ニッキ ゆり 【HOME

My追加

2002年08月31日(土)

居酒屋バイト、2回目。
1回目から2回目までの間、焼く10日間。
でも、ワタシ覚えていた!
お酒の造り方!
なんだか嬉しかった。

そして、お決まりのように店長と飲みに出かける。

「キミは才能をムダに使っているよ。」

才能なんて何もないのに。
ムダに使っているって?どういうこと?
ワタシには分からなかった。


ワタシは1日24時間じゃ何も足らない。満足いかない。
やりたいことがいっぱいあって、なのにそれをする時間が足りてない。

バイトを辞めるわけにも行かない。
ワタシの生活の糧を捨てるなんて出来ないし
それがあってのワタシだから。

―だから恋人を捨てたの?
―違うよ。そんなんじゃない。それにはそれ相当の理由があったからだよ。
友達とのメールのやり取り。

恋人とお別れをしたのは
「好き」の考え方が食い違ったから。
ワタシに時間が欲しかったからじゃない。それは確かだよ。

店長の言ったコトバ。やっぱりわからない。
ワタシに才能があるわけでもないのに。
それを何かムダに使っているって。
一体どういうことなんだろう?

「キミにはね、何か他の人と違う部分を感じたんだ」
そう言われた。
確かに。
ワタシは人と違う事をするのが好き。
人と同じじゃつまらないから。
自然とそうなっていった。

だから、口にピアスを開けたり
耳のピアスも大きいのをつけたり
洋服も人と違うモノを選んで来た。
それが「ワタシ」だと思っているから。

ワタシの視界に広がる世界は
隣りの友達とは確実に違う。
まったく同じものなんて持っている人はいない。
似ているような人も、そうそういない。

ワタシはワタシを強烈にアピールする何かが欲しくてたまらない。

今はそれを上手く表現することができなくて
しどろもどろ。
そして、空回り。

反動なんだろうなって思う。
ピアスとか、髪の色とか。
でも、ワタシはそれがワタシらしいと思っている。


今日、パーマをかけにいった。
くせ毛っぽくて、かわいい。
まさに、ワタシが望んでいたパーマ。
お気に入り。

自分へのご褒美。

でもね、体重増えた。それだけがショック。
9月の末日までには戻さなきゃ。
とりあえず、禁酒。
これはかなり効果あるって思う。


ワタシ、会いたくて仕方ないみたい。
声が聞きたくて仕方ないみたい。
写真を見てるだけじゃ、もうダメなの。
何もかも足りないって思うの。

隣りにいてくれたらどんなにいいだろう。
そう思って眠りにつくのは昨日で4回目。

眠りながら見るのはあの人の夢ばかり。

いつか正夢になるの?
なってくれるの?
ならないのなら、もう見せないで。



「奇跡は少し時間がかかるの」
by Fairy Godmother

いつか叶うと信じていたいよ。
バカにされてもいいの。
鼻で笑われてもいいの。
気にしない。
ただ、その願いを口にしたら叶わないような気がするの。
だから、誰にも言わないでそっとココロの中に置いておくの。
ワタシはそういしょうって決めたの。


奇跡には少し時間がかかるの。
でも、いつかその時間がくるから。
そう信じて今でも待っているよ。

あなたが今思う人は誰だろう?
気にし出したら止まらない。

だから、「あなただけ」にならないように
自分を磨くために色んなことをしているんだ。
「あなただけ」になったとき
そこには悲しみや嫉妬や苦しさしか待っていないから。

ワタシはそんな想いを抱いたまま
あなたを待っているなんて、絶対に出来ないから。



2002年08月30日(金)

もう8月も終わり。
ワタシの月(勝手に、誕生日があるから言ってる)も、もう終わり。
少し切なくて、だけど、涼しくなっていくのが分かる、それが嬉しい。

秋は重ね着が出来るから好き。

キャンプの写真を現像して(昨日)
それを今日は焼き増ししたり、写真立てに入れたり
なんだか楽しかった。


朝からベッドが到着。
天気が良かったから、タオルケットを洗濯して乾した。
窓から見えるタオルケットが風に揺れて
少し青空が見える。
なんだか充実してるなぁ。幸せだなぁ。そう思った。いっぱい。

ホームセンターに布団圧縮袋を買いに行った。
思っていた以上に高くてちょっとショック。
ホームセンターにはそれだけの用事だったはずなのに
カゴを持ってしまったワタシはついつい・・・
トイレの洗剤、ホッチキスの芯、延長コード、ゴミ袋
エアコンの洗浄剤、両面テープなんかを買ってた。
あー・・・いつものことなので、あんまり気にしなかったけれど
こういう癖、直さなくちゃ。

無印に行ってクリアボードを購入。
仕切りが付いていて、12個の小さい四角の中に
今まで集めていたチョコエッグのディズニーキャラクターを
両面テープで貼り付けて、いかにも高そうに飾って見た。

なんだか1人の時間ってすごく好き。
自転車に乗りながら、買い物の帰り道思った。
「そうだ、この自転車『イチゴちゃん』って名前にしよう」
ただ赤い自転車だから、そういう名前にした。

タノシイコトがいっぱい思いつくほど
今のワタシはワタシの時間を楽しんでいます。

今日はバイトも無かったし(休んだ)
丸1日めいっぱい楽しんでた。
明日は洋服屋と居酒屋のダブルバイトの日。
ハードになりそうだけど、でもきっと楽しいと思う。

母親から電話が来た。
半分昼寝していたワタシは寝ぼけて
「は・・い・・(沈黙)だ・・れ?」なんて言って
「どうしたの?!」と心配されてしまいました。
キャンプの話を延々として
「これからお母さんは飲み会なの。洋服を買いに行こうと思ってね
今お店に来てるんだけど、あんたがいないとおばさんっぽいのばっかり。
なんだか年取った気がするわ」と言った。

ワタシは母親が大好き。

よく買い物にも一緒に行く。
でも、唯一嫌な事は、母親の選ぶ服はおばさんっぽいこと。
ワタシの服のアドバイスはとっても良いことを言うのに
自分の服だと、どうしてもわからない、らしい。
ワタシはいつまでたっても『若いお母さん』で居て欲しいから
買い物に行く時、母親の服はワタシが選んであげている。
1人暮らしをして離れてからというもの
クローゼットの中身は地味な色ばっかりになったそうで
ちょっと残念。
逆に派手派手になるよりかはマシかもしれなかったけれど…。


本が出したい。
でも、そんな才能なんて無い。
ワタシの1個したの女の子が本を出していた。
そう、ワタシが出したい詩集。
文才っていいなぁと思う。

ワタシが綴るコトバ。
それらは「ひとりごと」でしかなくて
誰かに共感を得たりするものではないのかもしれない。
だけど、最初にHPを作り始めたときは
自分のはけ口として作って来た。
だから、それでもいいんじゃないかって、やっぱり思う。

本を出したい。
そう思うのは欲張りになってきたからだ。

コトバを綴って、ワタシの思いを吐き出す。
すっきりする。
伝えられないこと、そればっかりだけど
でも、ワタシはワタシ自身を発見するためにやっているって
そう言ってもいいかもしれない。

理想は高い。でも、現実問題、夢は叶いそうもない。

でも、諦めているわけじゃない。
夢は叶うためにあるものだから。
ワタシはそう信じているから。

ワタシはワタシ。
そのまんまでいられればいい。
ちょっとずつ変っていって
ステキな人になれればいい。


伝えなくちゃいけない。
でも、忘れなくちゃいけない。
ワタシはいくつかのコトバを伝え忘れたようです。


2002年08月29日(木)

