へそおもい

2005年02月28日(月) くみたてたりかたづけたり

嵐のように
たまりにたまっていた
雑多を片付ける。

洗濯
履歴書
気がのらなかった確定申告
そして
バリのチケットを予約し、
バリ関係の本を買い漁る。

口からでた言葉が
リアルに近付いていく過程は
気持ちがいいなあ!!

夜遅くから
引っ越したての友だち宅の
ベッドを組み立てにいく。

それはダイナミックな作業で
結構たのしかった。
たまには
おおきなものを
組み立てるのもよいかもしれない。

月に一回くらい
工作の日をつくって
キリンの模型とか
本棚とか
ひのき風呂とか
暖炉とか
つくるのもいい。

それにしても
他人の家にいくと
自分の家の掃除欲が触発されるのは
なんでだろう。

模様替えがしたくて
しょうがなくなってきた。




我が家のなかまたち。
ちょんすけはこわがって
はいれない。



2005年02月27日(日) さるパーマさんとトリパーマさん

ヨシダサキさんの個展イベントで無花果へ。

こじんまりとあたたかな
いいお店だった。

働いている人の雰囲気と
壁の木の感じと
ビンビールの時にでてきた
丸い小さいグラスが
とくによかった。

カレーもおいしかったし
またふらりと
ライブをしたいな。

帰り際に、
サキさんの
サルパーマさんと
トリパーマさんトリオを
ゲット!




あまりにも
すてきな生き物たち。

ひさしぶりに
心がくすぐったいという
体験をした。



2005年02月26日(土) ガオ

自分は
どちらかといえば
動物的だとおもった。

かなしいような
うれしいような。
あたりまえのような。



2005年02月25日(金) コラージュのような一日

朝はよから音楽の仕事。
早ぐいお好み焼き。
ややこしい相談ととりきめ。
スタジオ練習。
祝電。
お茶とクッキー。
電車で居眠り。
生ゴンチチ。
久々ともだちとビール。
たべすぎ。
電車で居眠り。
寒い。


何にもまして
ねむたい。

ふろねる。

あ、
ひとつ考えたこと。

ゴンチチさんたちは
楽器とか音のひとつひとつとか
お客さんとか空間とか
すべてを大切にしている感じが
伝わってきて
よかった。

自分のやっていることに
自然に堂々と
敬意を払う人たち。

わたしはまだまだ
修行が足りんわ。



2005年02月24日(木) 来月バリにいくことになった

目がさめたら
コートを着たまま正座して
ストーブの前で
うずくまっていた。
ひざがやたらと痛い。

時計をみると朝5時。

そして
相棒は夜勤のはずなのに
相棒の部屋から明かりがもれている。

おきあがって
相棒の部屋をのぞくと
ヤツはヘッドホンをして
今まさに布団にねっころがろうと
しているところ。

“なんでいるの!?”

相棒は、
わたしが電話で
あまりにもよっぱらっていて
外をあるいていて
突然気絶したように
音信不通になったので
心配になって
仕事を早退してきたのだという。

相棒がかえったら
わたしは
ストーブの前で
亀のようにうずくまったまま
声をかけても
おしてもひっぱっても
動かなかったというのだ。

だからって、
わたしはコートきたまま
ほったらかしかよ。
そして自分はヘッドホンして
リラックスするのかよ。

わたしが鋭くいいかえすと
相棒は
一応気をつかって
また火傷しないように
ストーブをすこしたけ
ずらしてあげたのだと
激しく力説していた。

ストーブをずらすために
仕事を早退してきた相棒…。

そして
ひざをみると
両膝がうちみになっていて
血がでていた。

そういや
商店街で派手にこけたのだった。

最近では
珍しい酔い方だった。

きのうは
仕事オキナワ仲間と
飲んだのだった。

そして
よくしゃべって
よく笑って
やたら楽しかったのだった。

例えば
メンバーのひとりが
19歳青年だったころのこと。
アルバイト先の客入りがよく
大入袋をもらったそうだ。
いたいけな19歳の彼は、
“大入”という文字が“大人”にみえて
しかも中にはなにやら
丸い玉(百円玉なんだけど)がはいっていて
大人袋って…!
とコーフンした話しとか。

