| 2003年09月06日(土)
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愉快♪痛快♪ありがたい♪/日記の書き方 |
たりた様のところに、水まんじゅうが届いた。 美味しいと言ってくださった。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
マキュキュ様のところに、味噌煎餅が届いた。 笑っちまうほど硬かったと言ってくださった。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪(思惑通りだったので)
縞田みやぎ様が記念すべき「33333HIT」をゲットしたよ、とお知らせメールをくれました。 加えて、ユリ姐は、「くぅ〜!!あたし、前後賞だったんだけど・・・・」 とわざわざ連絡をくれました。 そんなわけで、アサミンジャー・ソーセージは無事に、お2人の手に渡りました♪ わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 何て殊勝な方々だろう・・・・あたくしの日記が3年かけて33333HITはじき出したことよりも、 それを温かく見守ってくださる人たちの心の広さに、あたくしは本当に感謝してもしきれない。
そして、何にせよ、あたくしの個人的虚栄心と欲求を満たすために、 ききあ嬢がわざわざ作ってくれたあの画像には、足を向けて眠れない今日この頃・・・・。 それでも部屋の配置上、PCがベッドの足元にあったりするこの矛盾を許して頂きたく候・・・・>ききあ
さて。 話はがらりと変わりまして。 例の松本襲撃計画からおよそ1週間が過ぎました。早いもんです。 松本ルポを書いていた間は、ガッツリと読者が食いついてきたのですが、 如何せん話題がよそへ飛ぶと、あっという間に激減する、世間の荒波というか 「現実」というか、そういうものを突きつけられても、まだまだ夢の時間は終わったわけではなく、 ある1人の日記作家が、あたくしの心を揺るがしたので、そのことに触れつつ 今日の日記を書こうと思います。
その日記作家というのは、他でもないききあ嬢なんだけど、彼女はこのサーバーでは この名前で日記を書いていないので、彼女のその日記に辿りつくのは至難の業かと思い、 わざと名前を出しました。(気分を害したらごめんなさいね。) でも、そこに書いてあったことは、凄く素直で、とても正直で、 あたくし、感銘を受けて、ガッツリ投票ボタンを押しました。
で、どんなことが書いてあったかというと・・・・。
「書きたいことを、人に不快感を与えないような文章を書いているつもりなのに、 どうして、『こんなことまで書いていいのか!?』みたいなあさみちゃんと 自分との間には、同じことをしていてもこのような落差があるのか・・・・? 彼女は、ここしばらくガシガシ書いて、得票率もぐんぐん伸びているというのに、 どうして自分の日記は・・・・」
以上、要約するとこんな感じなのである。 以降、この日の日記は一部抜粋することもあるかもしれないけれど、そこのところはぎゅっと目を瞑って 許していただきたい・・・・。>ききあ嬢 実は彼女は、このサーバーの文章日記の他に、自分のHPで絵日記をつけてらっしゃる。 この絵日記が、また頗る可愛くて、心和む素晴らしい日記なのだ。 あたくしのように長文でダラダラ書いて、某ポポロ様(全然なにがしになってない( ̄∇ ̄;))の気を 殺ぐようなことは絶対にないし、何せ、イラストとほんの少しのコメントで その日あったことが一発でわかるというのは、かなりの才能と優れた描写力というのが必要になり、 それがないあたくしにとっては、ある種の『憧れ』なのである。
あたくしだって、何もわざわざ、日々すんごい長文を書くようなことをしなくても、 このワザさえあれば、一発でその日のことを描写できるのだから、 絵心のない自分を恨んだりするのだけど、そこはそれ。 彼女には彼女の良さが、そして、長文「しか」書けないあたくしにはあたくしなりの良さみたいなものが あると信じたい!! 彼女は多分、お絵描きすることを然程苦痛と思っていないのと同様に、 あたくしは、日々、原稿用紙に換算して20枚ギリギリの文章を書くことに、別段苦痛は感じていない。 ただ、「少しは読む立場の人間のことも考えろよな・・・・(-。-) ぼそっ」という 自省だけは存在するが、仕方がない。だって、長くなっちゃうんだもの( ̄∇ ̄;) (↑ 自省とか書いときながら、反省の色、皆無(爆))
