ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2001年09月30日(日)  未来のこと。

最近、同じ年頃の友人と会うと、どうしても今後の話になってしまう。
今後、というと、これからの仕事の話とか、結婚のこと、子どものこと...etc.
そんなお年頃。
昨夜もそんなことで夜更かし。

結局私が思うのは、夢に賭けるなら今だということ。
才能云々よりも、やるかやらないかだということ。
タカハシナオコのような才能を秘めていたとしても、完走しなかったら意味がない。
実行力。これが大事。


赤ちゃんに会ってきた。
予定日を二週間越えて出てきただけあって、昨日生まれたばかりなのにもう育っちゃってる感じだった。
女の子なのに男らしいとかたくましいと言われ続けてた、という話をしていると、むずかる。聞こえてるんだろうねぇ。
抱いてもいいよ、と言ってくれたけど、頭も首もやわな赤ん坊を抱くのはちょっと怖いので遠慮しておいた。
もう友人夫婦はお父さんとお母さんだった。
こういう時って男の人のほうがめろめろなのね。
意外や意外でびっくりしちゃった。
だけど、赤ちゃんのほっぺにキスマークつけるのはやめましょう(笑)

でも今回赤ちゃんを産んだ友人は生理痛が昔からひどくて救急車で運ばれたこともあるんだけど、それより遥かに痛かったと言っていた。
私、痛いのだめなんですー(笑)

2001年09月29日(土)  生まれた!!

友人から今電話があった。
赤ちゃんが無事生まれたって。
9月29日14:30、女の子誕生。
おめでとう、おめでとう。

昨日の夜から病院に入ったのかと思ったら、今日の朝8時ごろからで、かなりの安産だったって。
よかったー。
予定日を1週間も過ぎてたから相当大きくなってたんだと思ったんだけど。

電話をくれたのはダンナの方で、これから祝い酒だから夜には意識不明の予定らしい(笑)
さー、いつ顔を拝みに行こうか。

2001年09月27日(木)  ジョンさん

会社の席替えがあってから、今までとれなかった電話もとれるようになり、外人さんからの電話をとる確率も上がった。きゃーっ。

「ハロー。Aサン、プリーズ」
「メイ・アイ・ハブ・ユア・ネイム?」
「ジョナサン」
「ジョナサン?」
「イエス」
「ホールドオン、プリーズ」
「サンクス」
「Aさーん。ジョナサンさんからお電話です」
「ジョナサン?」
「え?? 違います?」
正解はジョン・ア××ス。
つなげて言われたのでジョナサンと聞こえたらしい。

「ジョン・グレー(と聞こえる)」
「ジョン・グレー?」(ニュアンスで発音する)
「ザッツライト」
「Bさん、Cさん(留守)にジョン・グレーさんからお電話です」
「はい」
しばらくして。
「森崎さん、さっきジョン・グレーさんって言いましたよね?」
「は、はい。そう聞こえたし、確認もしたんですが」
「私もよく聞き取れなかったんですよー。でもコールバックするんで番号は聞いたからいいかと思ったけど」
またしばらくして。
「さっきのジョンさん、不安だったらしくてFAXよこしてきました(笑)」
あは。英語初心者の私たち。ご迷惑をおかけしました。
ちなみにグレーという名前ではなかったです。(爆)

それにしても、なんでかけてくる人みんなジョンなの!?

2001年09月26日(水)  伝説の女

上司の送別会。
といっても彼女まだ残務処理が山積なので出社するんだけど。
それなりの会社のそれなりの立場の方なので、会場も会費も結婚式2次会並。(がーん)
食ってやる食ってやるー。
デザートおいしかったー♪(←それで満足)

古い付き合いの方々から彼女の伝説の数々を聞いた。
いやあ。私の見聞きしたことなんぞ、序の口。
出てくる出てくる。

イベントの日に電車に大切なドレスと靴を置き忘れ、部下に取りに行かせた話。
絶対に必要だと言われて、夜中に八王子の山奥から都心のオフィスまでパネルを取りに行ったのに、飾ってみたら「よくないわね。はずして」と言った話。

