株式会社JOYWOW
ほうじ茶飲話【JOYWOW】
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2003年06月30日(月)


芸能人と有名人の違い

代官山の眼鏡屋さんに、最近入手したばかりの
サングラス
のフィッティングに出かけた。
私の場合、睫毛がばさばさ生えている+鼻が高いわけでもない、
よって、調整ナシでは睫毛がレンズ面に直撃してしまうのだ。

趣味のいいその店のカウンターで調整を待っている間に
お客が一人、ぬっとドアから入ってきた。
二名のスタッフはあいにく席をはずしていたので、
彼は声も出さず出来(でく)の棒のように、そこに立っていた。
見るともなく視線を飛ばしたら、どっかで見た顔。
あまりに不器用な視線のはずしかたで判明。
三谷幸喜さんだった。

その後はまったく知らぬ振りをしていたのだが、
店の出口に向かうには、もう一度彼のほうを向かねばならない。
彼は再度、不器用に視線をそらした。
なんというか、申し訳ないほどだ。
芸能人ではないからこその、不器用な視線と間合い。
おかげで一般人であるこちらが、おもいきり
気を遣ってしまっている。もう少し、
芸能人になる練習を積んだほうがいいかもしれない(苦笑)。

 

2003年06月28日(土)
地域ネタですが

横浜新道の料金所では、数人の年配女性がブースで働いている。
これがまた小奇麗な人ばかり。60前後という感じなのだが、
きれいにセットされたレイヤードヘアやショートカット、
化粧もアクセサリーも嫌味なく、すごくいい感じ。
全員ビューティーコロシアムに出たんじゃないかと
勘ぐってしまうほど(笑)の好感度な外見で、
同僚のおじさまたちも仕事に精が出るに決まってるよね、
と、つい笑顔になってしまう。

通るたびに気になっていたのだけれど、
先日、後続車のいない暇な時間に料金所に入ったため
思い切って「いつもきれいですね」と、声をかけてみた。
驚いた様子だったけれど、「いつもここを通るたびに、
この料金所の女性のみなさん、本当にきれいにしているなって
思っていたんです」と続けた。
「お金を頂いてはもったいないお言葉です。
ありがとうございます。どうしましょう!?」
と満面の笑顔でハイウェイカードと領収証を手渡してくれた。

この女性のことを、今日一日、ちょっぴり幸せに出来たのかも
しれないなと考えたら、なんだか私も幸せになった。

 

2003年06月27日(金)
決め時

生きていれば、なんどか訪れてくる岐路。
なにか大事なことを決定しなければならない時。
その岐路にも、真と偽のふたつの決め時がある。

右に行こうか、左にするか、はたまた前か?
真であれば、迷わない。たった5秒前まで迷っていたものが
すとんと腑に落ち、これしかない、と答えが出るものである。
偽の場合、どんなにいいものを前に並べられても
時間をかけても決められない。どこかに迷いが残る。
それは、決め時じゃないというしるし。

心の中に響いてくる、自分の声を信じよう。
選ぶべき道は、自分が一番よく知っている。

 

2003年06月26日(木)
再読の恩恵

少年少女日本文学館、井上靖の「しろばんば」を読んでいる。
小学校時代、教科書に載っていたように思ったが
冒頭の文章が、まさに記憶の中のそれと合致した。

この文学館シリーズでは、旧使いの言葉や言い回しに
振り仮名をつけ、朱色で解説をつけている。
読み進めながら、自分が普段あたりまえに使っている言葉に
解説がついていることに驚きながら、文中に漂うなつかしい
空気に浸っている。

この本、大人になったからこそ楽しめる文学であることは
間違いない。が、あの頃の私は、どうやってこの本の内容を
理解し、試験で点を取っていたのだろう?

 

2003年06月25日(水)
きめごと?

