椰子の実日記【JOYWOW】
2008年10月31日(金)
北京の蝶
話は戻るようだが、ラスベガスのホテルでチャンネルを ザッピングしていたら出会った「ピタゴラスイッチ」内 「フレーミー」。
ほっとした。
ラスベガスでも中国人パワーはすごく、 テレビチャンネルの5チャンネルを 独占、このピタゴラの裏番組では 北京の天気予報をやっていた。
対して日本語チャンネルは わずか一局だけ。 他の時間、懐かしくなって つけたら、「ゲゲゲの鬼太郎」を やっていて、ねずみ男が飛んでいた。
北京に蝶が飛ぶと べガスでねずみ男が 飛ぶのである。
2008年10月30日(木)
ここはどこ?
二日間の出張から戻り、今日は自宅で一泊、 今度は明日からまた都内宿泊である。 朝は直行で某クライアントさん社長インタビュー、 午後いったん社に出て打ち合わせ、その後 赤坂はTBS近所で宿泊。晩飯は幸楽のラーメンに しようか。
こういう立体的なスケジュールだと、朝目覚めて、 自分は今いったいどこにいるのか、わからなく なる。ラスベガスかトーランスか、新幹線車内か Korean Air機内か横須賀線かみなとみらい線か 自宅かそれとも。
さて、本日の翻訳。ご覧のように、手書きノート下書き で原書1ページ、翻訳3ページ強。 でも、パソコンに清書する時間を取れないから、 実際は進んでいない。 新幹線と横須賀線車中で書いていて、発見。 横須賀線のほうが揺れず、書きやすい。 隣席のご婦人が盛んに覗き込むので 話しかけてくれたら本の宣伝するのに、と思ったが 話しかけてくれなかったから話さなかった。
今週はまだまだ続く! 土曜は朝8時30分から夕方5時 まで某社研修講師、日曜月曜は幸い連休なので、その間に 行ける所まで翻訳行くのと、JOYWOW塾の準備。
2008年10月29日(水)
とにかく体力だよ、君。
--------------------------------------------- 私たち人間は自然であり、この真実を知っていたからこそ エマソンはパリの羈旅(きりょ)の空で死ぬことをとど まったのだ。恐らく私たち大多数もそれは同じで あろう。私たちは人と人の間に生きていて、決して一人 ぼっちではない。時に孤独の影が心に宿ったとしても、 それは幻影だ。 動物の一員である人間だけが特別強力な免疫力を もっているわけではない。今こそ本気で、地球汚染 と破壊をやめ、自然との共生を進めていかねばならない。 ----------------------------------------------
羈旅の空とは、旅の空の意。今日のぼくと同じだ。 出張の新幹線車中でPCを広げ、「待ったなし」の 翻訳にいそしむ。上の文章は、そうやって訳した 推敲前の文章の一部。
今日の収穫はそれでも2ページと4行。 遅々として進まないが、それでも残り18ページ。
同時並行して読んでいる、尊敬する哲学者・木田元先生 の自伝の中に、「仕事をしたければ、とにかく体力!」 とあるのを読んだ。先生が80歳で知的現役でおられる秘訣 が体力である、というのはとても説得力がある。 だから、翻訳も、明日の朝仕事に出かけるまで やろうと思えばできるのだが、寝るに限るのである。 おやすみ!
2008年10月28日(火)
主述を逆にしてみる
葉山を歩いていて、水路でカモ君がくつろいでいる ところを失礼してパチリ。 彼にとっては、日経平均が6,000円台になろうが、 円が90円台になろうが、まーーーーーーーったく 関係ない。美しい水の中で、陽だまりを楽しんで いるだけである。
人間も、自然の一部。なのに自分で作り出したフィクション に暴れられ、おおわらわしている。そして、暗い顔して 電車にゆられている。
Wiiのコントローラーを操作して遊んでいるつもりが、 実は、人間がWii(の、Mii)に操作されているん じゃないだろうか。
「おれたち、2次元じゃん。一度、3次元、やって みたかったんだよね」
おかしな考えとは思えない。株価に一喜一憂している 人間を見ていると。
2008年10月27日(月)
Shall we UNI?
