へそおもい

2003年02月27日(木) 結婚ドーナツ化現象

昨年末オキナワにいったあたりから、
わたしのまわりは結婚予定だらけだ。

まわりが次々と結婚する。
年令は関係なく、
ちょっと知り合い…というレベルではなく、
特に親しいひとたちばかりだ。

きょうも新たな結婚人から朗報があり、
びっくりした。
これで今年にはいって7人目だ。

ナンデダロウ
ナンデダロウ

縁結びの神をオキナワから
しょってきたのかしら。
このままだと、
親しい人がどんどん結婚し、
わたしはひとり、
台風の目みたいに
結婚人がうずまく
まんなかで
孤独にとりのこされて
しずかに
年老いていくのだろうか?

不安にもなるが。

まあ
幸せがいっぱいあるということは
ふわふわしてきもちのよいもので、
それに身をまかせたらよいでしょう。
きもちよいのはいいことです。



2003年02月25日(火) カラフル

まいにち。
いろいろな人に会う。
いろいろな人の話をきいていると、
そのひとそれぞれのモノガタリがある。
わたしの感覚とは
とてもかけはなれたモノガタリを
生きている人もいる。

同じ事実でも
人によって見方がかわる。
その人の現実は
その人のフィルターを通してみた
現実でしかない。
それしかない。

同じ出来事を
それぞれの視点からみたら
みんなカラーの違うものになるんだろうな。
それが人と一緒にすごすことによって、
昔、学校で習った集合のわっかみたいに、
すこしずつ交わって重なって
いろんな色ができるんだろうな。

世界はカラフルだ。


さて、

わたしはハライタだ。

きょうはカゼギミだ。

番茶をたくさんのんで
早めにねるつもり。



2003年02月24日(月) ふぬけ人間

昼は相棒と近所でスパゲティ−。
御飯をつくる気力がなかったので。

ランチセットとカルボナーラをたのんで、
店のヒトに「結構ボリュームありますよ」
と怪訝な顔をされたのだが、
たいした量ではなかった。
自分と他人は違うのだよ、
おねえさん。

そして、
ここ数週間、
どうも、のどの調子が悪いので
思いきって耳鼻咽喉科にいってみた。
熱をはかったら結構あって、
どうやら風邪もひいているらしい。

部屋にかえると、
ほったらかしっぱなしの洗濯もんとか
あしたとあさって締め切りのお仕事とか
メールのお返事とか
確定申告とか
つくりかけの曲とか
マイケルジャクソンのテレビとか
夕御飯とか
かりてるビデオとか…
気になるもんがいっぱいころがっているが、
とりあへず無視して、
今はこれをかいている。

ああ
ふぬけだなあ。
ふぬけだあ。
ふぬけえ。
ふぬけめ。



2003年02月23日(日) 今週は断酒のつもり

21、22はライブでした。
とてもいいライブ夜だったとおもう。

きのうはおもったより客入りがなくて
こんないい夜をのがした人は
みんなどうかしてる!
世の中まちがっておる!
と腹がたってくるほど
いい夜でした。

一緒に出演したヒトタチに、
ライブで出会えたヒトタチに、
一緒にのんだヒトタチに、
お店のスタッフのヒトタチに、
アリガトウ感謝です。

まあ人生いろいろあって、
山あり谷ありでございます。

さて、
きょうは映像をとっている友だちの
撮影のお手伝いにいってきた。

神戸駅の周辺をうろうろしたり、
閉店後の元町の高架下をうろうろしたり、
空き缶をけったり、してきた。

映像をつくる過程は、
音楽と一緒で
いろんな感情がでてくる。
今日はすこし孤独な淋しい感情を
たくさんつかった気がする。
映像を作ることで使うエネルギーの質は
音楽をつくることで使うものと同じだな
と考えた。

きょうの撮影のお手伝いのお礼は、
うまいスパイスカレーと
映画「猟奇的な彼女」。

「猟奇的な彼女」の最初の方の
彼女のだらしない酔っぱげぶりが、
ここ最近の自分と重なって
すこし胸が痛んだ。
彼女がとても綺麗な人だったことが
なんとなくの救いだ。

