株式会社JOYWOW
ほうじ茶飲話【JOYWOW】
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2005年04月29日(金)


みんなの笑顔

中学時代のプチクラス会に出席する。
もともと仲良しなクラスであるけれど、かれこれ30年近くになるのか、卒業してすぐ他界したクラスメートのため4/29に声を掛け合って墓参を続けてきた。GWの始めの日なもので、帰国後は出そびれていたのだが、やっと参加できた。この日揃った10人ほどの顔ぶれのうち、一番間近に会った二人は13年前の親友の結婚式で、他のメンバーとは17年前のクラス会が最後。
久々に会った感想はといえば、自分も含めみんな相応に老けていくものなのだと実感。うち数名とは小学校二年生のときからの付き合いで、現在会社社長となったらしいM夫とは、八百屋さんごっこをした思い出を共有している。7才の時の話だものね、一体何年前なんだか。笑。

何年ブランクがあろうとも、昨日も会ったかのような空気に馴染んでしまうのが、「あの頃のともだち」なのかな。元気なみんなと再会できて、とーっても嬉しい一日だった。
また会おうね!

 

2005年04月28日(木)
そりゃそうだけど

会社に着ていくスーツを何着か買うので、一緒に選んで欲しいと30才になる妹分にせがまれ、横浜に出かける。

一軒の店にいいスーツがあり、そこで買うことに決めた。彼女が試着をしている間にみていたパンツが気になり、私もつられて購入。支払いの段になって、私に向かって販売員さんが「スーツとパンツで合計\79,800になります」と、にっこり電卓を掲げた。「会計は別でお願いします」と告げると「あ、すいません!微妙だと思ったんですよねぇ」と苦笑している。

まさか親子だと思ったのか??そりゃないにしたって、妹分の保護者に見られたのは間違いあるまい。いわれてみればそうだけど、でもねぇ・・・「苦笑い」だよね。

 

2005年04月26日(火)
着る言葉

今読んでいる本に、服装評論家の河原淳さんの言葉を見つけた。

『服装は、社会的には”着る言葉”である』

私もよく研修で「服はあなたの名刺です」と話すのだが、高い服、ハイセンスなものを身に着けろといっているわけじゃない。服は一目でわかるその人のアイデンティティであり、私はこう生きているという表示なのだ。とっかえひっかえ新しいものを買う必要はない。同じ服でも組み合わせや、靴・カバン・アクセサリーの合わせ方でいかようにも印象を変えられる。「組み合わせなんかわかんないよ」とぼやくなかれ。まずは雑誌でも街で見かけた人でもいい、真似から入ろう。人真似をして、それが自分のものになったら、自分のテイストに変えていくことが出来る。

人生と職業と、自身を表す服装のコーディネイトを楽しんでほしい。その際、常に守るべきお約束は「靴を磨くこと」「清潔なものを着ること」そして「TPOをわきまえる」こと、だ。
これらについては、また後日続編で。

 

2005年04月24日(日)
人参をぶら下げて仕事する

アレもコレもとAmazonで一気に注文した本が、今朝配達された。

私にとってオンライン書店は必要不可欠だが、目当てが決まっておらず「こういうくくりの本」というだけで探す場合、相当な時間を費やしたり、賭けの要素が強まる弊害がある。今回購入した本は、まさに広義に受け取られるくくりなのであまり絞込みも出来ず、短時間勝負、第六感だけで選んだ。すべて仕事の資料として購入したものだが、パッケージを開いて13冊それぞれをぱらぱらめくってみる。今回は当りがいい。うずうず!読みたい!

そういう日に限って、仕事はパンパンに詰まっている。
本棚に入れている余裕もないので、床に積んだまま置いている。
たまに後ろを振り返り、本の山を確認して自分を慰める。
どう頑張っても明日の夜までは開けそうにないので、
ここに無念な思いを綴ってみた。はぁ・・・
さぁ、仕事しよっと!

 

2005年04月22日(金)
たまの電車は世相が見える

湘南新宿ライン。
新宿、渋谷から田舎に向かって最速一直線に向かう電車。
早めの夕刻、朝一から打ち合せ尽くめだった私は
グリーン乗車券を購入して下り線に乗り込んだ。
渋谷駅から学ランを着た中学生が乗り込み、ナナメ前方の席に座る。なんとこの坊やはグリーン定期券で通学しているじゃないか。
恵比寿から高校生らしきブレザーの制服を着た女の子が通路をはさんだ隣に座った。検札にきた乗務員にその場でお金を払っている。JR東日本普通列車グリーン券は新しいシステムになったため、車内でグリーン券を購入すると割高になるのだが、彼女にとってはかまわないことなのだろう。
大崎から乗って来た私服の男の子も中学生くらい。みんなあたりまえのようにグリーン車に一人で乗り、くつろいでいる。

親の顔が見てみたい。
「子供がお勉強やお受験で疲れてかわいそうでしょ、だからグリーンで通わせているんですのよ〜」なんて声が聞こえてきそうだ。
こんなことで本当にこの子たちは自分の力で立っていけるようになるのだろうか?

