虹色過多想い
2004年11月25日(木)  161.5cmで眺める街

叔母さんが家に来ていて、帰りにススキノまで送ってくれると言うので、夕方、お買い物をしに街まで出た。
気温は5℃。
札幌に住んでる人は雪が本格的に降らないとウールのコートを着る人は少ない。
関東では雪のない中でコートを着てるのが当たり前なんだろうし、5℃だったらウールのコート着るんだろうなぁ。
ジャケットじゃこの寒さをしのげないので、Pコートを引っ張り出した。
こーゆう時、ツイードのジャケットとかあると便利なんだろうなぁ。
来年こそ欲しいなー。

中学生の時に作ったある服屋さんのメンバーズカードの更新を2年位前からしてなくって、でもそのカードが一定の期間を過ぎると金券になるわけで、これって使えるのかなぁってずっと気になっていた。
服の趣味が変わったからそのお店には行かなくなっていたんだけど、今日は地下街を歩いたので、ポールタウンにあるそのお店を覗いてみた。
なんとか使えるみたいなので、それを使ってセーターとキャミソールを購入。

この時期は寒いから、地下街を使うことが多くなるんだけど、大通の地下街はどうしてあんなにキャッチが多いのかなぁ。
キャッチセールスってよりも、キャバクラのスカウトばっか。
かわすの得意じゃないし。
声をかけられた時点で走って逃げるしかないし。
札幌駅の地下街はそんなことないから好き。
大通の地下街は通る度にうんざりする。

10cmヒールのブーツを履いて、161.5cmの世界を楽しむ。
10cm違うだけでこんなに視界が変わるのかーって思う。
みんなはいつもこんな風に世界を見てるのかぁって。

昨日買ったマニキュアを早速塗った。
最初はクリスマスまで封印しておくつもりだったのに。
今日はアクセサリーを見たかったし、ジュエリーショップを回るから指先をキレイにしておくべきかなーと思って。
白とピンクの中間の色のようなテスティモPK130に大満足。

ススキノ、大通とクリスマス一色の百貨店巡りをして、札幌駅までも歩いた。
まだまだひとりでお買い物を楽しもうと思ってたんだけど、恋人からの着信。
昨日、今日は会えるかどうかわからないと言われていたので、全然期待していなかったんだけど(期待すると外れた時に哀しいから。今日はひとりを楽しむぞって意気込んでいた)、彼のお仕事が終わって何にも用事がないみたいなので、それから5分後くらいに落ち合って、一緒に晩ご飯を食べた。
用事はないみたいだけど、明日のためのお勉強はあるらしくって、晩ご飯の後に、エクセシオールカフェで2時間くらい別々のお勉強をした。
彼は自分の勉強の合間に、あたしの勉強も見てくれた。
尊敬できる人と一緒にいられるのっていいなぁって思う。


2004年11月24日(水)  雪が降る前に自転車で駆け抜ける

右ひざが痛い。
あれだけ恋人には事故に気をつけてと言っていて、デートの帰りに家の前まで送ってもらっても、そこから恋人が家に帰るまでに事故にあうんじゃないかと、恋人が家に着く頃にいつもメールを送って安否を確かめていたぐらいなのに。
自分が自転車と激突してしまった。
小学校6年生くらいの男の子が自転車に乗って角を曲がってきて、あたしも自転車に乗って直進していて、「あっ」と思った時にはもうがつーんとぶつかって自転車から転げ落ちて、自転車は倒れてました。
あたしがぼーっと走ってたのも悪いので、男の子に「大丈夫?ごめんね?どこか痛くない?」って訊いたんだけど、あっちも「すいません。大丈夫ですか?自転車・・・」とか言ってあたしの自転車を起こしてくれた。
何度もふたりして、「ごめんね」と「すいません」を言い合った。
なんとか大丈夫そうなので、お互い別々の道に走り去ったんだけど、ぶつかった時に右ひざを打ったみたいで、後からじんじんと痛みが・・・。
帰りに自転車漕ぐのきつかったー。
本当に事故っていつ身に降りかかってくるかわかんないから、常日頃安全を心がけないと、って思ったよ。

今日はレンタルビデオ屋さんとかドラッグストアに行ってきた。
ドラッグストアではテスティモのマニキュアを買った。
成人式用だから奮発してテスティモ。
20%オフだからそれほど高くもなかったけど。
クリスマスにも使えばいっかーって。
やっぱり高いマニキュアは違いますね。
乾くのはあっという間だし。サラサラしてるし。ツヤツヤしてるし。
塗り心地いいし。塗るのが下手でもあんまりムラにならないし。

GEOで「ラブ・アクチュアリー」と「冷静と情熱のあいだ」を借りてきた。
「冷静と情熱のあいだ」を借りるのはもう何回目かなぁ。
大好きなの。

「ラブ・アクチュアリー」はずっと前から見たくってやっと借りれた。
ヒュー・グラントが好きー。
あのフェミニストでちょっとダメ男っぽいところが素敵。
内容は、期待以上に楽しめて、あったかい気持ちになれた。
オムニバスだし、ヒュー・グラントがずっと出るわけじゃないし、あまり期待しないでおこうって見始めたのに。
クリスマスのお話だし、今時期にぴったり。
すんごくほんわかしてて笑顔になれるー。
クリスマスは愛する人と一緒に過ごしたいなって気持ちになる。
2004年11月23日(火)  安心の温度

彼とSAPPORO Factoryに、LOVE × LOVE XMAS イルミネーションを見に行ってきた。
祝日だからか、ものすごく混んでいて、駐車場に入るまで45分待ちの表示。
これは中止しようって言われるかなーと思ったんだけど、あたしが前から見たい見たいとわがまま言ってたので、彼が「待とう」って言ってくれた。
結局20分くらい待って入れた。
SAPPORO Factoryのツリーはおしゃれな感じではないけれど、本物のもみの木を使ってるところがクリスマスっぽくていいなーって思う。
かなり大きいので見応えあるし。


