おばか日記

ハロウィーンネタ

2004年10月31日(日)

その島には結構な規模の海軍支部があり、その影響力が強いと聞いた。そのためゴーイングメリー号は、できるだけ目立たぬようにと海賊旗を下ろし、港に入ったのだ。

それなのに、見下ろすこの港の雰囲気は一体何事か。
念には念を入れ、夕方薄暗くなってから入港した。碇を下ろし、船の上から周囲を見渡せば、どう考えても港にはそぐわないオレンジ色の電飾が、パカパカと瞬いていた。
中世風のダラダラビラビラした衣装を着た港の係員が、手に羽ペンを持って、商船らしき大きな船から降ろされる積荷のチェックをしている。かと思えば、積荷を降ろす指示をしている作業員は、全身緑色のタイツに指先の膨らんだ手袋をしている。あれはもしかしてカエルのつもりだろうか。あっちで電々虫持って走り回ってる係員は、何故かサムライの格好だし。

「そうだ！今日はハロウィーンだ！」
パチンと指を鳴らしてナミが叫んだ。
「ああ、そうか！あ！ホントだ、あそこにかぼちゃのお化けがある！」
倉庫の脇に積まれた木箱の上に飾られたジャック・オ・ランタンを見つけて、ウソップも歓声を上げる。サンジに抱え上げられて港を見下ろしたチョッパーも顔を輝かせた。
そんな彼らとは対照的に、ルフィとゾロの2人はきょとんとした顔をしている。
「ハロウィンてなんだ？」
「食えんのか？それ」
おいてきぼりを喰らったような顔のルフィに、ロビンが解説を始めた。
「元々は万聖節といって、11月１日に聖人達を偲んで、仮装してパレードをするお祭りよ。万聖節は別名をオールハロウズデイと言って、その前日の10月31日、オールハロウズイブが次第になまってハロウィーンと呼ばれるようになったらしいわ。でもそもそもの起源はもっと昔の異教のお祭りに遡るらしいわね。その他にも色々な民族のお祭りが混ざりあって現在の形になったと言われているわ。」
「さすがロビンちゃん！」
ロビンの詳細な解説に、サンジがメロメロとその博識を褒めたたえる。もっともルフィはその話を聞いても、わかったんだかわかってないんだかな顔をしているが。
「俺の国にはなかったな、そんな風習」とゾロが言う。
「仮装か…俺の島では、男が5月5日に鎧着たぞ」
「いや、あれは本来飾るモンで着るモンじゃねーよ！」
ボケるルフィにゾロが突っ込む。いや、ルフィの場合は天然だが。
そんな二人のために、ナミがロビンの話を彼らにもわかりやすいように補足する。
「現代じゃ仮装するのは主に子供達よ。それで近所の家をまわるの。『トリック・オア・トリート』お菓子をくれ！さもないとイタズラするぞ！って言ってね」
「お菓子もらえんのか！？」
「…あ…」
お菓子と聞いて、キラキラと目を輝かせる船長に、ナミがしまった！という顔をする。トラブルの予感に頭を抱える彼女の神経を逆なでするように、ラブコックが能天気に鼻の下を伸ばす。
「お姫さまの仮装したナミさんとロビンちゃん、かわいかっただろうなー」
「私はハロウィーンのイベントに参加した事はないわ」
「ロビンの故郷にはハロウィーンの習慣は無かったの？」ロビンの言葉にナミが意外そうな顔をする。
「いいえ、そうではないのだけど、私はあまり子供らしい事はした事がないのよ」
ロビンが苦笑して言った。子供の頃から悪の組織にいた彼女には、そんな子供らしい遊びをする余裕などなかったのだ。
気まずげに目をあわせるナミとウソップに、サンジが助け舟を出した。
「俺も、トリック・オア・トリートはやった事ねぇなあ。ガキの頃から働いてたから」
「ああ、そうか」
少々ホッとした顔でナミが言う。サンジはくわえ煙草でロビンにニッと笑った。
「うん、どっちかって言うと、お菓子をあげる方だったな」
ロビンと他のクルー達の間には、乗り越えられない壁のようなものがある。一番最後に船に乗った、という事だけでなく、もちろん年令的なものだけでもなく。他のクルーにあって、ロビンに無いもの。それは過去の優しい想い出や、誰かに愛された記憶だ。
ロビン自身はその事を今更どうこう思っている訳ではない。今の彼等のとの距離感に不満も無い。けれど、この船の金髪の優しいコックはそうではないらしい。
「子供らしい遊びなんて、ほとんどしたこと無かったぜ」
サンジがまるでロビンの気持ちを代弁するかの様に語る。
「早く大人になっちゃったんだよね、俺たち」そう言って、サンジはロビンに悪戯っぽく笑いかける。まるで年下の相手にするような表情だ。
ロビンは、時々こんな風に自分に接してくる、この随分と年下の綺麗な顔をしたコックを不思議な思いで見ていた。決して押し付けがましくはない、彼のさり気ない気遣いは、それでもロビンを戸惑わせる。
寂しいなどと思わなくなって久しい。でも、ほんの子供の時は、親を思って泣いた事もあった。自分と同じ年頃の子供達が楽しそうに遊んでいる姿に、羨望の念を抱いていた。
今の今まで忘れていた。思い出す事にも痛みすら伴わない。
それでもサンジは、まるでロビンの過去を埋め合わせようとするかのように、大切な大切な相手に対するような態度で彼女に接する。
そして、彼の魔法の様な手で作り出される食事やお菓子、飲み物等を用意して、大袈裟な賛辞の言葉と共に、ロビンを仲間の輪に引きずり込むのだ。
彼がどこまで意図的にそうしているのかはわからない。でも、サンジのおかげで皆との距離が随分と近づいた。
「いい子ね、コックさん」
ロビンがにっこりと笑って言う。
「…子、はやめてよ、ロビンちゃん」
そんな二人のやり取りを隣で眺めていたナミが、「おや？」と目を見開く。
普段ならここで、デレデレとヤニ下がるはずのサンジが、きまり悪そうに苦笑している。
ロビンといる時のサンジの雰囲気は、ナミと居る時のそれよりも、少し甘い。甘えるように、甘やかしている。
『ロビンちゃんは時々、ものすごくピュアな女の子みたいだ』
サンジがロビンの事をそう評した事があった。その時の彼の表情がとても優しかったことが、ナミの印象に残っている。
「そっか、サンジ君とロビンってそういうところが似てるんだ」
「は？」
ナミの声に、サンジとロビンが同時に彼女を振り返る。
「なんでもなーい」
二人とも妙に世慣れている感じはするのに、どこか箱入りっぽいような、物凄く純粋なところがある。多岐にわたるロビンの知識は、決して全てが経験に基づくものではない。経験値という点ではロビンは物凄く偏っているだろう。サンジだってそうだ。それこそ物心つくころから船上で生活していた彼の生活圏はおそろしく狭かったはずだ。彼の場合、いわゆる耳年増ってやつだ。きっと好奇心が強い子供だったに違いない。
そろって不思議そうな顔でこちらを見ている二人に、ナミはふふっ、と笑う。「可愛い」などと言ったら、サンジはともかく、ロビンはなんと言うだろうか。

