蹴文修記

2006年11月29日(水) U21日本代表×パキスタン代表

谷口2ゴール。

今季の内容を見れば、当然の結果です。

ただ、プレーしてるときよりも、

インタビューを受けているときの方が、

こちらの緊張度が高いのはなぜだろう(笑)



2006年11月26日(日) 川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ

いやぁ、今年もホーム最終戦ですか。

長かったような、あっという間のような。
まだまだこの位置でリーグ戦を戦いたいと思う一方、
もう十分だよ休めよ選手たち。。。とフクザツな気分。

今年ホームでいちばん変わった部分。
早く行かないと、メインで観れなくなった…。

いつぞやは選手紹介が始まってから家を出ても
メインの良席で観れたもんだが、今は開門と同時に
入らないと、お気に入りの席には着けない。

選手たちもチームもよく頑張ったね。

だから審判もオマケしてくれたんだよ。。。

はは、あれは絶対にPK与えたと思ったもんね。
GKによるエリア外の得点機会阻止だから、赤紙が
頭に浮かんだもんね。

岡田さん、見るたびにミスとか?が増えてくるなぁ。
そろそろ潮時かもね。上川の時代到来か。

川崎、なんとか勝ちましたけど、ひとり減になって
からの鹿島の戦い方、学ばないとダメよ。
相変わらず上手いなぁ、と思った。選手が入れ替わろう
とも、こんなのって継承されていくんだなぁ。

試合後、ヤス、キンちゃん、鬼木の引退セレモニー。
去年のアウグストと相馬、ベティのときほど自分的には
気持ちが盛り上がらなかったけど、やっぱ寂しかったな。

ちっちゃい選手ばっかりチョロチョロしてた川崎は、
今や過去のものとなってしまったんだな、との感慨は深い。



2006年11月24日(金) 【番外】シンポジウム

ちょっとした縁で、旧ユーゴスラビアに関する
シンポジウムに出席してきた。

もともと、香港で観たときからユーゴに興味あったし、
W杯参戦中にセルビアサポーターに囲まれて観戦した
ことも思い出深い。

でも自分の中で、これらの出来事を並列に並べることが
できたのは、仕事でオシム絡みの調べモノをしたとき。
木村元彦のユーゴ三部作を読破してからだった。

それまでは、なぜユーゴ代表が香港で試合をするのか、
あるいはセルビア・モンテネグロ代表なのにサポーターは
セルビアとしか叫ばないのか、なんてわからなかったから。

知れば知るほど、フクザツでやるせない旧ユーゴ地域。
今回のシンポジウムのテーマ「共生」ということに疑念を
抱きながらも、久しぶりに教室で授業を受ける感じで参加。

現地に行ってきたというひとの現状報告、学者さんや
政府関係者、ユーゴ出身で日本に住んでいるなどが参加
したパネルディスカッション。。。
みなさん、色んな立場で様々な意見を述べていらっしゃいました。
はい、それぞれは理想的な、あるいは現実的な、貴重な意見でした。

でも「共生」という今回のシンポジウムのテーマについて、
言及がなかったのが残念。
僕は、(今のところ)共生なんかムリだと思っているのだが、
なぜいま、この日本で、「共生」について考えなきゃいけない
のか、最後までわからないままだった。

だいたい、兄弟げんかしてお互いに傷つけあって、家を出て行った
ならず者の男たちに、あんたたち前のように一緒に住めば?
と他人に言われて、はいそうですかと言うはずがないし、
それを遠くに住む友人たちがあれこれ話していても意味がない。

旧ユーゴスラビア地域の現実を、昔はよかったというノスタルジック
な思いを排除し、東にも西にも北にも南にも偏ることなく、
伝えて行くことこそが必要ではないのかな?