今年のツリーは30分ごとにクリスマスソングが流れて、音楽に合わせてイルミネーションが点いたり消えたりするらしいので、晩ご飯を食べた後にもう1度見に行った。
好きな人とこんな風に過ごせることが平凡なようでとてつもなく特別なことのように思えた。
イルミネーションを眺めながら何を話したんだっけ。
どんな言葉を交わしたかは忘れてしまったけれど、とても幸せだと感じていることを伝えたくって、ぎゅっとしがみついた。
触れていると安心する。
何より体温が欲しくてたまらない。
あたしよりずっとあたたかなその手が、あたしの体温に敏感なのが嬉しいし、あたしも彼の体温に敏感でいたいの。
今日はいつもより冷たいね、だとか。
少し熱いんじゃない?だとか。

Hokkaido Walkerのクリスマス特集を読みながら、クリスマスの話をたくさんした。
クリスマスまであと1ヶ月。
想像してることが全部叶うなんて夢みたいだ。
1ヶ月後の聖夜にも愛しい人が傍にいてくれるってことがまだちょっと信じられない(信じることが当たり前だとわかっているのに)。

幸せ過ぎて、怖くなっていた。
こんな風に過ごしたことがなくって、こんな幸せに慣れていなくって、いつかはこの手から滑り落ちていくんじゃないかと。
今あるものが大き過ぎて、失うことを恐れてばかりいる。
そんな風に考えているからこそ、悪いことを呼び起こすのに・・・。

いつも不安なことに目を光らせているよりは、安心の温度に浸っている方がずっといいってやっとわかった。

今日も彼に、「不安にならなくていいんだよ」って言葉を言わせてしまった。
あたしは今日、とても幸せだったし、たくさんの安心も覚えた。
そして1ヶ月後はきっともっと幸せを感じられる。
そう信じて毎日を過ごしていこう。

○2004.5.29○
幸せにはなれないかもしれない。
でも幸せを感じてる。
幸せになるっていうのはどういうことだろう。
幸せがずっと続くことなのかな・・・。


彼に片想いし始めた頃の日記の一節。
幸せにはなれないかもと思っていたのに、あれから半年経った今、あたしは幸せになったんだと思う。
今もまだ、幸せになるってことがどういうことか明確な答えはわからないけれど。
でも確実に、半年前の幸せとは違う幸せを感じてる。

恋人は言ってくれた。
「幸せにしてあげる」って。
「幸せになろうね」って。

幸せが怖いと思ったこともあったけど、この言葉ほど甘美な言葉もないと思う。

2004年11月20日(土)  穏やかな波
登別第一滝本館へ家族と1泊旅行に行ってきた。
そこはあたしが赤ちゃんの頃(生後4ヶ月くらいの時)に初めてお泊りした旅館なのです。
すごく古い旅館なんだけど、改装を重ねているので綺麗で広くって素敵だった。
7つの源泉を引いていて、温泉はとーっても気持ちよかった。
晩ご飯もおいしくって、たくさん食べた。
昨日までは胃が痛くって、毎日胃薬を飲んでたのに。

精神的なことで胃を痛めるなんて弱いってことで嫌だなぁと思う。
でも本当に治ってよかった。
彼に話を聞いてもらって、不安を失くしてもらって、温泉に浸かる。
こうやって文字にすると簡単なことだけど、実際はとっても大変だったんだよね。
あたしも、彼も。
だからこそ彼に感謝してるし、今度からは不安を溜め込まないで、強くなれるようになろうと思った。
そんな風にゆったり考えれるほど温泉パワーはすごかったのです。

浴衣を着たまま温泉街を歩いていいってことなので、夜は気温10℃の中、浴衣の上に半纏を羽織っただけで買い物とかに行きました。
旅館の浴衣でお外を歩くとかちょっとやってみたいじゃない?
なかなかできないじゃない?
そんなんで、震えながらやってみました。
ママもおばあちゃんも一緒にお出かけしたんだけど、ふたりはショールだとかコートとか着込んでた。
すれ違う人たちもみんなコート着てた。
さすがに吐いた息が白くなるほどの気温の中、浴衣は無謀だったかも。

旅行中は他の事を考えずに本当にゆっくりできた。
旅行かばんの中には英語の単語帳と、世界史の一問一答と、手帳とペン、メモ帳、文庫本ってたくさん詰め込んでいったんだけど、どれもかばんから出すことすらしなかった。
いろんな意味でいい旅行になったと思う。
今、考えなくちゃいけないことだけを考えられたから。
2004年11月19日(金)  不安な涙は受け止められた

ずっと日記を書いていなかったのは、一応理由があって。
体調不良で書く気が全く起きなかった。
毎日胃痛に悩まされてた。何か食べても戻すことが多かった。
胃痛の原因はなんとなくわかってたし、そのことですごく情緒不安定な状態に陥ってた。
今週はとてつもなく長く感じた。
日記は書いていなかったけど、いろんなことがあった。

彼とは4日ぶりに会った。
4日なんて客観的に見れば短い時間なんだろうけど、あたしは日記に書いていない日でも彼に会ったりしている。
4日会わないなんてあたしたちにとっては珍しいこと。

大通公園のホワイトイルミネーションは今日から点灯で(あたしはそれを家に帰ってきてから知ったのだけど)、ちょっとだけ覗いて、写真を撮った。
デジカメで撮ったりしてたせいか、(たぶん本州からの)修学旅行生に写真を撮るのを頼まれて、カメラ4個分撮ってあげた。
「ハイ、チーズ」が大きな声で言えなくって、ちゃんと撮れてたか不安。
「ハイ、ポーズ」って言うべきなの?とか迷ったりして。
撮り終わった後「札幌の人はやさしいっすねー」って男子高校生に言われたけど、イルミネーションが見切れてた可能性もあるし、はははと笑うしかなかった。
どうか写真が現像されてもあの子たちが札幌の人はやさしいと思ってくれますように。
あたしはデジカメ持ってただけで、写真撮るのは下手なんだもん・・・。
ちゃんと撮れてるといいなぁ。

