ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2001年06月30日(土)  性善説・性悪説

私って昔から、人をあまり疑わない。

簡単にだまされるので、友人はおもしろがって嘘を教える。
(T_T)

例えば、学生の頃「あの校舎の塔の灯りは、下で自転車部員がこいで貯めた電気を使ってついているんだよ」と教えられ、「ええーっ、本当!?」ってうれしくなって他の人に言ったら、「そんなことあるわけないじゃん」(即答&断言)。

飲み会で飲まされてちょっとぼーっとしてたら、
先輩「大丈夫? はい、お水飲みなよ」
私「ありがとうございまーす……せ、先輩、これ日本酒……」
ひ、ひどいっす。

よーく考えると冗談に決まってるっていうことも、その時は信じてしまう。
はい。ただのバカです。

でも世の中、これじゃあまずいこともあるよなぁって最近とみに思う。
私は割とすぐに「この人はいい人だ」と思ってしまうんだけど、
人なんてそんなに単純なもんじゃない、みたいだ。

私がいい人だと思ってた人のことを、他の人が「あの人はこういう人だ」とか「そう見せかけて、本当はこう思ってるんだ」とか言うのを聞くと、たしかにそうなのかもしれないとも思えて、自分が表面しか見てなかったらしいことに気付いたり。

もうちょっと疑うことをしないと痛いめに遭う、かもしれない。
自分の勘はあたると思ってたけど、そうでもないし。
自分では結構用心深くしてるつもりでも、全然ワキが甘いみたい。


人に「信じられない」って言われたの、相当ショック来てるな……。

2001年06月29日(金)  命名(2)

森崎るう子、という名前は一応姓名判断で画数も見て、まあまあいいかな、という感じで決めた。

「森崎」は森と海、「るう子」は水の流れを、それぞれ表したつもり。
だから何、と言われれば困るけど。

もともと「るう子」は自作物語(没ネタ)の主人公の愛称だったのを気に入ってとったけど、ひらがなのせいかどことなくふざけた感じが抜けない。
おばあさんか三流漫画家っぽい名前である。

意外と「るう子」名義のHNの方がいるみたいで、その名前でのメールや会員登録はできなかった。
先を越された感をぬぐえない……。
検索をかけたところ、るう子という名前は物語の登場人物の名前としてもよく使われているみたい。
やっぱり現実味のない名前だな。

2001年06月28日(木)  命名(1)

ある方にPNの由来を聞き、それが本名につながる謎かけになっていたのがおもしろかった。

私の場合、本名がまるきり気に入らないので、まったく別名である。
本名は、苗字も名前も、文字にすると画数が多くてなんだか面倒だし、字面も音もいまいち。
そして更に私にとって都合の悪いことに、「美」に恵まれた名前なのである。
(ばればれやね)
しかもご丁寧にも母の名前を含み、母より美しい、という二重の意味すらある。
田舎の祖父母が強引に名づけたこの名前を、母は好きではなかったらしい。
曰く、「イジワルな子と同じ名前だったのよ」。(なんてこったい)
彼女は別の名前を考えていた。
今となっては「その名前の方がよかった……」と私は涙を飲むしかない。

高校の時、漢文の授業中、先生がおもむろに「名は体を表すといいますね」と言い出した。
イヤな予感。
案の定出席簿を眺めて、
「お、このクラスには○○さん(私の名前)がいらっしゃいますね」。
うわああ。余計なこと言うな。黙ってろー。
私の心の叫びを知ってか知らずか、教師は言い放った。
「美に恵まれるか……。いいですね」

子どもの名前をつけるときは、考えましょう。

私はコドモを万が一生んでしまった場合、これにしたいという名前がある。
女の子と男の子の両方。(笑)
女の子はちゃんと意味を考えた名前だけど、男の子はある自作小説の登場人物の名前である。
この小説の男の子がいいヤツなんだ……。
もし私の書いたものが世に出るとして、彼が自分の名前をそこに見つけた時、いやがるかもしれないなあ、なんて罪なことを考えつつ。

これでは生む気まんまんみたいではないか。
違う違う。本当に違うのー!

2001年06月27日(水)  朝のコンテスト

今日の朝、駅で。
電車を降りてくる人をぼーっと見てたら、見目形麗しい男性がいた。
「きれーな人」
狙ってるとかではなく、純粋に目や鼻のバランスがよいと感じた。(ホントだよ!)

