空色の明日
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2009年05月30日(土) 印象

ひさびさに椎名林檎ちゃんが歌ってるのを見た。

何度観ても覚えられない顔。
大きな印象は頭に残るのだけど
細かいディテールがあまりにもメークや
衣装の印象で変わり過ぎて
毎回見るたびに
「こんな顔だったっけ?」と思う。

たぶん街で見かけても絶対わからないと思う。
覚えられないというのではなく
掴めないというかんじ。
ひとつひとつ特徴的なところを
掴もうとするたびにかすみのように消えて
あっけにとられるというような。

ものすごい存在感なのに
質感、重量感が全くない幻のような人。


週末恒例の野菜の買出し。
小さくてすっぱい苺を山のように買って
苺ジャムを作りつつ、山椒の実をひと茹でしつつ
梅サワーのための梅のヘタ取りをする。

こういうことをしてる時ってなんて幸せなんだろう。
音楽をやっていたときの感覚と似ている。
次から次からイマジネーションが湧き
時間も手間も忘れる。
好きなことってこういうことなのだろう。

あっという間に2時間ぐらい過ぎてる。
なのに嫌いな掃除はたった10分がとても長く感じる。

角田光代さんが去年から山菜デビューして
この季節は山菜料理を片っ端からやるという記事を読み
とても親近感を覚える。
タイミング的にいろんなことが同じように
リンクしているなぁ。
波長が同じような感じなのかな。

だからといって彼女の文章は
ドライな感じがして私の好みとは少し違う。
もっと華やかで優しい言葉に憧れる。
憧れるということは私もドライなのかも・・・(笑)


2009年05月29日(金) 音楽

やっとお仕事が落ち着いてきて
定時ぐらいに帰れるようになりました。

新しいドラマシーズン。
キムタクのドラマ、面白いわ。
でもキムタクはキムタク。
何をやってもキムタク。
それは私にとってはあまり魅力じゃないな。

トータスさんを含め好きなキャストが
多数出てるし豪華だと思うのに
それが生かされてないのはキムタクだから?
主役がだれかというよりも
全体のバランスがよいドラマのほうが好きだな。
みんなが主役みたいな。

もうすぐともさかりえちゃんのCDが出る。
今回もシーナリンゴちゃんとか
大好きな人たちがいっぱい楽曲提供してるので
すごく楽しみだな。
そして清志郎バージョンの「Oh!RADIO」が出るので
それも楽しみ。
来月はCD支出率高し。


2009年05月24日(日) 胸が痛いよ

このところずっと忙しくしていたので
久しぶりにのんびりと家で。
隣の子供が家の前で野球をやってて
ウチの庭にガンガンとボールを打ち込んでくる。
平日はいないから気付かなかったけど
よく洗濯物がありえないところに
吹っ飛んでたりしてたのはそういうわけか。


昨夜に録画した清志郎の特集番組を見る。
スティーブ・クロッパーとのレコーディングの
ドキュメント番組。
昔の大阪ブルーノートでスティーブ・クロッパーと
一緒に写真を撮ってもらってサインまでもらったのに
なんで清志郎とは会えなかったんだろう。。
同じ日本に住んでたのに。

ふとある曲を思い出してCDをひっぱりだしました。
リクオという京都出身のミュージシャンの歌う
「胸が痛いよ」という曲。
清志郎とリクオが共作し、清志郎プロデュースですが
清志郎の曲で好きな曲はたくさんあるけど
この曲はその中でもとても清志郎らしさがでてて
とても好きです。
たぶんリクオさんも彼が大好きだったから
こういう作品になったのだと思うけど。

YOUTUBEでプロモを探したけどさすがに古すぎて
みつかりませんでした。
今年のゴールデンウィーク後半に関西で行われた
野外ライブのものを見つけたので
今の気持ちをこめて・・・


2009年05月22日(金) 超特急な毎日にバラ

清志郎番組があるたび観てしまう。
観ては気持ちが沈む。

私は大きな夢なんてものは
昔からそんなにない人間なのですが
たったひとつ「清志郎に会う」という夢がありましたが
これは叶いませんでした。
(もちろんライブでの清志郎は
観ているけれど)

もともとテレビの中の人なので
こうして番組を放送しているのをみると
なんだか亡くなったことを忘れて
歌声に没頭してしまうのだけれど
ふと「あぁ、夢が叶わなかったなぁ」
と思うと途端に形がなくなるって
こういう実感なんだなと悲しくなる。


新しい事務所もなんとか安定してきて
やっと落ち着いてきました。
残業も少しずつ少なくしていけるようになって
ちょっとはましになるのかしら。
短時間に猛烈に働くのは
ダラダラしてなくていいけれど
終わったときにドッと疲れて
最近、晩御飯を手抜き気味。

通勤途中に咲き乱れるという表現が
ぴったりなほどたくさんバラが咲いている
お家があります。
そこに手書きの札が下がっています。
「バラを折ってどうぞお持ち帰りください」
その札を見るだけで心が温まります。


2009年05月20日(水) マスク

兵庫県在住、大阪府勤務の安藤です。

毎日通勤で利用している沿線で
インフルエンザが発生しているため
やむなくマスクしております。
マスク売ってません。
仕事でマスクを使う夫にちょっとばかし
調達してきてもらってなんとか少し入手。