所用があって、初めてみずほ銀行に行った。
駅前で最も大きなフロアを占有し、行員数もそれなり。

窓口で待っている間に、ふと視線を上げると
視界に妙な違和感を感じる。
なんだろうと思ったら、十数人いる女性行員の頭髪が
全員同じ茶色だった。入社規則なのかと疑ったが、
フロアで案内をしている女性は、黒髪のままだった。

朝礼の申し送り事項に、髪の色についてという項目が
あったとしたら、それはそれで楽しいのかもしれないが。

 

2003年06月24日(火)
誠実な店主

今年は梅酒を漬けようと、早いうちに
いつも梅干を頼んでいる梅農家さんに
無農薬の青梅を2kg頼んでいた。

だが時期外れの台風上陸で、梅たちは
さんざんな被害をこうむってしまい、発送すべき商品も
時期も計画も、すべてが大番狂わせとあいなった。

予定時期から遅れること二週間。
ある朝、クロネコさんが届けてくれたふぞろいな梅たちは
ぼこぼこな見栄えにもかかわらず、芳醇な香りで
我が家をいっぱいに満たしてくれた。

添えられていた店主からの便りによれば、
納期も遅れたし、品質も売り物のそれではないと。
謝罪とともに注文の倍量を「よければ使ってください」と
タダで(どころか、送料を払ってまで)届けてくれたのだった。
大事な商品のほとんどが使い物にならないという
緊急事態であるのに、傷物になったが愛しい梅の嫁ぎ先と
顧客の心を思いやった彼女のこころいき。

これからさき何年も、もしかしたらずっと、
この梅農家以外から梅は買わないことになるのだろう。

 

2003年06月23日(月)
未来を憂う

NYはますます住み難い街になってきている。
9.11や今回の戦争を背景に、
所得税、消費税の値上げに乗じて移民の締め出しにかかっている。お金のない人は、在留資格なしということらしい。

米国政府への悪口を並べれば、きりがないほどだが
先日、友人と話していて、いいところを思い出させてもらった。

米国は学歴や階級の格差が激しい国だが、
それがすべてというわけでもない。
例えば学歴としては高卒であっても、
自分の研究・意見に自信があるのであれば、
えらい先生や研究者、どんな人の前でも、
どうどうと意見主張することが可能な土壌がある。
米国は、その一介の意見を受け入れる懐の深さを持った
国であることも確かなのだ。

米国に比較すれば、日本には階級格差も学歴社会も
存在しないに等しい。
にもかかわらず、固有の意見や自信を養う土壌がない。
日本の未来を作っていくために、
とても大事なことなのだが。

 

2003年06月22日(日)
これでも丁寧語

友人の買い物のために寄った店でのこと。
友人はパンツを購入し、裾あげを頼んだ。
まだ他の商品を見たかったので、清算は後にして欲しい旨を
担当してくれた店員に告げた。
店員はわかりました、といいながら
「では、お待ちになっている間にお直し伝票の
記入をお願いいたします」と笑顔で言ってくる。
コイツ、日本語通じないのか?と、思いつつも
面倒なので、記入するように友人を促した。
店員はあたりまえのように伝票を指差しながら説明した。

「では、こちらにお名前様と連絡先をご記入してください」

ここのところ、日本語の乱れについてニュースや新聞が
報道しているが、だからどうやって直していくのかを知りたい。

接客業の教育担当者の皆さん、
現場はますます厳しい今日この頃。
マニュアルは時代に則して書き換えて、
応用に対応できる人材育成をよろしくお願いします。

 

2003年06月21日(土)
友人の同僚

彼は、東京ディズニーランドが大好きなのだ。
年間パスで、おおよそ一年に60回前後通う。

仕事で落ち込んだ時、寂しくなった時、悲しい時、
どんな時でもミッキーとその仲間たちにあえば元気になる。
会社帰りに一人でふらっと行くこともあるし、
携帯のサイトで知り合ったメル友の若い女の子ともよく行く。
特定のというのではなく、TDLを楽しめる誰か。
昔々、結婚まで考えた相手に二股をかけられて以来
女性恐怖症になった。今、付き合っている人はいない。
趣味は、一眼レフのカメラでパレードやキャラクター達の
写真を撮る事。部屋には今までの成果がたくさん貼ってある。

