熱い洋楽コネタコラム

2004年06月29日(火) ともえちゃん

 きのう遅くにV6の番組を見ていたら……あっ、告白。和田は「三宅君」が可愛いんですぅ!!
 で(またバカを言ってしまった…赤面)とにかく見ていたら、篠原ともえちゃんがゲストで出ていて、彼女の自宅公開という設定になっていた。彼女の家は、彼女のキャラクターそのままでゴチャゴチャと何やら可愛いモノとかが溢れており、その中にジョン・レノンの『アンソロジーCD』があって「これ、オノヨーコさんにもらったんです」と喜んでしゃべっていたともえちゃん。しかしともえちゃんはそのCDを「トリビュートアルバム」と言い続けてて…。あああ、オノヨーコも無駄なことしてるもんだなぁ〜と思いまひたね。まぁ、しかし有名人同志の付き合いちゅ〜か「これ、さし上げるわ」「きゃああ、嬉しいですぅ」の繋がりなんて、そんな程度なものなのだろうねと思った次第ですわ。あげる方ももらう方も「有名」であることだけが大切で、モノそれ自体はどうで〜もよ〜く。虚しい人達だよねぇ。
 で、まぁ、そんなことはどうでもよくて。その後、ともえちゃんが手作り好きで、可愛いお花模様をスキャンして布にプリントしてアクセサリー作ってます!とか、お洋服も色々と作ってますとか延々とやってて、へぇ〜〜〜可愛いなぁとか思っていたのです。
 が。こういう女性は、こういう器用な女性は、昔の格言通りに「器用貧乏」になりがちだよな〜と思いました。こういうものを作らず、「あああ、面倒っちぃ。買う買う。買ったが早い」なんていうガサツな女こそがけっこうしあわせになっちまって、こういう器用な女性というのは概してコツコツ家で地味に作ってるばっかりで日の目をみなかったりする。ともえちゃんは芸能人だからぁ、それを商売に!することも可能だけど、それもまた「ただ名前貸してるだけですぅ。私のブランドです」なんて調子いいこと言ってる人の方がうまいこといっちゃったりするもんで。世の中って、そんな風に「いけず」だよね?ともえちゃん、しあわせなのかな?とか余計な心配したくなりました(笑)。まぁ、幸せなんだろうけど。
 

2004年06月23日(水)

 しばらくド〜ンと来い英会話を書いてませんでした(って。誰も読んでないだろうが)。なので再開〜。さみしく再開〜〜。
 さてさて。英会話ですが、最近あれこれ英会話の本を読んでいます。すると分かったのですが、「英会話の本は分かりづらい方が売れている」という真実です。たとえばあのベストセラーになった『ビッグファットキャットの世界1簡単な英語の本』なんて、「どこが簡単なのだろうか?」と思いました。あの猫のイラストにだまされて(って言い方はひどい?)買った大方の人々はおそらく最後まで読んでいるということはないのでは?と思われ。あれは「真面目にコツコツと英語を勉強していきます」という人だけが読むにふさわしいくらい、分かりずらくて面倒な1冊です。
 さらにまたあれこれ探し出して読んでみると、簡単な熟語、しかも「空港編」とか「ホテルで編」とかに分かれて使いやすいように作られている英語の本。これがまったくまた売れてないっ!私が買うならこう言う方がいいのにぃ?と思うのに、そういうのは売れないですよね。
 そこで分かったのはあんまり簡単過ぎるのはダメ。ちょっとくらい難しくて「私、英語のお勉強してるんです」というオホホな“気分”を演出してあげる本を、英語本を買う人々は求めてるんですね。
 ぶっちゃけ。英語の本を1冊や2冊買ったところで、英語が話せるようになぞならないのですから、さらにまた本当に勉強しようとしてる人や、けっこう出来る部類の人々はそんな本を買ったりはしないのであり。そういうのを買うのは「英語に興味ありますぅ。今度NOVAに通うっかなとか思ったり」というような人々なのですからねぇ。
 いやああ。勉強になりました、和田。本て、そんな風に出来てるのだなって。
 って。そんなこと勉強したからって英語はますますべつに出来るようにならないのではあるわけですよ、もちろん!
 さらに悲しいことに。やっと慣れて来たヒップホッパー先生がGFにくっついて、北欧に急きょ引っ越しちゃうことになって、ガビ〜ン。先生、発音治してくれていい先生だったのに。

