最近壊れたもの。

 最近壊れたもの。

 居間のテレビ(なんかビリビリ)
 MDウォークマン(なんか音が出ない)
 PCのモニタ(なんかヘンなシミ)
 まくら(なんか黒いのがポロポロ出てくる)
 体調(なんか血尿)

 なんだかなあ。壊れるときはイッキだねえ。



 入院中の上司から再びTELがあり、退院は12月上旬になりそうとか。
 年内復帰は無理かなぁ。
 ナニ?てことはワタシが年末調整やるの?
 ギャフン!!
 や、やったことないンですけど…。
 なんとかなる、のかなあ?
 が、頑張りまふ…。
2002年10月26日(土)

もう1度観てきた。

 シャマラン監督の『サイン』に対する、周囲の反応があまり宜しくないので驚いた。
 何度も意見が違うことが多いと、考え直してしまう。
 もう1度観てきた。


 『シックス・センス』も『アンブレイカブル』もそうなのだけど、とにかくその手法、計算され尽くしたサスペンスを描くテクにはグゥの音が出ないほど感服させられる。
 シャマランさんのストーリーを語る手腕は、もう疑いの余地はない。

 ワタシは映画にあまり先入観を持たない。
 持たないように事前に必要以上の知識を入れないようにしているのもあるし、実際その映画を見る段になると、その先入観はスッカリ消え失せ、スクリーンに没頭してしまう。
 その所為か、「思ってたのと違う」と感じてガックリした経験が皆無だ。

 というか。
 先入観との差異を、映画を語る際に持ち出すべきではないと思うのだ。
 これは自戒として、ワタシが気をつけていることでもある。
 まぁでも、映画の感想を書く上で、自己を完全に排除した、絶対的な客観性を以っては書けないのと同じで、ナカナカ難しいことなのかも知れない。


 さて、問題は『サイン』のストーリーなのだけど。

 (申し訳ない。以下ネタバレかも知れない。)




 「神は存在ではなく、働きである」

 とは遠藤周作さんの言葉。
 偶然とも片付けられることの数々に、主人公グラハムは「神の働き」を見出し、失った信仰を取り戻した。
 グラハムは、「サイン」だと感じた。そして信じた。

 それこそが、この物語の最も大事な部分であり、すべてはその為に費やされている。
 そしてその手腕の見事なこと。

 それで十分だ。
 やはり素晴らしいと思う。
 
2002年10月25日(金)

釈然としない

 NY映画祭に招待されていたイランのアッバス・キアロスタミ監督が、米国ビザが発給されず参加を断念。
 これを知ったフィンランドのアキ・カウリスマキ監督までもが抗議のボイコット。

 このニュース自体は今月早々に聞いていたが、今日の朝日新聞に上映会で読み上げられたという声明文が載っていた。
 この声明文がマタかっちょいい。


 「米国がイラン人に用がないならフィンランド人も無用だろう。我々は石油すら持ってない。米国防長官をわが国に招くからキノコ狩りでもして気を静めてもらいたい。世界の文化の交歓が妨害されたら何が残る?武器の交換か?」


 ダテに顔がコワイわけじゃない。さすがだ。


 イランのバフマン・ゴバディ監督がビザの発給を断られたシカゴ国際映画祭はつい先日。
 ゴバディ監督は、「芸術家を尊重する方法を教えるため、この賞は米政府に譲りたい」と、受賞した金賞を辞退。


 なんてことだ。泣けてくる。
 映画祭に監督が出席するかどうかなんて、どうでもいい。
 更に云うなら、映画賞の権威もどうでもいい。
 しかし、こんなことで映画人が差別されるなんて、うまく書けないが、とても不愉快だ。
 ワタシは別に映画が、映画人が、映画界が、政治を超越したものであるべきだなどという明確な主張を持っているわけではないけれど…。
 でもクダランことに左右されるべきではないとは思う。

 釈然としない。
2002年10月24日(木)

実際吐いた経験アリ

 妹と仙台駅前の花子.comに行ってきた。
 漫画喫茶兼インターネットカフェ、みたいなところかな。
 PS2も置いてあって、ゲームソフトやDVDソフトも貸してくれる。
 静かだし、宿題(仕事)もはかどる。
 こういう処は初体験。
 ナカナカ快適なもんじゃのう。
 マッサージブースは更に快適。ムフフ。

 ところで漫画喫茶を「マンキツ」と略すのは一般的なのか?
 ワタシは妹からしか聞いたことがない。

…………



 「Dolls」(北野武監督/2002年日本)は興味深い映画だった。
 賛否両論だったのも頷ける。
 ストーリーは中途半端で編集はアラが目立つ。
 説明的ではない、という意味ではなく、本当に表現が稚拙なのだ。
 しかしそれでこの映画の全てを否定するにはヒジョーに惜しい、ハッとするような、北野監督にしか撮り得ないだろうキレも確かにある。
 この観ている人間を赤面させるような稚拙さと、ドキリさせるキレを併せ持った世界は北野監督だけのものだ。


 北野監督の映像はドライだ。
 日本の四季を撮ろうが、悲恋を撮ろうが。
 文楽を撮ろうがフカキョン(すごいな、あのヒト。惚れそうだぜ)を撮ろうが。
 サラリとしていて不気味な迄にドライだ(そこから感傷を見出すのは観ているヒト)。
 多くに感傷的と評される所以は、映像ではなく、ストーリーでもなく、役者ですらなく。
 只、久石譲氏の音楽にあるように思えてならない。
 や、スキなんだけどね、久石サン。
 北野監督の映画で聴くと嘔吐感を覚えるのはワタシだけなのかしら。
2002年10月21日(月)

「異議あり!」が楽しい

 「逆転裁判2」発売したね…。
 ていうか3話終わっちゃった。うわ〜あと一話!
 うお〜!もったいね〜!やりたくね〜!でもやりて〜!!

