痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2008年02月27日(水)  びゅー っとね

雨が降るようになって
風がごーごー吹いて

東京に春がきますよ。

三線発表会ゲストにむけて、沖縄の唄を練習しはじめましたが、
スペイン語の歌を覚えるのと変わらない。
ウチナーグチ。
どこで単語が切れているのかわからん。
超なまっていてもかんべんしてください。



2008年02月25日(月)  小さいけど助かった

友達について少し いやかなり暗い日記を書きそうになり、
せめてオチを 自分で笑いとばせるような オチを!
と、頭の中でひねくりまわしていたのですが、
ケーキ屋さんで 救いの一言が。

「あたし はっきりいって 女友達は 選ぶよ!」

にじゅうにさん かなあ。
お洒落なオネエサン。

話の前後は、年中ダイエットなのかノリの悪い、
つまり自分が 「ケーキ食べよう! 」と言ったときに
「あたしパス〜」 という女とはつきあえない 的なたわいもない話だったような。
そこはともかく、
女友達は って は なのか・・・
気づいていないんだろうな・・・
このそこはかとない可笑しみ。

くっくっくっ・・・

あたしも選ぶよー
男友達も選ぶよー
厳選だよー

楽しい気分になったので、ケーキを3つも買ってしまった。
後悔してないよー




2008年02月20日(水)  スイッチ

さて、落ち込むきっかけというのは、はっきりアレゆえに と分かるのですが、
浮上するきっかけは自分でもわからんもんですね。
今日、風呂上りに下を向いて 貞子状態でドライヤーをつかっているうちに
なんだか フフフ と楽しい気持ちになってきて、
頭をあげて髪をバサーっとかき上げたら、突然ポジティブな自分に変わっていました。
不思議。
やーもう明日がくるのが待ちきれないよ。
生きているのって超たのしい〜
と、少しバカみたくなってきました。
明日はどこに行こうかな。
誰かとお酒を飲もうかな。
少しずつ日が長くなってきたようで、六時くらいまで明るくてなお嬉しい。

それとぜんぜん関係ないのですが、先日 テレビをつけたら
犬神家の一族 をやっていました。
市川監督追悼だな、と
もう殺されるべき人は全部殺されて、
金田一先生が、すけきよ君に、そうーいうことだったんですね〜
なんて言っているところだったのですが、
見ることにしました。
金田一先生が大好きだったのです。
好きすぎて、テレビシリーズ(誰だっけ、鼻の穴のデカい、ドラゴンアッシュのボーカルの父が金田一のシリーズ)も全部ビデオで見たあげく、
(鼻の穴のデカい)金田一自ら歌うエンディングの歌まで毎回とばさずに一緒に歌っていたほどです。
いまDVDになっているかしら。
歴代金田一でも、やはり 市川シリーズの 石坂コージ金田一がすきなのですが、
見ていたら石坂金田一の顔が丸い。
あれ〜 若い頃の石坂コージはこんなに丸顔だったかな?
復員兵の設定においては、鼻の穴金田一の方がリアルだったけど、
石坂金田一ももっと貧相だったような気がする・・・
と少し違和感を持ちつつ、とうとう真犯人との対決。
あれ〜 すけきよの母さんはこんなに大芝居する女優さんだったかな?
昔風な演技なのかもしれないけど、なんか下手かも・・・
タマヨさん の女優さんは、マツシマナナコに似ているなあ・・・
いろいろ違和感はあるし、思っていたほどオドロオドロしいかんじもないけど、
犬神家はそんなに好きな話ではないからずいぶん昔にみたきりだし、
こんなもんだったのかな・・・

「しまった! 」 とお決まりの犯人の自殺で物語も終わり、エピローグ。

!!!!! お手伝いさん !!!!!

あんたどう見ても 深キョン でしょ!
え? 犬神家 って角川の 金田一シリーズの1本目だよね?
深キョン 生まれてないんじゃないの?

しまった! リメークだよ これ〜 !!!

