うさぎ日記
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2002年08月15日(木) 法隆寺・夏安居

昨夜は京都泊まり。
7時34分JRで奈良、奈良乗換えで法隆寺駅。
田舎びた駅前の雰囲気は、阿房小湊にそっくりで、夏の陽射しにデジャヴィ感。
駅前のタクシーで法隆寺へ。9時ごろに到着。760円。

朝早いせいか、まだ拝観者は少ない。

法要が始まる10時半にはまだ間があるので、先に夢殿、中宮寺の拝観をする。

中宮寺の庭で見つけた「かりん」の1種。青い実が清々しい。

時間と共に、陽射しも強くなり、人出も増えて来る。
くらくらするくらい暑い。
時間が近づいたので、講義の行われる西室へ。


中庭。「入側が無く、目の前は土塀・・」と書かれた清少納言の局はこんな雰囲気だったのかと、
ふと余計なことを思う。


中の様子。参加者はその言葉の訛りから、近くの人々ばかりのようである。
「今日で、終わりですね。ご苦労様。」
などと声をかけあってお互いねぎらっているところから察すると、この人たちは、5月16日から始まった夏安居をほとんど聞かれたようである。


結願の法要と盂蘭盆経の講義があった。
導師?が二人。僧二人。学僧6人。
法要は30分程。耳慣れない経の中に、心経、観音経が親しく耳に入る。

講義はぴったりと12時に終了。
とたんに大きなサイレンが鳴り響き、「終戦記念日の黙祷をしましょう。」
という導師の発声で一同黙祷。
散華を頂いて法隆寺を後にする。

法隆寺から近鉄奈良駅まで、タクシー。5200円。
奈良から名古屋まで、特急で2回!乗りかえで帰る。


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