シュナイゼルはナチュラルに病んでる感じがするのであれ以上ひどい事にはならないと思うんです。
シュナイゼルとクロヴィスはバッドな感じでどちらの恋も(現世で)成就することはありませんでしたが……。
何度も書いてますけどどちらも幸せな未来はかなり難しかったと思うんです、生きていても。
シュナイゼルは妹本人が思っていた通り、必要とあらばどこかの王女とか侯爵令嬢とかも妃に迎えそうじゃないですか。少なくとも妹を慮って無理めな話を断るってことはないと思うんですよ。 ただ妹は生母が(高位の)貴族出の第三皇女というブリタニアではもう彼女の上はないくらいのレベルの高貴な生まれなので(実際ギネヴィアとコーネリアしかいないし)、正妻の座というのがあれば奪われることはまずないでしょうけど。結婚していた場合でも。 シュナイゼルはなんだかんだいっても「わかってくれるね?」とか彼女への誓いは反故にして結婚しちゃうだろうしなー。と妹は思っているし、実際そうなのではないかな。 まあシュナイゼルの中では気持ちは彼女にだけなんでOKなんでしょうね……。ぜんぜんOKじゃないけどな、という。
とはいえ妹も皇女なんでわきまえていると思いますが……辛くなって耐えられなくなるんだろうなーと。シュナイゼル自身は彼女を手放す気はないでしょうから、色々板挟みにあってきっと残念な結果になると思うんですよね。
ただこれ皇子だけ複数妻を持てるというのもアレなんでもう彼女もカノンとかとも結婚すりゃいいじゃん。なんていま思ったけどそうなったらカオスだな……。 皇帝以外は一夫一妻だったらハッピーかというと絶対そうじゃないしな。やっぱりスカーレット・ローズが一番幸せなエンドな気がする。メリバだけど。
クロヴィスなんかはシュナイゼルとは逆に自分が病んじゃうタイプですよね。結婚押し付けられたら。 実際、あの人ちょっと桂さん(仮)と会えないとすぐ体調崩して寝込んだりしてましたしね……。 しかし政治にそれほど才能がないので、政略結婚から逃れられずにさせられちゃったら廃人みたいになるんじゃないかな。彼女を忘れて割り切って、ということは無理な性格かと思いますので。 シュナイゼルは妹を手放さないうえで政略結婚できるタイプだけど、クロヴィスは政略結婚そのものが無理というか。 桂さん(仮)はイレヴンなんで召使いみたいな感じでそばに呼ぶことはできると思うんですがそんなのクロヴィスが絶対にいやだろうしな。
でもこれ相手の差なのかな。 シュナイゼルは誰かを妃に迎えたうえで妹と関係を続けていても、おそらくそんなに非難されないはず。というか誰もできないしな、高位の皇子様と皇女様で。妹が病んじゃうというだけで。 クロヴィスも結婚させられても桂さん(仮)のとこいっちゃうだろうけど、こっちはばれたら世紀の大スキャンダルだしな……。やっぱりクロヴィスたちはハードモードがすぎる。
こう思うとシュナイゼルたちが不幸なのは真面目にシュナイゼルの問題になるんだなーと思うと、やっぱり病む病まないじゃなくナチュラルに病んでるのがシュナイゼルなのではと思う次第です。 元凶はシャルルとはいえね……。マリアンヌは(スカーレット・ローズでは)ただのとばっちりにあった可哀想な人だよな。皇宮内で礼節を弁えていなかったのはアレとはいえ。でもそれも結局は野放しにしてたシャルルのせいだしな……。
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