「よし! わかった!!!」 の刑事さんが同じひとだったから、すっかり騙されてしまった・・・

じゃあ 石坂コージは 若くて丸顔なんじゃなくて 年くってむくんでんじゃん。
(なぜか) 悔しい〜
恐るべし 石坂コージめ。

獄門島 だったら 悪魔の手まり唄 だったら ぜったい騙されなかったのに〜

最後に 2006年 の作とわかりました。
でも、なんのためにリメークしたのかぜんぜん分からんくらい
変に新旧絶妙な配役でした。
騙された〜

いま 思い出しました。 鼻の穴のひとは 古谷一行 だ! ごめん。



2008年02月17日(日)  事後

イベント後は 洗濯。
ひたすら手洗い。
おしゃれ着だからアクロンなわけではなく、隠れ家には洗濯機がないからです。
モーター音が怖気が立つほど嫌いなので、掃除機もないの。
嫌いなものが多くて 私は困らないけれど、手洗いも お一人様だからできるのであって、
家族がいたら困る。
寂しい気持ちで、干し終わる。
絞りがあまくて、少したつと雫が落ち始める眺めもまたさびし。

この辺で夕べの記憶が少しずつ思い出される。
タクシーに乗った記憶はあれど、車中の会話は覚えていない。
寝たんだな。
居酒屋でお金を払った記憶がない。少しあせる。
だいぶたって、姐さんが領収書を切ってもらっていた絵が浮かぶ。
・・・ いつもごちそうさまです。

一服しようとして、タバコ入れの中からお金がでてくる。
不思議に思うが、夕べのギャラだと思い出す。
500円玉もでてくる。
一昨日財布を忘れたメンバーに貸した500円を返してもらったことを思い出す。
えへへ お小遣い と少し浮上する。

ワインのせいか頭がにぶく痛いので、アスピリンを飲んで二度寝する。
起きたらもう夜だ。
食べるものがなにもない。
かばんに入っていた塩せんべいをみつけ食べる。
3日前のリハの時にもらったおやつだ。
布団の中で、もう十回は読んだマンガを読みながらだらだらする。
お腹がへった。
マンガは全然読み進めず、同じコマを眺めながら、夕べのライブのアレコレが浮かんでくる。
同じ曲のイントロが何度も頭の中に勝手に流れて、

ああ、あそこ失敗した・・・
やりすぎた・・・
一瞬 集中が切れたんだよな・・・
なんで思い出せなかったのかな・・・
しゃべりすぎたかも・・・
リハの方が・・・
でもあくまでもリハはリハで本番とは・・・
もっと自制が・・・
どうすればベストに・・・

えんえんと同じコマをみながら、ネガティブなことを考える。
考えているんじゃなくて勝手にわいてくる。

あー面白かった!

とも確かに思っているんだけど、前面にでてこない。

自分でとめられないので、しばらく同じコマを見ながらわいてくるにまかせる。
最後に、今年もまた人見知りから脱却できそうにないことを悟る。
でも努力はしている、と認める。

バイクで実家に帰りお風呂に入る。
長くゆっくり茹るまで入る。
だんだん、思考より、夕べ演奏した音楽が頭の中に流れ出す。
もっともっと歌いたいな と思う。
それぞれのソロの瞬間を思い出す。
いつまでも演奏していられたらいいのに と思う。

すっかり茹って、今日はお酒は飲まずに寝る。
布団の中で、眠りにつくまで お客さんが笑ってくれたことや、集中して聞いてくれていた顔を思い出したりする。
ま よかったのかな と思ったりする。

翌昼 目が覚めて、次の三線&三味線発表会では、何を着るか考え始める。

これで、リセットという感じです。
今年は絶対にお芝居やりたい。



2008年02月14日(木)  黒くて小さな

バッグ のことが ここ十年ばかりいつも心のかたすみにあります。

葬式用のバッグなんですけど、買おうかな 買っておいた方がいいのかな、やっぱ便利かなあ。

が、そのたびに
イヤやっぱり欲しくない。
第一ぜんぜん今 必要じゃない。
の声が大きく 未だわたくしは葬式バッグを持っていません。
理想とする 決まりきったようなものじゃなくて 形だけでなにも入らないようなものじゃなくて、
そしていわゆる葬式向きに 金具がめだたないような そんなバッグは滅多にない。

