というのは冗談ですが。
及川連載の終盤のクライマックスの舞台になる都市・街・村に行ってきました。 行かないと細かな土地の様子等々が分からないので行って良かった……。その国には何度か行ったことはあったけど……。
もうだいぶ「どういう話になるんだっけ」と忘れかけていたけど……あらためて「あそこに辿り着けるのか」という疑問が。
私はだいぶセルフ影響を受けるタイプというか、作品の中でキャラの趣味等々を書いたら「少しは勉強しなきゃ……」という思いから手を出して一時的にはまる傾向にあります。
キャラクターはヒロイン陣も含めて個性がそれぞれあるので、基本は私から遠いので理解しようと思うと少しは歩み寄らないとなので……。
例をあげると昔は薔薇がとてもとても苦手だったのですが、クロヴィス殿下が薔薇が大好きなので、殿下を書くにあたって「殿下はどういうお気持ちで略」と色んなバラグッズに手を出すうちに一時的に薔薇に大ハマりしてしまいました。 いまも大好きというわけではないですが、苦手ではなくなりました。
及川連載だと及川さんがヒロインにティファニーのマグカップをプレゼントして以降、ティファニーは二人の象徴的なブランドなので意識してチェックしています。 ティファニーはオープンハートが大流行かつ大流通していた影響でブランドイメージは私の中であまり良くなかったのですが……(本当に失礼で申し訳ないですが)、青城カラーだと思ってシンパシーを感じる及川さんの気持ちはわかるし、彼には似合っているかなと。素敵なものは素敵だし。 あとフランスのブランドはリュリュやアンソニーの御用達だろうから(そして跡部さまも顔がきくだろうから)意識して見ては「うーーーんVIPな世界」と一般人としてドン引きしています……。が、やはりキレイ。
私は母が香水が心底苦手な人で私も幼いころから全く馴染みがなく「臭いもの」という刷り込みで育ってきたんですが、なにせヨーロッパは香水文化。 とはいえ未だに苦手な部分もあったんですが、先日の流川ルートで流川が香水を牧ちゃんにプレゼントしたことで意識して色々見て回るようになりました。
今回、ティファニーの香水を空港の免税店で見つけて「これはヒロインのイメージとちょっと違うから及川さんが使いそうだな。あの人はフェミニンなのでOKだろう」なんてイメージが沸いてちょっと楽しかったです。 しかし香水って高い……! まあでも及川さんなら「いいなー」って言えば跡部さまがシュバってプレゼントしてくれそうだけど……。
流川が牧ちゃんに贈った香水はおそらく香水が苦手な人でも「いいな」と思える香りがけっこうあると思うので……。 というか、GWあとに5日ほど帰国していたのですが、その時チャンスとばかりに流川がプレゼントしたと想定していたブランドを訪ねて試してみたら予想以上に良くて「これは……流川/牧ちゃんこの香り好きかも」「これはくさいとか言いそう」など新たなイメージも浮かびました。
あの設定を今後活かすなら取材費として投資するべきか……、バラグッズの時同様にサイトのために散財しそうな予感がします。
流川のおかげもあり物理的に置物になっていた香水を消費しようと頑張っているのでありがたいです……。 というか欧州の人は香水のつけかたも上手い人が多く、ようやく香水の(臭くない)付け方が分かってきた気がします。生活に溶け込んでいるって大事だなと改めて思った次第です。
キャラが私の苦手なことを好きだと私も克服できる可能性が(創作的に物理的に仕方がないという意味で)高い……という話でした。
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