碧の雑記帳

2019年02月07日(木) 仙道と流川。

寒さのせいか体調を崩していました……。




さて。
流川ルート6話目で牧ちゃんが仙道にごめんなさいして正式に(?)流川ルート入りした形ですが。

このころの仙道ってふられてもたぶん傷が浅いですよね。
釣り人な仙道は相手が引っかかるのをじっと待って待って待って……引っかかったと思ったら速攻で仕留めた感じなので、流川が割って入ったのって仕留める直前なんですよ。

牧ちゃんと仙道が(仙道編で)付き合い始めたのは国体最終日の横浜デートの帰りですよね。あそこでまだ牧ちゃんが「わからない」って答えたので仙道はやや強引に(?)いったわけで。
しかし流川ルートだと、強引に行く前に流川が「ちょっと待った!」的に待ち伏せていたわけで。
仙道自身、流川ルートだとあの瞬間にたぶんちょっと負けを意識したと思います。悟っちゃったというか。
そうなると仙道の性格上、引いちゃうよねというか……。ガチで仙道が牧ちゃんにはまったのってこのあとですからね。いまだと傷もたぶん浅い。

にしても……。
流川と牧ちゃんは早朝にバスケ練習に精を出したり勉強に精を出したりとさわやかな感じですが、このころ(12月)の仙道編の2人って既に深い仲(意味深)でしたよね……。
仙道も2年近くジッと待ってたわけで、気持ちはわからんでもないけど、どんだけ手がはやいんだよ……と遠い目になります。
本人も番外編で懺悔(?)してますが疎い牧ちゃんの自覚を待ってたら何年かかるかわからん、って意図的に手を出したわけですからね……。結果オーライですが仙道はやや強制的に牧ちゃんを男女の関係として自分に向き合わせたというか。

なのに今度は全国制覇するまで会わないとか言い出すわけですし……。
牧ちゃんは牧ちゃんで相当に仙道に振り回されていたと思います。
急激に近づいて急に離れて、なので、私はこの二人が本当に向き合ってお互いをちゃんと理解していったのは仙道が部活を引退したあとだと思います。
お互いに知らないことを知って、摺り合わせして行って、幸いなことに上手くいったので幸せに生きていったというか。


一方の流川。
仙道の場合は「なぜ牧ちゃんに惚れたのか」を考えましたが流川の場合は説明不要というかみんな(あの世界の登場人物)納得するのでは……と思ってます。

国体のコーチという立場で急に目の前に現れた、自分よりバスケうまくて自分と同じくらいバスケ大好きで、でも(流川目線だと)ちっちゃい小動物系。

流川的にはこれ以上ないレベルで興味を惹かれる相手だと思います。
そもそも何度も書きましたが牧ちゃんのモチーフは花道ですから。流川も仙道も興味を惹かれるのは必然というか……。だいぶ違う感じのキャラになりましたが。

流川的には一目惚れというか一プレイ惚れだったと思うんです。
仙道編ではそれを自覚するのに10年かかって、気づいた時には彼女は仙道と幸せな家庭を築いていた……というほろ苦い失恋話になるわけですが。
流川ルートではちょっとだけ世界がズレて、気づくキッカケができた、というわけです。

気づいた流川って行動はやいと思うんですよね。
彼、悩みませんからね。流川が恋愛含めて悶々と悩んでる場面とか想像つかない。
仙道と違って戦略的待ちもできない。とにかく押せ押せ。
流川ルートの場合は押せ押せが功を奏した、という感じでしょうか。(だから仙道にとってはナイトメアという。笑)


仙道編は、牧ちゃんは仙道のプレイが好きだったけど、仙道本人についてはどうなんだろう? という部分が主題でもありましたが。
流川ルートは牧ちゃんは元々流川のプレイには一切興味を抱いていないので、ある意味で当人に惹かれていったという王道ではあるかなと思います。この二人はお互いなぜ惹かれたかが非常に分かりやすいと思います。

ただ……仙道はバスケはあくまで日本一になるまでで、それが済んだら第一線からはひく、と決めていましたが。
流川はバスケ命のバスケバカです。そして牧ちゃんもバスケバカなのでそれに反対することもないでしょうし不満もないでしょう。既に不満(会話がないのはイヤ等々)は本人に言っているのでそれさえ解消されればOKなんでしょうし。
が、将来はどうなることやら……。と、流川ルートは仙道編とは逆に高校卒業後が目玉になる気がします。
私は書きたいので、どこまで書けるか……が問題です。


仙道と流川、こうしてみていると本当にキャラクター性が違うなーと思います。
どっちが好きか、どっちも好きか。流川派と仙道派、どっちが多いんだろう?
仙道編のときは諸星派のかたがけっこういらっしゃったけども……(諸星は誰編になっても必ず出てきますので今後ともよろしくお願いします)


私は仙道派が多いのかな、と思いきや全体的な数で言うと流川なのかも?
うーん……。
どっちも応援してくださると嬉しいな、と思います。


←この記事へのコメントなどぜひ
 < 過去  INDEX  未来 >


光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]