トモダチが若くして死んだ時に わたくしを可愛そうに思った父がカードを渡してくれたので、
ここぞとばかりに、
また気持ちを紛らわすために、デパートを4軒まわって、冬と夏の葬式用の服は揃えたのですが、
やっぱりそれようの服の様式が嫌いで、
結局その後の葬式では、それらは使わず、普段の黒い服で間に合わせています。
バッグもね、普段の小さめの黒皮のショルダーバッグ。
でも、服はともかくバッグは毎回悩むのです。
なんか違うんじゃないか、と。
でもやっぱりあらかじめそれように買っておくのが、心持ちとして気持ち悪い。
大体みんないつまで真っ黒でいくのだ。
いいじゃんそれぞれの喪服で。
おばちゃんなんかアクセサリーまで黒真珠なんだよ。
いっそアクセサリーつけなきゃいいじゃん。

こんなことを今日わざわざ書いているのも、近所の謎の石屋のワゴンセールで、
なんだかちょうどいいような黒のバッグが並んでいるのをみたからです。
で、やっぱり母が言うように1個持っていれば、今後悩まなくていいのかなあ、
と考え、でもいつあるのか分からない葬式用に自分の部屋にあの手のものがしまってあるのはいやだ、
と鬱々と考えているからです。


そんなこと考えている場合じゃないので、ウクレレの練習をします。
スマートさん ライブのリハはいいかんじです。
久しぶりに三管せおって歌うのは超気持ちいい。
今晩 ばんますが無事 吐血などしないでいてくれることを祈る。

きてね〜♪




2008年02月08日(金)  もう一丁

時事的に ぶつかり稽古的に はじめてみましたが、
わたくしの一番 怖いと思う、いやだと思う事件ですよ。
リンチですよ。

あ、リンチって確か個人の名前なんですよ。
保安官かなんかだったかな。

教科書で習った(習ったんだよ わが小学校では) KKK団や、大震災のあとの韓国人虐殺とか、
当時も怖い、いやだと思ったことを思い出しました。

加害側は、プロや、アウトサイダーな犯罪者ではなくて、普通の人々なところが怖い。
個人的な動機がないことも怖い。
集団だから、誰が致命傷をあたえたか分からなくて、あとで、ちょっと殴っただけだ、とか言えてしまうし、言い続けて自分でもそう思い込んでしまえるところがいやだ。
空気やノリでエスカレートして、加害側の目を意識した もっと凄いことをやってやる といった鈍感な残酷さがいやだ。

ほんとうにいやです。



こんなことが書きたかったんじゃない!
昨日から、大大大好きな曲たちをききまくって超音楽心が高まっていたのに、
ニュースのせいでこんなことに。

男性のハイトーンボイスと、女性のアルトの声が好きです。
楽器は ギターとトランペットが好きです。
そして ここ一発 というときには、
渋さ知らズ いや、 ハル宮沢の
『渚の男』
を聞きまくります。
以前にも書きましたが、これは 発見の会 のお芝居での わたくしのクライマックスでの登場音楽であり、
二十代前半のテーマソングなのです。
今でも イントロなんてないこの曲がはじまると、
そうだ もっとだ もっともっと もっとだ
と、
来い もっと持って来い
まずい! もう一杯!
もう一丁いく〜?

