アップしている話は出来る限り推敲はしているつもりなのですが……。
だいたいどの作品もけっこうな期間を寝かせて推敲を重ねているとはいえ。 一つの作品にかかりきりになっている時は私の頭には情報が溢れかえっているので知らず知らずのうちに脳内で情景を補完しているというか。
そももが自分が見えた光景を文章にアウトプットしているので、一つにかかりきりになっていると無意識にきちんと描写した気になってしまっているような気がします。
というのも。 流川ルートの前に更新していたはずの及川連載でさえいま読むと「ここはどういうことだってばよ……」と自分で書いたはずなのに意味が分からないと思うこともけっこうあり。 なんだか申し訳ない。と思うことばかりです。
及川連載は文章的なことはもとよりスマホで見るとちょっと画面が小さいと思うのでそのうちまとめて横幅を流川ルートくらい広げたいと思います。これなら物理的なチェンジなのですぐ修正できますから。
多少は作品に合わせて文章を変えているので一概には言えないですが、いろいろ読みにくい話も多くて申し訳ないです。 昔の話は怖くて読み返せません。昔の作品を好きだと言ってくださるかたもありがたいことにいらっしゃるのでサイトには置いておこうと思うのですが……、時間さえあれば定期的に修正したい。時間さえあれば。
ヒューマンタッチはヨーロッパに舞台が移るので、いま流川を更新していて頭がやや北米路線になっているので雰囲気が全然違っていて懐かしかったです。 及川連載の修学旅行編を読み返すとパリ編のほうが読みやすい気がしますね。二人がデートしているからというのもありますが、ロンドンの方に私は思い入れがあるせいか描写がくどくなっているというか。 もちろん私の好みでロンドンに行かせたわけではなく意味はあるのですが……私はやはり創作物からは距離を置きたいタイプです。
話がそれましたが。流川もそのうちヨーロッパには行くんだよな……少なくともドイツは確定しているよな。と思うと欧米入り混じり状態になるんですよね。 ドイツの話は……ヒューマンタッチ(鳳編)で書きましたが、流川が行くのはまた違う都市なのでそこまで続けられればいいなと切実に思います。そこまでいって初めて終わりが見えてくる、というのがいま私が全体を通して見えている光景なので……先は長い。
こう思うとこのサイトの創作に出てくるキャラはもれなく天才でみんな世界へと飛び出していく傾向にある気がする……。
とはいえ。 私の一つ上のクラブチームメイトも将来を期待されていた幼いころから飛びぬけて才能豊かな子でしたがなぜかある日突然、周りに告げずに高校卒業したら本当に突然渡米しちゃったりしたんですが。 あれを思えば流川は言っただけで実行してないし(原作段階では)、流川ルートでは牧ちゃん他にサポートされてて下準備をしっかりしようとしているし。 事実は小説より……と本当に思います。小説は突拍子もないことってさせられないですからね。
でも流川たちが生きているのは90年代なのでなかなか凄いですよね。
流川ルートで新鮮なのは流川もですけど仙道編では全くといっていいほど書けなかった湘北を書けることです。前にも書きましたけど。 湘北のメンツはやっぱり華があっていいです。 流川自身は無口なのでやはり周りに騒がしいキャラがいないと話が進みませんからね。
湘北がでてきて嬉しいという声もちらほらきかせていただき嬉しい限りです。 いつも本当にありがとうございます。 やはり楽しみに読んでくれている誰かがいるというのは大きな励みになるので……!
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