どれも他のヒトの一般常識ではありえないけど、彼女ならありえるというか彼女の性格上よくわかるなあと頷ける話だった。

できないことをごり押しでやらせてしまうという、その信念というか執念。
それがあってこそここまでずっと会社をひっぱっていけたんだろうと思うし、それは尊敬せざるをえない。
私は絶対無理だ。人としてできないー(笑)

もちろん彼女は悪い人じゃないしかわいいとこもあるし嫌いじゃないんだけどネ。
あと数日、私は彼女のワガママを聞き入れていかねばならぬ。とほ。

2001年09月25日(火)  連休明け

月曜日がお休みだと、その週働く日が少なく感じられてとてもうれしい。
カーペンターズじゃないけど、月曜日というのは怠け者の私にはとても憂鬱なものだ。

ゆっくり休んだし、頑張ってこう、と勇んで早めに家を出たものの。
社内の模様替えがあったのだった。
新しい席に山盛りのダンボール。
金曜にあんなに必死こいて詰めたものをまたあけなければならないとは、なんてこった。

朝からそんなことでへとへと。
引越しって疲れるもんだなあ。

2001年09月23日(日)  ぼんやり

こんなにも何もする気の起きないことはかつてないかもしれない、ってくらいだらけモード。
本読む気もしない。小説書く気力もない。
テレビもくだらなくて見るものがない。
じゃあ眠っちまえ、と言っても昨夜早く寝たので、寝るのにも飽きた。

無理やりレンタルビデオ。
「ミュージック・オブ・ハート」と「ボーン・コレクター」を見る。
どっちもまあまあよかったけど、私の心構えが悪すぎて作った人に申し訳ない。

何かをしたいんだけど、それが何かわからない。
もどかしい一日。

明日は人に会ったりするから、こんな気分も改善できるだろう。
とにかく早く頭を切り替えて、動き出さなきゃ。

2001年09月22日(土)  連休だ♪

連休だ♪ 連休だ♪
と喜んでみたところで、風邪ひきはつらい。
出かけるところは病院くらい。
なぜだー。げほげほ。

私は休むために働いている。
不謹慎と言われようが、不真面目と思われようが構わない。

次の連休は、いつかなー。
10月。体育の日。

次のお休みに向けてまた働くのだ。

2001年09月21日(金)  風邪考

風邪というのは、何かにとりつかれるようなものだ。

喉の痛み。咳やくしゃみや鼻水が出る。
自分の体に、本来あるべきものではないものが入りこんだことへの抵抗。

熱が出る。
体の中で、追い出そうという勢力と、入りこんだものが戦っている真っ最中。
気温と体温の境目がわからなくなって、自分の体が自分のものではないような、感覚。
意識もなんとなく混濁しがち。

私は普段眠りが浅くていっぱい夢を見るけど、熱が出ている時は深い眠りに落ちて、気付いたら時が進んでいる。夢はほとんど見ない。
眠っている間、いっぱい汗をかいて、じたばたする。
体に乗り移ったナニモノかが悪さをして、私を苦しめようとするのだ。
こういう時に考えることも尋常ではなく、いつもよりずっと悲観的で、自分の思考とは思えないことを考えつく。

戦うエネルギーを投入する。
薬はあくまで武器であり、エネルギーではない。
武器があっても戦力を維持できなければ、意味がない。
食欲がない時は力も弱ってしまうから、やられっぱなしになる。
これはつらい。

汗と苦しみと一緒に、ヤツは体からようやく抜け出てくれる。
朝、熱がひいて目が覚めた時の爽快感。
自分の体が身軽になって、風邪をひく前よりも元気な気がする。

だからきっと昔の人は、病気になると悪魔払いとかしたんだろう。

2001年09月20日(木)  情けは人のためならず

人の優しさを本当にしみじみとありがたく感じた一日だった。

忙しい中一日休んじゃって実はすごい迷惑かけちゃったなあと反省して、朝早く出勤した。
今日は元気に体が動くし、頭もスッキリしている。
一昨日みたいに自分がすることがワケわからん、ってことはない。
昨日は随分残業したという上司にご迷惑をかけたことをお詫びすると、それよりも体が大事だからと心配してくれた。
やや。申し訳ない。ぺこ <(_ _)>