ススキノまで歩いて、今日は和食居酒屋さんの「うたげ家」に行った。
あたしは胃痛のせいで洋風なものより和食が食べたかったし、そこは高校のお友達がバイトしている所なので、一度は行こうと思ってて。
友達がオススメしてくれたわけでもないので、特に期待はしていなかったんだけど、思ってたよりずっといいお店だった。
カクテルの数は少なかったけど、たくさんお客さんが入ってる割には落ち着けたし。味もなかなかだったし。
お友達は一生懸命働いてた。一生懸命がんばってて全然話せなかったけど。
でも、気付いてはくれたみたいで、よかったよかった。
飲みに行った甲斐がある。

彼と、今日はたくさん大切な話をした。
  不安要素も彼が全部拭ってくれた。
11月14日の日記にこの一文があるけれど、あたしは月曜からまたたくさんの不安を抱えて今週末まで過ごすことになった。
取り立てて何かひとつのきっかけがあったわけじゃない。
ただ、今まで蓄積されてきた不安が膨らんで膨らんで、我慢するのがつらくなっちゃっただけ。
毎日泣いていた。

あたしは彼に嘘をつかれていたし、彼のことを100%信じることができなかった。
いつも92%ぐらいは信じていて、残りの8%は疑っていた。
好きだから信じたい。でも信じられない。
そんな気持ちを抱えたまま過ごしていたから、今週こんなことになったんだと思う。
彼との電話でも泣いてばかりだった。
泣きながら不安なことを訴えた。
泣いて電話を切った後で、後悔する。
「こんなんじゃ、嫌われちゃう・・・」って。
でも彼は受け止めてくれた。

苦しくて苦しくて、もうだめかと思った。
彼は「不安を全部失くしてあげたいから」と言って、今回はあたしのためにあらゆることをしてくれた。
思ってること、今まであったこと、それらも全部話してくれた。
真実を聞けば楽になるってわけでもなくて、時々耳を塞ぎたくなるような痛い事実も言われたけれど、やっぱり嘘をつかれるよりはいい。
恋人には本当のことを言って欲しいって思うもん。

彼は彼の精一杯であたしの不安だった気持ちに応えてくれた。
今度はあたしが応えなきゃ。
今日から彼を100%信じていくんだ。

今回、あたしが不安に思ってることを話せたのって大きいと思う。
小出しにはしていたけど、今までちゃんとは話せなかった。
あたしが思ってることを全部言って、嫌われるのが怖かったの。
でも彼はそれらを全部聞いてくれて、あたしが不安要素だと言うことは全部失くしていってくれた。
苦しくて長い5日間だったけど、すごく意味があったと思う。
たくさん話し合って、想いをぶつけ合って、その上でこれからも一緒って決めれたんだから不安に思うことはないんだよね。
あたしをありのまま受け止めてくれた彼には、本当に感謝している。

ホワイトイルミネーションをカップルで見ると別れるっていうジンクスは有名で、あたしはカップルで見たのが初めてだから当たったとも外れたとも言えないんだけれど、外れるといいな。
彼とはもう見てしまったもの。
そんなジンクスは信じていられない。
そんなの関係なく、ずっと一緒って言えるふたりにこれからなっていけるといいな。

2004年11月14日(日)  突然の君の訪問に感激


授業としては最後の学校・・・のはずでした。
今日行って、あとは終末試験を受ければもう卒業条件クリアな予定でした。
でも、今日もやっちゃった。時間割間違い。
もう1日学校行かなくちゃいけません。あと1時間だけ家庭科の授業を受けに。
なんで先週に引き続きこうなんだろうねー。
本当しっかりしなくっちゃって感じです。
3限受けて、4限が空いて、5限に家庭科だと思ってたから、4限は図書館で勉強してたのに、家庭科は5限じゃなく4限だったみたい。
空き時間なんてなかったんじゃん。
昼休み、4限と続けて図書館で過ごして、勉強の他に俵万智の「チョコレート革命」まで読んじゃったよ。今までもう何度も読んでるんだけどさ。
べつに勉強できたし有効に時間を使えたから間違えたこともいいんだけど、また他の日に学校に行くってのがなぁ。
電車を使ったら乗換えとかあって片道1時間近くかかっちゃうんだもん。

そんなんで、今日も彼が車でお迎えしてくれた。
普段も家まで迎えに来てもらってるけど、学校に迎えに来てもらうのとかまだ慣れない感じがする。
わざわざ迎えに来てもらっちゃっていいの?ってやっぱり思っちゃうよ。

今日はパール・モンドールのケーキを食べに行った。
なんか素朴なお味のお店だったな。洗練されてない昔ながらの味って感じ。
それはそれでおいしいんだけど、今の時代の洋菓子に慣れてしまうとどこか物足りない気もする。
それからフレッシュネスバーガーに連れて行ってもらって、お勉強をした。
フレッシュネス食べたかったんだよね。1年ぶりくらいに食べたー。
彼が夜にはお友達と会う約束がということで、晩ご飯の前にバイバイをした。

空から雨が落ち始めた夜10時。彼からの電話。
毎日と言っていいくらい電話をしてるし、会った日でも今日みたいに彼がお出かけした時は帰ってきてから電話をくれることが多いので、驚くこともなく当たり前のように電話に出たんだけれど、今日は特別だった。
「今、あいの家の前」って言う彼。
冗談やら嘘やらが好きな人なので、また今回も騙されるーって思ったのに、窓から外を見ると道路の向かい側に本当に彼の車が止まっていた。
「あたし、もうパジャマなんだけど。でも5分待って?着替えるから。お願い」
お友達との食事の帰りにわざわざ会いに来てくれた。
助手席に乗り込んで、「どうして会いに来てくれたの?嬉しいんだけど!」って騒ぎ立てた。
彼は「普通じゃない?」なんて言ってくれたけど、あたしにとっては全然普通じゃなかった。
電話がかっかってきて、窓の外を見ると恋人がいるなんてドラマや映画の中のお話だと思っていたもの。
つい4時間前までだって会っていたのに。