わたしが“豪快”を
“ゴーカン”といいまちがえて
それがまた絶妙なタイミングだったとか。

中学まで自分が
自分の親を殺して
畳みの下にうめていて
今の親はニセモノだと
信じこんでいた話しとか。

そして突発的に
バリにいこう!という話がでた。
(注:仕事の研修もかねてです)

なんとなく
仕事が…と迷うメンバーを
“今しかないよ!”と
金もないくせに
強引にさそうわたし。

“それこそゴーカンだ!”といわれた。

その花柄気分のまま
記憶はフェイドアウト。

気がついたら
ストーブの前の
亀女だったのだ。

きょう
仕事からかえったら
早速まめなメンバーが作成した
“バリへのいざない”というメールがきた。

すごい。
ホントウになってきている。
わくわくしてきた。

あとね、
こんな鉄砲娘につきあってくれている
相棒には
いつも感謝しているよ。

ありがとう。



2005年02月22日(火) 記念日だった

ゆずこしょうって
本当にうまいとおもう。
カブとか水菜にぴったり。

あとね、
この間いった
整体屋さんが
気絶しそうなくらい
気持ちよくて、
実物大の骨の模型も
とても格好よくて
ほしくなった。
あれ
どこでうってるんだろう。

きみは
人に上手に好かれる技を
もっていて
すごいとおもう。
いつからその技を?

