株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年07月31日(火)


夏・夏・夏・待ってるぜ!

誰に言えばいいのかわからないのでここに書くが、
「夏」の定義を改めたほうがいいのではないかと思う。

かんかん照りで日差しギラギラ、セミはミンミン、
スイカが食べたい、かき氷が旨い、冷やしそうめん、
洗濯物がすぐ乾く、海に入って気持ちいい

これを夏とするならば、いまや8月9月だろう。
昭和時代の夏をそのまま踏襲しているのがテレビCMで
あり、6月末ごろから夏バージョンに入る。
ところが、日本は7月一杯まで梅雨なのである。
全く実感がわかない。

そして電車吊り広告の女性誌は既に秋モードであり、
「オフィスの愛され秋スーツ」
アホかいな。夏はこれからやっちゅうねん。

ボロボロに雨が降り、雷が怒りまくり、どうなってんで
しょうねえ、という天気にも関わらず、お役所は予定消化
しか頭にないため葉山花火大会は決行された。

夕食後散歩がてらビーチに出てみたが、大粒の雨が降りだし、
花火のドーン音にクレームをつけるかのように雷も吼え、
早々にみんな、帰り支度だ。

「何のために花火をするのか」といえば、エンタティメント
のためだろう。役所の予定消化のためじゃないはず。

7月30日なら、夏本番、暑いし盛り上がるでしょう

というのは、それ、間違いですから。まだ梅雨です。

何が言いたいかというと、夏の定義をあらためて、
海の家、9月一杯までやってくれないかなあ、という、
いきなり違う願いを書くのであった。うん。

 

2007年07月30日(月)
天体ショー

空が明度を増し、明るくライトアップされる。

天から地へ稲妻が走る。一粒10ミリくらいは
ある雨がアスファルトを叩く。

また、空が光る。海が鏡になり、明度をさらに
増す。

友人たちと食事をしていたら、いきなり天体ショー
が始まった。店の二階窓に垂れ下がっている簾(すだれ)
を上に巻き上げ、空のショーを肴にする。
同時に、携帯で選挙結果の速報をチェックしてもらうと
予想以上の自民党の惨敗。

天体ショーは、日本が確実に良くなることへのお祝い
に見えた。美しかった。

 

2007年07月29日(日)
ぼくのバイブルとの出会い

たったいま、投票に行ってきた。
お寺が投票所という、田舎ならではの場所。

土日関係なく仕事バリバリ。
ビジネス方面の仕事をやりながら、スピリチュアリズム
研究にも余念がない。そんな中、超・お勧めの本と
出会った。

『500に及ぶあの世からの現地報告』(→)

この本は、ぼくにとってまさにバイブルとなるだろう。
物質主義的、刹那的、「癒されたい」的「愛されたい」的
香山リカ風に言えば「自己肯定願望」的
世相にガツン、と一撃を食らわせる内容だ。
これからも何度も読み返すだろう。
翻訳者小池 英氏に素晴らしい本との出会いをさせて
くださったことへのお礼状をしたためた。

もう一冊(正確には二冊)は

『霊訓』(上下)

読み進むにつれ、血が滾り、目が開かれ、所々で感涙が
じわーっつ、とにじみ出て来た。まだ上巻の最後あたり
までしか読めていないが、この本もきっとバイブルになる
だろう。法律制度、死刑問題、精神病問題、祈りの問題、
などについて、考察させてくれる材料満載。

ちなみに本書に書かれている霊界通信を著者が自働書記にて
入手したのは、フロイトがまだ中学生の頃である。昔昔なの
だが、全く古さを感じさせない。

 

2007年07月28日(土)
選挙に行こう!

気になるのは山口県光市母子殺害事件裁判の報道、
新聞各紙の腰がひけていることである。反して
テレビは連日がんがん報道しているが、矛先が
あやうく、ヘンな方向に行ってしまったりしている。
もともときちんとした哲学を持っているとは思えない
ので、テレビはあれが限界なのかもしれない。

確実に日本は
「戦争したくて仕方がない」政府
になっている。憲法もなし崩しに改正するだろう。
日本は高齢化社会だから、ぼくも徴兵されるやも
しれぬ。先の戦争では40代前半さえ徴兵されていた
から。当時の平均年齢は今より若いだろうから、
ひょっとすると、50代も徴兵されるかもね。
ぼくは肉食も控えているし、エコな生活を目指している
ので、戦争するのはちょっと、向いてないと思う。
ケンカも弱いし。

ぼくが危うく思うのは、

メディアは簡単に、いともあっさりと、政府寄りに変身する

ことだ。
死刑廃止問題が絡む事件を全く報道しない朝日新聞
はどうなっているのか。首を傾げざるを得ない。

9.11の後、アメリカのメディアはジョン・レノン
『イマジン』を放送禁止にした。信じられない
かもしれないが、本当の話である。

ではぼくたちに何ができるか。参加することだ。与えられた権利と義務を徹底的に行使する。

明日の選挙に、みんな、行こうぜ! 