一応会社員。以前は呉服会社にいたが、
三ヶ月前から、雑貨関連会社の営業に転職した。
歓迎会や飲み会に誘われても、下戸なので、
一番隅の席で黙ったまま携帯をいじっている。
しゃべることは苦手だし、とうぜん営業成績は芳しくない。
この仕事は一日何歩くらい歩いているのだろうかと、
上司が酒席で冗談を言ったので、万歩計を付けて仕事し、
二万歩前後だと報告した。会社は、彼のクビを考慮中。
見た目は若いが、今年、彼は42歳になる。

実在する人物の話だが、もしかしたら、
彼は特別というわけじゃないのではないか?と、ふと思った。
昨今は、どこにでもいるタイプなのかもしれない。
だとしたら、日本の未来、まじめに憂慮しなくては。

 

2003年06月20日(金)
雨と自転車

関西と関東の違いは多々あるが、
最近一番の気付きは、自転車について。

今回の出張中、何度か雨の日に関西方面に行った。
雨でも晴れでも、町に出ている自転車台数は変わらない。
あたりまえのように傘をさして、自転車に乗っている。
これには正直驚いた。

他のエリアはどうか知らないが、関東DNAの濃い私の認識では
「雨が降ったら自転車には乗らない」ものだと信じていた。
実際、私の暮す町では雨の日の自転車人口はほとんどない。
だが、関西の自転車上の人々は傘を手に持ったり、
ハンドルに固定したりしながら、あたりまえのように
すいすいと走っていく。

地域が少し違うだけで、日常の常識がこんなにも違うとは。
まだまだ知らないことが、山のようにあるってことか。
青二才の己を戒めた、驚愕に近い事実だった。

 

2003年06月19日(木)
長らくご無沙汰でした

久しぶりに関東に戻ってきたら、暑いのなんのって。
長い間締め切られていた家の中も、蒸し風呂。
お昼も摂らずに雑事をこなしていたら
あっという間に夜。やっとPC前に落ち着けた。

あまりに忙しい日々だったので、
なんやかやと茶飲話のネタはあるものの、
今夜は頭の整理がついていません(汗)

明日からしっかり更新いたします。
まずは、更新再開のご挨拶まで。

 

2003年06月12日(木)
突然ですが

すっきりしない天気が続く、梅雨空関東。
仕方ない、自然には勝てない!

すっかり仕事がてんてこ舞いで、出張命令が出ました。
しばらく更新できませんが、みなさん待っててね。

 

2003年06月11日(水)
梅雨突入

ついに除湿機を買った。
あれやこれや、機能やら口コミやらを検索・比較検討し、
結局三菱電気のサラリに決めた。

実際に家電ショップに行くまでは、他の機種も考えていたが
仕様の割にコンパクト、部屋で浮かないデザイン、静穏性、
そしてブランドに対する信頼性という4点が決め手となった。

今まではエアコンの除湿機能しか使ったことがないため、
除湿機とひとつ部屋で共生するのは初めてなのだが、
いやいや、これが馬鹿に出来ない働きをする。

水滴も霧も目には何も見えないのに、
空中から水を搾り出しているのだ。
ポショポションという、水の溜まる音が聞こえるたび
タンクを覗いて水位を確認してしまう。
う〜む、びっくり。文明って、すごい。
魔法のような除湿機に、私、惚れました。

 

