碧の雑記帳

2020年11月12日(木) セルフリファイン。

帰国して隔離期間で何もできないので……なぜか佐為に捧げる期間と化してしまっています。


佐為の話は処女作ながら物珍しかったのか一番反響があった話で、今もネットの海に潜っているといまだにあの話を覚えていて口にしている方などもいてありがたかったりします。

でも、私が納得いく形で改稿することは不可能だと思い永劫に削除……と思っていたのですが。


セルフリファインレベルで書き直しつつもなんとか元のストーリーラインは保って完全に別物にはせず、でも一から全部書き直す。
ということをいま試みています。

需要がもはやなくても佐為に始まったサイトなので、佐為で終わるのもいいかなと。
昔に読んで面白いと思ってくださった方が昔のままの話を読まれたらがっかりするかと思いますが、そういう方が好んでくださった要素は残しつつ満足いく出来になるといいなと思います。


名前変換要素は、そもそも貴族の女性がヒロインなので、名前が割れることはまずないという前提で固定でいいと思うんです。「大臣の姫は葵と呼ばれていた」とでも書けばその子の字名は「葵」。でも本名は藤原/橘/源/etcなになに子以外にはありえないので、変換を付ける意味がないんですよね。

平安時代という要素を逆手にとれば、佐為と博雅さま以外は名前など出す必要もなく(清少納言も名前ではないし)書けるという意味では気楽でもあります。

ああアゲハマンこと菅原顕忠にも名前はあるか。
でもあの悠久の想いを書いてアップしたのはアゲハマンの名前の設定が出る前のこと。
今ならアゲハマンが菅原家であったことなども織り込んで佐為が宮中で立場を失っていく過程も書けるかもしれない。などというどちらかというと私が書きたくなかったあの時代の男女のあれこれより書いてみたい平安要素のためにリファインしたいというか。


書き上がったとしてどこにアップするかは分かりませんが、一人でも読みたいと思ってくださる方がいるといいなと思います。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]