放っておいたら戦争、やっちゃうよ。
そして戦争は財界即ち、大企業たちにとっても、
「利益に貢献する」から、財界も文句言わないよ。

一人ひとりが投票できるうちに、
明日は、投票所に行こう。まじで。

 

2007年07月27日(金)
気分は梅雨明け!

日帰り出張したりおっさんにBURIかまされたり
近所のスーパーに駐車されている車のナンバーが
「相模」「栃木」だと「ヘンっ」と腹黒くなったり

湘南サーフボードサブレ→

を発見してつい買ってしまい、高くて(近所スーパー価格698円)
腰を抜かしたり、

おとーさんは忙しいのである。

そんな中、

オフィスドリームアシスト不破さん(→)

が先日のお伊勢さまセミナーについてコラムにまとめて
くださっていて、達意の筆と過分のお言葉につい
頬を赤らめてしまうわしなのである。
不破さんの深い洞察に、あらためて勉強になった。
関東の梅雨明けはしぶとくまだだけど、ぼくの気持ちは
ピーカンさ。

ありがとう! 不破さん!

 

2007年07月26日(木)
突然の爆音

「L」の字をイメージしてください。
タテとヨコの棒はジュースの自動販売機です。
これ、上から見たときの話。

「L」の横棒の先に、車が停車していました。タテに
とまっていたので全体は「U」の字です。

右からぼくと連れが歩いてきました。
車がエンジンをかけっぱなしだったので、
「地球環境に良くないぜ」と眉をひそめながら
「L」の横棒を通り過ぎ、直角90度に右折してタテ棒の横に
さしかかったらそこの自動販売機でおっさんがジュースを
買っていました。そうかこの人がジュースを買うために
停車しているのか、めいわく・・・と思った途端

BURI

と爆発音。あまりの不意打ちに、ぼくたちは飛び上がった。
これは便秘気味の時の「P」音ではなく
快腸だけど出しちゃった「BUUUUUU」音でも
なく、何か世界に訴えたいような、世間に不満が
あるような、そんな「怒り」を表現するもの。
車も、その主も、地球に有毒ガスを撒き散らす二人
なのであった。

気に食わないのは、爆発音と共に、一緒に歩いていた
家人が

「これ、アンタ?」

と、大声でぼくを咎めたことです。おっさんと
ぼくは同時に首をすくめました。

 

2007年07月25日(水)
フィッシングとゆるいエコは背負い投げ

オンライン取引に利用している銀行からを装った
メールが来た。ウィルスセキュリティソフトの
目をかいくぐって。内容は、「あなたの口座に
他人がアクセスしたおそれがあるため、現在暫定的に
口座をクローズしています。つきましては下記URLに
アクセスしていただき、所定の再開手続きをして
ください」で、見え透いた、5年遅れのフィッシング
メールだ。当然無視なのだが、いまだに・だれが・
何を目的として・やっているのだろう。

不思議だなあ、と玄関前の掃除をしてリビングに
入ると首すじに何か異和感が。触ると何かゴツゴツ
している。思いっきり背負い投げを食らわすと、
床に当たって受身をし、跳ね返ったはセミである。

玄関前の木で孵化したばかりのセミ、何か動くもの
が来たので乗ってみたらぼくの背中だった、そして
背負い投げを食わされた、ということのようだ。

すまんすまんと庭に逃がしてやると、元気に飛んでいった
が、彼にも夏の痛い思い出になったことだろう。

真に背負い投げするべきはフィッシングメールを
寄越したsomeoneなのだが、セミ君、ごめんな。

と、セミに謝っていたら橘川幸夫大先輩から
本の寄贈が届いた。ぼくの橘川先輩のイメージは、
大学の、「とっても大人な」大先輩である。

一年半ほど前、

オンブック(→)

の興味をもってメールを差し上げたきりで、まだ
その企画そのものが実現していないのに、
覚えていてくださったのだ。感謝感謝である。
大先輩といえば、

雑誌『エココロ』(→)内不定期連載の

リリーフランキーさんのopinionが素晴らしく、勉強に
なった。

・基本的に東京で「エコ」を頻繁に口にするヤツって、
 今でもどっかファッションというか、余暇に聞こえる。
・今子どもたちが死にかけてんのに、3世代先の子どもの
 ことを言いながら、素敵に生きようなんてのは、ものすごく
 説得力がない

など。この雑誌、お勧めですよ。

 

2007年07月24日(火)
ヨースケ@HOME!