2003年06月10日(火)
しりとりあそび

従兄弟の子供が、学研のお教室に通っている。
まだ小学一年生になったばかりだが、40分ほどきちんと
席に着いて、いろいろ学んでくるらしい。

彼女のクラスは、たまたま担当がすばらしく
こども達は、親が辞めてもいいのよという教室に
自発的に通っているらしい。

教室での昨今のブームは、しりとり。
ゲームをしながら、気になる単語の意味やかたちなどを
先生が楽しく教えてくれる。みんな、そんな先生が大好きだ。

言葉の意味やイメージを、小さな頃から
ひとつでも多く教えていくことが、先生の使命なのだという。
とても大切なことを教わった。

 

2003年06月09日(月)
横浜方言

困っている。こんなことに困るとは、思いもしなかった。

「食べれる」の「ら」が、どうしても抜けてしまうのだ。
長い習慣というか、昔からというか、なーんの疑問ももたずに
「ら」抜き言葉を使っていた。

この話を身内の義姉に話したら、
それは間違いなく「横浜の方言」だと断言した。
なによりの証拠に、ハマッコの義姉も同じだという。
かなり力ずくないいようではあるものの、
おや、そうなのか!とGOODな言い訳を手に入れて、
誰彼かまわず言い触れ回っていたのだが、
ひとりも同意してくれない。
そりゃ確かに誰もハマッコじゃないし、
仕方ないけれど、ちょっとさみしい。

今日も私は「ら」と闘うけれど、これって本当に横浜弁?
どなたかご存知の方がいたら、教えてください。

 

2003年06月08日(日)
自慢しちゃうけど

阪本塾卒業生メンバーと海辺のBBQ。
おいしく、楽しく、気持ちよく。
お日様の下で、私を含めた全員が飲みすぎていたような
そんな一日だった。

何かをしようと誰かが言い出したら、
役のきめっこなんぞ無縁のままに、誰かがタタタと動いている。
鼻を膨らませて語ってしまうが
阪本塾卒業生のQOLと行動力はすばらしい。

年に一度のBBQ、来年が既に楽しみになっている。

 

2003年06月07日(土)
仕事を楽しめる心

18年間専業主婦をしていた友人が、
ちょっとした事情でフルタイムの仕事についた。
ディスプレイの仕事なのだが、場所は静岡から北海道までと
広範囲な地区をカバーしている。

久しぶりのフルタイムで、どうなるかなと思っていたら、
なんと営業もこなす、会社期待の星になってしまった。

長いブランクで、初めての営業。
どんなにどきどきしたろうかと想像に難くない。
が、彼女は、あくなき探究心と「やらせてもらえる」
幸運さに感謝しながら、仕事を心から楽しむ毎日を送っている。

仕事に対する姿勢ひとつで、周りの人の動きも変わってくる。
所長以下、彼女を心底サポートし、少しでも働きやすいよう
様々な知恵や行動を提供してくれている。

「仕事が楽しくて、やりがいがある。やったことをきちんと
認めてくれているから、目標に向かってがんばろうと思うの」
そんな彼女の話を聞けることが、私はとても嬉しかった。

 

2003年06月06日(金)
驚きの風景

23時前、高速道路のインターチェンジを降りた。
料金を払って、一般道に出るための徐行を始めた時、
数台の車がハザードをつけて停車していることに気がついた。
その車の横から1メートルおきに並んだ13人の男性が
一斉に小用を足していた。

まじ?と目を疑いつつ、まぎれもない事実に
ものすごく驚いてしまった。

おにいちゃんたち、何を考えているんだろう。
この国は、これからどうなるの?

 

2003年06月05日(木)
憧れの美筆

尊敬するHさんからお便りを頂いた。
あいかわらずの達筆で、返事を書くことに躊躇する。

美しい書体の手紙類を頂くといつも自問自答する。
そろそろペン習字でもやるべきなのではないのか?と。
そういうサイトを検索してみたりもして、
年間に相当回数逡巡(しゅんじゅん)するのだが、
いぜん実行されていない。

ペンを取って、自分の名を紙に書いてみる。
まさにどこからみても「私」という字体だ。
もしこれが達筆になったとしたら、人は私の印象を
どのように受け取るのだろう?
考えれば考えるほど、有り得ない話のように思えてならない。