そして、その後ろにいた女性も、目はぱっちり、睫毛も長くてモデルさんみたい。
「かわいい人だー」

更に更に美形は続く。
はー。今日は朝からきれいな人に遭遇する確率高いなあ。
とぼんやり思っていた。

その時。次に通りがかった女性の顔を見るなり私は。
心の中で彼女の顔に太鼓判を押した。
「普通」

はっ。私今なんか思った?
あああー。

自分も普通……いやそれ以下なのにー。
ごめんなさいごめんなさい。

でも、あんなきれいな行列の中に私は混ざりたくないなぁ。
私もきっと誰かに「普通」いや、「最低」のハンコ、押されるんだろう。

2001年06月25日(月)  バカンスを考える

う〜。蒸し暑い!!(>_<)。。
降るなら降らんかい!

朝、電車に揺られながら、きたる夏のことを考えていた。
8月。
今派遣されているところは外資系のため、盆休みがない。
それぞれ交代で夏休みをとる。
舞台のことで貯金を大分減らしてしまったので
夏は休まず稼ぐことも考えていたが、今日はもうそんな考えを捨てた。
冗談じゃない。夏は遊ぶぞ。
「花の色は移りにけりないたづらに」だよ。
20代花盛りの乙女がぼーっと
人が遊ぶのを眺めてちゃいかんのだ。

思い立ったが吉日。
この年で貴重なるひとりもの同盟(すまぬ)のNに携帯メールを打つ。
「8月どっか行かないー?行き先は予算次第だけど(泣)」
即効Nからの返信。
「イイネー」
……おいおい、おまいさん、仕事中じゃないっすか?
しかし、ありがとう、ありがとう。

長崎←ウチの母がそっちの出身で行った事あるので却下。
佐渡←Nのコメント「渋いよ〜」(乗り気じゃないらしい)
オーストラリア←共通の友人がいる。でもあっちは冬じゃないか。つまらん。
富良野←行きたい! 小樽も! 北海道初上陸か!?(金がないのに)
四国、四万十川←なんで川を上げてきたのかはナゾ。でも行きたい。

行き先はともかく、東京脱出だけはとりつけた。
これだけで夏まで働いていける気力を得た。

2001年06月24日(日)  GIFT

先日、テレビで山崎まさよしがメインで取り上げられていた。
元々私は彼のファン。
目は一時間テレビに釘付けです。

くぅー。カッコええなあ。(なぜか東京弁じゃない)
ギターのテクニックの披露。
即興で映画に音楽をつけたり。
ビートたけしの詩に曲をつけたり。

あふれる才能。
そしてここにくるまでの努力を想像すると、ますます惚れるー。


私に眠ってる才能ってなんだろう。
本当に眠ってるンだか、そんなもの最初からないのか、わからないけど。
誰にでもなんらかの才能が備わってるものなのだとすれば。
とにかく好きなことを一生懸命頑張ってみるしかないんだな。
やれるとこまでやって、やるだけやって、ダメだったらその時、自分に向いていることは他にあるんだって気付けばいいんだ。
あきらめてしまう前に、やれるだけのことはやらないと。

2001年06月23日(土)  ランドスケープ

例のメル友=会社のえらい人とデート。
(だって断りきれなかったんだもん……っていい訳なのか?)
ホント愛人みたいでちょっとドキドキ。

ランチの後で。
「ウチに来る?」
「え」(固まる)
「あっはっは。今、なんか考えたネ」
「ははは」(^^;)
「すごく景色がいいから」

景色がいいから会社のお客様をご招待したりしているのを私も知っている。
現に昨日も私の上司とお客様が夜景を見に伺っている。
(う。バレバレだ、これ)

そんな訳で(?)、お宅訪問。

立地は都内でも一等地といっていいでしょう。
まあ庶民は住めません。

2@階までエレベーターでひとッ飛び。

お部屋は確か、5部屋くらいあった。
迷うかと思った☆
お風呂。トイレ。キッチン。
シャワー室がまた別にある。
大きな窓。すばらしい眺め。
180度くらいの視界と言えばわかっていただけるだろうか。
いやーん。東京タワーがこんなに近いぃぃ。

夕日、夜景はもちろん。
雷、台風なんかもおもしろいって。
そうだよねぇ。
私ならこの部屋でぼーっと空を眺めて一日を過ごせるよ。

今日は湿気でぼんやりした空のためあまり遠くは見えなかったけど、
ベイブリッジ、ディズニーランド、晴れた日には富士山、房総半島まで見えるって!