「よし！今日ははろうぃんぱーてぃーだ！」
拳を突き上げて、ルフィが叫ぶ。ウソップとチョッパーが歓声を上げる。そこへすかさずナミがクギを刺した。
「ルフィ！言っとくけど、あんたはトリック・オア・トリートは禁止よ！」
「ええええーーーーーーー！！」
「でもみんなで仮装するってどう？」
ルフィの首根っこを押さえ付けたナミが、クルー達に向ってウィンクをした。
「おお！」
ナミの提案に、お祭り好きのクルーの皆が目を輝かせる。
「変装もかねてね。海軍へのいい目くらましになるわ」
興奮して大盛り上がりのクルーたちを微笑ましげに見つめていたロビンに、ナミがくるりと向き直って人さし指を突き付ける。
「ロビンはシンデレラよ！」
「ええ？私には似合わないわよ」
「ダメダメ！女の子はみんなお姫さまになるもんなの！」
目を丸くするロビンに、ナミはチッチッチ、と指を振ってわざとしかめつらしい顔をする。
この船に乗っているかぎり、そんな風にいつまでもスカした顔なんかさせてあげない。

「よーっし、俺は巨人族のドギーかブロディだ！」
「俺は肉になる！」
「いやそれ仮装じゃなくて着ぐるみだろ！」
「ゾロは鷹の目のオッサンなんてどうだ！」
「なんで俺があいつの仮装しなきゃなんねーんだよ、胸くそワリィ！」
「だってゾロ、あのオッサンの追っかけだから」
「誰がだ！！」
「野郎の仮装なんざなんでもいいんだよ」
ワイワイと盛り上がる男共にぞんざいな視線を投げかけた後、サンジはナミとロビンに向って腰を屈めてうやうやしく一礼する。
「俺は二人のお姫さまをエスコートするプリンス…」
「サンジ君は白雪姫よ。素敵なドレス見立ててあげるからね！」
「ええ！？」
「あら素敵」
「きっと似合うわよー！ドレスの色は何色がいいかしら」
「金髪で色が白いから、まさに正当派のお姫さまね」
何やら楽しそうに盛り上がる女二人に、サンジは「いやあのその！」と両手を振り回す。
「俺は麗しのプリンスとしてレディ達をエスコートしてさしあげないと！」
必死で言いつのるサンジのおでこをピンと弾いて、ナミがニヤリと笑う。
「だーめ！出資者に逆らえると思ってんの？」
「フフフ、きっと似合うわよ、コックさん」
「ロ、ロビンちゃんまでそんな事…」
「よーし！そうと決まったら、とっとと下船して衣装を調達するわよ！」
両手を腰に当てて男らしく叫ぶナミに、皆が「おおー！」と拳を突き上げる。
「ただし、経費節減の為、男共は一山いくらの森の小人に決定！」
「ええーーー！！！！」
「ずりーぞナミ！サンジばっかりひいきして！」
「うるっさいわね！こういう時は女の子に花を持たせるもんよ」
「いやあのナミさん俺はれっきとした男で…」
「さ、行きましょ」
ブーブーと不満の声を上げる男共に背中を向けて、ナミはロビンとサンジの腕に腕を絡める。腕にナミの豊かな腕を押し付けられて、女子組に入れられて困惑していたはずのサンジが相好を崩す。
ロビンはというと、少し困ったような笑いを浮かべて、それでも促すナミに逆らわず、賑やかな港に降り立つべく、歩き出したのだった。

