2002年10月20日(日)
狂気の沙汰 〜嗚呼、芝居がしてえ〜


だんだん、何もかもがどうでもよくなってきました。
体力の減退から、

朝食:トーストとアイスカフェオレ
昼食:おにぎり1個
夕食:ゆで卵1個

お腹が空きました。
でも、食べられないんです。











最近、自分の書くもののことより、芝居のことが気になりだしました。
どうしても、1本でいいからやりたい。
今日も、ダンスのリハがあったのだけど、
あぁいう雰囲気じゃなくて、もっと稽古場は殺伐としていて
それでいて、すごく楽しかったはずだ。
発表会にそれを求めていた自分を、すごく恥じた。
所詮は、カルチャーなんだよな、ここは。
打ち上げにも参加しないことに決めました。
どうせ、1曲しかエントリーしていないし、今のこの食欲じゃ
そうそう素性を知っているわけでもない人たちと食事やお酒を交わすなんて、
有り得ていい話ではない。


踊ることそのものが、楽しくなくなったわけではない。
ただ、目的を誤っているような気がする。
芝居の舞台に立つときの体力作りと、姿勢や根本的立ち居振舞いのために
あたくしはダンスを選んだのだ。
なのに、肝心の芝居が出来ない今、ダンスに打ち込むしかなくて、
目的がだんだんずれていっているような気がするのである。
あたくしは日々の生活、芝居に全てを捧げることができることはあっても、
ダンスに対しては、それが出来ない。
今日、正にそれが判明した。


趣味にあそこまでお金を賭けるなんて、あたくしには出来ない。
実績を積むためだったらやるけれど、
今のままでは、絶対に出来ない。
芝居もダンスも一緒のような気がするが、その実、全然違う。


今日も、リハ途中に流すアナウンスで

「お芝居とダンスって、とてもよく似ていますよね♪」


などという台詞を耳にしたが、それは確実にプロとしてやっている人たちの話で、
ただのミュージカル好きであるとか、趣味が昂じてこうなっちゃった人とか、
要するに「素人」には、絶対に当てはまらないと思う。
上手にダンスを踊れる人が、本当にうまい芝居ができるかという逆公式が
完全に成り立たないから、あたくしはその台詞を聞いたときに、
とてつもない憤りを感じた。





・・・・・・・・だったら、お前ら。全員でミュージカルでいいからやってみろよ。





そんな言葉をぐっとこらえて、あたくしは何とか溜飲を下げ
週に何度もレッスンに通っていて、何曲もエントリーしている人たちの
演舞を見ていた。
確かに巧いけど、先生以外はこれでお金をもらっているわけじゃないんだよな。
お金をもらう覚悟でやれば、市民劇団だってもっとまともなことをするだろうに、
何なんだろう、この苛立ちは。


あたくしは明らかに体調がおかしくなってきたので、
フィナーレ曲を待たずに、適当な言い訳をして帰った。

無論、プランナー・オペレーター両方できる人に限ります。
後者は、役者のわがままを「うんうん♪」と
優しく聞いてくれるような人がいいです(爆)。


そういえば、昔はよくスタッフと喧嘩したなぁ。
それ以外にも「合う・合わない」ってあると思うの。
あたくし、前に通っていた養成所の公演に、オペレーターとしていつもやってくる
照明チーフと合わなくて、それで、やめたようなものだ(爆笑)。
誰が、こんなヤツと一緒に芝居なんかできるかっ! って三行半。


生理も終わったというのに、どうしてこんなにイライラしたままなのでしょう。
発散場所が確保できてないからでしょう。

昨日、「極妻」見たんで、家田荘子のことを思い出してしまっていたんだわ(爆笑)。

あさみ


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