そういや数年前は
奈良の冷たい路上で
泥になって
ねころんでいたっけ。
しらないおじさんに
缶コーヒーもらったっけ。
なつかしいねえ。

ちょんすけがうちにきてから
ずいぶんと
かわったような
気がする。

明日も仕事で
早起きだから
きょうは
あんまりのまないよ。
ワインだけにする。

そんな風に
いつのまにか。

8歳おめでとう。
ありがとう。



2005年02月21日(月) うたたねちょんすけ

ちょんすけが
小鳥大好きおもちゃと
遊びはじめた。

画期的なことだ。

最初の数日は
こわがりながら
遠巻きにながめ。

そのあとは
完全に無視だった。

そして
今日突然
あそびはじめたのだ。

ちょんちょんつついたり、
求愛したりしている。

そして
遊びつかれたら
おもちゃの横で
うたたねをする
ちょんすけ。

目をとじて
ぷっと
からだをふくらませている。

もう!
ほんとに
いじらしいヤツ。

くちゃっと
にぎりつぶしてしまいたいよ。

あ、でも
そんなこと言ったら
ちょんすけがかわいそうだから
やめよう。

やめようやめようと
おもったら
想像してしまうから
それもやめよう。

それを
やめようやめようと
おもったら
なおさらグロテスクな
想像になってくるから
それもやめよう。

ああ
かわいい
ちょんすけめーーー。



2005年02月20日(日) いつもちょっとはなれている

霧の中でめがさめた。

ふとんワールドの心地よさに
しばらくうっとりしてから
でかけた。

すこしだけ
勉強っぽいことをして
ともだちと
ビールをのんだり
しゃべったりした。

小さな山を
散歩して
雑木林と落ち葉と
そのバックが青い空で
なんだか
淋しい感じを
おもいだした。

雪がぱらぱらとおちてきて
やっぱり
霧の中だった。

早い時間から
お酒をのんで
お酒ワールドに
うっとりしそうになるのを
ガマンして
はしって電車にのった。

テレビは
カンパがきているといっていたけれど
カンパらしい風の感じだった。

夜はバンドの練習だった。

酒くさいとか
動きがおかしいとかいわれたので
“お酒のんだかもしれない…”というと
“かも…じゃなくてのんだんでしょ”
とさとされた。

みんなやさしかった。

自分のつくった曲を
メンバーの前で公表するのが
世界で一番緊張するのだけれど
きょうは霧の中でうっとりしたまま
すんなりとできた。

みんなで
がんばって
1曲まるまる
アレンジが完成したのだけれど
自分の曲はいつも
何回も演奏してたのしいときを
たくさんもたないと
信じられない。

練習がおわったら
みんな
それぞれの道に
ぱらぱらと
はなれていった。

ころがる
粒粒みたいだった。
わたしも
粒粒のひとつ。

帰り道に
ビールと雑炊を食した。
あたたかいのか冷たいのか。

相棒が
仕事で洗脳される話しをしていたので
上品な京女風にきいていたら
人の話をきいているのかといわれた。
きいていたのに。

霧の中なのだ。
いつもちょっとはなれている。

帰り道
星がきれいだった。

昼間みた空が
そのまま素直に
夜になっていた。



2005年02月19日(土) 刹那

掃除仕事スタジオ南風酒。

カラフルで
きもちがよいね。

忙しくても
きっとできるものだから
おもしろそうなことは
どんどん
やってみようとおもった。

なにが
どうかわるか
わからないので
できることは
できるうちに。



2005年02月18日(金) ドジョロビン

まずいものをたべた。
びっくりした。

そして
ひさしぶりに
スタジオにはいって
消耗した。

ぺったんこ。

しかたがないので
真夜中に
野菜たっぷり鍋を
つくってたべた。
納豆と玄米もたべた。
お番茶ものんだ。
手作りクッキーもたべた。

ほっとして
ねむたい。

おやすみ。



2005年02月17日(木) 睡眠の国へ

職場の飲み会だったはずなのに
きがつけば
良く知ったのみ屋で
焼酎をのんでいた。

いつのまにか
相棒もいる。

マスターが笑っていて
奥さんは眠っていた。

空がくすんでいて
わたしは
かまぼこみたいに
平坦な感じだった。

強烈に
バリにいってみたいとおもった。

その前に
眠ろう。

おやすみ。



2005年02月16日(水) フネポッポー

夜の勉強会で
沖縄旅メンバーに再会。

どろーんとしていたのが
一気にぴちぴちになった。

勉強会のあと
だらだらと居酒屋に入り
写真をみながら
沖縄話にコーフン。

みんないきなり
大声の饒舌に変身して
おもしろかった。

わたしが
ある場所でとった写真が
10枚くらい全部真っ黒で
一枚も写っていなかったのだけれど。

ともだちがその場所でとった写真も
輪郭があいまいで
暗い絵のようだったので
それが
オカルトっぽくて
恐かった。

今おもいかえせば
沖縄の旅は
別の世界に
簡単に通じてしまいそうな
非日常的な感じなのだ。

その帰りのホームで
夏に沖縄にいった友とばったり。

あまりの偶然がおもしろかったので
即刻来週
この面子で飲みに行く約束をした。

流れるようで
よい感じ。

気分よく家にかえったら
相棒が
ちょんすけを
ゲロのように
口からだすポーズを
ひたすらしていて
気が抜けた。



2005年02月15日(火) ぬるい雨

低気圧のせいか
沖縄ハイがきれたせいか
どろーんとしている。

仕方がないので
近所の安い生活雑貨屋にいって
生き物グッズを観察。

亀のおもちゃとか
鳥のおもちゃとか
熱帯魚の食べ物(赤虫とか糸ミミズ…)とか。

そして
カラフルな玉とスズのついた
“ストレス発散小鳥の大好きおもちゃ”
というものを衝動買いした。

早速帰ってすぐにセットしてみたが
やはり
ちょんすけはバタバタとさわいで
篭のすみっこでかたまってしまう。

ぜんぜん
小鳥大好きではないし、
ストレスもたまるのではないかね。

まあ
えさは食べられそうなので
しばらく修行してもらおう。

ちょんすけ
強くいきていこうね。

そういえば
柿太郎は
沖縄にいっている間に
とびたっていた。

かっこいい殻が
植木鉢に!