キャンプ実習から帰ってきました。
とてもとても疲れ果てているはずなのに
精神的には、ものすごく充実していて
寝不足のはずなのに、とっても元気です。

汗だくで釜に火を付けたり
けむたい煙の中でご飯を作ったり。

それでも楽しかった方が多かった。

2日目の夜、
広場でキャンプファイヤーをした。
総勢800人。
ワタシは草むらの隅っこで星を眺めてた。

東京の街では見ることが出来ない程の星の数。

天の川も見えた。

今まで本の中やプラネタリウムでしか見たことのなかった星。
それらが今、ワタシの真上に広がっている。
すごく綺麗だった。

生まれて初めて、北斗七星とカシオペア座を見た。

この目でしっかりと。焼き付けるように。
嬉しくて嬉しくて、何度も夜空を見上げた。

深夜2時。
テントでの消灯時間はとっくにすぎている。

ワタシはテントを抜け出して
友達と川へ続く道を歩いていった。

昼間は気持ちよかった川の水も
夜中だと冷たすぎて、手を入れただけで体中が冷えるぐらいだった。

懐中電灯を消して、砂利の上に寝転がり夜空を見た。
ワタシの視野、全てが星。
カシオペア座、北斗七星、夏の大三角形。
昔の人々はこれらの星を頼りに海をわたったりした。
なんだかとても神秘的だと思った。

流れ星。
あっという間に消えていった。
願い事なんて、何も言えない。
でも、友達と「見た?!」「見た見た!!」とはしゃいで
願い事をした。

願う事は、ただひとつ。
友達にも言わなかった。

川の音、虫の声、葉っぱの揺れる音。
それ以外の音は何も無い。

友達と2人で寝転びながら星空を眺め
いろんな話をした。
2年目の仲良しの女の子。
だけど、今まで知らなかった話や
くだらない話、真剣な話、いっぱいした。

ケイタイも使えない、音楽も聴けない
そんな状況の中でも
楽しめる事はいくらでもあるってこと。


あの星空をいつか一緒に見れたらいいな。


3日目の昼、帰りのバスまで時間があったから川へ行った。
ジーパンを太ももまで捲り上げて水浴び。
その時の写真はすごく綺麗だった。

そう、ワタシはあの39枚撮りを全部使い果たし
帰り道、現像に出してきたのです。

ロモもあったけど、万が一壊れたら…を考えたら
800円で買える使い捨てで充分だったのです。

ココロも体も全部を使って
いっぱいはしゃいだ3日間。
今夜はぐっすり眠れそうかな。

そうそう、初日はオールで行って
変なテンションで1人、盛り上がっていました。


2002年08月27日(火)

結局、朝になってしまいました。
只今、朝の5時22分。
もう寝れません。
そのままキャンプへ行きます。
バスの中できっと眠れると思う。

誰かのことが気になると
どうしても眠れなくなる。

考えてしまう。
いろんなこと。
深いことじゃなくて
頭から離れない。

それは苦しいことじゃない。

苦しいことが頭から離れないんじゃなくて。

きっともう今のワタシのココロは此処になくて
どこかフワフワ浮いて、きっと朝もやの中を漂ってる。

ワタシ、どうしたんだろう?
なんだかおかしい。
変だなって思う。

「恋すると苦しくて諦めようとするけれど
つぼみのままこの想い摘むなんて出来ない。/ジュリアン」

そんな感じでしょうか。

諦めようなんて思ってもいない。
始まったばかりなんだって思う。

焦ったりはしない。
考えすぎて他のこと、手につけられなくなるなんて嫌。

ワタシはワタシの時間を過ごして
その中にひとつ、考える空間を作ってあげるの。

それだけに時間を費やす事はしない。
それだけに夢中になりたくない。

そうしてしまうとワタシがワタシで居られなくなるから。



恋人とお別れをしました。
今のまま一緒にいても、お互い傷つけるだけで
寂しさのあまり夜、涙を流すのは
もう嫌だった。

ワタシは同じコトをして恋人を傷つけたかもしれない。
そのことは話していないけれど。
恋人は自分のせいだ、と自分を責めていたけれど
「違うの」それしか言えなかった。

ワタシは勇気を全部使い果たしました。
今からっぽです。

「好きです」と言うコトよりも
「お別れしよう」と言うコトの方が
何十倍も苦しくて、何十倍も難しいコト。

でも、ワタシ、出来た。

それはきっと
今のワタシのココロの中にあるモノが
恋人へ向けられたものじゃないって
確実に分かったから。
分かってしまったから。
それを認めたとき、「バイバイ」ってコトバを選んだ。

悲しい事じゃなかった。
だって、嫌いになってお別れしたわけじゃないから。
友達としてしか、もう見れなくなってしまったから
友達のままケイタイのメモリーも残しておくつもり。

忘れ去ってやろうなんて思わないし
思い出を全部捨てようなんて思わない。

愛しい時間をいっぱい作って
いっぱいワタシを成長させてくれた時間。
それらを捨てるなんて出来ないよ。

大丈夫。
きっと上手く行くよ。
ワタシは恋人の夢を応援し続けたい。

ただ、ワタシはもう
恋人への気持ちが違う人へと向いてしまったから
一緒にいることは出来なかった。
繋がっている事は難しいから出来なかった。


からっぽ、虚無感、絶望感
それらの感情は無い。
一方的に切ったわけでも、切られたわけでもない。
話し合って出した結論だから。

いつか街で会ったら
きっと笑顔で話せるかな。

結局ワタシはずるかった。


2002年08月26日(月)

ココロの中でわかっていること。
だけど、認めたくないんだ。
わからないって、そのままにしておきたい。
苦しくなるの、今は嫌。
もうちょっとしたら
きっと認めなくちゃいけない時がくるから。

ワタシはそれでいいと思う。
ワタシはそれがいいと思う。

たくさんの人の中からココロの中に引っかかる人達。
選りすぐっているわけじゃない。
自然に引っかかってくる人達。
その人と仲良くなれれば嬉しい。
だけど、もし、それ以上の感情が出てきてしまったら?

今ワタシは「好き」がよく分からない。
何がどうして「好き」なのか。
好きだって思う人はいる。
でも、やっぱりわからない。
わからなくていいんだろうけど…。

愛し合いたいと思うかどうかだ、と教えてくれた人がいた。

そうかもしれないね。
好きな人はいっぱいいるけど
愛し合いたいと思う人は、それと同じくらいいるわけじゃない。
2年目の仲良しの友達も好きだけど
愛し合いたいなんていう感情はない。
ワタシのこともっと知って、とも思わない。
その違いなんだろうな。

むずかしいけれど。

今は前へ進み過ぎないように
少しだけブレーキをかけています。
そうしないと突っ走って失敗してしまうから。
ワタシのいつもの失敗。
今はしたくない。


部屋の模様替えをしました。
30日にベッドが来るので、そのスペース確保もかねて。
近くのホームセンターへ行ってブロックを購入。
1欠け80円。
ワタシ、ブロックを買うなんて初めてで
高いんだろうなぁーと思っていたら、80円。
ちょっと拍子抜け。
それを2つ購入。
そして4時間かけて大改装をしました。

汗だくで、しかも1人で、無心になりながら。

途中で一服しようとしても
座る場所もない。
キッチンへ行って休憩。

ステキな部屋に変りました。
早くベッドがこないかなぁ。
楽しみ。

そうそう、ワタシとしたことが!
今、テレビが壊れていてずーっと映っていないし、つけてもいないんだけど
もう、ワタシの中では「無いモノ」になっていたから
テレビを置くスペースを作っていなかったんです。
今更やり直しなんて嫌なので
しばらくテレビはいらないです。
だって、なんとかなっているもの。