カリフォルニアは何を隠そう、uniが旨い。 鉛筆のユニちゃいまっせ、ウニでっせ。
写真は、あらかた食べてしまってから気づいた 写真でおま。
カリフォルニアは、海産物が傑作。 この夜は、ほか、イカとアナゴもいただきました。 マツタケも食べたけど、マツタケはメキシコに わんさか生えていて、メキシコ人は日本人のように ありがたがったりしないので、どんどこ安く買える とのこと。
---------------------------------------------- 午後、日経さん編集者お二人、横浜オフィスに 来訪いただく。 来年の書き下ろしについて打ち合わせ。
いよいよ長年の夢の本へと第一歩を踏み出した。 年内は書く余裕がないが、2009年、楽しみ 一つ、増えた。ありがたいことである。
懸案の翻訳、いよいよ最終章を残すのみ。残り20ページ。 と思ったら今週は翻訳する時間なし。日曜までおあずけ。
2008年10月26日(日)
うまくてしかたないKorean Air
LAX(ロサンゼルス国際空港)で、帰りを惜しみながら。 今回のスポンサーの一社、Korean Airさんのこれから 乗る機体を正面からパチリ。新幹線の、いまはもう 現役引退したゼロ系と同じく、飛行機って、正面 から見るとかわいいんだよね。
Korean Airは初めての搭乗だったが大満足。 とにかくメシがうまい! ビビンバを頼んだら、白いほっかほかのごはん。 持ち重みのする、韓国料理名物の銀のお箸。 嬉しく食べているうちに時間があっという間に 過ぎる。
消灯時間になったが、となりの精力的韓国ビジネス マンが「辛ラーメン」を注文。 「あ。そんなん、アリ?」ということで、様子を うかがっていたら、やがてうまそうな辛ラーメン の香りが周囲を満たす。途端、あっちこちで 座席ランプがぽ、ぽ、ぽ、とついてみんなが 同じく注文しはじめた。 当然ぼくも頭皮に汗一杯かきながらラーメンを 完食。
一服してハングルをしゃべるインディ・ジョーンズ を中国語字幕で見るという暴挙に出ていたらおやつ の時間だ。
これもおいしく食べ、「Get Smart」を楽しみ、 韓国映画の「グリーン・デスティニィ」を ハングル語音声、英語字幕で見ていたらもう 到着前の食事である。
結局一睡もせず、食べ続けていたことになる。 これなら、毎日乗っても疲れない。 一気通貫の9時間でした。ありがとう!
2008年10月25日(土)
店主出身地高松の近所に源平の史跡があるからこのネーミングです
友人のYuzoさんが経営する源平うどん。 カリフォルニア州ガーデナ、レドンドビーチBlvd. 沿いスーパーMarukai Pacificのフードコート内 にある。かけうどん$3.00、釜玉うどん$3.30、VALUE SET うどんにいなり寿司かミニ明太子丼などのごはんものと ドリンクがついてたったのプラス$1.80。 この、超「財布にやさしい」プライシングで、9月の リーマンショック以降、売上を伸ばしている。
店が立地している周辺に住むお年寄りのランチ
にターゲットを絞りに絞って、成功している。 店を切り盛りしているのはメキシカンのナイスガイ。
残念ながら食べる時間がなかった。次回は必ず ここのかけうどんを食べよう! と、いまから 楽しみにしている。
2008年10月24日(金)
無視オババと暗喪服電車
LAからラスベガスへ向かう途中で立ち寄ったガス ステーションからの眺め。いかにもアメリカ、でしょ?
