へそおもい

2005年07月31日(日) しめ鯖の腕

ねむっている間に
左腕に見事な鯖の絵が描かれ
それを鋭利な包丁で
しめ鯖の5ミリ間隔くらいに
しめ鯖の身位の深さの傷を
入れられてしまう夢をみた。

包丁が鋭利で
すーっと切れたので
寝ている間には
気がつかなかったみたいだ。

目がさめて
傷に気が付いたら
じりじりと痛みだし
部分によっては
じくじく化膿しているようだ。

それにしても
見事な鯖の肌の絵だなあと
感心する。

これは悪の組織の仕業なのだ。

とにかく化膿をとめようと
ラベンダー精油を
綿棒で腕につけた。

しかし
なんだか香りが違う気がして
ボトルをみると
ラベンダーではなく
ジュニパーの精油ではないか。

みるみる鯖の腕は
ジュニパーが強すぎて
ただれてゆく。

そのうえから
焦ってまたラベンダー精油を
かけたのだが
しめ鯖の切り口が
ういてきて
くっつきそうもない。

でも
悪の組織はもっと
悪い事できたのに
しめ鯖の腕なんて
なかなかお茶目な所も
あるよなあとおもう。

楽しく
戦えそうな気がした。

*  *  *

起きたら
雨の朝だった。

きょうは
ライブなのだった。



2005年07月30日(土) 宣伝風になってしまった

もとやんのお芝居をみに京都へ。

いつも妖怪的なもとやんが
きょうは歯もそろっているし
(綺麗な入れ歯していたらしい)
メイクも貴族風だし
別人のようだった。

お芝居もへんてこはちゃめちゃでおもしろかったし
もとやんの演技もすごく味があってよくて
お芝居中は“すごいなあ!”と感動して
この感動をもとやんに伝えたいとおもっていたのだが。

帰りの玄関で
メイクしたままのもとやんに会ったら
やはり別人のようだったので
ドギマギしてしまい
なにもしゃべれずにおわってしまった。

頭ではこの人はもとやんだと認識しているのに
感覚的にまったく別の人間と感じていて
声をかけられても中途半端なうすわらいで
そそそっと早足で玄関をでてしまったのだ。

うおー!

わたしは時々
こういう風にパニくった末
わけがわからず
思いを伝えるタイミングを
のがしてしまうことがある。

玄関をでてしまってから
もういちど引き返して
もとやんに声をかけたい衝動にもかられたが
やっぱりやめた。

仕方ないので
お昼の公演にいったみかるさんに電話をして
あーだこーだお芝居話で盛り上がり
やっとこさ気がすんだ。

あしたもまだ最後の公演が
お昼にあるので
興味のある方みにいってもいいかも。
まだお席の余裕はあるようです。

http://bunka-ryoku.goo.ne.jp/Details.asp?EID=3614

http://www.kogankurabu.com/koen/index2.html

そして
お芝居の後は
丸太町ネガポジにて
我々のライブがあります。

今回ももりねーさんが出演できず
はたさとみソロとソラネコ4人バージョンで
お送りする事になりますが。

楽しくやっとるので
ぜひぜひいらしてくださいな。

■7/31(sun) 京都ネガポジ 075-252-8856
"君に胸キュン!落として今夜" vol.9

ザ☆マジシャンズ / はたさとみソロ+ソラネコ4人 / ハミリ
ーコンプータ

open/18:00 start/19:30 
ticket adv./\1500 door/\1800  drink別途


それではまた
おやすいみん。



2005年07月27日(水) ぴょんぴょんの目覚め

ぴょんぴょんが
ウォーキングをはじめた。

いつもごろごろして
ときどき御飯を作ってくれた
ぴょんぴょんだったのに
突然活動的になるなんて
よっぽどの事件がおきたのだ。

びっくりしたので
なにがおこったのか
きいてみると
動悸と息切れがひどくて
それが運動不足のせいだと
気がついたのだって。

いまのカラダの状態が
おじいちゃんみたいなんだって。

わたしは
パソコンで
動悸とか息切れを検索して
不整脈の説明文を読んで
ちょっとこわくなったのだけれど
ぴょんぴょんは
涼しい顔で
ウォーキングをすれば
大丈夫な感じがするのだという。