海の家ライブでまたもすごいアーティストと出会った。

ヨースケ@HOME(→)

何の事前情報もなく、ただぼんやり聴いていたら一曲目
からぶっとんだ。これはタダモノではない。

早速ライブ会場のみで限定販売という自宅録音CDを購入。
ブルースハープもあんな音が出るのか、と驚愕発見。
シカゴブルース本場の音を生で聴いたような、そんな気持ち
だった。ギターのカッティングがジャック・ジョンソンを
思わせて、好み。

サイトをググッたら、上記のブログが出てきて、その中を
探検していたら昔のNY、シカゴ旅行日記が出てきて、これ
また面白い。

シカゴでブルースハープを吹きまくったり(→)

こういう若い日本人が生まれてきたこと、そして出会いに
感謝感謝。応援するよ!

8月からは原宿から沖縄まで自転車で旅し、先々で音楽する、
というパフォーマンスをするらしい。

 

2007年07月23日(月)
30年後の木綿のハンカチーフ

アイデアがどんどん湧いてくるので、この日記の
日付は23日だが実際に書いているのは例によって
前日の日曜22日である。

ふと、戯曲のアイデアが浮かんだ。しかし戯曲は
専門ではないので、だれかこのアイデアを戯曲化して
くださる方がおられたらフリーでアイデアを差し上げます。

太田裕美『木綿のハンカチーフ』(→)
という名曲がある。登場人物の30年後、という設定で

30年後の木綿のハンカチーフ

という戯曲である。

主人公は歌詞の「ぼく」。団塊の世代であり、今年会社を
退職し、農業「でも」やろうと故郷(くに)に帰る。
この「でも」という軽いナメた姿勢が問題なのだが本人は
全く気づいていない。実は都会に出てサラリーマン人生を
送ってきた最大かつ唯一の彼のこころの拠り所は
「木綿のハンカチーフで別れた故郷にいる彼女への
アドバンテージ」であり、社会に出てからいいことなど、
一つもなかった。しかし、クニに帰れば彼女はまだぼくの
ことを想ってくれている、そりゃ、結婚もしているかもしれ
ないが、それは「ぼくにフラれたから仕方なく」であり、
本当の恋心は秘めたものとして、ぼくへの矢印がまだずっと
胸に残っているはずである。

このへんが男のオバカ加減なのだが、さて、故郷に
帰った。そして同窓会を自ら幹事を買って出て開催し、
「ハンカチの彼女」に再会する。すると・・・

というもの。書いてみて、気が済んじゃった。
後はご自由に。

 

2007年07月22日(日)
書く仕事のできる喜び

書き下ろしの刊行予定は2008年5月だが、
出版に向けての仕上げ作業は着々と進んでいる。
昨日は速攻でゲラが届いた。書き終わって湯気が
立っている段階では自分の書いた内容を距離を
置いて見ることができないので、ちょっと寝かせて
置こうと思う。

さらにもう二本、企画が湧いてきた。
企業秘密なのでここには書けないが、一本は
相当の勉強と取材を必要とする。よって、
しばらくは文献渉猟に時間をつかおう。

もう一本は翻訳だ。翻訳ばかりは版権の問題が
あるので、自分だけでプロジェクトを進めるわけ
にはいかない。

しかし、経験から言って

この本は自分が日本語に翻訳するべきである

という強烈な使命感を感じるときは間違いなくその
通りになる。

名著『生かされて。』翻訳者・堤 江実氏
は、出版社が版権を獲得する前に翻訳を進めていた
という。「そうなる」ときには「そうなる」のだ。

昨日から翻訳作業を始めたが、二年か三年ぶりなので、
まだ身体が翻訳にチューニングできていない。
骨が折れるが、それもまた、楽し。

今日は雨。雨の葉山の海はどうなっているのだろう。

 

