ノート

2003年06月29日(日) 1年前の今頃

 高校3年生は、まさに受験一色の1年。
予備校や個人塾に通い、車中では単語帳を開いて
何やら英語をブツブツと唱える姿が思い浮かぶ。
そんな私も受験生。
高校に入ったときから、このときを迎えるのが
嫌で嫌で仕方がなかった。
 甲子園では、高校野球の熱戦が繰り広げられている。
同じ高校生たちが、ギラギラに輝く太陽の下、
声をあげ白球を追っている。
晴れ舞台を踏めたのは各地方予選で勝ち残ったたったの1チーム。
つまり、優勝校の選手たちだけで他の選手は皆、
涙を流し球場を後にした。
 神奈川の予選を見た。
「なんでおれたちが甲子園にいけねぇんだよ」。
自称「日本一の練習」をしてきた彼らは
つらかったこと、楽しかったことを思い出しながら
敗戦の悔しさに、泣き疲れるまで泣いていた。
3年生の選手にとって、夏は今までの努力の成果を発揮する
大舞台だ。
 私にとっての舞台は来年2月。
どれくらい努力してきたかと問われたら…。
目の前にいる高校球児たちに比べたら努力の「ど」の
字にも届かぬ、これっぽっちのもの。
 試合の余韻に浸りながら、手にあった大会プログラムを
かばんにしまい単語帳を取り出した。
私の暑い夏は始まったばかり。


なんていう話が、昨夏の某新聞に掲載されました。
勉強よりも、野球が見れなかったことの方が辛かったのかも(笑)

今年も高3生の季節がやってきます。
球児にとっても、受験生にとっても
「忘れられない、夏になる」はずです!



2003年06月11日(水) 6月2日/はれ-後編-

あらかじめ理工情報をゲットしていたので
信濃町から“電車で”馬場へむかった(笑)
そこから理工方面へ逆流していったのでした。
パレードの集団を見付けたときには
既に選手が参加していた。選手とパレードの集団とは
けっこう距離があった。
今更集団に加わるのも・・・と思い、選手の横にいた。
周りは、俄かだか何だか知らないが
選手名鑑片手に「鳥谷どこ!?」とかカメラを片手に
女の子達が走りまわっていた。
でも私達は、この雰囲気を味わいたいのと
ただ選手を見ているだけで良かった。
というか、顔と名前と背番号が普通に一致するので
そんな焦る?必要も無く、選手の波に乗っていた。

商店街の人達が、紙ふぶきやクラッカーでナインを祝福。
自然と選手から拍手が出たり「いえーい」という歓声があがるなど
終始和やかな雰囲気で歩いていった。
友達を発見したので、話しかけると驚かれた。
「しっかり先頭集団キープしてるじゃん(笑)」
「違うの!これには事情があって・・・」と
馬場から逆流した話をすると、もっと驚いていた。

クラッカーが欲しいなぁ〜
なんて思っていると、商店街の兄ちゃんがくれた。
使ってみたくて、さっき理工情報をくれた選手達のいる集団にむけ
クラッカーを鳴らしてみた。
そこには4、5人の選手がいて、立て続けに仕返しを浴びた(笑)
もっとクラッカーが欲しいなぁ〜
なんて図々しいことを考えていると、Y選手がくれました!
っていうか、Y選手のズボンの背中部分のところには
大量のクラッカーが入っていて、ちょっと笑えた。
結局そのクラッカーは使えなかったので、記念に持ち帰りました。

ビールかけは凄かった。
なんかとっても危険なポイントにいたらしく
早大生の恐い部分を見てしまった気もした。
ビールをかなり浴びて、髪の毛もビショビショになった。
時間がたつと、自分が臭くなってきました(笑)
おまけに、ビールをかけるだけなら良いのに
缶を投げる学生が続出!
後で、ファンが飛び出さないように必死でおさえていた1年生に
話を聞くと、みんな缶が当たってキレていたらしい・・・
早スポ号外が欲しくて、しばらく待っていると
なぜだか3部も貰ってしまった。出来たてホヤホヤです♪

