に話すわけじゃないんだけど
高校生独特のオーラがワタシには眩しすぎたのかもしれない。


高校生を批難しているわけではありません。
ただ、あの頃には戻れないんだなぁと切なくなるだけです。




コトバを考えています。
名刺サイズの小さな紙に添えるコトバを。


いろいろ書いてみたけど
どれもいんちきなラブレターみたいになってしまって
くしゃくしゃに丸めた紙くずがもう5つも。


字も自分の字じゃないみたいに、下手くそ。
ペンを選ぶだけなのに、あんなに長くペンケースとにらめっこしたのは初めて。



たったひと言を伝えるだけなのに
どうして人はこんなにも考え込んでしまうのでしょうか。
「好き」という気持ちを伝えるわけじゃないのに
どうしてもそんな感じになってしまうのはどうしてなんでしょうか。


かっこよく詩でも書こうと思っても
こういう時にコトバは出てきてくれなくて。
見栄を張るなということなんだろうな。きっと。



チャンスは自分で作るもの、わかっていても出来ないです。
今のワタシにはそういう勇気の欠片はありません。
「辛抱だ」と言い聞かせては自分で自分の首をしめています。
みっともないなぁー。情けないなぁー。まいったなぁー。




ロングニットカーディガンを買いました。
ディズプレイされていたもので、1ヶ月も待ちました!
デローンとやる気の無いたれ具合が最高にお気に入りです。
最近、洋服ばっかり買いすぎていて、収納する場所がどんどんなくなっています。
新しくタンスを買おうか、迷っていて
買うなら大きいのがいいけれど、7畳のこの部屋に置く場所はなくて
いらないものを処分するか、あげるか、売るかするしかないのです。
「誰かもらってください。あげます。」と看板を立ててお店を出したい気分。


知足を知らない人間はワタシです。






2003年03月11日(火)


ワタシが何かを想ったら
それと同じじゃなくてもいいから
少しでもそれと似たような想いを抱いてくれたら、と思う。


似たもの同士とはまた違った感じ。
小さな部分でまた違った感覚を共有できることは素敵だと思う。



大好きだった人と一緒にいる時
ワタシが想う気持ちと同じように
相手もそう想っていてくれたら、と何度も祈った。
小さなことなんでも同じだったらいいなぁと思った。
持ち物とかではなくて、気持ちの面で。


つまらないかもしれないけど
ワタシはそういうことをとても「心地いい」と感じる人だった。
2人にとって「同じ」が一番ステキなことだと思っていた。


2人が惹かれあって「好き」を共有できて共感できることは
何を言わなくてもステキなことなんだけど
「好き」以外でも共感できたらいいなぁといつもいつも思う。
すごく難しいことだし、そういう人と出会える確率なんて
本当に本当に少ないんだけど、でも、いつか、と願っている。




想いは思っているだけじゃ伝わらなくて
だからといってコトバにしたら伝わるものでもないから
いつも100%伝わるわけじゃない。
だから一生懸命になって毎日気持ちを伝えたくなるのかもしれない。
100%伝えたつもりでも
相手に伝わっているのは半分にも満たないことの方が多いような気がする。


実際、ワタシは相手の気持ちの半分以上、わからないことが多かった。
「ちゃんとやってるつもりだよ」
「伝わってると思ってたよ」
「解ってくれてると思ってたよ」
何にも解らなかった。
何にも伝わってこなかった。


それはワタシに汲み取れるだけの余裕がなかったからなのかもしれないし
相手にちゃんと伝える強い気持ちがなかったからなのかもしれないし
本当の所はもうわからないけど
すれ違うことは当たり前のようにある。


本当に言いたいことはなかなかコトバになってくれないから。
例え、本当に言いたいことを言ったとしても
受け止めてもらえないことだってあるわけで。


どうしたらちゃんと伝わるのか
どうしたらちゃんと受け止めてもらえるのか
まっすぐに目をみつめて伝えたって素通りする時もあるし
ぶっきらぼうに言ったコトバがズシーンとくることもあるし
とてもとても難しくて、複雑で、
正答なんてないんだけど、
たまに、模範解答があったら、なんて思う。



2003年03月10日(月)


不必要なモノをゴミ袋に捨てる、あの感覚。
すっきりしてすごく好き。
あっという間にゴミ袋はいっぱいになって
全部で4つ。


引っ越して2年目。
2年間放置していたものや、やっぱりいらなかったモノとか
とりあえず全部捨てた。スニーカーもサンダルも。
食べ残しのお菓子もいつ買ったのか覚えていないから捨てた。
ダンボールや雑誌、紙袋なんかも。