ああ。こんなところに住んでみたい。
ここまでは無理でも、一度景色のいいところに住みたいなぁ。

成功するって、こういうことなんだなあ、って思った。
四畳半風呂ナシ共同トイレの部屋から、一等地の超高層マンションの一室へ。
こういうところに住むようになるまでには、それなりの苦労や戦いがあるわけで、そりゃあ簡単な話ではない。


……それで、どうしたかって?
皆さん、お願いだから誤解しないでください(笑)
たぶん彼は社員ではない私となら気のおけない話ができるのが楽しいのでしょう。
ホントに何もないんだって!!
親と同じ年だし(爆)

2001年06月22日(金)  変化球

日曜に選挙があるため、例の騒ぎ。
うるさいっつうの。

電車を下りて家路に急ぐ。
踏切が閉じている間に道路を横切る。
そこに選挙カー。
うるさいので無視。
「顔を上げてこっちをみてくださーい」
σ(@_@)私のことかい?
……ぜぇったい、見ない。
ふん!

メガホンで叫びながら走るチャリンコの集団。
スピーカー使っているのに絶叫する応援の女性の声。

「何言ってるか、わかんないよねー」
「あんなに叫ばなくても聞こえるのにねー」
市民の声を聞け。

なんか変わったことできないのかなあ。
名前叫ぶだけで応援になるのか。
まったくやること低次元でいやになる。

あーあー。結局誰に入れたらいいんだろー。

2001年06月21日(木)  雨の日に

一昨日は夜になってすこうし雨が降った。
でも雨が降り出した時、私はハッピーだった。
Kさんとも逢えたし。
ほーら。やっぱりイイコトあったじゃん♪

雨の景色も悪くない。
傘の花が一斉に開く駅の出口。
見上げた坂道に色とりどりの傘が揺れる通学路。
突然の夕立に駆け込む軒先。
安全な建物の中から眺める、黒い雲と雷と窓に激しく打ちつける雨。

雨に濡れて走リ出したら、呼びとめて駅まで傘に入れてくれた人。
偶然同じ場所で雨宿りして言葉を交わした人。

雨の日に、何か起こる予感。

2001年06月20日(水)  80's

最近、80年代のファッションがリバイバルされているみたい。
はっきり言って私は苦手。

太いベルト。
水玉模様。
フレアスカート。

洋服を買いに行って店員さんに薦められても、「それだけはできません」って私は心で叫ぶ。

あの頃(小中学生の頃)してたカッコ、今思い出しても恥ずかしいんだけど。
頭にリボン結んでたなんて恥ずかしい過去。ぎゃー。
以前「あぶない刑事」の再放送を見かけた時はのけぞったね。
浅野温子のカッコを見て。
ああ、当時はあれが「トレンディー」(もはやこれも死語に近い……え、もう死語?)だった。

頭の横に結ぶポニーテールとか。
最近そういうのも見かける。

そのうちまたジュリアナ東京みたいなのが戻ってくるのかなあ。
叶姉妹はその予兆なのか……。

2001年06月19日(火)  プチ・オフ会@新宿

昨日、Kさん(Letter K−現在サイトリニューアルのため休止中)が実は上京していてしかも木曜にはお帰りになることを知り、急遽オフ会敢行。
平日はままならない身のため、いつも夜約束すると人に大変迷惑をかけるので、今日もドキドキだったけれど、なんとツイてることに上司が外出!
ブラボー! とっとと帰るぞー。

新宿に8時の約束。
新宿という場所は待ち合わせに大変苦労する。
というのは、新宿の範囲はかなり広く、よく新宿駅を利用するという人でも、人によって(また利用する路線によって)知っている場所がまちまちなので、適当な約束をすると絶対に巡り会えないという不幸が起こりやすい。
マクドナルドで待ち合わせ、と約束して、南口と東口の別々の店でそれぞれ相手を待っていた、などということはざら。
アルタ前、JR南口改札などは待ち合わせ場所としては有名だけれど、あの人ごみの中からお互いに顔も知らない相手を見つける、というのはなかなか至難のワザなので、私が高校時代から友達と待ち合わせている場所をメールで説明して、そこに来てもらうことに。