早稲田の優勝に関して、大学のスポーツ推薦制度が充実し
勝って当たり前みたいな話をよく聞きます。
確かにそれもそうだとは思いますが、
それだけで片付けられるのには納得がいかない。
去年だって、毎試合簡単に勝ってきたわけじゃない。
土居にやられ、木佐貫にもやられた。
鳥谷らが1年生だった頃、春は法政と慶應に、秋は立教と慶應に
翌年の春は立教、秋は法政と明治に負けた。
法政と慶應の優勝を4回も見せつけられた。
その4回分の悔しさを、去年、そして今年と爆発させる。
この気持ちは、4年生達だけではなく
卒業した先輩達の想いでもあると思っている。
早稲田のビクトリーロードはこれからだ。



2003年06月10日(火) 6月2日/はれ-前編-

早稲田大学優勝〜♪
ということで、この日は色々なことがあったので
ぜひとも日記にしたいと思いました。

この日は、某選手のお友達2人と観戦した。
日曜は、席取りをお願いしたので
月曜は、私が早く行きました。
というのも、日曜の試合後、野球部の友達に
チケットのお礼を言いに行ったら
「友達が良いところ取っててくれたんだよ!」
「使わせたのかよ(笑)!明日はどうするんだよ」
ということになり・・・自分の力で席取りを決意したのでした。
球場に着いたのは開門15分前の9:45。
既に内野自由のチケット売り場には列が!!
しかし、私はあらかじめチケットをゲットしていた。
そのため、10:00になって1番に球場入りをした(笑)
試合開始まで、とにかく暇だった。
なので友達と選手のアップを眺めていた。
アップは背の順らしく、みんな和気あいあいとやっていた。
途中で、スワの鎌田が来て、鳥谷と話していた。
鎌田は全身真っ黒だった。←服がよ、服

試合開始。
両選手が整列、う〜ん、何という緊迫感なのだろうと思った瞬間!
整列を終えてベンチに戻ってくる選手達の中で
おもいっきりI投手がコケていました(爆)
これにはナインも爆笑。既に余裕さえ感じられました。

試合終了まであと1人と迫った場面。
ベンチ前方には、今か今かと白いユニフォームが溢れています。
カウント2−1から越智が投げた!
やった〜〜〜!・・・判定はボール。
ストライクと勘違いした選手、約6名ほど。
その中で、一目散に出ていったS投手。
恥ずかしそうにベンチに戻ってきました(笑)

優勝が決まって、ちょっとウルウルする。
だって、去年は早稲田の試合を2試合しか見ていなくて
そんな中で「優勝!」とか言われても、ほとんど実感わかなかった。
何が嬉しいって、今の4年生達が1番上の時に優勝できたのが
最高だった。1年の頃から見守り?続けた4年生達。
試合前日、友達にメールを入れたら、凄く頼もしい言葉が返ってきた。
「まぁ見てろって」
明治に負けたときも、3回戦で絶対勝つことを約束した。
その言葉を信じて、私は見に行かなかった。
(いや〜その日は語学があったからなんですけど(爆))

試合後、パレードには直行せずに、出待ちをした。
誰が最初に出てきたとかは覚えていないけど
私はその友達と、もう1人色々お世話になっている人を待った。
2人とも凄い笑顔だった。
自分はあんまり選手と写真を撮ることはしないのだが
この日だけは2人に写真をお願いしたのでした♪
(早く見たいのに,あと20枚以上残ってる・・・)
友達が、S選手の写真を撮りに行った時に
S選手と少し話しをした。
そこで入手。なんとナインは早稲田の理工からパレードに参加!
本当に聞いておいて良かったということで
急いで集合広場に集まるも、既に遅かったのでした。


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