このガスステーション、おばちゃんがやっていて、 100%ピュアに愛想がない。 店内で軽食を食べることができ、ドライバー とは思えない(だって、外に車が止まってなかった) じいさんたちがもぐもぐとパンとか何やらを 食べている。ぼくが挨拶しても知らん顔していた。
話は変わるが、これを書いているのは既に帰国後 であり、今日は久しぶりに都内でJRに乗ったの だけど、どうしてみんな、あんなに暗いのだろう。 全員、喪服を着ているかと思うほどに暗い。 難しい顔してケータイを見る。 居眠りする。 ホームで並んでいるのを平気で割り込み、 ドアが開くと餓えたように駆け込み、席を確保 するスーツ姿の30代サラリーマン。 バイブレーション低いこと、つらいったら ありゃしない。
真昼間だよ、これ。彼らが仕事で生み出す商品に、 JOYとWOWが含有されるはずがないと思った。
2008年10月23日(木)
これがライトハウス・オフィス
ライトハウスさん(→)社内風景。二階から撮影。 天井がすっごく高い。
正面のスクリーンは、映画を映写できるようにとのこと。 二階にはバーも、ビリヤードもあって、セミナーも できるほどのスペースがある。げんにぼくはいつもお世話 になっている編集部ほか社員の皆さん向けにミニセミナー をさせていただいた。
全体にとても良い氣が流れていて、皆さんが楽しそうに 働いている、とってもいい職場でした。
皆さん、いつもありがとうございます!
*ところで、いま気づいたけど、昨日の写真、 画面向かって左上に、オーブが二つ写っているね。 きっとドジャースファンなんだろうなあ。
2008年10月22日(水)
そんなとことめたら、あかんがな〜
さて、ドジャースvsフィリーズは熱戦で、先行されていた ドジャースがひっくり返し逆転。盛りあがったの何の。
「このまま最後までいると、(車が一杯で) 帰れなくなりますね」 「そうですね。では、早めに出ましょう」
ということで、6回裏を見届けてから、駐車場へ。 さすがにだれもいないので、楽勝に帰ることができる と思いきや・・・
駐車場ど真ん中に、こいつがデン、と居座っている。
「あかん! もう試合始ってもうたがな、急がな、あかん!」
という感じで、「とりあえずとめた」
のだろうが、あかんで、これは。
こいつのおかげで、だれも出られなくなってしまった。
「こういうタイプは、きっと、最後まで試合を 見るんでしょうねえ」 「そうやねえ」
せっかく早めに出たのに、このままゲームセットまで 駐車場にいなければならないかも・・・。
ゲームはその後ドジャースがまたもやひっくり返された らしく、だれも駐車場までおりてこない。
そしてそれから1時間、LAダウンタウンの夜景を ながめながら、ゆっくりしました。
どうやって脱出したか? それはまた、今度ゆっくり話しましょう。
2008年10月21日(火)
スタンドのエース、トム
ドジャース球場のピーナツ売りおじさん。 「おじいさん」といってよい年齢なのだが、 なかなかどうして、プライドをもって仕事に 打ち込んでいる。「おじいさん」なんて呼ぼう ものなら、叱られそうだ。名前がわからない ので、仮にトムとする。
トムは、観客席の通路を注意深くゆーっくり 歩く。目は常に客席だ。だれかが少しでも 彼の「peanuts!」という声に反応したなら、 豪速球でピーナツ袋を投げつける。 客はうまくキャッチできたり、できなかったり するが、そうすると、2ドル札を隣席に人に 渡す。渡された人はその隣の人に・・・と いう見事なバトンで、代金はトムに届けられる。
トムの投球フォームもかっこいい。
ドジャース球場名物、トムのピーナッツ。 ぼくは歯が立たないので(笑)、残念ながら ドジャース・ホットドッグで我慢した。
2008年10月20日(月)
虹が見えた午後
ラスベガスで宿泊したホテルBellagioの部屋からの 景色ざんす。ケータイで撮った写真だけどきれいだね。 お向かいのパリスホテルを借景とし、噴水に虹がかかり、 最高でした。