実は、そのつい4時間前までの時間では、ケンカってほどでもないけれど、またちょっと険悪な雰囲気になっていた。
ケンカ以外のことでも、あたしには少し不安なことがあったりして、あんまり笑顔でいられなかった。
そんな想いを引き摺ったまま家に帰って、心は重く、頭痛までしていた。

今日2度目の逢瀬は嬉し過ぎて、感激で、笑顔で会えた。感無量だった。
さっきまでの重い心は部屋の窓から彼の車が見えた途端消え去って、今日何度目かの彼の腕の中でやっと安心感を得られた。
不安要素も彼が全部拭ってくれた。
今日の午後から夕方までの4時間はどこかぎこちないところがあったんだけれど、夜のたった15分の逢瀬は何より幸せな時間となった。

日記に全部は記していないから、日記に書いていない日に彼ともめたりしてることはあるわけで、万事うまくいってるわけではない。
やっぱり悲しくなったり、つらいなって感じたりする。
それは彼も同じであって、あたしのせいで嫌な思いをしてることもあるでしょう。

恋愛のカタチは目に見えるものじゃないから時々わからなくなってしまって、変なことを考えたり、間違った選択をしそうになったりする。
でも、いろいろ考えても、やっぱり最後に行き着くところは「愛してる」って気持ちだから。
もめたり、ケンカしたりしても、別れを選ぶことなんてできない。
悲しく感じることも、つらいこともあるだろうけど、彼とお別れする以上に悲しいことなんてきっとないもの。

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2004年11月13日(土)  想いだけでも、言葉だけでも、だめ

夕方からシフォンケーキを初めて焼いてみた。
シフォン型は今まで持っていなくって、最近14号のちっちゃいのを買ったのです。
本当は大きいの欲しいんだけどなー。18号とか。
でもケーキ型って意外と高いんだもん。
まぁケーキ屋さんでケーキを食べる思いをしたらすぐ買えちゃうか・・・。

初めて作った試作品で、上手に型からはずせなくって、美しい形とは言えないものだったけれど、2つ焼いた内の1つを彼にプレゼントした。
なんとか食べてくれたからよかったのかな。
もっと改良したいけれど(ココア味とかも作りたいし)、今のとこお菓子作りを熱心にやってる暇はないかなぁ。
今日も彼とはお互い家で晩ご飯を済ませてからのお勉強会だったし。
来年の2月まではあたしは勉強第一で生きていかなくちゃーって思ってるし。
(あくまで思ってるだけで、実行が伴っているかと言うと・・・うーん。。。)

彼氏さんと勉強すると自分のバカさ加減をひしひしと感じるから、一緒に勉強って言っても彼は彼の会社の勉強を、あたしはあたしで受験勉強をってしてるんだけど、今日は英語の単語を一緒に覚えたりしてみた。
あたしは覚えていって、彼は思い出していくって感じだけど。
彼と英単語の勉強をしていいところは、発音をしっかり覚えれるところ。
あたし、英単語の発音が全然だめなの。
すっごく間違って読んでる。だから最近は発音記号をちゃんと見て、覚えるようにしてるんだけど、それでも・・・ね。
彼氏さんは発音が完璧。
間違って読んでる自分のアホさ丸出しだけど、間違ってる所は直していけばいいかーって開き直りで教えてもらった。

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あたしって肝心な時に伝えたいことを伝える言葉をうまく選べない。
だからここで書いてる日記も書くのにけっこう時間がかかって、そんなんで毎日は書いていないんだけど(日記に時間取られちゃうから)。
うまく伝えられない自分がもどかしくって自己嫌悪・・・。

好きの度合いをそのまま相手に伝えるなんて無理なんだろうか。
相手があたしの気持ちをそのまま感じることなんてないのかな。
過剰に受け取るか、それよりも少ないと感じるか・・・。
そもそも好きの度合いなんてどう説明すればいいの?
どれくらい好きなんてどんな言葉を持ってきたとしても当てはまらないんだもん。
ただ、君が好きってだけだよ。
その’好き’は他の人を想う(例えば家族とか友達だとかにもあたしは好きって感情を抱いてると思う)’好き’とは明らかに違うんだよ。

伝えたいことはまだまだある気がする。
今日の内に全部を伝えようとしなくてもいいのかな。
また明日が来るのだから。
明日はこのもどかしい気持ちが少しでも小さなくなることを願って、今宵はおやすみなさい。

2004年11月11日(木)  会いに行っていい?
幼馴染のヨウコちゃんと「いま、会いにゆきます」を観てきた。
哀しいお話なのに、じんわりほのぼのとしたあたたかさが残った。
あたしはこの映画ではボロボロとは泣けなくて、少しだけ涙が頬を伝う爽やかな気持ちで観終えた。
「世界の中心で、愛をさけぶ」のように号泣できるのかと思っていたんだけど。
でもその2つは比べるとかじゃなくって、全然違う良さがあった。
「世界の中心で、愛をさけぶ」は自分が壊れてしまうくらい人を愛して、その想いが重く重く残っていて・・・って感じで、その苦しさに泣けたのだけれど、「いま、会いにゆきます」はタイトル通り「会いたい」と真っ直ぐ想う気持ちの切なさに泣けた。

竹内結子演じる澪が「会いに行っていい?」と電話で訊ねるシーンがあって、それが3時間前の自分と重なって感動しちゃった。
ヨウコちゃんとは札幌駅で6時半に待ち合わせしていて、あたしが駅前のバス停に降り立ったのは6時ちょっと前。
彼に「まだお仕事中だよね?」ってメールを打ってたら、丁度彼からメール受信。
慌てて電話をかけて、「お仕事終わったの?会いに行っていい?」と訊ねた。
もしかしたら会えるかもしれないってそんな期待をしながらバスに乗っていた。
期待はすればするほど、外れた時の悲しみが大きいって知ってるくせに。
でも、会える気がしたんだよね。
とてもとても会いたかったから。
やっぱり運命なのかもしれないと思った。
電話をかけた3分後にお気に入りのケーキ屋さんの前で落ち合って、あたしがヨウコちゃんと待ち合わせしている時間までの30分間、一緒に歩いて、ベンチに座ってちょっとだけお話をして、彼は家路に着き、あたしは映画館へと向かった。