掃除機をかけて、クリーナーでフローリングの床を拭いて終わり。


次はキッチンやユニットバス。
これでもかっていうほど何度も何度も、とりつかれたように掃除した。


綺麗になったユニットバスに
新しいトイレカバーとマットを引いた。




追伸を付け加えすぎた手紙。
本文には書けなかったことや恥ずかしくて書けなかったこと
どうして追伸だとすんなり書けてしまうんだろう。
あんなにとまどっていた自分に少しびっくりした。
そう、ワタシが一番伝えたかったことは追伸のたった一行だけだった。


届けられることの無かった手紙は
明日ついにポストへ投げ込まれる。







2003年03月09日(日)


「なにやってんだろ。アタシ」


ベッドの上で呟いた。
ひんやりした空気。シーツの中だけが暖かかった。


ワタシ一人しかいないこの部屋で
一人言はひどく響いた。
誰からの返事もないんだけど、どこかで返事を期待したい。


浅はかな期待なんて持ちたくない。
結果がどうなるか、なんてわかっているから。
ワタシが期待する全てのこと、結果はさんざんだった。
きっとこれからもそう。何も変らない。同じこと。


つまんないことばっかり考えてたら
いつのまにか、先のことばっかり考えて
期待するなんて馬鹿馬鹿しいなどと思うようになっていた。


ワタシに期待しないで。
頑張りすぎて空回りするだけだから。
でも、だからと言って何も言わないなんてことはしないで。
ほんの少しはコトバが欲しかったりするから。




本当は汚いんだ。
冷蔵庫の中で野菜が腐っていた。
ふたつのうち、ひとつはもう駄目だった。
ドロドロの液体を出してビニールのなかで死んでいた。
きっとワタシはそれと同じ。

大丈夫そうにみえるもうひとつも
本当は半分腐っていて、ほっておくともっと腐って
そして死んでしまうんだ。


ほっておくのはどれくらいがいいかしら?
いっそのこと、ずっとこのままにしておこうかしら。


そうやってワタシのココロも腐っていくんだ。





2003年03月08日(土)


甘ったるい香水の匂い。
酔ってしまいそうな、女の子がつけるような、あの匂い。
ずっと鼻に残っていて今でもその匂いがする。


香水なんてどれくらいつけてないんだろう。
ディオールの香水をドイツに行った時免税店で買ったけど
今もまだ未開封のまま。テーブルの上。少しホコリがかぶってる。
アナスイの香水もジバンシーもブルガリも今ではつけることがない。


それぞれの香水にいろんな思い出があって
だから、その匂いをかぐと、思い出が蘇ってきてしまって辛いんだ。
嫌なんだ。苦しくなる。ギュっと切なくなる。


どうして匂いだけであんなに鮮やかに思い出は蘇ってくるんだろう。



疲れた。
すごく疲れた。
掃除をしようと思っていたけど、今日は出来なかった。


最近誰と会話した?って聞かれた。
「あんただよ」って電話の相手に言った。
「寂しい奴(笑)」
コンビニの店員とか宅急便のお兄さんとか
そんな人としか話してない。
そもそも、それは会話じゃないけど。


学校も休みだし、友達は帰省してるし、洋服屋は辞めたし。
気ままにのんびり過ごしていると話すってことしなくなってる。


別に引きこもっているわけじゃないけど
一人でどこかに行くのが好きだし
お気に入りのお店の店員さんにかわいい洋服を出してもらったり
ちょっと電車に乗って大好きなカフェに行ったり
ワタシ、そういうのが大好きだから
誰かといつも一緒にいなくちゃ駄目っていうのがないから
話さなくてもなんとも思わない。
特に話すことが今は必要でもないし、重要なことだと思ってない。


ワタシの気持ちを知ってもらいたい人が今はいないから。


寂しい人って思うならそれでいい。
反論する気もないし、寂しいとも思わない。ワタシは。


人と話すの、疲れたんだと思う。
気を使ったりする人ばかりじゃないけど
それなりにコトバを選ぶわけで
ワタシ、そういうのが続くと息苦しくなって耐えられなくなる。


どうしてそんな風に思われるんだろう?
固定概念?
なんでだろう?
ワタシってやっぱり変なのかもね。気にしてはいないけれど。



昨日の夢に好きなのかどうなのかわからないけど
ワタシのことを確実に切なくされる人が夢に現れて
ワタシのことすごく切なくした。ギュって胸が痛かった。


切ないのとか苦しいのとか
前みたいに感じられない。
すごく鈍感になったみたいに、柔軟性の欠片もない。


そんな自分が大キライ。好きになれない。





2003年03月07日(金)


