[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *


■「ほんとうはこんな本が読みたかった!」&「スター★ガール」

はじめまして 投稿者:Hiroe 投稿日:2002/02/25(Mon) 22:26:09

はじめまして。サーチとリンクで飛んできました。
ツボな本がいっぱいあってわくわくしてしまいました。
私も最近『アメリ』を見ました。とても良かったです。スター★ガールのことも思い出しましたよ。

読書日記の中に、『ほんとうはこんな本が読みたかった!』があって、すごくうれしかったです。私は著者の一人です。よく読んでくださって、ありがとうございました。
3月には日本編が出版される予定。私ももちろん大好きな梨木香歩
さんも入っています。

また遊びにきますね。

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マーズ > Hiroeさん、ようこそお越しくださいました!『ほんとうは─』の読書日記を書いたのは私ですが、ご本人にお訪ねいただいたのは初めてです。お名前は存じておりましたが。。本当にありがとうございます。3月の日本編も楽しみにしております。どうぞこれからもよろしくお願いします。 (2002/02/26(Tue) 00:27:05)

シィアル > Hiroeさん、はじめまして。私は「アメリ」が先だったので、「スター★ガール」を読んで、アメリを思い出しました。「スター★ガール」は、魅力的な本ではあるけれど、どうしても大人の視点で社会(集団)の枠組みを見てしまうせいか、どうにも読後すっきりしない本になってしまいました。 (2002/03/02(Sat) 12:10:16)

Hiroe > マーズさん、お返事ありがとうございます。読書日記では、おもしろそうな本、趣味が重なる本がどんどん出てくるので、楽しく読んでいます。シィアルさん、スター★ガールって、観念が先に立つ少女かもしれませんね。逆にリアルでないところをどう楽しむかということになるかと思いますが、最後にやっぱりいなくなっちゃうところがスピネッリらしい。私のまわりでは実は同じ作者の『クレージー・マギーの伝説』の方が評判よかったりするのですが、お読みになったことはありますか?二作並べると、スター★ガールとクレージー・マギー(これは少年です)が立体的に見えてきておもしろいです。 (2002/03/05(Tue) 11:27:38)

シィアル > Hiroeさん、ありがとうございます。是非「クレージー・マギーの伝説」を読んでみようと思います。スター・ガール(の生き方)と対極の管理社会を描いた「ザ・ギバー」を読んで、また、考え込んでいます。花粉症で不調のせいか、考え込んでしまうことが多くて困ります。「クレージー・マギーの伝説」を読終りましたら、ご報告したいと思います。 (2002/03/06(Wed) 19:57:55)

マーズ > 私もぜひ読みたいです、「スター★ガール」と「クレージー・マギーの伝説」。ありがとうございました! (2002/03/07(Thu) 01:13:55)

シィアル > 今日、「クレージー・マギーの伝説」が届きました。ゆっくり読もうと思います。 (2002/03/21(Thu) 10:37:33)
by お天気猫や
2002年02月25日(月)
■「西の魔女が死んだ」
「西の魔女が死んだ」 投稿者:真砂 投稿日:2002/02/17(Sun) 12:08:20

「西の魔女が死んだ」読み終わりました。おばあちゃんが死んで最後のメッセージを読んだときには泣いてしまいました。茶目っ気たっぷりにさよならを伝えているところがなんというのか・・・。
後日談で、まいの願いが次々とかなうようになっていたのには、おもわずにんまりしてしまいました。おばあちゃんが守っていてくれているのかな、って。
意志の力、大切にしていきたいなとおもいました。

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マーズ > 真砂さん、ありがとう。まいのおばあさんの生き方、そして「茶目っ気」、私も出会ったときから忘れられない人になりました。誰かを大切に思う気持ちって、見えないお守りのように相手を包んでゆくと、私の好きなモンゴメリも書いています。 (2002/02/17(Sun) 23:14:56)
by お天気猫や
2002年02月17日(日)
■「人生はバターの夢」
「今日の本」を読んで、 投稿者:マーズ 投稿日:2002/02/12(Tue) 00:36:57

