ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2002年08月30日(金)  ふと気付く瞬間

友達とカラオケに行って、ストレス解消。

何かの曲でヒットした年が「2000年」と書いてあるのを見て、はっとした。
嘘。この曲って、2000年?
つまりもう1年以上も経ってるの!?
(かなり新しい曲のつもりで歌ってたから尚ショック)

ああ。気付けば8月ももう終わり。
秋ですね。
秋が過ぎれば冬ですね。
その頃にはまた年が変わりますね。

20代も残り僅かとなると(まだ何年かあるけど!!)、なんだか切なくなるね。
いつものことながら、夏の前まではなぜだか「何かが起こりそうな予感」というか淡い期待みたいなものがあって(根拠はない)、毎日ただ楽しく過ごせるんだけど、夏が過ぎると「また今年も無意味に過ぎていってしまう……」みたいな淋しい気持ちになって放心状態となる。
2002年ももう終盤ですよ。(そういう気分)

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お隣の部屋から時折漏れてくる歌を聞いて、友人が言う。
「隣は、どうやら失恋したらしいね」
「えー? そう?」
「さっきちょっと泣き入ってたよ」
「そうか。けどさ、うちらもそう思われてるかもよ」
「かもねー」

【本日の曲目(一部抜粋)】
「激情」「溺愛ロジック」「二人静」「手紙」「みずいろの雨」「別れの予感」「天城越え」「十戒」「忘れらんない」

……やばい。

2002年08月27日(火)  タマちゃん

さて、巷で話題沸騰のアザラシのタマちゃん。
彼は一体何の因果で東京湾なんぞにやってきたんだ。
多摩川だけでも充分汚いっつうのに、なぜまた鶴見川。
いくらかわいいって言ってもね、頭悪いんじゃないかと思っちゃうよ。もう。
もちろん、川を汚してるのは人間なんだけどさ。

本当に汚いんだよ、鶴見川。
何年かあの辺で働いていたことがあるんだけども、鶴見川近辺は工場地帯で、しかもただのちっちゃい町工場だけでなく、煙が耐えることがない煙突がたくさんあるし、夕方になるといつも油っぽい変なニオイがするところだった。
想像しただけでも、川の汚染はひどいはず。

イイコだから早く北の海へお帰り。
人間はあの川を汚すことはできてもきれいにすることはできないんだから。

2002年08月26日(月)  事件発生

月曜日から残業するというのは好きではないけれど、取り急ぎ片付けておきたいことがあって、11時過ぎまで会社にいた。
最近の私はどんなに遅くても10時には仕事を切り上げるようにしていたので、久々に飛ばしてしまったなあ、とくたびれて帰ってきた。

アパートの路地の入口にパトカーが停まっている。
一瞬ドキッとした。
火事? コンセントから出火とか?
いや、でも消防車じゃないし、とりあえず外観はなんともない。
じゃあ、泥棒?
なんか盗まれちゃいけないものあったっけ?

蕎麦屋のおばさんが上の窓から顔を出し、警官と何かしゃべっている。
「テレビをつけてたから聞こえなかった」とか何とか。
なんなの、一体。
数人の警察官が狭い路地にうろうろ。
ちょっと心配になりながら警官のリーダーっぽいおじさんに聞いてみる。
「通っていいですか?」
「ああ、どうぞどうぞ。おい、ちょっと通してやって」
彼にエスコートされて、恐る恐るアパートの入口へ。
その時、私は見てしまった。

血、血だっ。
しかも結構大量に。
水溜りみたくアパートの入口に広がっている。
なんかどろっとしたものがあったりして暗い中で黒光りしている。

かなり動揺したにも関わらず、血溜まりを軽くまたいで階段を上って自分の部屋に帰った。
「きゃあっ」とか可愛く言えないのが男を遠ざけるのか。練習しなきゃ。

あの様子と聞きかじった単語から察するに、どうやらあそこで喧嘩があったらしい。
物騒な話だ。

もしも、残業をしないで帰宅していたら。
残業をしてもいつもの時間で切り上げていたら。
自分も巻きこまれた可能性はある。
しかも、テレビの音で誰にも気付かれなかったかもしれない。
そういう時に人間って声が出ないものだというし、まして私がなんか叫んだりできるとも思えない。
そう思うと、自分の幸運に感謝する。
つくづく悪運が強い、というか。
今日に限って遅くまで残業したのはただの偶然じゃないのかも。