別室で話をする。
同じ部署のAさんが、私がかなり仕事を抱えていっぱいいっぱいみたいだと、昨日上司に言ってくれたらしい。
見抜かれてたのかー。(ばればれだろ)
上司は、いろいろ仕事は言いつけるけど一生懸命やって間に合わなかったものは仕方ないんだからそれでいいのだ、と言う。
それは昨日一日寝て自分でも思ったけど、改めてそう言ってもらえると気がラク。
それにしてもAさん、ありがとう。

引越しの準備は明日の5時まで。
定時後、ようやく荷造りにかかる。
もう周りは6割くらい終わっている様子。しくしく。
大きいものから片付けていたら、いつもお世話になりっぱなしの総務のBさんが、「私でもできることない?」って声をかけてくれた。
昼間も言われたんだけど、その時はまさか本気と思わなかった。
もう7時近かったので申し訳ないなあと思ったけど、本当にやってくれるというので、お願いした。
しかもその後Cさん(男性)もBさんの作った荷物を運ぶ係をしてくれた。

うう。ありがとうございますー。お礼はこの体で(爆)

私の部署はいつも他の部署に無理ばっかり言って迷惑かけどおしなのに、本当にありがたかった。
以前も、私がすごく大量の郵便物の送付の仕事を抱えている時、周りの人が集まって分担して助けてくれた。
私も人が困ってる時は、絶対に無視したりしないで、できることはなんでもしようと思った。
こんな未熟者ですが、あと1ヶ月よろしうお願いします。

2001年09月19日(水)  安息日

今、タイトルを入れてから辞書で調べたら、キリスト教ではもともと日曜日は安息日の意味があるらしい。
その日曜に仕事をすること2回。
ついにノックダウン。

日本で週休2日がスタンダードになったのはここ何年かのことで、私が子どもの頃は週休1日が主流だった。
でもたまたま私は高校から週休2日のペースを続けてきたので、もはや週に2回休まなくてはダメな体になってしまったらしい。

実は月曜から風邪の兆候があり、昨日精神面でもかなり限界きているのを感じて、仕事を整理して帰ってきた。
ほとんど計画的サボり(笑)

今回は体の不調よりも精神面でのダメージが大きい。
忙しい。休めない。
それでテンぱってるところに同じくテンパリ上司の無神経な発言が続くと、いつもは聞き流せるのにいちいちカチンときて滅入ってしまった。

集中力の欠如、記憶力の低下。
いつもなら同時にこなせることも一つずつしか片付けられない。
自分がしたことが記憶にない。
そしてまた次々に命令が下るのかーと思うと憂鬱。

こういう時は、仕事しても意味ない。
全然捗らないし、やったところでミスが出るのはわかりきっている。

今日一日休んだら、完全復活。
風邪薬ももらったし。熱も下がった。
明日からまた稼いでくるか。
何なりと申し付けてくだされ。もう負けませぬ。

2001年09月18日(火)  バベルの塔

テレビで、ニューヨークの破壊されたビルをバベルの塔に喩えるような話をした人がいた。
イスラム教にそういう考え方があってそれを狙ってかどうかは知らないけど、確かに象徴的な何かがある。

ベートーベンの「交響曲第9番」を聴く。
ドイツ統一の年の、東西ドイツ、アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、戦争中敵味方に分かれた人たちの演奏のライブ・レコーディング。
4楽章の有名な歓喜の歌は、「よろこび」の言葉が「自由」に代えられて歌われる。
最後の拍手を聴く時、いつも涙が出そうになる。
第9には個人的な想い出もあるんだけど、それとはまた別の想いで感動する。

人は何度同じことを繰り返すんだろう。

2001年09月17日(月)  心の隙

最近急に秋めいて、朝方すうっと冷えるようになってきた。

2週続けて日曜に出勤しただけなんだけど、それだけでもうやる気が失せて、パワーダウン。
夏の疲れを感じながらも、先週の事件からなんとなく睡眠不足が続いたし、忙しいからこそ遊びに手を抜かなかったこともたたっている。
体温の調節ができない、この感じ。
心の隙をつかれるカタチで風邪を引いたようだ。