と、昭和なさまざまのCMが頭をよぎりながらも、
よおし よし、まだ大丈夫だ よしよしよし
と、自分でも 持ってたの? な 格闘魂が呼び起こされるのです。


熱くなりすぎたので、ゴミを捨てにいってきます。
わたくしの人生は、ゴミ収集日に支配されている。
土曜日は、燃えるゴミの日なのですが、道の向こうは資源ゴミの日。
一挙両ゴミ。




2008年02月07日(木)  組み合わせ

もちろん 鰹節と醤油がどうあっても一番すきなのですが、
年に数回、トマトとにんにくとツナ+オリーブオイル が世界で最高の組み合わせだ!
(ツナはアンチョビに変えても可。あ、でもツナかな)
と心が熱くなるシーズンがあって、
いま まさにそうなのです。

あああ、南伊太利亜人に生まれていれば・・・

今頃もう だるまに手足といった体型でしょうね。
日本に生まれてよかった。
だって 南伊太利亜人だったら、
鰹節だし+醤油 の喉にしみわたる旨さを多分知らずに死んじゃうもん。

あした、まずニンニクをオリーブオイルで炒めることを考えると、
お口いっぱいに唾がわいてきます。
ぐわっ!
早くあしたになって欲しいので、もう寝ます。



2008年02月04日(月)  世界の石鹸箱から

雪がふった翌朝、近所の方々がいっせいに自分の家の前の道路の雪をかく、
ガリリガリガリリ・・・ という音を聞くのが好きです。
ひとの営みを感じ、自分は布団の中。
好きだといいいつつ、この先 家をもつこともないだろう、
傍観者な わ・た・し ってかんじがまた少し寂しいような、
これでいいんだ っていうような
って、なに言ってんだ。

少し間があきましたが、わりとまじめにライブの準備をしています。
そういえば、みなさんにお送りした 来てねメール に一通も返事がない。
早すぎたのかしらん。
しかし、最近メーラーの機嫌がよかったり悪かったりなので、もしかしたら一通も届いていないのかも。
届いていないのかも!!!
しかし、エラー報告もないしなあ。
ま、郵送で送っても、いくよ! ごめん・・・ なんてのは当日にしかわからなかったりもするもんね。

届いていないのかも!!!!!
ちょっと不安になってしまいました。


さて、さすがアメジカってかんじに、デカくて使いでがあった、
ミネソタの熊印ナチュラル石鹸を使い終わったので、
待望の、超レア コルシカ島 ナチュラル石鹸を使い始めました。

ちなみに熊印は、洗浄成分が強いのかな。
油分をとりすぎるかんじで、洗いすぎると、乾いたあと痒くなりました。
男子中学生におすすめします。

今回のコルシカ石鹸は、レアすぎてパリでも手に入らない と、
そして友人によると 生涯ベスト1 とのことなので、
期待に胸膨らませ、泡立て開始。
ん〜 泡はかなりきめ細かいです。
ネットリと いいかんじです。
納豆石鹸にはかないませんが、あの超クリーミーな泡は、石鹸の力以上に、納豆の力が働いていたのかもしれません。
香りは、とにかく自然素材・風呂場いっぱいにその香りがひろがる と聞いていたのですが、
珍しいからって 「にんじん」 の石鹸から使い始めてしまったので、
お花の香りのようには広がりません。
そして、たしかに にんじん の香りがします。
摩り下ろしにんじん のような にんじんジュースのような、
少し青臭い匂い。
たしかにこの石鹸には嘘はない。
でも にんじん の香りは 特にいいにおいでもないなあ。
ベータカロチン! とか思ってもあまり楽しい気持ちになれない。
でもまだ、2個 ラベンダーと、マリーゴールド のコルシカ石鹸があるので
それを楽しみにします。
このコルシカ石鹸のいいところは、かなり固めで、すぐドロドロにならないところ。これも使いでがありそうです。

熊印もそうだったけど、外国の石鹸は1つの固形に切ったものが大きいです。
おろしたてだと、ほとんど石鹸箱に収まらない。
そこが不満だったのですが、考えてみれば、銭湯がない国で蓋つきの石鹸箱は必要ないわけで、
ソープデッシュに乗せておけばいい そして身体の大きさにみあった大きさなのでしょう。

世界の車窓から という題名が好きなので、この石鹸日記シリーズには この題名を使おう! と思い立ったのですが、
ここにおいて、基本 石鹸箱は日本にしかない、と気づきました。
ほかのアジアにはあるのかな。
こんど旅行をしたら、スーパーのお風呂雑貨コーナーを確認してみようと思います。


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