そのせいか、人と会うと今以上におしゃべりになり
声は大きくなり、うるさい人になっています。

音の無い時間も幸せだと感じれる。
最近はアロマテラピーをしながら
写真の整理や好きな写真を壁に貼ったりしています。
そういう時間が大好き。

好きな人と一緒にいるよりも
今はその時間のほうが好き。

だってワタシにとって部屋の模様替えは
がんばっている自分へのご褒美だと思っているから。

気分を変えるためのご褒美。
疲れるけど、それもまた良し。


夕方、掃除も終わって本を読んでいたら
ライブを見に行って、ワタシに元気をくれたあの人からメールが来た。
そう、あの人はいつもワタシが考えていない時にメールをくれる。
「ライブ来てくれてありがとう。
あの時外に出て行かなかったら写真撮り損ねるところだったね!
今はバイト中かな?がんばってね」
なんだか嬉しかった。
ワタシが考えていない時
その人はワタシを思い出しメールを送信してくれた。

それだけで、またワタシの元気パワーは120%の満タンになりました。

早く写真を現像したいのです。
でも、はりきりすぎて30枚撮りなんて買うから…。
現像なんてしばらく先。あぁーあ。

明日から2泊3日でキャンプ実習へ行って来ます。
更新がぁ・・・出来ない(涙)


2002年08月25日(日)

頭の中からまだ、笑顔が消えない。
ワタシに元気を与え続けている。

ワタシの中にいっぱいいっぱい笑顔が充電されている。
楽しそうな顔、一生懸命な顔、少し疲れた顔。

たった2時間ちょっとの再会。
でも、それでもこんなに元気になれるなんて
ワタシはびっくりしています。

昨日のことが本当に嬉しいんだなって
ワタシすごく嬉しがっているなって思う。

やっぱり憧れの人に会えたこと、すごく嬉しい。
ワタシ、しばらくは元気なまま過ごせそう。
調子がいいです。

ライブの感想をたくさん手紙に書いた。
本当はメールで送ろうと思ったけど
アンケート読んだり、反省会したり
きっと忙しいと思ったから
メールが来るまで送るのはやめようと思う。

その人は忘れた頃にメールを送ってくる。
ワタシのココロと頭のなかから消えかかっている頃
ふっとメールを送ってくる。
とてもくだらないメール。
だけど、ワタシが忘れかけていた頃
その人はワタシを思い出してくれた。

ワタシ、これからずっともう会えなくなっても
きっと忘れないって思う。
忘れかける事もないような気がする。
だって、あの感動は生まれて初めてだったから。

幸せのクマのぬいぐるみ。
明日から制作開始です。

ライブで感動したコト。
ユニット名の由来について。
「ARTERY&VEIN」
静脈と動脈という意味で
1人がギターでキュインキュイン鳴らしている傍らで
もう1人はしっくりと鳴らしている。
静かな曲と激しい曲が入り混じって届けていますと言っていた。
その発想がすごいなって思った。



恋人が何を言いたいのかわからなくなった。
ワタシはもう随分と会っていないけれど
辛いと思ったり、さびしいと思ったり
そういう感情がまったくなくて
自由気ままに生活をしているから
きっともう恋人じゃないのかもしれません。

さびしいと思った時会いたいと思う人は
K君だったり友達だったり。

どうしようもなく寂しくなった時は居酒屋のバイト先へ行く。
「こんばんはー」と扉を開けると「おぉー!来たかぁ!」と
笑顔で返してくれて、「飲みすぎやろうがー!」と
冗談交じりで言ってくれる。
それだけで寂しさなんて吹っ飛んでしまう。
ココロのより所が出来た、そんな感じがしている。

居酒屋の常連客が洋服屋さんにも買い物に来てくれた。
なんかすっごく嬉しかった。


2002年08月24日(土)

ステキなステキな
とびっきりステキな日。
今日はそのコトバがぴったりの日だった。

2年振りの再会。
嬉しくて仕方なかった。
終始笑顔。
電車に乗って、ライブハウスのある駅のホームに降りたとたん
ドキドキが止まらなくて、そして顔が緩んでしまって
ワタシはおかしくなってしまったみたいだった。

2年前の夏、横浜の路上で知り合った音楽仲間。
年が離れていたから、ワタシにはお兄さんのような存在だった。
元々東京から横浜へ2時間近くかけて歌いに来ていて
都合がつかなくなったから、その年の冬、横浜でのライブはなくなってしまった。

連絡はたまにとっていたけど
このままずーっと会えないのかなぁって思いがあって
メールが来るたび、少し寂しくなってたりした。

その人が今日、2人組みでライブをやるって連絡が入り
しかも電車で40分ぐらいの所だったから
バイトを早めに切り上げて会いに行った。

駅まで迎えに来てくれていて
見つけたのはワタシの方が早かった。
「久しぶりです」
「おー!久しぶり!やせたねー!」
実際そんなに痩せてないけど、久しぶりだったからかな?
そんなコトバをかけてくれた。

会えたコト、それだけが嬉しかった。
もう、それだけで充分だった。
投げかけてくれるコトバ、忘れないように
一生懸命、頭に記憶した。

2年目にして初めて気がついたコト。
背がとても高いというコト。
肩を並べて歩くことなんて、今まで無かったから。
ライブハウスまでの2分ちょっとの道のり、
ドキドキしてどうしようもなかった。

久しぶりで嬉しくて、話すたびに顔を見上げる。

歩幅を合わせてくれたコト。
一番嬉しかった。

出番までの間もずっと話し相手をしてくれた。
引越しがしたいとか、ロックな感じになったんだよ、とか。
10キロ近く痩せたんじゃないの?とか。
そういう風に見えるだけかな?とか。
それがね、なんだか嬉しかった。
大人になったねって雰囲気を見て言ってくれた。


写真を撮ろうと思ってカメラを持って行ったけれど
歌に圧倒されて撮る暇もなかった。
久しぶりの生歌、ワタシ、涙が出たこと、言わなかった。
1時間のライブ。
お客さんがいっぱいいた。
その人達を見るためだけに。
ほぼ満員でびっくりした。嬉しかった。

終わったあと、アンケートを渡そうとしたけど
人がいっぱいいたし、忙しそうだったから
後で郵送しますとメールを送って帰ろうと思っていたら
「ごめんごめん!!忙しくって!写真、撮ろうか!」と
階段を駆け上り来てくれた。

「手、大きいなぁ。背、高いなぁ」
隣りでピースしてくれた。



ステキな日。
ワタシはきっと忘れない。
会えた時の感激度や笑ってくれた顔。
投げかけてくれたコトバ。
薄れていった時は大丈夫、写真を見ればきっと思い出せる。

大好きな人に会った時のような
そんな緊張感や嬉しい気持ちがココロいっぱいに広がっていった。


変っていなかった所。
相変わらずの大阪弁。
優しい笑顔。
一生懸命なその姿勢。
髪の色。


ワタシは恋愛の好きとは違う感情で
好きだな、と思った。
がんばってる人を応援してあげたいって思ったし
一生懸命な人がやっぱり好きだから。

来月も同じ場所でライブをやると言う。
ハッピーになれるクマのぬいぐるみを作って
プレゼントしてあげようと思う。
「がんばって」と気持ちをこめて縫っていけば
きっと幸せもいっぱいつまったぬいぐるみが出来るはず。




2002年08月22日(木)

外に出たらもう朝日は昇ってた。
すがすがしぃーなんて思っていたけど
頭はフラフラ、いい気持ちで酔って自転車を押して歩いた。

昨日は初めての飲み屋のバイト。
お酒が好きだから覚えることが楽しくて仕方なかった。
5時に始まったバイト、終わったのは深夜3時。
こんなに遅くなるのは半年振りぐらいだ、と店長は言っていた。
でも、あっという間で、仕事でいっぱいいっぱいで
他に考える余裕なんてものは、何も無かった。
計画どうりだ。良かった。

グラスを1個割りました。
とっても典型的に1回目で。
洗いものばっかりで手がカサカサ。
だけど、この充実感はものすごいものだった。


お客が一組になったとき(1時ぐらい。それまで立ちっぱなし!)
一服する時間が出来て、ホールの隅っこで煙草を吸っていた。
その時、メールチェックしたら恋人からメールが来ていた。
「ただいま」って。
今はなんて返せばいいのかわからなくて
「おかえり」ってそれだけ、とりあえず返した。