要するに自己管理がなってないというどうしようもない理由なんだけど。
これくらいでバテるなんて、年のせいなのかな?(爆)
土日関係なく出勤したり、徹夜したりしてた頃もあったんだよねー。
今やそんなこと、1ヶ月だって耐えられない。
堪え性がなくなっただけかもしれない。

そんなに働けるのは若さだね、と言われたけど、それは違う。
必要なのは若さよりも気力。
今はやる気が出ないから、体もサボりはじめた。

休みたいけど、休むと自分の首をしめるだけからなぁ。
うう。泣けるぜ。
泣けると言えば、仕事は山になっていてもうあとは一つ一つ順番に片付けるしかないのに、「あれはどうした、これはどうした」って急かされるのには泣けますよ。もうワタクシ、パンク寸前ですワ。
……愚かにも愚痴ってしまった。

今夜は元気の出る野菜リゾットを作って食べた。
明日も頑張りましょう。おー。…や、やる気ないねぇ。

2001年09月16日(日)  生まれてくる命

臨月を迎えた友人の出産予定日が過ぎた。
いつ生まれてくるとも知れない赤ちゃん。
私には当分そういう予定もなく(笑)他人事だからかもしれないけど、楽しみ。
大してコドモ好きでもないくせに。物珍しさかな??
ともかく、来週末には顔を拝みに行けるだろう。

殺伐とした事件や世界情勢の急変や、いろんな困難が待ちうける世の中。
どうか生まれてくるコドモが、平穏無事に生きていけますように。

2001年09月15日(土)  女の社会

女の社会って時々すごくやりにくい。
私はごたごたに巻き込まれるのも自ら嵐を起こすのもイヤなので、発言を控えるようにしている。
私はうっかり発言が多いので、本当にそのあたりは気を使う。

弁護したいなあと思っても、たぶんそれを明らかにすることはいけないことだから言えない。
あの人、いい人なのに。
あの人には他に事情があるのに。

それとも私が何もわからなすぎるのか。
いろんな噂。どれが本当なのやら。
そんなの見抜く眼力もないし。
というよりも、あまりにくだらなくて、ばかばかしい話。
そんなこと、本当に言うのかな。

びっくりするのが、男の人も女の人と同じなこと。
私の男性観という物差しが相当間違ってるってこと?
なんでそんな軽はずみな発言するかな。

疲れる話だー。C= (-。- )

2001年09月14日(金)  Punishment

夜中にテレビをつけると、今日はもう通常営業だった。
NHKですらアナウンサーの姿はなく、台風情報のようにテロップだけ流していた。
こんな、もんか。
こうして日々は確実に流れていく。

「AERA」の表紙はビルに飛行機が突っ込むその瞬間の写真だった。
色鮮やかなその写真に目を奪われ、それが現実のものなのだとはっとさせられたのはわずか数時間前のことだったのに、すぐにそれを忘れて、週末のお酒を飲んでビデオを見て熟睡する。

だけど、こんな生活も何かがあれば簡単に失われるんだ。
戦争がはじまれば、日本も兵隊を送りこむ拠点になる。

対岸の火事みたいに時間が経つと他人事と思っちゃいそうな自分がイヤだなと思った。

* * * * * * * * * * * * * * *

大統領が何度か口にした“Punishment”という言葉が頭にこびりついている。
日本では『報復』と訳されているみたいだけど、私の乏しい語彙力の中では『罰を与える』という意味のイメージが強い。

イヤな言葉だ。

もっと他に方法はないんだろうか。
血で血を洗う。
映画で、敵や殺人鬼に追い詰められた結果、主人公は結局引き金を引き、相手を殺す。そして大団円。
なんとなくそんなシーンが頭の中で繰り返される。

正当防衛。
その一言だけで裁かれることはなくても、人を殺めたことをすっかり忘れて幸せになれるんだろうか。
私だったら、無理だ。
たとえ悪人だとしても、殺してしまったら、そのことは心の傷になる。

2001年09月13日(木)  Be Cool

アメリカ人は血の気が多い。
たしかにこれだけのことをされればどこの国の人だって怒りや憎しみを感じずにはいられないだろうけど、「目には目を」的な考え方には賛同できない。
これで戦争などはじめたら、相手の思う壺だとは考えないんだろうか。

