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がまんするんだ、がまんするんだ 佳良乃〜!
2001年10月25日(木)

齋藤作品の魔力に取り憑かれ
「血と砂」を急にどうしてもどうしても
もう一回観たくなってしまいました。

今からだと行けそうなのは青年館。
しかしいい席を入手しようと思うと高くつくし
その翌日の朝には、関西に行く用事があるので
観劇したその日のうちに新幹線で
関東から関西まで横断し
ホテルにも泊まらないといけない。
そうやって計算すると必要経費は
…約50,000円。

そんなお金どこにもないんだから
すっぱり諦めなさい
と、自分に思い知らせるため
今これを書いてます(笑)。

あきらめるんだ 佳良乃ー。

通帳を見てみよう。。。
ランクが良いとATM時間外手数料が
かからないシステムなのに
ふと気づいたら1番下のランクになってて
手数料取られまくりぢゃない。
スクールに行くために
先月定期くずしたぢゃない。
先週だって冬の防寒用靴をカードで買ったから
また引き落とされるんだよ。
ご贔屓さんの公演が始まる来月の
出費を考えてみなさいっ。

がまんするんだ 佳良乃ー!

ここを踏ん張れば来月
宙組公演が待っているんだぞー。
その次には冬のボーナスが待ってるんだから。
「血と砂」のビデオだって買えるし
でもビデオと生じゃ違うのよ〜(T.T)

は、いかん!
仕切直し…

今5万無くなることを考えてみよう。
今日はたまたま給料日だったけど、
最初からそんなに飛ばしては
あっという間に普通口座はマイナスになってしまう。

それにさ、
そんなに強行軍で遠出すると疲れるよ。
距離長いし、1つの旅行で種類の
違うことをやるのはもっと疲れるよ。

とりあえず10時だ。
「スタアの恋」を見て
気を紛らわせることにします。。。

って、延長だ…ヤクルトが優勝するらしい。

…………………
………………………

わすれるんだ わすれるんだ 
…佳良乃



齋藤作品
2001年10月21日(日)

齋藤先生のバウ「血と砂」を観てきました。

昔シャローン・ストーン版の映画を観たことがあるんですが
あれに祐飛くんの演った役って出てきたっけかな?

とにかくこの舞台で1番カッコよく見えたのは
プルミタス役の祐飛くんでした。
「大海賊」もそうですが、荒んだ役が似合うし
ダンスのキメ、煙草を吸う仕草、ラブシーン等
男役らしい動きが決まっててハッタリが効くんです。
特に、うなだれるカルメン(たまこちゃん)の肩を
がっしり掴んで、ファン(ケロちゃん)の前に
意味ありげに現れたシーンの魅力といったらもう…
なんてふてぶてしいの?(笑)。
数年前妹のチーミンを探していたあどけない少年が
今じゃエル・アルコンよエル・アルコン。悪の魅力ですね。
めちゃかっこい〜〜〜ぃ(気をしっかり佳良乃(笑))

…プルミタスとカルメンのシーンをもっと観たかったわ。
それかエル・アルコンのシーンだけもう一回観たい…。

格好良さに感動して涙まで出てしまいました(笑)。

そもそも齋藤先生の書くお話は
いつも台詞や演技に感動するというより
その雰囲気とか迫力に感動してしまうし
いい人の役よりも悪の要素が入っていた方が断然魅力がある!
そういう点で祐飛くんも祐飛くんの役も
齋藤作品の魅力と非常にフィットして
いたんではないかと思うんです。

ファン役のケロちゃんや
ドンニャ・ソルの三恵ちゃんも
実力派なだけあって健闘していたけれど
華やかさや迫力に欠ける気がしてしまいました。
ファンが基本的にいい人に見えるのも
齋藤作品の中では魅力に繋がりにくい要素なのかもしれない。
それと、たぶん2人ともハッタリで魅せるというよりも
じっくりしたお芝居で魅せるタイプの役者さんではと思うのに
怒濤のように過ぎゆく齋藤先生のライブシリーズには
そんな余裕はなかった、というところなんでしょうか。
齋藤先生の演出は大好きだし、役者をかっこよく魅せる
と思っていたけど、それはイコール役者の持ち味を生かす
ということではなかったのかな…。