深夜3時。やっと店じまい。
この後にビール飲むと絶対おいしいのに、って思っていて
店長にねだって店で飲ませてもらおうと思ったけど
ビールジョッキ洗うのもめんどうだしなぁー家で飲もう、
そう思っていた時
「ご飯でも食べにいきますか!」
ラッキー♪
でも、深夜3時にあいてる店なんてあるのかな?しかも
ご飯ったって1時間は店にいるんだから・・・と考えていたら
「この業界にいればいっぱい知ってますからねぇ」と。

とりあえずビール。
後は店長におまかせした。
出てきたのはムース。
「へ?なにこれ?」なんて見ていたら
「すごくおいしいから食べて見なさい。」
おいしかったんだけど。高すぎてワタシには味はわかりませんでした。
でも「おいしいーおいしいー」と、やっぱりね、言ってしまった。

お酒がまわるとワタシは声が大きくなって陽気になります。
店長もそうだった。
恋愛の話や将来の話、そんな話をいっぱいした。
内容の濃い話だった。
満たされた気持ち。


ワタシは文字でコトバを放っていて
それが一番素直なワタシであると思っています。
本心のワタシ。このコトバたちは全てワタシの本心。
嘘なんてなんにもない。
でも、店長は「メールを打つときや文字を書くとき
もう1人の自分がいて僕は無理ですね」と言った。

ワタシも本当はそうなのかな?
だけどワタシは直接話すよりも
コトバで伝えたほうが上手く伝わったりする。
喧嘩になったときは、そりゃもう大変。
コトバが出てこなくていっぱいいっぱい考える。
それがウジウジしているように見えるときがあるらしく
余計に相手を怒らせることにもなるんだけど・・・。

店長の考えは「言葉の後に話すという事が生まれたと思っているから
だから僕には直接話すほうがいいって思うんですよ」ということらしい。

ワタシにはちょっと苦手な部分だなぁって思った。

飲み屋の店長も洋服屋の店長も
とてもとてもステキな人だと思った。
何かを目指しながら仕事をしている人は
それだけでステキだと、本当に思った。
ワタシもそういう人になりたいと思った。

ワタシはいつか、
いつも引きずっている脱ぎ捨てた前のワタシの抜け殻を
捨てる事ができるのかな。
捨てる事は出来なくても、それをもう一度着ることが無いように。
そういう風になれるようになりたい。
脱ぎ捨てた抜け殻をもう着たくはないし
ずるずる引きずって歩いていくのもいい加減やめたい。
引きずるんじゃなくて
一緒に抱えて、一緒に鞄につめてあるいていけるようになりたい。

捨てることは出来ないかもしれない。
それを捨てたら今までのワタシがいなくなるってことで
それはとても悲しい事だと思う。
抜け殻をまた着ていたときのワタシがいたから
それを脱皮することが出来たワタシがいたから
今のワタシがいるんだもんね。




何を求めているのか、さっぱりわからなくなった。
ワタシが何を求めているのか。
ワタシ自身のことなのにどうしてこうもわからないのか。
わからない理由さえわからない。
頭が回転していないわけじゃない。
ちゃんと働いている。
でもね、何か欲しいモノっていうのもわからなくて
誰かにあーしてほしい、こーうしてほしいっていう
そういうモノもなくて…。
1人で突っ走っていて
誰もついて来てくれていないような
そんな寂しさみたいな気持ちがあったりする。

走りすぎたのかもしれない。
だけど、そんなに走ってたわけでもない。
ちょっと早足になっていたかもしれないけど
誰もついてこれないような、そんな速さじゃなかったはず。

充実してるはずなのに
何か物足りないのはどうしてだろう?
何かが足りてない。
それがわからない。

これは欲張りになっているせい?


恋人に会いたかった。
でも、目をつぶってみると
恋人じゃないなって、今は恋人じゃないなって
なんかココロの中でそう言ってるワタシがいた。
切ない気持ちになって
なんとも言えない虚無感の中に今ワタシは居ます。


2002年08月20日(火)

ひどく頭が痛い。
二日酔い…。
昨日は居酒屋で友達と飲んだ後
「アメリ観よう!」って話になって
ワタシの新しいうちへ来て一緒に見ることになった。
そこでもお酒を買ってきて、飲みながら観た。
気が付いたら友達は寝ていて
「あんなに見る気満々だったのにー!こんちきしょう!」とふて寝。
ワタシも友達も熟睡モードに入ったところに
丁度良くメールが来た。
その音で目が覚めて、2人して「寝ちゃったね」と。
でも、時間はまだ2時。
「飲む?」
「飲む?」
「でしょ!」ってことで、朝5時まで飲んでいました。
そして友達は始発で帰っていきました。お疲れ様です。

その後も7時ぐらいまで眠れなくて
ウダウダしていたら夕方3時まで寝ていました。
バイトが休みだとこんなにもだらけるのね。ワタシ。再発見。


今、洋服のバイトを週5日。
休みは少ない。もちろんだけど。
それなのに、それなのに新しいバイトを始めようとするワタシは
体に鞭打って働く、働きモノ。(?)
飲み屋でのバイトを、洋服のバイトの休みの日と
土曜日、7時まで洋服の後に7時30から飲み屋のバイト。
なんてハード。
そんなに働きたいのでしょうか?

自分でもよくわかんない。
部屋にいてマイナス思考になっていく自分を嫌いになりたくないから
一生懸命バイトして、疲れて眠っちゃえ。
そういう考えもある。
無意識になりたい。
働いていれば、嫌な事考えなくて済むから。
なるべく薬に頼らないでいきたいから。
最初はきついかもしれないけど、がんばりたい。

きっと何か得られるはずだって思う。
まだわからないけれど。きっと。

逃げてるっていう考えもあるかもしれない。
でも、最近、薬だけじゃどうにもならなくて
だからって量を増やすのも嫌だから
自分で出来る少しの逃げ道を作ってあげたかった。
いいんだって思う。

写真が嫌いになったから
好きになりたくてカメラを買った。
単純にまた、好きになった。
それなのに。
それなのにワタシ、意地悪。自分勝手。
おんなじことしたのに
恋人の部屋で見つけたあの写真がまたフラッシュバックして
胸が痛くなる。苦しくなる。

そういう時間をね、少しだけ働く時間にしたいの。

勇気がほしい。
大丈夫だよって言ってほしい。
何が大丈夫なの?とかそんな理屈は無しにして
平気平気って、そう思いたい。

今はまだ勇気が足りてない。
でも、うん、独りじゃないってわかって
それだけでワタシすごく幸せ。
大丈夫。

「まっすぐにいこう」という漫画をブックオフで購入。
とりあえず1巻〜3巻まで買って読みふけった。
胸キュン。なんだか懐かしいような、切ない、でもほんわかできる。

ワタシはまっすぐだけど
色んな方向にまっすぐの線が出てる。
一直線じゃない。
それでもいいかな。
それがワタシだから。

何をしたいのか、わかんないのね。
なんか、今日、夕方からまた「まっすぐにいこう」の4巻〜6巻を買いに行って
中古だから100円だからついつい、ね。
それで、読み終わって、部屋でダランってしてた。
「なんか漫画読み終わった後って疲れるなぁ」とか思いながら。
携帯を持たずに出かけてた。
いつもなら必ず持っていって
忘れた時には絶対に取りに帰るのに。

でも、今日は「別にいっか」って。

恋人からメールが来たけど、「吐いた」ってメール打って
それっきり何も送ってない。
恋人も恋人でバイトが忙しいらしいし(よく知らないけど)
最近、電話もしてないなぁって思って
ちょっと寂しくなって
こうやって自然消滅していくんだなぁって思った。
本当、他人事のようにね。