 

2005年04月20日(水)
心がささくれちゃうよ

天候晴れ、時刻はいまだ明るい16時頃、駒沢通り沿いの学芸大学信号が赤で停車。真横の歩道で自転車を停めたオババが不審な動き。と、思っていたら、あれよという間に街路樹として植えられていたクルメツツジを引っこ抜き、何食わぬ顔で持ち去った。

ねえ、おばちゃん。
それって、どろぼうなのだけれど。

 

2005年04月19日(火)
夏の準備

お遣い物を探すために渋谷西武に立ち寄る。
ふと、何の気なしにスイム・パラダイス(水着売場)に足を踏み入れた。まばゆい水着たちにかこまれてくらくらしていたら、素直に笑顔が美しい販売員さんに気持ちよく接客され、あっという間にお買い上げとなった。甘い言葉と笑顔にほだされたわけでなく、経験に裏打ちされた距離感と押し付けがましくない接客が爽やかで、買わないという選択肢が消えてしまったのだ。

ところで今回の水着は私にとって14年ぶりのMade in Japan製となる。外国製に比べるとクオリティーは天地の開き、芸の細かさと縫製の確かさにうっとりとしてしまい、予定外の買い物商品に幸せをもらってしまった。

私事だが、この10年間ほどビーチではビキニしか着ていない。断っておくがナイスバディというわけじゃないし、みせびらかしたいなんていう思い上がりは一切ない。ただ、ワンピースや体のラインが隠れるセパレーツタイプの水着は、どうにも恥ずかしくて着ることが出来ないのだ。言語化することがとても難しいのだけれど、真夏の海辺で身体を隠すことのほうが、かえって妖しさや自意識を過剰に感じさせる気がしている。

10年後にも同じスタンスかはさすがになんとも言えないけれど(笑)、欧米のご年配女性たちはいくつになっても素敵にビキニを着こなしてリゾートライフを楽しんでいる。日本人である私もそれを手本に、気取らず美しく、慣例をぶち壊す老齢を目指そうと画策しているのだ。

 

2005年04月16日(土)
長らくのオチ

取れないと諦めていた勘三郎襲名披露四月大歌舞伎、
突如手に入った一等席券!
きらきらに喜び勇んで、友人らといざ歌舞伎座へ。

京鹿子娘道場寺の白拍子花子役勘三郎、そのままスーパー歌舞伎に出してしまいたいほどのアップテンポさに目を奪われたり、苦笑したりだが、勘三郎なので許してしまう。これが売れっ子の得であり徳なのだろう。

ところで、昔々茶飲話にも取りあげた春日八郎の「お富さん(昭和29年の大ヒット)」、♪粋な黒塀見越しの松に仇な姿の洗い髪 死んだはずだよお富さん♪これが歌舞伎演目「与話情浮名横櫛」のストーリーを流行歌としてリメイクしたものと、この日の舞台で初めて知った。きっと母や叔母が口ずさんでいたのだろうと推測するが、意味のわからない記憶の中の歌にやっとオチがついたらしい。

というわけで今回の歌舞伎も◎。

 

2005年04月15日(金)
ハンティングか、勧誘か

待ち合わせのために青山通りを歩いていた。
「あの、すいません」という呼びかけに振り向くと
私より10歳ほど年上と思われる女性が
私の前に回りこんできた。
「とてもステキな装いをしていらっしゃる方だったのでお声をかけさせていただいたんですが・・・」
一瞬のうちに能天気な私の脳裏によぎった考えは
『え?昔はよくあったけど、いまさらこの年になって雑誌の取材?新聞かしら?まさかね』
なんてことだった。笑。もちろん、そんなわけないんだけど。
彼女は名刺を差し出しながら、よどみなく続ける。
「私〇〇といいます。実は私どもの会社、紅茶とアロマオイルと・・・中略(会社説明)・・・失礼ですが、今はどのようなお仕事をされているのでしょう」コンサルタントと答えたにもかかわらず、あまり聞いてくれていないようで「よろしかったら、私どもと一緒にお仕事をなさってみませんか?週に一日か二日なんですが・・・ご興味ありませんでしょうか?だいたい月に3-5万円の収入になるんですが。いかがでしょうか?」はっきり興味がないと言ったが見かけどおりあっさりとは退いてくれなかった。営業手腕はかなりありそうな人。
待ち合わせ相手が現れたので助かったが、めずらしく困った顔の私になってしまった。

分別のつく営業力のある大人であれば、私を街頭キャッチの対象にするわけがない。どのようなお仕事か、よくわからないけれど私に勧誘の声をかけてきただけとても立派な気がする。
お疲れ様でした!