なんて、ちょい齧ってわかったような人間が偉そうに言ってみる。



2006年11月23日(木) FC東京×横浜Fマリノス

えっと、今からまとめ書きしようとしてるのだが、
いきなりこの試合の感想求められたって、いや、
自分に求めているんだけど、、、忘れた(笑)

今(11月30日早朝)思えば、三浦文丈の最後の
頑張りだったんだな、とか、マリノスの奥もこれで
見納めだったのか〜、とか後になって感慨深く思い
出される試合でした。

いや、まじで思い出せないや、やばい。。。
唯一、覚えているのは、両チームの、今年の低迷ぶり
を象徴しているような一戦だったな、ってこと。



2006年11月21日(火) U21日本代表×韓国代表

「気持ちが感じられない選手は5分で交代」
なんて談話が伝わってきていたので、
「ならば全員代えてもらおうか!(怒)」
と思った前半戦でした。

なんて言うか、まあ僕らも日韓戦とはいえ、
のんびりと観ていたこともあろうけれど、
全体的にぬるい。気合いが足りない。
国立で韓国とこんな試合やってんじゃねぇよ!

選手の粒が揃いすぎているのかなぁ。
みんなそこそこ、だから、そこそこのチームになる。
誰かを動かそう、とか、誰かならなんとかして
くれる、とか気分にならないもんな。。。

平山使うなら、国見のサッカーみたいに、戦術平山に
しなきゃだめだよ。中途半端なことで生きる選手じゃない。
水野もこの中では光ってはいたけど、あれくらいは普通。
家長なんて(怪我明けだっけ?)もっと出来るはず。
青山も寝たまま試合するんじゃねぇよ、まったくもう。

いい意味で、バカが出てきて欲しい。
意味もなく突っ込んでいくとか、やたら怒鳴り散らすとか、
型破りな選手が出てきて欲しい。そしたらもっと良くなる。
このいい子の集まりのチームじゃ、多分予選通過はムリ。




2006年11月15日(水) 日本代表×サウジアラビア代表

今日はとあるスポーツカフェに友人たちと集まり、
アジアカップ最終予選、日本×サウジアラビア戦を観た。
たまにはみんな集まってワイワイ観るのもいいね。
酒も入るので試合の内容はあんまり覚えちゃいないけど…。

昨日観たU21の試合が余りにも未完成な、ため息の
連発のようなものだったからか、今日のサウジ戦は立ち
上がりからそのスピード感、展開力に目の覚める思いがした。
ああ、これがA代表の試合なんだな、と。

内容としても、これまでのオシム監督に練習で教えられた
サッカーをやろう、とか、ミスしたら代表に呼ばれなくなる、
とか変な固さがなく、みんな持てる能力を存分に発揮した
好ゲームだったと思う。

個々のクラブでやっていることを、それぞれの高い意識で
展開すれば、サウジ恐れるに足らず、と。
途中からは選手のそんな自信も垣間見られた。

結果、オシム監督が目指すサッカーではなかったかもしれない。
でも今の日本代表に呼ばれている選手が、それぞれの個性を
生かしあい、サウジを圧倒した。

オシム監督は、ひょっとしたら内容には不満かもしれない。
でも、それは喜びでもあるはず。
いつもの倍とも思える走力を見せ、サウジには何もさせなかったのだから。

いや〜、我那覇の2ゴール、嬉しいよぉー。
憲剛はいまいちだったけど、そのいまいちでも最後まで
試合をコントロールすることができていた。進歩だと思う。



2006年11月14日(火) U21韓国代表×日本代表

いや、谷口よくやった!