2007年07月21日(土)
生きているだけで奇跡

録画しておいた

ドキュメンタリー『余命一ヶ月の花嫁』(TBS系)→

を観た。涙、涙、なのだが、詳細は上記を読んでいただく
として、長島千恵さんはただ泣いて欲しいわけではないと思う。

「生きているだけで奇跡」

という、千恵さんの言葉。その重さ。

「千恵にとって日常の中で嬉しくないことってないんですよね。
アイスクリームを食べたといっては嬉しい、友だちと話せた
といっては嬉しい」

という恋人・太郎さんの言葉。

太郎さんがホームビデオを回しながら、千恵さんに聞く。

「いま、何してますか」

千恵さん「生きてる」

千恵さんの凝縮した人生から、何が学べるか。

・人は一人では生きていない
・周囲に人がいてくれる幸せ
・生きる、生きている、ただそれだけでどんなに
 素晴らしいことか
・「普通」に暮らせることの得がたい幸せ
・物質(お金、モノ)からは幸せは得られない

etc.etc........

録画はそのまま残し、折に触れ見返し、勉強しようと
思う。

それこそが、命が本当に粗末になってしまっている
日本に生まれた千恵さんからの、メッセージだと思うから。

 

2007年07月20日(金)
ポールがやってきたヤアヤアヤア!

ポール・マッカートニー新作『memory almost full』
がとってもいい。2007年になってポールの新作を
聴けるなんて、なんという仕合せなんだろう。
ちなみに「しあわせ」の本来の漢字は上記表記です。

新曲『Dance Tonight』プロモーションビデオ(→)

下のほうにYoutubeリンクがあります。
楽しいよ。
ポールによると、行きつけのギターショップ店員に
勧められて弾いたこともないマンダリンをつい買って
しまい、コードを手探りで勉強しているうちに
一曲できてしまったのがこの曲。できるだけシンプルに
した、というだけあって、本当にシンプル。
アルバム収録の曲は全部終わっていたのだけど、
急遽レコーディングし、トップに持ってきたらしい。

それにしてもアビーロードスタジオ、「ビートルズを
しのぶにはいいけど、音響設備が古いから・・・」と
いう声を耳にしたことがある。ポールはそのアビー
ロードスタジオで録音しているのだが、弘法、筆を
選ばずだね。すごいなあ。ぼくも精進しよう。

 

2007年07月19日(木)
キユーピーの約束

昨日、今日の日付の日記を書いてしまったものだから、
(今日、ハングル版の『スロビ』『サーフィン』画像
を追加)
今日の分は明日の日付に書かなきゃいけなくなった。
前倒しの人生である。そういえば、今週の締め切り、
すべて前倒しで3本、納品終了。

えーっと、何が言いたかったかというと、そうそう、

キユーピー社長とCSR対談(→)

がウェブ上にアップされました、という報告です。

「キユーピーの約束」=ブランド=約束ですね。

 

2007年07月18日(水)
프롤로그_All you need is 기획心




実はこれを書いているのは17日なのだが、あまりに
衝撃だったので、明日の日付で書きます。

この本、何かというと、拙著『企画心』の
ハングル版なんです。

韓国のオンライン書店アラジン(→)

で売っているのをたまたま発見、びっくりした、という
わけ。だって、ぼく、知らないんだから。

面白いのは、上記アラジンサイトで、表紙の左上
にある著者名「사카모토 게이치」(阪本啓一)
をクリックすると、韓国で出版されている
他の作品(『マーケティングサーフィン』
『スローなビジネスに帰れ』)も見ることが
できる。

ココ(→クリック!)






一年ほど前、版元担当編集さんから翻訳の件は
聞いていて、版権その他についてはお任せで
いいですよ、と言っていたのだけど、そのまま
なしのつぶてだった。年末にどうなってますか、
と編集者に聞いたら「さあ・・・」という感じ。

それが、なぜか、今日はぼくの霊力が働いたん
ですね。Googleを奥深く体験していたら、発見
したというわけです。編集者に現在、問い合わせ
中で、念のためにお断りしておきますが、ぼくは
全然怒ったりなんかしていなくて、この事態を
楽しんでいます。だって、知らない間にだれかが
ハングルに翻訳してくれて(同じ翻訳家として、
翻訳の苦労を知っているので、敬意を表します)、
そして、既に誰か読者が買ってくれて、アラジンで
読者レビューをしてくれている。

不思議だ。

 

2007年07月17日(火)
Plastic(ニセモノ)

地震や台風被害で大変な目に遭っておられるかた
(こころからお見舞い申し上げます)

がいる一方、

アニヤ・ハインドマーチの「エコ」バッグ
を手に入れるため、前日午後から並び、深夜3時には店の
屋上に移動、前に並んだ浮浪者(転売目的でホームレス
が並ぶことがあるらしい)の臭気に吐き気を覚え、
横入りするおばさんに怒り、それで結局買えた・
買えなかったとブログに書いてそれぞれの感想を
述べ合うという