戦争になったら得をするのは一体誰か。

犯人がアメリカの国民性を知らなかったはずはない。
こんなことをしたら当然戦争に向かうことを予測しないほど突発的な行為ではないはず。

しきりにアラブ系とかイスラム教徒だとかが疑われている。
でも私はそんなの明らかに怪しすぎてかえって本命とは違うんじゃないかと思う。
そんなシナリオ、三流のミステリー作家だって書かない。

獅子身中の虫、という言葉のように、アメリカ国内にもこんな事件を起こす理由のある人たちはいる。
例えば、銃規制に反対する人たち。
兵器産業の関係者。

落ちついて、よく考えてほしい。
逆上して取り返しのつかないことをすべきじゃない。

もしも世界が戦争へ向かうことを正当化しても、せめて日本だけは冷静な判断をしてほしい。
今回は、前の中東戦争よりも感情的。
こういうのは、危険。

2001年09月12日(水)  非常事態

この非常事態に普通に仕事して文句言ってるのがとてもバカバカしいような気がした。
これってなんか意味あるの? なんて無気力感。
だからってさぼってどうするもんでもないけど。

事件が私に直接及ぼしている影響はエアメールが遅れるくらいのものだ。
それでも精神的な打撃はそれなりにある。
人生何が起こるかわからないということ。
次の瞬間ですら人の生死は誰にもわからないこと。
現実には想像する以上のことが平気で起こるということ。

自分が死に瀕する時、私は何を思うだろう。
ハイジャックされた飛行機から母親に「愛してると言いたかった」と電話をした人がいる。
私はその時誰の声を聴きたいと思うだろう。
誰に思いを伝えたいと考えるだろう。
言えるうちに言っておかなければ、その言葉を抱いたまま死へ赴くこともある。

2001年09月11日(火)  NON-FICTION

「これは現実です」
アナウンサーが言った。

帰宅後すぐ無意識にテレビをつけた。
今日はまた残業で朝から雨風に吹かれたこともあってくたびれて、早く眠ろうと思いながら。

画面に目を奪われる。
え? これ、何、映画?

ニューヨーク、中継。
煙がもうもうと立ち上る摩天楼。
どういうこと?
飛行機が世界貿易センタービルに突っ込んだ、って?

戦争に、なるだろうか。
なんだかイヤな感じ。
アメリカという国がいろんな敵対心を向けられるのはある意味自業自得みたいな気もするけれど、こういうのが許されるとは思わない。

こんな時に自分のことを考えるのも不謹慎かもしれないけど、考えた。
世の中何が起こるかわからない。
何かが起きた時後悔しないように、できることはやっておきたいと思う。


2001年09月10日(月)  台風

台風が来て、家の中でその様子を眺めているのが好き。
もちろん外に出て傘を傾けて足を踏ん張り歩くのも悪くないけど、やっぱり傍観者でいるのが一番。

雨の音。風が激しくなる気配。
テレビの台風情報。

時折外の様子を見ると、どこからか道路を転がっていく大きな何か。ぶら下がって今にも落ちそうな看板。
「あぶなーい」なんて一人騒ぎながら、ちょっとワクワク。
吹けよ、風。雨よ、もっと激しく。
なんて言ったら悪魔でも呼ぶみたい(笑)

会社にいる時などは、「電車まだ大丈夫かな」、「早く帰還命令出ないかなー」なんておしゃべりをしながらも、実際は仕事が山積みでとても帰れる状態じゃないのが泣ける。

明日は上陸だそうだけど、たぶん台風に関係なく普段通り会社に行くだろうと思うと、複雑ではある。

2001年09月09日(日)  知らない土地

よく知らないところを歩くのは、不安な気持ちもあるけれど、楽しい。
自分がアタリマエだと思っていることがそこではアタリマエじゃなかったり、その土地での常識が自分にとって驚くべきことだったり。
それから「こういう場所だろう」という予想や偏見が見事に覆されたり。