きょうは
川沿いの道を通って
高速道路の下をくぐって
面白い不動産屋さんをのぞいて
1時間程で
帰ってきたのだそうだ。

いったいぜんたい
ぴょんぴょんは
どうしてしまったのかしら。



2005年07月26日(火) 今夜はぬけがらさんと過ごす

今夜は涼しかったので
窓をあけていたら
ぬけがらさんがやってきた。

ぬけがらさんは
ぱりぱりと
乾いた音をたてて
畳の上にあぐらをかいた。

ぼくは
ぬけがらさんに
扇風機があたらぬよう
気を遣いながら
パソコンにむかっている。

ぬけがらさんは
きょうはつかれているのか
あぐらをかいたまま
うたたねをする。

“台風がきたからね”
半分だけ目をあけて
ぬけがらさんはいう。

“台風がきたから
 トマトスープをたべたの”
また目をとじながら
ぬけがらさんはいう。

“台風とトマトは少しにているでしょ?”
ぬけがらさんは
ぱりぱり音をたてたかとおもうと
突然大きく目をあけて
“にているでしょ?”と
ぼくをみる。

ぼくは少し驚いて考える。

“台風とトマトは
 中のぐちゃぐちゃした感じが
 似ているかもしれないね”

“そうでしょ?”

ぬけがらさんは
しばらくだまって
またうたたねをする。

トマトスープは
おいしかったのだろうか。

きょうは
ぬけがらさんがいるから
はやく布団にはいろうとおもう。

ぬけがらさんが
やってきた日は
いつもよりも
幸せな夢を
たくさんみるような気がするのだ。



2005年07月25日(月) ぷーらぷーら

ぷーらの手仕事祭りへ。

ひさしぶりでうれしかった。
カレーとチャイは
やはり美味。

心くすぐるものたちばかりで
給料日直後の油断があり
たくさんお買い物をした。




まんなかの奴は
ペットボトル入れの
“頭からのむ”という名前。
肩から下げられるし
肩紐の長さも調整できるし
小さなポッケには切符などもいれられて
なかなか実用的だ。

右後ろの赤い鳥かごの中には
ちびちび小鳥がいて
どうしてもほっておけなくなって
買ってしまった。

小鳥の名前を
ちゅんすけにして
部屋にぶら下げているのだが。

“ちゅんすけちゅんすけ”と
ちゅんすけに声をかけると
ちょんすけが後ろで
“ちょんちょん!”と返事をして
やたらかわいい。

かたつむりのマイマイマンは
相棒のおみやげにした。

相棒気にいっている様子。

幸せだ。



2005年07月24日(日) ぼんやりしている

“未来世紀ブラジル”鑑賞。

強烈で絶妙で
シュールでロマンチックでへんてこで
おもしろかった。

観終わってからしばらくは
ぬけだせずにぼんやり。

自分の生きている世界は
どのあたりなのだろうかと考える。

人それぞれ
同じものをみていても
ぜんぜん違うふうに
見えるのだろうとおもう。
人間の数だけ世界はある。

その世界を
分類していくと
自分はどのあたりにいるのだろうかと。

例えば
“未来世紀ブラジル”の世界が基準としたら。
もっと現実的な世界に生きている人もいるだろうし
もっと支離滅裂な世界に生きている人もいるだろう。

そして
わたしはもしかしたら
ねたきりのおばあちゃんかもしれないし
赤ん坊かもしれない
今は夢の中なのかもしれない。

自分は必ず死ぬだろうし
どこからか生まれてきたし
明日からは仕事があるし
天気予報では台風がくるらしいし
電話をすれば恋人の声がきけるし
UFOが上空をとんでいるかもしれないし
ちょんすけは眠っている。

まだ
私にはよくわからないのだけれど
世界は何層かにわかれていて
現実の部分だけ
皆に共通してみえていて
あとは暗黒の渾沌の世界で
人間は
その中を浮遊しているような
そんなイメージがある。

人間は
みんな一緒にいきていくために
現実をしっかりと整備して
時間とか場所とかいろいろな決まりごとを作っている。

渾沌の中にある
水たまりみたいなその場所で
学校にいったり
仕事したり
恋をしたりしているのだろうな。

人間って
変な生き物。

そして
わたしも人間なので
現実のルールに従って
明日決まった時間に起きて
掃除したり
栄養に気を遣ったり
締め切りに追われたり
するのだろうな。

へんなの。



2005年07月23日(土) かたたたたたたっ!