誰か自分と他の人(異性)がいないと
人生つまんないとか思ってる人みたいになりたくないな。
「もう誰も好きにならない」とかって言ったって
結局それは口だけで
あっというまに女をつくってしまう。男をつくってしまう。
だって人間、独りじゃ生きていけないもの。わかるよ。ソレは。
だけど、そればっかりに依存してるのは、やっぱりヤダな。
ワタシはね。そう思うんです。

好きになる瞬間なんて誰にも予想つかないし
どこがいいとか理由なんてみつかんないし。

だから、ワタシはいろんなところで恋をした。
でも後悔してない。なんにも。
地元の洋服屋でバイトしてたときも
前の靴屋さんのお兄さんと恋をした。
でもそれはあっという間に終わってしまって
結局そんなものだったのかぁーって思って
なんだか人と人とのツナガリって寂しいと思った。

漫画を買いにいった時、レジにいたお兄ちゃんが
その靴屋さんのお兄さんと似てて
そんなことを思い出したんです。






2002年08月18日(日)

電話が嫌いになった。
受話器越しの恋人の声を聞きたくないと思って
ボタンを押した。
「ツーツー」。
かかって来る気配もない。
電源を切って、急いでバイトへ戻った。

電話で喧嘩なんてしたくない。
こうやって一方的に切る事が可能になってしまうから。
そして、それはとても意地悪なことで、弱虫のすること。
わかっていたけど、喧嘩は面と向かってしたい。

女のことばっか心配してるわけじゃない。
そんなこと、今は心配なんかしてない。
台風が来てるっていうのに
ギターをかかえて歌いに行けるのか
単純にそれを心配していただけなのに。
どうして、女って方向へ行くんだろう?
怪しいよ。変だよ。おかしいよ!!

怪しいなんて本当は思ってないけど。


寂しさとか切なさとか
携帯なんか無ければ味わうこともないのに。
そんなことに怒りをぶつけても、どうしようもないけど。
わかってるけど。

連絡が来ない。
気にしないようにしてたけど
何時間かおきに携帯に目が行ってしまう。
電源を切る勇気もない。

昼間の勢いはどこへやら。
ワタシはものすごい弱虫に変わってた。

1人でいる時は本当に弱いと思った。
バイトがある。バイトへ戻らなくちゃ。
そう思っている時は電源を切ること、出来たのにね。


キラキラ輝くモノを見つけたい。
ワタシの中で。ワタシの周りで。
どんなモノでもいい。
ワタシが「これだ。すごく綺麗」って思えるモノ。
宝石とか、そんなんじゃなくて
ココロ打たれるモノ。
自分でもそれがなんなのか、わかっていないけど
今、むしょうに何かにココロ奪われてみたい。

現実逃避したい。それが本音。
綺麗なコトバを使うならそんな感じなんだろうな。


バイト先、今日は店長と社員の女の人。
ワタシがお昼を買いに行って戻って来て
バックルームへ入ると、そこにはローソクの立っているケーキがあった。
しかも、「ゆり。20歳おめでとう」のクッキーもある!
泣くかと思った。
たかがバイト。されどバイト。
こんな風に暖かい人たちのいるバイト先に恵まれた事がなかったから
本当に嬉しくて嬉しくて、写真まで撮った。

いつ買ったのか、聞いても教えてくれない。
でも、出来たてらしかった。
店長が「出来たてらしいよ」と口をすべらせていたから。

バイト2人、社員2人の小さなお店。
こういう暖かいツナガリってステキだと思った。
ずっとずっと働いていたいと思った。
台風が来ているから、お店まで行くの大変だろう、と言って
わざわざワタシの家まで車で迎えに来てくれた事もあった。
風邪を引いてバイトを休んだ日は
食べ物を持ってきてくれたりもした。
こんなにいい人達に恵まれて、ワタシは幸せだと思った。
時給が低くたって、そこで働けるだけで幸せだと思う。
人の暖かさを本当にいっぱい感じる事が出来たから。

割に合わない、正直に言えばそうだけど
でも、それ以上に得るものがいっぱいあって
充実感もいっぱいある。
大切なことをたくさん教えてくれる。

今日は幸せだった。
ケーキを6個に切って
店長1個、社員の女の人(ももさん)2個、ワタシ3個食べた。
3個ってかなりきつかったけど、嬉しかったからがんばった。
だってこんなワタシの為にケーキを用意してくれるなんて*


HPのリニューアルも終わってほっと一息。
あ、リンクのリニュはまた明日やります。


2002年08月17日(土)

ワタシは無能です。
そうです。言うとおりです。

内に秘めた本当のコトバ。
「つい言っちゃう」って時が本当のコトバ。
言い過ぎたとか、もう言わないとか
もう、そんなのは言い訳でしかないんです。

人って怖い。そして面白い。
笑っちゃうほどにね。

「あっ」って思った時にはもう遅い。
後でどんな弁解をしても、もう遅い。
相手に刺さった棘は奥く深くまで行って
謝ったって、抜けやしない。

時間がたって、刺された相手じゃない
他の人じゃないと抜く事は出来ないからね。

ワタシはいつだってそう。

そのコトバで傷つけられ
そのコトバで癒される。
だけど、いつもそうじゃない。

ワタシは、コトバが怖いと思った。
コトバが大好きだけど、こんなにもコトバを拒否した事はなかった。
何もかもが嫌になる事はない。
でも、ワタシの半分以上を占めてきたモノを
今日、嫌いになる。

ココロの中にものすごい勢いで空白のスペースが出来て
ぽっかりと穴は開いた。
それを埋めるのはワタシ自身。
棘を刺した人でも、恋人でも、友達でも、ない。


人を嫌いになる時
自分も嫌いになるみたい。
嫌いというか、拒否というか
距離をおきたいと思った時。
このまま話を続けたらワタシは棘だらけになってしまう。
そう思った時。

ワタシもワタシに距離をおきたいと思ったし
ワタシを拒否したりした。
「こんなんじゃないのに」って、思ってね。

嫌いなら嫌いでいい。
そのまんまを受け止めればいい。
もしかしたら、また好きになるかもしれないし
ずーっとこのまま嫌いかもしれない。
でもいいじゃん。
嫌いなモノは嫌いで好きなモノは好きなんだもん。
理屈なんてない。
体がそう言ってる。
それをそのまんま自分の中に置いておけばいい。


冷たいコトバが嫌い。
本当にダメ。
この世界で一番怖いモノで、一番嫌いなモノ。
あんなに寂しいモノ、今まで見たことない。触れたこともない。
それ位、ワタシの中で嫌いなモノ。本当に苦手なモノ。
でも、それに立ち向かう勇気も必要だって思ってる。
いつまでも逃げてばっかりじゃ
ヨワヨワの人間になっちゃうからね。
ちょっとした事でダメになっちゃうからね。

ワタシはそんなんで負けたくないって思うし
そんなにヨワじゃないって思ってる。

本当にダメだけど、立ち向かう時もある。
それがワタシの中のほんの少しも強さでもあるのかな。
本当ちっちゃいモノだけどさ。

誇れるモンがあるのか?って聞かれたら
あるよって言えるぐらいになったかな。

だってさ、何回転んだっていいんだから。


2002年08月16日(金)

自分の意思なんてなく
ただ大きくなってソコに居られなくなったから
ワタシは産み落とされた。

その日から20年。
ワタシはワタシの意思で生まれたわけじゃないのに
ワタシはワタシの意思で生きようとしてきた。

なんども転んで擦り剥いた傷も
火傷も点滴の跡も
全部、きれいさっぱり消えてなくなった。
生きてきた証はどんどん消えていく。

ワタシ自身の体に残る「生きた証」は消えていくから
どこか消えない場所に
今、ワタシが「生きている証」を残しておきたいと
20歳になる2分前に強く思った。

なんとなく生きていたあの頃は
とても時間があって
ココロも体も元気で
自由気ままに「暇だー」なんて口走っていたけど
今は毎日ガ必死で
一分一秒が大切で
まるで「余命半年です」と宣告されたかのように
時間がワタシを支配している。