いったいどんな蛾だったのだろうか。



2005年02月14日(月) 真夜中のこと

ひどく疲れた気分で目がさめた。

おもうようにいかぬ夢をみて、
顔が枕にうまっていて苦しかった。

はっきりと目がさめると
なにやら音がなっていることに
気がついた。

その音は輪郭がうすく、
ノイズのようなものだったので
最初は気がつかなかったのだが、
音として聴くとものすごい音量だ。

部屋のどこかから
なっているのだろうか。
天井だろうか
となりの部屋だろうか。

キョロキョロしたが
どうやら外のようだ。
外とおもえば外からだ。

サイレンにしては輪郭はうすい。
金属同士がふれあうような音。

そうだ。
UFOかもしれない。

いよいよ30歳にして
UFOと遭遇するのか!

恐いのとわくわくするので
そーっと窓をあけた。

雨がふっていて
商店街の屋根がみえた。

音は商店街の屋根の上の
空のあたりからきこえるようだった。

UFOじゃなかったか。
しかしすごい音量だ。

窓をしめて
ふとんにもぐりこんだ。

同じアパートの下の人が
窓をあけてしめる音が聴こえた。
ひとりぼっちじゃないのだ。

そのうち
自分の中から
音が聴こえるような気がしてきた。

自分の脳みそで音がなっている。
皮膚が金属的な感触になって
音に共鳴しているような気がしてきた。
自分はとうとうおかしくなってしまったのか。
本当に音がなっているのか。