 

2005年04月14日(木)
週間記

ばたばたとしているうちに日めくられ、またたくまの一週間。
日記ではなく週間記になっている。メンボクない!
巷ではBlog形式の日記が流行っているが、
私のような怠慢更新者にはあまり用をなしそうにない。
書き込みをしてくださる方々に申し訳がたたない状態に
なるのが目に見えている。
・・・と、月一のペースで様々に己の怠慢を嘆いているものの
一向にペースは改善されないが。笑。

 

2005年04月09日(土)
桜満開

咲き誇る桜。
この季節になると9年前の春の日を思い出す。
心が弱くなっていた日々、日本の桜が恋しくて
「帰りたい」とひとりベッドの中で泣いていた。
そんな私に帰っておいでと家族がいう。
中途半端な状況で帰ることは自分の負けを認めることだった。
薄桃色の桜が見たかった。
慣れ親しんだ風に包まれたかった。
優しい言葉を聞くたびに、負けそうになりながら
ここで帰ってなるものかと歯を食いしばった。
あの時帰らなかったから、
桜の季節を嫌いにならずに済んだのかもしれない。
今は優しい気持ちで昔を思い出す。

さくら、さくら。
今日はもう花びらが舞い始めている。

 

2005年04月05日(火)
性別はオンナです

仕事がらみで親友に知人を紹介するため、新橋で飲んだ。
それぞれ非常にウマが合い、楽しい夜を過ごしたが
見目麗しき女性二人を前にして親友(男性)が嘆くこと嘆くこと。
「たまにはさー、OLとかなんとか、女に会いたいよなぁ。
Yukariさんの紹介だから無理かもって思ったけど・・・それにしたってなぁ。楽しいけどさ、でもふたりともさ、マジにほんとはオトコなんじゃねーの??」
そういわれて納得する私も私だが、考えてみたら私の周りには
男性が期待するような「女性」の知り合いはひとりもいない。
コレを読んでいる私の友人たちも、心できっと納得するに違いない。笑。

 

2005年04月04日(月)
ぜーったいないよ!

最近あほらしいFishingメールが増えた。
考えればこんなおいしい&都合のいい話があるわけないとわかるはずだと思うのだけれど、毎日のように送信されてくるってことは、有効な文章である=誰かが引っ掛かっているということだ。

せっかくなので、その引用を紹介する。絶対に、こんな都合のいい話はない。まじにない。みんな、アタマをぶんぶん振って、素面になろう!欲の皮がつっぱる側と、欲に目が眩む側、どちらも同じ穴の狢(むじな)であるけれど、笑いを通り越して、心底気分が悪い。
どうしてこんなあほなFishing詐欺が成り立つ世の中になってしまったのか、いずれにせよ、生きている人間が何より一番恐ろしいというわけだ。

響子 年齢 41歳 結婚歴/16年 子供なし
身長 162cm/体重51Kg/バストDカップ
旦那は貿易事業の経営をしており、仕事柄、1年のうち250日以上は海外に行っております。以前、サークルで知り合った方と良いお付き合いをさせていただいたのですが、1年間に3千万も取られてしまい、さすがに騙された事に気づきました。やっぱり、誠実な方とお付き合いしたいので、1から出直しです。月に100万円以上は出さないと決めておりますので、それで満足していただける方、お待ちしております。

琴音 年齢 45歳
・・・・中略・・・毎月、3百万は使ってます。誰か月150のお手当てで専属になってくれませんか?余り150は2人の豪遊費用でどうでしょう?
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2005年04月01日(金)
素適な大人になってね

今日、幼馴染の娘Aの入社式に列席し、午後にはビジネスマナーの研修講師としてAの前に立った。振り返れば、21年前の今日、彼女の母である幼馴染の結婚式の司会を務めていた。

30年前、自分たちがいつか大人になることはわかっていたけれど、仕事をしたり、人の親になるなんてことは、想像の外だった。時を重ね、それぞれが選んだ道にある出会いや別れを見つめていたら、いつのまにか私たち、そしてその子供までもが大人になっていた。

Aを含めた新入社員と道を歩いていたら、ウェディングドレスの専門店があった。いつかこの娘もこのドレスに袖を通す日がくるわけで・・・なんて感傷に浸っていたら、Aが15-6年ほど昔のことを思い出し始めていた。いやいや、まずいよ、そりゃ(汗)。私が彼女の人生を知っているのと同じとは言わないが、Aもそうとう私の人生を垣間見ているはずなのだ。そんなに思い出さなくていいからね!
思わず、話題を変えてしまった昼下がりとなった。

 

Yukari |株式会社JOYWOW