空色の明日
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花の季節がやってきました。 庭にたくさん新芽がにょきにょきと現れて、ハーブなども植えられているらしくどれが雑草か、まったくわからないので、とりあえずカラスノエンドウだけは抜いてみました。
この前、エニシダを友達からいただいたので、さっそく庭にエントランスに植えてみました。 エントランスという響きもちょっと不似合いな昭和の家。 でも私はなんだかこの古い家が好き。 たぶん私とほぼ同じ年くらいだと思いますが、もう植樹されてからすっかり根付いて私の安易なガーデニング気分などよせつける隙も与えないような庭や、古いドアノブやおそらくもう注文してもないであろうガラスなど。 古いけれど愛すべき家。 難点を言えば、やや傾いていてモノが転がるとこと、断熱材が少なくて寒いことですが(笑)
昭和ブームの今にここに越してきたことも面白いです。 この家自体がブームど真ん中です。 はじめ来た時、洋室の床がオレンジの幾何学模様だったことには「これ、なんとかこのままにできないものか」と思ったほど奇抜でしたが、あまりの老朽化にフローリングに替えました。惜しい。
来週新しいダイニングテーブルがやってきます。 今回は丸テーブルにしました。 角がなく、おちついた食卓にしたかったからです。
以前はピカピカの家に暮らしていましたが、結局思うところは「温かい家」をつくりそこに住むことが何よりの幸せであるということです。
職業紹介業の仕事が忙しくなってきて、最近少し心がかさかさしています。 もともと「営業」という仕事が自分で不向きだと思ってたのですが、やっぱり心がそんなにタフに出来てないので、言いたい放題な人にぶち当たると正面から食らってへこみます。
この2〜3日、そういうのが重なってかなりへこみました。 でもそのぐらいでへこむということは、この何年も本当にいい人たちに囲まれて毎日暮らしていたんだなぁ・・と思いました。 職場の人々も、そういうへこみの後にいっぱい慰めてくれたりして、そういうことが当たり前みたいな毎日に改めて「幸せ」を感じます。 嫌なことがたまにあると、こういうことに気付けてよかったと思いました。
にしても、本当に「言い放つ」という行為は暴力ですね。 私の周りの人はみんなやわらかな話し方の人なので、時々こういう人に出くわすとびっくりします。 関西人なので強面な言葉にはそんなに恐怖感を覚えることはないのですが、自分の言いたいことを後先の影響も考えず言い放つ人ってその人の存在が暴力だなと思います。
結婚写真ぐらい撮っておこうじゃないかということになりました。 本当は「東京日和」のような写真がよかったのですが、なかなかそういうわけにもいきませんので、貸衣装とヘアメークと写真をセットでやってくれるスタジオに頼みました。
洋装・和装各2着づつ選べるといわれ、はじめは白無垢とウエディングドレスだけでよいと思ってたのですが、色打掛まできてしまいました。 (あいかわらずカラードレスにはまったく興味がない私)
白無垢は前回着なかったので(笑)どうしても綿帽子が被ってみたかったので大満足。 ドレスも、これまた前回悩みに悩んで諦めたマーメードラインのものと、好みのかわいらしい感じのものと2着。
まあ「ドレスを着て楽しい」とかはさすがにもう今回は感動半減だったのですが、写真をですね、モデルのようにバシバシいっぱい撮る訳ですよ。 デジカメ時代はこれができるからいいですね。
っで、お店としてはいっぱい撮っていっぱい買ってもらわないといけないのでいろんなポーズで撮らせるわけです。 ドレスだというのに仰向きに寝転んで上からのショットとか、もうそれはそれはいろんなことさせられるわけです。 ほんとにモデル気分です。 某ウェディング雑誌の表紙みたいなショット満載でございます。 自分大好きモードがやっと落ち着いてきた私ですが、さすがに今回は自分好きモード再燃でございます。
撮影してくれた女性のカメラさんがきちんと盛り上げて笑顔を作らせてくれるのです。ヘアメークもきちんとやってくれます。 まぁ、それなりにお値段もしましたが、二人で結婚式するよりは安く上がったと思います。 神戸ハーバーランドのARCというスタジオです。
安藤みかげ
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