琵琶湖の近くまで旅をして
うたをうたってきた。

5人そろっていなくて
淋しかったけれど
がんばって
結果的には
楽しくできてよかった。

5人そろって
はじめてソラネコであって
ソラネコができることの
ありがたみをまた痛感。

わたしにとって
5人でできているソラネコは
自分のカラダの一部のように
大切になっている。

わたしは
できる限り
なくしたくないものを
もたないようにしようと
心掛けて生きてきたはずなのに
歳を重ねるにつれ
否応なく
なくしたくないものが
増えてきている気がする。

というより
結局は
すべてのものが
なくなる可能性を秘めていて。

生きるということは
いつなくなるかわからない
はかないものの中で
なくしたり出会ったりを
繰り返しながら
ゆらゆら綱をわったているような
そんな感じのものなのだろうな。

結局はまぼろしなのかもしれない
このいまの風景を
大切にしたいとおもう。



2005年07月22日(金) はっきょういのこった!

早起きをして
ラジオの収録。

いくよくるよさんの番組で
ソラネコを紹介してもらったのだ。

そうなのだ
生いくよくるよさんと
おしゃべりしたのだ。

関西に住み着いて8年たつが、
もしかすると今日がいちばん
わたしが関西にきたことを
実感した日かもしれない。

メンバーの木村がやたら
くるよさんにつっこまれていて
おもしろかった。

あっという間に
楽しく時が過ぎたのだが
終わったとたんに
機械の間から
厳しい顔をした人が合図をだして
ナレーションの人が
“不適切な表現があったことをお詫びいたします”
と緊張した面持ちで言ったのだ。

そう
わたしたちは
ものの15分の間に
放送禁止用語を
ふたつもだしていたのだった。

びっくりだ。
わたしたちが
普通につかっている言葉が
放送禁止だったなんて。

難しい世の中に
なってきたものだ。

どうせなら
生放送だし
たくさん言っておけばよかった
なんてことは
全然おもっていませんので!!

なにはともあれ
ありがたい出会いの日。



*お詫び*

明日の堅田ハックルベリーのソラネコライブ。
もりねーがやむにやまれぬ事情により
出演できなくなってしまいました。

そこで急きょ
はたさとみソロ+ソラネコ4人バージョンのライブを
お届けする事にいたします。

ソラネコとはちょっと色が違うけど
楽しい空間にしますので
みなさまいらしてくださいな。

今夜はがんばって
仕込みます!!



2005年07月21日(木) おやすみ

ぽらぽらぽらぽら。

バタン
キュウ。



2005年07月20日(水) とろろこんぶ

以前
友だちのエジプト土産に
パピルス紙の栞をもらった。

ぴったりとした
ビニールの袋にはいったやつである。

相棒はそれをみると
いつも“とろろこんぶ”にみえる
といいだした。

“ぜんぜん見えないよ”と私。
“みえるよ。とろろこんぶやよ”と相棒。

しばらく議論の末
相棒が決定的なひとことを言った。

“とろろこんぶって筆でビニールにかいたら
 絶対とろろこんぶだよ”

“!”

ほんとうだった。
パピルスを包んでいるビニールに
“とろろこんぶ”とかいたのを
想像すると
本当にとろろこんぶにみえてきた。

これは栞じゃなくて
とろろこんぶだ!

目からウロコ。

仕事をする机の上には
いつもとろろこんぶがある。
電車で読む文庫本には
いつもとろろこんぶが挟んである。

なかなか
時空が歪んだような
楽しい生活だ。

そうだった。
自分の頭の中だけで
楽しい生活は
簡単に手に入るのだった。



2005年07月19日(火) わたしの返事は船便

手紙を3通かいた。

ずっと前から
かきたかった人たちに
やっとやっとかけて
ほっとした。

長く生きれば生きるほど
出会う人たちが多くなり
出会う人たちが多いほど
その人ひとりのことを考える時間が
少なくなってくる。

少なくとも
今のわたしは
10年前のわたしよりも
他人のひとりのことを想う時間は
減っているとおもう。

仕方がないとはおもうのだが
もっとじっくり
自分とかかわっている
ひとりひとりの人のことを
味わいたくて
もどかしくおもう。

みんなはどうしてるのかな。
みんな
もしかすると
もっと器用なのかもしれない
とおもう。

わたしは結構
行動の順番を決定する要領が悪かったり
ぼんやりして行動がおそかったり
うっかりぬけていたりして
手紙やメールの返事も
船便のよう。

うちのメールは
ぽっぽーと
のんびり航海して
時間をかけて
相手のところに届くのだ。

きょうの手紙たちも
長い航海の末
やっと形になって
わたしの手から離れられて
よかったなあ。

どうかみなさん
うちは船便ですので
わかってやってください。

遅いですが
航海の途中で
沈没しない限り
必ず返事は届きます。

よろしくおねがいいたします。



2005年07月18日(月) しおからとんぼがえり

始発終電で
金沢とんぼがえり。

ちょうど
金沢21世紀美術館で
ビョークの旦那さんの
マシューバーニー展がやっていたので
みにいった。

ひとことで言えば
想像していたのと随分違って
グロくてB級だった。
コントのよう。

でもコントみたいとかいったら
怒られそうな感じ。
でもやっぱり
B級コントみたいだった。

(どうか怒らないで。)

最近できた
その美術館には
ちょうど
友だちが勤めているので
オシャレ職場で働く
彼女の姿もみてきた。

彼女はオシャレ空間に
しっくり馴染む雰囲気でいて
そのままドラマの一場面になりそうだった。

しかし
わたしがいくと
“中島らものバリの本よんだ?”と
こっそり古本をだしてくる。
中島らもとかけ離れた感じの
オシャレな空間なのに!

このへそおもいも
そこでこっそりみているのだといっていた。
(かいたらヤバかったかな?)

そういうのがオシャレ空間に
ミスマッチで
おもしろかった。

それで
オシャレさと
グロさとB級さにやられた状態で
実家に帰り
妹家族もやってきて
賑やかな晩餐。

相棒がかなりの緊張度で
かわいそうだった。

緊張がうつって
わたしも
かわいそうだった。

それでも
相棒はめいっこに
“生まれる前
 お腹のなかでなにしてた?”
としつこく小声でせまっていた。

めいの答えは
“ぐうぐうねてたの”
だったのだが。

そのあとも
相棒は
“その時なにがみえた?”と
小声でしつこくせまり続けていて
ちょっとこわかった。

今度の課題は
“生まれてくる時どんなんやった?”と
きくことらしい。

なんだか
棒読み人形みたいになってきたので
ねむって
明日もがんばって
生きます。

おやすみ



2005年07月17日(日) 夏の休日

起きたらすぐに
友だちの録音のお手伝い。
一曲うたってまいりました。

ビールのはいった冷蔵庫とか
カラオケセットとか
美空ひばり様宛の封筒のはいった額とか
たくさんのパイプ椅子とか
おおきな作り付けのクーラーとか
そういうものがある集会場での録音。

外は夏で太陽で
アスファルトで
わたしたちは
不思議な部屋の中で
まったりと
楽しかった。

ビールとか泡盛とか
じゃがりこなんかもいただいてしまい
素敵な日曜の午後。

そう。
結果ではなく過程が大切だとおもう。
過程がよければその結果はよい気がする。

ものを作る過程で
それに関わる人たちが感じるもの。
それが
すべて作品に影響するような気がする。

どんな完璧な楽曲で
すばらしい音質で
録音された音楽でも
その過程に携わった人たちが
気持ちよくなければ
気持ちよい音楽はできないとおもう。

楽しいうれしい
出会いのトキメキ
尊敬おもいやり
気遣い協力
偶然のよろこび…
それらのものは
形ではあらわれないけれど
必ず作品のどこかに
織り込まれる。

こんどのアルバムは
どんなに時間がかかっても
過程を大切に
快楽的に作りたいな。

わたしには
そういうのが
あっているよな
とおもった。

* * *

ゴーヤの花が咲きました。
ゴーヤの花は
意外に和風で
薄黄色の
ひかえめな丸い花でした。
いとおしい花でした。



2005年07月15日(金) やまごえ

ひとやまこえたら
またひとやま
ひとやまこえて
またひとやま
ひとやまこえて
またひとやま
どこまでいっても
またひとやま

川についたら
花火をしようね

海に出たら
カレーライスをたべようね

それをおもいながら
またひとやま

最近どうも
やまみちばかり

こういうときもある



2005年07月14日(木) 夏のかおり

仕事のあと
ともだちのお家で練習。

彼女が作ってくれたおうどんが
えらいうまかった。

すだちがまたすごくあっていて
すだちの木が欲しいとおもった。




畳とちゃぶ台と扇風機と
うどんとウクレレの夜。

そうそう
きょうは
8/5の練習だったのでした。

すてきな予感がします。



2005年07月13日(水) 反省

昨夜は沖縄作戦会議。

具体的な旅の計画や
不思議な話や
恋の話や
タロット占いをしながら
体毛2ボトルをあけた気がする。
(記憶おぼろ)

今朝おきたら
世の中は
ぐいんぐいんまわり続けていた。

相棒がわたしの顔をみて
“やややややあなたどなたですか?”という。
“バカ女ですか?”
“横暴娘ですか?”

どうやら昨夜帰宅後は
またもや
酔っぱらい絶好調
わけのわからないマイペースぶりを
発揮してしまったようだ。

相棒はかなり手こずったらしい。
昨夜の自分のバカっぷりを聞いて
ショックと苦笑いで
ごめんねごめんねごめんねと
朝から謝る。

アル中の夫が
酔って妻に乱暴をしてしまって
素面になってから
妻に謝り倒すのって
こんな感じなのだろうか
などとおもいながら
くねくねと謝った。

きょう一日の仕事は
ドリンク剤と胃薬と気合いで
乗り切る。

きょうは
新しい相方と初対面の日だった上
スケジュールがびっちりだったので
どうなることやら
罪悪感と不安でいっぱいだったのだが。

案外ちゃんとのりきれたので
自分の体力を気力を
ほめたたえてやろうとおもう。

意志ある所に
道は開ける!

相棒よ
感謝しているよ。



2005年07月11日(月) ぎょろ子の謎

間引きしたバジルを使って
夏野菜のイタリアン汁(仮名)を作る。

生バジルはウマイ。
ようやくこの季節がきたか!
と目が開く思いがした。

しかし
この季節
植木鉢はコバエ大発生。

去年
帰宅したら
交尾中のコバエがなんカップルも
部屋にいたのをおもいだす。

まだ家の中に入ってこないうちに
なんとかしなければ。

ハエトリグサのぎょろ子に
活躍して欲しい所だが
ぜんぜんハエを食べる気配がない。

こいつは本当に
ハエトリグサなのか?

コバエをつかんで
ぎょろ子に食わせようとおもったが
コバエがあまりに小さいので
指でつぶれてしまって
うまくいかない。

うーん。



2005年07月10日(日) だめつま

さねよしいさ子さんのライブ。

言葉では表現できない
なにか直接胸にくるものがあって
やられた。

生きててよかったと思えるいちにち。
すごくよかった。

また一緒にできたらいいなあ!

そして夜。

酔っぱらって帰ったとたんに
でた電話が相棒の母であった。

呂律がまわっていなくて
ちゃんとしようとおもったのだけれど
必要以上にでかい声で
大丈夫だったのかどうか不安。

ダメなつま…。



2005年07月09日(土) あめふり

あめざあざあにふられた。

サンダルから服から
べちょべちょで
それでも歩かなければいけなかったので
へとへとになった。

でも日本の正しい梅雨の感じだったので
しかたねえなあ…とおもいながら
大目にみてやることにした。

さて
お酒の席の話から発展して
本当に家を借りる事になりそうだ。

今日見学にいってみたのだけれど
今よりちょっと不便だけど
広いし安いし
砂壁だし和式トイレだし
すごく落ち着く感じでよい。

こういう御縁は
ありがたいなあ。

先日みた
白い立派なうんこの夢は
やはり吉夢だったのか。

さてさて
いよいよ明日はさねよしいさ子さんのライブです。
楽しみだねえ!



2005年07月08日(金) 男と女の間

一番男らしい人と一番女らしい人が
対極にあるとしたら。

その間にグラデーョンに
すごく男らしい人
まあまあ男らしい人
ちょっと男らしい人
微妙に間の人
ちょっと女らしい人
まあまあ女らしい人
すごく女らしい人
と並ぶのであろう。
その間は、
もっと細かく刻まれているのであろう。

そして
世間一般で言う身体的な男性女性の分類は
それとはまったく関係ないのであろう。

そうなると
身体的男性女性とは
一体なんなのであろうか?

この社会では
男性とか女性というレッテル
どちらかを強制的に選ばないと
居場所がない。

当たり前だが
トイレ、銭湯、更衣室は
男女どちらかを選ばねばならないし、
結婚するのも男性と女性であるし、
学校では男子女子別々のもはたくさん。

世間一般でいう男女差は
その分類のための身体的なマークにしか
過ぎないのではないか。
あと、生殖するための組み合わせマーク。

確かに
男と女という別々の概念はあるのだけれど
それが人間と結びついた時に
どう捉えてよいのかわからなくなる。

最近わからなくなっている。
うーん。

きょうは
そんなことを考えたり、
スターウォーズエピソード2をテレビで観たり
久々に落ち着いた夜を過ごす。

スターウォーズのせいで
“暗黒面のフォースを…!”
とかいう台詞がうちで大流行り。



2005年07月07日(木) ぽろぽろ

友だちの友だちがやっているお店の
七夕イベントへ。

オシャレな感じで
スターミュージックという
ワインをのみつつ
ぽろぽろ時間を過ごす。

そして
コメットさんは
実は銀歯から発生したという話とか
UFOのあおい光に照らされた時の話を
きけておもしろかった。

帰りに
なんか食べて帰ろうとなったのだが
時間も遅かったので
梅田ではことごとくふられ
歩き疲れた末
結局近くの駅の居酒屋で
冷麺とビール。
タクシー帰り。

ねむたい。

七夕おめでとう。



2005年07月06日(水) ちょんすけのす!

仕事のあと練習までの間
仮眠をとろうとおもったら
グースカピースカ眠ってしまい
スタジオ1時間も遅刻。
ほえー。

でも
とても心地のよい眠りだった。
はっと目覚めた時に
朝か夜かもわからない
現実感のない感じは素敵。

そのまどろみの中で
これまで出会ってきた
親しい友だちや
恋人のことをいろいろおもいだして
びっくりした。

その練習というのは
今週末のさねよしいさ子さんのライブの。
わくわくする。
ひさしぶりにひとりぼっちソロなので
密かなオモシロテーマを考え中。

あと
最近ちょんすけが
相棒のまた(あぐらをかいた時の)を
自分の巣だとおもって
そこにもぐりこんで
首をきょろきょろするのが
かわいい。


*今週のライブ情報*

7月10日(日)
さねよしいさ子 夏休みツアー2005
 メンバー 島田篤(ピアノ・キーボード) 柴田奈穂(ヴァ
イオリン)
さねよしいさ子HP http://www.officek.jp/plum/

1部 14:00OPEN 15:00START
 オープニングアクト 
    はたさとみ[fromソラネコ](うた・ウクレレ)

2部 18:00OPEN 19:00START
 オープニングアクト 月夜(うた・ギター)【市川聡(ギ
ター)村治進(スティールパン)】

入れ替え制 各部とも限定50名

☆1部と2部の通しは不可。どちらかの回でお願いします。
 前売¥4000当日¥4500(1ドリンク付き) 
 当日券 若干出る予定です。

☆チケットの予約はオレペコ企画まで
メール orepeko@nyc.odn.ne.jpまたは
TEL 06-6371-0305にて受付。
お店のほうでは、予約できません。
オレペコ企画HP http://www1.odn.ne.jp/orepeko/



2005年07月05日(火) 雨の南風Yaeさんライブ

南風でYaeさんのライブ。

原マスミの絵の中の人のようだった。
どこか遠くにある普遍的な世界の空気を
こちらに届けてくれる人だった。

リエさんやオオニシくんに
ちょぴっとでも会えてうれしかった。

プラスの影響を
なにかうけとった感じがした。

それで
ビールをのみながら
音楽を共に演奏することって
なんとなくエロティックなところあるよなあ…とか
…ということは演奏ではなく艶奏か!とか
ものを作るということは生き方と切り離せないよなあとか
その他
いろいろ考えたのだけれど。

今日は締めきりに追われる作家気取りなので
これにて退散!



2005年07月04日(月) こわかった

最近の不規則な生活がたたってか
昨夜は生まれて初めての恐怖体験。

なぜか朝方まで眠れず
本を読んだりいろいろして
やっと寝られた!というところに
見知らぬ男がやってきたのだ。

その気配で目が覚めたのだが
麻酔をうたれたように
意識も朦朧だし身体もうごかない。

わたしはただの金縛りは
何度かあったことはあるのだが
金縛りとは全く質が違う感じの
身体の動かなさだった。

麻酔をうたれた!
そうおもった。

それで
なんとか意識を失わないように
精神的に戦いながら
身体も動かそうとするのだが無理。

男は近くにやってきて
わたしの頬と背中を触る。
その感触も妙にリアル。

触られた先から
意識が朦朧として
映像をみるのだが
その映像というのが
男の首をじわじわと切るじいさんの姿だったり
血の匂いのする暗い工場だったり
わたしのあまり馴染みのない映像なのだ。

その映像もリアルで
首を切るじいさんの横においてある
空き缶にかかれている文字とか
工場の細部のネジとか
そういうものもすべてよく見えた。

恐怖にかられて
意識を取り戻しつつ
となりの部屋の相棒を呼ぼうと
床をたたいたり
叫ぼうとしたり。
声もでたのかでないのか
わからない。

しばらくもがいていると
紺色のTシャツをきて
部屋に入ってくる相棒の姿がみえて
ああよかったーとおもったら
次の瞬間
相棒は見知らぬ男で
また近付いてきて頬をさわられる。
生暖かいリアルな手の感触。

…といったことをホント
10回くらいくり返した。

偽の相棒はたぶん10回くらい
はいってきたとおもう。

ふとした瞬間に身体が動いて
わたしはそのまま走って
相棒の部屋にいくと
相棒は紺色のTシャツをきて
うとうとしていたのだった。

こんどこそ本物相棒だった。

相棒は金縛り中にインド人が
たくさん部屋にはいってくるとか
女の人から電話があるとか
身体からぬけだすとか
そういうことがよくある人らしく
話をすると
“疲れていたところに
 何かの意識が流れ込んだんだよ”なんて
慣れたような解説をしていた。

意識だかなんだかわからんが
そんな勝手に流れこまないでくれよーとおもう。
わたしはこわがりなんだから。



2005年07月03日(日) しみじみ

ソラネコジャケットでお馴染み
三盃いくちゃんの個展へ。

東のくるわ辺りの
ゴーシュという日本家屋茶房。
辿り着くまでも
石畳の懐かしい感じの散歩だった。




ミシミシと急な階段をのぼると
そこは天井の低い畳部屋で
将来金持ちになって好きな家にすめるなら
こんなふうな所がいいなあとおもった。

こんな所にすんでしまったら
きっと私だって
上品な色白娘になって
酒も嗜む程度で
侍のようなオトコマエの殿方と
時々お茶などのんで
近所の河原で野の花をつんでは
美しいお気に入りのグラスにさしたり
髪飾りにしちゃったりなんかしちゃったり
しそうな感じだった。

いくちゃんから
新聞の取材中に川に落っこちて
下半身ずぶぬれになったというのに
スカートの模様ということにしましょう…と
取材続行になったという話をきいて、
その時の
川に落ちて川から引き上げられるときの
いくちゃんジェスチャーが面白かった。

よい時間。

そのままその近くの神社にて
急いで茅の輪くぐりをして
金沢駅に走って大阪へ。

夜はソラネコ練習だったのだけれど
ナメクジの曲がすごくよい感じがした。

最初はすごくしっくりこなくて
もめた曲だったのに。

最初苦しい曲に限って
メンバーであたためていくと
数カ月かけて少しずつピントがあって
他の曲以上によい曲になるのだなあ
やっぱりそうだったのか。

そうおもって
それがうれしかった。

ソラネコはよいバンドだと
しみじみおもう。

雨の季節は感傷的になりやすくて
それもまたよいもんだとおもう。



*三盃いく子HP
http://www3.nsknet.or.jp/~mineo/ikuko/



2005年07月02日(土) 金沢にて

妹家族の新居訪問。

モリアオガエルと遭遇したり
ピザを山ほど食べたり
気功ごっこしたり
めいやそーたを匂ったり。
(子どもって独特のいい匂い!)

新しい生活が始まる前の
混沌とした感じがあって
ワクワクした。

変わらないようで
すべてが刻々と変わっている。

みんなどこへゆくのかねぇ。
わたしは面白いところにいきたいなぁ。

まあ今日は
いろいろありすぎて
グッタリ。

おやすみ。



2005年07月01日(金) 雨のにおい

雨のにおいがよい。

そして
たくさん
飲んで楽しかった。

酒飲みは
淋しがりや
という基本の域を超えて
酒をのんで
おもしろいのは
よいことだとおもう。

家は
雨の匂いで
いっぱいで
その中で
ちょんすけが
ちょんちょん鳴いていた。

ちょんすけは
ひとりぼっちだなあ。

文鳥はこんだけでかくなったら
自分が人間だとおもってしまっているので
同類の鳥がいると攻撃してしまうらしい。

ちょんすけも
相棒がいたら
きっと
楽しいのになあ。


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