路線図で遠いと思っていたところが意外に近いのはうれしい。
各駅だといっぱいある駅を、急行や特急ですっとばしていけると、うきうきする。
地図上では近いところが電車を使うと異様に遠回りだったりすると、納得がいかない。

2001年09月08日(土)  ウィルス

不覚にもコンピュータウィルスのファイルを開いてしまった。
ウィルスチェックもしたんだけど、新種のウィルスでワクチンが届く実に数時間前の出来事だった。

まったくの油断で、後から考えるとまったくバカな話なのだけど。
会社のPCだったので、システムがちゃんとしていて何の被害もなく終わって本当によかった。
家のPCだったらイチコロだ。
最も家だったら絶対に開けない類のものだったんだよね。
あほや〜。

今回の教訓。
英文メールは面倒でもちゃんと読みましょう(爆)

2001年09月07日(金)  名前の中に潜むもの

名前といえば、自分の名前について思うことはここで以前書いた。
私の本名の中には「美」という文字があり、私自身それが気に入らない。

最近占いの研究家の知人に聞いた話だけど、「美」には心の不安定さや精神的な何かをもたらすものがあるのだそうだ。
だから「美」のつく名前はあまりお勧めではないらしい。
ある意味私にはあたっている。
もっと凪いだ海のように落ちついた気持ちでいつもいられたらいいんだけど(笑)

同様に「幸」という字も姓名学的に見るとそれほどいい字ではないそうだ。
幸せになるんだけど、どこか不幸というか何かがうまくいかなかったりする、らしい。
実際私の血縁にその名前の人がいるのであてはめて考えると確かにそうだと思った。
いろいろあるんだな。

名前なんて親のセンス次第だから、どうしようもない部分だ。
私の場合、「美」を抜いて一文字だけの名前に改名するとわりといいらしい。
もちろん改名といっても戸籍上ではなく、普段それを使うようにすればいいのだ。
だけど読み方も違うしなぁ(笑)

2001年09月06日(木)  不思議な一致

この間眼科に行ったら、担当の女性がカルテを見て、「あ、森崎さん私と誕生日一緒ですよ。生まれた年からまるっきり」と言った。
私は一人同じ誕生日の人を知っていたのでそう言うと、彼女も友達が同じ誕生日だと言う。
これで4人揃った、そんな気分である。

もちろん日本だけでも同じ誕生日の人なんてざらだと思うのだけど、それでも自分で見つけることは滅多にないのでこういう一致は驚く。
そしてそれだけで親近感を感じる。

たぶん私が占い好きということもある。
占いというのは生年月日で見るものがほとんどだ。
だから生年月日が一緒だと性質とか運勢が同じになる。
そう考えると逆に占いというものの信憑性を疑わざるをえないけれど、まあそれはそれとして。
(だって同じ誕生日だったら同じ人生かというと決してそんなことはありえないから)

そういえば郵便局で働いている友人が、私と同姓同名の人がいた、と言っていたが、それもかなり驚きである。
私の本名は名前の方は普通だが名字はあまり見ないものなので、同姓同名は考えてみたこともなかった。
そんなこともあるんだなあ……。

2001年09月05日(水)  星占い恐るべし

昼休みに、ある雑誌の今年下半期の星占いを見ていた。
(注:今更下半期ということは1ヶ月前くらいの雑誌である)

私への予言は既に当たりはじめていた。
おお。これは結構イケてる占いだ。
(しかも割といいこと書いてあった♪)

○○座の上司とのつきあい方、というのがあったので、私は早速調べてみた。
彼女は水瓶座だと言っていた。

「いそがしすぎてパニックを起こしています」

あっはっは。
モロ当たってるよ。
どっから見てるの!? ってくらい。

誰に見せても爆笑していた。
そうでしょ? ほーら。

2001年09月04日(火)  Traveling to the north

遅い夏休みをとって一人車で北に向かう人が、メールでレポートをよこしてくれる。

いってきます。
渋滞中。(メールよこすくらいだから相当の渋滞だったんだろう)
順調。今、宇都宮。
那須。
結構寒いー。月が綺麗。
再び渋滞(;_;)
会津若松近くだよ。
福島についた。
只今蔵王。高速使ってる。ちょっと休憩。
岩手一歩手前。星が綺麗だよ。
月が真上に見える。少し寒いくらい。