布団カバーを変えたのは昨日。
林檎のかわいい絵柄のカバーは内側がストライプになっている。
新しいカバーは少しパリパリしてた。
まだ馴染んでいなくて、少し眠りずらかった。


かわいい柄にしたのはいいけど
干す時大変だってこと、今更になって気が付いた。
女の子の1人暮らしってバレバレ。
黒い布でもかけて干すしかないなぁー。めんどうが1個増えた。



ワタシ、今すごく格好悪いかもしれない。
胸張って生きるなんて、そんなこと絶対出来ない。
人の影に隠れて、見つけるのが精一杯なんだと思う。
人から見ると。
でも、ワタシ自身は格好悪いって思ってるだけで
胸張って生きるのは難しいって思ってるだけで
それ以外は他人から見たワタシであって。


だから、それを変えることはいくらでも出来るんだって思った。


他人の目はいくらでも変えられるけど
ワタシの中のワタシを変えるのはすっごい難しい。


どうしたら変えられる?
変えたら何かある?


答えをもらうのはいつも簡単。


自分で答え見つけなきゃ。いい加減。





2003年03月06日(木)


ココロの中でいつまでも熱をもって冷めていかないモノがあります。
ふつふつと、それは沸騰していくように、いつまでも冷める気配はありません。


ワタシは人を好きになったようで。
だけど、それが本当の気持ちなのかわからないし
これが好きという感情だとも思えないし
わからないんです。正直言うと。


だからほっときます。


それしか出来ないです。
明日会うわけでもないし、来週会えるわけでもない。
3ヶ月に1回ぐらいじゃないのかな。きっと。


あの大きな手で頭を撫でられたら
きっとワタシ溶けちゃうかも。



グダグダしすぎです。
お菓子ばっかり食べています。
3月中にダイエットしてマイナス4キロを目標としているけれど
そんなの夢のまた夢。
きっとこのままなんだわ。
ダラシナイ。



いまいち元気が出ないので「ピンポン」でもまた観ようかな。






2003年03月05日(水)


がんばればきっとなんだって出来るんだよなって
ぼんやりと流れていく横浜の空を見ながら思った。


そう、なんだって。
例えばやせることとか、テストで再試とらないとか、
今夜めんどうでもご飯を炊くとか。
くだらない、どうでもいい、小さなことから
滅茶苦茶大きなことまで。
考え方ひとつで、思い方ひとつでなんだってなる。


なのに、ワタシにはその思いの力がどうも弱いようで。



振袖を着た瞬間、自分の結婚式は白無垢がいいと思った。
だけど、教会で式をあげたいと言ったワタシ。


涙を流して嬉しいのか、寂しいのか、悲しいのか
よくわからないけれど、とても綺麗な涙が流れました。
父親はハンカチ2枚使ったそうです。
式の前日、溜息ばかりついていました。
親戚一同には「残りは妹ひとりだなぁー」と言われていて
「彼氏はいるのか?ゆりちゃんは」と聞かれて
例えいたとしても「いない」と答えるしか出来なかった。
父親は寂しいのだろうか。嬉しいのだろうか。
ワタシは何も言えなかった。


ただ、今よりもっといっぱい話をしようと思った。



洋服屋のバイトをやめた。
いきなりなんてことをするんだろう。ワタシってば。
辞める理由は特になし。
ただ、やりたい事が多すぎて
やらなくちゃいけない事が多すぎて
バイトなんてやっていられないのです。


教習所に通い、教習所に通う。
あれ?やらなきゃいけないことってこれだけじゃん?



就職活動も始まるし、4月にバタバタと辞めるよりは
今のうちに、なんて自分勝手な考えで辞めました。



実家に帰っている時、いつも行く洋服屋さんへ行った。
「お久しぶりです」
「わぁー久しぶりだねぇ。髪型変えたんだ?」
「なんか可愛いの、ありますか?」
「あるよーあるよーいっぱいあるよ!」


黄色に小花があしらってあるキャミソール。
肩紐にはレースがついている。
すごく可愛かった。
緑やピンク、白なんかの花がいっぱい。
変形変タンクトップ。
薄いグリーンに斜めに切り返しで水玉の布がついている。
サラサラした素材でとても気持ちいい。


重ね着をして、夏は一枚でも着れる。
ガーリーテイストいっぱいつめこんで
今年は可愛くなろうと思った。








BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次