ラーメンとマーラーと

 この時期って、なんだかラーメンが食べたくなりますよねー。なんてこと言いながら、この1週間で軽く10食はラーメンだったンですけど。
 さすがに食べすぎか。

 仙台駅東口の「ちばき屋」。
 コクのあるスープの上品な支那そば。半熟煮たまごが美味。
 東口の河合塾文理の裏にあります。




 久々に8時前に帰れたので、新星堂カルチェ5へ。
 アシュケナージのマーラー交響曲9番(チェコフィル)を購入。
 小澤さんの2001年のサイトウ・キネン盤が欲しかったのだが、見つからなかった。名盤と名高い一枚なのにネ…。

 以前はなんとなく苦手意識を持っていたマーラーだけど、まさにここ新星堂の視聴機で、朝比奈隆さん演奏を聴いたときの衝撃は忘れられない。
 視聴機の前で泣き崩れてしまった。
 その時の心情や体調などの関係もあるのだろうけど、あとにも先にも、そんな体験は一度きり(家で聴くとまたチガウのだ。音響の所為か)。
 後で色々と聴いてみたら、カラヤンの方が好きだなーと思うのだけど。


 あの瞬間を求めて、またマーラーを聴く。
2002年11月25日(月)

40-0

 先日、ATPの年間世界ランキングが発表されました。
 ランキング=実力では勿論ないけど、テニス界の一年を振り返るにはいい目安ですね。
 このランキング発表があると、なんだか今年も終わりだなーという気分になります。

 1位は今年もオーストラリアのレイトン・ヒューイット。
 ウィンブルドンでは本当に素晴らしかった!若いのに隙のないプレーをしますよね。シャウトはアツイのに、とても冷静に試合を組みたてているように見えるのは、身体能力が高いんだな、きっと。骨太でステキ。
 来年も楽しみな選手です。

 あとは、そうですね、やっぱり若手の台頭と、円熟味を増したベテランの対比が面白い一年だったように思います。
 今年一番印象的だったのは、長く低調が続いていたピート・サンプラス。ウィンブルドンのヘナチョコ具合とは正反対の、完全復活を思わせるUSオープンでの素晴らしいプレーが忘れられない。
 やっぱさー!ワタシの世代なら“テニスマシン”のヘナチョコいプレーなんか見たくないよね〜。いつまでも小憎らしいまでにクールなパーフェクトプレーを見せて欲しい!
 

 ところで「40-0」が「Fall'n Love」と聞こえるのはおいらだけ?
2002年11月24日(日)

五里霧中に暗中模索

 最近、民族学校時代のクラスメイトと掲示板でコミュニケーションを取るようになった。
 以前にも書いたが、地方都市の民族学校は殆ど一学年一クラス編成。その上、親同士もそうだったというケースも多く、全員幼馴染のようなもの。
 みんな全く気が置けない連中だ。

 だからといって、全員がすべて同じ考えを持ち、同じ生き方をしているわけでは当然ない(ここらへんなンか誤解が多いんだよなー民族学校出身て云うと。マサカと思うが、卒業生が全員社会主義マンセー人間だと思ってる?)。

 ソーレンでバリバリ働いてらっさる人もいれば、テケトーに民族学校の教師になった人もいるし、青年同盟(笑)の忘年会すら顔出さねーワタシのような人もいるし、もっと云えば「君らとは会いたくない」って云ってくる人もいるわけね。

 ワタシなんぞは、ここらへんで人間ってすごいと思う。
 教育というのは勿論人間を構成する最も重要なファクターのひとつなのだろう。
 しかし、決定的で最終的なものでは決してない。
 似たような環境で育ち、同じ教室で同じ教育を受けていても、ワタシたちはこうも違う。

 人間って逞しい。
 きっとどこかで自分が生きやすい方向に修正しようとする機能が備わっているのだろう。
 そんでもって、人種や境遇、血縁関係に関係なく、人それぞれに生きやすい方向ってもんがあるのかも知れない。

 ワタシ自身は民族教育の在り方に疑問をもっているし、更に云えば在日コリアンの在り方そのものに疑問を持っている。
 在学当時もそれで苦労したが、卒業後は更に大変だった。
 それでもワタシは、ワタシの生きやすい方向を探そう。
 ワタシという人間の在り方を模索しよう。

 彼らは彼らの生きやすい方向を見つけようと模索している。
 知ってました?ソーレン系の民族学校で黒字のところなんて、殆どないんだよ。そんでお給料がまともに出るところも、ほんの一握りなんだよ。地方のイルクン(ソーレンの職員)も、その仕事だけで食べていける人なんて殆どいない(中央の幹部は知らんけどな)。
 ワタシは彼らがそんな中で探している道を、頭ごなしに否定できない。自分に理解できないからと、切って捨ててしまうことができない。悩んでいるのが親しい人だからかも知れないけど。


 勿論これは、その方向スナワチ選択肢が多くある日本で暮らすからこそのハナシだね。
 恵まれた環境で、うだうだとフヌケたことで悩んでいるのかも知れないな。
2002年11月22日(金)

ご無沙汰です。

 どうも、ご無沙汰しております。
 3週間振りですかね。
 こんなに滞ってしまったワケはと云えば、公私共に忙しく、日記を書く余裕を持てなかったからですが。

 反省。
 余裕がなく、取り止めのない文章でも、一日の終わりに一日を振り返るという作業は大切な気がする。
 それに昨日、ワタシが書けたかもしれない文章を、今日のワタシが書けるとは限らないしね。



 こんなに間を開けるのは久々だったので、なんだか焦ってしまい、昼間何度か職場から日記を書いてみたのだけど…。
 結局あとから消しちゃった。
 どうにも昼間(仕事中)に書く日記は、自分らしくないよーな気がする。
 ワタシの場合、昼間に書く日記は大抵妙に感傷的か、或いは妙に喧嘩腰かのどちらか(ヤなヤツ…)。
 後で読むとモーレツおしょすい。
 何がそうさせるのだろうか?
 まさしく白日の下にさらされた、これこそがワタシの本性?
 なんちて。


 ヤハリ日記は自宅でチビチビ酒飲みながら書くに限る。
 そんで更新を義務にしちゃイカンね。
 好きなことだからする、したいことだからする、ということを忘れちゃイカン。
 好きなことに妥協するのって、自分に大してすごーくすごーく、恥ずかしくて情けないと思うから。
2002年11月17日(日)

メイテイノテイ / チドリアシ

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