なにもかもが不確かで
しかたがないから
まあ眠ろうとおもった。

この世界で生きていくのは
とても暗くて辛くて
エネルギーを使う苦しい作業だ。

それが基本だから
自分が楽しくなるように、
彩りをつけてやらないといけないのだ。
意志をもって挑まないといけないのだ。

うとうとしている中に、
そんな
あきらめるような
前向きなような
変な感覚がただよっていた。

きっと
わたしたちが
いま生きている世界は
大きな流れの
ほんの一部なのだ。

普段は
今の世界のことしか
みえないけれど
ところどころ
どこか別の場所と
繋がることもあるのだろう。

朝おきたら
音はなかった。

夢だったのかもしれないと
おもったけれど
あの変な感覚は
しっかりと
残った。

今夜は
泡盛をのんでいる。

おいしくて
うれしい。



2005年02月13日(日) 飲むか寝るかの日々

オキナワから戻ったら
空気が薄い気がした。

オキナワの空気は
みっちりと濃厚で
自分も細胞ごとパンパンしていたのに
こちらについたら
なにやら胸がすうすうする。

こちらの薄い空気に
自分の成分がとけだして
自分が小さくなってしまうような
こころもとない感じがした。

これが都会というものなのか。




オキナワの旅は
馬鹿馬鹿しくて神聖だった。

旧正月のお祭りだったので
小さな島で、
朝から朝までオリオンビールと島酒におぼれ
知り合った人の親戚の集まりで踊ったり
謎のおっさんと戦ったりした。

仕事がらみでしりあって
オキナワにいくことになった偶然の面子で
こんなに濃厚でプライベートな旅をするなんて
なんて不思議なことだろう。

こうやって
人生と人生がつながって
模様ができていくのだろう。

サイケデリックで
美しい模様。

旅のおわりに、
夏におせわになった
シャーマンのお兄さんに会った。
前よりもたくさん話ができて
たのしかった。

いろいろなものが
みえてしまうことは
別に不思議なことではないとおもった。

自分の人生の仕事について
おもしろい発見があったので
それが
とても満足。




家にかえったら
インフルエンザの世界。

相棒が布団にくるまって
“脳みそが…
 コンニャクのジェットコースターみたいだ…”
といいながら
高熱にうなされている。

今から
汗でぐしょぐしょのパジャマと
酒と海風でしおしおの服たちの
洗濯大会だ。

内地にもどって
はじめての御飯は
お粥と梅干し。

シブイ。



2005年02月09日(水) 旅の準備

ねむたい。

昨日は
はしゃぎすぎたようだ。

帰宅して
缶ビールをのんだとたんに
ぐったりと
身体がしぼんでしまった。

しぼんだまま
床と一体化していたら
南風から電話があり
受話器から
お酒のたのしそうな香が
ふわーっとしたので
自転車ではしっていってしまった。

南風では
現地調達の
ポルトワイン(すげーうまい!)を
いただきながら
ポルトガルの写真をみた。

写真の中の
老人たちが
なんとも格好よい。

酒をのむおじいちゃんの顔とか
果物屋のおばあちゃんの顔とか
とにかく顔がいい。

老人が格好いいのは
本当に身体の中心部分から
格好いいのだとおもう。

人生に負けていないのだとおもう。
好きなことを好きなままに
しているのだとおもった。

きょう
バスの中で
ケータイのデータをみたら
ゲロをはきそうな時の演技対決映像が
はいっていた。

これは
バスの中でみるもんじゃない。
オエオエと
気持ちがわるい。

三十にもなって
いったいぜんたい
わたしは
なにをやっているのだか。

このままで、
バーのカウンターで
ちびちびとスコッチをのむような
格好いいおばあちゃんに
なれるのだろうか。



2005年02月08日(火) あけました

仕事のあと
おそい時間から
相棒と宴をおこなった。

旧暦のおおみそかだから。

相棒はノンアルコールで
わたしは日本酒や泡盛を
とっかえひっかえしながら
ふたりして
のんだくれた。

相棒にすすめられて
朦朧とクイーンのDVDをみた。

相棒はこれがロックなのだ!と語る。

クイーンの映像は
とてもばかばかしい。
炎の中から
てかてかにぬれてでてくるのだもの。




すごく笑えたのだけれど
相棒はこれがロックなのだという。

炎からぬれてあらわれたり
白と黒のタイツを着て胸毛をみせたり
ギターを奪い取って投げかえしたり
そういうのが
ロックなのだと言う。

わたしは
そういうのが
格好よいとおもうので
とてもよい新年である。

そう
フレディーマーキュリーを
みているうちに
旧暦新年は
あけてしまったのである。

あけまして
おめでとう。

いそいで
すずりで墨をすって
かきぞめを
しました。




あけまして
おめでとう。

今年も
よろしくね。



2005年02月07日(月) いつのまにか

ねぐらにこもり
曲をつくる。

そうしていると
感情がくっきりと色をなしてきて
その中を
ジェットコースターで
つっきるようで
つかれた。

わたしの音楽の基本は
部屋のすみっこでの
ひとりはなうただ。

なんの評価も規制もないところで
自由に本能的にやっているのが
一番いい。

もしも
相棒に出会わなかったら、
もしも
酔っぱらって
“うたいます!”なんて
いわなかったら、
人前でうたうことなんて
やっていなかったんだろうなあとおもう。

ずっと
部屋のすみっこの
ひとりウクレレ女だったんだろうなあとおもう。

いつのまにか
へんな場所にきてしまったみたいだけれど
こちらも結構居心地はいい。

2月末に
ひさしぶりに
ひきがたりをする。

小心者のわたしは、
ひきがたりとなると
ひとりぼっちで淋しくてこわいので
自分を楽しませるために
たくさんたくさん
アイディアを考える。

その日は
ヨシダサキさんの個展のイベントで
“ひきがたりの夜だ、カンパイビンビール!”という日。

彼女のつくるものは、
クスクスとおかしな感じですてきだ。

だから
たのしくおかしな
ビンビールのうたをつくろう!
とおもってはじまったのだが、
いつのまにか
“ともだちの産卵”という
うたになってしまった。

たのしみだから
まあよいか。



*ヨシダサキさん*
http://jns.ixla.jp/users/cha77to77ran77471/myweb1_001.htm



2005年02月06日(日) 今夜は熱いかんじだ

新しい曲のアレンジが
むくむくとできて
よく笑う練習だった。

虹色のよだれをたらすところとか
虹色がふわふわとぶところとか
きもちがわるい音で
とてもきもちがよかった。

“トーテムポールとわたし”
という曲のイカシタ歌詞ができたのも
うれしかった。

次のアルバムは
一切妥協せずに
きもちわるくてきもちよい
おかしなカタチのものを
追求したい。

もえてきたぞ。

練習がおわっても
うきうきしていて
ビールを2杯のんだ。

ここのところ、
相手がむかつく話のききかた
というのがはやっている。

目をおよがせながら
よだれがたれそうなくらいベロをだして
クネクネクネクネした挙げ句に
“ナルホド!”と
猿のような顔をして
顎をつきだす。

今日
それをやってみたら
相棒はまじで
キレていた。

おもしろい。

そして
とうとう柿太郎のたべていた
柿の腐り度が限界!




