| 2004年12月10日(金) |
最近読んでおもしろかった本の覚書 |
■「面白南極料理人」西村淳 南極の昭和基地より過酷な南極ドーム基地の食糧班として越冬した人が書いたエッセイ。 食材がすんごい贅沢! だけど氷点下! 出発前の食材探しがおもしろい。天然冷凍庫に持っていくんだから卵とかそのまんまじゃ無理だよなあ。確かに。 氷点下何十度の中でジンギスカンとかふざけてる。おもしろすぎる。 冷静に見れば過酷な状況なんだけど、おもしろおかしく書いてあるのであっけらかんとしとる。
■「オーデュポンの祈り」伊坂幸太郎 カカシの勇午が好きだ。謎がなげっぱのままかと思ったら、ゆるやかに繋がってていいかんじ。筋とかでんでん違うけど、池澤夏樹の「スティルライフ」と匂いが似ている気がする。気のせいかも。イサカはこれ以外ハードカバーだから文庫オチするまで読めないなあ…しょんぼり。
■「男の民俗学1 職人編」遠藤ケイ おもしろい!と「!」つきでいうほどじゃないかもだけど私にとってはおもしろい! 古きよき時代の職人さんをイラストと文で紹介しているんだけど、杜氏とか花火師とか琉球硝子職人とか何となくわかりそうなのはまだしも、ゲージ屋とか墨匠とか人体標本職人とかなんかもう目からウロコおちっぱなし。 時たま文章のほうがクドいというか懐古的だけど絵が版画みたいでいい。 ビックコミックオリジナルに掲載されてたのかこれ。知らなかった。
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