奇跡的に(爆)約束より15分ほど早く到着。
久しぶりでもあるので店を物色しながら待ち合わせ場所へ。
他にも人待ち顔の人たちがいるけど、たぶんKさんはいない。
うーん。まさか会ってみて男の人だったってオチはないよな?(隣の男の人を見ながら)
いやいや。それなら大阪オフ会リポート@BOXMANで明らかになっているはず。

8時ちょっと前かきっかりだったか。
振り返るとふと黒いTシャツの女性が。
「黒いTシャツにデニムのロングスカート」、「黒髪のロング」。
キーワードが頭に閃くまでもなく、顔を見てなぜかわかってしまった。
「あのー。Kさんですよね?」
正解でした。
まさにLetter Kのまま、シンプルでセンスのいいおしゃれをされる方だという印象を受けた。

Kさんが手に持った時刻表を二人でチェック。
Kさんの滞在先までは10時40分の電車に乗れば帰りつける、ということを確認して、いざ小田急ミロードのレストランフロアへ。

迷う。何食べよ。
二人であれこれディスプレイをのぞいて迷った結果、イタリアン・レストランで落ち着いた。
お店の中でも、メニューを見て迷う。
でもまたそれも楽し。

おいしいごはんと、楽しいおしゃべり。
面と向かって話すのは初めてだけど、話は盛り上がる。
ホームページをはじめたきっかけ。
ウィンドウズとマッキントッシュで見え方が違ってショックだったこと。
お互いに思考錯誤していること。
共通の同盟の人たちのこと。(ごめんなさい♪ 噂話?(笑))
きょうだいの話。
Kさんの留学先のサンディエゴのこと。

考えてみたら、Kさんは初めて私にリンクを申し出てくださった方だった。
かなり自己満足の私のページが人に見ていただけるようになるとは思っていなかったので、とてもうれしかったことを思い出した。

しっかりデザートまで食して、満足して別れました。

帰ってから、Kさんにお渡しするはずだった飴を持ちかえってしまった自分にちょっぴり自己嫌悪。←ばか。

秋にまたいらっしゃる時は、他の方も交えて、大々的に(?)やりましょうね。

2001年06月17日(日)  終了報告

無事舞台を終えましたでござる。
初めての舞台で、やることなすことみんな目新しく、なかなか楽しかった。

詳細は新しく作ってる日本舞踊の日誌にて明日以降に報告。

で、実はお客様用に用意したおみやげが余ってしまったので、ホームページのお客様に感謝のプレゼントとしてお配りしたいなあ、と思うわけです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
コチラ

とにかく明日仕事なので寝ます。

2001年06月15日(金)  雨の夜の出来事

電車に乗った瞬間、「あ、この人」って思った。
この間テレビで見た、耳の聞こえない女優さん。
実際に見ると画面で見るよりずっときれいで、すぐにわかった。
それほど熱心に見てた番組でもなかったのに、なんで覚えてたのかも不思議だけど。
思わず隣に座っちゃった。
話かけようかと思ったけど、かえって迷惑かもしれないし、と迷ってるうちに降りてしまった。(;_;)
いつか、彼女に出てもらえるような話を書きたいなって思っちゃったりして。(単純)

ほら、イイコトあったじゃん♪


誘惑に負け、ついに新宿に買い物に行ってしまった。
トップス3枚GET!
現金がないのでカードで買っちまった。
来週からHard Workと予告されているので、稼ぐからいいや。