「人生はバターの夢」(扶桑社)1996年出版・品切れ

っていうのに笑いましたよ。
どうみても、チーズ本の仲間と思ってしまう。
タイトルがインスパイアしたとか?
こうなるとこの小説、読みたいですね。

http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=1551&pg=20020212

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ナルシア > いつもは素通りする棚をじっくり見てきました。「バターとチーズ、どっちが良い本」とかいったタイトルの本をみつけましたよ。おかげで「陰陽師」と同じく「チーズ」「バター」といった一般名詞までが当分使いづらい言葉になってしまいました。 (2002/02/13(Wed) 17:42:41)
by お天気猫や
2002年02月12日(火)
■「西の魔女が死んだ」
近頃、私の大好きな本 投稿者:まりこ 投稿日:2002/02/08(Fri) 23:26:15

はじめまして。
本のBBSは、はじめてまいりました。
いきなりなのですが、きょうはみなさんにぜひ読んでいただきたい
本がございましてまいりました。
ずばり、*梨木香歩*さんの本でございます。
そのなかでも、*西の魔女が死んだ*がおすすめです。
私も最近読んだのですけど、なんか今の時代では学べない?
ことを教えてくれます。*最後の3ページは涙が止まらない*
と書いてありますが、私は最初からないちゃいまして・・・。
とにかく、よかったら一度読んでみてくださるとうれしいです。
そして、よかったら感想をきかせてください。

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真砂 > はじめまして。私もこちらに書き込むのは初めてになります。よろしくおねがいします。今、その本を読んでいる最中なんで思わず書き込みをしてしまいました。いちごのジャムを作っているところを丁度・・・。 (2002/02/09(Sat) 00:28:03)

シィアル > まりこさん、真砂さん、こんばんは。「西の魔女が死んだ」は、私のもっとも好きな本の一冊です。おばちゃんっ子だった私にとって、梨木香歩さんの物語は、単に本の中の世界にとどまらず、私自身の子供時代、祖母との時間とも重なり、特別の思いでいつも読んでいます。「西の魔女が死んだ」は、ずいぶん前に「夢の図書館本館」http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/library/library.htmに、感想をUpしています。特別な思いがありすぎて、かえって、言葉少なにしか読後をつづることができませんでした。「西の魔女が死んだ」の文庫にその後の「まい」の物語、「渡りの一日」が収録されていると知り、先日、その一編と、本編を読み返しましたが、やっぱり、目がうるうるしてきて、職場だったので、ちょっと恥ずかしかったです。「りかさん」とその連作ともいえる「からくりからくさ」も、おばあちゃんとようこちゃんの姿に、ついつい、自分の思い出を重ねて、何でもないところで、亡き祖母を思い、大粒の涙をこぼしています。 (2002/02/09(Sat) 01:47:59)

シィアル > 梨木さんの本を読んでいると、「おばちゃん(の存在)というのは無償の愛」だと、祖母から受け取ったものと重なり合います。「西の魔女が死んだ」が好きな人と、お話しできて嬉しいです。まりこさん、真砂さん、これからもどうぞよろしく。(梨木さんの本の感想、また、じっくり聞かせてください。) (2002/02/09(Sat) 01:55:47)

シィアル > 「りかさん」については、こちらです。http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/010528.htm (2002/02/09(Sat) 01:57:22)
まりこ > ああ、ありがとうございます。真砂さん、シィアルさん。真砂さん、もう読み終わりましたか?最後まで読んだらまた感想を聞かせてください。シィアルさん、*からくりからくさ*今読んでます。半分くらい・・かな?*西の魔女が死んだ*よりちょっとむずかしめで・・・。でも、とても読みがいがあります。ようこさんのような人になりたい・・・。あと、裏庭も読みました。これまたファンタジックでとても感動しました。読んだわ〜、という方がいらっしゃるなら、ぜひこれについての感想も聞かせてください。真砂さん、シィアルさん、ぜひこれからもよろしくおねがいします。 (2002/02/11(Mon) 00:52:46)

マーズ > まりこさん、真砂さん、はじめまして。梨木さんの「裏庭」感想は、こちらにあります。http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/2000/001130.htmスケールの大きいファンタジーで、なんともいえないあちらの世界に今も引かれ続けています。これからもよろしくお願いします。 (2002/02/11(Mon) 10:24:49)
by お天気猫や
2002年02月09日(土)
☆1月の特集 : 2001年、それぞれの本
■ マーズ / 2001年 読書部門 * マーズ賞