実にとりとめのない、なんてーこともない話なんですが…季節ものな上、今ロビンちゃんが色々微妙なので、今上げなきゃ一生上げないだろなーと思い…。

金田一はやっぱり石坂浩二だと思う

2004年10月30日(土)

すっかり更新が滞っております。

貴重な一日こっきりのお休みに、今日は気張って小説書くぞー！と思っていたら、なんと間の悪い事に今日はケーブルテレビで「24時間金田一耕助」がー！
いやー、大原麗子可愛いなー。結婚してくれ！

とりあえず、季節もののお話をぐあーと書いたので、日記にあげまする。

サンちゃんの・濡れ濡れ日記（はあと♪）

2004年10月26日(火)

なんつってね。早速使わせて頂きましたよSさん（笑）。
のっけから私信でスンマセン。しかも内容は全然「濡れ濡れ日記」じゃないんだけどさ。

なんとなくお久しぶりでございます。ガブです。「みごろ　たべごろ　笑いごろ」のDVDが欲しいです。
…最近どうも年令がバレるような発言ばかりしております。
体力的にもマジでトシを感じる今日この頃。ここ数日貧血ぎみで、家にいる時はひたすらダラダラとしておりました。でもシティは行った。帰りがけになんかよさ毛なリボーン本を見かけてうっかり買ってしまいましたが、山獄本読んで思った事―――サンジちゃんっておっとなー！てゆーか、奴ら中学生だからな。ああ、罪深い。

そーいや今週もWJ感想叫んでませんでしたが、いやいやパウリー可愛いよ、童貞くさいよ。
きっとパウリーはすっげー信頼されてるとか、頼りになるとか、そういうことなんじゃなくて、愛されてるんだと思う。ドーン！と大工さん達勢ぞろい！ってな時に、いつも真ん中にいるのも、皆の愛なんだよきっと。やんちゃくれのパウがついつい前に出ちまうのを、皆生暖かーい目で後ろから見守ってくれてるんだよ。きっとそうだ。そうに違いない。
そんでもって、サンジちゃんはどうしてんのかねー。敵の正体を探ろうとしてアジト（？）に侵入。あっさり見つかって、羽交い締めにされて、腕に抱き込まれて口塞がれる。だが実はそれは、あのルフィの兄、火拳のエースであったー！なんて展開にならんかね。ぎゃーー！そんな再登場の仕方したら、エーサン界も一気に活性化。オンリーイベントとか花盛り！なんてメリッサとふんぎゃーふんぎゃー言っておったです。
「エース！？」「えっ！何で仮面被ってんのにわかった！？」「…いやだってあんた裸だし」腕に名前書いてあるガネ…ってオチになっちゃったけどね。うちの抹茶フレーバー、もしくはメリッサんちのこぶ茶フレバーな兄じゃきっとそんなかんじ。さあ、ヲダっち！君なら兄とサンジの熱い再会シーンをどう描く！？
…ってここで挑発してみてもなんも出ませんがね。
そして銀魂に萌えたーーーーーーーーーー！！
いやもうやっぱり時代は銀土だろ！あー、銀ちゃんカッコイイ！土方も惚れたろ！なあおい！

Sラスさんありがとう！そうそうそうパイレーツキャラ、富士一平で沢村真で稲刈政雄でござったー！
そしてKぬこさん、ロビンちゃんの言葉責めいいですよね！んでもって、原作設定だったりすると、サンジちゃんが敬語使ったりしちゃったり！！「…もう許して下さい」とか言っちゃったりしてね！タマランです。

ロビンちゃんとサンジちゃんの百合話が…

2004年10月20日(水)

台風ですな。皆さん大丈夫ですか？今年はなんなんでしょうね。あの酷暑にこの台風と。

あー、それにつけてもロビンちゃんとサンジちゃんの百合エロ話が書きてー！matter of tasteのあの二人、身体の関係ありって設定だめかな…。もうロビンちゃん、お兄さんの最大のライバル。わー、あの兄じゃ勝てなそー…。
もちろんロビンちゃんはバリバリのタチで、サンジちゃんがネコ。
おねーさまのフィンガーテクでもうトロトロにされちゃって、お道具とかも使われちゃったりして。もう責められまくりの苛められまくりの可愛がられまくりで、しまいにゃ潮まで吹いちゃうサンジちゃん。
「ここ、こんなに濡らして、イケナイ子ね」
「いやぁ…見ないで」
「こんなところまで滴ってる…女の子みたい、サンジ」
「いや…いや…女の子じゃないもん…っ」
なんてな！な！！
っかー！そんな話書きてーー！っつーか読みてーーー！てゆーか漫画で見てぇーーー！！