東京にいながらにして、旅をしている気分。
私がそう返したからか、たくさんメールが届いた(笑)

満天の星。
頭の真上の月。(満月の翌日だから、まだまあるいはず)
暗い夜道をひた走る車。

絵本のように情景が頭に浮かぶ。
私も旅に出る時はこういうリポートをしてみよう。

電車の旅も大好きだけど、車もいいなあ。
もっと腕を磨いて、車を買って、いろんなとこ旅してみたくなった。

2001年09月03日(月)  女心と秋の空

もっと脳天気でいたいなあ。
ものすごくバカバカしいこと考えてるなあと思うんだけど、なぜか笑って済ませられないのがどうしようもない。

帰りに雨が降っていた。
悲しくなった。
秋の雨だ。

それもこれも女の事情のせいだとは思うけど。
昔漫画かなんかで機嫌の悪い女の人に「もしかしてあの日?」なんて訊く台詞があって、当時はそんなの関係ないよーって思ってたけど、それが実はそうでもないんだということにここ数年で気付いた。
忌々しいことに実に規則正しく1ヶ月に一度、必ず私の不機嫌かつ憂鬱な日はやってくる。

楽しいことを考えよう!
詩の投稿ページに私のものが掲載してもらえた。
なんとありがたいことか。
他の方のを見るにつけ、私のものはなんの捻りもなく、「それだけ?」みたいな感じなんだけど。
難しいことは考えられないんだよねー(笑)
詩・モード Zamboa volume 2

2001年09月02日(日)  9月の海

海に行く。
私にしては遠出。

潮のにおい。波の音。風。
遠い水平線。
普段窮屈な思いばかりしてるので、開放感で心まで大らかになる気分。

夏休みは終わったのに、意外と人が多かった。
だけど9月の海に、泳ぎ目的の人はさすがにいない。
ボディーボードとサーフィンの人たちが、波間にたくさん浮かんでる。
波に載って浜の方に打ち上げられる姿はまるで地引網漁みたいでおもしろい。
ぴちぴちぴち(笑)

素人目に見ても上手い下手というのは一目瞭然。
上手い人はやっぱりちゃんといいポイントにいて、いい波を見てさーっと立ち上がる。
立っていられる時間が長い。
中にはすーっと水の上を歩くように波に乗っている人もいた。(仙人みたい)

風が冷たくて、涼しいというより寒いくらいだった。
海の家が解体されていく。
もう夏は過ぎたのだと思うとちょっと寂しいような。

明日満月の月がぼーっと空に浮かぶ。
暗い国道を走っていると、車が星になったみたいな気がした。

久しぶりに充実の日曜日。

さて。明日からまた仕事ガンバローっと。

2001年09月01日(土)  新宿のビル火災のニュース

「死」は昔から私には意外に身近で、他の人より早くからそういうことを考える子どもだったと思う。
もちろん死への願望とは違う。
自分が死ぬことへの恐怖。そして自分に近しい人が死ぬことへの恐怖。

新宿でビル火災があって、たくさんの人が亡くなった。
焼けて身元もよくわからないというニュース。
すごくどきりとした。
あのあたりには私も時々出入りしてる。
もしかしたらそこにいたのは私だったかもしれないし、私の友人だったかもしれない。

例えば夜中に電車がなくなってお店で食べたり飲んだりして、そこで何かが起きて死ぬようなことになった時、一体誰がそこに私がいたと思うだろう。
例えば友人に何かが起きた時、誰が私に急を知らせてくれるんだろう。

そんなこと考えたらキリがないけれど、考えてしまうこともある。

駅で酔っ払いにからまれて頭を殴られて亡くなった若い学生の身元がまだわからない、というニュースを見た時に、私は妙な胸騒ぎがして、その電車を使っている友人に珍しく電話をかけた。
もちろんその人じゃなかったけど。

私の勘は当たるようで当たらないのであんまりあてにはならないけど、悪いことを思いつくとどんどん悪い方にいっちゃう。

私は自分に関わる誰かを失うことをいつも極端に恐れている。

そんなことを考えてしまったニュースでした。


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