2001年06月14日(木)  雨の日の予感

東京は今日一日雨でした。
梅雨空です。

なぜかこんな雨の日には、イイコトがありそうな予感がする。
今日は特に何もなかったけど。
何事もなかったのが幸せなのかもしれないな。


*   *   *   *   *   *   *   *

強い思いはきっと叶うそうです。
よりリアルなイメージを抱くことは、夢を実現させるための第一歩だとか。

今よりちょっとだけ未来の私を想像してみる。
今夜はもっともっといい想像をして、いい夢見て眠ろう。

2001年06月13日(水)  男と女のマリッジ・ブルー

夕食は近所に住む従弟とピザをとって食べた。
一人でピザは食べられないので、ラッキー。久しぶりだ。

年内に結婚すると言う。
先を越された(笑)。(ちなみに彼は一つ下)
2年つきあっている彼女や彼女の両親からの圧力に負けた、と言う。
まあ結婚なんて、そんなきっかけでもなきゃしないと思う。
特に男の人は。
外圧がかかって決めたことだけに、ちょっとした迷いがあるみたい。
私はそういう圧力で結婚を決めた男の人を何人か知っている。

私の友達は、婚約した彼との結婚に疑問を感じはじめている。
彼の家の事情の複雑さ、将来の拘束を考えれば当然だと思う。
私はそういう経験がないから単純にマリッジブルーだろうと思ったけど、そう簡単な問題でもないようだ。

自分が積み重ねてきたキャリアと、好きな人との結婚。
どっちかを捨てなければならないことへの葛藤。
一番大切なものは何か。

先のことはわからない、なんて言ってられないんだなあ。
今、わたしたちは決断することを迫られている。
この先、どう生きていくのか。

私だって、次の契約を継続するかしないかでこの先の方向が違ってくる。
今のこの選択で、人生が変わってくるんだもんね。
よく考えて決めなくちゃ。

2001年06月10日(日)  ああ無情

今日は休日出勤。
平日できない片づけをやる。

前の会社ではアタリマエのように土日働いていたものの、それがイヤで辞めてから初めての休日出勤だ。
明日午後早く帰るのが私の都合としてもちょうどよかったので受けた話だけど、そりゃあもうやる気ないことこの上なく、最初の一時間を越えるまでの長いこと。
今日は何度時計を見ただろう。
一時になっても上司がお昼に行こうと言わないので、こりゃ昼抜きか!?と思ったら、彼女の時計は止まっていた。おい!

Dという町は最近おしゃれな場所ということで(死語? じゃ、トレンディ。これも終わってるな)人気らしいけど、私は会社のある場所なので休日には近寄ったことがなかった。
今日初めて休日に行ってみたら、朝は誰もいなかったのに、お昼になってぎょうさん人がいてびっくりした。(私は関西人ではないけど、この表現がまさにぴったりなのだ)
うーむ。こうして見ると、ここはかつての原宿の雰囲気だな……。
そしてますます働く気を無くす。

どうにかこうにか片付けは予定通りに終わり、その後知り合いのバンドのライブへ行く。
なかなかよいライブであった。
雰囲気はカントリー、もしくは演歌かな、と私は感じたが、一応分類的にはロックらしい。
私は元打楽器なので、ドラムの活躍した後半&アンコールが大満足だった。
帰りにCDをいただいてしまった。ありがとう。

帰ってきてみたら、いかにも金をとられそうな封筒が届いていた。
うわ。イヤな予感。
○○区課税課。
あああ。地方税か!

ちょっと待った。
これって去年の所得から換算されてるんでしょ!?
やばい。去年は残業残業で稼ぎ続けてたから、高いはずだ。
(そしてなぜか手許には何も残ってない)
全期分納入!? 冗談じゃない。家賃相当だぞ。
今月は既に赤点灯してんのにー。
7月2日まで!? なんでぇ?

……落ち着いてよく見たら、何ヶ月かに分けて払えるようになっていた。
ホッ。

しかし。働けど働けど。
お代官様ー、勘弁してくだせえ。

2001年06月09日(土)  悲しいニュース

新聞をとっていないので、世の中の動きになんとなく鈍い私。
大阪の事件は友達のメールで知ってネットで調べた。

コドモが犠牲になるのは、なんとも残酷。
見れば、女の子ばかり。
そして、一、二年生。
小さな弱い存在を消すことに何の意味があるのか。
死にたいなら自分で自分を消せばいい。
なぜ人を巻き添えにしなければならないのか。