…って、あれ？引いてます？みなさん…。

メルフォにお返事コーナー！

◇Yんさん、ありがとうございます！励まされました！しかし、兄の賞金額と言えば、ガブは少なく見積っても３億は希望です。まだまだ弟にとって超えられない存在であって欲しいのです…。

◇Sさん、初めまして。ご贔屓頂いてるそうで、ありがとうございますm(__)m。ふふふ、あの二人の百合、萌えですよねー。あー、ニコサン読みたいです。

◇Sラスさん！そうそう、ひばりくんでも言ってましたね。エドガーはどう考えても兄にはハマらない気がするのですが、サンジちゃんてアランにも似てる！と思ってしまったです。「靴ひもが結べなかったサンジ！」って言われて泣きそうになっちゃうの。ぎゃー！萌え！果たしてサンジちゃんの靴ひもを結んでくれるのは誰なんでしょうね。

◇Kぬこさん、懐かしい！ルノアールのココア！そして少年は一平ちゃんでしたよね。名字忘れたけど。私は妹の身体の中に入ってるお兄ちゃんが好きだったなあ。沢村君？でしたよね？下の名前、なんだっけ？あ、あと…名前出て来ないけど、「近藤先生ーー！」って言ってるくらいだから、沖田…？かな？が好きでした（覚えてねーじゃん）

◇Rんさん、こちらこそプチご無沙汰で…でもサイトにはお邪魔させて頂いてるんですよう。足跡残さずすみません。連載中の馴初め話の続きが気になります。サンジちゃんが健気で涙です！またお邪魔させて頂きますね！

◇Oもさん、初めまして！そして、わー！ビックリした！（笑）。でも大丈夫です。生物でもなんでも、ドンと来いです。やー、ニコサン百合っていいですね！

◇サーバに関するアドバイスを下さった皆様、ありがとうございます。綺麗に忍者とさくらに分かれました。そのどちらかにするつもりで検討させて頂きたいと思っております。

◇「濡れエーサン祭り」やって下さいとおっしゃって下さった皆様。はい、現在絶賛開催中です。ガブの脳内で。もうサンジちゃんてば泣きながら「エース…もう我慢できないぃ…」とか言っちゃってますよ、濡れ濡れで。いやもう皆さんにもお見せしたい。ガブの脳内の妄想をそのままデジタルデータに変換できるプログラムでもあればねー。…ってわー！ごめんなさい！怒っちゃやです！

ダラダラ日記

2004年10月19日(火)

こんばんは、今週の銀魂のラストのコマのトシがあんまり受けくさくて萌え萌えしてるガブです。
そういえば、ワタクシの敬愛するIシダさんが日記にギントシ絵描いてらして小躍り。でも扱ってるのは別ジャンル別カプなので、あんまり銀魂ネタで騒ぐのも気が引けて、ここで告ってみたり。Iシダさん、惚れてます（いや多分こんなとこ見てねーし）。

更新ないけど日記書いてみたり。WJ感想もサンジが出てなきゃすっかり書く気にもならないっす。「あの子…どこ？（バーイ、ポーの一族←メリッサさんツッコミありがとう）」ってなもんで。
なんだかねー、仕事が休みの日でないと小説書く気分になれない今日この頃なんですが、家に帰ってよく回らない頭でチマチマと文章ひねくり出すと、自分が何書いてんだかわからなくなったり。ああ、日本語って難しい…。
難しいと言えば、今よく流れてる電子辞書のCM。けっこうことわざ好きなガブ、かっぱの川流れのくだりで笑かせてもらいつつ、ふと「ヒラメの嫁入り」って言葉を思い出す。
あれ、なんだっけ、ひらめの嫁入り？高校生の頃から愛用していることわざ辞典を調べても載って無い。どう言う意味だ。
もうすっげー考えて（こういう時にググるのはチト悔しいのです）、ようやっと思い出した。

犬井けんたろう＠すすめ！パイレーツじゃん…。（若いお嬢さん方は御存知ないかもしれませんが）

そいや農耕馬の決心とかもあったね……私はあのCMを笑んな…フフフ。
そういえば、ちょっと前に友人とチャットしてて思い出したんだけど、昔、お釈迦様の据わってる蓮座の話をしてて「ほら、あれだよあれ、菊座！！」と銀座のど真ん中のこジャレた喫茶店で大声で叫んだのはガブでし。友達みんなパンピーのはずだったんだけど…意味がわかったらしく、しこたま殴られた。

こんな私が書いてる文章読まされてる皆様がお気の毒で…うう…。

ハーレー乗りの兄って…

2004年10月16日(土)

追記！！
あわわ、↓でロビンとサンジの百合話とかゆっといて、肝心のその場面が抜けてましたよ！今修正しました。スンマセン。

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WORKSに「I'ts a matter of taste」5アプ。5まで来てまだアレかー！もうどうしてくれようこの話。
でもサンジちゃんとロビンちゃんの百合話を書いてるのは楽しいなーっと。