偶然と運命は紙一重でしょう。
本当はただの偶然なのかもしれない。
でも、そこに強い気持ちがあれば、愛があれば、運命だと感じられる。

会いたいって気持ちが何より強くって、ただ会えればそれでよくって、顔を見れれば嬉しくって・・・。
愛する人の隣にいられれば、それだけで心が満たされるから。
とてつもなく居心地のよいその場所にいられれば。

「いま、会いにゆきます」を観て、そーゆうことをとても強く想った。
映画のことをメインに書いたらネタバレしそうだから、あたしが映画を観て想ったことってことで。
本当にいい映画だったのでオススメです。
すごく心があったかくなって、穏やかな気持ちになれると思います。
あ、ちなみにあたしがあまり泣けなかっただけで、号泣してる人もいましたよ。

2004年11月08日(月)  秋ってチョコレート色なイメージだよね


今日は予定もなく家でひとりで過ごしていたら、昼下がりに朝から妹と出かけてたママからケータイに着信(うちのママはケータイ持ってないから公衆電話から)。
「ショコラティエ・マサールのケーキ食べるー?」って。
「いや、あたし、昨日もケーキ食べたから今日はいらないよ。やめとく」って答えたんだけど、「もう買っちゃったー」だって。
『食べるー?』も何もないじゃん・・・。
とゆーことで、妹が食べてるのを一口とかもらっちゃった。
なんか今日は1週間前にショコラティエ・マサールでケーキを買った時にもらった葉書を持っていくと新作チョコレートをプレゼントしてくれるということだったので、買ってきたらしい。
ちっちゃな正方形のチョコが3つで、それを包丁で4つに切ってママと妹と味見した。
でもさ、ちっちゃなチョコ3っつって言ってもショコラティエ・マサールのチョコレートって1個200円とかするんでしょ?
ケーキ並みのお値段でしょ?
新作お試しとか言ったってそんなの3つもくれちゃっていいんだろうかって思った。
さすがお高いだけあっておいしかったー。
ケーキ以上においしいんじゃないかと思うくらい。
あたしは抹茶のが1番おいしいと思ったよ。
外側は普通のチョコで中に抹茶のチョコレートが入ってるの。
メルティ・キス(冬季限定)の抹茶もすごくおいしいと思ったけど、メルティ・キス(冬季限定)1箱でこの小さなチョコ1個半分とか?あー、なんか頭くらくらしてきちゃうな。

2004年11月07日(日)  甘い誘惑には勝てないの


午後から学校へ。
あたしが受けてる授業は今日5、6限にあると思ってたんだけど、電車の中で時間割見たら6限に2教科重なってて、結局6限に家庭科だけを受けることにした。
こんなんならもっとゆっくり家出ればよかったと思ったよ。
準備とメイクに時間かかって駅まで走りまくったのにー。
そんなこと考えながらぼーっと電車に乗ってたら初めて乗り過ごしをしてしまった。
学校の最寄り駅よりひとつ遠い駅からてくてく歩いて学校に向かった。
風が強くてものすごい寒いのに、学校は若い子が多いからってミニスカートにハイソックスなんて若ぶった格好をして行っちゃったから泣きそうだった。

帰りは彼が車で迎えに来てくれた。
今日はあたしは家で晩ご飯を食べる予定なので、晩ご飯を一緒に食べるのではなくっておやつにケーキ屋さんに行くことにした。
またケーキ屋さん・・・って感じだけど。
ケーキ、だーい好きなの。あたしも。彼も。
彼と付き合うようになってケーキ屋さんに行きまくりで、もうケーキ屋さん情報ページ作れちゃうんじゃないのってぐらいの勢いだよ(札幌限定だけど)。
ケーキが太らない食べ物なら本当に毎日でも食べたいんだけどな。
合言葉「おいしいものは太るもの」忘れちゃってる・・・。

今日は中央区のパティスリー・シイヤに行ってきた。
Hokkaido Walkerのケーキランキングで上位だったのであたしの中で行きたい度のかなり高いお店だった。
フルーツのタルト、キャラメルチョコのケーキ、ガトーショコラを注文。あと紅茶。
タルトのフルーツがすごく新鮮で甘くっておいしかった。
アーモンドベースのタルトはここ1ヶ月でショコラティエ・マサール、モンジェリ、レ・リシェスと食べたけど、うーん、ここのが1番おいしかったかも。
チョコケーキももちろんおいしかった。
品揃えが少ない気がしたけど(日曜の夕方だから売り切れのが多かったのかな?定番のショートケーキがなかったし)、まぁたくさんあっても迷うばかりだし(チョコケーキ3種類のうち2種類を選ぶのにも迷ったし)、なかなかよいお店でした。
白い壁に、あたたかい照明に、所々に生花。
やっぱりあたしは明るいお店が好きだな。
気分まで明るくなれるし。

焼き菓子の種類はすごく多くって(ケーキ以上じゃない?ってぐらい)、彼があたしの家へのお土産って言ってフィナンシェを買ってくれた。
家に帰って家族に渡すとみんな喜んで食べてた。
あたしは食べなかったけど。
これ以上今週体に甘いものを取り入れたら危険な気がする。
でも、甘いもの食べるとストレス発散になっていいよね。
これは甘いもの食べる言い訳かな・・・。

2004年11月06日(土)  ささやかな夢が叶うとは限らないけれど

午後から彼とデート。
今日は百合が原公園をお散歩。
たくさんの花が咲くことで有名な公園だけど、もう秋も終わりだからお花なんて全然咲いていなかった。
紅葉すらほんのちょっと残ってるだけだった。
今日の想い出に赤く色づいた落ち葉を拾って持って帰ってた。
今度はユリが咲く季節に行きたいなー。夏に。
世界の百合広場があるぐらいなんだから(今日はそこには何にもなかった。ただ土があっただけ)。