声に出して読みたい勘違いたち

の存在にぼくの胸はざらついている。

これを書いている現在、ヤフオクでは最高25,500円の値が
ついている。大阪弁で一言。「アホちゃうか」。
家にあるバッグ使えばええやん。わざわざ買わなくても。

I'm not a Plastic Bag

のコピーを借りるなら、ロンドン、香港、台湾なども含め、
この狂騒ぶりを一言でいうなら、まさに

      Plastic

そのものだ。オックスフォード現代英英辞典の定義によると

(disapproving) that seems artificial; false; not real or sincere

つまり、「誠意のないウソっぱち」。

ぼくの「恋人」森行生さんの2000年の名言に

「インターネットで儲けようとするなら、インターネットで
儲けようとしている人を相手に商売したら確実に儲かる」

というのがある。これをぼくは「森の法則」と呼んでいる
のだが、森の法則から敷衍した法則があって、それは、

「変化が起こる時、その変化を商機にして儲けようとしている人を相手に商売すれば確実に儲かる」

というものだ。エコや地球環境を考えるenvironmentalism
が「ブーム」であるなら、その「変化」に乗じることが
商機となるのだろう。気に食わないね。

 

2007年07月16日(月)
風に吹かれて波乗りゴッキー

朝型のぼくにとって、寝る直前はようやくベッドに
行ける、という至福のゆるゆるタイムである。
昨夜も、書き下ろし脱稿という一つの区切りを
越えた安堵感と共に、だらーーーっ、と階段を
上がったのである。あとは寝るだけ。なんという
甘美な響きなんだろう。ト、

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

という家人の叫び。こういうときの理由ははっきり
していて、オバケが出ても彼女はここまで叫ばない。
おそらくゴキブリだろうと思って家人の部屋に入ると
パソコンの前で沈思黙考しているゴッキー君がいた。

「落ち着いて。そのままで(ゴッキーの動きを)
見ていて」

「あとは寝るだけ」おやじから「湾岸特別救助隊」
へと変身したぼくは上がったばかりの階段をまた
逆戻り、「氷殺」が謳い文句の殺虫スプレーを
持ってきた。ところが、この、零下40℃の冷却空間を
人為的に作り出して殺す、というスプレー、あまり
アテにならんのである。

既にガレージで試していて、そこではっきりしたのは
「他地区はわからないが少なくとも葉山の元気な蚊には
効かない」というトホホな結果であった。

ゴッキーではどうか。

スプレーすると、猛烈なジェット空気がゴッキーに襲いかかる。
ところが、風圧が強いため、ゴッキーはまるでサーフィン
するように、その風に乗ってしまうのである。
殺虫成分が入っていないので、ゴッキーも戸惑っている。

「はぁ?」

という感じ。

代々引き継がれた「殺虫成分に対する傾向と対策」が
効かず、ゴッキーとしても拍子抜けの様子だ。

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
ひょい、と、風に乗る

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
のってけのってけのってけサーフィン(古)

ということで、風に吹かれて波乗りゴッキーはとっても
元気なのであった。

ラチがあかないので、ゴッキーが油断しているところを
ぼくが紙でくるんで、つかまえ、終わり。

通常なら庭に逃がしてやるところを、もう、眠いのと
面倒臭かったので、ゴミ袋に入れ、口をしっかり結んで
おいた。

朝そのゴミ袋を生ゴミの日なので出そうとしたら、
昨夜の波乗りゴッキーは元気にピンピンしていて、
袋越しにぼくを見て挑戦的な視線を投げた。

 

2007年07月15日(日)
初セミ! 脱稿! バンザイ!

理由はわからないのだが午後3時前現在、葉山は
青空が出ている。台風はどこかへ去ったのか?
ついさっき来てくれたヤマトの担当おにいさんが
「台風、去ったんですかね? 雨、降りますかね?」
とぼくをお天気キャスターと勘違いしているかの
ような質問攻めをしていたが、まさにそんな質問を
したくなるほどの真夏空だ。
セミまで鳴き出した。セミは先週那覇で耳にしたが
葉山では今年初である。

部屋に避難させていた鉢植のブーゲンビリアを
窓の外の花壇に出してやり、パキ天ことパキラ
も窓際に出してお日さまに当ててあげた。




昨日にひきつづき、書き下ろし原稿執筆。

ん? ひょっとして終わった?