ところで、先日メリッサさんと話していて、うちの兄のどこがダメなのか突如判明。

バイクの話をしてたのですが、兄に似合う二輪、それはやはりアメリカンタイブのバイクでしょう。ハーレーにドーンとまたがる兄！ぎゃー！素敵ー！これぞまさしく私らの理想の兄！ワンピキャラでイージーライダーってどうよ！ちょっとガブ的にはダサ！と思ってしまう（お好きな方はゴメンなさい）チョッパーハンドル（トナカイにあらず）だって兄ならカッコイイ！

でもここでハタ、と考えた。
うちの兄、ベスパだし…。
ここがうちの兄のダメなとこかーー！
このサイト立ち上げる前から書きかけて放置している現代パラレルものがあるのですが、その話の中で、兄はベスパの150ccにのってます。兄より年上のベスパで、すっごいかわいいんだけど、ブレーキワイヤーとか切れちゃって、交差点のどまんなかで立ち往生したり、走ってたらいきなりマフラーすっこ抜けて死にかけたりとまったくもって手間がかかる。
ちなみにバイクならドゥカティが欲しいと思ってます。それも70年代後半くらいの古い型。カウルが丸くて、昆虫みたいな形の。今のドゥカには興味ない。そうでなかったら、バルケッタとか。
なんて細かい話を考えるのが楽しくて、書いてた話なんですが…いつか仕上げたいなあ。
最初に書いたエーサンがそんな設定なんで、もうそういう兄が頭んなかで固まっちゃってるんですな。
てゆーか私がイタ車が好きなんだよ。
ちなみにメリッサさんとこの兄は、ママチャリです。
そしてそのメリッサが、「なんだか兄っぽい」と、ミンティアのDRY AND HARD味の画像を送ってきました。いいね！ドライでハードでハーレー乗ってる兄！サンジちゃんの事泣かしちゃったりする、ちょっと悪い兄。
そんな兄、書いてみたいもんだよ。まあ、何味かと言えば、「多分…抹茶とか…？」なうちの兄じゃ無理でしょうけど。サンジ泣かしたりしたら、多分土下座して謝っちゃううちの兄じゃ。
ちなみにうちの兄が抹茶なら、メリッサんとこの兄はこぶ茶かな？（失礼な）

話は変わりますが…。今発売になったんだか、予約受付中なんだかの、例のリアルタイプフィギュア。サンジちゃんてば腰のひねりが色っぽい！早く予約せねばー！…と思っとるんですが……あのー…兄は？
あのシリーズ、サンジちゃんと兄が同時発売のはずです。ガブはそう信じていたのですが。
いや、思い込みとかじゃなく、何かで読んだか聞いたかした気がするのよ！兄いないの？じゃあなんでガブ、こんなにナチュラルに兄とサンジ同時発売って信じてたの？？ホントに無いの、兄？？マジで？発売延期とかでもなく？？

障害報告

2004年10月15日(金)

先日のトクトク大メンテ後、なんだかサーバが繋がりにくい障害が起きているようです。
現在サーバの設定変更中で、完全復旧の目途として、10月22日(金)を予定しているそうで、その間断続的に繋がらない事があるそうです。
なんでメンテしてそうなる！？ま、うちの会社でもそうですが…。

そんなわけで、しばらく御迷惑をおかけするかもしれません。
申し訳ありません。

お詫びの印に契約を2ヶ月延長しれくれるそうな。
もうえーっちゅうの。

ごめんなさい、来年頭くらいには引っ越ししますんで…。
皆様、どっかいいサーバあったら教えて下さい！お願いします！！

濡れエーサン祭がおかしな方向に…

2004年10月13日(水)

こんにちは。ジャンピサイトの銀魂コーナーでキャラクター占いやったらお妙さんだったガブです。あんな最強の攻様に、恐れ多いっす。俺ヘタレ攻めだから…。

えーと、WORKSに「It's a matter of taste」 4アプ。
この話、4話まできて、未だ舞台がサンジのレストランから動いてません。登場人物も3人だけだし。これからもこんな調子でしょう。これってありなんでしょうか。だから小説書くテクニックとか皆無なんだってば！！うーんうーん…つくづく私は「シーン」書きなんだな、と実感。ストーリー書きにはなれねーよ。
ま、悩んでも仕方ないんで、このままいきますよ。ケッ。

さてさて、ごくごく局地的に開催中の濡れエーサン祭り。何故か現在浴室にこもって、お兄さんがサンジちゃんにシーシープレイ強要中です。どうやらサンジちゃん、人身売買組織にとっつかまって、金持ちの変態男に売り払われ、現在メイド調教中のところを自力で逃げ出してきたもよう（えーっ！？）。力尽きて雨のなか倒れているところを兄に拾われます。
メイド服姿のサンジを見て、最初は女の子だと思い込んでいた兄（初対面かよ！）、変態ご主人様の趣味で、スカートの下はガーターストッキングのみで、下着は着けていないサンジに、ちょっとしたイタズラ心を起こします。
雨に打たれ続けて冷えきったせいで、もよおしてしまうサンジをバスルームに連れて行き、後ろから両足を抱えて放尿を強要。「自分で裾持ってな？汚れちゃうだろ？」と耳元で囁く兄。
恥ずかしいポーズをさせられて、泣いて嫌がるサンジだったが、メイド調教中に身に付いてしまった従順さで、真っ赤になりながらも、震える手でスカートの裾を持ち上げます。そして、淡い金色の茂みが覗き………みたいな？
みたいな？てあんたあんた。