…………




 入院中の上司からTEL。
 手術は無事に終わったようで一安心。
 このままじゃ確実に過労死だって…。

 相変わらず仕事は忙しい。
 というより、やるべきことが膨大で追いつかない。
 でも最近は力の抜きどころがわかってきた、かな。
 プロセスが掴めたというか。

 うむ、この調子だ。
 余裕がナイのはキライだ。
 精神的にも肉体的にも。
2002年10月18日(金)

粗茶ですが

 喩えるならワタシはコーヒーフィルターで、すべてのものごとはコーヒー豆なのだ(また唐突だなあ…)。

 先日、映画『エンジェル・アイズ』について書けなかったのは、単にワタシのフィルターがそれを上手く濾過することが出来なかったのであり、ワタシがそんな人生を送ってきただけのハナシなのである。


 なにもかもすべて、もうとにかく、なにもかもすべてのものごとは、事実として確かにあるし、質量として確かにそこに存在したりするのだけど、それらに意味や価値を見出そうとしたとき、必ず自己というフィルターによって濾過されたものを飲み、主観を以って感じることでしか判断することができないだと思う。



 
 ならば、更に喩えるならヒトサマに公開しているこの日記は、読む人に振る舞うコーヒーかな。


 ワタシの淹れたコーヒーが、ヒトサマのお口に合うか、などわからない。
 できることなら、誰の口にもあうコーヒーをいれたいけれど。
 でもワタシは、ワタシというフィルターしか持たないので。
 そんなコーヒーしか振る舞うことができないので。


 けれどこんなショボいコーヒーフィルターでもね、
 一応毎日いろんなことを経験して、ちょっとずつ進化しているのだ(と信じたい)。


 精進します。
 まだまだ粗茶ですが。
2002年10月17日(木)

う〜む…書けない…

 HPの休眠に伴い、以前の日記も全部消しちゃったワタシですが。
 今更乍ら少し後悔しています。
 以前何を書いたか、殆ど覚えとらんのだ。
 新たに何か書こうとすると、「これ前も書いた気がするな〜」なんてことがよくあり、躊躇してしまう。
 日記は人の内的な成長の記録でもある。

 「記憶は部屋の広さも 車の色も間違える。
 記憶は思い込みだ。
 記録じゃない。
 事実とは違ってる…」


 「メメント」(クリストファー・ノーラン監督/2001年アメリカ)より、主人公レナードの台詞です。


 ワタシの記憶は、かな〜〜〜〜り、か〜〜〜〜ぬわ〜〜〜〜り、アヤシイものがある。
 だから記憶を記録に留めようとするのかも知れない、などと考える。

 ふむ、日記を書く理由はなんとなく掴めた。
 しかしこれはヒトサマに公開する理由にはならんな。

 未だに悩んでしまうのだ。
 ナニユエにヒトサマに日記を公開したりするのか…。

 これがノートだったなら、自分が読むためだけの日記だったなら、ほぼ確実に長続きしなかっただろうことだけは確実だ。。
 やっぱり反応をいただけるから嬉しいし、書く気もおきるのね。
 ありがとう、みなさん。

…………



 MOVIX仙台で、『エンジェル・アイズ』(ルイス・マンドーキ監督)を観てきました。
 シュミではないのだが、今週はコレがSDDSで上映なので。
 は〜ジェニロペ、かわゆいな〜。
 おわり。



 うそです。
 や、ジェニロペは確かにかわゆいが。

 ちょっとズレたことを云うようだが、映画前半、婦人警官である主人公シャロンが犯罪者たちにセクシャルな言葉を吐かれるシーンがあった。
 シャロンの怒りがよく理解でき、とてもつらかった。
 ワタシ自身、大人しげに見えるのか(ほんとか?)、昔からよく痴漢にあうことがあり、男性の性的な視線と暴力には、常に恐怖と屈辱と怒りを感じていた。
 無論世の男性すべてがそういう奴だとは思っていませんけどね。
 それにしても、女はすぐプライベートを仕事に持ちこむからヤダヤダ。

 あーと、映画の感想はね。
 うーん……何も書くことはないっ!!!(笑)
 明日も仕事です。おやすみなさ〜い。
2002年10月13日(日)

ドバーーーーン!