三恵ちゃんの役は、
文字通り「カルメン」のカルメンみたいな
悪魔的な魅力と色気が要る役で
実力云々の問題より演じる人も
かなり持ち味を選ぶ役だと思うし…。
(退団したあつちゃんとか
数年後のかなみちゃんが似合うかもしれない)
三恵ちゃんはこの作品が
宝塚最後の舞台になってしまうので
観る方も演る方も気合いが入っている
と思われるだけに、柄違いの役なのが口惜しい気分です。
三恵ちゃんとケロちゃん2人で
ドラマシティ辺りで正塚先生か太田先生の
作品をやって欲しかったです…。

といいつつも、齋藤先生の作品には
どうしようもなく胸躍りクセになるワクワク感があります。
齋藤作品には必ず強大な悪や主人公と対立する敵が登場し、
彼らが主人公を憎悪しながら誘惑している、愛している(?)
その構図がポイントなんだと思う…。

分類してみると…

作品名:「TEMPEST」
ヒーロー:ファーディナンド(ワタルくん)
ヒーローを憎む敵:プロスペロー(ねったん)
ヒーローを誘惑する悪:エアリエル(ヒナちゃん)

作品:「花吹雪・恋吹雪」
ヒーロー:石川五右衛門(トウコちゃん)
ヒーローを憎む敵:雲隠才蔵(ねったん)
ヒーローが憎む悪:羽柴秀吉(ダイちゃん)

作品:「BLUE MOON BLUE」
ヒーロー:レイナ(マミちゃん)
ヒーローを誘惑する悪:ナーガ(リカちゃん)・赤い花(檀ちゃん)

作品:「血と砂」
ヒーロー1:ファン(ケロちゃん)
ヒーロー1を憎む敵:プルミタス(祐飛くん)
ヒーロー1を誘惑する悪:ドンニャ・ソル(三恵ちゃん)

ヒーロー2:ブルミタス(祐飛くん)
ヒーロー2を憎む敵:グァルディオラ刑事(絵理ちゃん)
ヒーロー2が憎む悪:モライマ侯爵(大樹さん)

……かな?

「血と砂」のストーリーが他の作品に比べて
焦点が掴みにくく迫力にも欠けるように思われるのは
ヒーローが2人いるので悪が分散してしまったことと
そのためにストーリーを追う時間が
なくなってしまったからなのかも…。

それにしても、こういう構図の中核に
いわゆる清純派のヒロインが出る幕って
あんまりないですね。
「花吹雪」のモニカや
「BLUE MOON BLUE」の赤い花
「血と砂」のドンニャ・ソルのように
妖しい神秘的な要素が入る必要があるのかな。


「愛と憎しみ、嫉妬、裏切りが絡み合う人間模様
さぁ、風を吹け、空よ泣け、雲よ哀れみの涙を流せ!
とくとご覧あれ──────」

齋藤先生のデビュー作の最初の台詞に
まさしくその特色が凝縮されているような
愛と憎しみに彩られたドラマティックな展開こそ
齋藤作品の真骨頂だと思います。
&悪の魅力ですね。

わたしが齋藤作品で
たまらなく魅力を感じた人物といえば

「TEMPEST」でヒナちゃんが演じたエアリエル
タラちゃんが演じたアントニー
「花吹雪恋吹雪」でトウコちゃんの演じた五右衛門
ねったんが演じた才蔵
そんちゃんが演じたモニカ
「BLUE MOON BLUE」で檀ちゃんが演じた赤い花
「血と砂」で祐飛くんが演じたプルミタス
絵理ちゃんが演じたグァルディオラ刑事
etc.…みんな悪の要素・妖しい要素がある人物。
齋藤作品では悪人をいかに魅惑的に演じ
ヒーローとの妖しい関係を
そこはかとなく印象づけるかによって
その魅力が爆発するのではないかと…思います(笑)。