この日記を書いたらもう一度全体を見直して、
編集部に納品しよう。すると・・・バンザイ、
脱稿だ。8月末が締め切りなので、かなり早め、
何と47日余裕を持って納品。
まだ今週は締め切りが二つ残っているが、
「夏休みの宿題」を早めに済ませた気分。
やったーーー!!

 

2007年07月14日(土)
なぜ高齢者は行列で背中にぴったりとつくのか

その理由は、

背後霊になるための練習

なのだろう。昨日は品川駅乗り換え手続きカウンターと
スーパーのレジで背後霊化された。しかしそのような
マナーのなってない魂は背後霊にはなれない気がする
のだが。

さて;
世の中は連休のようだが、フツーに仕事。
台湾の事業家R氏より電話。話し合う。
台湾にも行く約束をしているのだが、果たせず。

10月の十勝セミナーツアーが具体化してきた。

今週はこのほか3本の締め切りを抱え、気持ちが
忙しい。読むべき本、勉強するべき内容が山の
ように迫ってくるのだが、こればかりは焦っても
仕方ない。何よりも書き下ろしを一日でも早く
脱稿しなければ。

つい先週滞在していた那覇の被害をテレビで見、
こころを痛めた。あの人、この人の顔を浮かべ、
安全であることを祈っています。おかん、元気でね。
北中そばの皆さん、ご無事でいてください。
Mさん、お店の皆さん、そしてお店の安全を祈ります。

 

2007年07月13日(金)
あなたがPCを捨てれば中国が潤う

廃棄されたテレビ、パソコン、携帯電話、ディスプレイ、
プリンタなどはどこへいくのか。

自宅周辺にも、「ご不要になったテレビ、パソコン、
ラジカセ・・・すべて無料にて引き取ります」
と焼き芋屋さんのアナウンスよろしくトラックが
巡回してくる。

二度お世話になったことがあって、1度目は
ノートパソコン、2回目はプリンタ。
PCは無料でもらってくれたが、プリンタは500円
ぼくが支払った。PCは壊れているからいいだろうと
渡したが、後になって、しまった、水につけるか
ハードディスクだけは割ってから渡すべきだった、
と後悔したが、今のところネットバンキングなどで
不具合はでてないので、多分大丈夫なのだろう。

実はここにも「グローバリズム」があって、例えば
アメリカの生み出すこれらのハイテク電子ゴミの
80%が貨物コンテナに積み込まれ、インド、中国、
パキスタンに運ばれる。うち、90%が中国に。
中国の広東省、スワトウ市チャイナン区に位置する
総面積52.4km2、人口15万人の街クイユー。
ここの最大の産業が上記電子ゴミの処理。
さらに、そのゴミ処理仕事をするのは、よその土地から
出稼ぎでやってきた労働者、彼らの日当は16元(約260円)
ほどという。

・・・こういった情報はなかなか入手できないのだが、
雑誌『courrier Japon』でじっくり読むことができる。

サイトはここ(→)

世界各国のメディアをサーチし、達意の日本語に翻訳、
一本骨のある編集方針に基づいて独自の新しいメディア
へと仕上げてくれている。
国際ニュースのセレクトショップ。

おかげで世界で今、何が起こっているのか、これ
一冊で概要を知ることができる。お勧めです。

 

2007年07月12日(木)
足攣り攣り無事終了

足を攣りながら、無事、オフィス引越し終了。
引越し会社のメンバー4人全員、気持ちの良い
若者たちで、挨拶もきちんとできるし、目が
輝いている。荷物を扱う所作も、自分の仕事に
対する矜持を感じ、この会社にして良かったなあ、
と思った。朝10時開始、午後1時にはすべて終了
していたので驚く。

荷物梱包、搬出、学芸大→横浜移動、
ぐずぐずしているクライアント(ぼくのこと(笑))
待ち、搬出、長い階段上げ、搬入、梱包解き、
荷物配置まで。

うーん。すごい。毎日見てみたいほどの仕事ぶり。
雨は、朝、瞑想中に「梅雨というそちらの事情もわかるので、
降るなとは言わない。ぼくの半径500メートル以内だけ、
そのゾーンだけは降らないようにしてほしい」と
依頼しておいたら、ほぼその通り、雨は遠慮して
くれた。午後遅くには完璧にやんだ。

手伝いに来てくださったTさんに書棚の本並べの
デザインを依頼。要するに本をどこに差し込むか
ということなのだが、自分でやると一色(ひといろ)
になるので、新鮮で、良かった。
Tさん、早朝からありがとう! 感謝しています。

そして、横浜、よろしく!