 おはようございます。
 今は日曜の午前五時半です。
 7時には会社に行きたいので。
 休みだけど、仕事が溜まってるので。
 来週も忙しくなりそうなことが判明したので。
 早起きしてみました。



 突然だがPS2ソフト「BRAVO MUSIC」が面白い。
 「クラシック」欠乏症を緩和してくれるスグレモノだ。

 初めは「なんで指示どおりのテンポで振らないといけないんだよ!『クラシック』を既成の枠にはめようとする策略だ!」と思っていたのだが、フリーモードで自由に振れる機能もちゃんとある。
 これがおもろい。
 欲を云えば、好みの曲が少ないことか。
 ま、でも「惑星」から2曲入っていたので許そう。

 しかし瞬きができず、目が疲れるのが難点。
 長時間やると涙ぼろぼろ。



 ワタシの好み?
 ガチャガチャグチャグチャドバーーーーン!ってヤツよ。ほほほ。
2002年10月12日(土)

無用

 同僚T野氏と顔を合わせるやいなや、互いにニヤニヤしてしまった。

 T野氏も昨夜仙台市体育館にいた。
 席を聞くと、ノエルの目の前だったそう。
 いいなァ。
 確かこのヒト、一昨年のグランディでも結構いい席だったハズ。
 一体どんなコネ持ってやがんでい。
 ワタシの席もそう悪くはなく、アリーナ席の前の方の通路側。ステージがよく見えたし、広くて思う存分暴れることができたけど(挙句に酸欠)。

 Liam Gallagherは天性のヴォーカリストだとおいらは思う。
 うーん、なんて云うんだろ?フォース?かな。
 ただ声がデカいだけではなく、声そのものに、フォースがあるように感じるわけね。
 歌唱力は努力次第で如何様にもなるが、これは天賦の才だと思う。ワンダフル。

 しかしここ最近のおにーちゃんの活躍は目を見張るばかり。
 今回のライヴではノエルのアコースティックソロがあったし(これがまたよかった!)、プロモーションなども彼一人で精力的に行っているそう。
 何よりノエルの声、好きだ。


 バンドって難しい。
 “oasis"の本質はどこにある?
 ソングライターか、ヴォーカルか、はたまたサウンドか、或いはその全てか。
 どこからどこまでが“oasis"なんだろう?

 兄弟喧嘩やメンバーチェンジのニュースを聞くたびに、そんなことを考えていたりしたんだけど。
 ふむ、バンドは難しい。そして面白い。



 時々ね。時々なんだけど。
 ライヴの熱狂のはざまで、ふと我に返るというか。
 耳がわんわん鳴って、時間がゆっくり流れて、ふと「あれ?なにやってるんだろう」って思うことがある。
 周囲を見渡すと、みんなピョンピョン跳ね、叫ぶように歌い、拳を突き上げ、口々に彼らの名前を呼んでいる。
 そんでステージに目を戻すと、誰よりもかっちょいい彼らがいるわけよ。




 ふむ、そっか。


 ライヴは一期一会。
 「クラシック」もジャズも、勿論ロックも。
 解釈など、無用。
 何もかも忘れてシビレる音の洪水に身を委ねた。
2002年10月06日(日)

欲スィ〜

 実は、基本的にワタシには、テレビを見るという習慣があまりない。
 他にやらなきゃならんこと、やりたいこと、別にやらなくていいし特にやりたくもないけどやったほうがいいこと、ってのがあるわけだし。
 見なくても死なないし…。

 でも「HR」と「子連れ狼」は見たいな、ウン。
 「HR」は日本発の本格(?)シット・コムだそーな。
 「子連れ狼」も面白そう。
 北大路欣也さんは大好きなんですけど、拝一刀としてはどうかな〜?って感じです。
 しかしこればかりは見てみないとわからん。
 この2本が限度のような気がする、ウン。

…………



 バウリンガルが欲しい。
 うちの犬の云いたいことなら、大抵のことはわかってるつもりではいるンですが。
 でもめちゃ欲しい。
2002年10月02日(水)

なるべく行くぞ

 「子連れ狼」がリメイクだってさ。まじかよ、ふふふ。
 拝一刀は北大路欣也さんだってさ。まじかよ、ひひひ。
 ところでダイゴローは、リメイクされてもやっぱりあの髪型なんでしょうか。

………



 シネアートの看板がない。
 似てるンだか似てないンだかよくわからん、あのデカい看板がない。
 上映はしている。
 ちなみに只今『ピンポン』と『竜馬の妻とその夫と愛人』を上映中。
 どちらも面白かったよん。

 しかしシネアート…不安だ。
 経営ヤバイのか…?看板作れないほど…?

 東宝劇場でモギリのバイトをしていた知人曰く、仙台の東宝系は総じてヤバイらしい。
 日乃出会館も閉館したしねー。
 東宝の椅子は最悪だしね。ギシギシいうもんなあ。
 同じ値段ならそりゃMOVIXに行くよな。

 でも駅前に映画館がなくなるのは寂しい。
 頑張れ、東宝。なるべく行くぞ。

 それに何より、シネアートには思い出たっぷりなのだ。
 頑張れ、シネアート。なるべく行くぞ。
2002年10月01日(火)

メイテイノテイ / チドリアシ

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