いつのまにプチスカトロ話になってしまったんでしょう。
引いてる？皆さん引いてます？？

メルフォにお返事コーナー！どんどん

◇Sラスさん！暖かいお言葉ありがとうございます！！濡れエースかっこいいですよね！でもいつの間にか変態さんに…（反省）。そしてもう苺こっこちゃんが！？わー！食いてー！マジで当選熱望。何しに行くんだか（笑）。
◇Sがさんもありがとうです！暖かく見守っていて下さい。あの二人も、そしてこの先の展開に不安を感じているガブの事も（笑）。そして、濡れエーサン祭は上記のような事になってしまいました。ごめんなさい（土下座）。
◇IDさん、アヒルを愛して下さってありがとうございます。確かにあの話のサンジちゃんが、うちのエーサン話の中では最強かも。エース尻に敷かれてるし（笑）。冬コミ取れたらなんかアヒルグッズでも作ろうかなーとは思ってるんですが…じ、時間があれば頑張ります(^^;)。
◇Kこさん、レスが遅くなりまして…。ぺたん座りのロリサンジちゃん、先週土曜発売のWJ情報に、妄想が先走った結果なのでした（笑）。現実は…大分違いましたね（当たり前だっつーの）。そしてあの曲、そう言えばCMソングになってましたね！だから覚えてるのかな？またサイトにも遊びに行かせて頂きますねー。
これまたレス遅、K音さん、あわわ、すみません、なんか大それた発言を（汗）。「妖しい恋の火薬のにおいがしてる」とはとても思えないヘタレな話ばっかり書いてる気がしますが、ありがとうございます、頑張ります。
◇そしてキリリク下さったnさん、BBSにしかレスお返しできずにすみません。わざわざメールもありがとうございました。その後サイトにもお邪魔させて頂いたんですよー。エーサンはもちろん、スモサンもあってウハウハですー。なんか…うちのなまぬるーいスモサンでよいのかしら…と思ったり（笑）。素敵リク、頑張りますんで…少々お待ち下さいませー。

濡れエーサン祭り開催希望

2004年10月11日(月)

WORKS「It's a matter of taste」3アプです。
あのー…この話、もしかして物凄くつまんなくない？いやあの「じゃあこれまで書いた話がそんなオモロイもんなんかい！」と突っ込まれるとグウの音も出ないんですが。

世間では3連休中ですが、ガブは昨日、今日と仕事でして、明日から3連休に入ります。
３連チャンで早番だったもんだから、眠くて朦朧としてますよ…。ああ、濡れサンジの幻が見える。
昨日の朝は、朝の5時過ぎに豪雨のホームに仁王立ちしてWJ読みましたよ。いやもう、俺、心の勝負パンツはもう越中ふんどしキリリと締めてましたね。股間に食い込む布の中で、俺様のヤンチャ坊主は激しく起立。ぬあー、サンジィィィーーー！！

世間の皆様も、濡れサンジに萌え上がっておられて、サイトめぐりが楽しかったですよ。そして、よくお邪魔してるいくつかのステキゾロサンサイト様が、濡れサンジをおかず…もとい、ネタにチャットで盛り上がってらっさるのを見て、なんかうらやましいー…と指を銜えて見ておりました。
ガブちゃんなんて精々メリッサと濡れエーサンエロメールを交わすくらい（…地味ー）。どなたか濡れエーサン祭も開催して下さーい。

なんて言っててはたと思ったのですが、濡れエースって素敵！めちゃくちゃセクシーじゃなくって？？水もしたたるいい男ってこの事だよ！！
なんかこうさ、雨の中、悲しい事があって立ち尽くすサンジを、そっと無言で抱き締めてあげるの。お兄さんのちょっと癖のある髪の毛が雨に濡れて、雫が滴り落ちてたりして。サンジちゃんは濡れてくるんてなった髪の毛をエースの胸に擦り付けながら泣くのさ。どういうシチュエーションなのかさっぱりわかんねーけど。

WJネタバレ

2004年10月09日(土)

WJ感想ですよ、お母さん！！

昨日の日記で、ちょっと書きましたが、某メリッサさんから、明日のWJで、「半裸のサンジが濡れ濡れでちょっとロリ」らしいよ！という情報が入りまして、一瞬にしてどえりゃー妄想が脳内で膨らみ、まあ濡れたシャツだけ羽織ったサンジちゃんが、うるうるのロリエロ顔でペタンと座り込んでこちらを上目使いで見上げている絵がグルグルしてたんですが…。

いやもう想像に違わぬエロっぷり。サンジちゃんエロ可愛すぎ！
なんであんな幼い表情すんの？なんでそんな無防備なの？？あんた俺にどうして欲しいって言うんだよ！！
あの子ってばクセっ毛なの？濡れるとくるんとなるよね。しかもネコっ毛？ががが、外人だよ、外人。サンジのネコっ毛って萌える！ネコっ毛つうかいっそネコ？や、ネコだし。間違いない。
いやもうたまらん。ほんま頭からむっしゃりいきたい。あの柔らかそうな髪をふんかふんかしたいですよ！