晩ご飯に今日もカフェへ。
明らかに今週のあたしはカフェに行き過ぎ。
そんなに贅沢できる身じゃないのにね。
今日はあたしが1番行きたいと思っていたOWN WAY CAFEに行ってきた。
切望してただけあってすっごく可愛らしいカフェだった。
手作り雑貨とかも置いてあって。
ふたりでオムライス、きのことベーコンのクリームパスタ、アイスカフェモカ、キャラメルショコラパフェを注文。
あたし達が座った席は本棚の隣で、いろんな本をとっかえひっかえ眺めた。
食べ物はどれもおいしくって、店員さんも愛想よく話しかけてくれて、また行きたいなぁって思えるカフェだった。
ってか、絶対また行きたいなぁ。
店内には子供2人にお父さんお母さんの家族連れがいて、あたしも結婚して子供が生まれても旦那様と子供と一緒にカフェに来れるような家庭を作りたいと思ったー。
すごく雰囲気のいい家族だったの。
子供たちはもう幼稚園ぐらいの大きさなのにお母さんとお父さんは普通のカップルみたいな感じで、家族4人ともが素敵な感じだった。
子供たちと目が合うとドキドキしちゃったし。

晩ご飯の後はジャスコの中を見て回って、ユニクロに行って、彼の車の中に常備しておくフリースのケットを買った(買ったのは彼であって、あたしじゃないけれど)。
あたしが何度か彼の車の中に持ち込んでいた薄ピンクのひざ掛けも今日から彼の車に置いて帰ることが許された。
なんだかそーゆう些細なことが何より嬉しい。
彼の車の中にあたしのひざ掛けが、あたしが乗っていない時にも置かれているということが。

ミスドで1時間ほど勉強をしてバイバイをした。
今日1日でいろんなことしたなー。
数えてみれば10時間も一緒にいたんだから当たり前か。

2004年11月05日(金)  2年越しの逢瀬
ずっとずっと会いたかった子がいた。
2年くらい前にチャットで知り合って、すっごく仲良くなった千葉に住んでるあやこちゃん。
たぶんネット世界であたしが1番仲良くなった女の子。
あやこちゃんだけがネットの中でもあたしのことを本名で呼ぶ。

今まで何度かチャンスがあった。
あやこちゃんが札幌に来たことがあったし、あたしが関東に行くことも何度もあった。
でも何故か予定が合わなくてずっと会えないままだったの。
今日やっと、2年越しの願いが叶って、あやこちゃんに会えたー。

あやこちゃんが札幌に住んでるあやこちゃんダーリンに会いに来たのね。
ちなみにあたしはあやこちゃんダーリンとも昔からチャット友達なのです。

で、ふたりと初めて会ったんだけど・・・やっぱりあたしとあやこちゃんは初めて会った気がしないほど、喋れたよ!!!!!
あたし人見知り傾向あるんだけどな・・・。
そう見えないって人もいるけど、それはがんばってるのです。
すっごく緊張してるけどそれがばれないように必死で喋ったり。
でも、あやこちゃんとは本当に自然体で喋れた。
メッセも電話も1番してるネットのお友達だもんな。
あやこちゃんダーリンがあんまり喋らなくってびっくりしたけど。
チャットとかメッセではそれなりに仲良くお喋りしてたのに。
まぁ初対面だもん。こんなものだよね。
NEW YORK CAFEで3人でランチをした。
2時間ほどだったけど、すごく楽しい時間を過ごせた。
たくさんたくさんおしゃべりしたし。
遠距離恋愛でなかなかできないデートの邪魔しちゃってごめんねって感じだけど。
本当にあたしのためにわざわざ時間作ってありがとうだよ。

あやこちゃんはあたしの前カレさんともお友達。
そして今回、前カレさんから預かってきたと「世界の中心で、愛をさけぶ」の本を渡された。
前カレさんがあたしのためにわざわざ買ってくれたらしい。
返品不可ということで、受け取るしかなかった。
複雑だったけど・・・。
あやこちゃんとあやこちゃんダーリンと別れてから、一人でドトールに入ってその本を読んだ。
セカチュウは映画もドラマも見たけど、原作は読んでいなかった。
どこかに何か書いてあるのかと思った。
だけど・・・最後まで読んでも、カバーをはずしても、何もなかった。
ただ、有隣堂のブックカバーがかかっていた。
有隣堂はあたしが関東に行った時好んで利用してた本屋さん。
有隣堂の文庫本のブックカバーは色が何種類もあって選べて、そこが気に入ってた。
「世界の中心で、愛をさけぶ」は文庫サイズじゃないから違うブックカバーだったけど。
あやこちゃんが言うには前カレさんは有隣堂ってとこにすごくこだわってたらしい。
確かに有隣堂は前カレさんとあたしの想い出の場所。
ドトールで一気に全部読んだ。
映画とドラマはあんなに泣いたのに、小説では号泣はしなかった。
もちろんカフェで人目があったってのもあるけど。

家に帰ってから押入れにしまってあった長方形の箱を取り出した。
そこには前カレさんとの想い出の品を入れておいた。
今日まで捨てられなかったものたち。
全部取っておいたわけじゃない。
でもどうしても捨てられないものがあって、それらは箱の中に封印してあった。
一緒に撮った写真、プリクラ、もらった手紙、買ってもらったリストバンド、あたしが泣いた時に貸してくれたハンカチ、クリスマスにプレゼントしてくれたパスケース、その箱にかけらていたリボンまで。
そして1年と8ヶ月前に買ったお揃いの指輪・・・。
そこに今日もらった本を入れた。
そして・・・箱をガムテープでぐるぐる巻きにして、台所にある家の中で1番大きいゴミ箱に箱ごと全部捨てた。
非情・・・かな。
でもいつかはこーゆう時が来ると思う。
ずっと取って置くわけにはいかない。
それなら今日捨てようと思った。

