NINJA-TOOLS



週末の最後のお茶会体験 (1)
2003年05月26日(月)

昨日は、ご贔屓の在団中最後のお茶会でした。
わたしの体験した直茶の中では
最も大人数が集まったお茶会で
最後まで賑やかでよかったと思います。

色々と感動的な事はありましたが
わたしは、最後のお茶会にして
生まれて初めて抽選に当たってしまいました。

あまり自分が特定されるような事は
書きたくなかったのですが
この時の感覚をあとで読むたびに
思い出せるように
日記に書き留めておきたいと思います。

サイン色紙とか
愛用品のプレゼントなら
手渡と握手で終わるのですが
なんと当たったのはツーショット写真でした。
「次回なおちゃんと握手することがあれば
今度は本人に聞こえるくらいの声で
がんばってください、と言うぞ」
と密かに誓いを立て、
自分の声の小ささを反省したばかりの
小心者のわたしには荷が重すぎる賞でした。

壇上に上がるくらいまではまだ良かったんですが
撮影のテーマがショーのワンシーン「異邦悲恋」
と言い渡された時あたりから
わたしの心臓は突然、マッハの勢いで鳴り出しました。
だってそのポーズといえば、わたしが長年使い続けた
ケータイを解約し○oCoMoに変更するきっかけともなった
「ジョー&涛麗 真実の時〜♪の公式待受画面」
と同じ麗しのポーズ。
しかもわたしが涛麗のポーズ担当だなんてそんな
そんなこと、許されるわけがないじゃないですか!?
あれはなおちゃんとゆうかちゃんにだけ許されるポーズなのよ。
「いけないよ…若様、…でも嬉しいっっ! byルイーズ」
なんて考えている余裕はもちろんなく、まさに
「抱きしめないでください、震えが止まりません byジャンヌ?」
状態に。あの時のわたしに包丁とネギを持たせれば
きっと芸術的な細かさのみじん切りが完成したことでしょう…。
人間ってこんなにも小刻みに震えられるものなのね
というギネスに挑戦した気分でした。
そのおかしいくらいの震えが
その時自分でよ〜く自覚できただけに
横のなおちゃんに伝わって分かってしまうのが
すごく嫌というか恥ずかしくて、突然翼でも生えて
ピューンと出口までひとっ飛びしてしまいたい衝動に駆られました。
憧れのスターさんの顔があんなにそばにあったってのに
わたしは白いジャケットのボタンしか見てなかった…。
それはそれでとても貴重な映像なのですが。

「ちょっと屈んで低くなって」
「脚は流して…こう」
などと言われつつも、その時はもう自分の頭の中の
この酸欠状態をどうにか整理しないと
と焦る気持ちでいっぱいで
体を動かす神経なんて麻痺していました。
たぶんすごく不格好なポーズを
していたことだろうと思います、残念…。
顔も、一応最後の直茶ということで
髪型もメイクもやり直して
しかも前日フェイス・エステにも行って(笑)
(だって荒れ荒れだったから)
かなり気合い充分(^^;)ではあったんですが
表情があんなにこわばっていたんじゃ
ダメダメに決まってる…。
というか、わたしがあそこにいるということが
すでにあり得ないのですよね。

それにしても
なおちゃんファンの娘役まりこちゃんは、
DSでのなおちゃんとのラブシーン稽古で
最初気を失いかけたそうですが
なんだかんだ言って結局あんなに上手に
こなしているんだから
やっぱりあの方はプロなのですね。
これからはマダム・ボランの娼館で
2人で消えるシーンを見ても
ムッとしないことにしよう…。

撮影後、なおちゃんが
「あの体勢意外とキツいんだよね、プルプルしてた」
みたいな事をおっしゃっていたような気がするんですが
体勢からではなく、精神が原因でプルプルしてたんです。
でもそれはなおちゃんには気づかれていなかった
ということなのでしょか。

とにかくその時は
嬉しいとかラッキーなんて感じる
余裕は全くなかったんですが
突然沸いた幸せなんていつもそんなもの。

その晩帰ってから1人
部屋で腰掛け、一息ついてやっと
ああこれはほんとうにラッキーな体験だったな
としみじみと思い返しました。

幸せは自覚できないくらい一瞬でも
それを思い出す毎にその幸せはまた戻ってきます。
勘違いでも思い上がりでもなんでもいい
今日眠りにつくまでは
わたしは、何百分の一の確立で
大好きな憧れの人と
大好きな舞台のポーズを
再現した超ラッキーな人だ
ということを噛み締めようと思いました。

そして、それと同じくらい嬉しかったのが
まわりのなおちゃんファンの人がみんな
良かったねと言ってくれたことでした。
自分のことのように感動してくれたり
「なおちゃんは知らないかもしれないけど
密かにホームページ作って
応援してたのが今返ってきたんだよ」
みたいに言ってくれる人もいて
ほんとうにありがたかったです(>_<)。

自分に当てはめてみた時に、人のことを
こんな風に祝福出来るのだろうか…
できるようになりたいと思います。



退団についてつらつら考える
2003年05月16日(金)

なんか…今日も
「エイジ・オブ・イノセンス」のビデオ観ちゃったよ。

冒頭にゆうかちゃんのコメントがありました。
ファーストランを見た時は途中からだったので
そんなものがあるとは知りませんでした。

ゆうかちゃんが、とても妙ちきりんな
デザインの上着を着ていらっしゃいました。
これはNOW ON STAGEの時の服と
同じなのかな??うーむ―――――…(T.T)。

これを去年観ていた時のことを思い出します。
ニューランドは本当に目が眩むくらい美しい男役でした。
スターの階段を瞬く間に駆け上がる
ゆうかちゃんもまぶしかった〜。
ちょっと淋しいような気持ちにもなりました。
それがまたご贔屓のなおちゃんと
まさかの再共演が叶って夢のように嬉しかったけど
でもまた別の意味で淋しいなぁ…。