ストーリー的には、アラバスタの時みたいに、また顔の知られてないあの子がキーマンになる感じですか。
また仮装とかしちゃうの？なんだなんだ、今度はプリンセスか？プリンセスサンジか？？ベニスの貴婦人みたいなドレスとか着ちゃおうよ、サンジちゃん。うん、そんなん着る意味全くないと思うけど、あんたワンピのアイドルなんだから、サービスカットってことでな。

メンテ終了

2004年10月08日(金)

んん？
どうやらメンテが終了したもよう…。

えー、10月3日から８日にかけて、サーバメンテナンスのため、ページ閲覧以外一切不可という状況でありました。CGIも動作しないからカウンターも見えなくなってましたね。
わざわざ足をお運び下さった皆様、どうも申し訳ございませんでした。
サーバメンテしてなくたって、最近オメー更新おせーじゃねーかよ、という声が聞こえて来そうですが…。
せめて事前にお知らせしたかったのですが、なんか大規模メンテとかやるのに、一切お知らせがこねーのよ！トクトク！！
それともガブだけハブにされてんの？？こないだちょっと不安になって、登録メール確認したら、ちゃんと登録済みになってるよ？
今回はページ閲覧だけはできたのでまだマシでしたが、そう言えば以前、3日間くらいまるまるページ閲覧すらできない事がありましたよ。ちょっとこっちは金払ってる客だよ、それってあり？？ありなの？？

不幸のメールのひとつも出してやりたいトコですが、こちらも叩けばホコリの出る身。泣き寝入りですわ…。
とりあえず、来年の更新はしません。年明けくらいに引っ越そうかと思ってます。鬼が笑うけど。

そんなわけで、日記に上げてた「It's a matter of taste <2>」をアップ。あとトップ絵と小咄更新です。

話は全然変わりますが、今ガブの頭の中では、シャツ一枚だけまとって、崩れた女の子座りで白い足を投げ出してペタンと座り込んだ、ロリサンジちゃんが涙目でこちらを見上げとる画面がグルグルしてますよ！もちろんサンジちゃんのシャツは色んな汁に濡れて体に張り付いてるのだ。…ハァハァハァ…！！

…………詳しい話はまた後日。

エーサンて…

2004年10月06日(水)

なんでエーサン新連載がこんなに書き難いか、一昨日気付きました。

これまで書いてきたエーサンて、出会って速効サンジの事食う気満々な兄と、目が合った瞬間から兄に惚れちゃうサンジみたいな話ばっかりで、互いに相手の事なんとも思ってない二人って初めてなんですよ！
「二人は運命の恋人だもーん」とかヌカして、御都合主義な話ばかり書いてきたツケが回ってきましたよ。
段階を追って恋に落ちて行く話ってどうやって書いたらいいんだよう！誰か私に小説の書き方教えて！マジで！！

などと悩みつつも、急に上手くなれるはずもないのでそこは諦めて…。
サーバにつなげないので、7日付けの日記に2話を上げます。

またメンテかよ！！

2004年10月03日(日)

大変です。またサーバのメンテです。

ページの閲覧はできるそうですが、8日までFTP送信、CGI他、利用不可だそうです。
マジかよ！せめてそういうことは事前に知らせてくれよ！！
カウンターが表示されないので、HP行ってみたら、ひっそりとそんな情報が！！
ふざけんなーーー！！
メール来ないのうちだけ？他の利用者さんにはお知らせいってんの？？

そんなわけで、スミマセン、更新出来ません。とりあえず、なんか書いたら日記に上げようかなと思ってます。
あとカウンターは8日から仕切り直し。
先日15万HITの申告を頂きまして、夕べカウンタ見たら15万300となんぼだったので、そっからリスタートでしょう。最悪またデータ飛んでるかもな…。
nanairoさん、申告本当にありがとうございました。
申告頂かなかったら、きっとどんだけ回ってたかさっぱりわからなかったところでした。
気合い入れてキリリク書かせて頂きますね！（でもちょっと待ってて下さいね^^;）

◆頂いたメルフォに返信コーナ～。

新作エーサンパラレルにメールありがとうございます。
なんだろ、本当になんでもない話なんだけど、サンジが真正なのが受けてるのかな？
エースがいつになく普通の人で、逆に悩んでます。なんだかな。

先日妙な小咄を日記に上げた時、Rosieって曲が頭の中でずっと鳴ってて…なんて書きましたが、松尾清憲さんの「ＲＯＳＩＥ」ではないかというメールを頂きました。Kさん、もしかしてそうかも。
松尾清憲氏という名前に微妙におぼえがあるような無いようななんですが、昔、杉真理が好きだったことがあるのです。だからそこらへんの絡みで聞いたんじゃないかなあ。どうもありがとうございました！
でもあの部分しか出て来ないんだよね。I can't say anymore～の後から、何故か別の曲にシフトしてしまう…。

先日上げたチビナスエロに、控えめな感想をありがとうございます。皆様の文面からにじみ出る後ろめたさに、私もどこかいたたまれなさを感じつつも、ちょっと安心したりして。

