碧の雑記帳

2019年09月17日(火) 士官への道。

ロード to ジ・オフィサー。



だいたいのところはまりんこゆみでも読めば分かると思う。
あれほんといい感じに描いてあるので。


ただあれはたたき上げの話だけど、基本は大卒→士官学校が王道だろうな。
もちろん日本の防大に該当する士官育成大学校のようなものもあるけど。


最低で大卒が基本です。学士がないとダメ。なので大学を出て士官学校→士官候補生→訓練後に少尉に任官がまあ王道だろう。

なので、Sガンダムでいうとナタルやリリーは大学卒業後(旧アメリカなので22歳)→士官学校→少尉任官(23歳)ここでリリーはパイロット養成所へ→開戦→再会(25歳)だと思います。


あ、でもパイロットはこの限りではないのでフラガは大学までは行ってないかもな。

まあ戦時中なんで戦時特例なんてものが色々あるでしょうが。
マリュー(26歳)の大尉とかたいがい謎だよ……。でもたぶんアークエンジェルの副長に(どこぞの知将の計らいで)大抜擢で昇進したとかかな。なので大尉になりたて。実際フラガが自分を先任だと言っていたし。まあSガンダムじゃ彼女の歳ははっきり分からないので29歳くらいかもな。ああでも若くて意味不明な抜擢の方がいいのかも……29歳も若いは若いけど、さすがにもうちょっとさ……うん。実はアナポリスをトップレベルで出た超ウルトラエリート様だったりするのだろうか……。うーん。全然想像つかない。普通に大学出て士官学校からのハルバートンに気に入られスピード昇進からの副長大抜擢かな……。ちなみに防衛大を出た場合28歳で一斉に一尉(大尉)になるので彼女の異常度がわかると思います。

一方の特自は割と戦時特例ばっかな気がする。特尉は若いし、士官教育は受けてるらしいがね……、カテゴリーFも参考にすると海保の特殊部隊ともよく訓練していたというしエリート集団ではあるんだろうけど。
あの集団自体が自衛軍全体というか国民全体から特殊技能持ちを集めるだけ集めたかもともと特自用にポテンシャル高いのをギリギリまで鍛えたって感じだろうか。
その中でたぶん普通に士官はやっぱり大卒以上を選抜して士官教育も受けさせてんだろうけど、特尉の場合はちょっと事情が違うからな……。彼女は「士官教育は受けている」という自負はあるけどザフトレッドに近いんだよね立ち位置が。
なので親和性が凄くあって「クルーゼ隊ザフトレッド」にめっちゃ馴染んでるしな……本人は否定したいだろうけど。
ザフトがアレだから指揮を執っているけど本人は自分の古巣では指揮を執るタイプではたぶんないでしょうからね。最年少って言っていたし。まあ部下はいっぱいいるだろうけど……階級的に。
しかし彼女は戦闘機もモビルスーツも動かせるので、尉官相当だとは思います。パイロットをやってくれという無茶振りを承諾してこなしているので……これは特自の尉官以上でなければできないはず。例えば海自の人捕まえて「アストレイに乗ってね」ってやっても不可能ですから。


以前も書きましたがザフトの軍アカデミーは士官学校ではなく兵卒用です。やってる内容も完全に兵卒用だし。
アスランはブートキャンプの総首席を取った「すごい新人」みたいなポジションだと思います、海兵隊で言うと。でも士官じゃない。

そんなこんなで士官教育がないので、ザフトの指揮官の出来不出来はばらつきがあるんだろうなーとは以前書いた通りです。
ザフトはモビルスーツ開発できてなかったらたぶんボロ負けしていたんじゃないかな……と思う。

しかしさすがにザフトでも「指揮官講習会」レベルはやっているのだろうか……。
クルーゼは努力家だから裏で色々勉強してたのかなーとか思うと……。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]