でも、私、こう見えて血に弱いのですわ。
家に入ってから全身チキンで貧血っぽく力が抜けてしまいました。
夜中にも関わらずメールで励ましてくれた某氏、ありがとうござんす。

2002年08月25日(日)  今はまっているもの

同年代で大河ドラマを見てる人はあんまりいないかも。
「利家とまつ」。

最初は俳優陣の顔ぶれを見てトレンディードラマをやるつもりかと思ったけれど、これがなかなか。

前田利家とまつという素材と、舞台となる時代と、脚本がいいんだろう。
時々「この時代に女が表だって政(まつりごと)に積極的に口を出したりしたらおかしくないか?」と思うこともあるけど、それを差っ引いてもかなりおもしろい。

今、信長の死後に秀吉が天下をとるところなんだけど、この秀吉があまりにもイヤらしくてムカツク。
それに対し、はじめは情けない男だった利家が男ぶりを上げてカッコイイ。
男のプライドで秀吉に頭を下げることを拒む佐々成政に、冷や冷やさせられる。

思いっきり制作者の意図にはまっているのだった。

2002年08月24日(土)  英語の試験

TOEICを受けた。

派遣会社で安くやるというので、とりあえず申し込んだものの。

……多くは語らず。

リスニングの最初のあたりは「これならいけるか」と思えたけれど、途中からついて行くのがやっとになって……。
リーディングにいたっては、問題を見てるうちに眠くなってしまった。

とにかくこれでわかったのは、私のボキャブラリーの少なさ。
問題は決して難しくない。
難しくないのにわからないのは、単語を知らないからだ。

ああー、もっとなんとかしなくっちゃ。

2002年08月22日(木)  夜遊びをしよう

学生時代の後輩がジャズを歌うというので、見に行く。

はじまりが20時半と遅かったので、残業をしてから会社を出る。
付き合ってくれる友人の携帯にメールすると、ちょうど私が向かう先の駅にいたのでそこで合流し、バスで西麻布へ。

西麻布。
前の職場でお使いに行かされたことがあるけれど、それくらいしか縁がないトコロ。
ところどころに「知る人ぞ知る」みたいなお店がある場所。
後輩がライブをしたお店もこぢんまりして雰囲気がよかった。
好きな歌を歌う後輩を見てると、私もやりたいことをやりたいようにやるべきだな、とふと思ったりもする。

夜遊びは楽し。
もっといろんなとこで遊ぼう。おー!

2002年08月19日(月)  社会復帰

ともかく、八丈島から帰ってくるのは命がけだった、と言っても大袈裟ではない。
まあそのあたりは改めて書くとして。

今日は久しぶりの会社です。
信じられません。
私、本当に東京にいて、普通に仕事をしているのね!!
と感動しながら、山積の仕事を片付ける1日。
やらなきゃいけないことがたくさんあるのを考えるだけでも、しみじみ「今日仕事できてよかったなあ」と思うのだった。

2002年08月12日(月)  島流し

急に八丈島に行くことが決まった。
二年前に台風でお流れになった企画が、今突如蘇った、という感じ。
友人のつてで宿代は格安。
往復の船と食費くらいで行けるので安く上がる。

「考えてみたらさー、この時期にこんな何にもないことなんて滅多にないよね」
「うんうん。来年は彼氏がいるかもしれないし」
「そりゃどうかわからないけども」(^^;)
「今のところ台風も来てないし、行くしかないでしょー」

