稽古時間が1時間延びて、子供とは別室の稽古となり、歌は勿論のこと、先週の時点で振り付けも付きつつある。月例行事があまりに酷かったため、先週は休んだのであるが、女官長の振りを、歌もダンスもエキスパートのユキちゃんが宛てたため、本日のあたくしの苦労は、普段の3倍近く・・・・そして疲労も比例して同程度。何にせよ、このあたくし。振りを覚えることが出来ても、バランスが頗る悪く、ユキちゃんは華麗にやってのけることが、ちっとも巧く出来ない。NG出すたびに、ヒトミ先生には追い掛け回されるし、悟朗さんには呆れられるし、散々であった。追い掛け回されたり、呆れられたりしているうちはまだマシで、終いには「妥協」されてしまい、あたくしは正に、拳で床を叩いて、「ごめんなさいぃ〜〜〜っ!!」というのを2時間は繰り返していた。女官の中でも「長」なので、群衆の一番前にいる。と、いうコトはだ。鏡のないこの稽古場で、誰の真似をすることも許されず、たまに後ろをチラチラ見ながらやるもんだから余計にタイミングが狂ってしまい、後ろの人々に迷惑をかける。・・・・・・ダメじゃん( ̄∇ ̄;)スコアの譜割と、聞こえてくる音楽のタイミングが一致せず、ホンマにこんなんでえぇんかいな?? みたいなことしかできず、あたくしは、すぐ後ろで踊っているトモコさんに謝ってばかりいた。何度も何度も簡単なことをトモコさんに聞いては踊り、違うと指摘されてはやり直し・・・・の繰り返し。せりふのダメだしは1回もされなかったのに、ダンスのダメだしばかりされ、正直、少し凹んでいる。帰りのエレベーターの中でも、あたくしはトモコさんに質問しまくっていた。「(脚位置を出して)こうですか?」「違うの。夕雅はね、立っている時に体が開いちゃうから、バランスが取り辛いのよ。少し前傾になって、後ろに置いた足の丁度中間くらいまで身体を起こすの。そうすると綺麗に見えるわよ。」「こうですか??」「正面から見た時に、脚がクロスして見えるようにね。」「クロスしてます??」「あぁ、今はそう見える♪ 大丈夫、大丈夫。」「すみません・・・・ホント、迷惑ばっかりかけちゃって・・・・。」群舞の時は、1人だけおかしな姿勢をしていると、目立って、全部がダメになってしまう。動いているつもりなのだが、つもりなだけで、実は動けていない自分に気付く。動く・・・・というよりは、制限されて止まっている状態をかなり長続きさせなければならないというほうが近い・・・・今日のダメだしポイントは。待機のポーズが、あたくしひとり、どうもダメらしい(苦笑)。おかげで、背中の妙な筋や、腰の辺りに鈍い痛みが既に出始めている。悟朗さんの思い描いていた絵としては・・・・↑青写真をガツリと覆したオンナ、ここに在り( ̄∇ ̄;)それでも懸命にマスターしようという気はある。気だけではどうにもならないと言われようが。まぁ、その証拠に・・・・↑トモコさんのおかげだな・・・・ヒトミ先生の、「ホントにこの子はっっ!! 東京でもやってたんでしょ??」という言葉に、ガツリとやられた。確かにやってたよ。ただ、踊りながら歌う・・・・というのはやってない(笑)。それと、中華風の振り付けというのも未経験(爆)。唯一のミュージカルの経験も、歌の時はド正面を切って歌えばよかったし、踊りらしい踊りはないに等しく、どっちかっていうと、ダンス部門とせりふ&歌部門とで分かれた構成で、あたくしは、せりふ&歌部門であった( ̄∇ ̄;)そのミュージカルはオムニバス構成だったので、踊り部門にもまわったが、その時、歌とせりふは一切なかった(気がする)。東京でやってきたことといえば、主に、せりふの掛け合いや目線のやりとり、空気作りと風格作りばかりだったので、あたくしは、「女官長」でありながら、どの女官よりも女官らしくなかったりもするのだった。普通に立っていれば、それらしくも見えるのだが、「待機のポーズ」がどうやら高いハードルになりそう。無論、きちんとできるようにするつもりだが、誤魔化し方も編み出すつもりだ。そのくらいの挑戦状を叩きつけられないと、演出家に呑まれるだけのチェスの駒になってしまう。今日はヘトヘト・・・・。来週は・・・・リヴェンジ・・・・とまではいかなくとも、普通に「動ける人」になっていたい。