Bellagioのコンセプトは「水」のようで、だから 館内常設劇場で行われるシルクのショーも フランス語で水を表す「O(オー)」なんだよね。 それにしてもシルク、ぼくのブランド・ネーミング の法則をことごとく破ってくれている。 オーとかカーとか、蚊取り線香やないねんからね。
部屋のテレビの22チャンネルにすると、噴水のBGMを そのまま室内で楽しめて、これまた最高でした。
このまま帰りたくないなあ、と思ったけど 帰った今となっては締切に追われる日々ざんす。
2008年10月19日(日)
「せーの、ワーイ!」
ただいまー。帰ってきました。これで画像を掲載できます。 写真は、LAセミナー冒頭、みんなで景気づけに、手を 振ってもらったのをパチリ。
ノリが良くて、熱い皆さんでした。 おかげでぼくもノリノリで話ができたよ。
まだ興奮が冷めやらない。
昨日、LAXのショップで見つけた雑誌『Forbes』巻頭特集が 「The Other Economy」で、サブタイトルが 「Beyond Wall Street there's still cash, jobs and growth」。つまり、株ゲームだけではなく、 実体経済にはこんなに素晴らしい仕事があるんだよ。
もう一つの特集が「200Best Small Comnpanies」 で、スモールビジネス特集。
いずれも、ぼくがLAセミナー始め、ずっと言い続けている ビジネス2.0の考え方と同じベクトルの内容だ。 「スローなビジネス」が2000年、8年かけて、ようやく 現実が追いついてきた。 ということは、これからやはりビジネス2.0の潮流が加速 する、ということか。楽しみだ!
2008年10月18日(土)
LAの夜は熱かったぜ!
現在、LAは17日朝7時15分。これから空港に向かいます。
いやー。昨日のライブはおかげさまで満員御礼、250名 はぎっちり入っていたのではないか。 ホテルのバンケットの席が埋まって埋まって埋まって 最後は後ろの壁際の補助椅子まで。
あまりの人の多さに、サンノゼからはるばる来て くださっているはずのお客様を探しだせず、結局、 ライブ終了後にお客様から声をかけてくださって、 ようやくわかった次第。
LAのオーディエンスは熱かった!
おっと、飛行機を待たせているので、今朝はこのへんで。 つづきは日本に戻ってから報告します。
今回の旅も、学びと発見の多い日々でした。 お世話になった皆様に大感謝!
2008年10月17日(金)
お楽しみはこれからだ!
ラスベガスから戻った昨夜はK氏と会食。 LA近郊の湾で採れる極上のウニに舌鼓を打ちながら K氏が繰り出してくれる抱腹絶倒の話を同時に味わう。 贅沢の極みだ。
著名人が関係しているのでここでは書けないが、 面白い話を一杯いただいた。
K氏の、アメリカ日系社会充実のための壮大な計画を 聞き、大きく頷く。
K氏の、南米、アルゼンチン、ブラジルでの冒険談に 血沸き踊る。
K氏、明けて今日からは日本へ飛ぶ。ぼくが後追いの ように日本に戻るので、携帯番号を交換した。 日本でも是非お目にかかりたいが、何分東奔西走の氏の ことだ、きっと難しいだろうなあ。
今日は朝からライトハウスさん社内ミニセミナー。 ぼくの連載コラムを支えてくださっている若い皆さん と、交流を深めることができ、しあわせだった。 担当してくださっているIさんともお目にかかることが できた。
その後、Nさんにアテンドしていただき、マリナ・デル・レイへ。 久しぶりにヨットが見たくなって、無理をお願いし、 世界一のヨットハーバーを見晴らす老舗レストラン
THE WAREHOUSE RESTAURANT(→)
でランチ。とても良い氣が流れていて、気持ち良かった。 料理もおいしかった。
さあ、これから今回の出張のメインイベント、LAライブ。 ショーの始まりや! 行くでーーーーーーーーーーー!!