映画館で
大好きなチェブラーシカのポスターを入手。
今から部屋にポスター貼りしよう。

この1週間は
とてもめまぐるしく
たくさんの人たちにあって
社交的な感じだったので、
明日からは
仕事以外は家にひきこもって
じんわりとすごすつもり。
つもり。
つもり。
そのつもり。



2003年02月21日(金) きょうもまた酒の癒し力

8年程前にネパールの旅で出会った友人が
大阪にもどってきていたので久々にのんだ。
彼は3月から2年間
ガーナに住むことにきまったらしい。
なので
ガーナとはちょっと近い雰囲気の
エチオピア料理のお店で。

なんだかすごく楽しかったのだ。
30秒に1回程わらっていたような気がする。
離れ離れになっていたきょうだいに
ひさしぶりに会えたようななつかしさ。
旅の出会いは宝だなあ…
しみじみ酒はすすみ、
そして、
ああ、また
終電終バスをのがしてしまった。

仕方なく
本日は人通りの多いところにいって、
呼び込みホストの黒い軍団の仲間入りをして、
高槻までタクシー同乗してくれる人をさがす。
旅友だちにあったばかりなので、
こわいもんなしの旅モード。
茶頭黒服ホスト達はわたしのことを
奇妙な目でみている。
こういうのおもしれえ。

そして、数十分。
親切なちょっと小心者風好青年を発見。
高槻までおくってくれるという。
ながねんつちかってきた
鋭い女のカンと、
生存本能を駆使して
こいつは大丈夫…とふんだわたしは、
ガソリン代のみで高槻までかえってきたのでした。
青年よありがとう。

日常生活は旅なのだ。
出会いがあり別れがあり
時がながれて変化して。

きょうは今からライブです。
きのうはたくさん笑ったので
なんだかとてもいいかんじがする。



2003年02月20日(木) 酒の癒し力つづき

おとといはひょんなことから
とても幸せな方と焼酎を
のむことになりました。
幸せな話をきくと
元気になりました。

でも仕事がたまっていたので
かえったあと酔いをさまして
ほぼ徹夜で仕事。
我ながら
すばらしい意志の強さです。

そして
きのうはひょんなことから
おもしろい方と日本酒を
のむことになりました。
たくさん笑って
元気になりました。

のみすぎです。

かえったら台所でひとねむりして
今おきたところです。
もうすぐ朝6時。

昔よく父親が酔っぱらって
台所の床でねていて
とてもだらしないいやな感じで、
絶対こうなるまい!
とおもっていたのですが、
わたしはとても似ています。

酒はのんでものまれるな

という、
今年の目標はすこし危うい所でした。
もう自分には冷や冷やします。

でも
たぶん まだ 大丈夫。

それでは
おふとんにはいって
ちゃんと
ねむります。

おやすみなさいませ。



2003年02月18日(火) 酒の癒し力

きのうは呼吸レッスンのあと、
音楽の先生と黒門市場の近所にある餃子屋にいった。
それが異常にうまいのだ。
具が細かくしっとりジューシーで
いくらでも食べられる感じだ。

『この餃子を食べると身体がほかほかして
 汗が出る。昨日の酒がぬけてきた…』
そう言って先生は、日本酒の汗をふいていた。

それから、テレビを眺めたりしながら、
『赤ちゃんはいいなあ。
人生の選択肢は無限だもんな…。』
と、餃子とビールをつまみに、
赤ちゃんを羨む話しをした。

その足で今度は梅田で飲み友だちと会う。
いつものションベン臭い居酒屋。

最近彼女とおもいついた
“犬と飼い主理論”について語り合う。
その内容は、いつになることやら、
本にしてベストセラーになることになったので、
ここにはかくまい。

でも
なんだか元気になった。
やっぱりこういうお酒はいいな。

ふとんにはいっていたら、
わたしはやっぱり
緑の多い所でお店をやりたいと思った。
10代の頃からずっと思っている。
いつかやろう。
自分の心地よい空間。
好きな音楽とお酒とお料理と人。
いつかね。
今の生活を大切にしながら
条件が揃うのをまとう。

今日は早起きして仕事もした。
これからまた仕事だ。
いってくるぜ。



2003年02月17日(月) つなわたり

朝方
子機の電池が切れるまで電話した。

何を喋ってたのだか忘れたというか、
おもいだしたくもないが、
マイナスの言葉がたくさん
飛び交っていた気がする。
毛の長い毛虫同士みたいに
ぴろぴりぐしゃぐしゃになって
もうなにもかもきってすてて
どっかに消えちゃいたくなる。
相棒とは時々こうなる。
昨夜もそう。