周りを見てごらんって言ってあげたいけど
ワタシには今やりたい事があって
でも、それだけに時間を費やすわけにはいかなくて
だから、本と、無駄なこと出来ない。
例えばトイレに行くのも惜しいぐらい。

なんでこんなに時間に支配されているんだろう?
少し嫌気がさしてくるけど
でも、20歳になった今
全ての責任はワタシにあって
何かをしても「少女A」ではない。
20歳だから出来る事をしたいと思った瞬間
もう時間がワタシを支配した。

19歳までのワタシと
20歳になった今のワタシ。
何も変わっていない。
でも、ココロの中で『何か』が確実に変わっている。
次へのステップに向けて
今それが、どんどん大きくなっていっている。


恋人から1日遅れのプレゼントをもらった。
74分のMDに録音された1曲4分の歌。
何度も何度もリピートしてた。
物なんかどうでもいいんだ。
ほしいなんて思わない。
側にいてくれるだけでいいと思った。
気持ちのこもった手書きの歌詞と
ワタシの為に作ってくれたその1曲で
ワタシはもう充分だった。
ケーキとか、プレゼントとかカードとか
量で全てが決まるわけじゃないから。

「おめでとう」のメールだけで
ワタシは幸せだった。

今日から新しいワタシが始まる。


2002年08月12日(月)

人は変わってしまうんです。
泣いても叫んでも、もがき苦しんでも変わってしまう。
そういう風に出来ているんです。人間は。

それが、むしょうに悲しくなった。
変わってく自分をとても嫌いになりそうになった。

自然の摂理とでも言うのか、わからないけれど
当たり前なことを当たり前と思いたくないんです。
とっても無理な話だけれど…。

現実逃避しているわけじゃない。
でも、どうして変わってしまうのか知りたい。
あんなに優しかったのに、とか
もう思いたくない。
あんなにメールとかしてくれたのに
どうして今はしてくれないの?
どうしてめんどくさいとか思うようになったの?とか
そういうの思いたくない。
「変わったから」ってコトバ一つで返されたくない。

恋人は変わったと言った。
ワタシのことではなく、自分自身のことを。
ワタシも少しは変わっているだろうけれど
自分のことをもっと嫌いになったと言った。

ワタシといることで
恋人が自分を嫌いになっていく。
ワタシがいなければ、それはそこで食い止められる?
食い止められるならワタシは大好きでも
恋人の側から離れようと思う。

どうなのか、まだわからないけど、
その話もちゃんとしなくちゃいけないと思った。

だけど、「自分が嫌いだけど
そういう俺を好きなゆりが好きだ」と言われ
困惑してしまう。

切ないほど、変わる事が嫌だと思った。
変わらなければ、今のワタシは存在しないけれど…。


何かのきっかけでワタシはいろいろ変化して行ったと思う。
手にとるようにそれはわかった。
苦しい事の後には一皮向けたワタシがいる。
新しいワタシが存在している。
その分強くなったワタシが出来上がっている。

脱皮し終わり、その抜け殻は
もう出会う事もない。
そう思っていた。
ずっと、今まで。

だけど、鎖で繋いだかのように
その抜け殻はずっとついてくる。
ずるずる引きずって、ずっと近くにいる。

新しいワタシと、前のワタシは
いつも側にいる。
離れる事がない。

新しいワタシと、前のワタシは
いつも裏表。そんな感じに近い。


何かのきっかけで
新しいワタシが抜け殻を着ている。
捨てたはずの抜け殻を身にまとっている。


いつになったらその鎖を切り離せるんだろう?
それは自分じゃ出来ない事なのかな?
誰かがその鎖を切り離すモノを持っていて
その人に出会わなければ
それはずっと付いてくるのかな?




明日から16日までネットできないのが悔しい。
ちょこっと実家へ帰って
気分転換をしてこようと思っています。









2002年08月11日(日)

愛しい人を失う瞬間って
本当に絶望的。
失恋って何度も経験してるけど
やっぱり切ない。切なすぎて、コトバもみつからない。

失恋する夢を見ました。
自分の鳴き声で目が覚めた。
朝から絶望的な気分。凹み具合は地球の裏側に行っちゃうぐらい。

恋人を蔑ろにしてきたような気がした。
たいしてメールもせず、電話もせず
だから、こんな夢見るんだ。

携帯を見たらメールが来てた。
恋人からで、なんだかホッとした。

ワタシ何してるんだろう。
なんか、こんなんでいいのかな?

やりたい事が見つからない。

「胸を張って誇れるモンが、自分にどんだけあるのか?って
名前と誕生日とキュートな指紋ぐらいあれば充分だろう。
そいつをさぁ、精一杯の大口で耽美に語ればいい。」
バンプのボーカルはそう歌っていたけれど。

名前と誕生日と指紋。
ワタシにはそれしかないのかなぁ。
それだけあれば充分。それもわかるけど。
それでも何か他にあるだろうって思って期待してる。
こんな自分に。


引越しも無事終わって、新しい生活が始まりました。
ワクワクしないなぁ。なんでだろう?
少し広くなった部屋。

いらないモノはとことん捨ててきた。


過去は変わらない。
でも、その人の中で過去に対する考え方や
気持ちの持ちようが変われば
その過去ってのも、少しは変わるんじゃないかって。
そう思うのはワタシだけかな?

素直になったら涙が出た。
これがワタシなんだって、切なくなった。
本当のワタシは弱虫で、寂しがり屋で
本当に大切なモノなんて見つかってない。
今までのワタシは強がりで何かに突っ張ってた。
そうしないと立っていられなかった。

疲れちゃったんだ。いろんなことにね。
逃げてるわけじゃないのね。
でも、それに近いのかもしれない。

「誰か」に寄りかかって安心してた。


「弱音という名の地雷原は最短距離で走ってこい。
自信という名のスーツは大層丈夫な造りだから
凡人の一般論はアイロンかけて折り返せ。」

強くなりたいな。
本当、弱すぎ。
こんなんじゃ、やっていけないよ。本当。



2002年08月10日(土) ダイヤモンド

何回転んだっていいさ。すりむいた傷をちゃんと見るんだ。
真紅の血が輝いて「君は生きてる」と教えてる。
固いアスファルトの上に、雫になって落ちて
今まで何処をどうやって歩いてきたのかを教えてる。

何回迷ったっていいさ。血の跡を辿り戻ればいいさ。
目標なんか無くていいさ。気付けば後から付いてくる。

可能性という名の道が幾つも伸びてるせいで
散々迷いながら、何処へでも行けるんだ。

大事なモンは幾つもあった。なんか随分減っちゃったけど
ひとつだけ、ひとつだけ、その腕でギュっと抱えて離すな。
血が叫び教えてる「君は生きてる」という言葉だけは。

一体どれくらいの間、助けを呼ぶ声を無視してんだ。
その背中に貼り付いた泣き声の主を探すんだ。
前ばかり見てるから、なかなか気付かないんだ。
置いていかないでくれ、泣いてすがるようなSOS

聞いた事ある懐かしい声、なんか随分大切な声
ひとつずつ、ひとつずつ、何かを落っことしてここまで来た。
ひとつずつ、拾うため道を引き返すのは間違いじゃない。

やっと会えた君は誰だい?あぁそういえば君は僕だ。
大嫌いな弱い僕をずっと前にここで置き去りにしたんだ。

何回転んだっていいさ。何回迷ったっていいさ。
大事なモンは幾つも無いさ。

後にも先にもひとつだけ、ひとつだけ、その胸でギュっと抱えて離すな
世の中にひとつだけ、かけがえのない生きてる自分。
弱い部分、強い部分、その実、両方がかけがえの無い自分。
誰よりも何よりも、それをまずギュっと強く抱きしめてくれ。