ところで、話は変わりますが
ネットサーフィンしていて
行き当たった、とある宙組公演の公演評に
お芝居のなおちゃんの
ソロのことが書いてありました。
トマのあの歌には
「伊織の無念が込められている」ですって。

 トップであるピエールを殴り倒し
 「♪人を使う者、人に使われる者
  どうせ男に生まれたからは
  日の当たる道を歩こうぜ」
 と歌った後「シェフは俺だ」と宣言。
  でもそれは、すべてピエールを思うがための
 お芝居だったと最後に分かる。

という脚本の流れが
伊織直加の退団の
鎮魂になるのだろうか、と。
なるほど―――――。
実はわたしも初日に観たとき
このなりゆき、この歌詞は
退団するなおちゃんのために敢えて
強調して当て書きしたの??
とちょっとドキっとしたんです
(展開自体は原作通り
ということは知ってたけど)。
それに、トマという役は、
一見安易なお友達キャラに見える反面
なおちゃんの素のイメージに
近いものがある気がするんです。
真面目だけど、明るくてお茶目
少しなぞめいたところがあり
そして気持ちが温かい、そんな感じです。
だから、トマがピエールを倒してシェフ宣言をし
その後それが狂言だったと分かるのも
なおちゃん自身と重なるのかもしれません。
CSトークで
「銀橋の歌は、お客様をだます歌なんです」
と言うなおちゃん。
退団に伴うなおちゃんの本心は分からないけど
あの一連のトマのお芝居を観ながら
なおちゃんにだまされ、夢を見る。
そしてトマの狂言だったと分かってから
最後に幸せそうに万歳しているなおちゃんを観て
「なおちゃん、良かったね」とほっこりできる
それが鎮魂ということになるのかな。

それにしても、宝塚を退団したなおちゃんは
どんな風にイメージチェンジするのでしょうか。
次が「キスミ」なだけに、実感が沸かないというか…。
そう、なおちゃんって
いかにも古き良き宝塚スター
というイメージなので
それがなくなったらどうなるのか
本当に想像も付かないんです。
大劇場のさよならの時に
ファンの人たちと集まって
記念撮影があったんですが
その時なおちゃんが、
「花を持って写った方がいいんじゃないかな」
と言って、後ろに掛けてある退団のブーケを指さしたんです。
その花束は、なおちゃんのすぐ脇にかけてあったので
わたしは、次の瞬間なおちゃんが
それを自分でひょぃって取るんじゃないか
と思ったんですが、なおちゃんは一瞬
なにもしないで待っているような間があった後
会場の、一番後ろに控えていた会の方を
「クイクイ」って手招きして花を取ってもらい
自分では取ろうとしませんでした。
自分で取った方が絶対合理的だったんですが
敢えてそうしなかったその一連の行動や仕草が
わたしにはすごく
「あぁこれが"スター"というものなんだ〜」
って思わせるもので…(^^;)。
なおちゃんは、単に疲れているからとか
人を使うのが習慣になっているから
自分で花を取らなかったんじゃなくて
ファンの前では、なんていうんだろう
イメージを壊すような日常的な仕草を
きっと避けているのですね。
そういう風に、見た目のイメージや
美しさにこだわるのって
伝統的な宝塚スターならではだ、と
わたしは思うのですが
退団したらなおちゃんはそういうことを
しなくなっちゃうのでしょうか。
どうなのかな…。



If …もしもう一度
2003年05月14日(水)

忙しすぎて、日記を書く時間が全然なーい!

疲労が溜まって今体力ゲージはゼロ
赤が点滅しております。
もう覚えてられないくらい前から
休みの日は常に宝塚を観に行くか
仕事場に行くかどっちかしてしてないような…
―――――こんな状態でいいのか佳良乃〜(>_<)。

と焦りつつ、さっきまでCSで「エイジ・オブ・イノセンス」
の千秋楽を観てました(そういう時間はある)。

今見直すと、客席で観たときと
また別の視点で観ることが出来ました。
当時は、エレン(ふーちゃん)側の視点でしか
観ることが出来なかったんだけど
今初めて、メイ(まさみちゃん)の
気持ちが分かる気がしました。
ニューランドがメイも愛していたことや
メイの住む世界も大切に思っていたことも理解できる。
今やってるショー「満天星」のまさみちゃん
すごく好きなので、それで余計に
感情移入出来たんだろうか…(単純な(^^;))
とにかく、これは本当にいろんな観方ができる作品ですね。

最後に青年館いっぱいに振られるネオン
大きな拍手と、スタンデイングオベイション
「宙組サイコーー!!」
と叫ぶ主演のゆうかちゃん―――――

これを今観るには、ファンの方は
ちょっと辛いのでは…。
ゆうかちゃんの挨拶の内容も
前途有望なスターの未来を感じさせるものだったし
まさかその1年後同じ東京の空の下で
退団公演しているとは誰が想像できただろうか…。

ちなみに、私のご贔屓さん
なおちゃんも「Switch」をやった千秋楽
スタンディングで、みんなでペンライト振って
「研20までやろう」
発言があり、それが退団発表後CSで放映されました。
状況は似てますが、それでも
青天の霹靂という感じではないから
辛さはまた異なるだろうと思われます。

ゆうかちゃんファンの方が
完全燃焼して悔いなくゆうかちゃんを
送ることが出来るのを
同じ退団者で、しかもいろいろと縁のある
なおちゃんファンの1人として祈らずにはいられません。



<<< INDEX / NEXT >>>



Design by : [ m  U ]