今まで何で捨てられなかったかと言うと時間が必要だった。
やっぱり未練もあった。
すごく好きだったから、カレに別れを告げられた時に必死で引き止めた。
でも、だめだった。
あたし達は1年半の間に、別れたり戻ったりを繰り返してきた。
前カレさんはあの別れもそーゆうつもりだったんだろうか。
あたしが別れて1ヶ月で心変わりなんてしなければ、あたし達はまた同じことを繰り返してたのかな。
ただ、今でも好きだと言ってくれる前カレさんに戻る気はもう完全にない。
そんな気持ちはないばかりか、他の人を好きだとあたしが言うと、やり直したいなんて言い出してくる前カレさんに振り回されるのはもう散々だと思った。
好きって気持ちが消えるばかりか、こんなことの繰り返しでかつて愛した人を嫌いにまでなってしまいそう。

前カレさんと別れてから半年。
他の人を本気で好きだと思うには早い?半年は短い?
今の恋人を本当に好きだと思うから、あたしの部屋にある過去の恋愛にまつわる物は全て捨てた。
物を捨てたからって過去の恋愛そのものがなくなるわけではないけれど。
吹っ切りたいの。過去は全部。

2004年11月03日(水)  2年前に繋がった糸が赤い糸ならば

今日は彼氏さんとカフェ晩ご飯。
Caramel Cafeへ行ってきた。
ホットペッパーとかによく載ってて、名前はもう何年か前から知ってたんだけどなかなか行く機会がなかったんだよねー(と言うかやっぱり一緒に行く人がいなかっただけ?)
それになんか雑誌に載ってるそのお店がおもちゃみたいな感じで期待もできなかったし。

7時ちょっと前に行ったら丁度カップルがもう一組入っていくところで、1番奥の席は取られちゃったので、ドア前の席に座った。
お客さんはそのカップルとあたしたち二組だけ。
15席しかない小さなお店だから丁度いいけど。
彼はスパゲティを、あたしはロコモコ丼を、あとアイスティーとチョコレートパフェを注文。
このお店は昨日のカフェ以上に出てくるのが遅かった。
遅い上にパスタとロコモコ丼の時間差あり過ぎだしね。
ロコモコ丼出てくる前に彼のパスタ食べ終わっちゃいそうだったじゃん(ギリギリ食べ終わらない内に出てきたからいいけどさ)。
まぁ店員のお兄さんが今風のおにーちゃんって感じだったけど、愛想良くって接客が良かったので許しちゃいます。
だって期待以上のお味だったし。
チョコレートパフェもおいしかったし。
お店の雰囲気もこじんまりっとしてる割にはくつろげて、雑誌もたくさん置いてあったし。
1時間以上まったりしてたー。

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雨がしとしと降る夜。
エンジンを止めた寒い車の中で、彼とくっついてあたため合いながら、「やっぱり今ふたりがこうしてるのって不思議だね」と話した。

彼と出逢ったのは丁度2年前の今時期。
はっきりとした日にちまでは覚えてないけど、あれは確かに2年前の11月だった。
彼には彼女がいて、あたしにも彼氏がいて、ただ知り合ったというだけ。
それから深い話をすることもなく、友達と呼べるほどの関係になるわけでもなかった。
ただ、彼が彼女と別れただとか、あたしが彼氏と別れただとか、あたしが新しい恋を始めたとか、彼に新しい恋人ができたとか、そんなのだけはお互いそれなりに知っていた不思議な関係だった。
それから今年の春までの1年半、彼と会ったのはたった3回。
いずれもふたりきりじゃなくって、よくある飲み会だった。
そしてその3回とも彼には決まった人がいて、あたしにも決まった人がいた。
恋に発展したのはあたしに決まった人がいなくなって、ふたりで食事なんてしたから?
それにしてもお互い想像もしていなかった。
こんな風にあたしの中で彼が1番近い存在の人になって、彼の中であたしが1番近い存在の人になるなんて。
「やっぱり、出逢った頃よりはあいは大人になったよね」なんて、彼は言ったけれど、彼だってずっと成長した。
出逢った時には大学生だった彼が、今はいつもスーツを着てあたしの隣にいるのだから。

昔を思い出すと今が可笑しいなんて思っちゃうけれど、これから先、一緒にいることが当たり前のようになるふたりでいたい。
2年は決して短い時間じゃなくて、その2年間であたしたちの関係は変化していった。
でも言い換えれば、出逢った時から2年間、関係は変わってもふたりの縁が途切れることはなかったってこと。
ふたりが別れる時はきっと縁がきっぱりと切れる時。
だから2年後も、2年前に結んだ縁を大切にしてたい。
恋人という関係で。
時間はいろんなものを変えていく。
ふたりの愛の形は変わっていってもいい。
ただ、ふたりの関係はもう変わらないでいて欲しい。

運命なんて自分ではわからない。
絶対この人だなんて断言できるほどの何かがあるとは今は言えない。

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2004年11月02日(火)  距離だとか会えない時間とか関係なく


大親友のジュンとデート。
東京の大学に通ってるジュンとは1年ぶりに会った。
去年の今頃、あたしが長野の免許合宿の帰りに東京のジュンの家に2泊した以来だから。
しかもあの時は、あたしは横浜に住んでいた当時の彼氏とか、東京とか群馬とか湘南に住んでるネットのお友達と遊ぶのが忙しくって、ジュンの家には本当夜中しかいなかった感じだし。