上手に歌えなくていいさ。いつか旅に出るその時は
迷わずこの歌をリュックにつめて行ってくれ。



友達はもう戻ってくる事はないんです。
どんなにお祈りをしたって
もう、遠くへ行ってしまったのです。
何も出来ないのはワタシだけ。
それでも明日は引越しなんて、やる気もないです。


2002年08月09日(金)

夏休みだっていうのに
時間に追いかけられてるなぁーと
バイト帰りの人通りの少ない道を
マメの出来た足で歩きながら思った。

新しいモノにいつも拒絶反応を見せる。
だけど、それは、何時の間にか慣れている事が多い。

足のマメもそのうち治るんだけど
慣れないサンダルでひょこひょこがんばって歩くワタシも
案外、好きだったりする。


夏休みは、たった2週間。
その間にどれだけ「何か」が出来るか。
バイトで埋め尽くされた中で
何を得られるか。
自分の挑戦。

昼間はうだるような暑さ。
深夜2時。外は涼しかった。
昨日、夜中に電話が鳴った。
「風邪薬持ってる?」と聞かれ
一袋あったので、家の近くまで車で来て貰い
渡す事になった。
家の近くのコンビニへ歩いて行った。
なんだか風が気持ちよくて、久しぶりの空を見上げたりして
そういうことしてる自分が好きだった。

車には友達と風邪っぴきの友達も乗っていて
寝てればいいのに!と思ったけど
外の空気も必要なの!と言い張るのでほっといたら
「飲もう!」なんて話になり
「酒飲んで、熱くなって汗かけば治るって!」なんてむちゃな話。
でも風邪っぴき本人ものりきだったので
コンビニで少しだけお酒を買って友達の寮へ行った。

結局、朝方5時までいろんなことを話して昼間帰ってきた。
そういう事してるのが楽しかった。
上手く言えないけど、1人暮らしの特権みたいな。
家が厳しかった分、余計にね。


20歳と5日目で夏の海へ行く事になった。
水着を買いに行かなくちゃ。
車で行けるから、お気に入りのMDを用意しておこう。
なんだか、ワクワクしてたまらない。


ついに明後日は引越し。
ダンボールだらけの部屋でネットをしています。
約1年、このアパートでいっぱい思い出を作った。
明後日からはまた新しい思い出が出来る。
楽しみ。


2002年08月08日(木)

昨日の夜は飲み会でした。
とりあえず、今日から2週間の夏休みに入るって事で
打ち上げみたいなものも兼ねて…。
でも、気が付いて見ると1年の時のクラスの仲間ばっかりだった。
元2組の飲み会。
みーんな楽しそうだった。
みんなの顔を見てるのがすごく幸せだった。

笑いすぎて、ほっぺたの筋肉が痛かった。
K君はバイトをサボって参加。
店長からワタシの携帯に電話が来たけど
「クラス会なんで・・」と言ったら
「あーわかったわかった!ごめんね」と言ってすぐに電話を切られた。
K君がサボるから!でも、ワタシは最初から休みだったから
変に気を使う事もないよね?

K君が倒れたみたいで、久しぶりにはしゃぎすぎたんだろうねって
みんなが口をそろえて言ってた。
結局、ワタシのうちまでタクシーで送ってもらい
泊める事になった。
K君とワタシともう1人。
大爆睡で起きた時、ワタシはなぜかキッチン近くのドアの前。

飲み会の席で隣りに座った友達に
「彼氏とはどうなの?」と言われた。
「いやぁ。普通?」
「なんだそれ!」
「お前は男運がないからなぁ。前の男も最低だったもんな?」
「最低っていうか、前はもう知らないね。関係ないし。」
「何か言われてもほっとくのが一番だしな。」
「そうそう!そういうことさぁー!ムカツクー!とか言われても
バカー!とか言われても、そういうこと言う方がバカなんだよ!」
「そうそうそう!!わかってんじゃん!」

別に、前の男がどうしてるとか、そんな事考えた事もなかったけど
そういうこと。
ワタシは今を生きてます。

K君と酔いながらだったけど話をした。
「愛のない事したって思ってるだろ?」
いきなりですごくびっくりした。
「え?あ、えーっと。うん。」
「でも、俺はあの時、お前の事しか考えてなかったし
お前に対する友達の愛ってもんがあったと思ってる。
寂しいって気持ちが2人にあって
フワフワしたもんだったんだよ。きっとな?
で、2人にそういうフワフワしたもんがあって
それが固まって愛になってたんだよ。」
「うーん。」
「愛の無いセックスしたなんて思うなよ。
それと、男の自分勝手な解釈って思うなよ。
俺なりに真剣なの!」
そんな会話をした。
ワタシのココロを見透かされているようだった。
ワタシが一番聞きたかったこと、K君が言ってくれた。
嬉しかった。
恋愛の愛はそこになかったけど
寂しさの愛?ってものがあったんだね。
キレイ事だけど、なんかそれでもいいって思った。
だからって誰彼かまわずセックスするつもりも無いけれど。

愛なんてわからないし、いつか、わかるものでもない。
でも、あの時K君が真剣に話していたことは事実。
聞きたかったことを向こうから言ってくれて
ワタシはすごく嬉しかった。


ココロの器が小さいなぁって思う事があった。
どんなにコトバを並べても
どんなにステキなコトバを与えていても
その裏に潜んでいるどす黒い部分は絶対にいつか見えてくる。
隠そうとしたって無理だと思う。
ワタシもその中の1人。

でも、誰かと付き合いながら他の人とも付き合うような
そんな人間じゃない。
ワタシは昔の恋は浄化して、もうどっかにやった。
あの1年は今のワタシの中にはない。存在していない。
それでもいいんじゃない?って思う事をいけないことだとか
バカなことだ、とか弱虫だとか、思わない。

恋愛は難しくてドロドロしてて
本当は一番ややこしい事なのかもしれない。
傷ついていっぱい涙を流しても
癒されるのは次の恋愛だったりする。
キレイ事ばかりってわかっていても
純愛って言ってしまう時もある。

恋愛上手なんて人はいない。

ただ、好きな人を泣かせたりすることは
この先一回でもしたくないと思う。


2002年08月06日(火)

あの人が好きだ、と胸を張って言える事が羨ましいと思った。
文字にして書いておく事はいくらでも出来るけど
コトバにして言えるのは本当にものすごいパワーがいると思った。

ワタシは今誰も好きではないのかもしれない。
ワタシの中の「好き」の定義みたいなものが
だんだん崩れていっていて
どれがソレなのか、ワタシ自身わかっていない。
でも、愛しい気持ちになったり、優しい気持ちになったりする。
恋人を想うといつもそう。
でも、寂しい時に会いたい人を想うと
やっぱりそういう気もちになったりもする。
だからわからないのかもしれない。
「好き」の定義なんて存在しないけど
ワタシなりの定義は、いつもココロの中にあったから
なんか本当今、ソレを書き換える時期なのかな。

恋人を想うと優しい気持ちになって会いたくなる、それも事実。
でも、寂しい時会いたい人は恋人じゃなかったりする。
それも事実。

どれもこれもワタシ自身の事実。
受け止めています。

学校サボった。
眠たくて眠たくて、どうしようもなかったから。
目が覚めてびっくり夕方の6時。
恋人からのメールや電話、友達からのメール
何にも気が付かずに眠っていました。
疲れていたわけでもないのになぁ。
何もする気が起こらなくて、体の調子がおかしいみたい。
アメリのDVDを見てやっと目が覚めた感じ。

K君がバイト先に彼女をつれてやってきた。
それは一昨日の夜のこと。
店長とも顔見知りだった彼女。
ワタシとも仲のいい彼女。

お店を早くに閉めて飲みに行く事になった。
店長とK君とK君の彼女と他の店舗の店長とワタシ。
異様な光景だと思った。

そして、なんだかとてもいたたまれない気持ちになって
全然酔えなかった。
ふとした時に見せる彼女のK君への気遣いみたいなものを見ると
胸がチクチク痛んだ。
「何飲む?」と空のグラスを見て声をかけた。

でも、なんか、なんか上手く言えないけど
吐き出してしまいそうになる自分が大キライだった。
あれはK君と2人だけの秘密であって
これから先何があっても口にしてはいけないもの。

でもね、やっぱり苦しかった。








2002年08月04日(日)

お米、最近どれくらい食べてないんだろう?
なんて考えながら昼食を選ぶ。
コンビニに並べられたおにぎりを手にとって
物悲しくなったのは何でだろう?
コンビニで愛は買えないとかよく聞くけど
愛には程遠いけど、優しさなら買えると思った。
買う、じゃないな、もらうかな?