ちょっと、その彼女の文章日記の方を抜粋してみましょう。
『昨日の日記においらが書いた「思うことを思うように書く」とか 「このサイトの利用規約」から外れてなければ何書いても良いんでは〜〜〜?」とか そいう事考えてて
おいらのお友達のあさみちゃんは このエンピツサイトの文芸ジャンルのランキングでトップ争いを繰り広げるほどの凄い日記を書いている。 で、いろんな接点からその争いを繰り広げている中の Tさんて言う人とMさんて言う人と仲良しになって それぞれのパートナーを伴っての6者会談に相成った その前後の日記のカウントはそれぞれが物凄い勢いだったらしく 書いてる本人たちもそのことを日記に書いてたりするんだけども
あさみちゃんは何でも書く。 「(おいらからみたら)そんなことまで書いちゃっていいの?」ってこともがしがし書く。
おいらは「(いちお)人に不快感を与えないように」とか思いながら書いてた。(つもり)
書きたいこと書いて1週間に100以上の投票を得るのと 人から指導されたとおりに書いて自分の票しかないのと(ぉぃぉぃ、自分で投票してるのかよ;;)
自分で書きたいこと書いてスカッとしてランキング上位の人と 人から言われたとおり書きたいことセーブして書ききれずにもやもやしてるのと
なんか変。
って思った
だって
「人が読んで嫌な思いをすることや 気分を害することは表に出すべきではないと言われ 絶えず自分の書きたいことよりも当り障りの無いことを書いてきた」
のに。だよ
んじゃ、おいらがあさみちゃんのように書きたいこと書いたらどうなるか
自分もすっきりする?ランキングも上がる?
↑んなわけない〜〜〜〜〜〜っっ!!のである。』
あたくしはコレを読んで、如何に自分がパッパラパーのスットコドッコイかを思い知らされたわけで。 確かに、書きたいことを書きたいように書いてきた(つもり)。 大体、公序良俗に触れるか否かというラインは、他人を誹謗中傷するか否かのラインに似ている。 で、その上で考えた結果、文章ならば自分を素っ裸にしても平気だというコトに気付き、 ポルノ小説じゃないんだから、特別な性描写があるわけでもなく、 だけど「色っぽくていいな♪」と思ったことは正直に書こう♪ というわけで、現在に至る・・・・ただそれだけのことなんだけど。 ただ、性描写っぽいものが含まれたり、明らかに一個人を攻撃するような文章を載せる時は、 予め、冒頭に注釈を書き、ウィンドを閉じるようにお勧めはしているが、 それだって、ここ3年間、片手で数えられるくらいしかやってない。 あたくしの頭の中で、「こりゃ、相当ヤバイな」と思うことなど、 そう頻繁に起こらない・・・・そういう計算になる。
彼女のように、思慮深く、懇切丁寧に読む相手のことを思いやって書いたことなど 滅多にないことに気付いたのである( ̄∇ ̄;)
あたくしの日々の日記って、本当にマスターベーションじゃなかろうか・・・・? 一気に自分のことが恥ずかしくなりました。彼女はそれでも自分の考えを真摯に綴り続けているのである。
『同じように「書きたい事を書く」ことをしても絶対に何かが違うのである。
この「エンピツ」サイトを利用している人は物凄い数で その中にあってあさみちゃんやTさんMさんのように幅広い支持を受ける人の日記と 私のように、自分や身内だけしか目を通されない人の日記と』
(中略)
『もしかして〜〜〜〜〜〜〜〜
あさみちゃんのは「読まれること=見せること」が前提にあるのか?
おいらは「人が読んで不快にならないネタを書く」とか言いながらも しょせん「書くこと=自分が気持ち良くなる事」だったのか?と。
(あぁ、ここに辿り着くまで長すぎ!?ごめんね)
あさみちゃんは書きたい事をがしがし書いているようで 実は「読んでもらう」ってとこにポイントがあるのではないだろうか (それはTさん然り。Mさん然り。で)
で、おいらは人に差し障りのないことを書いてるようで 実は「思ってることを書く」とこにポイントがあるのではないだろうか
いくら人に差し障りのないことを書いていても 「自分が書く」ところに意識があるのだから 「誰が読んでもおもしろくない日記」しか書けないのではないだろうか?