なんでこうなるんだろうな。

そのあとの
夢の中では仲良しだった。

朝おきて
窓をあけたら空が気持ちがよくて、
納豆やきそば(失敗:注意!ナンプラーと納豆は相性悪)を食べて、
緑茶をのんで、
天気がいいからシーツも洗濯して、
さあ、やさしいきもちで電話しよう!
プラスの言葉攻撃したろ!
とおもっていたのに、
実際に電話したら
わたしゃ、
ドラマにでてくる邪魔役の
冷たい女の人みたいになっていた。
しかもドキドキして声が震えていて
さしせまったいじわるさを
うまく表現するような風になってしまった。
ああ。あほだ。

なんでこうなるんだろうな。
なけてきちまうぜ。



2003年02月15日(土) 真夜中うどん

きのうきょうとライブ。
きのうきょうと真夜中うどん。

かえりみちの商店街の入り口に、
とてもおいしい屋台のうどん屋を発見。
とてもとてもおいしい。

きのうは、
ライブのかえりです。
という話をして、

きょうは、
ライブのかえりです。
という話のあと、
人生で出会ったうまい
シングルモルトウイスキーの
話をした。

うどんをたべながら、
ストーブにあたりながら、
そんなはなしをしていると、
なんだか
旅の途中みたいで
うれしくなった。



2003年02月13日(木) チョコねむり

いろんなレベルで
やらねばならないことと
やりたいことが
バラバラとっちらかっていて
ふんづけてもつぶれない
芋虫みたいに
じわじわとせまってくる。

気持ちは豊かな感じではなく、
そういう自分に
もぞもぞしている。

もぞもぞ。
もぞもぞ。
もぞもぞ。

こういう忙しい時期は、
1年前に手術した右目の裏がいたくなる。
無理するなサインなのだ。

宇宙人からみたらきっと
とてもちっちゃいことなのに。
地球の日本の大阪で、
無難に社会生活をおくっている
人間のわたしは、
目の前のことをこなすことに
必死になっているのだ。
かわいそうに。

そして、
今夜は友とふたり。
顔から手から
チョコまみれになった。
あしたはバレンタインでライブだからね。
甘くて苦い濃厚なチョコレート。

ああ、
チョコレートの中にもぐって
ねむりたい気分だ。
緑のはっぱみたいに
やさしいきもちで
深呼吸をいっぱいして
ねむりたい。
甘くて苦くて
あったかくてとろとろだ。
みんな
みんな
ありがとう。
地球のみなさん
ありがとう。
おやすみすみすみ。
ぽよーん。
ってね。

ではでは
おやすみ。



2003年02月12日(水) 近所迷惑な女

わたしは近所迷惑な人間だということが確定。
とうとうキタカ。
苦情の手紙。

“テレビの音や楽器の練習をしておられるのか
 大きな音がしてやかましい
 という苦情がはいっております。
 共同住宅に入居されている自覚をもって
 協調しあって生活されますことをお願い申し上げます。”

かなりブルーだ。
全身青色だ。
鳥肌の青色だ。
きもちわりい。

突発的にウクレレで曲をつくるのも
ちっちゃくやっていたつもりだったのだが。
わたしは電話の声もでかいらしいし、
うたも思わずでか声でうたってしまうし。

きっと隣の看護婦さんの仕業だ。
うすうす感じてはいたのです。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
きっとわたしがあなたなら
もっとはやくにキレていることでしょう。
看護婦さんだけあって忍耐強い。
あなたはすばらしい。
すばらしい人だ。