右上の角が柿太郎のさなぎ。

はさみできりとって
さなぎ部分だけ
植木鉢にさしてみた。

いったい何になるのだろうか。



2005年02月05日(土) 好きなものについて考えた

煎れてもらった珈琲の香り。
眠そうなイモリの瞳。
やさしい。
文鳥の背中のにおい。
嗅ぐと唇にやわらかい。
足裏マッサージ。
晴れた日のふとん干し。
お酒を飲んで笑うこと。
くだらなければくだらないほど。
真夜中に橋の上から川をみること。
澱橋が一番ベスト。
ピンピンしたギターの音。
それを弾く大きな手。
手作りの器やさん。
器のまるい手触り。
Crash Into Me(DaveMatthewsBand)のはじまり方。
泣きそうになる。
ピキンと寒い朝の空気。
自由な感触。
古墳の上に月がでてる夜。
うさぎの行列がみえる。
頭をなでられること。
窓の外から聞こえる竹風鈴の音。
風がいるのがわかる。
カレーライス。
切手を選んではること。
インスピレーション料理。
帰り道のはなうた。
こっそり。
裏の作業所のバタークッキー。
作業所からはいつも叫び声が聞こえる。
布団の中で目を閉じて手紙の文面を考えること。
結局かかないことがおおいけれど。

きょうはとてもひさしぶりに
休日だったので
一日中ぐだぐだ
うにょうにょした。

この間わってしまった
マグカップを
ボンドでくっつけて
花器にした。

それから
好きなものについて考えた。

皮膚のまわりが
好きなもので
いっぱいになればいいとおもう。



2005年02月04日(金) 食は癒しだ!

理由あって
高級フランス料理店にて
コース料理をたべ
散財した。

フォアグラのテリーヌとか、
セキアジのカルパッチョとか
阿寒湖のザリガニのスープとか
緊張しながら
それをばれないように
饒舌になりながら
食した。
(滅多に食さないので
 ちょっと自慢!)

しかしうまい。

わたしは、
“けっ、フランス料理なんてしゃらくせえ”
などと
どこかでおもっている節もあったのだが
今日はみなおした。

支配人の方の
つかずはなれずの
微妙な距離がよかった。
プロの一線を守りながらも
人間味あふれる感じというか。

あと
素材の故郷の風景が
みえてくるところがよかった。
一生懸命想像しなくても
自然にうかんでくるような
味つけだった。

ノルウェーとか
阿寒湖とか
気仙沼に旅をした。

いいお店で
食事をするのは
へたな
カウンセリングなんかよりも
ずっと癒しになるよねえ!
なんて
昔ともだちと
飲みながらよく語っていたのだが
きょうは
まったく癒された。

それを考えたら
そんなにバカ高くも感じないところも
よい。

びっくりした。

いろいろなものが
たちはだかってきたりもするけれど
ぜんぶ
ゲームだとおもって
楽しもうとおもう。



2005年02月03日(木) ぷんぷんパラダイス

フキゲン豆まきだった。

なんとなく
相棒とぷんぷんしあっている。

ぷんぷんしたまま
巻寿司を喰らい、
ぷんぷんしたまま
鬼は外福は内と叫び、
ぷんぷんしたまま
お番茶の味くらべをした。

相棒は
大豆のことを
“ワルイ顔”といっていたが
よくみると
ほんとに
ひとつぶひとつぶが
“ワルイ顔”だった。

まさに
ぷんぷんたちの顔だった。

ちょんすけにも
ぷんぷんした。

ちょんすけ
うるさい
くそじじい!