セブンで「から揚げ棒」を買った。
「あたためますか?」なんて聞かれてちょっとびっくりした。
だって、これ、もう温かいじゃん?って思って。
いきなりの事で「あ、いいです。」なんて冷たく言ってしまったけど
店員はいい人だった。
「温めて食べるとおいしいですよ」と言って袋に入れてくれた。
最近のコンビニ店員って冷たいから
なんか、すごくいい人を見た気がして
とっても気分が良かった。
でも、意味も無く冷たく言ってしまったことに
胸がチクチクした。

明日もセブンに行こう。あの店員にレジ打ってもらおう。

それぞれが選んだスタイル。
ワタシはワタシのスタイルがある。
好きな服は種別がいろいろある。
メンズ物だったり、かわいいフリフリ付きだったり。

サンダルを履いてかわいい格好(それなりに)をして行く。
次の日はスニーカーにジーパン。
そのギャップが面白いらしい。
そして「よく解らない」らしい。

気にした事無いけど、最近、少し気になった。

洋服屋のバイトしてるからなんだろうけど
ワタシはいろんな格好をするから
よく来る常連のお客さんに「今日は女の子ね」なんて言われたりする。

ワタシ、これでいいんだよね?
ワタシ、間違ってないよね?

いつもならこんな風に思わないのに
なんか、今日、すごく誰かのコトバが欲しくて苦しかった。

誰かにひとこと言ってもらえたときの安心感を求めてた。

人が決める事じゃないって分かっていたけど
ワタシ、今日は弱かった。
強気になれる所がなかった。


人に近づきすぎていたから
少し離れてみた。
朝の太陽の陽射しは優しくワタシを包んでくれたし
夕焼け空は優しいピンク色をしていて、とても綺麗だった。
お月様はオレンジ色をして、いつもより低い位置にいて不思議だった。
でも、この虚無感は一体なんだろう?
離れすぎたのかもしれない。

ワタシは「丁度いい」をあまり上手く出来ない。
「いい具合」もよく出来ない。
下手な事が多すぎる。


雷が通り過ぎて、静かな夜が戻ってきた。
台風が来る前の、風の強い夜や雨の激しい夜が好きだった。
「明日は学校が休みかな?」ってワクワクしてた。小学生の時。
今もそれは変わっていなかった。
雷が鳴って雨が強く降ってきて
部屋中の音を消してそれだけ聞いてた。

機械の音には少し疲れた。




2002年08月03日(土)

理由がない。
何にも見つからない。
だから、ただ「好き」って言うしか出来ない。
それだけで、充分すぎるよね?
ワタシ、恋人を好きな理由とか、見つからない。
随分と長い間一緒にいたから?
だったら、最初は理由があったの?

理由が無くても、失いたくないとか
失った時の事を考えて泣きそうになるワタシが存在する事は事実。

全てを消してやり直すなんて事、
タイムマシーンが無い限り無理な話。
でも、後悔しないでこれからを進んでいけば
やり直しに近い気持ちになれるのかもしれない。


やり直したい事を言い出したら切りが無い。
あれも、これも、みーんな出来るならやり直したい。
でも、今のワタシが今ここに居るのは
それら(やり直したい全て)を受け入れてこれたからなんじゃないかって思う。

だから、これからもきっと大丈夫って思った。


バイト中、胸がドキドキした。
変な感じ。
それに怖かった。
汗が冷たいと感じた。
冷や汗。
立ちくらみ。
目眩。

ヤバイと思って、店長に声をかけようとしたら
ぶっ倒れてました。

近くのクリニックの先生が来てくれた。
とりあえず薬が増えた。
あーぁ。


2002年08月02日(金)

テストが終わって慌しく色んな行事をこなして
最近やっと落ち着いてきた。
学校の事もワタシ自身の事も。
このまま順調に進んで夏休みになってくれればいいけれど。

何かがプツリと切れたように
ワタシのココロの中も少しおかしかった。
変だった。そう、何かにまとわり付かれているようで
いつも何かが気になった。
周りの視線とか、コトバとか。
それを吹っ切る為にした事は
逆にもっと周りの視線を集める事になってしまった。

だけど、ワタシは変わりたかった。
「怖い」ってもっと言われても、それは外見だけで
中身はそんなんじゃないもん。
知っている人は知っているんだ。
だから気にせずやった。

友達に安全ピンでプスっと一刺ししてもらい
ピアスを開けた。
耳じゃなくて、念願かなって唇に。
痛々しい、とか女なのに?とか、色々言われたけど
「お前ならやると思った」とか
「ゆりらしい行動だねぇ」とか
そう言ってもらえる人がいてよかったと思った。
表向きだけでも構わない、とさえ思った。

気分を変えたかった。それだけ。
10月には閉じてしまうから。
期間限定。だから開けた。


原宿のお気に入りカフェに隣接するネイルサロンへ行った。
グラデーションにしてもらって、とっても綺麗。
指先に綺麗に塗られていく様を見ていると
「女の子でよかった」なんて思ったぐらい。
サロンのお姉さんとも仲良くなれて、良い気分の1日。
絵本の専門店にも行って、黙々と絵本を読みふけり
友達は「半分1人みたいなもんじゃーん!」と言いつつも
絵本を3冊持ってテーブルでずっと読んでいた。
ワタシが声をかけても「ちょっとまって」。
気を使わない友達だから出来る事。
なんだか充実してた。

恋人は相変わらずで
「会おうね」とメールが来ても
「このドラマ見てから行く!」と言われ
部屋の片付けをして待っていたら
「眠いから寝る〜」だったり。
もうだいぶ慣れたけれど…。
雨の中走ってきてくれた事に
ワタシが涙を流した理由を「反省して泣いた」と思っているらしい。
でも、本当は「愛しくて愛しくて、胸が痛かった」から。

蔑ろにしてメールを返さなかったワタシ。
大切なものを失う所だった。
本当に。


K君は狂ってしまったのかもしれない。
「このままの関係で居てほしいんだけど」なんて。
そんな事言うのかぁ。
そういうつもりだったのかぁ。
「寂しかったから」の行動をこれからも続けてほしいなんて
ビックリしてメールを見た瞬間、電源切ってしまった。
電話が来たら焦ってしまうし。
ワタシはK君の性欲を解消するモノじゃない。
それにワタシはK君とも、他の誰とも愛のないセックスはしない。

「K君はひとつひとつをちゃんと解決しなくちゃ駄目だよ」
メールを入れて、またすぐ電源を切った。
その日の夕方、バイト先でK君は終始ハイテンションだった。
ワタシは一言も話し掛けなかった。
そしてK君も。

友達のまま、いい関係でいたかった。K君とは。
きっともう戻れないのかもしれない。
少し寂しい。



BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次