まだ人生について何も知らないうちに。
どんな夢もかなえられると信じていられる頃に。
本当の恋も知らないうちに。

生き残ったコドモたちは、この先未来を信じていけるんだろうか。
地獄を見た後、その傷は生涯消えないんじゃないだろうか。

校門をしめて鍵をかけるとか、学校の安全管理とか、そういう問題じゃない。
学校には誰でも入れる。それでいいはずなのに。

電車で起こる殺傷事件も同じ。
なぜ近頃みんなイライラしてるんだろう。
なぜすぐに刃物を出せるんだろう。
なぜ人を簡単に傷つけられるんだろう。
なぜ人の命の重さを考えないんだろう。

自分に対する怒りを、苛立ちを、人に向けるな。



今年は私の周囲でちょっとしたベビーブーム。
これからコドモを生もうとする彼女たちもきっと不安に違いない。

私は元来コドモ好きではないけれど、彼女たちの妊娠はうれしい。楽しみ。
どんな子がこの世に生まれてくるんだろう。
どんなふうに育っていくんだろう。
すごく興味がある。

目の前に現れる前からこんなにも人を幸せな気分にさせてくれる存在をむやみに傷つけたりしたら、私はその人を決して許さない。

彼女たちの元に生まれてくるコドモたちが、どうか無事大人になれますように。
二度とこんなことが起こりませんように。

2001年06月08日(金)  開眼!

ずっと前から知っていた言葉を、最近になって本当の意味がわかったと感じることがある。

たとえば、中学や高校でただ丸暗記した百人一首の句なんかを、「あっ、これなんかわかるな」なんて共感する。
もちろん言葉の意味は知っていたんだけど、それはただ「知っていた」だけで、想像でそういうものなのだと思っておくしかなかった。
年を経て自分なり身近な友達がいろいろと体験してくると、ふとその言葉をあらためて目にした時、「これはまさに今の自分だ」とか「彼女はこういう思いをしてたんだな」とか妙に胸にせまるものを感じるのだ。
大急ぎで丸飲みしてしまったものが、少しずつお腹の中で消化されて栄養になるようなものだろう。

誰かが苦しい片想いの胸の内を明かした時、そこに同席した人が「しのぶれど……」なんて口ずさむ。
この時ははっとした。
まさにその話は、この歌に合っていたのだ。
忍ぶれど色に出にけりわが恋は ものや思ふと人の問うまで
絶妙なタイミングでそんなことを言い出した人もとても粋だなあと思う。

最近の私の心境としては、まさにこれ。
花の色は移りにけりないたづらに 我が身世にふるながめせし間に
……美人じゃなくったってそう思うんです。
まだ色あせちゃいないけど、と自分に言い聞かせつつ。

木曜に行ったコンサートで、ピアノ奏者の女性がフォーレの「夢のあとに」の解説をしてくれた。
これはロマン・ビシーヌの詩が原曲の歌詞だということ。
愛しい人の夢を見た後、目が覚めたらその人の姿はそこにはない。
戻ってきてくれ、とむなしく繰り返す詩。
この曲は好きで、チェロの演奏版で時々聴いていたけれど、背景までは知らなかった。
その話を知ってから演奏を聴き、その詩の主人公の想いをひしひしと感じた。
この題材は、和歌の場合、小野小町のこんな歌がある。
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを

カラオケで渡辺美里の「My Revolution」を歌う。(年バレる……。爆)
懐かしさだけで別に何か意味があって入れたわけじゃないんだけど、歌詞を追っていくうちに、「きっと本当の悲しみなんて自分ひとりで癒すものさ」というフレーズがあった。
なんだか、すごくそうだなと思った。
「夢を追いかけるなら たやすく泣いちゃだめさ」
そうだねぇ。うんうん。
やっぱりイイ歌なんだなあ、と思ったりして。

知識から理解へ。
その瞬間は、頭の回線がつながって、びしっと電流が流れる感じ。
あの頃やってたこともただ無意味じゃなかったと思うと、なんだかうれしい。
もっと年をとった時、同じ言葉でもまた違う意味をもってくるだろう。
それがまた不思議で、おもしろい。

2001年06月07日(木)  今日はイイ日

1.春先にもうはけないとあきらめていたパンツスーツに足を通せた。
ちっとは痩せた。もしくはお稽古の成果か体が引き締まった。(後者だと100倍うれしいが可能性薄し)

2.会社でその服をよく言ってくれる人がいた。&「痩せた」と言われた。いえい!
特にダイエットはしてないので、異様に旺盛過ぎた食欲が通常に戻ったのと、野菜摂取努力の賜物と思われる

3.夏到来!?の天気
やっぱ夏はいい。なんといっても夏。花火したいよー。などといろいろ夏のあれこれを考えては一人笑う(コワイ)

4.仕事がぱきぱき片付く。
働き者ぉ!