 

2007年07月11日(水)
引越し!

今日はオフィスの引越し。学芸大学から横浜山手へ。
ぼくは非力で重いものを持てないため「戦力外」なので(笑)、
引越しらくらくパックを利用するのだが、一応彼らの
「応援」ということで、参加する。

では、行ってきます!

 

2007年07月10日(火)
沖縄のタクシーには面白い人が多い

沖縄の名物の一つにタクシー運転手さんがいる。
空港からホテルへ乗った人は「怒り玉」の人で、
沸点が低い。簡単に沸騰する。

いきなりハンドルをバン! と叩くので何事か
と思うと、渋滞が気に入らないのである。
だから怖いこわい。

早く下りたくて、ホテルに着いたところで、
「もう、丁寧に横付けしてもらわなく
てもいいからこのへんで・・・」と思ったの
だけど、念入りに横付けしようとしてくれる。
しかし行く手には既に別の車があり、また
彼は怒る、というあんばい(笑)。

別の運転手さん。
友人たちと合流、どこか海の見えるホテル
でお茶でもしようか、ということになり、
運転手さんにその旨を言うと
「この近くにあるさぁ」と連れて行って
くれたのが若狭という場所で、なんだか
様子が違う。いわゆる、「もうひとつのホテル」
街であって、何か勘違いをされたようなので
ある。

「運転手さん、違う、違う」と、こちらの意図を
丁寧に説明したつもりが、運転手さんには結局
伝わりきらなかったようで、そうなると逆に
申し訳なく思った。

「ここがトロチカルビーチさぁ」と、
    トロピカルビーチに案内してもらった
ので、そこで観念して、下りた。

かと思えば昨日の日記に書いたように、すっごく
おいしいそば屋さんを案内してくれる人も
いたりして、やはり沖縄は面白い。
そして、例外なく、運転席に小さいカレンダー
を搭載していることも、シンガポールの
タクシードライバーと共通していて、
面白く思った。暑いエリアのタクシー運転手さんは
カレンダーが気になるのかもしれない。だんだん自分で
言っていることがわからなくなったきた。
日記の着地点が決まらないよ〜。

 

2007年07月09日(月)
沖縄七夕ツアー

一泊二日高密度沖縄の旅から帰ってきました。

●DAY1

ろみさん(→)

からお誘いいただき、七夕祭。

回おもろまち店(→)

に全国各地から集合し、19時から5分間、黙想の儀式。
瞑想ではなく、黙想。目を開けていてもいいので、
活動をやめ、静かに自分と向かい合い、地球がより良くなった
美しいイメージを飛ばす。

ろみさんの不思議な石を今回、ようやく見ることができた。
自然石なのに、細長く、丸く、つるつるしている。
持つと暖かい。
ろみさん、またもやパワーアップしていた。つい最近
お目にかかったばかりなのだが、その時よりさらに、
すごい。

回のあと、ホテル近所の馴染みのお店『ナビィとかまど』
おかんに挨拶に行く。おかん、元気元気!

●DAY2

一日、ゆっくり

コスタ・ヴィスタ沖縄(→)付帯

EMスパ・コラソン沖縄(→)

でくつろぐ。

EMをコンセプトにしたリゾート施設で、一度訪問
したかったのだ。トイレ掃除しているスタッフの女性に
「EMWを使って掃除しているんですか」と訊くと、
EM培養液とのこと。トイレ独特の臭いが全くなかった。
ランチ抜きでスパにいたので、腹ぺこになり、
タクシー運転手さんお勧めの沖縄そば専門店




に行く。ぼくは野菜そばを食べた。旨い!
同行の仲間も自分の頼んだ料理を口々に絶賛、ちょっと
おすそわけしてもらったら、滅茶苦茶旨かった。
さすが、タクシー運転手さんの情報は確か。

行きの飛行機ではみのもんたと高田純次という、沖縄の
暑さを吹き飛ばす暑い二人と一緒になった。
帰りの空港のレストランでは

佐伯日菜子(→)
奥 大介(→)夫妻と遭遇。
でも、佐伯日菜子とはわからず、同行の友人も「出そうででない」
状態、昨夜深夜、メールで教えてくれた。
ただ、正直に言うと、佐伯日菜子ときいても、ピン、
とこないのであった。

 

2007年07月06日(金)
横浜ライフ!