と毒づいてみた。

ちょんすけは
実は裸のおっさんで
真夜中になると
冷蔵庫の卵をずるずるすすったり、
寝ているわたしの
足裏マッサージをしたり、
ストーブをつけたり
するらしいのだ。

節分らしく、
ちょんすけの篭でも
豆まきをしてやった。

くそじじいは
かわいらしいふりをして
ちょんちょんと
逃げまどっていた。

きょうは
ぷんぷんふくれたまま
ふくれ寝するしかない。

あしたになれば
しぼむかな。

ぷんぷん。



2005年02月02日(水) 饒舌で支離滅裂

あけてしまった。

2年ほどあけずにガマンした
大切な赤ワインを。

スペシャルな時に
誰かと一緒に飲もうとおもっていたのに、
ひとりぼっちで
あけてしまった。

すぐ近所にともだちがいたら
明日もはやくから仕事だから
ちょっとだけね…と約束して、
飲むのにな。

じゃあ15分後にいくわー。
というともだちが
今はいないことに
気がついた。

淋しい。

あまりにも淋しいので
飲みながら仕事をした。

おもったより
はかどった。

そういえば
酒をのみながら
仕事をするのは
はじめてかもしれない。

仕事といえば。

先日会った
宇宙規模で衝撃的な方から
葉書がきていて
うれしかったのだけれど。

文字を解読するのに
1時間ほどかかった。
忙しい方は達筆なのだ。

それとも。
ワインをのみながら
いろいろ解読してたのしいのを
意図していたのだろうか。

とにかく
ワインは赤がよい。

わたしは学生時代に
六右エ門という
自然食飲み屋さんで
どっぷりと
アルバイトをしていたのである。

そこでは
いろいろな種類のお酒をのんだ。
マスターやバイトの人と
どの酒とどのつまみがあうか!
という議論をしながら
朝までに瓶を空にして
のんだくれた。

人間の心の勉強も
酒や料理の勉強も
十分気持ちよくできる
すばらしい出会いの場所であったとおもう。

関西にくるために
アルバイトやめる時に
お祝いにソムリエナイフをもらった。

今日もそれをつかって
赤ワインをあけてしまったのである。

酔ったからなのか?
映像がカラフルになってきた。

今日耳に入った
いろいろな人の発した言葉が
映像になって
襲ってくる。

突然
おもいたって、
来週一緒に沖縄に行く人に
電話をした。

そうしたら
おもしろい話が
よほよほとでてきて
吃驚おもしろだった。

沖縄には
楽器をもっていくことにした。
ひとりの時は
いつも一緒なのだけれど、
誰かといくときに
もっていくのは珍しい。

もしかしたら
自分は
とても
一緒にいる人を
求めているのかな。

そんなの
死んでも無理なのにな。

もしかしたら
わたしには、
妄想くらいが
ちょうどよいのかもしれない。

お酒のある生活は
妄想だしなあ。
その時飲み感情な人と人が
であったことによって
七色のパワーを
発揮するものなのかもしれない。
とおもったりもするけれど、
妄想だしな。

妄想がすべてでもあるけれどな。

さて、
きょう一番たのしかったのは
職場の人と
イモリとヤモリについて
議論していた時である。

コーフンした。





ショック。

かなり
お気に入りだった
ちょんすけとりんご模様の
手作りマグカップを
割ってしまった。

ああああああ。



2005年02月01日(火) キムチ入りハンバーグ

帰宅した相棒が
ふすまのなくなった
わたしの部屋をのぞいて
笑いだした。

そして
“乞食の家みたいや”という。

ひとしきり笑ったあと、
“うん。おもしろいからいいよ。
 小学生の基地みたいでいい。”
と言っていた。

わたしには
もっともっと基地みたいなところが
おちつくのだけれどな。

今夜は
あまりの寒さに
キムチ入りハンバーグが
無性にたべたくなり、
ひき肉とキムチをかう。

手のひらサイズの
でかキムチハンバーグと、
この間中国人屋台街でゲットした
蟹みそのようなピータンをつまみに
旧暦のミニ忘年会。

ちょんすけと相棒と
ゆっくりしたのは
ひさしぶり。





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