碧の雑記帳

2020年03月07日(土) 身もふたもない話。

私の都合でフラグを折ったり無理やりくっつけたり、なんで自分の推し(ニコル)をそんな扱いしなきゃならんねん……。



というストレスが溜まってくるんですよね。
私個人はやはりニコルとブリッツが一番。

という私の個人的趣味は小説の世界には関係ないので、究極のところ関係ないんだけど……。

特尉というキャラのコンセプトが今回はだいぶ変わっていてわかりやすくなっているので、彼女の心理も以前と変わらないとおかしいんですよね。
……これが変わりすぎて終盤でやっぱりニコルが好きとか言いだされたら流石の私もキレそうだけど。

彼女は当初の予定通り二人の男性(最年長と最年少)を好きになって、その度合いがクルーゼが上だっただけなんじゃないかな。私の予定ではニコルが上だったけど、そこだけが逆になって予定通り二人を好きなのでは。

ニコルが戦死するのはマーシャル戦で、あの時はザラ小隊で行動してるじゃないですか。
クルーゼはそばにいないんです。
その生活が二ヶ月弱続くわけで。
特尉は戦力は心もとない、小隊長とはうまくいかないというストレスと重圧を抱えて孤独だったんですよね。ニコルに事情を言うわけにもいかないし。
彼女はニコルしか味方がいなくて(イザークも味方だけど彼女は知らんし)、ニコルが優しくしてくれるので、次第に拒否するのが難しくなっていったんじゃないかな。たぶんニコルが同い年かやや上なら速攻で落ちてたくらい弱っていたというか。
恋ではないとわかっていても人間甘えたい時とかありますしね……。
ニコルがそこまで計算していたかはともかくもね。

「ニコルは優しかったの……、ずっと付いていてくれて、抱き締めてくれて……。私がどんな想いで戦ってきたか……! 誰も気にもしないくせに!」

まあ軍人の特尉でもニコルに甘えたくなるくらいだからキラ(アニメ版)はそりゃ追い詰められてたよね……。というか私はキラは好きなんでSガンダムでは綺麗なキラのままでいてほしいというか好青年のままでいてほしい。

話を戻して。問題はその途中でニコルが戦死してしまうので、彼女には後悔しか残らない。

生きててクルーゼのところに戻ったらそれはそれで修羅場っぽいけど……。


あと勝手な想像だけど、クルーゼとニコルとイザークならニコルが一番身体の相性が良いんじゃないかとかね……。
そのせいで歳に似合わずニコルとが肉体的でクルーゼとが精神的な関係なんだろうなーというか。
身もふたもない話ですがね。

しかしこういう描写ってしても良いんだろうか。
読者は潔癖を求めそうだし。
特尉は基本的に精神的にもすごく強い人だと思うけど、やっぱりザラ小隊時代は特殊だったと思うんですよね。
のちのちイザークが後悔していたように、イザークさえ彼女に謝罪して言葉にしていたら彼女はザラ小隊でエネミーばかりと思わなかったかもしれないけど。
味方はニコルだけでそのニコルは自分を好きだと言っているので気持ちに応えられないなら甘えられないとも思っていただろうし、そうなると四面楚歌というかね。


ただ、これは特尉がどちらを選ぶかではなく、どちらがより特尉を好きか選手権みたいなところがあるから……。
ニコルはストレートでクルーゼはわかりにくく、ニコルはたぶん自分に自信があるので非常にポジティブでクルーゼはないのでネガティブで。
ニコルもクルーゼもそれぞれのエゴを押し通した結末になって、どちらが正しい愛の形だったかはなんとも……という。

やっぱり三角関係の話なんかなこれ。
ララァとシャアアムロみたいなもんか……。うーん。



全員生きてたら戦後誰とくっつくアンケートとかとったら私は自分ではニコルを推したいかな。
そうならないと知っている分余計に。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]