2008年10月16日(木)
今朝のUSA TODAY
ラスベガスの宿、噴水ショーで有名なベラージオの、 噴水を見渡せる最高のロケーションの部屋で、届けら れたUSAトゥデイを読む。
・アップルのThe new MacBook Airのニュータイプ発売日 ・昨日のダウ・ジョーンズ、9388(9:30am)からまた しても9311(4:00pm)へ下がった。ローラーコースター は未だ下がりっぱなしである。 ・ナスダックも、スタンダード&プアーズ500銘柄も▼ ・上がったのはドルの対ユーロと円。それでも 各0.0133(Euro)、0.61(Yen) ・Googleが47.5%下がり、GMも73.7%下がっている。 みんな、知っているのだろうか。恐ろしい下げ幅である。 ・もうひとつ下がったのがガソリン価格。記録的な下げ幅 という。先週一週間で33.3セント下がり、現在はおおむね ガロン当たり3.15ドル。ガス値下げはアメリカ人みんなが 大歓迎している。
そんな中、「イラクの通貨Dinarを買いませんか? 一夜で億万長者だよ!」
と、懲りない広告を発見。いやはや、ここまで痛い目に 遭いながら、懲りない連中もいるものだ。しかも、米ドル でイラク通貨を買うなんて、道義上もいかがなものか。
2008年10月15日(水)
ドジャース、すごかった!
現在LAは朝8時10分。これからラスベガスへ車で向かう。 昨夜のドジャースはすごかった。 球場がドジャース一色に染まり、ハンドタオルを振り回す。 そのハンドタオルは入場の際、無料で配られる。
野球を徹底的にショー化し、観客をどこまでもentertain するその姿勢は、日本にないものだ。日本の球場はまだまだ おっさんくさいが、まったく空気感が違う。
チェンジの際に電光掲示板に流れる映像、日本だと、 テレビでおなじみの商品コマーシャルが流れ、 「大きいテレビ」といった位置づけしかないが、 ドジャースは、あくまでドジャースなのである。 過去の名勝負、名選手、名監督へのリスペクトが あふれたビジュアルで楽しませてくれる。
などなど、書ききれないくらい、学んだ。
それにしても、金融ショックは予想以上に大きいようで、 たとえば、ダウンタウンのドジャース球場へ向かうハイウェイ を走る車の数も、めっきり減った由。
レイオフの嵐、みんな、いつ自分の首が飛ぶか、戦戦兢兢 としている由。老人たちは日本と違って現金預金 ではなく401kなどの資産運用で生活設計を立てていた のが、株価急落でその価値が40%吹っ飛んだ。 だから、save money(節約)ムード一色とのこと。
おつきあいいただいたのは、『ゆるみ力』空港の エピソードにもご登場いただいたK氏、彼は うどん屋さんを経営していて、面白いことに、 金融危機後、売上がアップしたそうだ。 お手軽で低価格なうどんにお客さん、特に高齢者が 流れ込んできた、との由。
「やはり、パソコン前で株価を操作して、レバレッジ だのちょうちんだの言っているより、うどんを うまく茹でられるほうが、ヒットの一本も打てる 男のほうが、生きのびられる!」
と盛り上がることしばし。
帰りは駐車場でちょっとした「事件」が起こったが それはまた次の機会に。
では、ラスベガス、行ってきます!
2008年10月14日(火)
無事到着!
現在、LAは13日午後3時36分。 無事到着しました。
しばしの昼寝のあと、これからドジャース観戦 である。
明日は早朝からラスベガスへ車で行く。 ちょうど『花より男子ファイナル』のような 景色を楽しみながら、ゆっくりと行く。
明日、明後日はということで、ネットには不通です。 しばしのお別れ。
2008年10月13日(月)
成田にいます
成田空港、航空会社のラウンジにいます。 ワイヤレスネットワークに接続成功したので、 書いています。 なぜパソコンを機内に持ち込むかというと、 翻訳のためです。とほほ。
さあ、バリバリ仕事しまっせー!!