(今日の日記もそうだけども;;;)
そうかぁ・・・・・ おいらの「マイエンピツ」に入っているほかの人たちの日記も しっかり「読まれること」をポイントに書いてるのかも。
Gさんの日記は、もやもやした恋愛感情を書いてる Sさんの日記は、不倫デートでなにしたかばっかり書いてる
どっちも相当自分自身の事しか書いていないけれども それでも毎回読むのは 自分の書きたい事を書いてるんだけれども 「読まれる」ってポイントで書いてるからなんだろう (きっとそうに違いない。意識してるかどうかはわかんないけど)
もしかして
人に不快感を与える日記かそうでないか――――は
書くねたじゃなくて 書くポイントにあるのかもしれない。』
ほとんど転載してしまいました( ̄∇ ̄;)
彼女の言わんとしていることは、満更はずれでもないかもしれない。 ただ、あたくしの場合は、もう3年も続けているだけあって、最初は構えていたけれど、 (書き始め、2か月分くらいを読んで頂くと、顕著にわかる(笑)) 途中からもうどうでもよくなって(笑)、読み手のことよりもまず自分の整理整頓の方が先だわ! とかいう『暴走癖』が先走り、ここ数ヶ月、数字として結果は残ったけれど、 彼女と同じで「自分がスッキリするために書いている」というのがまず第一で、 人様に読んでもらう・・・・という、一番大事なことを忘れかかっていた( ̄∇ ̄;)
じゃあ、逆に「他人を不快にさせる文章って、どういうのだろう?」という疑問に 当然ぶち当たる。 あたくしは思った。 不特定多数の人間を一気に不快にさせる文章なんて、そうそうないってことを。
例えば、読むとしたら官能小説がもうこの世の中で一番好き!とかいう人もいれば、 純文学が我が命です( ̄^ ̄)という人だっている。 ボケとツッコミのやりとりのような会話文が好きな人もいれば、 ほんの少しのささやかなメッセージみたいなものが好きだという人だっている。 そういう無作為に選んだ、多数の個性の中に1つの文章を投げ込んだとして、 100%の確率で、不快を訴える・・・・ということはありえないんじゃないかなぁ・・・・ なぁんて思ってしまったわけ。
その上で、愉快で痛快な文章というのは、ききあ嬢の言う通り、 自分のことをド正直すぎるくらいに書いたものかもしれない。 或いは、他人を多少巻き込んでもいいから、本当に起きたことを克明にルポするとか。
で、彼女のこの日の日記なんだけど、本当に起きていたことを克明にルポルタージュしていて、 尚且つ、他人もちょこっと話題に巻き込んだ上、自分の思っていることをド正直に書いているから、 あたくしは面白いと思ったわけ。 他人様の日記を自分のところに転載して、それで自分の日記にするなんて、不届き千万・・・・。 だけど、いいものはいい! コレを優先させると、本日のような日記になる(爆)。
ほぼ全文を抜粋されてしまった彼女は、憤っているだろうか・・・・? 怒り心頭で怒鳴り込んでくるのを覚悟で、あたくしは書いた。 うん・・・・読まれることを前提にして。 そうしないと、筆が荒れるよ・・・・と、あたくしは嘗て、先人に言われたことがある。 その言葉を境に、あたくしは「モノカキ」として歩み始めたのかもしれない。 役者が人に見られて何ぼ・・・・と同じように、モノカキも人に読まれて何ぼ。 ただ、役者世界の先人にはこんなことをいう人もいた。
「役者というのは、恥を忘れてはならない。恥という概念があるからこそ、 人前で狂人になれたり、とんでもない科白を吐けたり、洋服を脱ぐことだって出来るんだ。 日常生活でそれをやってしまったら、お終いだろう? だから、役者という人間たちは、誇りと共に『恥』を知る、 とてもデリケートな存在でなくてはならないんだよ。」
けだし、名言・・・・。 以来あたくしは、この「モノカキ」と「役者」という概念の狭間で、 多少自分をコントロールしながらも、日記くらいは「エンターテイメント」であってもいいだろう・・・・ という、自分に対する「許し」の中で跳ね回って遊んでいるのである。
ゆえ、「面白く書こうとすると、はずすぞ」とかいうやはり先人の言葉が頭をよぎり、 最後のひとしずくとして残った「素直さ」で、あたくしは毎日を締め括っているのであった。
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