| 2003年12月21日(日)
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ミュージカル、真剣勝負�� 火花散る稽古場 |
もうタイトルからして、だんだん殺気めいたものを孕みつつある稽古場になって参りました。 まぁ・・・・どこの現場に行っても、本番が差し迫るとこういった状況になるのはわかっているので、 さして何も言わないが、キャスト同士の不和であるとか、対演出家との不和であるとか、 そういったものではなく、講師陣同士の鍔迫り合いがここのところずっと続いていて、 そういった意味で、火花が散って、キャスト陣はどど〜っと疲れてしまうのである。 (こんな現場、初めてだ( ̄∇ ̄;))
昨日、何やら仄めかしていたヒトミ先生、本日も元気に登場。 ・・・・とはいえ、内に秘めたる「メラメラ」が治まっているはずもなく、 あたくしらは、その「メラメラ」に触れることなく、とりあえず新しく入る事になった振りを入れるのに 精一杯の状況。 それも完了した頃、声楽の先生に振りと共に歌を見てもらったのだが、 ズタボロ的状態に、声楽の先生は呆れ返っていたようだ・・・・。 ヒトミ先生的には、きちんと振りも入っていたので、何も言うことはなさそうだったが、 何にせよ、演出家のヤードにまで首を突っ込みたがるこの声楽の先生・・・・ ある程度のところで、音を切って、どんどん進めていかないと、変な演出がついてしまうと察知した ヒトミ先生は、CDプレイヤーの前で音の管理をすることで溜飲を下げていたようだった(笑)。 それが気に入らないのか、声楽の先生は何だかご機嫌斜め(苦笑)。 あちらを立てればこちらが立たず・・・・とはこのことだな・・・・(-。-) ぼそっ、と、 あたくしはひとり、脳裏にそんな言葉をよぎらすのであった。
稽古が終わって更衣室で、久々にやってきたナイチンゲール役のユキちゃんと喋る。
「何か、今日疲れたぁ・・・・。」
「あぁ・・・・多分ね、内藤先生とヒトミ先生の言ってることが食い違ってるからだよ(苦笑)」
「もうっ、いい加減にしてほしいよ、あの歌の先生!」
疲れを感じていたのは、どうやらあたくしだけではなかったようだ。 帰り際、ヒトミ先生とヤニブレイク。
「ねぇねぇ日野ちゃん、内藤先生どんな感じだった??」
「(苦笑)ご機嫌斜めっぽかったですねぇ。」
「あぁ、やっぱ?(苦笑)」
「でも、まぁ、歌を歌うのはうちらだから、先生が心配することじゃないと思うし・・・・ それに悟朗さんが戻ってきてくださったら、いくらか現状は打破できるかと。」
「そうだといいんだけどねぇ〜♪ いくらか中和してくれるといいんだけど・・・・。 あ、そうそう! 悟朗さんには気をつけなよ〜。あの人、女好きだから(笑)」
「だ〜いじょうぶ♪ あのね、先生♪ あたし、結婚決まるかもしれないんだ♪」
「おぉ〜♪ このっ、このっ♪ おめでとっ♪おめでとっ♪」
そう言うと、ヒトミ先生は腰をぶつけてきて、キャハハと笑った。 「オトコ運、わけたげる〜♪」と、あたくしも一緒にはしゃいだ。
火花を散らした後は、皆、どど〜っと疲れているから、少しは明るい話題の方がいいんだ。 稽古とは何の関係のない、他愛のない話も、時には必要なのだ。 稽古場の中では、やっぱり厳しいダンスの先生なんだけど、その場を離れると、人懐っこくって 憎めないこの一人の女性が、あたくしはやっぱり好きかもしれない。
あたくしは、なかなかひとつの振りを覚えることができなくて、迷惑をかけっぱなしなんだけど、 本日、声楽の先生を見事に見返すことが出来たようだ。
「日野さん、スゴ〜〜〜い!!」
「え? 今あたし、変なこと言った??」
「そうじゃなくって、もう正確すぎて凄いってことですよ(笑)」
褒めてくれた斉藤ちゃんたちは、声楽の先生がぐうの音も出なかったことが よっぽど可笑しかったらしいが、 あたくしにしてみれば、演出家につけられたひとつの芝居を忠実に言葉でも再現できてこその 役者だと思っているので、コレくらいは当たり前。
ただ、歌いながら踊るというのが、まだまだイケてないだけの話で( ̄∇ ̄;) 今日も、新しい振りを付けている最中、かなりぶっ壊れ気味で、 意識が他に飛んでいる中「戻ってこ〜〜〜い」と何度も注意されたアサミンジャーなのであった。
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