試合じゃなくて、インタビュー(笑)

BS放送では入らなかった試合後のインタビュー。
NHK総合のディレイ中継が終わったあと、
いきなり反町監督が出てきてびっくりした。
そして次はなんと、キャプテンさせられた谷口。

まさか「キャプテン」といえば「谷口」と
安易な想像力を働かせたわけじゃないだろ監督。
反町はまさにその世代なわけだけど。。。

もう、普段から、録画編集でさえ何を喋っているか
よくわかんない谷口だし、試合後のコメントは
喋ったことを寺田周平に翻訳して載せてるという
噂まであるのに。。。

あんな一発撮りで、質問もたくさんあって、
噛み合っていない返答もあったけど、事故にならず
にすごくほっとしてるよ父さんは(笑)
ナビスコカップのニューヒーロー賞受賞のマスコミ
対応で慣れたのだろうかねぇ。成長が感じられましたわ。

試合はあんなもんでしょう。
谷口はいつもより前めでプレーしていたけど、
韓国が中央を固めていたためにスペースがなかったし。
一発惜しいミドルがあったけど、あのカタチは得意な
パターンじゃないし。それでもいいシュートだったけど。

まだまだチームを動かせるような選手じゃないです。
普段は憲剛に動かしてもらってますよ、はい。
でも2人で動かせるようになったら、もっと魅力的な
サッカーが等々力で観れるだろうなぁ。

ぜひ、五輪代表に最後まで残って、北京に行って欲しい!



2006年11月11日(土) FC東京×川崎フロンターレ

これがダービーと呼ばれる試合なのかな、って感じた。

多摩川を挟んで向かい合うFC東京と川崎フロンターレ。
JFL時代から熱戦を繰り広げ、共にJ1に昇格する。
その後川崎はJ2に陥落するも、復帰を果たした昨季
以降の対戦成績は互角。

東京はナビスコカップを獲得し実績の上では先行。
川崎は今季、シーズン当初から優勝争いを演じている。
しかし両チームがピッチで向かい合った時、過去や現在の
順位は関係なく、常に熱い戦いが繰り広げられる。

東京と神奈川の県境をまたぐものの、サポーターの生活圏
はかなりの部分で重なっている。同じ電車で同じ方向に帰る。
対峙するチームを応援する友人は近くに住んでいる。

勝ったほうのサポーターは意気揚々と電車に乗り込み、
負けたほうは恨み言のひとつでも呟きながら家路を急ぐ。
これがもダービーが盛り上がる大きな要素。

情けない試合して負けたりすると、下手したら自宅近くの
駅まで、相手サポーターを顔色を伺いながら帰らなきゃ
いけない。これは本当につらいのだ。
当然、選手も移動の負担が少ないわけだから、共にアウェー
であることを言い訳に出来ない。だから試合はより白熱する。

リバーサイドダービー? やっぱり多摩川ダービーという
呼び方がしっくりくるかな……。

今日の試合は、前半、川崎の持ち前の攻撃力が、ちょっと
勇気のなかった東京の守備陣を切り裂き、得点を重ねる。
優勢に立った時の川崎の攻めは素晴らしく、ワンタッチ、
ツータッチでどんどんボールが回り、ゴールを狙うかと
思いきや、スピードの乗ったドリブルでDFを振り切る。

でもこのまま終わらないのがダービー。

後半開始直後に3点差をつけられた東京は、泥臭いゴールで
1点を返し2点差に。川崎に退場者が出て数的優位に立つと
その勢いは加速する。スイッチが入った東京は止められない。
特に攻撃に人数をかけてリスクを取る攻撃ではないけれど、
一人ひとりの前に向かう圧力は驚異的になる。

優勝争いに絡んでいる川崎は、勝ち点を確保したいという
妙な計算も働いたのだろう。未体験の領域にいる選手たち
には酷だが、東京は計算して戦える相手ではない。
つい3週間前にはG大阪もその餌食となっている。

経験していないプレッシャーが、選手たちの足を止めて
いたのも事実。実際、得点を重ねていた前半でさえ、
ゲーム内容は決していいものではなかったから。
普段なら、退場者がひとり出ている場面で、遅延行為と
見られるようなプレーはしないだろうし。

終盤、2人目の退場者を出した川崎はなすすべなし。
長いロスタイムに同点弾と逆転ゴールを許し、
劇的な幕切れを迎えることとなった。

**

と、まあ、自分の応援するチームの負け試合を中立視点で
書くのは難しいですな…。



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