2004年06月11日(金) パーミーちゃん

 いやいや、たいしたたまげた!何に?って。それはタイの国民的美少女歌手、パーミーちゃんですわぁ。
 実は今夜、渋谷の「オンエア・イースト」でパーミーちゃんのライブがありました(前座はマフとかいう、タイのヒップホッパーな3人組だったのですが、これはいかにも前座ちっくな…。すいません。笑えました)。で、パーミーちゃんは、どっかの国とタイのハーフのオンナノコで、おそらく20歳過ぎくらい?すげええかわいいです。いやもう、マジにかわいいです。でもって、タイでは今、国民的に人気があるらしいっす。
 ちゅ〜わけなので、今夜は日本中から在日タイ人の方々が山ほどドッサリ押し寄せていらしてて、まずは「日本にタイの人ってこんなにいるのかぁ〜」でしみじみ。でもって。その人達の超・興奮に乗ってパーミーちゃん登場!
 まぁ、ぶっちゃけ音楽性は「歌謡曲」でさぁ。正直、(久々にこんなにダサいドラムとギターの音を聞きました。このキーボードは……遠い目)でした。
 が。が。が!!パーミーちゃんという歌手はとにかくパワフルです。エネルギーの塊みたいで、そう、まるで「初来日したときのアラニス・モリセット」みたいでした。まぁ、正直(アラニスのステージ・アクションにクリソツ)だからかもしれないのですが(…と、「正直」が多いけど)、しか〜〜〜しっ、それを差し引いても、「タイ語」の歌で一時間半、この「飽きっぽい」私が帰らずにシッカリと見てしまったくらいに引き付けるパワーを持ってるんですわ。激しいんです。情熱なんです。やる気満々なんです。目を引くんです。
 とにかくそんなで。
 で、パーミーちゃんはオーストラリア育ちとかで英語もペラペラ。MCは英語で、さらにクランベリーズとエヴァネッセンスのカバーも英語で歌いました。クランベリーズはどうやらタイで人気があるらしく、その事実にもしみじみした和田でしたが、パーミーちゃんの歌い方はドロレス嬢の影響が大きいのだなぁ〜とそこで確認。さらに「エヴァネッセンスって本当に歌謡曲だよなぁ」としっかり再確認。
 日本人、負けてます。アジアのパワーはすごいです。そのことをすごく感じました。

2004年06月06日(日)

 九州の小学生殺人事件で今「バトル・ロワイアル」が槍玉に上がってる。あ〜あ、同じことしてる、って思った。そう、あのアメリカの「コロンバイン高校」の事件の時と。
 あのとき、犯人の少年達がトレンチ・コートを着ていたからとか、音楽を聴いていたからとか、そんな理由で「子供たちを殺人に走らせたのはマリリン・マンソン」と槍玉に挙げられ、マリリン・マンソンのコンサートが中止になったりした。映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」でマリリン・マンソンは「彼らは何でも簡単な原因に押しつけたいだけ」みたいなことを言っていたけど、今回も同じだ。「ボウリング・フォー・コロンバイン」という映画のタイトルは、犯人の少年達はマリリン・マンソンのファンであったのと同時に、ボウリング部に所属していて、彼らはボウリングが好きだった。だったらあんなことをしでかした理由はボウリングにもあるんじゃ?という、ムーア監督の皮肉ギャグだった。
 なわけで。今回もたまたま犯人の女の子が「バトルロワイアル」を好きだっただけで、ほかにも好きなものはたくさんあったわけでしょう?そりゃ影響がなかったとは言わない。でもそれはちょっとした神経にサラリと障った程度のものだと思う。
 それよりも。この日常。この空気。この閉塞感。このウソ臭さ。今の日本に生きていたら、大人の数10倍も敏感な子供たちはたまんないと思う。気が狂いそうで、自分を押さえるのだけで大変だと思う。
 そんなだから。もしも社会が、そして短絡的で予定調和ばかり求めるマスコミが、「バトル・ロワイアル」を変にイジクリ始めたら、みなさんちゃんと抗議しましょうね。いや、ヤツラはイジくらないよな。遠まわしに、臭わすよう〜に、言いますね。それとすぐ分るように、でもハッキリとは言わない。さらにイヤらしい手を使ってきてますよね。
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