では、行ってきます!
2008年10月12日(日)
行ってきます!
いよいよ今週木曜、LAはトーランスにてライブを行います。 そのため、明日から旅の人です。 スケジュールの都合上、4泊6日という超・緊密な旅程 ですが、とにかく楽しんできます。
やはり、満を持して、ラスベガスにも行かずばなるまい。
いろいろやってきます。楽しんできます。 ネットは不通なので、メールなどの返信は 帰国後です。来週日曜以降に復活します。 この日記もしばらくお休み。来週の日曜には再開 できるかな。
ポケビタは事前に書いてあるので、変わらず 毎日、お届けできます。ひきつづき、ご愛読を。
では、行ってきます!
*ぼくは留守でも、JOYWOWは平常通り営業しています。 よろしくね!
2008年10月11日(土)
あくまでリアルが大事
朝刊におどろおどろしい文字が踊る(シャレみたい)。
よくもまあ、文字を生業(なりわい)にしている記者とも あろう人間が
「暗黒の」 「世界1,400兆円失う」
といった言葉たちの与える負の影響に想像力が及ばない ことのほうがぼくにとっては脅威だ。
新聞やテレビは第二次世界大戦時、「大本営発表」として 世論を誤った方向へリードした時と同じ轍を踏もうと している。
「世界1,400兆円失う」とあるが、1,400兆円の現金が 川に流されて消えてしまったわけではない。 エクセル表に掲載されていた数字が「消去」された だけのことである。要するに、カネがカネを生む前提で 成立していた金融資本主義が崩壊したのだ。
金は金を生まない。単なる記号、フィクションに過ぎず、 早朝から起きてパンを焼いてくれる職人さんの一本の バゲットの前には、そんなもの、何の役にも立たない、という ことに、早く世界が気づくための良いサインなんだ。
マスコミに踊らされて、マインドがしぼんでしまうことが 最もしてはいけないことである。
あくまでリアルを生きる。しかも、JOYとWOWをもって。 それさえやっていれば、大丈夫。
2008年10月10日(金)
ねががくまに会った話
「ねが」こと根上明は面白い。
ある日、人里から三時間くらい奥まった渓流で、釣りをしていた。 釣れて、やった〜! と喜んでいたら、何か気配がする。 下流を見ると、何と!
くまが水を飲んでいる! 月の輪グマである。 ねがには全く気づかない。
ねがは上流にいるので、下流のくまのいる場所には ニオイが残っているはずなのに、まったく関知しない 様子。
ねがは魚を釣り上げた腕のかっこうのまま、固まって しまっていたのだが、くまがいつまで経っても気づかない ので、気が気じゃない(笑)。 (いい加減、気づけよ!) と思うのだが、くまは水飲みに集中している。
ねがはどうしたか。
「すみません」
と、呼びかけた(笑)。
気づかない。
もう一度、呼びかけた。
「すみません!」
ハッとした顔でくまは、ようやく気づいてくれた。
「ぼく、ここにいるんですけど・・・」
と、呼びかけると、くまは、
「こいつは失礼」
という顔をして、元に戻って行ったとさ。
ねがの独特の口調を文字で再現できないのが残念だ。
2008年10月09日(木)
デザイナーがデザインするカレー
京橋屋カレー(→)さん
どのへんだろう、と思っていたら、美輪明宏さんの お芝居などで行くテアトル銀座のすぐそばだった。
ご主人はデザイナーで、実のところ昔にお目にかかって いる。2000年、ニューヨークで。
あれからお互い8歳年齢を重ねたわけだが、彼、いい顔に なっている。
ご主人にとってのカレー屋さんは、「リアル」なのだという。 その気持ち、ものすごくよくわかる。
狙っていたベジタブルカレーが売り切れで残念だった。 次回、早めに店に行き、攻めることにしよう。
2008年10月08日(水)
ガラスペンで翻訳する