ああ…かなりブルー。

相棒相談したところによると、
人にうらまれるとよくないことがおこるという。

相棒は昔、
あまりにとなりの住人がうるさいので、
のろいの念をおくったことがあるという。
そしたら、
となりの住人は体調を崩して入院したらしい。

そんなのごめんだ。

十字架もってにんにくつらねば。
いやいや。
早速あやまりの手紙をかかねば。
ねば。
ねば。

ああ…ブルー。

ぬきあしさしあし忍び足で
お風呂にはいって、
ねむります。

おやすみ。



2003年02月11日(火) もやもやぐるぐる

映像を学んでいる友人がやってきて、
きょうはうちで映像撮影のお手伝い。

もやもやした
ぐるぐるした
すっきりしないイメージの映像をとりたいらしく、
もやもやぐるぐるについて
思いを巡らしたイチニチ。

だから
なんとなく
もやもやぐるぐるしている。

ひさしぶりに
ムナシ鳥があそびにきてるみたいだ。
せなかをひょこひょこあるいている。

なにかとてもとても大切なことを
忘れているような気持ちで、
なんだかおちつかない。

よしよし、
ムナシ鳥ちゃん。



2003年02月10日(月) 今からスコッチタム

昼は大阪で録音。
夜は京都で飲む。

なんだかすごく濃いイチニチだったのだが…。


日記をかいていたら、
相棒に

日記日記日記て日記ばっかりや!

と避難されたので
今日はこれでおしまい。

おやすみ。



2003年02月09日(日) 半月の夜でした

ウ−ララでライブ。
わくわくして楽しかった。

一緒に出演するバンドや
ライブハウスやお客さまたちが
もっている“気”が
その日のライブに影響する所って
とてもとてもおおきい。

どこにいっても
人間は影響しあっているんだな。

さて、
わたしたちの曲の中に
モーレツ純愛ソング なるものがある。
いつもこの曲を演奏する時は、
この会場にいる人ひとり残らず
ハッピーになれますように
…と祈りながら演奏するのだが。
そして、
そうなると信じているのだが。

演奏しているわたしも
ハッピーになれるものなのだろうか。
きょうはふと疑問におもった。
なれるといいな。


今日のかえりみちの半分の月は、
悪女みたいに
にやっとわらっていたので、
にやっとわらいかえしてやりました。



2003年02月08日(土) わたしの日本のきょう

なつかしい人からの電話でおきた。
彼はブラジルにすんでいる。
四季がないから時間の流れが
わからないといっていた。

太陽と土と汗の気配が
電話線をつたってやってきた。

きょうは
こちらは冷たい雨だよ。
久しぶりに心斎橋にでたよ。

こみこみ地下鉄
人の流れ
声かけてくるにいちゃん
斜下からみたビルのながめ
アスファルトにすわりこむ女の子
ほこりみたいな空気
キラキラした色の看板
人をのせて動き続けるエスカレーター
ぜんぶのまじった平たんな音

そこを
楽器とカバンをもって
のそのそとあるいていたら
雰囲気に酔ってぐるぐるした。

かえったら
交通事故にあってひからびたカエルみたいに
ぺらぺらになっていた

日本のきょうのわたしは

こんなだったよ。

今から
あったかいお風呂にもはいれるよ。
ソフレがきもちいいよ。



2003年02月07日(金) 幸せモノ

わくわくするたくらみをみつけた。
たのしみなたくらみだ。
それが何かは実現がきまってから
発表予定。

うっしっしっしっし…。

さて、
本日は
焼酎をたくさんのんだが、
そんなに酔っていないので、

酒はのんでものまれるな!
陽気にのんきにステーキに!