それからパウサン、結構きてますね！！（どこに？）
いやー、書く予定は…いまんとこないんだけど…モゴモゴ…。でもパウリーの童貞っぽいとこがたまらんです。パウリーってシュレックとか見ても号泣しそうじゃない？トイストーリーでバズがほんとはヒーローじゃ無くて、おもちゃだってわかっちゃったときとか（てかガブは泣いた）。あとすげー古いけど、フックでピーターが飛べたシーンとか（いや、ガブがあそこで泣いたっつったら、会社の同僚達にめちゃバカにされたんで…）。
二人でビデオ見てて、そんなパウリンがちょっと可愛いとか思っちゃうサンジちゃん。母性本能刺激されて、きゅんとなってしまうに違いない。なーんてまた無責任な妄想が一人歩き。そう言えばメリッサが、パウリー的最高のラブシーンは、わんわん物語のレディちゃんとトランプのスパゲティ・キスだと見たと言っておったなあ。うくく…可愛いぜ、チェリー大工（決めつけんなよ）。

あと銀魂小咄にメール下さった皆様も、ありがとうございます。土方受けにはまりました、っておっしゃって下さった方がいらして嬉しーv。そして、やはりザーメンにも糖はおりるらしいですよ。そんな情報もありがとうございます（笑）。

それから冬コミ情報に関して、気の早いお問い合わせを頂きました（笑）。
とりあえず当落が決まったらお知らせしますね。まだなーんも考えてませんが、とりあえず、サークル名はサイトと同じです。通販は…もしもご希望でしたらいたしますです。
まあとりあえず受かってからね。

あ！そうだ！Kさん（でいいのかな？）河合奈保子の「愛してます」の歌詞、ありがとうございました！
「かまわない海鳴りの底まで　かまわない戻れない道でも」とか、
「冬の港の風は街の風より甘い」
ってくだりがいいですね！スモサンソング認定です！（お前が認定すんのか、何様だよガブ）

お詫び小咄

2004年10月01日(金)

仕事が忙しくて全然更新してる余裕がありませんよ！
明後日休みだから、なんとか連載一話で放置しているあの話を…あー、タイトルなんだっけ？（うおい！）

なんかこう焦りにかられ、なんか出せるモンは無いかと過去ファイルを漁ったら、あんま手を入れないで出せそうなのがこれだけだった。
以下エーサン小咄ですが、女の陰あり。

ダメな人はスルーしてくだせえ。

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サンジは女物のヒラヒラしたガウンを羽織って、ベッドの上で膝を抱えてうずくまっていた。

「どうしたの、それ」
「…ロージーのなんだ」
「ロージー？」
「うん…ロージーの置き土産」
「そう」
「死んじゃったけどね」
「そうか」
「…うん………俺が殺した」

床に血まみれの男女の死体。
この島に着いて、サンジが一週間通い詰めた女は、賞金稼ぎである自分の男にサンジを売った。
街中で見つけた見知った姿に声をかけようとした時、彼の様子を伺う不振な男に気付いたエースは、そのまま後をつけた。
この部屋に乗り込んで来た時には全てが終わっていた。
サンジが女に手を下すとも思えない。彼女の胸に刺さったままの大型のナイフは恐らく事故か、男にやられたか、それとも絶望して自ら命を断ったのか。どちらにしても、彼にしてみれば同じ事だろう。

「でも俺は、その人じゃ無くて、サンジが生きててくれてよかった」
狭い部屋の戸口に立ったまま、エースは静かに声をかける。
「人間なんて、みんな自分の都合最優先で生きてるよな。俺は惚れた女をこの手にかけても生きる事を選んだ。そして、あんたは俺が生き延びて嬉しい。おめでとう！おれたちの利害は一致した！」
妙にはしゃいだ声で言いながら、サンジは勢いを付けて立ち上がる。
挑むような目で見つめられて、エースはゆっくりとサンジに歩み寄る。ブーツが躊躇無く血だまりに踏み込むのを見たサンジの表情が歪む。
俯いていく金色の頭に手を添えて、そっと自分の肩に顔を伏せさせる。
柔らかい髪に唇を寄せて、まるでずっとここで自分を待っていた情人に語りかけるように、甘い声で囁く。
「綺麗だね。キミに良く似合うよ」
「…いつもこのガウンを着て、窓から通りを見下ろして、俺が来るのを待ってたんだ」
疲れたような、平淡で乾いた声。
「そんな風なのって、所詮俺には望めない関係だってわかってた」
それでも、こんな終わり方をするはずではなかったのだ。
「俺が愛してやるよ」
少しづつ体重を預けてくる身体を受け止めて、きつく抱き締める。

長い沈黙の後、くぐもった聞き取りにくい声で、彼は呟いた。
「じゃあ俺は、あの船の上から海を見つめながら、ずっとあんたの事待ってるよ」

私にしては珍しくない？え、そんなこともない？
この話書いてる時、頭の中でなってた曲が、Rosie, don't you know don't you know love you so.て曲だったんで、ロージーって付けたんですが、ハテ、誰の曲だったっけかね？