このままでは来年も再来年も、
私らしい字体のままで過ごしてしまうにちがいない。
それはそれで、ちょっとさみしいのだが。

ま、いっか!
と、毎度のパターンで今日も終わるのだった。

 

2003年06月04日(水)
結婚とは

少なくとも、今の時代に嫌でする人はいないと信じている。

だが。

昨年末に結婚したMくんは、する前から結婚を嫌がっていた。
結婚式も旅行も嫌だし、お給料明細を見せるのも嫌、
週一日しかない休みを煩わされるのも嫌。
自分の稼いだお金なのに、パチンコひとつ満足にいけない。
雑誌にあるような恰好いいマンションに住みたいのに
貯金するから築12年のマンションで十分といわれる。
でも、29才になる彼女とは10年付き合ってきたし、
キライじゃない。責任も取るべきと思う。
年取ったときに誰も傍にいなかったらすごいさみしそうだし。
だから、結婚した。新しい関係はそう悪くないという。

今年から来年に結婚を控えている男性が、周囲に4名いる。
誰も嬉しそうじゃないし、幸せ光線も発していない。
それどころか、なぜ結婚するのかわからずに悩んでいる人も。
揃いも揃って4人とも、不思議な雰囲気で結婚に向かっている。

これって、今の時代の流行なの?
とてもとても不思議で、まさにお手上げ状態です。

 

2003年06月02日(月)
気分転換

Sandiiの" TIKI TIKI "というCDを聴いている。
タイトルからもわかるように、ハワイ色の強い一枚。
寒い間は眼の隅にさえ入らないのだが、
太陽が近くなってくると、知らずに知らずに手が伸びている。

どうにもこうにも南の島が恋しい。
ビール、フローズンマルガリータ、ピナコラーダ!!
木陰に寝そべり、青い空と白い雲の対比を指の隙間に覗く。
コパトーンと潮の香り、身体にまとわりつく日差し。
うぅー、い・き・た・いっ

精神衛生上、聴くとよさそうな気がしたからかけたのだが、
結果、あまりよろしくなかった。
気分転換に、美空ひばりでもかけるとするか。はぁ・・・

 

2003年06月01日(日)
おこりん坊

「Yukariさん、ストレス溜まっているんじゃないの?
なんかさー、いっつも怒ってる感じがするんだけどさ、
だいじょうぶ?」

NYでフリーランスのコーディネーターをしていた頃、
仕事仲間のカメラマンに、よくそんなことを言われていた。
本人にその自覚はなかったし、
よもや怒っているはずもなかったのだけれど。

振り返ってみれば、あの頃は確かにストレスフルな状況だった。VISA保持のために在籍していた別会社のボスのことが大嫌いだったし、プライベートでも解決しなければならない問題を抱えていた。これからどうやって歩いていくのかということも含め、
なにひとつ前に進ませることが出来ずにいた。
いくつもの問題が大きな壁となって立ちはだかり、
自分の力じゃびくともしない気がしていた。
そんな状況が、私の表情を知らず険しくしていたのだろうと思う。

ボスには、それはそれで本当にお世話になったし、
プライベートな問題も、自分可愛さゆえに
考える事を後まわしにしていただけのこと。
過ぎてしまえばなにもかも、
思い込みでがんじがらめになっていただけで、
どの状況ひとつとっても壁ではなかったことが理解出来る。

逃げることから抜け出せたのは、多分なにかのきっかけで
自分の内面と対峙することができたからだろう。
すると、立ちはだかっていた壁に足がかりがみえ、
からまっただけの毛糸玉になり、やがては水のように流れていく。
すべては、心の一歩から始まることでしかなかったことさえ見えてくる。

険しい顔の私は、誰に対して怒っていたのだろう。
自分の無力さとか、頑固さ、そして運命とか、
そういう怒り甲斐のないものに対して
無性に腹を立てていたに違いないけれど。

 

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