今朝も端時間を使って、馬力翻訳。 シャープペンシルではいかにも味気なく、プレゼントに いただいたガラスペンで書いてみた(Mさん、ありがとう!)。 まだ扱い慣れていないので、所々インクのボタリ、をして しまったが、なんとなく、気分が乗ってきて、幸せになった のはわれながら単純である。
写真は拡大しないでください。ヘタクソな文字に なってしまっているから(照)。
でも、本になったとき、この部分、懐かしく感じるの だろうな。ガラスペンの力って、そういうところにも あるのかもしれない。
2008年10月07日(火)
手書き翻訳&小説刊行遅れます
これは一体何をやっているのかというと・・・。
現在、ひたすら時間がない毎日を送っている。 翻訳は、こま切れの時間でできる、というもの ではなく、たっぷり時間を置き、その中で一つの 言葉を咀嚼し、転がしながら、適切な表現を 探っていく、いわば「腰落ち着け型」の創作である。
ところが、そんな時間など、どこを探してもない! となると、こま切れの、端時間(はじかん)を有効 活用するしかない。 いつ小さな時間に恵まれるやら、わからない。 時間が空いたら、それがチャンスなのだ。 いちいちパソコンを立ち上げ、ファイルをダブルクリック し・・・なんて、やってられない。
結論として、写真のように、手書き原稿するのが一番速い のである。
ちなみに、書きこむ先の原稿用紙は、『つまりこういう ことだ! ブランドの授業』文庫化に際して打ち合わせに 使用した同書の校正ゲラの裏を使っている(笑)。 そこへ、シャープペンシルでこつこつ、翻訳していく のである。
手書き翻訳の効用がわかった。 文章がヘンだと、一目瞭然でわかるのだ。 これがパソコンだと、多少変でも気づきにくい。
ところで、小説の刊行が遅れます。 しばらく前、11月末とご案内していましたが、 諸般の都合により、2009年1月9日と相成りました。 あ。誤解のなきように。ぼくはちゃんと、仕事を 納期通り、やってますよ。「諸般の都合」です!
こいつは新年そうそう、エンギがいいや!
2008年10月06日(月)
Business Revolutionの旗手
あまりに楽しかったので、ミッチェルとのシーンをもう 一度。
カナダの某石油会社CEOから直々にアドバイザーになって 欲しい、との依頼があったらしい。 社員数千人の、大企業だ。 石油会社といえば、バリバリのビジネス1.0の世界の 住人のはずだが、そんな大企業がミッチェルに 訓えを乞う。まさに新しいスタイルの革命であり、 これこそが、ぼくのいうところの「ビジネス・レボリュー ション」の具現化だ。
そして、そのCEOから、また別の石油会社CEOへ、さらに 政府関係者へと、数珠つなぎでミッチェルのpureな哲学が 伝播していく。
素晴らしいことで、話していると、ほんとうにワクワク してきた。
同じくラスベガスへ展示会で出かけるミッチェル、ぼくとは タッチの差ですれ違いになるようだ。残念だが、また近々 会える、そんな気がする。
頼もしいビジネス同志なのである。
2008年10月05日(日)
未来都市タテ
JR新橋駅前は昔からほとんど変わっていないのではないか。 ゆりかもめ駅までのアプローチ、その周辺にある客待ち タクシーやおとうさんたちのための居酒屋、独特の空気、 いずれも、昭和時代からそのまま居眠りしつづけている。
ところが、ゆりかもめ駅に至るエスカレーターを上り、 果てなく続くかと思われる空中回廊を歩き始めると 俄然、街は未来都市へとその貌を変える。
いつもぼくは歩きながら、映画「ブレードランナー」 を想起するのだ。
基本、この未来都市は「タテ」に宙へと聳えている。 50年後、どんな姿に変わっているのだろう。 その時、人間は歩いているのだろうか。
2008年10月04日(土)
ミッチェルは、とっても優しい、やわらかな人でした。
