9月25日、約3年ぶりにプロ野球を見に行った。 ダイエー和田毅が東京ドームで先発登板すると知り 今更だが初めてプロの和田を見に行った。
はじめて和田を見たのは97年夏。 たまたま見ていた高校野球中継に釘付けになった。 彼のどの部分に惹かれたのかは、あまり覚えていない。 だが、何か惹きつけられるものがあった。 サヨナラ負けだったが、2年生バッテリーと知り これは来年も来るかもと思っていた。 案の定、和田擁する浜田は98年夏にも 甲子園にやってきた。 まさかまさかのベスト8進出。「ミラクル浜田」と 呼ばれていたのが懐かしい。
和田が早稲田大学へ進学すると知り そのまま早稲田ファンになる。きっかけは意外と単純。 まさかその頃、プロにいくような選手だとは 思ってもいなかったので、早稲田での和田の活躍は とにかく驚きの連続だった。 「あの和田が・・・」とにかく信じられなかった。
ダイエーホークスのユニフォームを着た和田を どうしても1年目のうちに見たかった。 9月25日は和田にとって「復活登板」の日。 2軍調整後初の1軍マウンドに立つ日だった。
日ハムのスタメンには小谷野の名前があった。 小谷野栄一。小谷野は和田との対決でスカウトの目にとまった選手だ。 大学野球選手権、早大vs創価大。 http://catchball.fc2web.com/0616.htm 小谷野は3番バッターとして、和田から4安打をマーク。 その試合を見ていた私は、小谷野の名前に思わず反応してしまった。 しかし1年経った今回は、和田が3打席とも完璧に抑えた。 特に2打席目は3球三振。全くタイミングが合わなかった。 この試合でこの対決が1番面白かったしゾクゾクした。
こういった過去の対決を知っているからこそ また、ある一人の選手を長く見てきたからこそ味わえる 野球の楽しみ方がある。 プロ野球を見ながら、そう思った。
和田のプロ入りが決まった頃と同時期に ある選手が早稲田への進学を決めた。 彼もまた、高校時代から私を虜にしてくれた選手だ。 私の“追っかけ”はまだまだ続く。 これから彼が出る試合で、どんな選手との対決が待っているか 考えるだけで、またゾクゾクしてきた。
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