ということで、水曜日の夜東京を出航する船に乗ることになった。

2002年08月11日(日)  携帯ライフ

携帯電話が不調。
充電池が寿命ということで電池を買った。
本体を変えるのは今回は見送ったのだけど。

なんと。
変えてからも不調。
気付いたら充電切れ。
がーん……。

あまりにも音信不通なので、友人には「誘拐されたかと思った」なんて言われた。
ごめんなしゃい。

意外と携帯使ってるなあ、私も……。

2002年08月10日(土)  セカンドポジション

自分が一番力を発揮できる位置、というのが人にはそれぞれあると思う。

例えば社長なら、一番上。
逆に言えば、一番上に立って力を発揮できる人が社長には向いているし、そうじゃなきゃ下の人たちがつらい。

私の場合、二番目の位置。
誰かの下についていると力を発揮できる。
それがうまくいっているからって上に押し上げられても、人の上に立つ力はないので、うまくやれない。

2002年08月09日(金)  いつのまにか週末。

忙しすぎてあっという間の週末。
仕事がたまってる時って、ホント時間が過ぎるのが早い。
今日も片付かなかった……、って帰りに毎日思う。

膨大な量のデータとかたくさんの種類の資料を目前にすると、途方に暮れてしまう。
もっとぱきぱき仕事をこなさないといけないんだけど。とほ。

2002年08月06日(火)  Never forget

朝、毎度のことながら、バタバタと準備をしていたら、テレビで広島の平和式典がはじまった。

こんな風に朝学校や会社に行く用意をしている時に、前触れも無く爆弾が落ちてきたら。
快晴だったという空は、その一瞬の後、どんな色に変わったのだろう。

影が焼きつくほどの強い光と熱。
強烈な爆風。

そんなことを想像したら、汗ばむような暑さも忘れて体が震えた。

どうか二度とこんなことが起こりませんように。
このことを皆が忘れませんように。

2002年08月03日(土)  真夏のゴルフ 2

朝、6時起きで露天風呂に入る。
夜は何もないと思っていたけれど、実は湖が見えてよい眺めだということがわかった。
頑張って早起きした甲斐があった。

朝食後にそれぞれ車でゴルフ場に向かう。
ホテルも結構標高高い位置にあったが、更に山を登る。

今回は父にもらったパターとドライバー(でも練習したことない)を持参し前回のように「1本いくら」でクラブを借りる場合に備えていたのだが、ハーフセットでの貸出だったのでマイ・クラブは使わなかった。
Yさんに「毎度借りるくらいなら買った方が安いんだよ」と指摘され、はっとする。
確かに、そうです。
……でもこうやってはまっていくんだな。

さて、いよいよコースに出ます。
YさんとMさん(私と同い年の男性)の3人でまわる。

前回は割と平坦な道が多かったが、さすが箱根の山に作ったコースなだけに起伏が激しい。
っていうかほとんど山を登ったり下りたりの繰り返し。
4人乗りのちっちゃいカートが急斜面を下るのなんか、「おいおい、大丈夫か?」と思わず突っ込みたくなる。(しかもトロいんだ、これが)
前回同様7番アイアンしか使わない私は、細々刻んでいくので、そりゃあもう歩くこと歩くこと。
スキーのモーグルのようなコースばっかりなので、ボールを探すのも一苦労。
あるホールでどうしても見つけることができなくて、ボールを1個無くしてしまいました。

今日は人の球に2度命を狙われた(笑)。
1度は、後ろの組の人が打った球が私の後ろにぼとっと落ちてきた時。
ちょっとびっくりしましたねぇ。
「あんなに飛ぶと思わなかった」って打った当人もびっくりで謝られた。
2度目は、私の少し前で打ったYさんの球がグリーン方向の目印の細い鉄のポールに当たって「カキーン」と跳ね返って私の正面に跳んできた。
この時は短い間にたくさん考えた。
「これは打ち返すべきか、避けるべきか」。
Yさんのためを思えば部下としては(?)打ち返すのがいいに決まってるけど、手に持っているのはバットじゃないし、うまく打ち返せる保証はない。
で、結局ひらりと身をかわしたら、Yさんの球は無情にも後ろの下り坂を転がり落ちて行った。(笑)

暑いからつらいだろうなあと予想していた割に、適度に雲が出て、少し風も吹くことがあったので、思ったより快適だった。
スコアも伸びたし。(伸びたがために賭けの方で法外な請求をされるところだったが大目にみてくれた。ありがとうございます)
人にも言われたけど、自分でも打つ方向とか飛距離が安定してきたような気がした。
おし。これで次回は7番を卒業して、ドライバーとか使えるようになろう。