…という今年の決心は無事実行中。

今日も明日も明後日も音楽三昧。
好きなことに十分時間をつかえるわたしは
幸せモノだとおもう。

一生幸せモノでいるつもり。



2003年02月06日(木) 人間の魅力について

彼女はいつもピカピカしている。

声はなめらかな張りがあって、
背中にはやわらかい芯を感じる。
強風にもしなっておれない竹みたいだ。

エネルギーのない時に彼女にあうと、
別世界の人のように感じるくらい。

そんな彼女がないていた。
甘いコーヒーが冷めていた。
綿飴にくるんでたみたいな
孤独がぽろっとおちてきた。

しばらくたってから
なんにも言うことがなくって

『なんだかあなたが魅力的に感じたよー』

とおもったことを言ってしまった。
あわてて
『あ、でもうちレズじゃないから心配しないで』
とつけたした。

わたしたちは笑って
冷めた甘いコーヒーを飲み干した。

人間はいろんな面があって
ふれていくうちに
予測しないものがでてきて
びっくりして
だから魅力を感じるのだなと
考えた。

これからも
いっぱいびっくりしてみたい。


*池上永一にはまっている。
 すごい世界だ。



2003年02月05日(水) つるおり競争

6人でつるおり競争をした。
折り紙でいっせいにつるを折るの。

わたしは5等賞。
首が右にまがったつる。

できあがったつるを
デコピンでとばして遊んだ。
つるがとびかう。

いつもよりよく笑った気がする。
こういう時間が好き。



2003年02月04日(火) わたしに似た人

ある夏の暑い日、
仕事で知り合った人に言われた。

「うちの甥はね、山陰の方にすんでいるんですがね、
 あなたそっくりなのですよ。
 甥といいますから、
 男性なんですけどね、
 ホントホントそっくりなのですよ。
 人間世界に3人同じ顔の人がいるっていいますがね、
 きっとそのうちの一人だとおもいますよ。」

その人と会う度にその甥の話になってしまう。

この半年で集めたその人の甥情報から、
わたしとの共通点がいくつかあることが判明。
そのうち、その人と会う度に、
私とその甥との共通点探しになってくる。

年令が同じであること。
最近網膜剥離になったということ。
山あるきが好きなこと、
独身であること。

「いい顔して気もいい子なのですがね、
 一つだけ心配なことがありまして…
 独身なんですよ。」

「ああ、また似てる!わたしも同じ独身ですよ。」

そして、今日。

「ぜひ今度ゆっくりねえ、
 お茶でものみながら、
 甥の写真をみせたいとおもっておるのですが、
 みてもらえませんかねえ…。」

「ええ!みせてくださいよ。ぜひぜひ!
 そんだけ似てるって不思議ですもん!」

…と、安請け合いしたものの。

あとからゆっくり考えて、
写真の件をどう捉えてよいのかわからなくなってしまった。

その人はただ、似ているのでおもしろいから
わたしに写真をみせたいのだろうか?
それならば、別にお茶などしなくても、
その場でみせてくれればいいものを。

それとも、
お見合いとかなんかそんなようなドキドキな
ことを考えていたりするのだろうか?

うわー、それだったら、複雑だ。
もしももしも結婚したとしたら
すごくすごく似たもの夫婦になってしまうではないか!
困った。

自意識過剰だろうか?

わたしもいっちょ前に
悩める20代後半の立春である。

それにしても、
わたしに似た人にはあってみたいものだ。
ドッペルゲンガー!



2003年02月03日(月) 節分

おにもうちふくもうち
みんなでなかよくやろうよう。

太巻きが
おなかのなかで
ビールでふやけて
もう
もう
きょうはなにもできません。

昼間壁のぼりをしたので、
身体も心地よいつかれで
夜間うたうたいもしたので、
おなかも心地よいつかれで、
もう
もう
きょうはなにもできません。

最後のチカラをふりしぼって
おふろにはいって
あしたは
はやおきして
コーヒーでものみながら
仕事をかたづけて
仕事をかたづけて
仕事をかたづけて
仕事にでかけて
燃えないゴミもださなくちゃ
そして
またあした

はじまるので。
おやすみなさい。

ませ。



2003年02月01日(土) そうじおんなは不正直

部屋のすみからすみまで掃除してやった。

カーテンを洗濯し、
ガスコンロも分解してマジックリンでふく。
台所の壁のタイル1つ1つをみがき、
トイレに木の風鈴をかけた。
特大簾を2つかってきて壁にかける。
カビカビだった窓周辺は、
結露防止の薬をぬった。
紹興酒の壷は玄関の傘立てになった。
すみからすみまでそうじする。
もう誰もわたしをとめられない。

盲目的に掃除していたら、
相棒が手作りのお弁当をもってやってきた。

豚肉と野菜の味噌いため、
葱のはいった卵焼き、
辛子のついたシュウマイ、
マヨネーズのついたトマトとブロッコリー。
あたたかい白御飯…。

急にお腹がすいてきて、
畳の上のものをかきわけたところで、
引っ越し作業中のように
ふたりでお弁当をたべた。
おいしいおいしいとたべた。

おなかいっぱいになったら、
相棒は帰っていき、
わたしはまた掃除のつづき。

わたしはあんまりそんなに
うれしそうにしていなかったのだけれど、
ホントウは
とってもうれしかった。


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