・ファンタジー: 「ゲド戦記シリーズ」 / 著者:アーシュラ・K・ル・グウィン (岩波書店)
→受賞理由:ゲドという魔法使いの生涯を物語りながら、言葉の力について、  
 言葉だけで描いた点。映像では語り尽くせない言葉の力に感銘を受けました。

・ミステリ:「クリスマスに少女は還る」 / 著者:キャロル・オコンネル (創元推理文庫)
→受賞理由:主人公の少女の、忘れられないユニークさと個性的なすべての 
 登場人物たちへの追慕を込めて。


■ ナルシア / 2001年、ドラマになった本 Best3冊

・1位「警視庁草紙」著者:山田風太郎(NHK 金曜時代劇)
→話は原作よりかなりライトになっていましたが配役が意外に凝っていて
 別の角度で楽しめました。

・2位「悪意」著者:東野圭吾(NHK 月曜ドラマ)
→「創作」と「事実」の交錯を緻密な「文章」で表現する原作を 
 映像にするとどうなるか。ちゃんと「捏造された人格」と「現実の人格」を俳優さんは
 演じ分けるんですね。当然ですがさすが。
  
・3位「ハンニバル」著者:トマス・ハリス(映画)
→作者が主人公に過剰に入れ込んでしまってバランスを欠いた感のある原作を、
 映画版は 多くの読者に納得のいく形にすっきりとまとめて「編集」の手際を
 見せていました。


■ シィアル / 2001年、地味だけど良かった本 Best3冊

・「ヴァン・ゴッホ・カフェ」 著者:シンシア・ライラント / 出版社:偕成社
 ※ ページをめくるたびに、小さな幸せを見つけることができる、魔法のカフェ。

・「フローリストは探偵中」 著者:ジャニス・ハリソン / 出版社:集英社文庫
 ※ 本当に地味なミステリだけど、その地味で普通な感じが好き。

・「りかさん」 著者:梨木香歩 / 出版社:偕成社
 ※ おばあちゃん、りかちゃん遊び、大好きだった人や時間を思い出しました。
by お天気猫や
2002年02月08日(金)
■児童文学フェア
児童文学フェア 投稿者:桔梗 投稿日:2002/02/03(Sun) 22:17:20

昨年の秋くらいから、児童文学フェアを開催中です。
子供の頃に読んだものを再読したり、読みそびれた物を
読んでみたり・・・「今日の本」も参考にしてますが、
「ほんとうはこんな本が読みたかった」を見てさっそく
図書館の「児童書コーナー」へ走りました。
懐かしい本が紹介されていたので、また読みなおそうと
思ったのですが、かなり注目を集めてしまいました。(笑)

近頃、子供達の読む本にかなりの変化が見られるという、
とても驚くべき話を聞きました。「アン」も「若草物語」も小学生にはあまり読まれていないそうです。今から10年、
20年後には、この本に紹介されている本のうち、どのくらい残っているのでしょうか。ちょっと寂しい気も・・・

ところで、No.315の話ですが、私はかなりの乱読派なので、
図書館の貸出冊数が例年100册を越えてしまいます。
昨年は試験と引越しで少なめの90册前後でした。(購入分は
数えていません)みなさんの話を聞くと(読むと)自分が
かなり暇な人間に思えてきました。(笑)


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マーズ > 桔梗さん、ありがとうございます。誰かが参考にしてくださったり、共感してくださったりすると、毎日やっていてよかったと安堵してしまいます。私も、図書館でチョイスされている本から掘り出し物を引き当てたこともあり、やはり、書店だけでは本との出会いは限られるなぁと思います。そういえば去年は図書館で何冊借りたのだろう?本そのものが読まれていけば、そのなかで浮き沈みはあるのでしょうが、いわゆる名作が読まれなくなるのは寂しいですね。 (2002/02/04(Mon) 10:50:02)

シィアル > 桔梗さん、じっくりとたくさんの本を読める時期というのは、かけがえのないものです。「暇」を大切にたくさん、本を読んでくださいね。今思うと、私もあの時の貴重な「暇」な時間を大切にすれば良かった。ああ。後悔先に立たず。(年寄りの繰り言。。。) (2002/02/06(Wed) 20:04:07)
by お天気猫や
2002年02月03日(日)

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