順位はびりっけつだったけど、女性で3位ということで、商品を3番目に選ぶ権利を与えてもらった。
遠慮してボールをもらおうとしたら、「せっかくだから練習しなさい」とみんなに言われ、パターの練習マットをいただく。
がんばりまっす。
ホント、パターがうまくなればスコアも大分違うんだよなぁー。
(私の性質はパターみたいなものに向いていない。「強気だねえ」って何度YさんとMさんに言われたことか。このがさつさを何とかせねば)


帰りはスイスイとまでは行かなくても、行きよりずっと早いペースで帰ることができた。

2002年08月02日(金)  真夏のゴルフ 1

2度目のゴルフは、1泊2日プラン。

今日は午後から休みをもらう。
明日合流する日帰り組の上司と帰りがけに交わした会話。
「誰と一緒に行くの?」
「Iさん(30代後半・既婚男性)の車で、Mさん(新入社員・女性)と私で」
「……うるさそうだなー、その車」
「な、なんでですか?? そんなことないですよー」
「ははは。じゃ、ま、明日」

びっくりするほど激しい夕立の中、出発。
首都高が激混みだったために予定より1時間遅くなったけれど、7時に真鶴近辺の海の見えるお店で他の車の人たちと合流。
刺身など、おいしいものを食べて、今夜の宿泊地である箱根プリンスホテルへ。

真っ暗な山道を行く。
話はついついお化け屋敷や怖い話について。
「私、お化け屋敷ダメなんですよー」
「私もー」
ちょうどその時、芦ノ湖の赤い鳥居が見えてきた。
湖の上には所々灯篭がぼうっと光っている。
幻想的というよりは、どことなく不気味。
「そういえば箱根って、いるって有名ですよね」
「え? 何が??」
「見える人にはかなり見えるらしいよ」
「ぎゃーっ。そういう話やめてくださーい!!」
……や、やっぱりうるさかったかも??

フロントでチェックインを済ませると、ベルボーイ(っていうんだっけ?)がカートに案内してくれる。
荷物を持ってくれるなんて、感動。(いつもどういうとこ泊まってんだ、って思われそう……)
ベルボーイが運転するカートでコテージまで。
といってもほんの30秒ほど。
その乗り物がなんだか「ディズニーランドのジャングルクルーズ陸地版」って雰囲気で、私とM嬢ははしゃぎ気味。

女性は、私とMちゃんとFさん。
男性陣もそれぞれ3人1組でコテージ1つ。
コテージと言うとなんか小さな家みたいなのを想像してたけど、もっと小さくて、1ルームにキッチンとトイレとバスルームがついている、という感じ。
どっちかというとバンガローに近い。

露天風呂が11時までということなので、あわててお風呂に向かう(この時点で10時半近かった)
久々に手足を伸ばしてお湯につかってイイ気分だった。
でも暗くて何も見えなかった。

風呂上りに一つのバンガローに全員集合で、宴会のはじまり。
話題は主に明日のゴルフの賭けについて。
前回は賭けに参加しなかった私たち女性陣も明日は参加することに。
ひえー。貧乏なのに大丈夫かヨ。

2002年08月01日(木)  波間に浮かんで

テレビではモーニング娘。のクラス替えみたいな話をやっていたけど、派遣先の会社の組織も8月1日付けでまたまた大きく変わった。

私自身は、とりあえず仕事の内容が特に変わることもなく契約も継続なので、大きな影響を受けることはなかった。
だけど、今までやってきたことの成果を見ることも評価されることもなく、格付けや所属が簡単に変えられてしまう人たちを見ているとなんだかサラリーマンの悲哀みたいなものを感じずにはいられない。

どこかの組織に属して生きるということは、こういうものなのだと、改めて思った。
別に会社でなくても、この世に生きる限り、自分よりも大きな何かに左右されるのが人生ってものか。
大きな何か、というのは、国とか、自然とか、地球とか、宇宙とか、あらゆるもの。

波間に浮かんでゆらゆらと。
安住の地に辿り着くことはあるのでしょうか。


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