ようやく横浜の新オフィスについて報告できます。
引越しは来週。写真は、港の見える丘公園
から、大佛次郎記念文学館へと至る美しい道。
(暗く写っているのはあまりにいい天気だった
ためと、ぼくの腕です。携帯写真は難しい。)

港の見える丘公園近所は、神戸の異人館のような
建物が立ち並び、外国のにおいがある。歴史ある
土地なので、浮き足立ったおしゃれ、というのでは
なく、地に足がついた空気。

新オフィスは、その近所にある。窓からは海や風力発電
の風車(横浜にあるとは知らなかった!)が見える。

山下公園、元町、中華街に歩いて行ける。ぼくの大好きな
老舗ホテル、ニューグランドも徒歩圏内だ。

新しい場所で、どんな新しいものが生まれるのか。
楽しみ。

明日から沖縄です。PCを持っていかないので、
メールの返信は月曜日です。この日記もお休み。

 

2007年07月05日(木)
なぜスピリチュアルなのか

お伊勢さまセミナーは34名参加いただきました。

前夜の天気予報では「雨」だったのが、日焼け対策が
必要なほどのピーカンど晴天!

前夜、池袋から夜行バスに乗って早朝伊勢に
到着した方、当日朝3時起きで和歌山はみなべから
駆けつけてくださった

てらがき農園てらこさん(→)

をはじめ、名古屋、四日市、大阪、京都、奈良、
と各地から大集合。ありがたい、ありがたい。
主催してくださった

オフィスドリームアシストさん(→)

ありがとうございます!!

会場の神宮会館の会議室は満杯。熱気にあふれていた。

セミナーでは真摯で重要な論点をついた質問を
いただき、講師としても、とても勉強になった。

その中の一つをご紹介します。

Q:阪本さんはブランド、リーダーシップ、マーケティングと
やってこられて、どうしてスピリチュアルの世界に
つながったのか、そのあたりを聞かせてください。

A:ぼくの持論はずっと、「人間」を中心とする
経営論でした。リーダーシップであれ、ブランドで
あれ。そうやって突き詰めて行くと、最後には
「働きがい」さらにその先にある「生きがい」
をしっかりとらえない限り、有効な解が得られない
ことにいきあたりました。そして、働きがい、生きがい
を追求していくと、スピリチュアルの研究抜きには
考えられない、ということに至ったわけです。

JOYWOW創業の志も、ここにあります。

ただしあくまでJOYWOWのドアには「魔法使い」の絵
なく、「ビジネス」の文字が書いてあります。
もっと言うと、「ビジネスを通じた幸福追求」
ですね。

スピリチュアルも道具であり、目的ではありません。

 

2007年07月04日(水)
河畔にて




お伊勢さまセミナー前泊して、主催者の

オフィスドリームアシスト(→)

代表不破光智弘氏&奥様と、下見兼打ち合わせ。
写真は夕食をいただいた、「とうふや」
さんの部屋から眺める夕刻の五十鈴川。

今年は3月に引き続き、お伊勢さまにご縁が深い。
江戸時代の人は一生に一度行けるかどうかだった
わけで、ありがたいことだ。

「とうふや」で不破さんの波乱万丈人生をおうかがい
する。現在書き下ろしにかかっている本の中で、
エピソードとして使わせていただくことにした。

雨の降るはずが、日焼けするくらいの晴天に。
感謝感謝。セミナーの模様については、明日
ご報告します。

 

2007年07月01日(日)
バイバイ学問所




東京オフィスこと学問所に来たことのある人なら
「あ。書庫だ」とわかると思いますが、学問所書庫です。

書棚から本、CD、ビデオ、DVDがごっそり出されていて、
理由は引越しです。
引っ越すにあたり、蔵書を全体の半分にしよう、と
決め、写真向って右が「必要」左が「不要」真ん中の
ボール「ポチ」が「境界線」です。「不要」本は、
引越し会社のお任せパックでブックオフ行き。

そうです。学問所はこの6月30日をもって閉鎖、
昨日はその最後の利用者・スッキリセラピーの
クライアントさんが訪問されました。

2003年11月に開所し、2007年6月に閉所。
想い出一杯です。お越しくださった皆さんにこころから
感謝しています。ありがとうございます。

さて、引越し先は横浜です。明日、お話しますね。

・・・と思ったのだけど、明日明後日と、お伊勢さま
セミナーで不在。いま、宿に確認したら、ネット環境が
ない、ということだったので、パソコンはもって行き
ません。よって、月曜、火曜はメール返信ができません。
この日記もお休み。ご容赦ください。

横浜オフィス話は水曜日にします。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW