近ごろよく漫画本を買ってしまう。近所の古本屋が一軒閉店するので投げ売りしているせいもあるのだが。まあもともとが漫画っ子なので仕方ない。 私の漫画のルーツは意外なことに少年チャンピオンだ。ジャンプでもマガジンでもなく、サンデーでもなく、チャンピオンとゆうところがビミョーにマイナーで、スタート時点から何だか王道ではないのが現在にも響いているような気がする。オヤジが当時勤めていた水産会社には、事務所の横に加工場があって、その休憩室には少年漫画雑誌があったのだ。ご近所なのをいいことに、用もないのに私はそこに入り浸たり、エコエコアザラクだのブラックジャックだのを読みふけっていた。やがてサンデーとかマガジンとかも読むようになった。それと平行して、親戚のおねーちゃんが持っていた「ベルバラ」だの「エースをねらえ」だの古い少女漫画も借りて読み、小学校中学年になる頃には、おこづかいで「花とゆめ」を買う立派なオタクと化していた。なぜりぼんでもなかよしでもなく花とゆめなのか…。ちなみにりぼんとなかよしは妹が買っていた。だって「はみだしっ子」が好きだったんだもんよ。もちろんグレアムのファンだった。あのド暗い子供が。そのころはちょうどブードゥー教とかロズウェル事件とか、漫画では「恐怖新聞」とかウメズカズオとか、怪奇&カストリ系が好きだった子供だったので(ヘンな子供だ。いま思うと)、救い難いネクラのグレアムが良かったのね。何にせよ、少女漫画のスタートが「はみだしっ子」てのも、王道からかけ離れていてその後の人格形成に影響しているようなカンジだ。 とりあえず「私の漫画遍歴〜第一部」はこんなもんだ。
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