ミッチェル・メイと対談。於・コンラッド東京。
いやー。楽しかった。 新しい時代の新しいビジネスを実践しているミッチェルと ビジネスを通じて世の中を良くしたい! という共通する ビジョンについて語り合うのだから、エキサイティングに ならないわけがない。
ミッチェル、JOYWOWの会社案内をいたく気に入り、 一人ひとりを指さし、彼は何をやっているんだ、 彼女は? と、熱心に質問していた。 もらっていいか? とのことなので、もちろん、 プレゼントさしあげた。ということで、JOYWOW パンフレットはユタ州に渡ることになったのである (写真で、ミッチェルが手にしているのがそれ)。
ミッチェルもホーケンの『ビジネスを育てる』を 読んでいた。日本語には、ぼくが翻訳したんですよ、 と言えて自慢だった(笑)。
お土産に、いいものをもらった。またこの日記で ご紹介することもあると思うが、アメリカン・ インディアンの使用していた器具である。
名刺をもらった。
「ミッチェル、でも、ここ(ユタ州)にはいないよね?」 「そうだねー。(次滞在するのは)この冬になるかな」
とにかく多忙なのだ。
「ミッチェル、ビジネスばかりしてないで、たまには 歌舞伎や日本の海を見なきゃ」
LA生まれのミッチェルは、日本の海をまだ見たことが ないという。
今度は、是非、葉山に招待しよう。
ミッチェルとの対談は新しい時代の新しいビジネスに ついてがテーマだったので、今後、Surfin'などを 通じて、皆さんには報告しますね。お楽しみに。
ミッチェル、今夜は吉本ばななさんと会うらしい。 ぼくとの対談も、その一連の対談企画の一つ。
2008年10月03日(金)
ラッキーランチ
横浜オフィスにいるときのランチはたいてい フィッシャーマンズワーフ。 今日は銀行に行く必要があったので、元町 商店街をはずれまで出て、帰りに立ち寄った。
食べるものはいつも一緒で、座って「いつもの」と 言えばそれで済む。海老フライ、ハンバーグ、イカフライ の乗ったランチ・プレートなんだけど、今日は座った とたん、おにいさんが「いつもの、売り切れちゃった んですよ・・・」と気の毒そうに声をかけてくれた。 仕方ないのでドライカレーを頼むと、写真のように タマゴをおまけにつけてくれた。しかも大盛り! 超ラッキーな、しあわせランチでした。
2008年10月02日(木)
ようやく手に入れた「ブランドの授業」
東京駅構内中央線近所の書店BOOK EXPRESSで夕方ようやく 発見、ゲット! 実は先週のうちに版元から10冊届いて いたのだが、ライブ参加者特典として、先行販売した ためたちまちにして売り切れ、ぼくを始めとしてJOYWOW メンバーだれひとりとして読めていないのだった。 こんなことは珍しい。
getがうれしくて、お店を出たところでパチリ。 ぼくの足とかばんが一緒に写っています。
帰りの電車内でじっくり読み返す。
うーむ。素晴らしい(笑)。
2008年10月01日(水)
ビジネス2.0型企業シルク
現在研究中のシルク・ドゥ・ソレイユの写真集が 届いた。 どの写真を見ても、美しい。
創設者のラリベルテ自身、口から火を噴くパフォーマンス をケベックの路上でやっていた人。 84年に創業して、今や社員4,000人、履歴書が毎年10万通 送られてくる超・人気企業に発展した。
世界にJOYとWOWをひろめる、ぼくのいうところの ビジネス2.0型企業であり、大いに参考になる。
さ来週にはLAに行ったついでにラスベガスへ飛んで、 ショーを楽しんでくる予定だ。
シルクとの出会いはニューヨーク時代、ドラリオン が最初だが、その後、KA、ズーマニティと、 立て続けに観ている。
今日からTDLでオープンしたZEDも楽しみだ!
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