5.ピアノのリサイタルへ行く。生演奏はいいもんだ♪
ライブというのは、その人のエネルギーをもらいに行くもの。いつも思うのは、好きなことを生業にしている人というのは、オーラが違う。やっぱり自分の好きなことをやって生きていきたいもんだ。
ちなみにCDを買ってサインしてもらった。なんてミーハーな行為(笑)

6.某有名ホテルでディナー
そもそもリサイタルは会社が協賛してるもの。間違っても男とデートではなく、女上司とね(涙)。それでもたのしかったっすよ、部長。
最近おごってもらってばかりで申し訳ないので(残業続きだったから機会が多かった)、自分で払う。懐痛し……。
ワインでほろ酔い〜。

7.友達と長電話
結婚するって本当ですか、ってなんかなかった?
秋にハワイで挙式だって!!! はよお金貯めよ。自分はさておき、晴れの場は大好き♪ あっ。実家で眠ってるロングドレスの出番だ。裾上げしとかなきゃ!


そして今夜も夜が更けていく……。おやすみっ。

2001年06月06日(水)  雨男・晴れ女

生まれた時の気候によって、雨女か晴れ女か決まる、っていう話。

どうなんだろう。
私は自称「晴れ女」。
でも生まれた時の天気は母に聞かないとわからないな。

雨の季節だ。
今はまだ物珍しさみたいな気分で、雨が降っても気にならない。
一ヶ月後にはいい加減イヤになるだろうけど。



時々空は自分の気分を映す鏡になることがある。
ずっと昔、ちょっとした別れがあった日は、天気雨が降った。
旅行中に虹を見ると、決まって思い出に残るいい旅になる。
何もかも無くしたとわかった日は、雲一つない真っ青な空だった。

時には空はサービス精神旺盛。
授業中、先生の話に飽きるとぼーっと雨の音を聴いていた。
ちょうど眠気に襲われかける夕方の雷にはっとする。
寒さは苦手だけど雪は大好き。雪が降ると今でも思わずはしゃいでしまう。
地面に寝転んで流れ星を探した夜。
どっかり座った入道雲や流れていく雲を飽きるまで眺める。
少し不安な荒れ狂う台風の空もいい。(災害になっては困るけど)

2001年06月04日(月)  虚実皮膜

私にはヘンな癖があって、その時書きたい人物に無意識にひかれて行動することがある。

かつて私は突然ショートヘアにしたことがあるのだが、あの時書いていた話の主人公がショートだった。
たぶん感情移入しようとして、その人になりきろうとしての行動だろう。
俳優みたいに役作りをしているのだ。
と言っても演技力はないし、本職のモノ書きでもないのに(笑)。

ここ最近書いてるものはどれも割と自分に近いものなのでそんなこともしなくなったが、逆に私小説のようになっていそうでコワイ面もある。
当事者に知れたら叱られそうな、実話を元にしたものとか。(^^;)

でも近頃の自分の行動や考え方が、ある話の主人公に似ていることに気付いた。
なんだか、多重人格者みたい。
このままどこに行くのかなあ。

2001年06月03日(日)  楽しくも哀しい休日

お稽古を金曜日にしてしまったため、この土日は久しぶりになんの予定もなく連休を満喫。

今日はお料理。
お弁当&夕食のおかずを作り置きする。
きんぴらゴボウ。
じゃがいもの芽が伸びてきているので、肉じゃが。
卵も期限切れるのが1つ残ってるので、ニラと葱と一緒に炒める。
昨夜、麻婆豆腐に成功して、気をよくして普段やらないことをやってみたのだ。
そしてどれも割と成功。(見た目とにおいで判定。味見せず)
やればできるじゃん。ふっふっふ。

最後に冷凍ごはんをチンして、さあ食べよう、という時に。
がしゃん。
……うわああ、何??

振り返ると、温めてレンジから出したばかりのごはんが、床に散らばっている。
耐熱容器はすっかりバラバラに割れていた。

な、なんということだ……。
こんな時間に何故に。(スタートが遅かったので9時に近かった)
調子に乗ったのがいかんかった。
狭いキッチンでゴハンを不安定なところにおいたまま、沸かしたお湯をポットに入れようなんてことをしようとするから……。

泣く泣くゴハンをごみ袋に入れ(上だけすくって食べることも考えたが、あまりにもデンジャラスなので断念した)、割れたかけらを慎重に拾った。
慎重にしたつもりなのに、親指から出血。
ちっちゃい刺し傷なのに血が止まらないよー。

最後に掃除機をかけ、ようやく食事。
まったく、慣れないことをするもんじゃないよなー。
と思っていたら、味がよかったので凝りもせず「またちゃんと作ろう」と心を決めたのでした。

*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

ところで。
小心者で血を見ると貧血を起こす私は、指からガラスのかけらが侵入していて、それが心臓や脳に達するんじゃないかと内心ビクビクしてるのです。
いや、そんなものが入るほど大きな傷じゃないんですよ。ホントに。
いつもそんなことを想像して取り越し苦労してるのがばかばかしいんだけど。
以前も鳥の骨を丸呑みしてしまい、その骨がどこかに刺さることを考えたら3日はドキドキしていた。
私はこんなところで死ぬ運命じゃない、と何の根拠もないことを自分に言い聞かせて落ち着こうとしてるところです。

2001年06月02日(土)  甘い誘惑

私が服を買いに行くところはもう大体決まっていて、特にDEBUTというセレクトショップでは常連として店員さんに顔を覚えられてしまった。
大概会社が運良く早く終わった時に閉店間際に飛び込んで試着してしまう(しかも一着で済まない)客なので、覚えられて当然だろう。
何度裏口から脱出したことか(笑)
でも一度行くと何着もまとめて買うので、店としてはいい客に違いないと偉そうに思ったりして。
(ついでに宣伝をしておくと、買うたびに押してもらうスタンプカードは、いっぱいになると5000円のサービス券になる。これってお得じゃない? ……それだけ買ってるんだろ、と言われればそれまでだが)

そのお店から、ハガキが届いた。
夏物入荷の知らせ&プレセールだって。
血が騒ぐじゃないか。

そして、KEITA MARUYAMAの今年のゆかたの入荷のお知らせ。
「今年は花柄を中心とした明るくて可愛いゆかたです。刺繍の巾着、下駄等小物も充実」!?
いやーっ。
見に行きたい。見に行きたいけど行ったら買っちゃうー。

問題は、懐具合。
今月の踊りの舞台のために、給料日直後にも関わらず、既に赤点灯。
だめだめ。
新宿なんか行ったら、破産しちゃう。

ああー。次の給料までは動けないなぁ。

何がイケナイかと言うと、私の買い物の傾向として、まとめ買いをしがちだということに重大な問題がある。
一度足を踏み入れたが最後、目的のものを一つ買うだけでは気が済まないのだ。
たぶん「買い物依存症」と言っていい。
失恋した時とか、仕事で滅茶苦茶イヤなことがあったとかストレス限界、とかそんな時、必ず買い物に行って、買いまくる。
そしてスッキリして幸せな気分で家に帰るのだ。

そんなことを書いていたら、ちょっとまた行きたくなってしまった。
もうやめよう。今月はどうあっても無理だー!(T_T)

2001年06月01日(金)  夏の計画

じめじめしてくると、私の頭はやがて来る夏のことでいっぱいになってくる。
だって梅雨を越えたらすぐ夏でしょ。
早く予定を立てなくちゃ。

今いる会社は、外資系ゆえなのか、夏休みというものが公式に存在しない。
考えてみればお盆なんか関係ないもんねー。
まあみんな順番にお休みをとっていくものらしい。
私は派遣社員なので、公式な休みなど元々ない。
休むなら有給を使うか(半年経ったので有給がもらえた)、欠勤にするか。
たとえ欠勤だろうと私は好きに休む♪

今年はスキューバダイビングしたいなぁ。
お金がかかるので懐と要相談なんだけどさ。
あとは旅に出るとか。

土日+2日くらいでなんかしよ。

楽しみー。


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