今日はジュンが札幌に帰ってきたので、大通のFAB Cafeに行った。
札幌では有名なカフェらしくってずっと行きたかったんだよね。
でもなかなかひとりで行く機会はなくって(狸小路の外れにあるし)。
そこでアスパラとベーコンのバターソースレモン風味スパゲティを食べて、デザートにガトーショコラとアイスチョコレートドリンクを頼んだ。
あたしってチョコ×チョコでも全然いけちゃうんだよね。
ジュンはトマトとモッツレラァのスパゲティを食べて、オレオのレアチーズケーキとキャラメルカプチーノフロートってのを頼んでたかな。
スパゲッティはちょっと味が濃い気がしたけどアスパラとかすっごくおいしかったし、ガトーショコラはケーキ屋さんのよりずっと手作りっぽい味で形もちょこっと変わってておいしかったー。
店内は全然混んでなかったけど、どれもすごく時間がかかって出てきたのもよかったし。
急いでる時に遅いお店は嫌だけど、まったりしたカフェで料理を出すのに時間がかかるのは丁寧に作ってくれてる感じでいいと思う。
チョコレートドリンク1杯でさえ作り置きじゃなくって注文されてから作ってたし。
店内は白い壁で明るくって、行く前はひとりで静かにまったりする場所なのかなーって思ってたけど、たくさんおしゃべりできる場所でよかった。
2時間も長居しちゃった。

ジュンもあたしもメールが苦手(っていうか自分からはほとんどメールしないタイプ)だから3,4ヶ月メールしないなんて当たり前のようにある。
それでもあたしはジュンのことを親友だと思ってるし(あたしが親友と呼ぶ人はこの世界にふたりだけ)、ジュンは友達の多い子だけど、あたしのこと親友だって言ってくれる。
あたしたちは14歳の夏に塾が一緒で知り合って、それから中学も高校も違うけれど、あたしが塾をやめる高2の冬まで毎週毎週会っていた。
あたしとジュンが通ってた塾は1学年200人とかいる学校規模並みの塾だったからそれなりに何人か友達はできたけど、今でも連絡取ってるのはジュンだけだし。

メールとかでは詳しい話はしないから今日はたっぷり話した。
この1年間の間のこと。
恋人のこと。
家族のこと。
これから進む道。
あたしたちの間には話せない内容の話がないから何でも話せる。
あたしたちは全然似てないし、ぴったり合うとかそんなんじゃないんだけど、一緒にいるのがすごく好き。

それからゲームセンターに足を運んでプリクラを撮った。
ふたりともプリクラなんて撮らないからどの機種がいいとか全然わかんなーいって言いながら。
カウンターでディズニープリンセスのティアラを借りれるようなので、借りちゃった。
よくコスプレの衣装とか被り物とか貸してくれるらしいけど、ふたりとも借りたことなくって。
でもディズニーは借りるべきじゃない?しかもティアラとかしてみたいよね?って。
ジュンが迷わずアリエルのを選んだので、あたしはシンデレラと迷ってベルのにした。
ベルのは小さくってかわいーの。

ジュンが他の友達の家にお泊りに行くまでまだ時間があったので、1時間だけカラオケに行った。
飲み放題つきで1時間610円とか今のカラオケは安いんだねーって言いながら。
誰かが夜のカラオケは高いって言ってたけど、飲み放題つきでこの値段ならむしろ安過ぎなんじゃないの?って。
居酒屋さんでカクテル飲んだら1杯500円とかするとこあるし(あんまりお酒の相場すらわかってないあたしなんだけど)。
1時間なのであたしはピーチフィズと梅酒フィズを1杯ずつ飲んだ。
カラオケ屋さんのお酒なんて薄く作ってあるんだろうなーって思ってたんだけど、お店を出る頃には足元ふらふらだったので、2杯で酔っちゃってるよーって思いながらバスに乗って帰った。

ジュンとのカラオケはひたすら歌うんじゃなくてちゃんとおしゃべりしながら歌ってくので本当に楽しかった。
宇多田歌っては「これ中3の時のだよー。受験だよー。懐かしー」って言って、安室ちゃん歌っては「これ、小学校6年生の時の歌だよねー?昔過ぎるー」って言って。
ふたりとも新曲歌えないから(苦笑)

成人式の時にはまた帰ってくるねってジュンが言って、バイバイをした。
成人式ではお互い区が違うから会えないし、その前の日とかだってバタバタしてて会えるかどうかわかんないけど、でもきっとあたしたちなら長い間会えないとしても大丈夫。
やっぱり親友って半永久的に友達でいられるって信じていられる関係だと思うから。
2004年11月01日(月)  昔のあたしはもう助けてくれない


よく眠れてないのが悪いのかな。
ベッドに入る時間は早いのに、電気も消してただ眠りに落ちる瞬間を待っているだけなのに、なかなか寝付けない。
眠っても1時間や2時間おきに目が覚めてしまう。
普段眠たいなって思うのにね。
いざベッドに入ると眠れないなんておかしいな。

「焦っているのが目に見えるから、少し勉強を休みなさい」
・・・・ってお母さんに言われた。
受験まであと4ヶ月だよ?
センターまでは3ヶ月。
焦るのは当然な気がする。
お母さんは少し休むってことよりも、その後に言った
「あんたは自分が思ってるより弱い人間なんだから・・・。勉強だけが人生じゃないんだから・・・」
ってことを強調していたんだと思う。
弱い人間でもいい。
でも勉強は弱いとか強いとか関係なく誰でもできることじゃない?
それなのに今のあたしにはできないなんてそんなこと言いたくないよ・・・。

大学進学を考えるなら今年が最後のチャンス。
勉強だけが人生じゃないってお母さんの言ってることはわかるけど・・・でもやっぱりあたしにはこの道しかない気がする。

あたしが比べてるのは周りの誰かとじゃなくて、昔の自分。
昔の自分だったらもっとがんばれた。
前の自分だったらもっと効率よくた勉強できた。
昔のあたしは集中力も持続力も記憶力ももっとたくさんあった・・・
そんな風に思ってもどうにもならないのにね。
今の自分を受け止めなきゃ。

とりあえず、あと4ヶ月がんばろう。
がんばってだめだったら、それは努力が足りなかったってことで、もっとがんばればよかったってことになるんだろうけど・・・
その時はその時で仕方ないって思うようにしよう。

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