ああ、次は誰が愛と憎しみの物語の主人公になるの?
大劇場へのお芝居デビューはいつ?
そしていつか、なおちゃんが齋藤作品で
これ以上はない!というくらい
邪悪な役をやってくれますよーに(__)。



映画化
2001年10月15日(月)

今更ですが、今日はじめて「ハリー・ポッター」を読んでみました。
恥ずかしい話、わたしは最初「ハリー・ポッターという本が売れている」
という話を耳にしてしばらくの間、
それはミステリーとか推理小説か
なにかのジャンルだと思っていました(^^;)。

ブームと言われるとあんまり見たくなくなってしまうんですが
イギリスが舞台のファンタジーなら面白そうだし
実際今読んでみてもなかなか面白いです。
自分が11歳の頃を思い出しました。小学校5年生か。
あの頃が1番心が自由な時かもしれない。
あの頃に戻りたい……
だめだ、また後ろ向きになってしまう(^^;)。

再来月には映画も公開されるそうだし、
それまでには読み終わっていようと思います。
それにしても映画化は成功するんでしょうか。
以前「はてしない物語」が映画化された時
原作とあまりにかけ離れている、と
怒った原作者が、原作の表示をはずすように
と請求して裁判を起こし、何年も争った挙げ句
確か勝訴できなかったと思います(うろ覚え)。
あの映画は、話題になったし
映画そのものはそんなに悪くはないと思うけれど
原作を読んでから見ると
原作者でなくとも確かに腹が立ってきます。
そのあと同じ作者のファンタジーで
「モモ」という本が映画化され
今度は原作者のお墨付きをもらった内容で
ストーリーもキャスティングも
原作のイメージを損なわなかったんですが
映画としては「ネバーエンディング・ストーリー」ほどは
話題にならなかったし、
どことなく無難で地味な映画に思えたし
…それはそれで複雑ですね。

どこまで原作に忠実にするか
映画ならではの新アイデアをどこまでやるか
という、そのバランスが難しいんでしょうね。

それにまた、見る側が
原作を先に読むか映画を先に見るかで
きっと評価は変わってくるんだと思います。
原作を先に読んでいると
だいたい映画には批判的になることが多く
映画を先に見ていると
小説に批判的になることは殆どなく
逆に映画のイメージで読んでしまうので
いきなり読むより読みやすい、という気がします。

そうそう「陰陽師」も映画化されたので
こないだ見てきたんでした。
ドラマ(NHK)→小説→漫画→舞台(OSK)→映画
という順番で見たのですが
どれもまぁそれぞれ面白かったです。
1番好きなのはやはり小説だけど漫画も深い。
深すぎて理解できないところがあるけど(^^;)。

それにしても、ドラマも映画も
実写になると平安時代の趣が全然なくて
普通の現代ドラマみたいな雰囲気になるのは嫌です。
大河ドラマや時代劇で慣れている時代だと
もっとましだと思うんだけど。

「陰陽師」でわたしが1番好きな話は
博雅の恋した姫が、別の男への想いに苦しみ
嫉妬の余り鬼になってしまう
という鉄輪のエピソードなんですが
ドラマでも映画でも、このエピソードには
感動してつい泣けてしまいました。
小説では、いつもの短編でなく
一冊の本として出ているので、
きっと作者も思い入れがあるお話なんだと思います。
映画で博雅を演じた俳優さんも鼻水まみれになって
演じてくださったみたいで、嬉しかったです。

清明のキャラクターはドラマは
無口でインテリでかなりクールだったのですが
映画はそれよりは明るく、またその独特な明るさが
いい意味で奇異な感じがしました。
どちらも好きだけど、野村萬斎さんには
なんとも言えない色気があって
白の狩衣も呪をかける動作もなにもかもがハマってる。
ドラマティックなだけじゃない
漫画にあるような観念的なストーリー展開も
この人で見てみたいと思いました。