食堂で働いている夫の会社では
従業員に体温を測定させよと本社より通達があり
電子体温計を探すも完売続きとか。
薬局では普段そんなに売れないから在庫が少ないし
近所の大型電気店に行ってみたら、案外いっぱいありました。

にしても電車は8割マスク姿の乗客です。
異様です。
お店の従業員の人もほぼみんなマスク姿です。
正直、今日のように暑い日にマスクはキツイです。
いつまで続くのでしょうか・・・。


2009年05月17日(日) 五月の日々

いろんなことがバタバタと心を動かして
それでも忙しく毎日は過ぎる。
先月の残業は30時間超えしてしまった。
それでもなぜかどうしても辞めたいという気持ちには
なんとなくならないのは、やっぱり
人々が良いからのように思います。
どこまで頑張れるかわからないけど
体が悲鳴を上げない限り、心は悲鳴を上げないような気がする。


インフルエンザエリアの通勤ルートなのですが
どうしたらいいものやら。
今朝から薬局がいっぺんに騒がしくて
私もマスクを買い損ねてしまいました。
と言っても先週までにも乗ってたのだから
いまさらと言うかんじも。。
それでも鉄道会社の人たちをはじめ
乗客のマスク率高し。


山菜が楽しい季節で、先週はお友達と
手打ちそば体験をしにいって、それを持ち帰り
家で茹でて、山菜天ぷらを揚げて
天ざる大会をしました。
春はたのしい。


2009年05月09日(土) 涙が出ちゃう

涙が止まらない。
あの声を聞くたび涙が出ちゃう。
今日は、東京には行かずに家でずっと歌を聴いてた。
すぐ涙が出ちゃう。

告別式の写真を見て、骨壷の入った白い箱が
やけに「あぁ、もう体はなくなってしまったんだな」
とリアルに映りました。

どんなに華やかに告別式をしたとしても
あの白い箱は現実なのだから。

戦うロッカーだとかキングだとか
メディアでは名づけられているけど
私にとっては、恥ずかしそうに笑う
優しい優しい人。
大きくなっても変らない人。
私は優しさがあふれてる曲たちが大好きだったな。
素直なラブソングがとても好きだった。

あぁ、また涙が出ちゃう。


2009年05月06日(水) RADIO

連休はあっという間に終わってしまいました。
ずっとぼんやりとしてしまいました。

昨日までどこのチャンネルをつけても
清志郎だったのが今日にはすっかり
過ぎ去ったことのように別の毎日が始まっています。

なんだか取り残された気分で
いろんな人のサイトを巡ったりしました。

オフィスクレッシェンドの大根さんの作品は
クドカンさんの作品と並んで
いつも私の心にとてもしっくりくると思っていたら
全く同じように清志郎と出会い
同じ部分で感じながらきた方だったのだとわかりました。

きっと同じ曲を聴きながら
同じ気持ちでいる人が他にも大勢いるのだろうな
と思いました。


遺作といわれている「Oh!RADIO」ですが
職場でFM802を流しっぱなしにしているので
ずっと聞いていました。
いつも思うことですが、清志郎の曲って
どんなにいい曲でもやっぱり清志郎が歌うのが
一番いいなと思います。

30周年のRESPECTライブでもそう思ったけど、
特にそう感じたのはこの「Oh!RADIO」です。
清志郎が歌ったバージョンは当然ON AIRされることは
ないから他の人が歌ってるバージョンを聞きながら
「きっと清志郎が歌ったらもっと素敵なんだろうな」
と思いながらきいていたのです。

そして告別式の報道で彼が歌ったバージョンを聞いて
「ほら、やっぱりだよ。やっぱり誰もかなわないんだよ」
って思いました。

なんだか「トランジスタラジオ」を歌った少年が
大人になってこの歌を残して去っていくのが
あまりに出来すぎててかっこよすぎるな、清志郎。
そしてラジオからはこれから何年たっても
ずっと彼のナンバーが流れて
私たちは遠い空の向こうを眺めて彼に思いをはせるのです。


2009年05月05日(火) テープ

おとつい訃報を聞いて
「どうしたらいいの」という言葉しか
思い浮かばなかったので書いたけど
今日の読売新聞でまったく同じ言葉を
角田光代さんが書いていました。

知らない場所で迷子になった気分だった。
それも全く同じことが書いてあった。
同じ気持ちなんだ、みんなと思ったら
なんとなくこのやり場のない気持ちが
みんな同じ方向を向いているってことに
少しだけなんだか救われた気がした。
みんな空に向かって気持ちをはせているんだ。
みつからないくらい広い広い空の向こうの人を思って。

船出の紙テープのようにみんなの気持ちが
清志郎につながっているんだ。


2009年05月03日(日) バイバイ

私が自分でチケットを買って初めて行ったLIVEは
RCサクセションでした。
中学1年の時です。

音楽を聴いて切ないと感じたのは初めてのことでした。
切ない歌声をいつまでもずっと
聴いていられるわけではないということは
彼がずっと私より先の人生を生きているので
わかっていたことでしたが
いつかこんな日が来るのだろうと考えると
それだけで心が苦しくなって考えないようにしていました。

忌野清志郎さん
あなたが私の生き方をずっとずっと豊かにしてくれました。
あなたの声、あなたのメロディ。
あなたに出会えて本当に嬉しかった。

バイバイ言わないでいかないで。




2009年05月02日(土) 訃報

ニュースを見てた。
その訃報を知って呆然とした。

清志郎が亡くなったなんて。

どうしたらいいの・・・。


安藤みかげ