久しぶりに日記を
2001年10月13日(土)

久しぶりです。
その間にアメリカではテロがあり
とうとう戦争も始まって
世の中はどうなってゆくんでしょうか。

──────というような話題を
どっかで書きたかったんだけど
どうも日記に書くとなると構えてしまって
なんと書いたらいいのか分からないです。

もしかしたら人間同士が
完全に理解し合うということは
きっと不可能なことなのかも。
ただ、理解しようという心は
誰もが持つことができて
お互いが歩み寄ることが出来れば
「完全な理解」に届かない隙間も
埋めることができるんじゃないでしょうか。


この事件の影響でか、最近まわりで
「これから先もう何が起こるか分からないから
今好きなことをやっておこうと思う」
と言う人が増えたような気がします。
身近なところではうちの母が温泉に行きました。
わたしは留守番。晩飯は外食、洗濯は畳むだけだったけど
それでも仕事しながら家をキープするのは忙しかったです。
特に朝は、イヌ・ネコ・チチの3人に餌(あ、父は朝食(^^;))
をやらなければならない。

イヌは横着で、目を離すと
すぐにネコの餌を横取りしてしまうし
ネコは年寄りで、ボケてしまっているため
トイレの始末が悪く、餌の内容にもウルサイ。
そんな中、父は早く起きてきて、
ネコとイヌに振り回されるわたしを後目に
黙って新聞を読んでいるけど
なんとなく食事を待っている風なので焦る。
自分も髪と化粧を早くなんとかしたい。
「…あー、お姑さんと小さい子供のいる
共働きの奥さんってこんな感じなのかも」
とちょっと思いました。
もちろんこの何倍も大変だと思うけど。

その他に最近あった話題はといえば
宝塚観劇ついでに妹のアパートに泊まりに行ったことか。
妹とはあまりに趣味が違うので
一緒に買い物をしたりすることはあまりないけれど
一緒に東京を歩いていて発見したのは
彼女は、バーバリブルーレーベルが好きだということ。
妹といえばいつもわたしから見れば理解不可能な
個性的なものをお気に入りなので、これは発見でした。
一度無理矢理連れて行った
宙組の「エリザ」の感想を聞いたとき
「オープニングの"ゾンビの"衣裳がいいね」
と真面目に答えていたっけ…。
ちなみに「エリザ」の感想はそれだけだった(泣)。
(「囚人服もいいね」とも言っていた)

その後セフォラというコスメショップで
母の誕生日用に2人でトワレを買ったんだけど
妹は金失だったためカードで払い
現金でその半額をわたしが出すことにした。
そしたら妹は嬉しそうに
「お姉ちゃん、私お金出来たから
晩ご飯のお金は自分の出せるよ」
と言った。実際には減ってるんだよ妹よ。
カード持ってて大丈夫なのかぁ?

そういえばお茶会のあった晩、妹が
「前に自分の造った作品があるんだけど見てほしい」
と言うので、見せてもらったら
それは、なかなか衝撃的なもので
それまでお茶会の余韻でうっとり状態
だったわたしの頭が
スコーンと切り替わってしまうほど
なんと感想を言ってよいのか
分からない重いテーマでした(^^;)。
自虐とか自殺とか自己嫌悪とか
そういう心の闇をさらけ出すのは
勇気の要ることだと思う。
心に思っていてもわたしには絶対に出来ないです。
べーに才能があるかどうかは分からないけど
芸術っていうのは自分の総てを
さらけ出すことから始まるんだなと思いました。
それに、結構最近わたしも
色々後ろ向きなことを考えて落ち込んだりして
今の状況を打開しなきゃと思っていたので
妹となにか通じるものがある気がして
なんか安心しました。


最近、ご贔屓さんが東京で
公演することが続いたこともあり
東京に行っても、それまでは
山手線しか使わなかったのですが
これを機会に地下鉄も覚えるようになって
東京に親しみが沸いてきました。
なおちゃんにはぜひ宙組東京公演にも出ていただきたいです…。



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